第 157 回 NRI メディアフォーラム
2020年の住宅市場 2020年の住宅市場
~ 人口・世帯数減少のインパクト ~ 人口 世帯数減少のイン クト
2011 年 8 月 3 日
株式会社野村総合研究所 株式会社野村総合研究所
インフラ産業コンサルティング部
上級コンサルタント 榊原 渉 副主任コンサルタント 小口 敦司 副主任コンサルタント 平野 裕基 副主任コンサルタント 平野 裕基 コンサルタント 秋山 優子
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビル
1 既存住宅の残存予測
住宅 長寿命化 ど 進 ?2.空き家率の予測
~ 空き家率はどこまで上昇するか? ~1.既存住宅の残存予測
~ 住宅の長寿命化はどこまで進んでいるか? ~2.空き家率の予測
空き家率はどこまで上昇するか?3.住宅ストックの予測
~ 世帯数減少のインパクトは? ~4.新設住宅着工戸数の予測
~2020年の新設住宅着工戸数は? ~
5.まとめ
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1.既存住宅の残存予測 ~既存住宅の減衰傾向
1960年代までに建築された建物は、建築後すぐに大きく減衰する
1960 年代までに建築された住宅は 住宅難という社会背景から大量供給が求められてきた
1960 年代までに建築された住宅は、住宅難という社会背景から大量供給が求められてきた。
大量供給の反面、住宅の質が追い付いていなかったため、建て替えが推進されてきた。
~60年築ストック予測(全国/全所有区分)
(戸)
61年~70年築ストック予測(全国/全所有区分)
(戸)
12,000,000 14,000,000 16,000,000
1961~1970 Theory
14 000 000 16,000,000 18,000,000 20,000,000
~1960 Theory
6 000 000 8,000,000 10,000,000
8,000,000 10,000,000 12,000,000 14,000,000
2,000,000 4,000,000 6,000,000
2,000,000 4,000,000 6,000,000
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0
0 10 20 30 40 50 60 70
0
0 10 20 30 40 50 60 70
(築年数) (築年数)
出所)1993年以前は総務庁統計局「住宅統計調査」より、1994年以降は総務省(2000年以前は総務庁)統計局「住宅・土地統計調査」より作成
世帯数を住宅数が上回った1970年代以降は、
1.既存住宅の残存予測 ~既存住宅の減衰傾向
建築後すぐには大きく減衰せず、徐々に減衰が早まる
1971 年~ 1981 年は 1973 年に住宅数が世帯数を上回った結果 減衰傾向は大きく変化している
1971 年~ 1981 年は、 1973 年に住宅数が世帯数を上回った結果、減衰傾向は大きく変化している。
加えて、1981年6月に施行された建築基準法(新耐震対応)以降の減衰傾向もなだらかになっている。
71~81年築ストック予測(全国/全所有区分)
(戸)
82年~88年築ストック予測(全国/全所有区分)
(戸)
7,000,000 8,000,000 9,000,000
1982~1988 Theory
14,000,000 16,000,000 18,000,000
1971~1981 Theory
4,000,000 5,000,000 6,000,000
8,000,000 10,000,000 12,000,000
1,000,000 2,000,000 3,000,000
2,000,000 4,000,000 6,000,000
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0
0 10 20 30 40 50 60 70
0
0 10 20 30 40 50 60 70
出所)1993年以前は総務庁統計局「住宅統計調査」より、1994年以降は総務省(2000年以前は総務庁)統計局「住宅・土地統計調査」より作成
(築年数) (築年数)
建築基準法改正(新耐震基準)が施行された以降の建物は、
1.既存住宅の残存予測 ~既存住宅の減衰傾向
減衰速度の変化に違いがあるものの、同様の減衰傾向である
新耐震基準以降のストックは 継続的な技術革新による品質向上により 減衰速度が遅くなっている
新耐震基準以降のストックは、継続的な技術革新による品質向上により、減衰速度が遅くなっている。
※
ただし、1994~98年築のストックについては予測に用いるサンプル数が少なく、適正な推定が難しいため、NRIの仮説による暫定値としている。89~93年築ストック予測(全国/全所有区分)
(戸)
【参考】94年~98年築ストック予測(全国/全所有区分)
(戸)
5 000 000 6,000,000 7,000,000
1989~1993 Theory
6,000,000 7,000,000 8,000,000
1994~1998 Theory
3,000,000 4,000,000 5,000,000
