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回 教育研究員研究報告書

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Academic year: 2021

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全文

(1)

高等学校

成9年

教 育 研 究 員 研 究 報 告 書

東 京 都 教 育 委 員 会

(2)

教 育 研 究 員 名 簿

NO

1 1

2 1

3 2

4 7

賢 作

5 8

6 9

7 io

都 立 第 五 商 業 高 等 学 校

8 10

担 当 教育庁指導部高等学校教育指導課 指導主事 石井 杉生

(3)

研 究主 題 現 代社 会 の 諸 問題 に対 して 、 自 ら考 え、判 断 し、

解 決 してい く能 力 を育 成 す る た めの 指 導 の 工 夫

1主 題 設 定 の 理 由 と研 究 の 経 過

II人 間 と権 利

ID

1研 究 内 容 と 方 法

2「 倫 理 」 に お け る 指 導 の 工 夫 A年 間 指 導 計 画

B指 導 案

3「 政 治 ・経 済 」 に お け る 指 導 の 工 夫 A指 導 計 画

4

1 9 自 Q U 4 [ 0 瓜 ∪ 7

B自 己 決 定 権(第1時)「 社 会 生 活 と 自 己 決 定 」

C自 己 決 定 権(第2時 ・第3時)「 生 命 に か か わ る 自 己 決 定 」 D自 己 決 定 権(第4時)「 人 権 学 習 の ま と め を か ね て 」 分 析 と 考 察

資 料 オ ー ス トラ リ ア 北 部 準 州 に お け る 「末 期 患 者 の 権 利 法 」 よ り

「税 」 を 中 心 と し た 「政 治 ・経 済 」 の 授 業

研 究内容 と方法

「税 」 を 中 心 と した 授 業 へ 向 け て の 構 造 図

指 導 計 画

「第1時 身 近 な 税 を 考 え る ワ ー ク シ ー ト1〜5

「第4時 資 料

「第6時 分 析 と 考 察

指 導 案 」

各 国 の 富 裕 者 所 得 倍 率 と 税 制 に つ い て の ワ ー ク シ ー ト

税 制 改 革 と 国 民 生 活 の 安 定 指 導 案 」

納 税 者 の 政 治 参 加 指 導 案 」

2

3 4 4 6 8 8 8 9

00

1・⊥﹂11

4 5 6 7 9 0 2 3 4 1 1 1 1 1 2 2 2 2

(4)

1主 題 設 定 の 理 由 と研 究 の経 過

1主 題 設 定 の 理 由

生 徒 た ち は 自 ら 考 え る と い う こ と を 避 け て い る よ う に 見 え る 。 授 業 中 に 発 問 し て も 、 た ん に

「わ か り ま せ ん 」 と 答 え た り 、 黙 っ た ま ま に な る 生 徒 が 多 い 。 彼 ら に と っ て の 学 習 活 動 が 、 教 員 の 話 を じ っ と座 っ て 聴 き 、 知 識 を 記 憶 す る こ と だ け に な っ て い る とす れ ば 、 大 き な 問 題 で あ る 。 生 徒 た ち を こ の よ う な 受 け 身 の 姿 勢 の ま ま社 会 に 送 り出 し て し ま っ て 良 い の だ ろ う か 。 ま た 、 こ れ ま で の 授 業 そ の もの を 見 直 す 必 要 は な い だ ろ う か 。 こ の 問 い か け が 本 主 題 を 設 定 す る 出 発 点 と な っ た 。

こ れ か ら の 社 会 に お い て 生 徒 は ど の よ う な 能 力 を 必 要 と し て い くの で あ ろ う か 。 現 代 社 会 の 激 しい 変 動 の 中 で 、 従 来 の 社 会 通 念 や 一 般 常 識 の 価 値 基 準 で は 捉 え きれ な い 問 題 が 、 次 々 に 発 生 して い る 。 ま た 、 社 会 の グ ロ ー バ ル 化 に 伴 い 、 今 後 我 が 国 も 成 熟 した 民 主 社 会 と し て 発 展 す る こ と が 期 待 さ れ て い る 。 そ の 中 に 生 き る 一 人 ひ と り の 人 間 は 、 自 立 した 市 民 と し て 、 様 々 な 情 報 を 整 理 し 、 自 ら 考 え 、 判 断 し、 自 己 の 責 任 に お い て 行 動 す る こ と が 要 請 さ れ る 。

近 い 将 来 、 そ う した 市 民 社 会 の 一 員 と な る 高 校 生 は 、 身 の 回 りの 問 題 か ら 、 日 本 や 世 界 の 行 方 を 決 定 す る よ う な 大 き な 問 題 まで 、 自 分 で 考 え 、 判 断 し、 行 動 して い か な け れ ば な ら な い 。 様 々 な 未 知 の 課 題 と 向 き合 う場 面 に お い て 、 そ の 事 柄 を 一 面 的 で は な く多 様 な 側 面 か ら 考 え 、 的 確 な 判 断 を 下 し、 冷 静 に 解 決 し て い く能 力 を 育 て て い く こ と は 、 公 民 科 に 課 せ ら れ た 重 大 な 課 題 で あ る 。 そ の 課 題 の 解 決 に 一 歩 で も近 づ く こ と を 目 指 し、 こ の 主 題 を設 定 した 。

2研 究 の 経 過

こ の 研 究 を 進 め て い く上 で 重 視 した こ と は 、 現 代 社 会 の 諸 問 題 に つ い て 、 い か に して 生 徒 た ち に 興 味 を も た せ 、 自 己 の 問 題 と して 考 え さ せ る こ と が で き る か 、 と い う こ と で あ る 。 そ の た め に 、 生 徒 た ち に と っ て よ り具 体 的 な も の ・身 近 な も の と思 わ れ る 題 材 を 選 び 、 そ れ を ど の よ

う に 教 材 化 し 、 指 導 上 の 工 夫 を 行 う か 、 と い う こ とが 議 論 の 中 心 に な っ た 。

こ の よ う な 基 本 的 立 場 で 、 各 研 究 員 が 、 授 業 実 践 の 中 で の 関 心 事 や 課 題 を お 互 い に持 ち寄 り、

比 較 検 討 し 、 研 究 内 容 を 絞 り込 ん で い っ た 。 そ の 結 果 、 多 様 な 個 性 を もつ 個 人 が 相 互 に 尊 重 し 合 う 成 熟 した 民 主 社 会 に 向 け て 、 「人 間 と権 利 」 を テ ー マ とす る 研 究 を 、 ま た 、 民 主 主 義 社 会 に お け る 主 体 的 参 加 者 と して の 市 民 意 識 、 納 税 者 意 識 の 向 上 を 念 頭 に お き 、 「税 」 を テ ー マ と す る研 究 を 行 う こ と と し た 。 そ して 、 こ れ ら の テ ー マ に 対 応 す る 二 つ の グ ル ー プ に 分 か れ 、 そ れ ぞ れ 共 同 研 究 を 行 っ た 。 な お 、 両 グ ル ー プ と も 、 教 材 化 を 行 う 上 で は 、 下 の3点 の 事 柄 に 留 意 した 。

r‑

生 徒 が 「自 ら 」 考 え る 活 動 を よ り多 く取 り入 れ る 。

懸 麗 雛 畿 籍鰹 撫 態竺 」

(5)

