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九州および北海道産石炭の脂肪族炭化水素の比較

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長崎大学教育学部紀要 一自然科学 ‑ Nn69,25‑32(2003.6)

九州および北海道産石炭の脂肪族炭化水素の比較

近 藤 寛 *・藤 田 毅 ‥

・長崎大学教育学部地学教室

・*長崎県立壱岐高等学校 (平成15314日受理)

ComparativeStudyofAliphaticHydrocarbonsinCoals f

rom KyusyuandHokkaido,Japan HiroshiKoNDO'and TsuyoshiFUJITA"

*DepartmentofGeology,FacultyofEducation,NagasakiUniversity HNagasakiPrefecturallkiHighSchool

(ReceivedMarch14,2003) Abstract

Thealiphatichydrocarbons,vitrinitereflectances,andCHNcontentsincoalsfrom thecoalfieldsinKyusyuandHokkaidowerestudied.Thelow CPIvaluesbetween 0.97and1.13,highL/Hratiosbetween0.61and1.280faliphatichydrocarbonsinthe coalsfrom Hokkaidoindicatethatthecoalsfrom Hokkaidoaremorematurethanthe coalsfrom Kyusyu,whichhavethehighCPIvaluesbetween1.16and2.00,lowC/H ratiosbetween0.13and0.55.ThelowPr/Phratiosofthecoalsfrom Hokkaidoare alsocharacteristicofmaturecoals. Therearenomajorvariationinthevitrinite reflectancesofthebituminouscoalsinKyusyuandHokkaido.Thecoalshavehigh vitrinitereflectancesshow atendencytohavethelow CPIvaluesofaliphatic hydrocarbons.

1.はじめに

陸上 に繁茂 した植物 は,泥炭 として堆積す る。泥炭 は,埋没後 に長 い時間 にわた り熱 と 圧 力を受 けて褐炭,亜歴青炭,歴青炭 とな り,最終的 に無煙炭か ら石墨 となる。 この石炭 化 の程度 は,H/ Cと0/ Cの原子数比 (VanKrevelen図),材 に由来す る ビ トリナイ

トの反射率Roな どで求め られ る (相原,1979a)。

上部 白亜 系〜第三系の試錐 による石炭試料では,北九州諸炭 田の石炭 の ピ トリナイ トは, 北海道 中西部 の石炭 の ビ トリナイ トよ りも反射率Roが地表で大 き く,反射率 の勾配 も大 きい。

(2)

ビ トリナイ トのH/Cは,C%が高 い北 九州 諸炭 田の石炭 で は小 さ く,北海道 中西部 の石炭 で は大 きい。 ビ トリナイ トの反射率やH/Cで示 され る九州産石炭 と北海道産 石 炭 の石炭化度 の違 いは,九州北西部炭 田で は北海道 中西部 よ りも地殻熱流量が高 いため と 考 え られ る (相原,1979b)。本研 究 は,九州 と北海道 の石炭 の脂肪族炭化水 素 を分析 し, そ の組成 によ り熟成度 (石炭化度) の違 いを検 討 した。なお石炭 中のそ の他 の生物指標化 合物バイオマーカー につ いて は,続報で報告す る。

2.石炭試料

1表 は,石炭試料 の一覧で ある。第 1図は採取地 で ある。石炭試料 は,北海道 では石 狩炭 田の芦別 ,赤平 ,空知炭鉱 か ら4試料 ,釧路炭 田の太平洋炭鉱 か らの1試料 で ある。

試料 は操業 中の各炭鉱か ら1992年9〜1993年1月 に送付 された。

九州 の石炭試料 につ いて は,三池炭 田の坑 内,矢上,諌早炭 田の露頭,筑豊,唐津,北 松 ,高 島,天草炭 田のボ タか らの10試 料 は,1991年7〜1992年11月 に採 取 した。

第 1 石炭試料の一覧表

地 域 炭鉱 炭田 炭 質 採取法 炭層など

北海道赤平市 赤平 石狩 歴青炭 坑内 赤平4番層

T 赤平市 . // // // 赤平 8番層

芦別市 芦別 ∫/

歌志内市 空知 登川5番層

釧路市 太平洋 釧路 亜涯青炭 春採爽炭層 山口県美祢市 美祢 大森 無煙炭 坑内 桃木屑猪ノ木下層

大牟田市 三池 三池 坑内 第 2上層西 80卸部内 .