3 000 000 4,000,000 5,000,000
1,000,000 2,000,000
1,000,000 2,000,000 3,000,000
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0
0 10 20 30 40 50 60 70
0
0 10 20 30 40 50 60 70
(築年数) (築年数)
出所)1993年以前は総務庁統計局「住宅統計調査」より、1994年以降は総務省(2000年以前は総務庁)統計局「住宅・土地統計調査」より作成
1.既存住宅の残存予測 ~既存住宅の減衰傾向
建築時期が近年のものほど、減衰速度は遅くなっており、住宅の長寿命化が進んでいる
建築時期別の減衰傾向を見ると 1970 年代 1980 年代に減衰傾向の変曲点が存在する
1 0
建築時期別の減衰傾向を見ると、 1970 年代、 1980 年代に減衰傾向の変曲点が存在する。
全国/全所有区分の減衰傾向
(残存率)
0.8 0.9 1.0
【減衰率50%となる年数】
~
1960 20
年0.5 0.6
0.7 1961~1970 24年
1971~1981 39年 1982~1988 50年
0.3
0.4 1989~1993 55年
1994
~1998 63
年1999~2003 70年
0.0 0.1 0.2
1999 2003 70年
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2 7 12 17 22 27 32 37 42 47 52 57 62
~1960
1961~1970 1971~1981 1982~1988
1989
~1993 1994
~1998 1999
~2003
(想定)(築年数)
出所)1993年以前は総務庁統計局「住宅統計調査」より、1994年以降は総務省(2000年以前は総務庁)統計局「住宅・土地統計調査」より作成
1.既存住宅の残存予測 ~既存住宅の減衰予測結果
既存ストックは2023年度には、現状の6割程度の約3,500万戸規模に減衰する
50 000
全国/全所有区分の既存住宅の実績と予測
(千戸) 予測
40,000 45,000 50,000
25,000 30,000 35,000
15,000 20,000 25,000
0 5,000 10,000
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1998 2003 2008 2013 2018 2023
~1960 1961~1970 1971~1981 1982~1988 1989~1993 1994~1998 1999~2003 2004~2008
(年度)
出所)1993年以前は総務庁統計局「住宅統計調査」より、1994年以降は総務省(2000年以前は総務庁)統計局「住宅・土地統計調査」より作成
1 既存住宅の残存予測
住宅 寿命 ど ま 進1.既存住宅の残存予測
~ 住宅の長寿命化はどこまで進んでいるか? ~2.空き家率の予測
~ 空き家率はどこまで上昇するか? ~3.住宅ストックの予測
~ 世帯数減少のインパクトは? ~2.空き家率の予測
空き家率はどこまで上昇するか?4.新設住宅着工戸数の予測
~2020年の新設住宅着工戸数は? ~
5.まとめ
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空き家率の推移をロジスティック曲線で近似すると、
2.空き家率の予測 ~空き家率の予測方針
将来的に(2030年ごろ)、全国の空き家率は14%程度で収束すると予測される
空き家率が増加すると 既存物件の家賃および売価を下げる圧力が働くため 新規物件の価格低下を引き
空き家率が増加すると、既存物件の家賃および売価を下げる圧力が働くため、新規物件の価格低下を引き 起こす。
これにより新規物件開発が抑制されるため、空き家率は理論上、一定の水準で収束すると考えられる。
全 空き家率 実績推移と将来
16 0%
空き家率
(
理論)
空き家率(
実績)
予測 全国の空き家率の実績推移と将来予測13.6%
10 0%
12.0%
14.0%
16.0%
予測4.0%
6.0%
8.0%
10.0%
0.0%
2.0%
(年度)
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出所)総務省統計局「土地・住宅統計調査」より作成
(年度)
空き家率が収束する水準には地域差があり、将来的には(2030年ごろ) 、
2.空き家率の予測 ~エリア別の予測結果
11.2%
12 0%
空き家率
(
理論)
空き家率(
実績)
首都圏で11%程度、大阪圏で14%程度、名古屋圏で12%程度になると予測される
首都圏:東京都 埼玉県 千葉県 神奈川県
6 0%
8.0%
10.0%
12.0%
首都圏:東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県
大阪圏:大阪府、京都府、兵庫県、奈良県
名古屋圏:愛知県、岐阜県、三重県
予測
0 0%
2.0%
4.0%
6.0%
空き家率の推移と将来予測
12 0%
14.0%
