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密教文化 Vol. 1982 No. 140 005福井 設了「『マハーバスツ』「燃燈仏事記」試訳 (四) PL102-L69」

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密 教 文 化

『マ ハ ー バ ス ツ』「燃 燈 仏 事記」試 訳(四)

〔235〕 196. 瑠 璃 ・水 晶 で造 られ 厚 い金 で飾 られ た柄 手 の っ い た 傘 を天 衆 は 清 浄 天 に さ しか け る。 197. (こ れ らの傘 は)天 衆 に よっ て造 られ 昇 った ば か りの太 陽 の ま どか さ に も似 て 黄 金 の小 鈴 が美 し く輝 や き 最 妙 の 喜 び を与 え る音 色 で あ っ た。 198. 七 宝 を ち りば め 天 上 の華 で飾 られ た天 上 の傘 を 157 三十 三天 王 が(世 俗 の)世 の 持傘 者(=庇 護 者)に 傘 を さ しか け た。 199.三 千 の天 衆 が 金 の 地 金 で 158 た くみ に造 っ た柄 手 の あ る 158 最妙 の払 子 で、 難垢 の 聖 者 を扇 ぎ なが ら随 行 した。 200.大 地 は隆 起 した り、陥 没 した り 陥 没 した り、隆 起 した 世 尊 が入 っ て来 られ た と き

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ま さに 十 力 の威 神 力 に よる(も の だ った)。 201. 世 尊 が金 蓮 華 の あ る 右 足 を 門 の 土 台石 に か け られ た時 不 思 議 な音 が した。 202. 太 鼓、 小 太 鼓、 戦 鼓 が 叩 かれ な い の に鳴 った ほ ら貝、 腰 鼓、 笛 も 最 妙 の お方 が 入 っ て来 られ た 時 に。 203.都 で小 籐 や 柳 条 で編 ん だ 小 箱 に入 れ て あ っ た宝 石 は 宝 な る も の を最 も よ く知 った方 が (都 へ)入 られ た時、 カチ カ チ鳴 っ た。 204. こ の時、 高 価 な軟 い織 物 の衣 服 が 世 尊 の為 に道 に敷 きひ ろ げ られ た。 と り ど りの色 合 い!こ染 め られ た 159 カ ー シ 地 や ド ゥ ク ー ラ地 の 服 が。 160 (続 く約 二 行 は、 原 文 が写 誤 ・転 設 な ど に よ っ て、 読 め な い。) 〔236〕 205. 大 王 の遊 園 の は しか ら後 宮 ま で 百 千 の布 で、 聖 主 の道 は 敷 きつ め られ て輝 や いて い た。 161 206. こ の 時、 森 に 行 っ た 女 た ち が ﹃ マ ハ ー バ ス ッ﹄﹁ 燃 燈 仏 事 記﹂試 訳(四)

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-101-密 教 文 化 た く さん の花 を集 め と っ て 獅 子 の よ うな(心 の)人 にふ りま い た 金 の頂 き に も似 た(人)に 注 い だ。 207. 威 神 力 を もち、 大 慈 悲 心 を もっ た人 が デ ィー ババ テ ィ ー に近 づ くにっ れ て (人 び とは)た く さん の花 を 著 名 なか た、 世 尊 にふ りまい た。 162 208. こ の 香 り高 い 五 色 の 花 が 163 ま かれ た 時(一 部 原文 欠 落) 世 の救護 者 世 尊 の衣 は花 の(そ れ)と な った。 209. 内 に蘂 の あ る香 ぐわ しい花 は 支 え る も のが な い ま まに虚 空 を舞 い 世 尊 が立 ち ど ま られ た とき 164 右 続 して 恭 敬 礼拝 した。 210. 世 の燈(世 尊)が 行 かれ る時 は、 随従 し 世 尊 が停 られ る とき は、 唇 従 して停 った 大 神 通 あ る一 切 勝 者 は 威 儀 を棄 て られ な い。 211. た と え、宇 宙 を破 壊 す る 風 が 吹 い て 三千(世 界)を 運 び去 ろ う と あ の 花衣 を吹 きや ぶ れ な い ま して、 吹 き飛 ばす とは。 212. 金 色 の甘 庶 の色 の よ うな

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金 に も似 た 世尊 を見 て そ の時、 天 衆 た ち は空 に上 って 「お お 希 有 な り法 は! 」 と大 声 をあ げ た。 〔237〕 213. 空 に花 が投 げ られ、 撒 か れ 大 地 に は膝 に も届 く深 さの 多 くの花 が輝 き 虚 空 に は花 の衣 が。 214. 辺 りか ら楽 器 の音 色 に ま じっ て 165 166 「お お 希 有 な り法 は! 」 の喚 声 が あが る。 真 の 勇 気 の あ る人 が 入 っ て来 られ た 時 誠 にそ の 喚 声 は 王都 に こだ ま した。 215. 白鳥、 迦 陵 頻:伽、孔 雀 郭 公 の よ い声、 密 蜂 の羽 音 が デ ィ ーバ バ テ ィ ーで 小 饅 に入 れ た 宝 石 の音 に交 り合 っ て響 く。 大 目腱 連 よ-そ の時、 バ ラモ ンの青 年(僧)メ ー ガ は世 尊 燃 燈(仏)が、 ま だ遠 くか ら近 づ い て来 られ るの を見 た。(そ の かた は)大 丈 夫 の三 十 二 相 を具 え、 八 十種 好 に よっ て 体 は輝 き、 十 八不 供 仏 法 を具 え、 如 来 の十 力 に よ って 力 強 く、四 無所 畏 を具 え てお られ た。 実 に龍(王)の よ うに、 な さ るべ き こ とは、 皆、 な し終 わ り、 内 に活 力 を秘 め、 内 省 的 な心 を も って住 し、 法 に安 楽 を得 ら れ、 諸 根 寂 静 で あ り、そ の心 寂 静 で あ り、最 妙 の 自制 と寂 静 に到 達 して、 そ の 極 を きわ め られ て お り、 よ く 自身 を守 っ て お られ た。 龍(王)の よ うに、 感 情 を よ く制 せ られ て お り、泉 の よ うに清 明 で、 繊濁 な く、落 ちつ い て お られ た。 形容 端 正 で、 秀 麗 で あ り、魅 力 的 で、 温 和 で、 一 ヨー ジ ャ ナ に も達 す る光 明 を 167 放 っ て輝 や い てお られ た。 これ を見 て、 メー ガ に 無 二智 が起 った。 「私 もま た、 ﹃ マ ハ ー バ ス ッ﹄﹁ 燃 燈 仏 事 記﹂試 訳( 四)

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-99-密 教 文 化 こ の世 に於 て仏 陀 に な るで あ ろ う」 と。 さて、 大 目腱 連 よ!バ ラモ ン の青 年(僧)メ ー ガ は、 こ の時、 こ れ らの偶 を とな え た。 216. 一切 見 者 が 世 に現 わ る る は長 時 を要 す 如 来 の世 に 出つ る は長 時 を要 す わ が 誓願 の果 さる る は長 時 を要 す 我、 仏 陀 とな らん、 こ の こ と我 に疑 な し。 〔238〕 そ の時、 大 目腱 連 よ!バ ラ モ ン の青年(僧)メ ー ガ は、 殊 妙 の興 奮、 気 高 い 168 歓 喜(心)を 起 し て、五 本 の蓮 花 を世 尊 燃 燈(仏)に 投 げ た。 そ の蓮 花 は(燃 燈 仏 の)光 る頭 髪 の網 を と りま く輪 とな った。 バ ラモ ンの 娘 ・プ ラ ク リ テ ィ 169 も、か の 二本 の蓮 花 を投 げた。 そ の蓮 花 は虚 空 で停 った。 世 尊 諸 仏 は 三神 変 即 ち神 変示 導、 記 説 示 導、 教 誠 示 導 に よ っ て、大 衆 を教 化 され るの で あ る。 世 尊 燃 燈(仏)に 対 し て、 バ ラモ ン の青 年(僧)メ ー ガ に よ っ て投 げ られ た 五 本 の蓮 花(ま た)バ ラモ ンの娘 ・プ ラ ク リテ ィ に よっ て、(あ る い は)他 の 人 に よっ て投 げ られ た蓮 花 は、 世 尊 の 花 の天 蓋 とな っ た。 そ れ は 仏 の教 え を受 け るべ き素 養 の で きた人 び とに、 力 を、(ま た)バ ラモ ン の青 年(僧)メ ー ガ に歓 喜(心)を 起 さ しめ ん た め で あ った。 ま た(天 蓋 は)端 正 で、 美 し く、 四 本 の柱、 四 つ の入 口が あ り、美 しい布 の飾 りで装 飾 され て い た。 メー ガ は、 あ の 愛 ら し く、輝 く蓮 花 が、 世尊 の光 輪 の ま わ りに 立 っ て い る の 170 を見 て、 身 に歓 喜(心)が 起 こ り、殊 妙 な考 え が起 こ った。 彼 は水 筒 を一方 の 側 に置 い て、 着 物 を(脱 ぎ)敷 き、世 尊 燃 燈(仏)の 足 元 に身 を伏 せ、 頭 髪 に よ って(世 尊 の)足 の裏 を ぬ ぐっ た。 この 時、 こ の よ うな考 え が起 った。 「未 来 の 世 に、 私 は如 来、 阿 羅 漢、 等 正 覚 者、 明行 円 満者、 善逝、 こ の上 な く諸 世 界 を知 る者、 人 び とを調 御 す べ き駅 者、 天 ・人 の教 師 に な りた い もの だ。 丁度、 今、 世 尊 燃 燈(仏)が お わす よ うに。 こ の よ うに、 大 丈 夫 の 三 十 二 相 を具 え、