佐賀県大町町 杵島 唐津 ボ夕

北方町

/ ′

長崎県鹿町町 ・北松 北松 //

福島町 露頭

世知原町 // //

外海町 池島 松島 // 坑内

香焼町 香焼 高島 ボ夕

高島町 高島

諌早市 諌早 炭質頁岩 蕗琴

長崎市 矢上 //

(3)

九州および北海道産石炭の脂肪族炭化水素の比較 27

松島炭田池島炭鉱坑内の1試料 と北松炭田の世知原町,福島町の露頭か らの2試料は,地 学教室 に所蔵 されていた ものである。大嶺炭田の試料は,1992年9月に採取 した。

炭質は,北海道 と九州の14試料が歴青炭である。長崎県鹿町町の試料は,強粘結炭で ある。釧路炭田太平洋炭鉱の石炭は,亜歴青炭である。上部三畳紀大嶺炭田の石炭は,火 成岩の影響 もあ り無煙炭である。諌早市,長崎市の試料は,炭質頁岩である。天草炭 田の 石炭は閃緑岩の貫入で無煙炭化 し,キ ラ炭 とよばれる (相原 ・首藤,1992)。

第 1図 石炭試料の炭質 と採取地

3.分析方法

石炭試料 は,表面 を蒸留水で洗浄 し50℃で乾燥 させ,さ らにベ ンゼ ンで洗浄 して乾燥 した。石炭中の炭化水素は,粉末試料0.5gをジクロロメタン30m1,50℃,24時間の環 流 によ り抽出 した。ろ過後の抽出液は,減圧乾燥後ヘキサ ン/ジエチルエーテル/ベンゼ ン (9:1:2)500mlに溶か し,100mlをカラムクロマ トグラフィーによ り炭化水素,芳 香族炭化水素,ケ トンに分画 した。

炭化水素は,C24D50,40ppmを内部標準 としてガスクロマ トグラフィー (Hewlett Packard製のGC5890‑Ⅱ)によ り定量 した。カ ラムはDB‑5 (i.d.0.32mmX30m) である。昇温条件は,初期温度50℃ (2分),120℃ まで30℃/分,310℃ まで6℃/分, 保持時間30‑ 40分 である。炭化水 素の同定 は,ガス クロマ トグ ラフィー/質量分析

(FinniganmatINCOS50GC/ MS)によ り行 った。

北海道 と九州の7試料 については, ビ トリナイ ト反射率 を測定 した。測定は九州大学理 学部地球惑星科学教室のZeissPhotamシステムを用いた。

(4)

4.

結果 と考察

4‑ 1.脂肪族炭化水素

飽和脂肪族炭化水素n‑アルカ ンは,長崎県香焼町の石炭 のガスクロマ トグラム (第2 図)ではC12‑ C31の ピークがあ り,GC/ MSではC36まで認め られる。n‑アルカ ンは, C25の ピー クが最大で,奇数炭素C25,C27,C29が偶数炭素のC24,C26,C28,C30よ りや や高 い。鎖状イソプ レノイ ド炭化水素は,C17の直後 にプ リスタ ンPristane,C18の直後 にフ アイタ ンPhytaneがある。C28の後 にある低 い ピー クは,多環イ ソプ レノイ ドのス テ ラン (4環), トリテルパ ン (5環)で ある ことがGC/ MSによ り確認 された。香焼 町の石炭試料 は,n‑アルカ ンのCPI値 carbon preferenceindexが1.25,L/H (L≦ C20,H ≧ C21)が0.17である (第2図)。大嶺,天草炭 田の石炭 は,n‑アルカ ンが殆 ど 含 まれていない。