H人 間 と権 利

1研 究 内 容 と方 法

従 来 、 高 等 学 校 に お け る 人 権 に 関 す る 学 習 は 、 人 権 保 障 の 発 達 、 自 由 権 的 基 本 権 、 社 会 権 的 基 本 権 な ど の 理 解 に 重 点 が 置 か れ て き た 。 ま た 中 学 校 に お い て も 、 「人 間 の 尊 厳 に つ い て の 考 え 方 を 、 基 本 的 人 権 を 中 心 に 深 め させ る と と も に 、 日本 国 憲 法 が 基 本 的 人 権 の 尊 重 、 … … … を 基 本 的 原 則 と し て い る こ と に つ い て の 理 解 を 深 め 」 る こ と を 主 な 内 容 と して い る 。 こ れ ら の 学 習 は 、 生 徒 に と っ て は 公 民 と し て の 資 質 を 養 う う え で 大 変 重 要 で あ る 。 しか し、 生 徒 の 感 覚 で は 、 実 生 活 か ら か け 離 れ た 事 柄 と し て 捉 え ら れ が ち で あ る 。 現 代 は 、 各 個 人 の 権 利 を 保 障 す る こ と が 、 個 人 相 互 の 対 立 に 結 び つ い て し ま い が ち で あ る 。 現 代 社 会 の 諸 問 題 を 解 決 し て い く た め に は 、 特 に 、 他 者 の 権 利 を 尊 重 す る 視 点 が 必 要 と さ れ て い る 。 そ こ で 、 本 グ ル ー プ で は 、 人 間 と 権 利 と の 関 係 に つ い て 考 え させ る こ と を 通 して 、 自 立 した 市 民 の 育 成 を 目 指 す 指 導 の 工 夫 を 考 え た 。

「倫 理 」 で は 、 学 習 指 導 要 領 解 説 に 示 さ れ た 「先 哲 の 考 え 方 に つ い て 事 項 、 事 柄 を 精 選 す る こ と」 「生 徒 が 人 生 観 、 世 界 観 を確 立 す る た め の 手 掛 か り を 得 させ る よ う指 導 方 法 に つ い て 様 々 に 工 夫 す る こ と 」 に つ い て 検 討 し、 工 夫 を 試 み た 。 こ れ に よ っ て 、 日 本 や 世 界 の 先 哲 の 思 想 あ る い は 国 際 的 な 問 題 を 学 ぶ 際 も 、 教 師 か ら の 一 方 的 な 知 識 の 伝 達 に 偏 る こ と な く、 生 徒 な りの イ メ ー ジ を 形 成 さ せ 、 個 性 的 な 表 現 が で き る よ う に し て 、 生 徒 に と っ て 手 応 え の あ る 理 解 と 、 よ り よ く生 き る 意 欲 を も た せ る こ と を 目 指 し て い る 。

年 間 指 導 計 画 は 、 「青 年 期 と人 間 と して の 在 り方 生 き 方 」 に25時 間 、 「現 代 社 会 と倫 理 」 に20 時 間 、 「国 際 化 と 日本 人 と し て の 自 覚 」 に25時 間 を 充 て 、 特 に 指 導 方 法 の 工 夫 を 心 掛 け た 。 ま た 、 指 導 案 と し て は 、 本 グ ル ー プ の テ ー マ で あ る 「人 間 と 権 利 」 の 視 点 に立 ち 、 「国 際 化 と 日 本 人 と し て の 自 覚 」 の 中 項 目 「世 界 の 中 の 日本 人 」 の 導 入 部 分 を 取 り上 げ た 。

「政 治 ・経 済 」 で は 、 基 本 的 人 権 の 中 で も 「新 しい 人 権 」 の 一 つ と して 主 張 さ れ て い る 「自 己 決 定 権 」 に 焦 点 を あ て 、 そ の 教 材 化 と指 導 法 の 研 究 を 行 っ た 。 「自 己 決 定 権 」 に つ い て は 、 日 本 国 憲 法 に 明 文 化 さ れ て い な い た め 、 社 会 の 諸 問 題 を 解 決 す る た め の 基 準 を 自 ら 考 え 、 衝 突 す る 価 値 の 軽 重 を 自 ら 判 断 す る こ と が 必 要 と な っ て く る 。 こ の よ う な 面 で 「自 己 決 定 権 」 に 関 す る 学 習 は 、 現 代 社 会 の 諸 問 題 に 対 して 、 自 ら 解 決 して い く能 力 を 育 成 す る 教 材 と して 、 最 適 の も の と 考 え た 。 「自 己 決 定 権 」 と し て は 、 ① 生 命 に か か わ る 自 己 決 定 、 ② 家 族 の 形 成 ・維 持 に か か わ る 自 己 決 定 、 ③ ラ イ フ ス タ イ ル に か か わ る 自 己 決 定 の 問 題 が あ げ ら れ て い る が 、 こ こ で は 、 生 徒 に と っ て 身 近 な 問 題 と して 「服 装 ・頭 髪 等 の 規 制 の 問 題 」、 「援 助 交 際 に 対 す る 規 制 の 問 題 」 を 、 ま た 生 徒 の 考 え を 深 め さ せ た い 問 題 と し て 「生 命 に か か わ る 自 己 決 定 」 を 、 題 材 と し て 取 り上 げ る こ と に した 。 さ ら に 、 生 徒 が 自 ら 考 え る 場 面 を 授 業 に 取 り入 れ る 工 夫 と して 、 ビ デ オ に よ る 学 習 を ふ ま え た グ ル ー プ 討 論 、 発 表 学 習 を試 み た 。

年 間 指 導 計 画 は70時 間 分 の う ち 、 「現 代 の 世 界 と 日本 」 に10時 間 、 「現 代 の 政 治 と民 主 社 会 」 に30時 間 、 「現 代 の 経 済 と 国 民 生 活 」 に30時 間 を 充 て た 。 本 研 究 の 対 象 で あ る 「自 己 決 定 権 」 に 関 す る 学 習 に つ い て は 、 「現 代 の 政 治 と民 主 社 会 」 の な か の 中 項 目 「日本 国 憲 法 と民 主 政 治 」 (18時 間 配 当)に お い て4時 間 を 充 て る こ と に した 。

(6)

2「 倫 理 」 に お け る 指 導 の 工 夫

A年 間 指 導 計 画

「倫 理 」 の 授 業 に お い て は 、 生 徒 が 自 らの 生 涯 や そ れ を 取 り巻 く社 会 の 問 題 に 対 して 主 体 的 に 考 え 、 判 断 す る 態 度 を 育 成 す る こ とが 大 切 で あ る 。 一 斉 講 義 式 の 授 業 は 、 基 礎 的 基 本 的 な 知 識 の 獲 得 に は 有 効 で あ る が 、 生 徒 が 受 動 的 に な りが ち で あ る 。 そ こ で 、 年 間 指 導 計 画 を 作 成 す る に あ た り、 研 究 主 題 を 踏 ま え 、 生 徒 の 主 体 的 な 態 度 の 育 成 が 図 れ る よ う に 、 作 業 学 習 や 話 合 い 活 動 を 取 り 入 れ る な ど指 導 方 法 に 工 夫 を した 。

大 項 目1青 年 期 と 人 間 と し て の 在 り方 生 き 方

目標 生 涯 に お い て 青 年 期 が もつ 意 義 を 理 解 さ せ る と と も に 、 先 哲 の 基 本 的 な 考 え 方 を 手 が か り と し て 、 人 間 の 存 在 や 価 値 に つ い て 思 索 を深 め させ る 。