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十 入 種 好 に よっ て体 は輝 き、 十 入 不 供 仏 法 を具 え、 如 来 の 十 力 に よ っ て力 強 く、 四無 所 畏 に よ って 四無 所 畏 者 に な りた い も の だ、 丁 度、今、 世 尊 燃 燈(仏) が お わ す よ うに。 こ の よ うに無上 の 法輪 を転 じた い も のだ、 丁度、 今、 世 尊 燃 燈(仏)が な され て い る よ うに。 こ の よ うに 門弟 衆 を守 りた い も のだ、 この よ うに、 天 と人 が(私 の い うこ とを)聴 聞 す べ き で あ り、 〔239〕 信 ず べ き で あ る と考 え て ほ しい も のだ。 この よ うに度 せ られ た私 が(他 人 を) 救 い た い もの だ。 解 脱 させ られ た私 が(他 人 を)解 脱 させ た い もの だ。 安 穏 を 得 た 私 が、 (他 人 に)安 穏 を得 させ た い もの だ。 丁 度、 今、 世 尊 燃 燈(仏)が な され て い る よ うに。 大衆 の利 益 の た め に、 大 衆 の 幸福 の た め に、 世 に対 す る 憐 み の た め に、 大 衆 の た め に、 天 と人 の利 益 と幸 福 のた め に あ りた い もの だ。」 と。 大 目腱 連 よ!世 尊燃 燈(仏)は、 バ ラ モ ン の青 年(僧)メ ー ガ が、 無上 の仏 智 を得 ん とお お い に努 め てい る こ と を知 り、善 根 の積 聚 と心 か らの 誓 願 を 知 り、 (彼 が)完 全 で過 失 が な く、汚 れ が な ぐ、疵 が な い こ と を知 り、無 上 等 正 171 覚 を得 るで あ ろ うと授 記 され た。 「バ ラモ ンの青 年(僧)よ/お 前 は未 来 世 に、 無 量 無 数 劫 の後 に、 釈 迦 族 の都 ・カ ピ ラバ ス ツ で、 釈 迦 牟 尼 とい う名 の、 如 来、 阿 羅 漢、 等 正 覚 者、 明行 円満 者、 善 逝、 こ の上 な く諸 世 界 を知 る者、 人 び と を調 御 す べ き駅 者、 天 と人 の教 師 とな る で あ ろ う。丁度、 今、 私 が そ うで あ る よ うに。 大 丈 夫 の三 十 二 相 を具 え、 八 十 種 好 に よ っ て体 は 輝 き、十 八不 供 仏 法 を具 え、 如 来 の十 力 に よ っ て力 強 く、四 無所 畏 に よ っ て無所 畏 者 とな ろ う。 こ の よ うに 度 せ られ た お 前 が、 (他 人 を)救 うで あ ろ う。解 脱 させ られ た お 前 が、 (他 人 を)解 脱 させ るで あ ろ う。安 穏 を 得 た お 前 が(他 人 に)安 穏 を得 さ しめ る で あ ろ う。 入 般 浬 葉 され た お 前 が、 入 般 浬 繋 させ る で あ ろ う。丁 度、 今、 私 が して い る よ うに。 か くて お前 は無 上 の法 輪 を転 ぜ しめ る で あ ろ う。か くて お前 は 門弟 衆 を守 る で あ ろ う。 か くて天 と人 が(お 前 の い うこ とを)聴 聞 す べ き で あ り、信 ず べ き で あ る と考 え る で あ ろ う。丁 度、 私 が して い る よ うに。 大 衆 の利 益 の た め に、 大衆 の幸 福 の た め に、 世 に対 す る憐 み の た め に、 大 衆 の た め に、 天 と人 ﹃ マ ハ ー バ スツ﹄﹁ 燃 燈 仏 事 記 ﹂ 試 訳(四)

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-97-密 教 文 化 の利益 と幸 福 のた め に、 お前 は仏 陀 とな るで あ ろ う。」 大 目腱 連 よ!世 尊 燃 燈(仏)に よっ て、 バ ラモ ンの青 年(僧)メ ー ガ が、 無 上 等 正 覚 を得 るで あ ろ うと授:記され た とた ん、 ター ラ樹 ほ どの高 さに空 中 に舞 172 い上 が り、一 方 の 肩 を肩 ぬ ぎ し、合 掌 して世 尊燃 燈(仏)と 門弟 僧 団 を礼 拝 し た。 こ の時、 この瞬 間、 大地 は お お い に六 種 に震 動 した。 地 神 は とき の声 を あ げ、 彼 等 の声 を響 き わ た らせ た。 〔240〕 「バ ラ モ ンの 青年(僧)メ ー ガ は、 世 尊 燃燈(仏)に よ っ て、 無 上 等 正 覚 を (得 る と)授 記 され た。 こ れ は大 衆 の利 益 のた め に、 大 衆 の幸 福 の た め に、 世 に対 す る憐 み のた め に、 大衆 の た め に、 天 と人 の利 益 と幸 福 とな るで あ ろ う。」 と。地 の神 々の 声 を聞 い て、 虚 空 の神 々、 四 天 王神、 三 十 三 天、 夜 摩(天)、 兜率 天、 化 楽 天、 他 化 自在天 らは、 こ の時、 この瞬 間、 梵 種 天 の神 々 に まで 声 を昇 らせ た。 「わ が友 よ!バ ラモ ン の青 年(僧)メ ー ガ が、 こ の よ うに世 尊燃 燈(仏)に よ って、 無 上 等 正 覚 を(得 る と)授 記 され た。 これ は大 衆 の利 益 の た め に、 大 衆 の幸 福 の た め に、 世 に対 す る憐 み の た め に、 大 衆 の た め に、 天 と 人 の利益 と幸 福 とな る で あ ろ う。」 と。 この 時、 無 量 の且 っ気 高 い、 大 き な光 明 が地上 に 出現 した。 世 界 に は、 暗 黒 に包 まれ た暗 黒(の 世 界)が あ り、闇 や み に包 まれ た漆 黒 の 闇(の 世 界)、 と わ の闇 が りの そ の幽 冥(の 世 界)が あ る。 そ こに は、 か の月 と太 陽 が、 か く大 173 きな 力 が あ り、か く威 神 力 が あ る もの で あ るが、 輝 い て光 を届 か し 得 ず、 ま 174 た、 光 っ て輝 光 を み な ぎ ら し得 な いで い た が、 突 然、 この輝 光 に よ って遍 く照 らし出 され た。 そ こ に生 れ た 存 在 が、 そ れ が相 互 に気 が っ い た。 (そ して 叫 ん だ)「 お お!た しか に違 った もの が 生 れ て い る! お お! た しか に違 っ た も のが生 れ て い る。 」 と。 こ の時、 この瞬 間、 一 切 の もの は全 く幸 福 に浸 っ て い た。 無 間 大 地 獄 に生 じた も ので さえ、 諸 神 の威 徳、 龍 神 の威 徳、 夜 叉 神 の威 徳 に勝 っ て いた。 魔 宮 も薄暗 く、光 彩 を欠 き、 楽 しげ では な か った。 彼 らは 粉 々 に(な っ て)一 ク ロー シ ャ(も 離 れ た 地)に 落 ち、 ニ ク ロー シ ャ(も 離 れ た地)

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に落 ち、 三 ク ロ ー シ ャ(も 離 れ た 地)に 落 ち、 幾 ヨー ジ ャナ(も 離 れ た 地)に 落 ち、 彼 らの 旋旗 も落 ち、悪 魔 や 悪 鬼 は不 幸 に して心 楽 しま ず、 後 悔 の念 に満 ち、 心 中 の 苦 しみ で心 が痛 ん で い た。 〔241〕 217. 着 物 を敷 き、 175 水 筒 を一 方 に押 しや っ て 176 手 に した 蓮 花 を投 げ て 具 眼 の方 に 頂 足 礼 をな し 162 177 218. あ の香 ぐわ しい五 色 の蓮 花 が 手 か ら放 た れ た 時 世 尊 ・救 世者 の 花 衣 とな って い る。 219. 内 に蘂 の あ る香 ぐわ しい花 は 支 え る もの が な い ま ま に虚 空 を舞 い 世 尊 が立 ち どま られ た と き 右 続 し て恭 敬 礼拝 した。 220. 世 の燈(世 尊)が 行 かれ る時 は、 人 は行 き 178 停 られ る とき は、 人 は停 った。 大 神 通 あ る一 切 勝 者 は 威 儀 を棄 て られ な い。 221. た とえ、 世 の終 りに、 万物 終 焉 の 風 が 吹 い て 三 千(世 界)を 運 び去 ろ う と あ の花 衣 を吹 き や ぶ れ な い ま して、 吹 き飛 ばす とは。 ﹃ マ ハ ー バスツ﹄﹁ 燃 燈 仏 事記﹂試 訳( 四)

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-95-隔 密 教 文 化 222. 金 色 の 甘庶 の色 の よ うな 金 に も似 た世 尊 を見 て そ の 時、 天 衆 た ち は空 に上 っ て 「お お 希 有 な り法 は! 」 と大 声 を あげ た。 179 223. そ の時、 大 地 は海 と空 と倶 に震 動 し 天 に あ っ て は天衆 が 授 記 が宣 せ られ た とき 不 思 議 な 声 を挙 げ た。 224. この メー ガ は 「汝 は勝 利 者 とな ろ う。 」 と授 記 され た 唯 一 の妙 説 の施 旗 を挙 げ られた 世尊、 燃 燈 牟 尼(仏)に よ って。 225. 「汝 は こ の こ とを梵 種 天、 修 羅 神、 阿修 羅 神 そ して世 の安 寧 と幸 福 のた め にな す で あ ろ う 180 悪 趣 と地 獄 は滅 除 され る で あろ うし、 天 衆 は増 広 す る の で あ る。 」 と。 〔242〕 226. 無数 劫 の 昔 に 燃 燈(仏)と い う名 の大 師 が お わ した 燈 明、 安 らぎ を得 る所、 最 後 の依 止 で あ り 妙説 法 の方、 世 尊 で あ り、天 ・人 の王 で あ った。 227. そ の方 は最 勝 の義 を獲 得 して、 聖 者 で あ り 畏 れ る こ とな く法 輪 を転 ぜ られ た 真 理 と法 を憶 念 し、 そ れ らに依 拠 す る方 で 人 び とを畏 怖、 困難 か ら救 い あげ られ た。

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181 228. メ ー ガ は修 行 僧 団 の指 導 者 一 燃燈 仏 を見 た そ の方 は最 高 の不 思 議 な 相 を(具 え て お られ た。) (彼 は)心 を鎮 め、 勝 利 者 を礼 拝 した 彼(メ ー ガ)は 礼 拝 しな が ら誓願 した。 229. 「この よ うに私 は この世 を過 ご した い も の 執 着 の心 な く、 この お方 が(お わす よ うに) 無 比 の法 輪 を転 じた い もの だ 精 徴 で、 天 ・人 に崇 め られ た法 輪 を」 230. 「こ の世 の利 益 にな りた い もの だ 天 ・人 に法 を教 えた い もの だ こ の よ うに有 情 を教 化 した い もの だ 世 の こ の燃 燈(仏)の よ うに」 231. メ ー ガ の誓 願 と執 着(心)を な く してい る こ と 総 て の 因 が具 わ っ て い る こ と 182 歓 点、 過 ち、 汚 れ な く、無 疵 で あ る こ と 具 慧 の勝 者 は、 これ を知 り、理 解 し授 記 され た 〔243〕 232. 「バ ラモ ン青 年(僧)メ ー ガ よ! 今 か ら無数 劫 の未 来 に於 て 183 お 前 は 仏 陀 とな るで あ ろ う カ ピ ラバ ス ツ の仙 宮 で釈 迦 族 と して生 れ る時 そ の時、 お前 の誓 願 の果 報 が判 か ろ う。」 184 メ ー ガ は別 の五 百 プ ラー ナ を師 に送 っ た。 贈 っ て(メ ー ガ は)こ の よ うな 次 第 の 一切 をメ ー ガ ダ ッ タに話 した。 「この よ うに、 私 は 世 尊 ・燃 燈(仏)を 供 養 し、無 上 正 等 覚 を得 る と授 記 され た。 世 尊 ・燃 燈(仏)の お わ す とこ へ行 っ ﹃ マ ハ ー バ ス ッ﹄﹁ 燃 燈 仏 事記﹂ 試 訳( 四)