KoyagiCoal

Saturated恥drocabons

25 27

29

PristaJle (Clg‡一0)

J、/

PhytaAe (C2O且.2)

A/、 人、′〉 し ′

alkane (CnE2m.2)

12 24 38 48

ritentiontJme(nin)

2 炭化水素のガスクロマ トグラム (香焼炭鉱)

第3図は,無煙炭 を除いた17試料 について,n‑アルカンの炭素数の分布 (%) を示す。

歴 青炭 (14試料) につ いてn‑アル カ ンの炭素数分布 は,北海道 の石炭ではC20,C22, C23が ピー クであるが,九州では炭素数が多 いC25,C27,C31が ピークである (第 2表)。

なお鹿町町の石炭 は,揮発分が少ない強粘結炭 (相原 ・首藤,1992)で あるために,顔 素数が少ないC18が ピークとな り奇数炭素優位性がないと考え られる。

奇数炭素の優位性 は,北海道 の石炭では殆 どみ られないが,九州の石炭は炭素数C25以 上において奇数炭素優位性 となっている。従 って歴青炭14試料のn‑アルカンのCPI値は, 北海道の石炭では0.97‑1.13であ り九州の石炭の1.16‑ 2.00よ りも小さくなっている。

またn‑アルカ ンのL/Hは,北海道 の石炭では0.61‑1.28であ り九州 の石炭 の0.13‑

(5)

九州および北海道産石炭の脂肪族炭化水素の比較

Cnubber 25

Cnu血er 25

Cnun)her 25

Cnumtler 25

Cnutnber 25

Cnuber 25

29

C‑nunber 25

CntlDber 25

Cnu山er 25

Cnuq)ber 25

Cnudlber 25

Cnuber 25

3 石炭の n‑アルカ ンの炭素数 (%)の分布

Cnumber 25

(6)

0.55よ りも大 き くなって いる (第2表)。以上のように n‑アルカ ンの

CP

I値が小さいも のは,L/Hが大 きい という関係が認め られる。

陸上の高等植物のn‑アルカ ンはC21‑ C33‑アルカ ンに富み,C27,C29,C31が ピー ク であ り,奇数炭素優位性 を示 し

CP

I値が大 きい (Tulloch,1976;Rieley etal.1991)。

熟成度が高 まる と奇数炭素優位性がな くな り

CP

I値 は 1に近づ く。北海道 の石炭 は,九 州の石炭 と比べて,

CP

I値 は小 さく 1に近い。従 って北海道 の石炭 は,九州 の石炭よ り熟 成度 (石炭化度)が高い ことを示 している。なお熟成度が進むにつれn‑アルカ ンは,炭 素数が小さな ものが増加す る ことが知 られている (鈴木,1988;浅川,1979)。

2 n‑アルカン,Pr/Ph比, ビトリナイ ト反射率Ro,元 素分析値

炭鉱 炭質 CPⅠ JH ピーク Pr/Ph Ro C H N ash 北海道赤平市 赤平4 歴青炭 1.09 0.76 22,21,20 8.37 0.88 45.6 3,6 1.5 42.0

〝 赤平市 赤平8 // 1.13 0.61 23,20,25 8.29 79.4 5.9 1.9 1.8

// 芦別市 芦別 / 0.97 0.72 .20,21,22 10.36 0.80 81.9 6.0 2.0 2.7

〝歌志内市 空知 1.03 1.28 20,19,21 4.94 82.6 5.8 1.5 3.1

/ 釧路市 太平洋 亜渡骨炭 2.46 0.03 31,30,29 6.00 0.59 66.6 6.0 1.1 9,5 山口県美祢市 美祢 無煙炭

‑ ‑

66. 3.0 1.3 26.3 福岡県飯塚市 忠限 渡青炭 1.16 0.55 25,22,23 8.24 39.5 2.5 0.6 49.9

〝大牟田市 三池 // 1.20 0.13 ▲25,26,27 10.96 73.5 5.7 1.3 ll.1 佐賀県大町町 杵島 / 1.37 0.26 25,29,27 9.23 73.0 5.6 1.2 5.0