中 項 目

学習内容 時

} 主 な 指 導 事 項 と指 導 方 法 の 工 夫

1青 年 期

人間性 の特 質 2

・学 習 の め あ て と学 習 計 画 を理 解 さ せ る

の 課 題

・人 間 と は 何 か 、 考 え た こ と を メ モ さ せ 、6人 程 度 の グ ル ー

と 自 己

プ で 話 し 合 わ せ る 。 ホ モeサ ピ エ ン ス 等 の 言 葉 を 紹 介 し 、

形成

考 察 を 深 め さ せ る 。 話 合 い の 結 果 を 発 表 さ せ る 。

適 応 と個 性 の

2

・子 ど もの 時 の 大 人 や 友 人 へ の 印 象 と、 現 在 と の 違 い を 話

形成

し合 わ せ 、 自 分 自 身 が 変 化 し て い る こ と に 気 付 か せ る 。

・個 性 の 形 成 、 集 団 へ の 適 応 、 自 己 実 現 へ の 意 欲 に つ い て

考 え さ せ る た め 、 女 性 と男 性 、 親 と子 、 先 生 と生 徒 な ど

の 役 割 を 逆 転 し た ロ ー ルeプ レ イ を さ せ る 。

現 代 社 会 に お

1

・悩 み や 希 望 の 現 れ 方 は そ の 人 を 取 り巻 く状 況 と 深 い 関 わ け る 青 年 の 生 りが あ り 、 自 己 探 究 は 対 話 や 行 動 の な か で も深 め ら れ る

き 方 こ と に 気 付 か せ る

2人 間 と

自 己 探 究 と倫

18

・人 間 の 弱 さや 劣 等 感 、挫 折 感 の 具 体 的 事 例 を紹 介 し、 生

し て の 理 的 自覚

徒 に 批 評 させ る 。 こ れ を 次 時 以 降 の 導 入 と す る 。

自 覚 ギ リ シ ア の 思 ・良 識 あ る 公 民 と して の 生 き方 を 考 え さ せ 、 無 知 の 知 の 自

想1

キ リ ス ト教[1

覚 、 愛 知 、 正 義 な ど に 関 す る 語 句 を 説 明 す る 。1

・誘 惑 に 負 け や す い 自 己 の 弱 さ は 誰 に で も あ る こ と を 矧

1か せ た 上 で ・ イ エ ス の 言 行 を 紹 介 し・ 隣 履 を 簸 す る

1こ と の 厳 し さ を 考 え さ せ る 。

(7)

仏教 ・不 安 や 苦 し み が い か に し て 克 服 で き る か 、 慈 悲 、 無 我 な

ど の 仏 陀 の 思 想 を 参 考 に 考 え さ せ る 。

儒教 ・望 ま し い 人 間 関 係 、 社 会 生 活 を ど の よ う に 送 る べ き か を

考 え させ る た め 、 孔 子 や 孟 子 の 思 想 を 紹 介 す る 。 生 徒 に 取 り組 み や す い 文 体 や 量 の 文 献 資 料 を 用 意 す る 。

芸 術 の 意 義

・美 術 、 詩 歌 な ど 、 い く つ か の 作 品 を 示 し 、 生 活 の な か で

美 を求 め る 心 の 大 切 さ に 気 付 か せ る 。

3ま と め

様 々 な 立 場 の

2 ・特 定 の 思 想 や 、 創 作 ポ リ シ ー を も つ 者 と も た な い 者 の 役

尊重 で ロ ー ル=プ レ イ を さ せ 、 自 分 と 異 な る 価 値 観 を も つ 人

の 意 見 を傾 聴 す る こ と の 大 切 さ に 気 付 か せ る 。

大 項 目2現 代 社 会 と倫 理

目 標 現 代 社 会 の 特 質 に つ い て 理 解 さ せ 、 現 代 に 生 き る 人 間 の 倫 理 的 な 課 題 に つ い て 思 索 を 深 め さ せ る 。

1現 代 社 会 の 特 質 と 人

現代 の人間像 4 ・ 「疎 外 さ れ た 人 間 の 不 安 」 を テ ー マ と し た 文 献 、 ド ラ マ 芸 術 作 品 、 マ ン ガ な ど を 例 示 し 、 そ れ に つ い て 話 し 合 わ せ る 。

・小 集 団 に よ る 共 同 作 業(グ ル ー プ=ワ ー ク)で 、 現 代 の 人 間 像 を 観 点 別 に 整 理 し て 表 に ま と め 、 発 表 さ せ る 。 活 動 中 に 先 哲 の 思 想 を 紹 介 し て 、 考 察 に 加 え さ せ る 。

ラ イ フ ス タ イ ル の 変 化

4

・核 家 族 化 、高 齢 化 、情 報 化 、国 際 化 な どにつ い て 、 各 人 の 見 聞 や 経 験 、 結 婚 観 や 職 業 観 等 を も と に し て 課 題 を 作 らせ 、KJ法 や 共 同 作 業 を 取 り入 れ 、 生 徒 の 問 題 意 識 を 喚 起 す る 。

・新 し い 生 き方 の 提 案 や 社 会 問 題 の 事 例 を 紹 介 し 、 考 察 を 深 め させ る 。

2現 代 社 会 を 生 き る 倫

自然 と 人 間 科 学 と 人 間 人 間 の 尊 厳 生 命 へ の 畏 敬 社 会 参 加

10 ・ 自 然 、 生 命 、 生 き が い に つ い て 考 察 を 深 め さ せ る た め 、 先 哲 の 思 想 を ま じ え て 考 え を ま と め さ せ 、 メ モ を も と に 話 し合 い 、 発 表 さ せ る 。

・学 習 内 容 ご と に 文 献 等 集 成 プ リ ン ト を 用 意 し 、 問 題 提 起 を 行 う 。

3ま と め

自 己 実 現 と 幸

2 次 の テ ー マ で 話 し 合 い や ロ ー ル=プ レ イ を さ せ 、 個 人 の

自 由 と 他 者 の 尊 重 に つ い て 考 え さ せ る 。

(8)

・学 校 生 活 や 進 路 に 関 す る 考 え 方 の 違 い

・対 立 す るi親と子

大 項 目3国 際 化 と 日 本 人 と し て の 自 覚

目標 日 本 の 思 想 や 文 化 の 特 色 に つ い て 理 解 させ 、 国 際 社 会 に お け る 主 体 性 の あ る 日 本 人 と して の 在 り方 生 き方 に つ い て 思 索 を 深 め さ せ る 。

1日 本 の 風 土 ・人 間 観 3 ・ 「日 本 人 ら し さ 」 と は ど の よ う な こ と か 、KJ法 を 用 い

思想 て 話 し 合 わ せ る 。

・風 土 や 歴 史 的 事 件 との か か わ り に つ い て も 考 慮 さ せ る 。

・古 事 記 等 の 古 典 の 紹 介 を 心 掛 け る 。

2外 来 思 大 乗 仏 教 ・儒

7

・自分 の 行 動 や 判 断 基 準 を 列 挙 さ せ 、 そ の 中 に 仏 教 的 、 儒

想 の 受 教

教 的 要 素 が あ る こ と に 気 付 か せ る 。

容 と 日 ・先 哲 の 思 想 を 紹 介 し 、 日本 人 が 伝 統 との整 合 性 を保 ち な

本の伝

が ら独 自 の 思 想 を 形 成 して き た こ と を 理 解 さ せ る 。

国学 2

・本 居 宣 長 の 著 作 か ら プ リ ン ト資 料 を用 意 し、 そ の 人 間 尊 重 の 精 神 と伝 統 文 化 の 尊 重 に つ い て 考 え さ せ る 。

開 国 と 近 代 的

7

・時 代 背 景 と主 要 人 物 、代 表 的 な思 想 を紹 介 す る 。

自 我 ・共 同 作 業 で 西 洋 文 明 の 流 入 に 対 す る 受 容 ・対 決 の 様 相 を 調 べ させ る 。 生 徒 が 共 感 を お ぼ え た も の を 、そ の 理 由 と