空き家率(理論) 空き家率(実績)
14.2%
14 0%
16.0%
空き家率(理論) 空き家率(実績)
空き家率の推移と将来予測
0.0%
首都圏(右)、大阪圏(左下)、名古屋圏(右下)
(年度)
12.0%
8.0%
10.0%
12.0%
6 0%
8.0%
10.0%
12.0%
14.0%
予測 予測
0 0%
2.0%
4.0%
6.0%
0.0%
2.0%
4.0%
6.0%
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0.0%
出所)総務省統計局「土地・住宅統計調査」より作成
(年度) (年度)
1 既存住宅の残存予測
住宅 寿命 ど ま 進1.既存住宅の残存予測
~ 住宅の長寿命化はどこまで進んでいるか? ~2.空き家率の予測
~ 空き家率はどこまで上昇するか? ~2.空き家率の予測
空き家率はどこまで上昇するか?3.住宅ストックの予測
~ 世帯数減少のインパクトは? ~4.新設住宅着工戸数の予測
~2020年の新設住宅着工戸数は? ~
5.まとめ
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3.住宅ストックの予測 ~世帯数と居住住宅数の関係
現在はほぼ1世帯1住宅となっており、今後もこの形態が維持されるものと考えられる
現在は、世帯数に対する居住住宅数の比率がほぼ100%であり、1世帯1住宅となっている。 現在は、世帯数に対する居住住宅数の比率がほぼ100%であり、1世帯1住宅となっている。
そのため、空き家率も一定の水準に収束しはじめていると考えられる。
世帯数に対する居住住宅数の比率の推移(実績)
85.4% 83.5% 86.0% 91.0% 93.9% 95.2% 96.2% 97.2% 97.5% 98.3% 100.5%
100.0%
120.0%
(居住住宅数/世帯数)
83.5%
60.0%
80.0%
0.0%
20.0%
40.0%
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出所)総務省統計局「土地・住宅統計調査」および「国勢調査」より作成
1958 1963 1968 1973 1978 1983 1988 1993 1998 2003 2008
(年度)3.住宅ストックの予測 ~居住住宅数の予測
居住住宅数は世帯数減少に伴い、減少に転じると予測される
日本の世帯数は 2015 年度にピークを迎え その後は減少していくと予想されている
日本の世帯数は、 2015 年度にピ クを迎え、その後は減少していくと予想されている。
世帯数に対する居住住宅数に今後大きな変化がないと仮定すると、世帯数減少に伴い、居住住宅数も減少 に転じると考えられる。
z 1998年度 2003年度 2008年度の直近3年度の平均値98 8%が今後も継続することを前提とする z 1998年度、2003年度、2008年度の直近3年度の平均値98.8%が今後も継続することを前提とする。
居住住宅数の推移(実績と予測)
(千戸)
世帯数の推移(実績と予測)
(千世帯)
50,000
60,000 予測
50,000
60,000
予測20,000 30,000 40,000
20,000 30,000 40,000
2015年度をピークに
世帯数が減少0 10,000
,
1963 1968 1973 1978 1983 1988 1993 1998 2003 2008 2013 2018 2023
0
10,000 ,
1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030
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1963 1968 1973 1978 1983 1988 1993 1998 2003 2008 2013 2018 2023
出所)総務省統計局「土地・住宅統計調査」、「国勢調査」、人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」より作成
(年度)
1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030
(年度)
1 既存住宅の残存予測
住宅 寿命 ど ま 進1.既存住宅の残存予測
~ 住宅の長寿命化はどこまで進んでいるか? ~2.空き家率の予測
~ 空き家率はどこまで上昇するか? ~2.空き家率の予測
空き家率はどこまで上昇するか?3.住宅ストックの予測
~ 世帯数減少のインパクトは? ~4.新設住宅着工戸数の予測
~2020年の新設住宅着工戸数は? ~
5.まとめ
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総住宅数の予測、減衰後の既存住宅数の予測、新設住宅着工戸数の予測、
4.新設住宅着工戸数の予測 ~予測方針
の3ステップに分類し、着工戸数を予測する
本予測では 「世帯数の減少」と 「住宅の建築時期ごとに異なる減衰特性」がそれぞれ住宅着工戸数に及
本予測では、「世帯数の減少」と、「住宅の建築時期ごとに異なる減衰特性」がそれぞれ住宅着工戸数に及 ぼす影響に着目して、予測を行う。予測方針・方法は以下の通りとする。
