中 学 校
平 成11年 度
教 育 研 究 員 研 究 報 告 書
圏
東 京 都 教 育 委 員 会
平 成11年 度
教 育 研 究 員 名 簿(社 会)
〈歴史的分野〉
区市町村名 学 校 名 氏 名
大 田 糀 谷 中 学 校 〇 三 浦 和 志
北 岩 淵 中 学 校 駒 崎 和 彦
練 馬 大 泉 第 二 中 学 校 高 沼 俊 秀
足 立 新 田 中 学 校 平 塚 益 孝
立 川 立 川 第 五 中 学 校 山 口 和 仁 府 中 府 中 第 六 中 学 校 大 石 雅 彦
町 田 金 井 中 学 校 肝 付 俊 朗
羽 村 羽 村 第 一 中 学 校 竹 口 君 夫
〈公民的分野〉
区市町村名 学 校 名 氏 名
江 東 南 砂 中 学 校 竹 原 眞
世 田 谷 駒 留 中 学 校 今 橋 英 次
荒 川 第 七 中 学 校 鈴 木 啓 之
葛 飾 青 戸 中 学 校 飯 塚 善 行
江 戸 川 小 松 川 第 三 中 学 校 梅 澤 宏 司 東 久 留 米 南 中 学 校 ◎ 神 田 三智夫
◎ 世話人 ○ 副世話人 担 当 指 導 部 中 学 校 教 育 指 導 課 指 導 主 事 中 元 順 一 都立教育研 究所国語社 会外国語 研究室指導主 事 赤 坂 寅 夫
「一一一一 一一研 究 主 題
自 ら 考 え 、 互 い に 学 び 合 っ て 、 主 体 的 に 学 習 す る 生 徒 を 育 て る 社 会 科 授 業 の 工 夫
目 次
目 次 i
1全 体 の 研 究 構 想 図 2
皿 地 理 的 分 野 の 研 究 内 容
1■0乙00
‑り乙
地理的分野 の研究構想 図
検 証 授 業A・ 単 元 名 「ア メ リ カ 合 衆 国 」 生 徒 の 実 態
実践例
授 業 の 概 要 と考 察
3検 証 授 業B・ 単 元 名 「東 京 都 」
110自34
指導計画 本時 の展開例 単 元 の 展 開 の 概 要 授業 の考察
4地 理 的 分 野 の 研 究 の ま と め と 今 後 の 課 題
3344568890り乙00111
皿 公民 的分野 の研究 内容 1公 民 的 分 野 の 研 究 構 想 図 2研 究 の 内 容
①②③ω働⑧
問 題 解 決 学 習 に っ い て
実 践 例 「イ ン タ ー ネ ッ トを 用 い た 問 題 解 決 学 習 」
授 業 研 究1:3年 「国 民 生 活 と 福 祉 〜 私 た ち の く ら し と 税 〜 」
単元 の指導 計画 学 習 指 導 案 授 業 の 考 察
(4)授 業 研 究2:2年 「公 民 的 分 野 の 導 入 学 習 一 現 代 社 会 の と ら え 方 一 」 3公 民 的 分 野 の 研 究 の ま と め と 今 後 の 課 題
4455788802311111111222
IV全 体 の 研 究 の ま と め と 今 後 の 課 題 一 こ れ か ら の 中 学 校 社 会 科 の 授 業 改 善 の 方 向 … … …24
一1一
1 全体 の研 究構 想図
一
1今会科 授業 にかかわ っ日の 中 学 校 社て 、 多 く み る こ と の で き る問 題 状 況 一 教 師(教 え)と
生 徒(学 び)の 実 態
○ 教 師 の 「教 え」 に か か わ って
① 教 科 書 一 辺 倒 の授 業 か らの脱 却 や 多 様 な 学 習 活 動 の 工 夫 の必 要 性 は感 じて い るが 、 そ の方 法 が 具 体 的 に は分 か りに くい。 そ れ を 研 修 す る余 裕 も ほ とん どな い。
② 調 査 ・発 表 学 習 へ の 支持 は 高 いが 、 時 間 が か か る こ とを 懸 念 して 実 践 に踏 み切 りに くい。
③ 教 え る こ とに 自信 が もて ず 、 生 徒 の 反 応 に よ って 不 安 を 感 じる こ とが あ る。
④3分 野 の 関連 を 図 る総 合学 習 へ の 意 識 が 不 十 分 で あ る。
○ 生 徒 の 「学 び」 に か か わ って
① 社 会科 の 目標 や3分 野 に 分 か れ て い る理 由 を教 え られ て い な い た め、 学 習 の意 義 が 分か りに くい。
② 教 え た 内容 の み 問 うテ ス トに 疑 問 を 持 たず 、 点 数 を多 くと る こと を重 視 しが ち で あ る。
③ 広 く社 会 的事 象 に 関 す る学 習 を 望 ん で お り、 教 科 書 だ け の学 習 に な らな い こと を願 って い る。
④ 作 業 的、 体験 的 な学 習 が単 純 に好 きだ と は限 らな い。
⑤ 社 会 で 起 き るで き ご とを 社 会 科 で 学 習 した こ とや 自分 に 関係 の あ る こ と と感 じに くい。
⑥ 授 業 の 他 に 多 くの 気 に な る こ とが あ り、 授 業 に集 中 しに くい。
nこ れか らの中学 校社 会科 授業 へ の 期待
曳
錯勾行喝 に孚び
動 する
知mと 生 、 を び 付 け 学 習
O教 育 課 程 審 議 会 ・答 申(H10.7.29)〜 関 係 部分
1教 育 課 程 の 基 準 の改 善 に 当 た って の基 本 的 な 考 え 方 〜 学 校 と は
● 子 ど もた ち に と っ て伸 び伸 び と過 ごせ る楽 しい 場
● 子 ど もた ちが 自分 の興 味 ・関心 の あ る こ とに じっ く り取 り組 め る ゆ と り の あ る場
● 分 か らな い こ とが 自然 に分 か らな い と言 え 、 学 習 に っ まず い た り、 試 行 錯 誤 した りす る こ とが 当 然 の こ と と して受 け入 れ られ る場
● 子 ど もた ち が安 心 して 、 自 分 の 力 を 発 揮 で き る よ う な場
● 教 科 の授 業 だ け で な く、学 校 で の す べ て の 生 活 を通 して 、 子 ど もた ちが 友 達 や教 師 と共 に学 び合 い活 動 す る場
2教 育 課 程 の基 準 の 改善 の ね らい
② 自 ら学 び 、 自 ら考 え る力 を 育 成 す る こ と
「… …知 識 と生 活 との結 び 付 き、 知 の 総 合 化 の 視 点 を 重 視 し、 各教 科 等 で得 た知 識 ・技 能 等 が 生 活 に お い て生 か され 、総 合 的 に働 くよ う にす る こ と に留 意 した指 導 も重 要 で あ る… … 」
3社 会 科 の改 善 の 基 本 方 針
① 多面 的 に 考察 し、 公 正 に 判 断 す る能 力 や 態 度 、 我 が 国 の国 土 や歴 史 に対 す る理 解 と愛 情 、 日本 人 と して の 自覚 、 国 際 社 会 の 中 で 主 体 的 に生 き る資 質 や能 力 の育 成
② 基 礎 的 ・基 本 的 な 内 容 に 厳 選 し、 学 び方 や調 べ 方 の学 習、 作 業 的 、 体験 的 な 学 習 や 問 題 解 決 的 な 学 習 な ど児 童 生 徒 の 主 体 的 な学 習 を一 層 重 視
皿 研 究 テ ー マ