と も に 発 表 さ せ る 。

・社 会 の 激 変 、価 値 観 の 混 乱 、 未 知 の世 界 に 直 面 した と き

の 、 人 間 の 行 動 に つ い て 考 え さ せ る 。

3ま と め

世 界 の 中 の 日

6 ・ こ れ か ら の 国 際 社 会 に お け る 、 主 体 的 な 生 き 方 に つ い て

本人 話 し 合 わ せ る 。 〔指 導 案 と し てP7に 掲 載 〕

・共 同 作 業 で 地 球 環 境 や 南 北 問 題 な ど 人 類 の 福 祉 に た い す る 日 本 人 の 責 任 あ る 行 動 に つ い て 考 え させ る 。

B.指 導 案(第1時) (1)本 時 の ね ら い

広 い 視 野 に 立 っ て 国 際 社 会 の 日本 人 と して の 在 り方 生 き方 を 考 え させ る た め に は 、 他 者 が 自 分 と 同 様 に 幸 福 を 求 め て い る こ と を 共 感 を も っ て 受 容 し、 自 ら の 権 利 を 正 し く主 張 す る だ け で な く 、 他 者 の 意 見 を 正 し く受 け 入 れ る 態 度 を育 成 す る こ とが 大 切 で あ る 。 こ の よ う な 相 互 理 解 に 基 づ い て は じ め て 平 和 的 な 国 際 交 流 が 可 能 と な る 。 本 時 で は 、 国 内 外 か ら 日 本 人 の

(9)

特 徴 と 言 わ れ て い る こ と を 取 り上 げ 、 そ の 内 容 と 意 味 を 吟 味 し、 国 際 社 会 に お け る 日 本 人 と して ど の よ う に 対 応 す る こ とが 正 し い 在 り方 で あ る か を 考 え る 。

(2)本 時 の 展 開

学 習 項 目

学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点

日本 の 特 徴 ・生 徒 自 身 の 印 象 や 著 作 等 で 伝 え ・生 徒 の 発 言 で 不 足 が あ る 場 合 は 、 と現 状 ら れ る 日 本 人 の 特 色 と 思 わ れ て 指 導 者 が 日 本 人 の 特 徴 と 言 わ れ る

10 い る も の を 列 挙 す る 。 こ と を 提 示 す る 。

分 ・ 日 本 文 化 の 特 色 等 を 想 起 さ せ る 。

国 際 社 会 と

・外 国 人 と 日 本 と い う 設 定 で ロ ー ・10人 程 度 の 小 集 団 で 行 う 。

日本 人

ル プ レ イ を 行 う 。

・意 志 表 示 の 不 明 確 な 日 本 人 に 対 し

・内 外 か ら の 日 本 人 の 特 色 の 増 加 て 批 判 的 な 外 国 人 と 、 そ れ が 美 徳

展 に つ い て 、 そ の 内 容 を 確 認 す る 。 で も あ る こ と を 理 解 し て ほ し い 日

・指 摘 さ れ た 事 柄 の 理 由 や 原 因 を 本 人 と い う設 定 等 が 考 え ら れ る 。

考 え る 。 ・演 技 後 、 感 想 を 述 べ 合 う こ と を 中

30 ・そ の 指 摘 に 従 っ て 自 分 た ち の 行

心 に 、 学 習 活 動 の 内 容 を 考 え さ せ

動 を 変 更 す べ きか 否 か 検 討 す る 。 る 。

.

・外 国 人 に 対 し て 、 自 分 た ち の 意

思 を ど の よ う に 伝 え た ら よ い か

を 考 え る 。

ま と

国 際 理 解 と 自 己 主 張

・指 摘 に 対 し て は 謙 虚 に 反 省 す る と と も に 、 自分 の 立 場 を 相 手 に 理 解 し て も ら う努 力 も必 要 で あ

・グ ル ー プ ご と の 発 表 を 行 わ せ る 。

・対 立 や 見 解 の 相 違 が む し ろ 交 流 の

10 る こ と を 理 解 す る 。 始 ま り で あ る こ と を 強 調 す る 。

(3)次 時

日 本 に お け る 外 国 人 の 人 権 保 障 に つ い て 考 え る 。

(4)評 価 の 観 点

① 自 分 の 考 え を 、 は っ き り と 言 う こ と が で き た か 。

② 他 者 の 意 見 を よ く 聞 き 取 っ て い た か 。

③ 直 感 的 な 答 え だ け で な く 、 既 習 事 項 を 生 か し て 考 え よ う と し て い た か 。

(10)

3「 政 治 ・経 済 」 に お け る 指 導 の 工 夫 A指 導 計 画

指 導 計 画 は 、 基 本 的 人 権 に 関 す る 学 習 を 中 心 に 、 「日本 国 憲 法 と 民 主 政 治 」 に つ い て の 部 分 だ け を 示 し た 。 な お 、 指 導 計 画 作 成 に あ た っ て は 、 日本 国 憲 法 の 保 障 す る 基 本 的 人 権 に つ い て は 、 す で に 中 学 校 に お い て 基 本 的 な学 習 が 行 わ れ て い る こ と を 踏 ま え 、 内 容 を 精 選 し 、 自 己 決 定 権 を 題 材 と し て 、 生 徒 が 自 ら 考 え る活 動 に 多 くの 時 間 を 充 て ら れ る よ う に 配 慮 し た 。

〈 「日本 国 憲 法 と民 主 政 治 」 に つ い て の 指 導 計 画 〉

(第1時 〜 第3時

第4時 第5時 第6時 第7時 第8時 第9時

*第10時

*第11時 ・第12時

*第13時

(第14時 〜 第18時

日 本 国 憲 法 の 制 定 、 国 民 主 権 と象 徴 天 皇 制 、 平 和 主 義) 基 本 的 人 権 の 尊 重 と 平 等 権

思 想 お よ び 良 心 の 自 由 ・信 教 の 自 由

表 現 の 自 由 ・知 る権 利 と プ ラ イ ヴ ァ シ ー の 保 護 身 体 的 自 由 権 と 刑 事 人 権 保 障

財 産 権 の 保 障 と 社 会 権 環 境 権 と公 共 の 福 祉

自 己 決 定 権 社 会 生 活 と 自 己 決 定 」 自 己 決 定 権 「生 命 に か か わ る 自 己 決 定 」 自 己 決 定 権 「人 権 学 習 の ま と め を か ね て 」

国 会 ・内 閣 ・裁 判 所 ・地 方 自治 、 政 党 政 治 と選 挙 、 現 代 政 治 の 諸 問 題)

B自 己 決 定 権(第1時)「 社 会 生 活 と 自 己 決 定 」 指 導 案 (1)本 時 の ね ら い

自 己 決 定 権 に 関 す る 学 習(4時 間 構 成)は 、 前6時 間 の 基 本 的 人 権 の 学 習 を う け 、 基 本 的 人 権 に 関 す る 学 習 の ま と め と して 位 置 づ け ら れ る 。 こ こ で は 、 最 終 的 な 目標 と して 、 社 会 の 諸 問 題 を 解 決 す る た め の 基 準 を 自 ら考 え 、 衝 突 す る 価 値 の 軽 重 を 自 ら 判 断 す る 能

力 を 育 成 す る こ と を め ざ して い る 。 本 時 は 、 そ の 導 入 と して 、 身 近 な 社 会 の 問 題 の 中 に も 、 既 存 の 判 断 基 準 に よ っ て は 解 決 し に く い 問 題 が あ る こ と に気 づ か せ る こ と を め ざ す 。 (2)本 時 の 展 開

学 習 項 目

学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点

自 己 決 定 と社 会 的

・身 近 な 生 活 の 場 面 か ら 、 個 人 の 自 由 と ・服 装 、 頭 髪 な ど ラ イ フ

規 制 と の 衝 突

集 団 ・社 会 の 規 制(き ま り)と が 対 立 ス タ イ ル に か か わ る 自

入 す る 問 題 を 見 つ け 、 発 表 す る 。

己 決 定 に 対 す る 校 則 な

・都 条 例 に よ る 「買 春 」 の 禁 上 に 関 連 し

ど に よ る 規 制 の 問 題 を

15

て 、 「援 助 交 際 」 に つ い て も 考 え る 。 あ げ さ せ る 。

(11)