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-93-密 教 文 化 て、 梵 行 を修 め、 彼 の集 団 に加 わ ろ うで はな い か。 」 メ ー ガ ダ ッ タ は・答 え た。 「私 は そ れ程 多 くの べ ー ダ を修 め て は い な い。 そ こへ 行 くこ とは で き な い。 」 と。 233. 木 片 が大 海 に運 び 去 られ た (ま さ に)そ の よ うな もの で あ る 友 情 あ る結 び っ き も この よ うに砕 か れ、 破 壊 され た時 に は。 メ ー ガ は世 尊 ・燃 燈(仏)の お わす とこ ろへ 行 って 出 家 の生 活 に入 っ た。 人 び とは(メ ー ガ が)こ の よ うな善 友 な るが故 に、 (メ ー ガ の姿 を通 じて)無 量 無 数 の千 億 仏及 び僧 団 を崇 拝 し敬 愛 し、無量 百 千 万 の 辟支 仏 を敬 愛 し、人 間 と 天 人 が成 就 した倖 わせ を理 解 し、遂 に無上 等正 覚 を悟 る(に 到 る)の で あ る。 185 (メ ー ガ は)人 び とを調 御 す べ き方 に形 あ る もの の本 質 を聞 き、 形 あ る も の及 び それ に執 着 す る(道)を 行 かな い、 撰 ば な い と。 そ して(メ ー ガ ダ ッ タ)は 云 っ た。 「この メ ー ガ は とか く頭 を下 げ て、 お 辞 186 儀 しす ぎ る。 」バ ラモ ンの青 年(僧)メ ー ガ か ら、仏 陀 の こ と を聞 か され て も (メ ー ガ ダ ッタ は)喜 ば な か った。(そ して彼 メ ー ガ ダ ッタは)悪 友 と交 わ っ て、 五無 間罪 を犯 す こ とに な っ た。 (彼 は)他 人 の 妻 に夢 中 に な り、 日中 で も 夕方 で も 〔244〕 訪 ね て行 った。 (そ の女 の)母 は子 ど もへ の愛 情 か ら、(娘 187 の夫 が メ ー ガ ダ ッタ を)姦 夫 と して殺 して しま わ な い よ うに、 (娘 で あ る そ の 妻 に)近 づ けな か った。 234. の ぼせ て しま った 者 は道 理 を知 らな い の ぼ せ て しま っ た者 は法 を見 な い 愛欲 が 人 を打 ち ま か す とき は (そ の 人 は)盲 い て 闇や み とな る。 188 彼 (メ ー ガ ダ ッタ)は そ の母 を殺 して、 情 婦 の も とへ 行 き、 そ こ で、 の ぼ せ

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189 上 っ て し ま っ た(彼 は)笑 っ て、 彼 女 に こ と の 次 第 を 話 した。 「こ の よ う に、 190 私 はお 前 を 愛 して い る の だ。 お 前 のた め に私 は、 母 を殺 してや っ た の だ。」 と。 191 そ の女 は胆 をっ ぶ して 云 った。 「私 に こ れ以 上、 逢 い に来 な い で。 」 と。 (彼 192 は 次 に)義 理 の母 に うつ っ をぬ か した。 そ こで、 そ の義 母 は彼 に云 っ た。 「行 っ て父 を殺 しな さい。 そ うす れ ば、 お前 さん は私 の夫 とな る。 」 と。 そ こで彼 は 193 自分 の父 を殺 して しま った。 彼 はそ の近所 か ら嫌 わ れ た。 友 人 や親 族 は(彼 を) 避 けた。 彼 は そ こ か ら、別 の所 へ行 っ て、 「こ こで は誰 も私 を知 らな い だ ろ う。」 と。(さ て)メ ー ガ ダ ッタ には、 両親 の親 しい友 人 の僧 で、 大 威 徳 を具 え た阿 羅 漢 が い た が、 彼 が 地方 遊 行 を しな が ら、 そ の地 にや っ て来 た。 そ こ で か の僧 は、 施 主 の息 子 が そ の地 に い る の を見 た。 彼(メ ー ガ ダ ッタ)も、 か の 僧 を見 194 て、 全 く疑 念 を もっ に到 った。 「あ の僧 に、 私 を こ の地 方 で 破 滅 させ て し ま う よ うな こ とは させ な いそ 」 と(云 った。)そ こ で、 彼 は また、 あ の 阿羅 漢 の僧 を殺 して しま った。 当 時、 彼(メ ー ガ ダ ッ タ)は、 そ の 時 に正 等 覚 者 で あ っ た 方 の教 え を求 め て遊 行 して い た。 そ の時、 彼 は教 え を求 め て 遊 行 し て い な が ら、僧 団 を破 壊 し、 仏 陀(の 体)に 流 血 事 をひ き起 こ した。 これ らの五 無 間 罪 を犯 して、 (彼 は)大 地 獄 に生 を享 けた。 彼 は八 大 地 獄、 十 六 増 を非 常 に長 い間、 長 時 に亘 って 生 死 流 転 し、 〔245〕世 尊 釈 迦 牟 尼 が、 無 上 等 正 覚 を開 悟 され、 法輪 を転 ぜ られ た 時、 彼(メ ー ガ ダ ッ 195 タ)は テ ィ ミテ ィ ミン ギ ラ とい う名 の、 長 さ幾 百 ヨー ジ ャナ もあ る体 の魚 に 生 を享 け た。 ス トハ パ カ ル ニ と云 う長 者 が、 五 百 人 の待 者 と倶 に、 船 で そ の大 海 に乗 り出 した 時、 そ の飢 えた 海 の怪 物 が 口 を開 け て、 食 べ 物 を求 め て いた。 ス トハ パ カ 196 ル ニ長者 の船 は、 そ の海 の怪 物 の ロへ 向 っ て走 っ て きた。 口 を(海 か ら)現 わ して、(怪 獣 は)云 った。 「長 者 よ/ これ らの船 は、地 獄 の入 口 に い る の だ。 今 な さね ば な らな い こ と を して お け! も うお ま えた ちの命 は な い の だ 」 と。 197 そ の時、 彼 等(船 子 た ち)は、 め い め い に神 々 を拝 ん だ。 あ る者 は シバ 神、 あ る者 は毘 沙 門 天、 あ る者 はス カ ン ダ軍神、 あ る者 は水 神、 あ る者 は夜 摩 天、 あ る者 は持 国 天、 あ る者 は 増 長天、 あ る者 は 広 目天、 あ る者 はイ ン ドラ神、 あ る ﹃ マ ハ ー バ ス ッ﹄﹁ 燃 燈 仏 事 記﹂試 訳 (四)

(13)

-91-密 教 文 化 者 は梵 天、 あ る者 は海 神(を おが ん だ)。,プ ー ル ナ カ尊 者 は 照 覧 して、 ス トハ パ カ ル ニ長 者 と五 百 人 の待 者 の(水 夫)が、 危 険 に遭 遇 して い る の を見 た。 尊 者 は トゥン ダ トリカー 山 か ら空 中 に飛 び上 が り、大 海 の上 の ス トハ パ カル ニの 船 の 中天 に立 った。 五 百 人 の 商 入 た ち は合 掌 して皆 立 ち上 っ て、 「世 尊 よ 世 尊 よ! 私 た ちは あ な た玄こ救 い を求 め て、 おす が りし ます。 」 と。 尊者 は云 っ た。 「私 は 世 尊 で は な い。 私 は そ の弟 子 な の だ。 皆 ん な は、 口 を揃 えて 『南 無 仏 陀 」 と唱 え な さい。 」 と。彼 等 五 百 人 の商 人 た ち は、 『南無 仏 陀」 と唱 え た。 仏 陀 とい う声 が、 か の テ ィ ミテ ィ ミ ンギ ラ に聞 こ え る とこ ろ へ届 い た。 無 量 無数 劫 の昔、 バ ラモ ン の青 年(僧)メ ー ガ か ら、燃 燈 仏 の御 名 を聞 い て あ っ た の だ が、 彼 は大 海 に於 て、テ ィ ミテ ィ ミ ンギ ラ と云 う存 在 で あ った そ の彼 が、 仏 陀 と唱 え る声 を聞 い た。 仏 陀 の御 名 を唱 え る声 は空 し くは な か っ た。 今、 彼 は テ ィ ミテ ィ ミン ギ ラ とい う存 在 で あ った。 (怪獣 で あ る メー ガ ダ ッタ は思 っ た。)「仏 陀 は世 に現 わ れ、 私 は悪趣 に堕 ちた。 」 と。彼 は心 に懊 悩 を生 じ、再 び、 口 を閉 じた。 仏 陀 の 御 名 を憶 念 しなが ら、そ の あ とす ぐに、 彼 は飢 え て死 ん だ。 彼 の 死 の直 後、 シ ュ ラー バ ス テ ィ城 の 〔246〕バ ラモ ン族 に再 び 生 を享 けた。 そ の時、 か の時 期 に彼 は再 生 し、(や が て、 彼 は)成 長 して青 年 とな っ た。 こ の よ うに 世 尊 は 云 わ れ た。 「比 丘 た ち よ./ 私 は業 よ り以 外 の(因)は 説 か ない の で あ る。 」 と。今、 この 青年 に ドハ ル マル チ とい う名 が っ け られ た。 大 き くな っ た とき、 世:尊の教 え に従 って 出家 した。 勤 勉 で、 精 勤 で、 精 進 す る 198 こ とに よっ て、 三 明、 六 神 通、 力 自在 を悟 った。 彼 は一 日三 回、 世 尊 の も とに 199 行 っ て 頂 足 礼 を し た。 往 詣 す る た び に、 世 尊 は 激 励 し、 憶 い 出 させ て 「ドハ ル マ ル チ よ! 久 し い こ と だ。 ドハ ル マ ル チ よ、 実 に 長 時 の こ と だ。」 と 云 わ れ た。 彼 は ま た 答 え て 云 っ た。 「ま こ と に そ うで ご ざ い ま す。 世 尊 よ! ま こ と に そ うで あ りま す。 善 逝 よ/」 と。 比 丘 た ち は い ぶ か し く思 っ て、 世 尊 に た つ ね た。 「一 日 三 回、 ドハ ル マ ル チ は 世 尊 の と こ ろ に 参 り、 世 尊 は 彼 に こ う 申 さ れ ま す。 『ドハ ル マ ル チ よ!久 し い こ と だ。 ドハ ル マ ル チ よ/実 に 長 時 の こ と だ 」 と。 (ド ハ ル マ ル チ は)世 尊 に こ う答 え ま す。 『ま こ と に そ うで ご ざ い ま す。 世 尊 よ!ま こ と に そ う で あ り ま す。 善 逝 よ/久 し い こ と で あ り ま す。 世