自 ら考 え 、 互 い に学 び合 っ て、 主 体 的 に学 習 す る 生 徒 を 育 て る社 会 科 授 業 の 工 夫
N研 究 の ね らい 一 共 通 の ね ら い と
分 科 会 の ね らい
共 通 の ね ら い
授 業 研 究 を中 心 と した実 践 的 研 究 に よ って 、 これ か らの 中 学 校 社 会 科 授 業 に お け る教 師(教 え)と 生 徒(学 び)の 実 態 に正 対 した 具 体 的 な 改 善 策 にっ いて 明 らか にす る。
主 体 的 な調 べ学 習 ・話 し合 い学 習 を 通 して 、 問 題 解 決 能 力 を育 て る指 導 の 工 夫一 地 域 の 規 模
に応 じた調 査 学 習 の試 行 一 分 科 会 研 究 の ね ら
○ 日本 と結 び 付 きの 深 い ア メ リカ合 衆 国 と生 徒 に と って 身 近 な 地 域 で あ る東 京 都 を調 査 対 象 と して 、 地 域 の 規 模 に応 じた調 査 学 習 を試 行 す る。
「課 題 別 班 に よ る調 べ 学 習 」 と 「話 し合 い 学 習 」 に よ り、 地 域 の規 模 に応 じた調 査 ・話 し合 い学 習 の指 導 法 につ い て の工 夫 を行 う。
公 民 的 分 野 ・分 科 会 テ ー マ 現 代 社 会 の諸 問 題 に対 し,問 題 解決 的 な 学 習 を通 して,自 ら課 題 を設 定 し追 究 で き る力 を 育 て る授 業 の工 夫
分 科 会 研 究 の ね ら
○ 現 代 社 会 の諸 問 題 に 対 して,自 ら課 題 を設 定 し追 究 で き る力 を育 て る授 業 改 善 の方 法 を 明 らか に す る。
自 らの 生 活 との か か わ りで 調 べ る活 動 を重 視 した 問 題 解 決 的 な 学 習 の 実 践 の 手 だ て を 明
らか に す る。
皿 地 理 的 分野 の 研 究 内容
1地 理 的 分 野 の 研 究 構 想 図
○ 社 会 科 研 究 主 題
「自 ら 考 え 、 互 い に 学 び 合 っ て 、 主 体 的 に 学 習 す る 生 徒 を 育 て る 社 会 科 授 業 の 工 夫 」
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生 徒 の 実 態
OO 社 会 の で き ご と を 実 感 の 伴 わ な い も の と して と ら え 、 授 業 の 中 で 自 分 の 課 題 と
謹 欝 び ■
地 理 的 分 野 研 究 主 題
主 体 的 な 調 べ 学 習 ・話 し合 い 学 習 を 通 して 、 問 題 解 決 能 力 を 育 て る 指 導 の 工 夫 地 域 の 規 模 に 応 じ た 調 査 学 習 の 試 行
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と 生 徒 に と って 身 近 な 地 域 で あ る 東 京 都 を 調 査 対 象 と して 地 域 の 規 模 に 応 じ た 調 査 学 習 を 試 行 す る 。
② 「課 題 別 班 に よ る 調 べ 学 習 」 と 「話 し
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一 主 題 設 定 の 理 由
【騰繍 灘灘 継
行 う こ と に よ り 、 主 体 的 に 学 習 し よ う と す る 意 欲 や 態 度 を 養 う 。
② 「話 し 合 い 学 習 」 を 通 し て 、 話 し 合 い 、 考 え 合 う 中 で 、 社 会 的 事 象 を 多 角 的 に と
ら え て い く 力 を 養 う 。
一 一 一 一 研 究 の 仮 説
① 生 徒 の 興 味 ・関 心 に 基 づ い た 課 題(仮 の テ ー マ)設 定 を 行 う こ と に よ り 、 主 体 的 に 学 習 し よ う と す る 意 欲 を 養 う こ と が で き る。
② 生 徒 の 「調 べ 学 習 」 を 通 し て 、 主 体 的 に課 題 解 決 に 向 け て の 必 要 な 統 計 ・資 料 や 情 報 を 1活 用 す る 力 を 身 に 付 け る こ と が で き る 。
③ 生 徒 相 互 の 「話 し 合 い 活 動 」 を 通 し て 、 自 分 と は 違 っ た 新 た な 視 点 か ら 課 題(真 の テ ー マ)を 深 め る こ と が で き る 。
①②③
一 研 究 の 方 法 と 内 容 一
身 近 な 社 会 的 事 象 か ら課 題 を 発 見 し、 「調 べ 学 習 」 を 通 して 追 究 して い く授 業 を 行 う。
「話 し合 い学 習 」 を 通 し て 、 生 徒 相 互 が 課 題 意 識 を 高 め て い く授 業 を 行 う 。
自 己 評 価 や 相 互 評 価 を 通 し て 、 生 徒 の 変 容 を 分 析 ・考 察 し、 検 証 授 業 の 評 価 を 行 う。
一3一
2検 証 授 業A (1)生 徒 の 実 態
研 究 を 進 め る に 当 た り、 生 徒 の 学 習 対 象 に 対 す る 意 識 調 査 を 行 っ た 。 結 果 は 左 下 の よ う に な っ た 。
調 査 対 象:中 学1年 生75名
方 法:ア ン ケ ー ト形 式 に よ る 。 ア メ リ カ 合 衆 国 に 関 連 す る30項 目 に 対 し て 関 心 の 度 合 い を 4段 階 の 中 か ら 選 択 さ せ た(興 味 が あ る ・少 し ア メリカ 合 衆 国 に 関 す る 意 識 調 査 興 味が あ る ●あ ま り興味 が な い'ほ とん ど興 味が な い)
衆国のイメ
ア メリカ映コ{ハ リウッド・スター 自由 の女 挿 ζニューヨー クの鰻 光名 コカコJラ やベ フシ,一 う工漕諒 敢斜
マクドナル ド(ハンパーガー ショップ)
ディズニ→ ンド{遭口地 〕 3い 皿 靡(餓 ・凶 感犯働 大1」一グ{プロ野諌 ・マゲワ イヤ ・ソー
サなどのスター 選 手}
ディズニー映 画(アニ メ〕
鳳 人ぐ憂刑 や奴厳 の 慶吏 ・脅聚 やス ポ ーツでの 活齢 軍 孕力(頓 轟欝 ・世鼻の 雪察)
脅夷{ポ ッゴス・ロック・ジtズ}
大敏領(ワ シントン・リンカー ン・ケネ ディ)
ラスベガス(代衰 的カジノ) メガロポ リス(ポストン・ニュー ヨーク・
ハ ワイやフロリダく亜 熱帯 の像餐 地}
NBA{プ ロパ スケットポー ル}
国a《 璽集 旗}
宇 宙度 纂(NASA・ スベースシャト
リー バイスやエドウィン1ジーンズ, 自由の 薗(得 やすい市 民権 ・7メリカ
インディオ 〔アメリカ大趣の 先住 民) 大 康い 賛富の 整(ビバ リーヒルズ・ス ロッキー山脈 や ミシシッピ川(広弐 な
石油 や石 炭・鉄 蝕石 の生 崖国 コンピュー,慶 禦(シリコンバレー ・旧
隼 肉の 生魔 大国 自融 軍崖 婁̀ヂトロイト導どの工 鍵勧
市 ・フォー ド・GM) カリフ才ルニアの福律(崇 の輸 出国}
小夏 ・とうもろこし・綿 花の 生塵 武薗
50%100%
陣 異味がφる+少 し興味がある;
〔調 査 結 果 の 考 察 〕