社会 的規制の必 要

★ グ ル ー プ 討 論

性 と 自 己 決 定 の 重

・5人 程 度 の グ ル ー プ に 分 か れ 、 そ れ ぞ ・各 問 題 に つ い て 、 自 由

要性

れ の グ ル ー プ が 、 校 則 の 服 装 や 頭 髪 な 派 、 規 制 派 の 両 方 が で

展 ど の 問 題 の う ち 一 つ に つ い て 、 個 人 の き る よ う に さ せ る 。

自 由 が 優 先 す る と す る 立 場 ま た は 社 会

的 規 制 を 必 要 と す る 立 場 の 一 方 を選 び 、

そ の 理 由 ・根 拠 に つ い て 討 議 す る 。

★ 各 グ ル ー プ の 発 表

25

・異 な る 立 場 の グ ル ー プ の 発 表 を 聞 き 、 ・板 書 に よ っ て 整 理 す る

ど ち ら の 立 場 に も 理 由 ・根 拠 が あ る こ ・必 要 に 応 じて 発 表 に 対

と を 理 解 す る 。

す る 質 疑 を行 わ せ 、 問

・ま た 、 こ れ ら の 問 題 に 関 し て は 、 個 人

題 点 を 明 確 に す る 。 の 自 由 を 尊 重 す べ き か 、 社 会 的 規 制 が

必 要 で あ る か に つ い て 、 社 会 成 員 間 に 共 通 の 了 解 が 必 要 で あ る こ とに 気 づ く。

基 本 的 人 権 と 自 己

・既 習 事 項 を ふ り か え り 、 日 本 国 憲 法 が ・既 存 の 社 会 通 念 ・道 徳 と

決 定 と の 関 係 明 文 で 保 障 す る 基 本 的 人 権 な ど既 存 の と い う価 値 基 準 を 示 す 判 断 基 準 だ け で は 解 決 しに くい 問 題 で

こ と は 必 要 で あ る が 、

10 あ る こ と に 気 づ く 。

結 論 の 押 しつ け に な ら

分 な い よ う に 注 意 す る 。

(3>評 価 の 観 点

① 討 論 の 中 で 、 基 本 的 人 権 に 関 す る 既 習 事 項 を 使 う こ と が で きて い る か 。

② 社 会 の 問 題 の 中 に は 、 既 存 の 判 断 基 準 だ け で は 解 決 し に くい 問 題 が あ る こ と に 気 づ い た か 。

C自 己 決 定 権(第2時 ・第3時)「 生 命 に か か わ る 自 己 決 定 」 指 導 案 (1)本 時 の ね ら い

こ の 指 導 案 は 、 日 本 国 憲 法 に 明 文 化 さ れ て い な い 「自 己 決 定 権 」 の 中 で も 、 「生 命 に か か わ る 自 己 決 定 」 を2時 間 に わ た っ て 取 り 上 げ る も の で あ る 。 こ れ は 、 安 楽 死 や 尊 厳 死 の 問 題 を 通 し て 、 生 徒 各 人 に 、 自 分 に も い つ か 起 こ り 得 る こ と と し て 考 え さ せ 、 じ っ

く り と 自 己 決 定 し て い く プ ロ セ ス を 実 感 さ せ る こ と を ね ら い と す る 。

ま た 、 生 命 に か か わ る 問 題 は 、 正 し い 答 が 唯 一 導 き 出 さ れ る も の で は な く 、 多 様 な 意

見 が 存 在 す る 。 安 楽 死 や 尊 厳 死 の 問 題 は 、 現 実 の 社 会 の 中 で 、 そ の 是 非 を め ぐ っ て ま さ

に 意 見 が 分 か れ て い る 事 柄 で あ る 。 そ の こ と を 生 徒 の 話 し 合 い の 中 で 気 付 か せ る こ と と 、

多 様 な 考 え を 認 め つ つ も 、 自 ら 判 断 ・解 決 し て い く 姿 勢 を 育 成 す る こ と を ね ら い と す る 。

(12)

(2)本 時 の 展 開

〈第2時 〉

学 習 項 目

学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点

生 命 に か か わ る

・前 時 の 学 習 を 振 り 返 り 、 自 己 決 定 す る 事

・自 己 決 定 す る 事 柄 の 中 自 己 決 定

柄 の 中 に 、 生 命 に か か わ る こ と が あ る の に 、 ど の よ う な も の が

を 知 る 。

あ っ た か を 数 人 に 発 表

さ せ る 。

オ ー ス ト ラ リ ア ★ ビ デ オ 学 習

15

に お け る 安 楽 死 ・ビ デ オ 「安 楽 死 は 合 法 化 さ れ る の か 」 を

・ビ デ オ はNHKス ペ シ ャ

分 ・ 自 己 決 定 の 具 見 て 、 オ ー ス ト ラ リ ア 北 部 準 州 に お け る

ル 制 作 「安 楽 死 は 合 法

体例

安 楽 死 の 様 子 を 知 る 。 化 さ れ る の か 」 を10分

程 度 視 聴 させ る 。

死 に た い と い う

★ グ ル ー プ 討 論

・自 由 な 話 し 合 い が で き

気持 ちが理 解で ・死 に つ い て 考 え る 。 「死 に た い と 希 望 し

る よ う に 、4〜5人

き る 場 合 と は

て い る 人 に 対 し て 、 ど の よ う な 場 合 な ら

1グ ル ー プ と す る 。

ば そ の 人 の 気 持 ち が 理 解 で き る か 」 と い ・多 様 な 意 見 が 想 定 さ れ

う テ ー マ で 、 グ ル ー プ で 話 し 合 う 。 る が 、 こ こ で は 安 楽 死 ・

尊 厳 死 に か か わ る こ と

・話 し 合 っ た 内 容 を 発 表 用 カ ー ド に 記 入 す

に 方 向 付 け る こ と を し

25 る 。

な い で 、 あ り の ま ま の

意 見 を 記 入 す る よ う助

言 す る 。

分 ・発 表 用 カ ー ド と し て 画

用 紙 を 用 意 し 、 黒 ペ ン で 記 入 さ せ る 。

死 に つ い て の 生 ・ グ ル ー プ 毎 に 話 し合 っ た 内 容 を 黒 板 に 掲 ま

徒 の 意 見 の 整 理

示 し 、 発 表 す る 。

・全 グ ル ー プ の 発 表 を 聞 い た 後

、 共 通 す る

・共 通 す る 意 見 が あ る か

意 見 が あ る か ど う か を 考 え る 。 ど う か 数 人 に 質 問 す る 。

10 ・掲 示 さ れ た 発 表 用 カ ー

ドに 、 共 通 す る 意 見 を 色

ペ ン で 線 を 引 く 。

(13)

〈第3時 〉

学 習 項 目

学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点

導 安 楽 死 ・尊 厳 死 と ・前 時 に ま と め た 死 に つ い て の 生 徒 の 意 ・発 表 さ れ た 意 見 を あ ら 入

10

見 の 中 か ら 、 安 楽 死 ・尊 厳 死 に 関 係 あ か じ め プ リ ン ト に し て

分 る も の を 選 ぶ 。

お く 。

安 楽 死 ・尊 厳 死 の ・日 本 医 師 会 や 日 本 学 術 会 議 の 安 楽 死 ・ ・安 楽 死 ・尊 厳 死 が 社 会

展 定義

尊 厳 死 に 対 す る 見 解 を 知 り 、 自分 た ち の 中 で どの よ う に 考 え が 話 し合 っ た 「死 に た い と い う気 持 ち られ て い る か を理 解 さ