〝 北方町 // // 1.59 0.19 25,31,29 ll.44 71.5 5.3 1.6 7.1 長崎県鹿町町 北松 / 1̲02 1.79 19,20,18

1.43 68.0 4.2 1.7 4.8

福島町

// 1.53 0.19 25,29,27 ll.99 71.4 5.6 2.0 9.0 //世知原町 2.00 0.25 31,29,27 1.76 67.0 5.4 1,4 12.2

外海町 池島 / 1.20 0.20 25,26;24 10.69 0.83 73.3 5.5 1.3 8.2

香焼町 香焼 1.25 0.17 25,27,24 13.56 78.9 6.1 1.9 2.6

〝 高島町 高島 1.33 0.16 27.25,24 ll.31 0.81 76.7 6.1 1.5 6.0

諌早市 炭質貞岩 1.32 0.30 29,31,27 8.28 9.8 1.5 0.4 79.0

l 長崎市 1.05 0.58 21,20,27 7.64 70.7 5.9 1.8 13,2

4‑2.Pr/Ph値 , ビ トリナイ ト反射率,元素組成

プリスタンPristaneとフアイタンPhytaneの割合 を示すPr/Ph値は,先駆物質の性質, 堆積時 の酸化還元条件,続成作用 の程度 によ り影響 され る。Pr/Ph値 は,酸化還元条件

を良 く反映す るが,続成作用の増加 によ り減少す る (Didyk eta1.,1978)。歴青炭14試 料,亜歴青炭1試料のPr/Ph値 は,北海道 の石炭では4.94‑ 10.36であ り九州 の石炭の 8.24‑ 13.56よ りも小さい。北海道 の石炭は,Pr/Ph値が小さいので九州 の石炭よ りも 続成が進み,熟成度が高 くなっていると思われ る。石炭 にお けるPr/Ph値 と熟成度 の関 係 については,さ らに検討 したい。

ビ トリナイ ト反射率 Roは,石炭や石油の熟成度,埋没深度,地温勾配な どを知 るのに

(7)

九州および北海道産石炭の脂肪族炭化水素の比較 31

用いられる。また石炭の炭質は,ピトリナイ ト反射率のおおよの値により区分がなされ る。亜歴青炭は0.6以下,歴青炭は0.6‑1.6,無煙炭は 1.6以る (相原,1979a)。

測定 した ピ トリナイ ト反射率Roは,亜歴 青炭 (太平洋炭鉱)が0.59,歴青炭 (4試料) が 0.80‑0.88,強粘結炭 (鹿町町)が1

.

43であ り,炭質 とよい一致がみられる。 ビ ト

リナイ ト反射率による北海道産の歴青炭と九州産歴青炭の違いは,分析 した試料数が少な いので不明である。

ビ トリナイ ト反射率Ro とn‑ア ル カ ンのCPI値 の関係 (第 4図) において,CPI値が 1に近い熟成度 が高 い石炭試料 は, ビ トリナイ ト 反射率Roが大きい傾向を示 してい る。なお ビ トリナイ ト反射率が小 さい太平洋炭鉱 の石炭 は,亜歴青 炭で ある。 ビ トリナイ ト反射率が 完 大 きい鹿町町の石炭 は強粘結炭で ‑ ある。

炭素C,水素H,窒素N の元 素 組成は,北海道 と九州 の石炭 には 明瞭な違いがみ られ

い。C/N

比,

C/H比について も違 いはよ くわか らな い。 しか し天草炭 田,大嶺炭 田の無煙炭,鹿町町の強粘結炭 の C/H比は,16.2‑ 22.2で あ り, 歴青炭 の試料11.1‑15.8よ りも 大 きい値 を示 して いる。なお 100