① ア メ リ カ 合 衆 国 は 、 他 の 国 々 と の 比 較 か ら 、 そ の 情 報 量 の 豊 富 さ な ど 、 生 徒 に と っ て 最 も 「近 い 」 国 の1つ で あ る 。
② 多 く の 生 徒 に は 各 々 の 「ア メ リ カ 像 」 が あ り 、 全 く 知 ら な い と い う 生 徒 は 少 な
く(他 の 国 で は 全 く イ メ ー ジ で き な い こ と も あ る)、 主 体 的 な 学 習 の 対 象 と し て 適 し て い る 。
③ 生 徒 が 興 味 ・関 心 を も っ た り 、 イ メ ー ジ し て い る 項 目 と 教 科 書 等 で 扱 わ れ て い る 項 目 と は 大 き な 開 き が 存 在 す る 。
● 興 味 ・関 心 が 高 い 項 目 エ ン タ ー テ イ メ ン ト
(映 画 、 デ ィ ズ ニ ー 、 ラ ス ベ ガ ス な ど 飲 食(コ ー ラ 、 マ ク ドナ ル ドな ど) ス ポ ー ツ(大 リ ー グ 、NBAな ど) 若 者 文 化(音 楽 、 ジ ー ン ズ な ど) 犯 罪 、 軍 事 、 ハ イ テ ク
(銃 、NASA、 核 兵 器 な ど)
● 興 味 ・関 心 が 低 い 項 目
小 麦 等 の 農 作 物 、 稲 作 、 自 動 車 産 業 、 牛 肉 、 鉱 物 資 源 な ど
④ 「調 べ 学 習 」 を 通 し て 主 体 的 な 学 習 を 進 め て い く た め に は 、 生 徒 の 興 味 ・関 心 を 生 か し な が ら 、 生 徒 各 自 が そ れ ぞ れ の
「ア メ リ カ 像 」 を 追 究 し て い く 学 習 過 程 が 適 し て お り 、 そ の た め の 学 習 環 境 を っ
く り 、 支 援 し て い く必 要 が あ る 。
(2)実 践 例
① 単 元 名 《ア メ リ カ 合 衆 国 》 新 学 習 指 導 要 領
(2)地 域 の 規 模 に 応 じた 調 査 ウ 世 界 の 国 々
② 単 元 設 定 の 理 由 … ア メ リ カ 合 衆 国 は 広 大 な 国 土 を も ち 、 農 業 ・鉱 工 業 生 産 と も に 世 界 最 大 の 国 で あ る と い う 日 本 と の 相 違 点 が 際 だ つ 国 で あ る。 一 方 、
日本 と の っ な が りが 強 く、 情 報 が 豊 か で 生 徒 の 関 心 も 高 い 。 し た が っ て 、 新 学 習 指 導 要 領 の 「(2)地 域 の 規 模 に 応 じ た 調 査 」 の
「世 界 の 国 々 」 に お け る調 べ 方 ・学 び 方 を 身 に 付 け る 事 例 と して 適 切 で あ る と 考 え た 。
③ 指 導 計 画 第1時 ア メ リ カ 合 衆 国 に 関 す る イ メ ー ジ づ く り
第2時 興 味 ・関 心 に 基 づ く 調 べ 学 習 の 課 題 づ く り … … 本 時 第3時 調 べ 方 や ま と あ 方 を 考 え る
第4〜5時 調 べ 学 習
第6〜7時 発 表 ・話 し 合 い
④ 本 時 の 目 標 ・・ ア メ リ カ 合 衆 国 の 調 べ 学 習 を 行 う に 当 た り 、 生 徒 の 興 味 ・関 心 に 基 づ く学 習 に す る た め 、 事 前 に ア メ リ カ 合 衆 国 に 関 す る 生 徒 の 意 識 調 査 を 行 い 、 生 徒 に 資 料 の 収 集 を 指 示 し て あ る 。 本 時 の 目 標 は 、 持 ち 寄 っ た 資 料 を 基 に 生 徒 が 自 由 に 調 べ た い テ ー マ を 挙 げ 、 共 通 す る テ ー マ を グ ル ー ピ ン グ す る こ と で 、 ア メ リ カ 合 衆 国 を 学 ぶ 上 で の 教 科 の 学 習 と し て の 視 点 を 整 理 す る こ と 、 生 徒 を 意 欲 的 な 学 習 に な る よ う に 導 く こ と の2点 で あ る 。
⑤ 本 時 の 学 習 展 開 [検 証 授 業 の ポ イ ン ト]
ア 各 自 が 、 興 味 ・関 心 に 基 づ い て 個 人 の テ ー マ を 考 え ら れ る か 。
イ 話 し 合 い を 通 し て 、 個 人 の テ ー マ を 教 科 の 学 習 と し て の 視 点 か ら と ら え 直 す こ と が で き る か 。
ウ 話 し 合 い を 通 し て 、 共 通 す る テ ー マ の 生 徒 と グ ル ー プ を っ く り 、 と も に 学 ぶ 意 欲 と 態 度 を も て る か 。
各自のテーマを
出し合う
学 習 活 動
◆ 前 時 に 行 っ た ア メ リ カ 合 衆 国 の イ メ ー ジ の 言 葉 を 思 い 出 し な が ら 、 生 徒 が 持 ち 寄 っ た 資 料 を も と に 、 各 自 が 自 由 に 調 べ た い テ ー マ を 考 え 、 発 表 す る 。
[発 表 は 、 各 自 が カ ー ドを 黒 板 に 貼 る 。 大 リ ー グ、 映 画 、 銃 、 マ ク ドナ ル ド、 デ ィ
ズ ニ ー ラ ン ドな ど の テ ー マ が 予 想 さ れ る]
教 師 の 支 援
◇ 持 ち 寄 っ た 資 料 を 活 用 す る た め 、 班 で 情 報 の 交 換 が 行 え る よ う に 座 席 を 移 動
さ せ る。
今 回 は 調 べ た い テ ー マ 毎 に 学 習 班 を 構 成 さ せ る。
一5一
話し合い活動をする T
◆ 黒 板 に 貼 ら れ た カ ー ド を 眺 め 、 共 通 性 が あ る 類 似 し た テ ー マ を 同 一 グ ル ー プ
に ま と め る 。
◆ い く っ か に ま と め ら れ た グ ル ー プ を 基 に 、 学 級 全 体 で グ ル ー プ 分 け(グ ル ー プ テ ー マ)を 決 定 す る 。
[映 画 、 ス ポ ー ツ 、 人 種 、 企 業 、 犯 罪 な ど の グ ル ー プ が 予 想 さ れ る]
学習班を
構成する
◆ 生 徒 は 自 分 が 調 べ た い と 思 う グ ル ー プ テ ー マ 毎 に 分 か れ 、 調 べ る 内 容 や 方 法 を 話 し 合 い 、 学 習 班 を 決 定 す る 。
◇ 班 で 話 し 合 わ せ る 。 ま た 、 グ ル ー プ 化 す る 理 由(テ ー マ の 共 通 性)が 言 え る よ う に 支 援 す る 。
◇ 自 由 に 意 見 が 言 え る よ う 配 慮 す る 。
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乳r・!、騰 勲 。
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◇ 各 自 が 納 得 い く テ ー マ に な る よ う に 、 話 し 合 い の 途 中 で も 調 べ た い 学 習 班 に 移 動 し て も よ い と 助 言 す る 。