が 理 解 で き る 場 面 」 と比 較 す る 。

せ る と と も に 、 明 確 な

答 え が 出 な い 問 題 で あ

る こ と 、 多 様 な 意 見 が

25 安 楽 死 ・尊 厳 死 を

・オ ー ス トラ リ ア 北 部 準 州 に お け る 「末

あ る こ と に も気 付 か せ

認 め る プ ロ セ ス 期 患 者 の 権 利 法 」 の フ ロ ー チ ャ ー ト

る 。

(P.13)に 沿 っ て 、 安 楽 死 を 認 め る た め

の 自 己 決 定 の プ ロ セ ス を擬 似 体 験 す る 。

自 分 の 生 命 に か か

・ 「も し も 自 分 が 、 完 治 す る 見 込 み の な ・考 え を ま と め る 際 、 箇 ま

わ る 自 己 決 定 を 想 い 病 気 と 診 断 さ れ 、 い つ 死 ぬ か わ か ら

条 書 き で も よ い こ と を と

定 す る

な い 状 況 に お か れ た 時 に 、 ど の よ う に 指 示 す る 。 ま た 、 参 考

し た い か 、 過 ご し た い か?」 と い う テ ー

資 料 と して 日 本 尊 厳 死

15

マ で 自 分 の 考 え を ま と め る 。 協 会 の リ ビ ン グ ・ ウ イ

ル(尊 厳 死 の 宣 言 書)

を 配 る 。

(3)評 価 の 観 点

① 生 命 に か か わ る 問 題 に は 、 多 様 な 意 見 が 存 在 す る こ と を 認 め る こ と が で き た か 。

② 個 人 の 尊 厳 を 守 る 上 で の 自 己 決 定 の 重 要 性 を 理 解 で き た か 。

③ 安 楽 死 や 尊 厳 死 の 問 題 を 通 し て 、 生 命 に か か わ る 自 己 決 定 に つ い て の 自 ら の 考 え を 深 め る こ と が で き た か 。

(4)参 考 文 献

・棟 居 快 行 他 「基 本 的 人 権 の 事 件 簿 」 有 斐 閣

・ア ル フ ォ ン ス ・デ ー ケ ン 「死 と ど う 向 き 合 う か 」NHK出 版

・曽 野 綾 子 、 ア ル フ ォ ン ス ・デ ー ケ ン 「旅 立 ち の 朝 に 〜 愛 と 死 を 語 る 往 復 書 簡 」 新 潮 社

・NHK人 体 プ ロ ジ ェ ク ト(編)「 安 楽 死 〜 生 と 死 を み つ め る 」NHK出 版

・ 日 本 尊 厳 死 協 会(編)「 シ ニ ア の た め の 尊 厳 死 読 本 」 三 省 堂

・日 本 尊 厳 死 協 会(編)「 リ ビ ン グ ・ ウ イ ル 〜 尊 厳 死 の 宣 言 書 」 人 間 の 科 学 社

(14)

D自 己 決 定 権(第4時)「 人 権 学 習 の ま とめ を か ね て 」 指 導 案

(1)本 時 の ね ら い

「自 己 決 定 権 」 全 体 に つ い て 、 そ の 社 会 的 背 景 と 憲 法 上 の 位 置 づ け を 学 ぶ 。 そ の 際 、 個 人 の 尊 厳 と い う 憲 法 の 基 本 的 理 念 を し っ か り踏 ま え さ せ る と と も に 、 そ の 実 現 の た め に は 、 他 者 の 尊 重 と 、 互 い の 自 由 ・権 利 を 調 和 さ せ 、 維 持 す る た め の 秩 序 が 必 要 で あ る

こ と に つ い て 理 解 を 深 め させ る 。 (2)本 時 の 内 容

「自 己 決 定 」 の 具 体 的 事 例 を 想 起 さ せ 、 「自 己 決 定 権 」 と し て 三 つ に 分 類 し て 整 理 す る 。

②1970年 代 以 降 、 憲 法 上 明 文 の 規 定 の な い 新 しい 権 利 が 人 権 と し て 主 張 さ れ 、 そ の 憲 法 上 の 根 拠 が13条 の 「個 人 の 尊 厳 」 「幸 福 追 求 権 」 に 求 め られ て い る こ と を 知 らせ る 。

「自 己 決 定 権 」 を含 む 新 し い 権 利 は 、 す べ て の 個 人 が 人 間 ら し く生 き る た め に 欠 く こ と の で き な い も の で あ り 、13条 の 内 容 は 憲 法 の 基 本 理 念(主 権 在 民 、 平 和 主 義 、 人 権 尊 重)を 束 ね る 価 値 、 憲 法 の 内 容 の 中 心 を な す 部 分 で あ る こ と に 気 づ か せ る 。

し か し、 権 利 や 自 由 に つ い て は 、 そ の 主 張 や 行 使 が な さ れ な か っ た り、 ま た 他 者 や 社 会 性 を 顧 慮 し な い 自己 本 位 の もの と して 濫 用 さ れ る な ど の 問 題 点 を 指 摘 す る 。

人 権 が 尊 重 さ れ る 社 会 と は 、 個 々 人 が 自 分 の み な らず 他 者 の 存 在 も 同 様 に 尊 重 し、

ま た 社 会 全 体 の 利 益 を 考 え て い く こ と が 必 要 で あ り 、 権 利 ・自 由 の 拡 大 は そ の 結 果 に 責 任 を 持 つ 自立 し た 市 民 で 構 成 さ れ る社 会 の 進 展 と と も に 実 現 し て い く こ と を知 ら せ

る 。 (3)評 価 の 観 点

「自 己 決 定 」 が 基 本 的 人 権 の 問 題 の 一 つ で あ る こ と を 考 え る こ と が で き た か 。

「新 しい 権 利 」 の 憲 法 上 の 根 拠 と そ の 社 会 的 背 景 に つ い て 、 理 解 で き た か 。

人 権 が 尊 重 さ れ る 社 会 の 実 現 に つ い て 、 考 え を 深 め る こ とが で き た か 。

4分 析 と 考 察

本 グ ル ー プ で は 、 ① 生 徒 が 「自 ら」 考 え る こ と 、② 自 分 ら しい 表 現 が で き る こ と 、 ③ 討 論 な ど を 通 して 考 え を 深 め る こ と 、 に つ い て 指 導 の 工 夫 を 試 み た 。

倫 理 や 政 経 で 実 際 に 授 業 を行 っ た 結 果 、 例 え ば 「生 命 に か か わ る 自 己 決 定 」 な どの 深 刻 な 課 題 に つ い て も 、 自 分 の 考 え を文 章 に ま と め る な どの 作 業 に お い て は 、 生 徒 は 我 々 が 予 想 し て い た 以 上 に 問 題 提 起 に 対 して 真 剣 に 取 り組 ん だ 。 しか し、 自 分 の 考 え を 全 体 に 対 し て 発 表 し た りグ ル ー プ 討 議 を す る こ と に つ い て は 、 消 極 的 な 生 徒 も い る 。 そ の 原 因 と して 、 生 徒 が 間 違 え る こ と を恐 れ て い た り、 生 徒 同 士 の 人 間 関 係 が う ま く成 立 して い な い た め に 話 し 合 い が ス ム ー ズ に 行 わ れ な い こ と な ど が 考 え ら れ る 。 十 分 な 結 果 を 得 る た め に は 、 年 間 を 通 し て グ ル ー プ 討 議 を何 度 か 繰 り返 す 、 さ ら に 題 材 を 工 夫 す る 、 人 間 関 係 に 配 慮 して グ ル ー プ 分 け を 行 う 、 な ど が 大 切 で あ る 。 ま た 、 評 価 の 方 法 と して 、 テ ス トだ け で な く、 観 察 、 レポ ー ト 提 出 、 面 接 な ど を 加 え た 総 合 的 な 手 だ て を 行 う 必 要 が あ る 。