(14)

尊 よ! 実 に長 時 の こ とで あ ります。 善 逝 よ!」 と。 さて私 達 は、 世 尊 よ/ そ の 申 され た(言 葉 の)意 味 が判 りませ ん。 」 と。 こ こ で世 尊 は、 比 丘 た ち に 燃 燈(仏)以 来 の 真 実 を詳細 に話 され た。 「私 は メ ー ガ とい うバ ラモ ンの青 年 (僧)で あ った。 この ドハ ル マル チ は、 メ ー ガ ダ ッタ で あ った の だ。 比 丘 た ち よ! こ の よ うに仏 陀 の名 号 は空 しい もの で は な い の で あ る。 苦 悩 のつ き る ま で、 続 くの だ。 」 と。 235. そ の時、 ドハ ル マル チ大 徳 は 大 師(=世 尊)に 近 づ き 頂 足 礼 を した。 (世 尊 は) 「久 しい こ とだ ドハ ル マル チ!」 と。 236. 「実 に長 時 の こ とです 導 師 よ!」 と ドハ ル マ ル チ は大 師 に答 えた 勝 者 は 「なぜ、 長 時 と云 うや 」 と 200 知 っ て お ら れ た が、 お 質 ね に な っ た。 237. 彼 は 答 え る。 「そ の 昔、 私 は 大 海 に 住 む テ ィ ミテ ィ ミ ン ギ ラ だ っ た の で す。 201 飢 え か ら力 弱 くな っ て い ま した (そ して)食 物 を求 め て掠 奪 しま した。 〔247〕 238. そ の時、 何 千 億 とい う生 き も のが 私 の体 に入 っ て お りま した。 船 に乗 った 五 百 人 の商 人 も ま さ に、 そ の よ うに入 ろ うと して ま した。 239.船 が(私 の 口に)入 ろ う と した時、 救 い の な い 恐 怖 に さい な ま され た者 た ち は大 苦 悩 に 陥 ち ﹃ マ ハ ー バ ス ッ﹄﹁ 燃 燈 仏 事 記﹂試 訳 (四)

(15)

-89-密 教 文 化 202 総 て の者 が 口 をそ ろ え て 「十 力 をお持 ち の方、 仏 陀 に 帰依 します 」 と。 203 240. 以 前 に 聞 い た こ とが あ る仏 陀 とい う 声 を(今 再 び)聞 い て、 私 は大 変、 喜 び ぞ くぞ くす る程 嬉 し く 心 は喜 悦 し、急 い で 口 を閉 じま した。 241. 畜 生 とな った 何 千億 とい う生 き もの は (五)百 人 の商 人 の こ とを聞 きま した 「十 力 」 とい う声 で悪趣 か ら立 上 り そ の時、 私 は悪 趣 に堕 ち て い ま した。 242. 世 尊 よ!こ の善 行 に よ って私 は 人 間 と して の存 在 とな った も ので す 204 こ の 善 行 の 果 に よ っ て 私 は ドハ ル マ ル チ と し て 知 られ て い ま す。 243. 自成(仏)よ!正 に 私 は そ の 因 に よ っ て 205 あ な た の教 え に従 っ て出 家 しま した。 出 家 してや が て私 は煩 悩 を振 り払 い 阿羅 漢 とな りま した。 244.幾 万 億 劫 の長 い間 限 りな い輪 廻 を め ぐ り来 て 善 逝 を想 起 し、私 は(次 の よ うに)申 します 『久 しい事 よ! 世 の利 益 者(の 出 で給 う)は 」 と。 245.長 時 を経 て私 の法 眼 は清 浄 とな り 法 に対 す る疑 念 は 断 ち切 られ ま した

(16)

久 しい間、 私 は愚 昧 に包 まれ 悪 趣 に住 ん で い ま した。' 246. この 善 行 に よ って 朦 昧 を滅 し 愛憎 の 念 は根 滅 され ま した 輪 廻 に導 く総 ての(渇 愛 の)流 れ が干 上 り 実 に こ の生 が あ るの です。 247. か の テ ィ ミテ ィ ミン ギ ラ に とっ て 仏 陀(の 御 名)を 聞 いた 事 は大 果 実 で した 世 尊 よ! あ の時、 誰 が あ の不 死 の称 名 を 唱 え た が らな か った 者 が あ りま し よ うか 〔248) 248. だ か ら、心 を閉 ざ して い る五 つ の 障害 を遠 離 す べ き で あ ります 仏 陀 の言 説 に 耳 を傾 け 得 難 い智 見 を持 っ づ き で あ ります 249. 無 価 値 な現 象 の森 を 人 が 理 解 し、 遠 離 す る こ とは困 難 で あ る 諸 仏 が 世 に 出 で給 い 浄信 と解 脱 の あ らん こ と を。 以上、 吉 祥 マハ ー バ ス ツ燃 燈 仏 事 記終 る。 主 要 引用 書 目及 び略 号 表 赤 沼 印度 仏 教 固有 名 詞 辞 典 ・赤 沼智 善、 京 都、S.50.

Av. Atharvav edasamhita: R. Roth & W. D. Whitney, Berlin, 1924.

Divy. Divyavadana: E. B. Cowell & R. A. Neil, Cambridge, 1886.

﹃ マ ハ ー バ ス ツ﹄﹁ 燃 燈 仏 事記﹂試 訳 (四)

(17)

-87-密

Wa. Mahavastu II. pp. 83.-121. : Leumann, Ernst and Watanabe

Shoko,

Whitney. W. D. Whitney:

1. Sanskrit Grammar: 14th Ed. 1975.

2.. The Roots, Verb-Forms and Primary Derivatives of the

anskrit Language, Repr. Delhi, 1963.

aor. aorist pass. passive

Denom. Denominative ppp past passive participle

fut. future pres. P. present participle

ger. gerund pret. preterite

inf. infinitive

註 (註 番 号 直 後 の 数 字 はMv. 原 典Vol. iの ペ ー ジ、 行 数 を 示 す。)

157.235.6.tridasa-raja:Pali tidasa,三 十 で あ る が、 三 十 三 天 を 指 す。

158. 235.7.&8.-dandaye & camaraye:

と も に、m.又 は11.で あ る。Edg.はBHSD cama幅 の 項 で、 更璽AM9.and Skt.

Lex. id., f."と 記 し て い る が、.Amg. Skt.と も にf.を 確 認 で き な か っ た。

pw.で は。a,1でf.の 記 載 は あ る が、 PWで も。aの 揚 合 はf.と は す る も の

の、 そ の 用 例 は な い。 主 と し て、 こ れ はn.の 格 例 と 見 て よ い。

しか し、 こ の 語 尾 は、。ayaな ら ば11.と 見 れ る が。ayeで あ る か ら。a f.を

想 わ せ る も の で あ る。

159.235.18.kasika-dukula: Edg. がBHSD kacilindikaの 項 で 述 べ て い る

以 外 に、Lal.238. 1.∼4.に 次 の 表 現 が あ る。

iti hi bhiksavo bodhisattvo lubdhaka-rupdya deva-putrdya kdsikanli

vastrdni dattva tasya sakdsdt kdsdydni vastrdni grhitvd...

さ て、 比 丘 た ち よ!菩 薩 は 猟 師 の 姿 を し た 神 にksaoka-vastraを 与 え て、

彼 か ら 袈 裟 を 得 て … …(私 訳)

(18)

向 猟 師 邊。 以 僑 奢 耶 衣 貿 易 袈 裟 清 浄 法 服。

ksaika-vastraはpw. で は、 ベ ナ レ ス 産 の 美 麗 な 綿 織 物 と い う こ と に な っ て

い る が、Wi11.は、Divy. で は 絹 の 意 だ と し、JMv,も 絹 の 意 を と っ て い る。

Mvy.で はNo.9176でkasika-sukmamをyuLkasi-hi又 はyul kaidkahi+

ras phranと 蔵 訳 さ れ て お り、 ベ ナ レ ス 地 方 の 綿 小 布 の 意 だ が 中 心 はras

(綿 布)の 意 で あ る。 160.235.19.∼236.2.:こ の2行 余 り は、Senartの 校 訂 文、 写 本 の 記 述 を 併 記 し、 語 に つ い て は、La1.を 始 め、 他 の 経 論 のSkt, 原 文 を 有 す る も の な ど も 可 能 な 限 り 拾 い 出 し た が、 な お、 こ のcorruptionを 校 訂 で き な い で い る。 161.236.5.vana-khapdara-gata:-khapdaka-と 校 訂 す る。 162. 236.9.:第208頬 以 下 の 詩 と241.3.第218頬 以 下 の 詩 と は 酷 似 し て い る。 163.236.9.lacuna:kusuma-nikaroを 補 う。

164. 236.12. & 241.6. pradaksapiye & pradaksipiye: 双 方 の 写 本 の 用 語 を 見 る と 次 の と お り。

236.12. pradaksaniye 241.6. pradaksiniye

BC写 本 Pradaksidiye BC写 本 Pradaksipide

尊 敬 す る 人 に 対 し、 自 己 の 右 側(肩)を、 尊 敬 す る 人 に 向 け て 歩 く と き、 結 果

と し て 右 廻 わ り に 行 く 「右 続 」 は、Skt.で はabhidaksipakr, pradaksipa 単

kr又 はPradaksiPi-krで あ る。 Pra一 と 第 一 母 音 を 長 音 化 す る の

はPradaks-加ya「 恭 敬 を 表 わ す こ と 」 と い う 意 の 中 性 名 詞 で あ る。

さ て、 そ の 前 文 は236.12.で はsthatu Pradaksadiye, 241.6.で はsthatu

pradakdipiyeで あ る。/sthaの 現 在 分 詞 はSkt.で はtisthat, pali ttehat

で あ る が、Mv.で はsthat(Nom.=sthatas又 はsthato)で あ り、(n)t-stem

と 同 じ 格 例 で あ り、 恐 ら く、sthatu・=pali titthato2)はgen. sg.で あ ろ ﹃ マ ハ ー バ ス ッ﹄﹁ 燃 燈 仏 事 記﹂試 訳 ( 四)