⑥ 本 時 の 評 価 ア 各 自 が 自 分 の 調 べ た い テ ー マ を 考 え ら れ た か 。
イ 各 自 が 自 分 の 調 べ た い テ ー マ を 教 科 の 学 習 と し て の 視 点 か ら と ら え 直 す こ と が で き た か 。
ウ 各 自 の 興 味 ・関 心 を 生 か し 、 こ れ か ら の 調 べ 学 習 に 意 欲 的 に 取 り 組 も う と す る 態 度 が み ら れ た か 。
(3)授 業 の 概 要 と 考 察
① 授 業 の 概 要
ア[個 人 の テ ー マ 決 め]で は 、 持 ち 寄 っ た 資 料 や 前 時 に 出 し 合 っ た ア メ リ カ 合 衆 国 に っ い て 知 っ て い る 事 柄 の 一 覧 を 参 考 に し な が ら 、 生 活 班 を 単 位 と し た 話 し 合 い(情 報 交 換)を 通 し て 自 分 の テ ー マ を 考 え た 。 ア メ リ カ 合 衆 国 を 学 ぶ に 当 た り 、 一 人 一 人 が
自 分 の 「こ だ わ り 」 を も つ こ と が で き た よ う で あ る 。
イ[グ ル ー プ テ ー マ の 検 討]は 、 個 人 の テ ー マ を 共 通 性 が あ る も の ご と に ま と め て い く作 業 で あ る 。 個 人 テ ー マ が 教 師 側 が 予 想 し た ほ ど 個 別 の も の に な ら ず 、 「バ ス ケ ッ ト ボ ー ル 」 「映 画 」 「NASA」 な ど を 複 数 の 生 徒 が 同 じ 言 葉 で 提 示 し た た め 、 共 通 性 を 考 え る と い う 話 し 合 い が 十 分 深 ま ら な か っ た よ う に 感 じ た 。 し か し 、 生 徒 の 活 動 は 活 発 で 、18種 類 の 個 人 テ ー マ を8っ の グ ル ー プ テ ー マ に ま と め あ げ た 。
ウ[新 し い グ ル ー プ で の 話 し 合 い]は 、 ま ず 自 分 の テ ー マ に 対 す る 思 い や 希 望 を 仲 間 に 紹 介 す る と い う 表 現 活 動 か ら 行 わ せ た 。 進 行 上 の 指 示 が 生 徒 に 十 分 伝 わ ら な か っ た た め う ま く い か な か っ た が 、 そ れ を 差 し 引 い て も 、 生 徒 の 表 現 能 力 は 育 っ て い な い こ と を 感 じ た 。 こ の 点 は 今 後 の 課 題 で あ る 。 こ の 後 、 グ ル ー プ の リ ー ダ ー を 決 め 、 学 習 カ ー ド に 従 っ て 今 後 の 調 べ 学 習 の 計 画 な ど を 考 え さ せ た 。
② 授 業 の 考 察
ア 「各 自 が 自分 の 調 べ た い テ ー マ を 考 え られ た か 」
ア メ リ カ 合 衆 国 は 情 報 の 多 い 国 で あ り 、 ス ポ ー ツ や 芸 能 、 観 光 地 な ど 生 徒 の 既 有 知 識 が 多 い 。 前 時 の 授 業 で は54の 言 葉 が 生 徒 か ら 集 ま っ た 。 ま た 、 観 光 パ ン フ や ガ イ ド
ブ ッ ク 、 新 聞 記 事 を 集 め る こ と に よ り 、 多 く の 情 報 の 中 か ら 個 人 テ ー マ を 考 え る こ と が で き た 。 そ の 一 方 で 、 提 示 さ れ た 個 人 テ ー マ の 種 類 が36人 で18と や や 少 な か っ た 。 生 徒 が 、 調 べ や す さ を 考 え て あ る 程 度 大 き な く く り の 言 葉 で 個 人 テ ー マ を 考 え た た あ
と 考 え ら れ る 。
イ 「各 自 が 自 分 の 調 べ た い テ ー マ を 教 科 の 学 習 と し て の 視 点 か ら と ら え 直 す こ と が で き た か 」
教 師 側 は 、 例 え ば 、 マ ク ド ナ ル ド、 コ カ コ ー ラ 、 ケ ン タ ッ キ ー フ ラ イ ド チ キ ン と い っ た 言 葉 を 「企 業 」 と か 「農 業 」 と い っ た グ ル ー ピ ン グ が で き る と よ い の で は な い か と 考 え て い た が 、 そ の よ う な 教 科 の 学 習 と して の 視 点 を 高 め る グ ル ー ピ ン グ は 多 く な か っ た 。 本 時 で は 、 ハ ワ イ 、 ラ ス ベ ガ ス 、 カ ジ ノ が 「観 光 地 」、 ロ ッ キ ー 山 脈 、 国 土 と 自 然 、 観 光 地 、 農 業 が 「ア メ リ カ の 自 然 」 と い う 学 習 班 に な っ た(観 光 地 の 生 徒 が 「ア
メ リ カ の 自 然 」 に 入 っ た の は 本 人 の 希 望)。 一 方 、 「デ ィ ズ ニ ー ワ ー ル ド」、 「NBA」
と い っ た 同 一 語 で グ ル ー ピ ン グ さ れ た グ ル ー プ が そ の 言 葉 を 切 り 口 に ど こ ま で ア メ リ カ 合 衆 国 の 特 色 に 迫 っ て い け る か は 、 こ の 後 の 調 べ 学 習 の 中 で 教 師 側 か ら 支 援 し て い
き た い 。 少 数 派 で は 、 人 種 差 別 を 個 人 テ ー マ に 出 し た 生 徒 は 「映 画 」 の 中 に 入 り 、 映 画 を 通 し て 人 種 差 別 を 調 べ る こ と に な っ た 。 ま た 、 「英 語 」 を 個 人 テ ー マ に 出 し た 生 徒 は 自 分 の 希 望 を 生 か せ る グ ル ー プ が な く 、 仕 方 な く 「ス タ ー ウ ォ ー ズ 」 に 入 っ た が 、 一 人 だ け の 「グ ル ー プ 」 を 認 あ て も よ か っ た の で は な い か と の 指 摘 が 研 究 協 議 で あ っ た 。 ウ 各 自 の 興 味 ・関 心 を 生 か し 、 こ れ か ら の 調 べ 学 習 に 意 欲 的 に 取 り 組 も う と す る 態 度
が み ら れ た か 。
授 業 後 に 行 っ た ア ン ケ ー トで 、 「個 人 テ ー マ が グ ル ー プ テ ー マ に ま と め ら れ て 、 「ア メ リ カ 合 衆 国 を 調 べ よ う」 と い う 気 持 ち は … 」 と の 問 い に 、
強 く な っ た17
ど ち ら か と い う と 弱 く な っ た2
ど ち ら か と い う と 強 く な っ た17 弱 く な っ た0
と い う 結 果 が 出 た 。 個 人 テ ー マ を 話 し 合 い 活 動 を 通 し て グ ル ー プ テ ー マ に ま と め 、 学 習 班 を 構 成 す る こ と は 、 意 欲 的 な 学 習 を 成 立 さ せ る う え で 有 効 で あ る と 考 え る 。 し か し 、 生 活 班 を 解 体 し た 学 習 班 の 編 成 は 、 テ ー マ 性 や 学 習 意 欲 よ り 学 級 内 の 人 間 関 係 に 影 響 さ れ る 側 面 が あ り 、 安 易 な グ ル ー プ 編 成 に な ら な い よ う に 、 教 師 側 が 生 徒 の 学 習 に 対 す る モ チ ベ ー シ ョ ン を 高 く す る 工 夫 を 幾 重 に も 用 意 す る 必 要 が あ る 。
