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πの微分が 0となる点(臨界点)をす べて求めよ

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Academic year: 2021

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(1)

幾何学I小テスト

担当: 中島 啓 TA: 佐々木建祀郎, 佐藤敬志, 中西克典 2012411()

問題 1. Rnの開集合U から、Rm へのC級写像 F に関する陰関数定理の主張を正確に 書け。必要な条件も書くこと。

問題 2. (1)α,β,γ を相異なる実数とするとき、R2内の曲線C: y2 = (xα)(xβ)(xγ) は、R2内の1次元多様体であることを示せ。

(2) CからRへの写像 π π(x, y) =x で定める。πの微分が 0となる点(臨界点)をす べて求めよ。

時間があれば、R C で置き換えたときに、どうなるかを考えよ。

(2)

略解 1.

略解 2. (1) F(x, y) = y2(xα)(xβ)(xγ)とおく。微分(ヤコビ行列)を計算すると

dF(x,y)= [∂F

∂x,∂F

∂y ]

= [(xβ)(xγ)(xα)(xγ)(xα)(xβ),2y].

第二成分が0であり、かつF(x, y) = 0 になるとすると、y= 0であるから x=α, β,γ いずれかである。しかし、α,β,γ は相異なるから、第一成分は0とならない。したがって、

dF は、F = 0上で決して0にはならず、Cは多様体である。

(2) Cの点(x, y)における接空間は、KerdF(x,y) である。πR2からの写像と思って微 分を取ると、[1,0] である。これの KerdF(x,y) への制限が 0 になるときを考えればよい。

それは、接空間がたてまっすぐ (もしくは、法ベクトル dF(x,y) が, ま横)になっているとき であり、y= 0となるときに他ならない。(F = 0のグラフの概形を書いてみよ。)よって、

x=α, β,γとなり、三点ある。

Cのときは、x=x1+

1x2,y=y1+

1y2 として、実数で書き直すと、計算が大変 になる。まず一般論として、このようにしてできるヤコビ行列を複素行列を使って適当に

変換すると [

∂F

∂x

∂F

∂y

∂F

∂x

∂F

∂y

∂F

∂x

∂F

∂y

∂F

∂x

∂F

∂y

]

となることを用いるとよい。(

[

cosθ sinθ sinθ cosθ

]

[

e 0 0 e

]

と対角化できることを 思い出せ。)すると、F は正則関数であることから、対角成分だけが残り、実数の場合と同 じ計算でよいことが分かる。

参照

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