(19)

-85-密 教 文 化 う と 思 わ れ る。 従 っ て、 こ こ で 取 り あ げ て い るpradaksapiyeな い し、 pradaksipiyeは、 BC写 本 の よ う にpradaksiniyeと 読 む べ き で あ ろ う。 236.12.の 方 は、 写 本 に も な い。daksapiとkSaに な ぜ 変 え た の か 判 ら な い。

165.237.3.hikkara:Edg.はBHSDのhikkaraの 項 で 更更cf. pali and Skt.

hikka"と し て い る が、 hikkaは 原 語 と し て 適 切 で は な い。 pali, Skt.と し て

はhihksraが 適 当 と 思 う。 こ と に、 更更here seems=hakkara"と 云 う の は ど

う で あ ろ う か。hakkaraは 単 にAnrufenで あ り、 callin9に す ぎ な い。

hiskaraは 驚 き の 叫 声"で あ り、 更更an exclamation of surPrise or wonder

(PTSD)"で あ る か ら。

166. 237.3.vartanti: Edg.はBC写 本 がvarttateと あ る を も っ て、vartate

と校 訂 し て い る が、 主 語 はP1.で あ り、metre上 の 制 約 と 云 う ほ ど の こ と も な

い。 原 訂 の ま ま で よ い。

I67. 237.14. udapasi:7/padのaor.はapadi(lst. sg.)ap巨di(3. sg. pass.)

の 語 形 を と り、paliで は、 uppajjati(ud-pad)のaor.で 相 当 す る 語 形

は、udaPadiで あ る。 BC写 本 はuduPasiで あ る。Ed9.はBHSG 32.60で、

各 所 に 現 わ れ る 語 形 を 多 く 採 録 し て い る。 こ れ か ら 見 る と、 各 種 の 語 形 を と

る も の ら し い。

168.238.1.各salpjanayitva: Edg.はBHSDのsamjaの 項 で。ja。 と 長 音

に 校 訂 し て い る が、 そ の 理 由 が よ く判 ら な い。Skt・ の 場 合 は、pass. steln

以 外 は 短 音 で あ る し、Pali=sanjaneti, prak. sasda-は す べ て 短 音 で あ る こ

と か ら、 又、Senartが 校 訂 に 用 い た 写 本 の う ち、BC以 外 は す べ て 短 音 で あ

る か ら、 こ と さ ら-ja-と 長 音 に す る 必 要 は な い と 思 う。

(20)

170. 238.11.pradurbhavo-写 本Bに よ っ てpradurbhaveと 校 訂 す る。

171. 239.6. vyakarrit:vy-a-/krは 一 般 的 に は、 更更acc.に 関 し てacc.に 授

記(予 言)す る"のcontextを 要 求 す る。 資 料 はvyakarapaの 名 詞 形 を ふ

く む も の は つ と め て 避 け、 そ の所 在 を示 す だ け に 止 め、2∼3の 短 文 を 引 用

す る。

vydkarana: Mv. ii. 257.13--15; Mv.ii. 293.12-14.

1. Bodhisattvabhumi 290. 4.-5.

sadbhir akdraih samdsatah tathdgatd bodhisattvam anuttardydm

samyaksambodhau vydkurvamti.

大 正 蔵: No. 1579 諭 伽 師 地 論巻 第 四 十 六 vo1.30.5460 謂 諸 菩 薩 略 由六 相。 蒙 諸 如来 於 其 無 上 正 等 菩 提 授 與 記 別。

2. Bodhisattvabhurni 290. 21. X23.

tatra pascimam niyati-pdtam drabhya tathdgatdh niyati-patitar i

bodhisatvam vydkurvdnd vydkurvamti.

大 正 蔵Nα1579. 諭 伽 師 地 論 第 四 十 七 巻 vol.30.547α 依 於 最 後 堕 決 定 位。 諸 佛 如 來 授 諸 菩 薩 堕 決 定 記。

3. Lank. 240. 2.

arhantah punar bhagavata vyakrta anuttarayam samyak-sambodhan.

大 正 蔵No. 760. 榜 伽 阿践 多 羅 寳 経 巻 第 四 vol.16.513α 世 尊 記 阿 羅 漢 得 成 阿褥 多羅 三貌 三菩 提。 大 正 蔵No. 671. 入 榜 伽 経 巻 第 八 vol.16.560b 如 佛 世 尊:與諸 羅 漢。 授 阿 褥 多 羅 三 貌 三菩 提 記。 大 正 蔵No 672. 大 乗 入 榜伽 経 巻 第 六 vol.16.622わ 如 來 何 故 授 阿羅 漢 阿 褥 多 羅 三 貌 三 菩 提 記。 4. Lank. 243. 5.

buddhatve vydkrtdh sarve vitadosds ca desitdh //1//

﹃ マ ハ ー バ ス ツ﹄﹁ 燃 燈 仏 事 記﹂試 訳 ( 四)

(21)

-83-大 正 蔵No. 670. 樗 伽 阿践 多羅 寳 経 巻 第 四 vol.16.513b 一 切 佛 所 説 説 離 諸過 悪

大 正 蔵No. 671. 入 榜 伽 経 巻 第 八 vol.16.561α 一 切 記 佛 地 説 諸 煩 悩 断

大 正蔵No. 672. 大 乗入 榜 伽 経 巻 第 六 vo1. I6.6220 悉 授 如 來記 説 離 衆 過 悪

5. Lank. 365. 2.

vynkrtya pariuirvasye abiiisicya mahnlnatim //800//

大 正 蔵No. 671.入 榜 伽 経 巻 第 十vol.16.584ひ 授 記 入 浬 契 … … 大 正 蔵Mo.672.大 乗 入 榜 伽 経 巻 第 七vo1.16.6380與 大 慧 授 記 … … 以 上、 梵 文 を見 て、vy-a-krta型 は、 あ ま り参 考 に な らな い。 vy-a-/kr 4)活 用 語 形vyakurvamtiiを 使 っ て い る 文 例1、2、 を 見 る 限 り、 vyakrtam だ とす るEdg. の 説 明(BHSG 7.14.)を 私 は 疑 問 に 思 う。 文 例3∼5ま で の 格 変 化 語 形 も あ り、 こ の 種 の 例 の 方 がSkt.(BHS.を 含 ん で)で は 圧 倒 的 に 多 い と思 うが、 こ こ はconjugated formの 方 が よ い と思 う。 原 訂 の ま ま で よ い。

172. 239. 18. ekamsikrto: ekamsam uttarasailgham krtva (=palii ekat isam

uttarasaigham karitva)は 慣 用 句 と し て よ く 用 い ら れ る。 い わ ゆ る 「偏 祖

(右)肩 」 で あ る。 こ こ で は、uttarasahgharpが 省 略 さ れ て い る。

173.240.11.abhisarbehupanti:abhi-sam-/bhuのSkt.の 「∼ に 入 る、 ∼

を 所 有 す る 」 の 意 で は な く、Pali abhisambhavati, bhoti,bhudatiと 同 じ

「∼ で き る、 得 る、 到 達 す る

」 の 意 味 で あ る。

I74.240.9.∼12. ya pi… … te pi;ye pi…te piの 相 関 句 が あ る が、 意

を 離 れ て、 前 者 は 「突 然 」 と 訳 し、 後 者 は 格 別 こ と ば と し て 訳 し て い な い。

(22)

し か し、 写 本 は す べ て 原 訂 を 支 持 し て い る。

176.241.2.ksipiyan utpala-hastalp: Edg. がBHSG 209./ksipのverb

formの 欄 で 指 摘 す る よ う に、 私 も こ れ は 絶 対 分 詞 で は な い か と 思 う。Edg. は、SP. Lal.Mv.か ら 例 を と っ て、 BHSG.35.45∼48.で 言 及 し て い る。 他 の 写 本 を 見 て も、。iyanutpa。 で あ る こ と を 見 る と、 ultimaの-aは 不 安 定 で あ る 相 を こ こ で は 示 し て い る よ う で あ る。 従 っ て、ksipiyana hastalpで あ ろ う。 177. 241.3.1acuna-metreと し て は、 多 少、 好 ま し く な い が、 utpalaniを 補 う。

178. 241.7.sthati: 236.12.と241.6.の pradakaipiyeの 項 の 中 で、sthatu

に つ い て 註 し た が、/sthaの 現 在 分 詞sthatのloc. sg.で あ ろ う。 そ し て 後

続 のloka-Pradyoteと、 共 に、 Absolute Locativeと な る も の で あ る。

179. 24I. I3. 第223偶 以 下 第225偶: i.43.17.∼44.4.(白 石;i.67.sloka

第12∼ 第14)の 偶 と 殆 ん ど 同 じ で あ る。

180.241.18.hayisyanti:i.44.4.にhayisyatiが あ る が、 白 石 教 授 は、 そ

の 部 分 の 註 で、"in korr. Skt. Pass. hiyate ist gemeint"と し て お ら れ る。 ま た、:Edg.はBHSG 37.38.で 更Definitely Mlndic is hayate as passive to ha, instead of hlyate,… …"と 述 べ て い る。

ど ち ら も 正 鵠 を 得 た 意 見 で あ る こ と は ま ち が い な い。

181. 242.9.第228頚 の 第1padaに つ い て:

Senart原 訂 megho 'ddasa sramapa-gapasya nayaka卑

写 本 B. yate maddasalp sraf

写 本 C. jate madarsana sravapao

こ の 際、y→jで あ ろ う と 思 わ れ る。 そ の 例 はAsokall Edictの 随 所 に 出 て く

﹃ マ ハ ー バ ス ツ﹄﹁ 燃 燈 仏 事記﹂試 訳 ( 四)

(23)

-81-密

る。 従 っ て、yateを 検 討 す れ ば 足 る と思 わ れ る。 yateの 語 根 に/yaを 類 推

す る が、 そ のderivativeに は、PPPのyata,名 詞 と し て は、pw.に よ れ ば、

11.-d)das Vergallgene, Vergangenheitで あ る。 こ のtris拠bhの 前 後 の

意 か ら し て、yateを 璽過 去 に 於 て"と い う意 に は で き な い。 こ と の 説 明 の 順 序 か ら し て 更過 去 に於 て"見 た こ と の な いDlpamara仏 な の で あ る か ら、 そ れ で は 論 旨 が 通 らな い。 こ の 一一語 が た と え 通 っ て も、 後 続 のpada全 体 の 意 が 通 ら な い。 第 一 子 音 をAsokanは じ め、paliの 音 韻 の 変 化 に あ わ せ て 変 え て み た が、 徒 労 に 終 っ た よ う で あ っ た。 Senart、 が さ っ さ とMeghoと 校 訂 し た の で 却 っ て 文 意 は す っ き り し た。 し か し、jate, yateはB. C.二 写 本 が 支 持 し て い る 表 現 な の で、 今 も気 に か か る こ と で あ る。 B.C. 本 そ れ ぞ れ のmaddasam, madarsamaは、addasaの 校 訂 が 適 切 と思 う。