工 評 価 に っ い て(学 習 カ ー ドの 活 用)
単 元 学 習 の 最 後 に 行 う 評 価 に っ い て は 、 「教 師 に よ る 評 価 」、 「生 徒 の 自 己 評 価 」、
「生 徒 の 相 互 評 価 」 を 組 み 合 わ せ る 。 「教 師 に よ る 評 価 」 は 活 動 場 面 の 全 般 を 通 し て も 適 宜 行 う が 、 自 己 評 価 と 相 互 評 価 は 、 学 習 カ ー ド(資 料 参 照)を 活 用 し生 徒 の 話 し 合 い の 場 を 設 定 す る 。 生 徒 は 自 分 の 活 動 を 一 人 で 、 ま た は 仲 間 と 検 討 す る こ と で 反 省 し、
学 習 の 方 法 に 工 夫 を 加 え 、 「次 は こ う し よ う 」 と い う 気 持 ち に な る と 考 え る 。
一7一
3検 証 授 業B (1)指 導 計 画
① 単 元 名 《東 京 都 》 新 学 習 指 導 要 領(2)地 域 の 規 模 に 応 じ た 調 査 イ 都 道 府 県
② 単 元 の 指 導 目 標
ア 東 京 都 に か か わ る 調 査 学 習 を 通 し て 、 地 図 ・統 計 そ の 他 の 資 料 を 活 用 し、 都 道 府 県 規 模 の 地 域 的 特 色 を 追 究 す る方 法 を 身 に付 け さ せ る 。
イ 自 ら考 え た 学 習 課 題 を 設 定 し追 究 す る こ と に よ り 主 体 的 に学 習 す る 態 度 を 育 て る 。 ウ 話 し合 い 活 動 を 通 し て 、 友 人 の 調 べ た情 報 や 異 な る 見 方 ・考 え 方 を 知 る こ と に よ り
広 い 視 野 か ら 自 分 の 考 え や 意 見 を 深 め さ せ る。
③ 指 導 計 画(8時 間 扱 い)
学 習 内 容 学 習 活 動 教 師 の 支 援 資 料
学習課題意識 ・身 近 な 地 域(立 川 市)に つ ・調 べ た 内 容 と 印 象 に (興 味 ・関 心) い て 各 班 で 調 べ た こ と を 簡 残 っ た こ と を 挙 げ さ
第 潔 に 発 表 す る 。 せ る 。 地図帳
・東 京 都 の 白 地 図 と 写 真 か ら 、 ・立 川 市 の 特 色 と 比 較 ・ 東京都 白地 図
1
示 さ れ た 地 点 が ど ん な 地 域 関 連 さ せ な が ら 、 考 各地域 の写 真
時 か を 予 想 す る 。(10地 域) え さ せ る 。
・班 ご と に ど の 地 域 を 調 べ た ・調 べ た い 地 域 が 集 中 ワ ー ク シ ー ト1 い か を 話 し 合 う 。(2地 域) し な い よ う 調 整 す る 。
仮 テ ー マ ・調 査 地 域 を 決 定 す る 。 ・選 択 し た2地 域 の 関
第 の 設 定 ・図 書 や イ ン タ ー ネ ッ ト 等 、 連 ・比 較 の 視 点 を 与 図書室
2 調 査 方 法 と内 容 を 検 討 す る 。 え る と と も に 、 身 近 イ ン タ ー ネ ッ ト
時 ・11月 に 行 わ れ る 現 地 調 査 で な 地 域 と の っ な が り ワ ー ク シ ー ト1
方 法 や 視 点 を立 案 検 討 す る。 も 考 慮 す る 。
第 調査活動 ・2地 域 に つ い て 、 図 書 室 や ・調 べ る 方 法 や 情 報 源 ワ ー ク シ ー ト1
3 /
4
イ ン タ ー ネ ッ ト 、 そ の 他 の が 分 か ら な い 班 に は 図書室
時 方 法 で 調 べ る 。 ア ド バ イ ス を 行 う 。 イ ン タ ー ネ ッ ト
ー
第 現地調査 ・そ れ ぞ れ の 地 域 に つ い て、 ・ メ モ を 取 っ た り、 写
5 調 査 ・観 察 の 視 点 に 基 づ い 真 等 記 録 を 残 す よ う 写 真
時 て 班 ご と に 調 べ る 。 に 指 示 す る 。
一
発 表 準 備 ・事 前 に 調 べ た こ と 、 現 地 調 ・模 造 紙 や プ リ ン ト に ワ ー ク シ ー ト1
第 と ま と あ 査 か ら 分 か っ た こ と な ど を 、 要 点 を 分 か り や す く 6
時 発 表 に 向 け て ま と め る 。 ま と め る よ う 指 示 す
る 。
発表会 ・班 ご と に ま と め た こ と を 発 ・発 表 を 聞 き な が ら 、 ワ ー ク シ ー ト2
第 と班 討 議 表 す る 。 2地 域 の 地 方 的 特 殊
7
/ (真 の テ ー マ ・疑 問 や 不 明 な 点 を 質 問 す る。 性 や 共 通 性 か ら東 京 ワ ー ク シ ー ト3 8 の 発 見) ・班 ご と の そ れ ぞ れ の 地 域 の 都 の 多 様 性 と 特 色 を
時
( 地 方 的 特 殊 性 や共 通 性 か ら、 見 出 す よ う に さ せ る 。
本
時 東 京 都 の 多 様 性 と特 色 を 、 ・東 京 都 の 人 口 分 布 図
) 学 級 全 体 の 話 し合 い に よ り 等 を 活 用 し て 考 え る 明 ら か に す る 。 よ う ヒ ン トを 与 え る 。
(2>本 時 の 展 開 例
① 検 証 授 業 の ポ イ ン ト
ア 生 徒 自 ら 調 べ た い テ ー マ(仮 の テ ー マ)を 設 定 す る こ と に よ っ て 、 主 体 的 な 調 べ 学 習 が 展 開 で き る か 。
イ 生 徒 相 互 の 話 し 合 い 活 動 か ら 、 互 い に 学 び 合 う 態 度 が 身 に 付 く か 。
ウ 生 徒 相 互 の 話 し 合 い 活 動 か ら 、 さ ら に 調 べ て み よ う と す る テ ー マ(真 の テ ー マ)を 発 見 で き る か 。
② 本 時 の 展 開
学 習 活 動 教 師 の 支 援 資 料
班 に よ る 発 表 1 ◆ 各 班 で 調 べ 、 ま と め た こ と を 発 表 す る 。
(前 時 の 発 表 に 続 き、2班)
◆ 発 表 を 聞 き な が ら 、 各 自 で ワ ー ク シ ー ト に 内 容 を 記 録 す る 。
・模 造 紙 に ま と め た こ と を も と に 、2地 域 の 共 通 性 と 地 方 的 特 殊 性 を 強 調 し て 発 表 さ せ る 。
・2地 域 の 共 通 性 と 地 方 的 特 殊 性 を 簡 潔 に ま と め る よ う ア ドバ イ ス す る。
・東 京 都 全 図
・東 京 都 白 地 図
・ ワ ー ク シ ー ト2
全 体 で の質問 ・ 討 議
話 し合 い 活 動
◆ 発 表 を 聞 い て 不 明 な 点 や も っ と 知 り た い 点 を 質 問 す る 。