(15)

資 料

オ ー ス トラ リア北 部 準 州 にお ける 「末期 患 者 の 権 利 法 」 よ り

医 師 は割 助 を望 ん で い るか

い い え

自発 的 に命 を終 わ らせ る帯 助 が受

け られ る

患 者 は18歳 に達 し

て いる か いい え

い い え 患 者 は 死 の 幣 助 の 要 はい 請 を撒 回 す る か

は い

は い 患 者 は 死 に至 る病 で

苦 しん で い る か

は い

有 効 な 治 療 方 法 は あ る か

い い え

痛 み ・苦 しみ を 緩和 す る治 療 は な さ れ て い いえ

い る か

は い

別 の 専 門 医 が患 者 が 末 期 の 病 であ る こと い いえ を 確 認 して い る か

は い

精 神 科 医 が患 者 が う つ 病 で は な い こ とを い い' 確 認 して い る か

は い

病 が ひ ど い痛 み や苦 しみ を起 こ して い る

は い

医 師 は 苦 痛 緩 和 ケ ァ を 含 め た可 能 な治 療 方 法 の す べて を患 者 に知 らせ た か

証 明 書 に 署名 が な さ

いい えi、,い い'れ て か ら48時 間 が

経 過 して い る か

いい え 患 者 が死 ぬ こ とに よ はい っ て利 益 を得 る よ う な 医師 や 医療 関 係 者 が いる か

はい

は い

い いえh̲

7

い いえ

い い え,

1レ

い い え

い い え, 患 者 と医 師 の 使 用 言 語 が 共 通 で な い場 合 証 明 書 に は 通 訳 者 に よ る署名 が ある か

ム はし、

い い え

'、

証 明 書 に は 精 神 判 断 力 に 問 題 が な い 、決 定 が 自由 意 思 で あ る こ とを 確 認 し た別 の 医師 の 署名 があ る か

(

はい

い い え.

'、

医 師 は 患 者 の 署 名 に 立 ち 会 い、 要 請 証 明 書 を 完 成 させ た か

r

はい

'、

患者は死の割助の要 請証明書 を完成 させ たか

lJ

)

い い え .く

,

はい

い い え 1

r、

患 者 が 公 式 に 生 を終 え た い と意 思 表 示 し て か ら7日 間 が経 っ て いる か

㌧'

︑決

(16)

m 税 」 を中 心 と した政 治 ・経 済 の 授 業

1研 究 内 容 と方 法

本 研 究 に 際 し て 、 現 実 の 社 会 に 対 し、 自 分 で 課 題 を 見 つ け 、 自 ら 学 び ・判 断 ・行 動 し 、 よ り よ く問 題 を 解 決 で き る 能 力 を 育 成 す る こ と に よ っ て 生 き る 力 を 培 う 授 業 を 試 み る 、 と い う 主 題 を 設 定 し た 。 こ の 主 題 の も と で 本 グ ル ー プ は 、 学 習 項 目 と して 生 徒 に と っ て 身 近 な もの で あ り、

か つ 、 興 味 関 心 が もて る と思 わ れ る 「税 」 を取 り上 げ 、 「税 」 を 中 心 と し て 年 間 指 導 計 画 を 作 成 し た 。

従 来 の 「税 」 に 関 す る 学 習 は 、 経 済 分 野 の 一 つ で あ る 「財 政 の 役 割 と構 造 」 の 中 で 取 り上 げ て き た 。 そ こ で は 歳 入 の 重 要 な 基 礎 と な っ て い る 「租 税 」 に つ い て 、 そ の 種 類 や 課 税 方 法 に つ い て 基 本 的 な 知 識 を 伝 え る こ と の み に終 始 し て い た よ う に 思 わ れ る 。 そ の 結 果 、将 来 の 納 税 者 、 市 民 と して 本 来 あ る べ き 、 税 と の 関 わ り方 を 考 え させ る こ と が 不 足 して い た の で は な い だ ろ う か 。 しか し、 「税 」 は そ の 性 質 上 、 国 家 や 政 治 権 力 と密 接 に か か わ っ て お り 、 ま た 、 市 民 の 政 治 へ の 関 わ り と も 深 く関 係 して い る 。 従 っ て そ の 扱 い 方 如 何 に よ っ て は 、 政 治 ・経 済 学 習 の あ ら ゆ る 項 目 の 基 礎 と して 考 え る こ と が で き 、 自立 的 な 市 民 を 育 成 す る に あ た っ て 大 き な 学 習 効 果 を も つ 内 容 で は な い だ ろ う か 。 成 熟 し た 民 主 社 会 で は 一 人 一 人 が 政 治 や 経 済 の 主 人 公 で あ り、

主 体 で な け れ ば な ら な い が 、 そ う した 発 想 や 態 度 を 身 に 付 け る た め に も 、 税 の 意 味 や 租 税 法 律 主 義 の 原 則 に 気 づ か せ る こ と が 非 常 に 有 効 で あ る と 考 え る 。 そ こ で 、 本 研 究 グ ル ー プ で は こ の

「税 」 を 政 治 ・経 済 学 習 の 基 礎 と捉 え 、 年 間 指 導 計 画 の 各 単 元 で 、 税 を 踏 ま え た 学 習 を し、 「現 代 経 済 の し くみ 」 の 指 導 計 画 を そ の ま と め と して 位 置 付 け る こ と と した 。

具 体 的 に は 、 ま ず 、 政 治 経 済 学 習 全 体 を 「税 」 を テ ー マ と して 捉 え な お す こ と を 考 え た 。 そ の た め に 、 学 習 指 導 要 領 の 各 単 元 が 「税 」 に よ っ て 有 機 的 に つ な が っ て い る こ と を 示 す 構 造 図 を 工 夫 し、 作 成 した(→P15「 税 を 中 心 に し た 授 業 へ 向 け て の 構 造 図 」)。そ れ に よ っ て 小 中 学 校 で の 学 習 活 動 と 、 生 涯 学 習 と の 関 連 性 も視 野 に 入 れ て 捉 え る こ と が で き た 。 こ れ を も と に 、 年 間 指 導 計 画 の 各 単 元 で 税 と の 関 わ りを 踏 ま え た 学 習 を す る(構 造 図 の 強 調 部 分)。 そ こ で は 税 が 関 係 して い る こ と を単 に 示 す の で は な く 、 政 策 決 定 や 行 政 実 務 、 私 的 経 済 活 動 な ど の 諸 活 動 も 、 常 に 税 と い う形 を と っ た 国 民 の 参 加 に よ っ て 成 り立 っ て い る と い う視 点 を 捉 え させ る こ