Mv. i.9.3.にaddasaが あ る。 こ れ はpaliと 同 形 で あ る が、BHSはaddasa

を も っ。SP.9.8.に はaddsaが あ る。 しか し、 そ の 註 に よ れ ば、 一 本 が

Pasyimi, 他 の 写 本 は 総 てaddarsiと し て い る そ う で あ る。

182.242.第231偶 頬 の 第3、 第4padaに っ い て: Edg.はBHSG2.87.で、

二 重 子 音 が 単 子 音 に 短 縮 さ れ る(2.84.)と 説 明 し た 後 を う け て、"dars-の

形 は、Mlndicで はdass-又 はdamps-で あ る が、 単 子 音 きを 伴 うd誌 と し て

現 わ れ る"と 云 い、 こ の2padaを 校 訂 し て い る。 写 本 と共 に 記 す と 次 の 通

りで あ る。

Senart 原 訂 akhaadam acchidram akalmasavrapalm

BC 写 本 khapdalp a vrapad vyaka。

B 写 本 m akarmasam avra。

Edg.校 訂 s'avrapa単

Senart原 訂 matirem…"vyakare artha-darsi

BC.'写 本 Qdarsi matiman

(24)

Edg. 校 訂 vyakare arthadasi lnatimam

metreか ら云 え ば、 第4padaの 欠 落 部 分 は、31aghu程 度 の 長 さ の 語 か、

語 に 付 属 す る も の で な く て は な ら な い。Edg. の校 訂 は 語 順 を変 更 し て い る

が、 な お、31aghu不 足 し て い る。 私 は 次 の よ うにC写 本 を 生 か し、BCの

語 順 を 生 か し て は ど うか と思 う。 従 っ て、次 の よ う に校 訂 す る。vyakaretsub

artha-darsi matimam

183. 243.1.tuvarp: Edg.はBHSG 20.9.で、i.43.13.にSellartはbuddho

tuvalpと し て い る が、 写 本BNACMLはbuddhottarna単 と あ る。 こ れ は

buddho tuma1箕 の っ も り で あ っ た ら し い と 云 っ て い る。 し か し、243.1.に 関

す る 写 本 に はtunna単 を 支 持 す る 兆 候 も な い。 今 は、 原 訂 どお りで よ い。

184. 243.5.preaitalli: Seldrtはi.562.のnoteで、tella aParaPi Padca

purapa-satalli presitani acaryasya/と あ る 原 訂 をtena aparapi

satani ysiitalli/tania Carrassa… … と 訂 正 す る 旨 述 べ て い る が、 つ ま り、

Meghaが も う500プ ラ ー ナ を 入 手 す る と い う云 い ま わ し は な い こ と、 自 分 の

も の に す る つ も りな の で あ ろ うか らPresitani を yacitalliと 正 す べ き だ と

云 っ て い る が、 写 本 に は 何 の 痕 跡 も な い。

185.243.15.yo riparp llara-damya-sarathim srutva: 写 本 に は 異 読 は 全

く な い。JonesはJMv.198. noteで 恐 ら く仏 陀 に 関 す る あ る 種 の 形 容 語 を 秘 め て い る の で あ ろ う と云 い、Edg.はBHSG31・2Iで、'こ の 文 はcorrupt し て お り、Senartが 乱 暴 な 校 訂 を し た'と 述 べ て い る。 当 のSenartは'yo rupaaが そ の 役 割 を 果 し て い る か ど うか は 判 らな い。い つ れ に し て も、こ れ は 恐 ら く欠 落 部 が あ る の で あ ろ う。 い つ れ に し て も、 後 続 の 句 を 準 備 し、 解 釈 す る た め の 何 か を 必 要 と し て い る。 厳 密 に 云 え ば、 私 自身 が 論 拠 を も っ て い る 語 形 を 以 て 説 明 で き る。 し か し そ の 余 の 語 と の 連 音 は 曖 昧 な ま ま に な っ て い る。 … …'と。Sellartも 形 容 語 を秘 し て い る 旨 を述 べ て い る が、 私 は 「色 の 義 を人 び と を調 御 す る方(=世 尊)か ら聞 い て … … 」 の 意 と な る よ うな 句 ﹃マハーバスツ﹄﹁ 燃 燈 仏 事 記﹂試 訳 ( 四)

(25)

-79-密 教 文 化 で は な い か と 思 わ れ る の で、 そ の 趣 旨 と な る よ う に、 僅 か-語-arthaを 付 加 し て お け ば ど う か と 思 う。BC写 本 もsrutvaとA. bsolutivesの 形 を と っ て い

る。 こ のsrutvaを 残 す こ と を 考 え る。/sruは 通 常、'あ る 事、 人(acc.)

に つ い て、A(illst. ab1. gen.)か ら、B(acc.)で あ る こ と を 聞 く'と 云 う語

順 を 要 求 す る の で-sarathimを-sarathiと し、 こ の 句 を 次 の よ う に 校 訂 す る。

Yo rtとpartharpnara-damya-sarathi srutva… …

186.243.17.buddha-sabda: Tat-puru§saに 解 し て、 更更仏 の 名"の 意 と し

た。Gapdavyuhaは 仏 名 と し て い る。 般仏 と い う 名"の 意 も あ る の で、 一 般 的

に 通 ず る 壁更仏 の こ と"と 訳 し た。Jollesは"news of the buddha(JMv.

i.199.),'と し て い る。

187. 244.2. ghatayisyati: C. ghataeisyati, 13C.syasi; Edg. はBHSG

37.13.でBC.が。syasiと あ る の を 支 持 し て、"You will be killed."の 意

で あ る と し て い る。 し か し、2人 称 で は 意 味 が 通 じ な い の で は な か ろ う か?

244.1.ma tatra Paradariko ti krtva ghatayisyatiと あ る が、maは 明 ら か

にghatayisyatiを 否 定 し て い る。 つ ま り、 話 の ス ジ と し て は、 私 訳 の と お

り で あ る が、 誰 が、 誰 を と い う 関 係 を 決 定 づ け る の は、Paradariko(i)ti krt

vaで あ る。 璽て そ の 妻 の 夫 が、 メ ー ガ ダ ッ タ を)姦 夫 と 見 な し て 殺 し て し ま わ

な い よ う に(ma… …ghatayiSyati)"で あ る。ghstaya(ghatayati,-te)そ

れ 自 体 が denominativeで、 能 動 態 で あ る。Edg. がBHSGのVoice に ま

と め た-iya,-iya形 で は な い。

188.244.5.istrikaye:istrika f.が 想 定 さ れ る。Edg. はBHSDのizstika

の 項 で、(=istl, istrika, istri, isieniiya, all semi-MIlldic forms of stri… …)

と 記 し て い る。paliitthi, itthiで あ る。 な お、La1.220.5.に もLefmanu

はistrikaと し て い る。

La1.43.5. iStika(K 本 域 ika, S本 istrika)で、Lal.220。5. istrika

(SK strikの で、 ど ち ら も 偶 頸 で あ る。 従 っ て、 両 文 に 於 て は、istlka,

(26)

本 文 中 で はpl.で あ る。

189'244.6.aciksati: Skt,a-/caksを 当 然、 想 う。a-casteの 語 形

V. 及 び Taittiriya-Sahhitaに 使 用 さ れ て い る こ と は、Whitneyに 記 さ れ

て あ る。 と こ ろ が、 こ のa-/caksはpali, Prak.に も、 そ のdescelldalltは

な い よ う で あ る。 逆 に、 使 用 例 の あ るpali, Prak. よ りSkt.を た ぐ る と、

a-khya及 び、Skt.で は な い が、 中 間 形 のa-cikhyatiを 考 え る。a-khyati

の-khy-は-kkha-と な る(Pische1279.)。 従 っ て、paliで はakkhatiと

な る。 こ の 際、 語 頭 のa-は 短 音 と な る。 こ れ か ら、Prak.はakkhaiと な

る こ と は 型 ど う り で あ る。

さ て、acikhyatiに 対 応 す るpali acikkhatiはakkhatiのintensitiveだ

と 思 っ て よ い。 又、 音 韻 上 か ら 云 っ て も、 次 の よ う に 説 明 で き る と 思 う。 昏

/caksのSkt.ks=Pali kkhと な る。 残 る 語 根 部 のaは、Pische1101∼103の

例 に 見 て もa→iと な る。 従 っ て、 こ の 面 か ら も 亘cikkhatiと い うpali語

形 は 理 解 で き る。 こ のPrak.相 当 語 はaikkhaiで あ る。

Edg.はBHSDのaciksatiの 項 で、 更"Ratnacllandrajiはa-caksか ら

aikkhaiを、-khy乱 と-caksの 両 方 か らabbhaikkhaiを 派 生 さ せ、 仏 教 梵

語abhy-a-ci恥 は 名 詞abhyakhyanaと 関 連 し て い る こ と は 明 ら か。Pali

は 二 個 の 相 当 語 を も ち、 全 グ ル ー プ は 基 本 的 に は √khyaに 基 づ い て は い る

が、 少 く と も 仏 教 梵 語 で はcaksとblendさ れ て い る"と 述 べ て い る。

私 とEdg. と の 意 見 の 相 違 はblendと 見 る か ど う か で あ る。 私 は√Gaks+

√khyaのblendと は 見 な い。

190.244.6. mama:「 こ れ ほ ど、 お 前 は 私 に よ っ てistaな の だ 」 と 云 う意

に 訳 し た。 そ の た め に は、acc.のmamaで は な く、inst.を 使 っ てmaya.

maye,me等 に か え る 方 が よ い と 思 う。

191.244.7. agacchasi: Senartはi.564。 の 註 で、asiのaor,だ と 云 っ て

い る。Edg.はBHSG 42.5.で、 可 能 で は あ っ て も、 必 ず し も 必 要 で は な い と 云 っ て い る。 ﹃ マ ハ ー バ ス ッ﹄﹁ 燃 燈 仏 事 記﹂試 訳 ( 四)

(27)

-77-密 教 文 化 な ぜ こ の 文 体 でaor.を 必 要 と す る の か、 私 に は よ く理 解 で き な い。 単 に、 「私 に こ れ 以 上 く 逢 い に来 な い で 」 と い う、maで は じ ま る 通 常 の 現 在 形 の 動 詞 で よ い と 思 う。

192 244. 8., etha: ettha 又 は ettha単 の 方 が よ い と思 わ れ る か。

193. 244.9.∼10.so tatra adhiathane jugupsito gamvrtto写 本Cは

adhisthana, Edg. はadhisthanto (BHSG 8.51.)と し て い る。

jugupsate(-ti)は(abl.)を 警 戒 す る、 嫌 悪 す る'と い う意 で、(abl.)