<2013年度、2018年度、2023年度の新設住宅着工戸数予測方針・方法>
z
「世帯数の減少」が及ぼす影響として 世帯数に対する居住住宅数を予測するz
「世帯数の減少」が及ぼす影響として、世帯数に対する居住住宅数を予測する。z
建築時期ごとに既存住宅の減衰傾向が異なることを前提とし、減衰後の既存住宅数を予測する。z
将来の居住住宅数に対し、減衰後の既存住宅数で不足する分、新設住宅が着工されると想定する。新設住宅着工戸数予測の考え方(X年度を予測する場合)
既存 減衰後の
世帯数 居住 ストック 着工後 新設住宅
新設住宅着工戸数予測の考え方(X年度を予測する場合)
Step.1 総住宅数予測 Step.2
既存住宅予測Step.3 新設住宅着工戸数の予測
住宅数
衰 残存住宅数
世帯数 住宅数
減衰数
新規増分 未竣工 着工戸数
1世帯複数所有 2世帯同居 等
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X-5年度 X年度 5年度分 5年度分 5年度分
X年度 X年度
本予測では、実需ベースでの住宅着工戸数を予測するため、
4.新設住宅着工戸数の予測 ~ 空き家の考え方
空き家率は住宅着工戸数に影響を与えないことを前提としている
世帯数減少局面では中古住宅利用の増加等により 空き家率が一定の水準に収束すると仮定した
世帯数減少局面では中古住宅利用の増加等により、空き家率が 定の水準に収束すると仮定した。
建替・滅失による住宅の減少を補う住宅建築が主流となり、今後実需を超えた住宅投資が行われないと仮 定した。
空き家率は居住中の住宅数 および新設住宅着工戸数に 本予測のロジック概念図
(世帯数が減少する状況を想定)
空家 世帯数変化による
居住中の住宅数の減少
影響を与えない 空家
居住中の住宅数
新設住宅着工戸数
1年間の建替・滅失による
既存住宅数の減少 建替・滅失による住宅の
減少を補う住宅建築が主流 既存の居住中の住宅数
となる
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X年度 X+1年度
4.新設住宅着工戸数の予測 ~ 2020年の新設住宅着工戸数
2018年度をピークに、供給戸数は減少傾向に入る
建築時期別のシェアでは 建築時期が近年のものほど 減衰速度は遅くなっており 新しい住宅のシェアが
建築時期別のシェアでは、建築時期が近年のものほど、減衰速度は遅くなっており、新しい住宅のシェアが 上がっている。
2008年度以降、2023年度までの5年間ごとに約400万戸程度が供給され続けるが、供給戸数は2018年度 をピークに減少する。
60 000
をピ クに減少する。
全国/全所有区分のストック予測
(千戸) 予測 予測
全国/全所有区分のストック予測(建築時期別のシェア推移)
3,914
3,801 4,116
3,997 3,728 40,000
50,000 60,000
14.6%
14.0%
14.6%
11.6%
11.8%
11.4%
10.5%
10.3%
10.0%
7.9%
7.6%
7.4%
8.3%
8.1%
7.5%
2.5% 4.7% 7.1% 6.1% 6.1% 6.0%
70.0%
80.0%
90.0%
100.0%
3,677
20,000 30,000
,
28.5%
18.4%
16.7%
13.6%
13.6%
12.8%
10.8%
11.1%
10.5%
9.9%
12.5%
11.9%
11.5%
11.0%
11.1%
10.8%
9.7%
40.0%
50.0%
60.0%
0 10,000
9.6% 7.6% 6.1% 4.2% 3.3% 2.6%
12.4%
9.5% 7.8%
6.5% 5.4% 4.5%
22.6%
19.8%
17.0%
13.8%
10.8%
12.6%
11.6%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
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1998 2003 2008 2013 2018 2023
~1960 1961~1970 1971~1981 1982~1988 1989~1993 1994~1998
1999~2003 2004~2008 2009~2013 2014~2018 2019~2023 N/R
1998 2003 2008 2013 2018 2023
~1960 1961~1970 1971~1981 1982~1988 1989~1993 1994~1998
1999~2003 2004~2008 2009~2013 2014~2018 2019~2023 N/R
出所)1993年以前は総務庁統計局「住宅統計調査」より、1994年以降は総務省(2000年以前は総務庁)統計局「住宅・土地統計調査」より作成
(年度) (年度)
新設住宅着工戸数は2018年度にピークを迎え、
4.新設住宅着工戸数の予測 ~ 2020年の新設住宅着工戸数
2015年度に約84万戸、2020年度には約83万戸となる
新設住宅着工戸数の実績と予測の推移
1,800 2,000