〈予 想 さ れ る 質 問 〉
・特 徴 を も っ と 分 か り や す く 説 明 し て く だ さ い 。
・ こ の 地 域 の 問 題 点 は 何 で す か 。
◆ こ れ ま で の 発 表 と ワ ー ク シ ー ト の 内 容 を 踏 ま え 、 都 内 の 10の 地 域 の 共 通 性 と 地 方 的 特 殊 性 及 び 立 川 市 と の 比 較 か ら 、 「住 み た い 町 は ど こ か?」 → 「な ぜ 住 み た い か?」
を 考 え 、 班 で 話 し 合 う 。
・質 問 事 項 か ら 地 域 の 特 色 が 明 確 に な る よ う 、 質 問 や 回 答 を 補 足 し 考 え る ヒ ン ト を 与 え る 。
・ こ れ ま で の 学 習 を 生 か し て 、 班 員 一 人 一 人 が 意 見 を 出 せ る よ う 、 住 み た い 町 と そ の 理 由 に 焦 点 を 絞 っ て 話 し 合 い 、 班 と して ま と め さ せ る 。
・ ワ ー ク シ ー ト3
・ ワ ー ク シ ー ト3
一g一
マll蕪癖1
=住嘉 而 覆 の画 τ一か ら棘 都の多 様性 に1
気 付 か せ る と と も に 、1[
共 通 性 か ら 特 色 を 浮 き1[
彫 り に さ せ る 。[ [
③ 評 価 の 観 点
ア 発 表 形 式 を 工 夫 し、 問 題 提 示 を す る こ と が で き た か 。
イ 話 し 合 い 活 動 の 中 で 仲 間 の 意 見 を 聞 く こ と を 通 し て 、 自 分 の 意 見 を 述 べ る 姿 勢 が み ら れ た か
(3)単 元 の 展 開 の 概 要
① 第1時 で は 、 東 京 都 の 区 市 の 境 界 線 が 入 っ た 大 き い 白 地 図 と そ れ ぞ れ の 地 域 の 特 色 を 示 し た10枚 の 写 真 か ら 、 そ れ ぞ れ 地 図 上 の ど こ の 地 域 を 小 し た も の で あ る か をY想 し た 。
10枚 の 写 真 は 、 東 京 都 の 多 様 性 や 比 較 ・ 関 連 付 け を し や す い よ う 、 ま た 対 称 的 な 地 域 が 選 べ る よ う 配 慮 し た 。 こ の10地 域 の 中 か ら 、 班 の 話 し 合 い を 行 い 、 調 査 で 調 べ た い 地 域 を2地 域 選 は せ 、 そ れ ぞ れ 調 べ る 地 域 の 調 べ る 視 点(テ ー マ)を 考 え た 。
② 第2・3・4時 で は 調 査 地 域 の 調 査 の 方 法 、 現 地 調 査 の14案 ・検 討 を 行 い 、 図 書 室 を 起 点 と し て 、 コ ン ピ ュ ー タ ー 室 や 相 談 室 の イ ン タ ー ネ ッ トや 文 献 に よ る 調 べ 学 習 を 行 っ た 。
③ 第5時 は 、 学 校 行 事 の 都 内 め ぐ り を 活 用 し 、 班 に 分 か れ て そ れ ぞ れ 選 ん だ 地 域 の 現 地 調 査 を 行 っ た 。
④ 第6時 は 、 こ れ ま で の 調 べ 学 習 や 現 地 調 査 で 調 べ た こ と を ま と め た 。 全 員 が 見 ら れ る よ う に 各 班 が 調 べ た 内 容 を 模 造 紙 に ま と あ 教 室 内 に 掲 示 し た 。(下 図)
[各 班 の 模 造 紙 の 配 置 と テ ー マ]
4班 模 造 紙
台 東 区(産 業 の 様 子) 多摩 市(多 摩 市 の発 展)
5班 模 造 紙
港 区(貿 易 の玄 関) 板 橋 区(板 橋 区 の 文化)
6班 模 造 紙
港 区(行 事 に つ い て) 檜 原 村(ど ん な と こ ろか)
囲
回 回[]
回 回[]
1班 模 造 紙
港 区(都 心 部 の特 徴) 奥 多 摩 町(自 然の多い地域)
2班 模 造 紙
世田谷 区(地 価高騰 につ いて) 葛飾 区(下 町の季節 につ いて)
3班 模 造 紙
港 区(ゆ りか もめ) 台 東 区(浅 草 寺)
董 £ 瓢
⑤ 第7・8時 は 、 各 班 で 調 べ た 内 容 を 発 表 し た 。 模 造 紙 に ま と め た 内 容 を も と に し て 、 班 で 選 ん だ2地 域 の 共 通 性 と そ れ ぞ れ の 地 域 の 地 方 的 特 殊 性 、 立 川 市 と 比 較 し て み て 分 か っ た こ と を 発 表 し た 。 各 自 は 、 班 の 発 表 を 聴 き な が ら ワ ー ク シ ー ト に2地 域 の 共 通 性 、 地 方 的 特 殊 性 な ど 分 か っ た こ と を 記 入 し た 。 ま た 発 表 ご と に 質 問 タ イ ム を 設 け 、 不 明 な 点 や も っ と 知 り た い こ と を 質 問 し た 。 「再 開 発 と は 具 体 的 に は 何 か 。」 「祭 り が9月 に 集 中 し て い る
の は な ぜ か 」 な ど の 質 問 が 出 さ れ た 。
全 班 の 発 表 が 終 了 後 、 発 表 さ れ た 地 域 に 立 川 市 も 加 え 、 「住 み た い 地 域 は ど こ か?」 「な ぜ 、 住 み た い と 考 え る の か?」 と 投 げ か け 、 個 人 の 意 見 を 基 に 班 討 議 を 行 っ て 班 と し て の 意 見 を ワ ー ク シ ー ト に 記 入 さ せ 、 全 体 で の 話
し 合 い を 行 わ せ た 。
〔 模 造 紙 の 内 容 〕 東 京 都 の 調 査
A地 域 の テ ー マ
コ
調 べ た 内 容1
1
̲̲̲」
○ 班
B地 域 の テ ー マ
「藷 べ た内容
L
璽 三 軽コ
一 一 一 一 一 「
20地 域 の地 方 的 特 殊 性 「
」
一 立 川 市 と 比 較 し て
L分 塗 つ た 事 柄
班 や 学 級 の 話 し 合 い の 中 で 、 「都 心 は 栄 え て い て 交 通 が 便 利 だ 」 「交 通 渋 滞 で 空 気 が 汚 れ て い る か ら 自 然 が 多 い 地 域 が い い 」 「立 川 は 両 面 が あ り 、 そ の 上 、 住 み な れ て い る か ら 」 な ど 、 い ろ い ろ 意 見 か ら 東 京 都 の 多 様 性 が 出 さ れ る と と も に 、 東 京 都 と し て の 特 色 や 課 題 が 浮 き 彫 り に さ れ た 。 こ の 話 し 合 い か ら 、 各 自 が も っ と 掘 り 下 げ た い テ ー マ(真 の テ ー マ)に 迫 っ て い っ た 。
憶
血
噸羅 r
糟蜜 調
ヤ》 ・
▲
<発 表 し話 し合 う生 徒
一11一
(4)授 業 の 考 察
① 興 味 ・関 心 に 基 づ い て 生 徒 自 ら が 初 発 の 調 べ た い テ ー マ(仮 の テ ー マ)を 設 定 す る こ と に よ っ て 主 体 的 な 調 べ 学 習 が 展 開 で き た か 。