を要 求 す る。 そ れ に 反 し、'近 所 の 嫌 わ れ も の,'近 所 で 嫌 わ れ た'の 場 合、

調 べ た 用 例 が こ の 種 の も の で は な く、'嫌 わ れ た 何 々'と い うqualifierの

よ うな 用 法 な の で、Edg.の 云 う よ うにab1.な の か、 原 訂 の よ う にloc.が よ

い の か、 私 に は 結 論 は ま だ な い。

194. 244.14. imami adhisthanalmhii: 写 本BCが、imehi。ehiと し て い る

の を支 持 し て、Edg.はBHSG 42.10.で そ れ を認 め て い る。 こ の 部 分 の 校

訂 で は、SenartはBC写 本 も依 用 して い る。 写 本 の 多 数 派 が 記 し て い る こ と

が、 必 ず し も正 確 と は 云 え な い こ と は充 分、 承 石 し て い る が、 二 写 本 が、 原

訂 を 支 持 し、-amhi型 の 資 料 をEdg. 自 身 もBHSG 21.66.で10e. sg.と

し採 録 し て い る。 こ の 一 文 の 文 脈 で-amhi型 が い け な い と い う制 約 は な い。

原 訂 で よ い。

195. 245.2. ayarnato: 写 本Cも ayamato bahu-yojalla-satikella と な っ て

い る。 通 常、'長 さ … …'と 云 う時、ayama は inst. と な る。Mv.i.194.1.

∼2.にdvadasa yojanani ayaln. elspurastimena ca pancimena… … と あ る。

abl. が 使 わ れ る 例 は あ ま り見 な い。 し か し、 こ の 用 法 は 存 在 す る も の な の で あ っ て、 私 が 不 明 な も の で あ ろ う。

196.245.5.niryata-mukha aha: Edg.はBHSDのnirieamakaの 項 で、B

(28)

に し て し ま っ た も の で、Skt. nieama, nieamaka; pali niyyalnaka(pilott,

helmslnan)の 意 だ と 主 張 し、niryalnaka ahaと す べ き だ と い う。

niryama, niyama, niyamakaは と も に、'水 夫、 船 頭'の 意 を も つ。 又、

miryamakaはEdg.の 云 う よ うに、R. SchmidtのNachtrage zuln Sallskrit

Werterbuch…von Otto Behtlingkに'nireamaka auch Steuemlann,… …

Vgl. niyamaka'と あ る。 さ て、Senartが、 こ の 部 分 の 校 訂 に 使 っ た 写 本 は、B. C. BCで あ る。 そ れ に よ れ ば、 全 写 本 が-mukhaを 認 め て い る。 そ の-mukhaは こ こ で は、 合 成 語 の 後 分 と し て、 形 容 詞 の 働 ら き を す る'∼ の 相 貌 を も つ'の 意 で は な い。 口 又 は 顔 の 意 を も つ も の で あ る。 こ こ で、Edg.の よ う に、niryamakaと 校 訂 す る こ と は、 全 写 本 を 無 視 す る こ と に な る。 さ ら に、 後 続 の 文 の な か で、 も し、Edg.の 云 うよ う に、mireamakaな ら

こ うな る。'niryamamaka aha,… (中 略)…masti dalli vo jivitam.'(ひ と

りの 水 夫 が 云 っ た。 … … も うお 前 た ち の 命 は な い の だ。)と。 自 分 も そ の 運 命 を辿 る ひ と りの 水 夫 が、 同 船 し て い る 自 分 以 外 の 者 にvo jlvitamとvasを 使 うか と い う問 題 で あ る。 こ の 人 称 代 名 詞 は、 動 詞 と結 合 す る も の で は な く、 yusanakam jivita卑 な の で あ る。 こ の 使 い 方 は、 形 容 詞 的 な の で、Skt.と い え ど も 特 例 は な い。 従 っ て、 私 は 発 音 の 相 似 が 連 想 させ た も の で は な い か と 思 う。 確 た る 論 理 が あ れ ば、Edg.の 説 を支 持 す る に 吝 さ か で な い。

197.245.7.svaka-svakani: Jollesは'each ship illvoking its owm'と 訳 し

て い る が、svaka-svaka-svakaな の でsvakaをPWに よ っ て 用 例 を 確 認

す る 限 り、 こ こ で は、 水 夫 個 々 の こ と を 云 う の で、each shipで は な い。

"彼 らは、 め い め い に神 を 祈っ た。"と 訳 す。

198. 246. 4. tiszo vidya sad-abhijna bala-vasi-bhavam sahsat hrtam

:-bhava単 に っ い て で あ る が、 更曜∼ を 得 た 状 態 で い る こ と"の 意 に と っ た。 saksa√krは,'眼 で 見 る、 悟 る'の 意 の 慣 用 句 で あ る。 以 上 か ら私 訳 の よ う に 訳 した。 ﹃ マハーバスツ﹄﹁ 燃 燈 仏 事記﹂試 訳 ( 四)

(29)

-75-密

199. 246. 5. yattaka…tattaka…Skt. Yavataka, ttaka, mtaka, tika,

°ttikaな ど が あ る。pali, yattaka.

200.246.17.janantapl: JonesはJMv. i.202. note 2.でjamamtoと 改 訂

す る と 云 っ て い る。 つ ま り、 後 続 のjinoのqualifierと し て、 「勝 者 は 知 っ

て お ら れ る が … … 」 と し た か っ た の で あ ろ う。

Mvy 9201.に jamamtah priihati, 蔵 訳mkhyem-bshim-du hd「i-ba)

「知 っ て い る け ど 彼 は 質 ね る

」 の 意 で あ る の が あ る が、 こ れ を 参 考 と し て、

Jonesの 改 訂 を と り い れ る。

201.246.19.第237偶、 第3&4pada: Edg.はBHSG 32.17.でvivari

lmukhalpと し て い る。 BC本 で は、 こ のpadaはksudhad aurbalvapl parigato

mukhap bhojamarthaya と な る。 結 論 を さ き に 云 え ば、 原 訂 を 支 持 す る。 理 由 は、 話 の 意 味 はBC本 のksudhad…… 以 下 よ り、 校 訂 の 方 が よ く 通 る か ら で あ る。 た だ、aurbalya-parigatoは、 合 成 語 は 別 と し て、pari-√gam が、 ∼ の 状 態 に な る 意 の 時 は、aii. を と り、 ∼ に 苦 し む 意 の 場 合 は、pppと 共 にinst.を と る の が 普 通 で あ る。 従 っ て、 「飢 え て 力 が 弱 く な っ て い た 」 意 と す る な ら ば、BC本 のaurbalvanp parigatoの 方 が 用 例 に 適 っ て い る と 云 う べ き で あ る。 し か し、mukhalpは こ こ で は あ ま り 適 切 で は な い。

viparimusarmは√musのaor.でSkt.で は3. sg. amosit,2. sg. amoslsと

な る。lst. sg. の 用 例 は ま だ 見 出 し て い な い。

202.247.4.sarve eka-vaiam: Edg. はBHSG 32.39.でsarvaikavaiam 又

はsarv'ekavaiamと す べ き で あ る と 云 っ て い る が、Edg.は 何 と かsarva

とultimaを-a-と し て お き た い ら し い。 意 味 の な い 改 訂 と 思 わ れ る。

203. 247.5. asruta-purvam: asruta-はJonesも 指 摘 す る よ う に、 話 の ス ジ

に 合 わ な い。243.17.で は、 明 ら か に 仏 陀 の こ と をMeghattaはMeghaか

ら 聞 い て い る。

(30)

Padaは 崩 れ て、19韻 と途 方 も な い も の に な っ て い る の で)韻 が 減 っ て も問 題 で は な い。sruta-pkurvamと す る。 204.247.10.第242偶 第3、4pada:こ の あ た りの 詩 形 のmetreは す っ か り崩 れ て い る。 韻 が 多 過 ぎ て、 散 文 化 す る 傾 向 が 強 ま っ て い る。 samajnaと あ り、BC写 本 は 奇 妙 な 語 形samanyiteと し て い るb 205.247.11. Pravaeane: 本 来 は 「Vedaを 調 す る に 当 っ て 慣 例 的 な 」 の 意 の 形 容 詞 で あ る。

pali: pavacana, AMg: pavayapa でBHSで はSkt.と 違 っ て 「語、 教

語、 経 典、 仏 語 」 の 意。 燃 燈 仏 事 記 に 用 い ち れ た 活 用 形 動 詞 一 覧 こ こ に は、Skt.だ と 思 わ れ る も の を 除 い て、MV.特 有 の 活 用 形 と 思 わ れ る も の 及 び 基 礎 的 な 派 生 語 を集 録 し た。 全 く主 観 的 な 選 択 で あ る か ら、Skt. と の 重 複 や 集 録 も れ が あ る や も知 れ な い。 最 終 稿 を 一 語 一 語、 原 典 に 当 っ て 調 べ 確 認 し た が、 約4%の ミ ス が あ っ た。 訂 正 に っ と め た が、 な お、 不 測 の 誤 り を 恐 れ る。 as Impv. asnutha 196. 14; as ger. asya 213. 14; pret. asi 240. 9; 247. 19; all pret. ahu 201.21; aor. ahansu 227. 5; as Opt. parinyase 203. 1; i pres. upemi 221. 13; Opt. upesyi 200. 6: ppp upetani 217. 10; is Impv. pariesatha 224. 2; fut. esyasi 243.4; ger. presaya 202.14; it Inlpv. udiraya 218. 5; udlretha 245. 14; aor. udirayi 205. 1; udirayensu 239. 20; udirayensuli 210. 4; 229. 12; 236. 18; 241. 12; rc Impv. arcaya 233. 7; aor. arcayensu 212. 1; 212. 10; arcayensuh 211. 18, 19; 212. 112) 10, 18; 213. 1; ger. arcayitva 212. 2, 3; 213. 3, 4; rdh Impv.rdhyatu 200. 8; kathaya(Denom.) ﹃ マ ハ ー バ ス ツ﹄﹁燃 燈 仏 事記﹂試 訳 ( 四)