実績値 予測値
96年度
1,630
千戸1 200 1,400 1,600
新設住
予測値
06
年度1,285
千戸800 1,000 1,200
住宅着工戸数(
15
年度(予)841千戸 23年度
(予)785千戸
400 600
(千戸)
10
年度819千戸
20
年度(予)834千戸
0 200
1970年度 75年度 80年度 85年度 90年度 95年度 2000年度 05年度 10年度 15年度 20年度
Copyright(C) 2011 Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
1970年度 75年度 80年度 85年度 90年度 95年度 2000年度 05年度 10年度 15年度 20年度
出所) 国土交通省「住宅着工統計」、総務省「住宅・土地統計調査」「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計」より作成
1 既存住宅の残存予測
住宅 寿命 ど ま 進1.既存住宅の残存予測
~ 住宅の長寿命化はどこまで進んでいるか? ~2.空き家率の予測
~ 空き家率はどこまで上昇するか? ~2.空き家率の予測
空き家率はどこまで上昇するか?3.住宅ストックの予測
~ 世帯数減少のインパクトは? ~4.新設住宅着工戸数の予測
~2020年の新設住宅着工戸数は? ~
5.まとめ
Copyright(C) 2011 Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
NRIによる新設住宅着工戸数の予測
NRIでは、2008年7月にも同様の予測を発表したが、今回の予測では、「世帯数の減少」や
「住宅の長寿命化」の影響を織り込むため、予測方法を見直した
新設住宅着工戸数の予測結果
8,129
7,318 8,129
7,318 4,000
4,500 8,000
9,000
6,591
5,935
5,471
(注)6,591
5,935 3,229
2 882 3,229
2 882
3,000 3,500 6,000
7,000
数(千世帯)
数(千戸)
4,502
(注)4,954
4,145 2,690
2,882
2,280 2,690
2,882
2,280
1 866
2,000 2,500 4,000
5,000
帯数の増減数
住宅着工戸数
1,224 1,866
1,000 1,500 2,000
3,000
一般世帯
新設住
新設住宅着工戸数
_
予測値(08
年7
月)新設住宅着工戸数_予測値(11年8月)
一般世帯数の増減数 予測値
313 0
500 0
1,000
1986
~90
年度91
~95
年度96
~2000
年度01
~05
年度06
~10
年度11
~15
年度 般世帯数の増減数_
予測値一般世帯数の増減数
_
実績値Copyright(C) 2011 Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
注) 2008年7月の予測は、暦年で実施している。
出所) 国土交通省「住宅着工統計」、総務省「住宅・土地統計調査」「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計」より作成
まとめ
本格的な80万戸時代を迎える住宅業界は、新築市場シェアの獲得に向けたマーケティングの 強化と、リフォームや中古住宅など、新築市場に依存しない事業構造への転換が求められる
既存住宅の残存予測既存住宅 残存予測 ~ 住宅の長寿命化はどこまで進んでいるか? ~住宅 長寿命化は ま 進ん るかz
建築時期が新しいほど残存率が高いことから、住宅の長寿命化は進んでいる。2000年以降に建築された住宅の場合、半分が建て替えられるまでには約70年かかると予測される。
z
新耐震基準以降に建築された住宅は、長寿命化が進んでいる。
空き家率の予測 ~ 空き家率はどこまで上昇するか? ~z
将来的に(2030年頃)、全国の空き家率は約14%程度で安定すると予測される。z
ただし、地域別にみると、空き家率が安定する水準は異なる(世帯数増加が続く地域ほど、安定する水準は低い)。z
ただし、空き家率が収束する水準には地域差がある(首都圏で11%程度、大阪圏で14%程度、名古屋圏で12%程度)。
住宅ストックの予測 ~ 世帯数減少のインパクトは? ~z
住宅ストックは、2015年度以降の世帯数のピークアウトとともに、減少していくと予測される。
新設住宅着工戸数の予測 ~2020年の新設住宅着工戸数は? ~ z 2015年度には約84万戸、2020年度には約83万戸になると予測される。
(1996年度の約163万戸の約半分の水準に相当)
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景気動向や消費税率の変更などによって、着工が前倒しされたり、先送りされたりする可能性はあるものの、2020年度以 降も減少が続き、2023年度には80万戸を下回ることが見込まれる。Copyright(C) 2011 Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.