と が 重 要 で あ る 。

次 い で 、 「現 代 経 済 の 仕 組 み 」 の 第1時 で 生 徒 自 ら が 負 担 す る 税 の 項 目 と 金 額 を 計 算 さ せ 、 税 の あ り方 と 問 題 点 を 考 え さ せ る 。 こ こ で は 、 で き る だ け 身 近 に 税 を 捉 え ら れ る よ う に 、 各 種 ワ ー ク シ ー トを 工 夫 した(→P19)。 ま た 、 各 生 徒 の 興 味 や 作 業 の 進 度 を 考 慮 して 複 数 の ワ ー ク シ ー トを 用 意 し た 。 そ し て 、 第4時 で 租 税 制 度 改 革 の 必 要 性 を 、 直 間 比 率 の 見 直 し問 題 に 焦 点 を 当 て て 考 え させ た が 、 諸 外 国 の 例 を 示 す こ と で 、 税 の 多 様 性 に も気 づ く こ とが で き る よ う に 工 夫 し た 。 ま た 、 直 間 比 率 を 変 え る こ と で 負 担 の 構 造 が 大 き く変 化 す る こ と を 理 解 させ る た め 、 わ か りや す い 資 料 を 工 夫 し た 。 最 後 に 第6時 で 税 の 学 習 の ま と め と して 、 税 の 重 要 性 や 基 本 原 則 、 し くみ が 理 解 で き た か を 生 徒 一 人 一 人 が 確 認 す る た め に 、CD‑ROMを 使 っ た 授 業 を 試 み た 。 こ こ で は マ ン ガ の キ ャ ラ ク タ ー が 出 題 す る 問 い に 答 え る 作 業 を 通 じ て 自発 的 な 学 習 活 動 が 展 開 で き 、 主 体 的 に 考 え 行 動 す る こ と の 必 要 性 に 気 づ く よ う 授 業 展 開 を 工 夫 し た 。

(17)

2税 を 中 心 と した 授 業 へ 向 け て の 構 造 図

「税 」 に 関 して の 興 味 ・関 心 を 高 め る 指 導 の 工 夫 を12年 間 の 教 育 で 実 施 す る た め に 、 各 学 校 段 階 の 指 導 時 間 と 内 容 の 接 続 性 を示 した 。

小 中高

小 学 校(6年 生社 会 科)で の税 に関 わ る授 業

小 学 校 社 会 科6学 年105時

学 習 指 導 要 領 で の 位 置 付 け1

(2)国 民 生 活 の 安 定 と向 上 と 日本 国 憲 法 の 基 本 的 な考 え方

公 共 施 設 や 災 害 復 旧 で の 地 方 公 共 団 体 や 国 の 政 治 の 働 き を理 解 す る

→ 「租 税 の 役 割 につ い て も取 り上 げ る よ う配 慮 す る 代 表 者 に よる 議 会 政 治 と国 民 主 権

日本 国 憲 法 と国 民 生 活 の 基 本

→ 「納 税 の義 務 な ど を取 り上 げ る 。

政 治 に か か わ る 指 導 計 画

わ た した ち の く ら しと政 治17時

① 政 治 の 働 き(8時 間)

→ 公 共 施 設 や 災 害 復 旧 に 税 金 が つ か わ れ て い る こ とに 気 付 か せ る 。

② 国 民 の 代 表 者 に よる政 治(5時 間)

③ 日本 国 憲 法(4時 間)

→ 国 民 の 義 務 の 一 つ と して納 税 が あ る こ と を理 解 す る 。

税 に 直接 か か わ る 時 間 は1/2〜1時 間 程 度

中学 校(公 民 的 分 野)で の 税 に 関 わ る授 業

中学校 社会科6学 年 公民的分野

学 習指導要領での位置付け〕L (1) 現 代の社会生活

国民生 活の向上 と経済

イ 3 イ

105時 間 歴 史 的 分 野140時 間 地 理 的 分 野140時 間 生 活 と経 済:物 価 、 貯 蓄 、 保 険 、 租 税 、 企 業 、 職 業 、 勤 労 、 労 働 組 合

→ 身 近 で 具 体 的 な 事 例 を取 り上 げ る

国民 生 活 と福 祉:財 政 収 支 、 租 税 の 意 義 と役 割 、 国民 の 納 税 の 義 務 民 主 政 治 と国 際 社 会

民 主 政 治 と政 治 参 加:地 域 社 会 にお け る住 民 の 権 利 と義 務 ・地 方 自治

税 に か か わ る 指 導 計 画 経 済 の 仕組 み17時 間 程 度 政 府 の 仕事(3時 間程 度)

政 府 の経 済 活 動 財 政 の 意 味(1時 間 程 度)

収 入 と して の租 税(1時 間 程 度)

→ 租 税(直 接 税 ・間接 税)や 公債 を理 解 す る 。

政 府 の支 出(1時 間 程 度)

→ 歳 出 の も とは租 税 で あ る こ と に気 付 か せ る

税 に 直接 関 わ る 時 間 は1〜2時 間程 度

高 等 学校(政 治 ・経 済)で の税 に関 わ る授 業

学 習 指 導 要 領 で の 位 置 付 け 〕2単 位70時

1目 広 い 視 野 に 立 ち、 民 主 主 義 の 本 質 、 現 代 の 政 治 ・経 済 ・国 際 関 係 の 客 観 的理 解 と諸 課題 の 考 察 → 良 識 あ る 公民 と して 必 要 な 能 力 態 度 2内 容(3)現 代 の 経 済 と国 民 生 活

現 代 経 済 の 仕 組 み

市場 経 済 の 仕 組 み 、 資 金 の 循 環 と金 融 機 関 の 働 き、 財 政 の 仕組 み と租 税 の 意 義 ・役割 、経 済 成 長政 策 と 景 気 変動 対 策 3内 容 の取 扱 い

中学 校 社 会 科 、 公 民 科 の 他 の 科 目や 地 理 歴 史 科 及 び 家庭 科 との 関 連 を考 え る 。 年 間 指 導 計 画

① 等 の 各 数 字 は時 間 数 を示 し、 ゴ チ ッ ク文 字 は税 との 関 連 が あ る こ と を示 して い る

Gl地 理 、J:日 本 史 、W:世 界 史 、E=倫 理 との 関 連 を示 して い る。 全70時 間 中22時 間 で 税 と関 わ りあ る授 業 が 可 能 で あ る 。

「',i)1蝋鱗 講 本鵬 間1‑'一   幽一 ア 瀟 漏 嗣 芝漏 一.一'一'一 一'一 一'一 「 1、/糊 購 纒 禺欝 含;ll8糠 鎚 蹴 麟 存関係… 化・国連艦l

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「[n]現 代 の 政 治 と民 主 社 会(30時 間11)民主 政 治 の 基 本 原 理)一'一'一'「

1膿 護鱗 欝 搬 定I lE雛 綴 繍 騰 。価値l

lw8縢 鯉 蟹 税金の使われ方②置員費用l l,,、 謡 鱗 砦治の姿I

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「[皿]現 代 の経 済 と国 民生 活(28時 間)■ 一'一 「(

1)経 済 社 会 の 変容 と経 済 体 制'

i W① 市場 原理 と自由競争

1灘 騰 灘 灘 関税とGATTl

i,咽 鱗 瑠 灘 的性格.

i

① 貿 易 と国際 収 支 、対 立 と協 調 W② 貿 易 と 国際 収 支 、対 立 と協 調 W③ 国際 経 済 に お け る 日本 の 役割

i ④ 国際経済 における日本 の使命

1,,、現灘 誉縫 識 クスヘブン

J① 産 業 構 造 の 転 換'

i

②現代の企業

1難 雛 郷:

i

⑥ 省エ ネ ル ギ ー と環 境;エ コ プ ロ ジ ェ ク ト .⑦ 環 境 保 全 と 公 害防 止.

i

E⑧ 消 費者 の 保 護 E⑨ 労 働 問 題

⑩ 労 働 問 題

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E⑪ 社 会保 障 と福 祉

⑫ 社 会 保 障 と福 祉=介 護 保 険 制 度'

i14)現 代 経 済 の 仕 組 み

① 身近 な税 を考 え る:私 が 払 う税 金'

i ② 財 政 の 役 割 と機 能:も し税 金が な か っ た ら

1難 騰 難 灘 購勢

1酬 儲 の政治参加 ・租税法鮭 事

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市 民 と しての 意 識 を も っ た社 会 人 の 育 成 → 生涯 学 習 社会

参照

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