(31)

pres. pass. kathlyati 214. 5; kamp aor. kampe 206. 16; prakampe 206. 16; samkampe 206. 16; 241. 13 Impv. anukampa 204. 19; kanks Opt. pratikanksi 202. 13; kr Impv. karotha 196. 14; 201. 15; 215. 15; 227. 5; 245. 7; Opt. kuryat 223. 17; (karati) Opt. vyakarensuh 197. 9; aor. akarinsu 208. 11; vyakare 242. 22; (kurvti) aor. kurvi 223. 19; kurvi 236. 12; (karayati) Opt. karaya 224. 13; (各種形) fut. kahasi 241. 17; aor. akasi 242. 12; vyakarsit 239. 6; kr

ger. ava (=o) kiritva, pra,

abhi-pra。,adhyo。(随 所 に) (kireti) pres. prakirenti 211. 20; aor. prakirensuh 211. 18; 212. 17, 18; ger. prakiritva 211. 20; 212. 3; 213. 3; (kirati) pres. samkirati 224. 17; ppp avakirnan 201. 15; klp Impv. kalpayatha 216. 2; kram aor. prakraminsuh 212. 5; ger. upasainkramitva 203. 9; 211. 3, 17; (krameti) aor. atikrame 230. 6; prakramet 231. 3; prakramensuh 212. 13; 213. 5; (carnkrama-) ppp paricamkramatain 224. 17; kri..d aor. kridensu 194. 17; cans. Imp kridapetha 227. 12;

v. ksip aor. ksipi 238. 2; ger. niksipitva 238. 12; ksipiyan 241. 2; khad Impv. khadatha 196.14; gam Opt. gaccheham 243. 16; aor. abhyudgacchet 229. 16 anugacchi. 234. 14; ppp gacchantain 234. 14; (gamati) aor. anvagami 220. 11; agammd 220. 10; udgami 221. 1; abhyudgame 240. 5; upagamensuh 224. 6; (gamayati) ger. agamayitva 226. 2; (各種形) aor. udgatasuh 222. 12; grah iAx aor. pratigrhne 220. 13; (graheti) aor. pratyagrahensu 220. 15; ger. grahetva 236. 6; grahetvana 226. 10; u pag rahiyana 227. 16; ghat aor. samg1iattensuh 235. 16; ghus pres. cans. ghoseti 201.'3; ppp vighuttham 245. 15; caks pres. aciksati 243. 6; 244. 6;

(32)

Par Opt, eareyam 242.. 13; careya 242. 17; Impv. caratha 196. 14; aor. pravicarensu 194. 17; cyu fut. cyavisyati 196. 21; 197. 1, 3, 7; 204. 15; cyavisyarni 200. 5; ger. cyaviya 203. 4; cyavitvana 207. 7; chad inf. chadetum 215. 19; jan (janayati) pres. janeti 217. 12, 14, 15, 224. 20(nti); f u. t. j allayisyasi 218. 2; sa.mjanesyam 202. 9, 10 (upa) aor. janayi 218. 4; ger. janetva (199. 3; 248. 2 upa); samjaniya 203. 10; (janayati) pres. prajanati 228. 14; aor. samjanensuh 230. 3; 240. 13; ger. samjanayitva 238. 1; jagr aor. pratijagrhansuh 231. 11; ji ger. abhinirjinitva 193. 20; jna pres. ajanama 246. 11 abhijanatha 220. 3; fut. janayati 244. 11; ger. jnatvana 242. 19; (各 種 形) DDD apattam 227. 12; aor. anapesi 223. 4; tx Opt. tarayeyazn 239. 1; da (deti) pres. demi 233. 5; Impv. detha 196. 14; (dati) aor. adasi 234. 12; (a-diyati) pres. samadiyami 202. 5; u padiyain i 233. 11; 234. 8; upadiyasl 233. 7; Impv. upadiyahi 233. 17; ppp samadinnani 211. 14; (各種形) upadeham 243. 16; dadeham 233. 7; dig Opt. deseyam 242. 17; cars Ilnpv. drsyatu 218. 5; aor. adrsim 225. 9; addasasi 237. 7; addasa 242. 9; dha ppp antarahito 206. 6; dh_av aor. pradhavinsuh 220. 19; ger. samdhavitva 244. 19; dhr pres. dharenti 235. 2; fut. dhaesyati 203. 15; aor. dharayi 235. 6; dha.rensuh 220. 14, 16; dharayensuh 222. 4, 6; ger. dharetva 199. 12; ppp dharito 219. 4; nad ger. nadiya 206. 5; nam aor. nirnamesi 228. 12; ni Impv. netha 223. 4; Opt. vineya 242. 18; pat Opt. nipatensuh 220. 12; aor. prapatensu 230. 8, 9, 10; 240. 17, 18, 19; nipatensu 226. 13; prapatensuh 240. 19; pad Impv. upapadyatha 198. 13; utpadehi 233. 10; aor. udapasi 237. 14; utpadye 238. 11; samutpadye 206. 6; samutpadyi 219. 5; apadyensuh 208. 7, 8, 9; ppp (caus.) utpaditam 244. 17; pas Impv. pasyatha 206. 11; Opt. pasyasi 225. 3; pasyeyanti 232. 8; pa Impv. pibatha 196. 14; puj Opt. piljesyi 234. 10; prach

(33)

ppp pl-echita 207. 15; phal Opt. phaleya 223. 18; bru Impv. bruvihi 224. 9; pret. abravit 202. 4; 224. 8, 12; 225. 7(d); aor. abravi 201. 7; bhan Impv. bhanatha 207. 14; bhas aor. adhyabhase 232. 16; abhasi 237. 15; bhuj ger. abhumjitva 213. 8; bhu pres. bhavesi 233. 8; Opt. bhaveyam 233. 8; 239. 1; Impv. bhavesi 207. 17; bhavatu 227. 6; fut. bhavisyam 220. 4; aor. pradurbhave 221. 6; bhavet 199. 9; pradurbhavensu 223. 14; bhavensuh 199. 2; (bhoti) pres. abhibhoti 221. 17; bhonti 225. 8; pradur 218. 15; fut. hohiti 208. 5; (bhe-) fut. bhesyati 234. 5, 11; bhesyasi 243. 1; bhesyl 234. 6; bhesyain 233. 18; (-bhu-) aor. abhu 214. 15; abhasi 193. 14; (随 所 に) abhunsu 230. 5; 240. 14; abhunsuh 196. 1, 5, 7; 230. 2; abhunsu 195. 16; abhunsuh 195.11; (随 所 に)1 (-bhuna-) pres. abhisambhunanti 230. 2; 240. 11; bhj ger. bharitvana 216. 6; bhram aor. bhramensuh 222. 7; man Opt. manyensuh 239. 1; ma ger. nirminitva 197...8; 227. 7; Mil

aor. ' satpni layesi 247. 6; 'flue Opt. mocayeyam 239. 1; Impv. mumeatha 206. 2; aor. mumci 205. 1; pramumcisu 219. 8; mus aor. viparimusam 246. 19; yat ger. niryatetva 243. 5; yam pres. p. vyayamantena 246. 4; yd aor. niryasi 216. 19; ram aor. ramens u 194. 17; Impv. abhirama 202. 16; ric Impv. rimcatha 197. 1, 4; rue pres. aroeenti 226. 14; ruh Opt. aruhe 201. 11; Impv. vyaparopehi 244. 8; ger. abhiruhya 202. 18; lamb pres. p. avalambyamana 220. 8; lip ppp lepitehi 217. 4; li pres. oliyanti 216. 5; aor. niliyatha 219. 3; lok aor. vilokesi 220. 10; vac aor. avaca 200. 7; 218. 1; 225. 18; 226. 8; avaci 202. 15; 207.13; 247. 4; avacimsu 207. 15; vad pres. nyadvademi 246. 2; vand aor. avandi 242. 11; vandapayensuh 223. 13; ger. abhivandya 225. 3; vas aor. adhyavasi 193. 20; vah aor. vahensu 241. 10. vivahensuh 236. 15; 241. 9 ; VII aor. nirva,msu 197. 6;

(34)

nirvayensu 220. 17; vid Impv. prativedayantu 201. 14; v is pres. pravesiyati 223. 10; pass. pravisensu 247. 2; aor. pravisensuh 224. 10; 247. 1; vij aor. vijayensuh 222. 8; yr Impv. vinivarayatha 204. 9; vrt Opt. pravarteyam 238. 19; 242. 15 (m); aor. vartayi 242. 6; vrs aor. sampravarsi 203. 10; pravarsinsu 200. 12; veil ger. parivelliya 203. 2; vraj ger. pravrajitva 244.-16; 247. 12; fiam Impv. nisamayatha 203. 13; ger. nisamya 200. 5; 203. 3, 9; nisametva 225. 16; subh aor. sobhayensuh 222. 20; ppp subhana 222. 17; sru Impv. srnu 218. 20; ger. srnuya 207. 13; aor. sunens u 247. 7; ger. srunlya 204. 7; srunitva 243. 17; aor. sravayensu 229. 12; anusravayensuh 239. 20; was Opt. asvasayeyam 239. 1; sad Opt. abhinislde 202. 18; 但 し 語 意 はaor. aor. nisidi 226. 1; sr ger. samsaritva 244. 19; sic Impv. sincantu 215. 17; srj ger. osiritva 200. 9; sajja 204. 19; str aor. sazpistarayensu 235. 17; stha ger. utthaya 202. 3; utthita 245. 13; ppp pratyutthito 225. 17; vyutthito 247. 8; aor. asthasi 206. 13; 231. 5; 245. 12; asthansu 238. 4; asthasu 238. 3; avatisthet 220..9; pres. p. sthatu 236. 12; 241. 6; (-sthiha-) pres. samsthihati 236. 10; 241. 4; upasthihanti 227. 8; aor. pratisthihimsu 203. 4; pratisthihimsu 203. 8; ger. sthihiyam 203. 12; (-sthapaya-, -thape-) ppp upasthapitam 227. 10; sthapita 204. 12; thapita 204.. 8; sna ppp snapita 213. 10; 217. 14; aor. snapayensu 221. 2; smr aor. samanusmaret 228. 16; sya(n)d aor. visyandensu 220. 20; has aor. uhati 218. 18; uhasasi 221. 20; ha ger. vijahiyana 208. 4; pres. hayate 203. 16; 204. 3; fut. hayisyanti 241. 18; aor. hayensu 231. 2; hims Opt. vihimseya 208. 12; hr Opt. parihareyam 238. 20; aor. abhinirharesi 228. 12; viharesi 228. 4, 6, 10; vy aharensuh 223. 3;

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