身 近 な 地 域(立 川 市)の 調 査 を 経 て 、 自 分 た ち が 住 ん で い る 東 京 都 の 調 査 に 入 っ た た め 、 第1時 か ら 興 味 ・関 心 を も っ て 授 業 に 臨 ん だ 。 た だ 、 今 回 は 学 年 行 事 と し て の 「都 内 め ぐ り 」 が あ っ た 関 係 で 、 調 べ 学 習 や 現 地 調 査 を 生 活 班 形 態 で 行 っ た 。 生 徒 個 人 の 興 味 ・関 心 を よ り 一 層 引 き 出 す た あ に は 、 テ ー マ 別 の 班 編 成 の 方 が よ り 効 果 的 で あ っ た と 思 わ れ る 。 調 べ 学 習 で は 、 図 書 室 を 起 点 と し て コ ン ピ ュ ー タ ー 室 と 相 談 室 の イ ン タ ー ネ ッ ト を 開 放 し 自 由 に 調 べ る こ と が で き た 。 し か し 、 「資 料 が 少 な く 調 べ ら れ な か っ た 」 「他 の 人 に や っ て も ら っ た 」 と い う 意 見 も 出 さ れ 、 自 主 的 な 学 習 の 方 法 の 習 得 や 図 書 室 の 本 ・ 資 料 ソ フ ト(デ ー タ ・ ベ ー ス)の 整 備 等 が 必 要 で あ る と 考 え た 。
② 生 徒 相 互 の 話 し 合 い 活 動 か ら 、 互 い に 学 び 合 う 態 度 が 身 に 付 い た か 。
今 回 の 検 証 授 業 の 重 点 の 一 っ と し て 、 話 し 合 い 活 動 を 活 発 に 行 わ せ る こ と が あ っ た 。 班 の 発 表 を 基 に 最 初 は 各 自 の 意 見 を 考 え 、 そ の 意 見 を 基 に 班 討 議 に 臨 ま せ る 場 面 を 設 定
し た が 、 生 徒 の 感 想 と し て 「み ん な そ れ ぞ れ に 意 見 を 主 張 し て 、 み ん な が み ん な 後 に 引 か な か っ た 」 「自 分 の 意 見 が 出 す ぎ た 。 で も 一 応 班 長 と し て ま と め た 。」 「班 の 話 し 合 い で 結 構 意 見 が バ ラ バ ラ だ っ た け ど 、 な ん と か ま と め る こ と が で き た 。」 「他 の 人 の 意 見 を 聞 く こ と は で き た が 、 ま と め る こ と が で き な か っ た 。」 等 が 出 さ れ 、 意 見 を も っ て 発 表 し よ う と す る 姿 勢 は あ っ た も の の 、 協 力 し て ま と め よ う と す る と こ ろ は 難 し か っ た こ と が 窺 え る 。 授 業 で は 、 班 の 中 で の 話 し 合 い か ら 学 級 全 体 で の 班 と 班 と の や り と り に よ る 話 し 合 い の 深 ま り ・発 展 を め ざ し た が 、 さ ら に 生 徒 の 思 考 を 深 め る 話 し 合 い 活 動 の 工 夫 が 必 要 で あ る 。
③ 生 徒 相 互 の 話 し 合 い 活 動 か ら 、 さ ら に 調 べ て み よ う と す る テ ー マ(真 の テ ー マ)を 発 見 で き た か 。
今 回 の 授 業 で は 、 興 味 ・関 心 に 基 づ い た テ ー マ を 主 体 的 に 調 べ 追 究 し 、 調 べ た こ と を 発 表 し 合 い 、 話 し 合 い 活 動 を す る 中 で 、 自 分 が 調 べ た こ と と は 異 な る 友 人 の 情 報 や 異 な る 見 方 ・考 え 方 に 接 す る こ と に よ り 視 野 が 広 が り 、 思 考 が 深 ま り 、 さ ら に 調 べ て み よ う と す る テ ー マ(真 の テ ー マ)を 発 見 で き る の で は な い か と 考 え た 。 そ こ で 、 発 表 を 踏 ま え て 「さ ら に ど の よ う な こ と に 興 味 ・関 心 を も っ た か 」 を ワ ー ク シ ー ト の 最 後 に 記 入 さ せ た と こ ろ 、 「祭 り に つ い て も っ と 詳 し く 調 べ た い 」 「い ろ い ろ な 工 場 を 見 た い 」 「東 京 の 歴 史(江 戸 時 代)を 勉 強 し た い 」 「各 地 の 土 地 の 値 段 か ら っ な が っ て い く も の を 調 べ た い 」 な ど が 出 さ れ た 。 学 級 全 体 と し て の 話 し 合 い の 深 ま り は い ま 少 し で あ っ た が 、 追 究 活 動 や 発 表 を 通 し て さ ら に 調 べ て み た い と い う 意 欲 を 喚 起 す る こ と が 可 能 で あ る こ と
が 分 か っ た 。
④ そ の 他
今 回 の 授 業 で は 、 生 徒 の 主 体 的 な 学 習 を 重 視 し た た め 、 調 べ た 内 容 に は 社 会 科 か ら 離 れ た も の も あ っ た が 、 意 欲 の 継 続 の 観 点 か ら 軌 道 修 正 せ ず 、 生 徒 の 自 主 性 に 任 せ た 。 し か し 、 全 体 と し て 、 調 べ 学 習 に 重 点 が 偏 り 、 地 図 の 活 用 や 統 計 資 料 の 読 み 取 り や 考 察 の い わ ゆ る 社 会 科 本 来 の 追 究 活 動 が 少 な か っ た 。 今 後 の 支 援 の 在 り 方 に 工 夫 が 必 要 で あ る 。
4地 理 的 分 野 の 研 究 の ま と め と 今 後 の 課 題 (1)研 究 の ま と め
① こ れ か ら の 「調 べ 学 習 」 と 「話 し合 い 学 習 」
これ ま で の 教 師 主 導 で 知 識 教 授 中 心 の 授 業 形 態 を転 換 し、 生 徒 自 身 の 既 有 の 知 識 ・経 験 か ら生 じる 素 朴 な疑 問 及 び 興 味 ・関 心 に 基 づ い た学 習 テ ー マ を 、 主体 的 に 調 べ 学 習 を 行 う こ と に よ り、 生 徒 の積 極 的 及 び前 向 き な学 習 意 欲 を 喚 起 す る こ と が で き た 。 さ ら に 、
自分 あ る い は グ ル ー プ で 調 べ た こ とを 発 表 し合 い、 情 報 交 換 や 意 見 交 換 を す る話 し合 い学 習 に よ り、 学 級 全 体 と して 新 た な疑 問 や 課 題 を発 見 す る活 動 へ と発 展 させ る こ とが で きた。
教 師 か ら与 え られ た 学 習 テ ー マ で は な く、 生 徒 自身 が 設 定 した 学 習 テ ー マ で あ る こ と、
ま た 、 生 徒 個 々 の もつ 興 味 ・関 心 の 共 通 性 を 生 か した 学 習 テ ー マ ご と の グ ル ー プ 編 成 に よ り、 調 べ 及 び 発 表 を 行 っ た こ とで 学 習 の 掘 り下 げ や 意 見 交 換 が 活 発 に 行 わ れ た 。
② 「地 域 の 規 模 に 応 じ た 調 査 」 の 取 り扱 い の 工 夫
こ の 度 、 新 学 習 指 導 要 領 の 「(2)地 域 の 規 模 に 応 じ た 調 査 」 の 試 行 を 実 施 す る に 当 た り、 「イ 都 道 府 県 」 に お い て は 、 既 習 の 「ア 身 近 な 地 域 」(立 川 市)の 学 習 結 果 を 生 か し、 グ ル ー プ で 調 べ た 他 の 地 域 と身 近 な 地 域 と比 較 ・関 連 し、 話 し合 い 学 習 に よ り共 通 点 と相 違 点 を 明 らか に し、 東 京 都 と し て の 地 域 的 特 色 を 見 出 す 活 動 を 行 っ た 。 ま た 、
「ウ 世 界 の 国 々 」 に お い て は 、 生 徒 に と って 興 味 ・関 心 が 強 く 、 情 報 量 が 多 い 国 で あ る こ と を 生 か して 、 生 徒 の 興 味 ・関 心 に 基 づ く学 習 テ ー マ を 設 定 し調 べ 学 習 を す る こ と に よ り 、 生 徒 自 らが 調 べ 方 ・学 び 方 の 基 礎 を 身 に 付 け る こ と が で き た 。
③ 教 師 の 支 援
研 究 授 業 に お い て は 、 教 師 は 生 徒 の 自主 性 と興 味 ・関 心 を 最 大 限 に 尊 重 し、 学 習 活 動 が 有 意 義 に 進 展 す る よ う、 ま た 意 見 交 換 が 活 発 に 行 わ れ る よ う適 切 な 助 言 と支 援 を 心 掛 け た 。 特 に 、 ワ ー ク シ ー トを 活 用 す る こ と に よ り 、 学 習 活 動 の プ ロ セ ス や そ れ ぞ れ の 過 程 で の 生 徒 の 思 い や 意 見 が 学 習 の 成 果 と して 残 り 、 自 己 評 価 や 相 互 評 価 に 生 か す こ と が
で き た 。
② 今 後 の 課 題
本 研 究 に お け る 調 べ 学 習 に お い て は 、 生 徒 の 興 味 ・関 心 を 生 か し た 学 習 テ ー マ を 設 定 し た が 、 生 徒 の 興 味 ・関 心 は 多 岐 に わ た り 、 関 心 ・意 欲 を 維 持 し な が ら、 学 習 テ ー マ 及 び 学 習 活 動 を 社 会 科 の 学 習 と し て い か に 整 理 して い くか が 今 後 の 課 題 の 一 っ で あ る。 ま た 、 学 習 テ ー マ を 追 究 し整 理 し た 上 で 抱 く課 題 は さ ら に 高 度 で 複 雑 な 内 容 の も の と な る 。 こ の よ う な生 徒 の 学 習 意 欲 を 満 た す た め に は、 情 報 源 と して 、 学 習 情 報 セ ン タ ー と して の コ ン ピ ュ ー タ(イ ン タ ー ネ ッ ト)の 活 用 及 び 図 書 室 等 、 学 習 環 境 の 整 備 が 必 要 で あ る。 生 徒 の 興 味 ・ 関 心 に 基 づ い た 意 欲 が 満 た さ れ て こ そ 、 次 へ の 学 習 意 欲 が 生 じ る と い え る。 こ の 度 の 研 究 授 業 に お い て も、 「図 書 室 で の 書 籍 だ け で は 自分 の 学 習 テ ー マ を 追 究 で き な い 」 と し て 、 学 習 テ ー マ を 修 正 せ ざ る 得 な い を 生 徒 も い た 。
今 後 の 社 会 科 の 学 習 に お い て は、 現 地 調 査 を は じ め 学 校 外 へ 出 か け て 学 習 活 動 を 進 め る こ と が 多 く な る 。 生 徒 へ の 安 全 対 策 を 配 慮 す る こ と は も ち ろ ん 、 活 動 の 内 容 や 方 法 に 応 じ て 、 授 業 の1単 位 時 間 や 時 間 割 を 柔 軟 に 変 更 で き る シ ス テ ム も考 慮 す る 必 要 が あ る 。
一13一
皿 公民的分野 の研究 内容
1公 民 的 分 野 の 研 究 構 想 図 社 会 科 研 究 主 題
自 ら 考 え 、 互 い に 学 び 合 っ て 、 主 体 的 に 学 習 す る 生 徒 を 育 て る 社 会 科 授 業 の 工 夫 今 日 の 社 会 科 授 業 の 問 題 状 況
く教 師 側 の 問 題 状 況 〉
◎ 調 査 ・発 表 学 習 を 支 持 しな が ら も時 間 数
「=こ れか らの社会科 授業 への期待
1 自 ら 学 び 、 自 ら 考 え る 力 や 指 導 内 容 の 量 と の か ね あ い か ら 、 な か な を 育 成 す る こ と 。 か 新 しい 実 践 が 行 い に くい 。 ◎3分 野 の 関
連 を 図 る総 合 学 習 の 意 識 が 乏 し く、 多 様 な ・社 会 的 事 象 を 多 面 的 に 考 察 し、 公 正 に 判 学 習 活 動 の 工 夫 を 行 う余 裕 も な く 日 々 の 授 断 す る能 力 ・態 度 、 我 が 国 の 国 土 や 歴 史 に 業 に 臨 ま ざ る を え な い 。 対 す る理 解 と愛 情 、 国 際 的 社 会 の 中 で 主 体
〈生 徒 側 の 問 題 状 況 〉 的 に 生 き る 資 質 や 能 力 を 育 成 す る こ と
◎ 社 会 の 出 来 事 を 自 らが か か わ る 問 題 と し ・学 び 方 や 調 べ 方 の 学 習 、 作 業 的 ・体 験 的 て と らえ ず 、 社 会 科 学 習 の 意 義 も感 じ ら れ な 学 習 や 問 題 解 決 的 な 学 習 な ど 生 徒 の 主 体 な い ま ま 授 業 に 臨 ん で い る 。 ◎ 毎 日 の 余 裕 的 な 学 習 を 一 層 重 視 す る こ と 。
の な い 生 活 に 追 わ れ な が ら も 、 興 味 の あ る
広 い 社 会 的 事 象 に 関 す る学 習 を 望 ん で い る。 (教 育 課 程 審 議 会 答 申H10.7よ り)
」
1 1
公民的分野研究主題̲
現 代 社 会 の 諸 問 題 に 対 し、 問 題 解 決 的 な 学 習 を 通 し て 、
自 ら課 題 を 設 定 し追 究 で き る 力 を 育 て る授 業 の 工 夫
1
̲̲」L̲̲̲̲̲一̲̲一̲̲.̲上 研 究 の ね ら い
① 現 代 社 会 の 諸 問 題 に 対 して 、 自 ら課 題 を 設 定 し追 究 で き る 力 を 育 て る 授 業 改 善 の 方 法 を 明 らか に す る 。
② 自 ら の 生 活 と の か か わ りで 調 べ る活 動 を 重 視 し た 問 題 解 決 的 な 学 習 の 実 践 の 手 だ て を 明 らか に す る 。
愚
研究の仮説
問 題 解 決 的 な 学 習 に よ り、 生 徒 は 主 体 的 に社 会 的 事 象 と か か わ る こ と が で き 、 自 ら課 題 を 設 定 し追 究 で き る 力 を 付 け る こ と が で き る 。
研究の方法̲一
① 問 題 解 決 的 な 学 習 に 関 す る授 業 研 究 を 行 う。
② 授 業 改 善 ・構 想 案 に基 づ く検 証 授 業 の 実 施 及 び 分 析 を 行 う。