%からCHN%と灰分ash(%) を

2●51 x 太 平 洋

1.5

1.0

0.5

ロ 高 鳥

● 池 島

▲ 赤 平 4

△ 芦○ 鹿 町

0.5 1.0 1.5 ビ トリナ イ ト反 射 率 Ro

4 n‑アルカ ンのCPIとピ トリナイ ト反射率Ro 差 引いた ものを揮発成分 (%) と

すると,揮発成分は5‑17%である。n‑アルカン

CPI値が小さい石炭は,揮発成分が 少ない傾向を示すので,熟成が進行 して揮発成分が減少 したものと考え られる。

4‑3.九州 と北海道産石炭の熟成度

北九州諸炭 田の石炭 は,北海道 中西部の石炭 よ りピ トリナイ ト反射率が地表で大 き く反 射率の勾配 も大 き く,石炭化度が異なる。石炭化度が異なる理 由は,九州北西部炭 田では 地殻熱流量が北海道 中西部よ りも高 いため と考 え られて いる (相原,1979b)。九州 の石 炭 は,北海道 の石炭 よ り脂肪族炭化水素な どの熟成度が高いと予想 した。 しか し本研究 に おいて石炭 中の脂肪族炭化水素の特徴 は,九州の石炭の熟成度が北海道 の石炭よ りも低 い

ことを示 した。

堆積有機物 の熟成度 について, 田代 ・高橋 (1980)は温度 と被熱時間,相原 (1977) は炭層の埋没深度での圧力 と地下増温率 によ り規制 され るとしている。脂肪族炭化水素の 特徴 によ り九州の石炭の熟成度 は,北海道の石炭よ りも低 い ことが示 された。今後多環イ

(8)

ソプ レノイ ドのステ ラン (4環), トリテルパ ン (5環) の分析 をお こない,地下増温率, 埋没深度,比熱時間,地質的要因な どにつ いて も検討す る必要が ある。

5.まとめ

九州 ,北海道 ,山 口県 の19個 の石炭試料 につ いて,脂肪族炭化水 素n‑アルカ ン, ビ トリナイ ト反射率,元 素組成 によ り,熟成度 を比較検討 した。

北海道 の石炭 は,九州 の石炭 に比べ て脂肪族炭化 水 素n‑アル カ ンの

CP

I値 が小 さ く L/H が大 きいので熟成度が高 い。 また北海道 の石炭 は,Pr/Ph値 が小 さいので九州 の石 炭 よ りも熟成度が高い と考 え られ る。

ピ トリナイ ト反射率は,北海道 と九州 の歴青炭ではあま り違 いがない。強粘結炭 は,皮 射率が大 き く

CP

I値が小さい。亜歴青炭 は反射率が小 さく

CP

I値が大 きい。

石炭 の熟成度 につ いて,今後 ステ ラン, トリテルパ ンによる検討,熟成度 を規制す る要 因の検討 は,今後 の課題で ある。

謝 辞

各炭鉱か らは,石炭試料 を提供 して頂 きました。 ピ トリナイ ト反射率の測定では,相原 安津夫九州大学名誉教授 に ご指導頂 きま した。 これ らの方 々に厚 く感謝 申 し上 げます。

参考文献

相原安津夫 (1977):輝炭反射率か らみた北海道古第三紀炭の石炭化度の層位的変化 九大理研報 ( 質) 12,3,229‑233.

相原安津夫 (1979a):石炭鉱床形成の地球科学 岩波講座,地球科学14地球の資源/地表の開発」, 68‑82.

相原安津夫 (1979b):石炭鉱床 岩波講座,地球科学14地球の資源/地表の開発」,135‑143.

相原安津夫 ・首藤次男 (1992):燃料資源 日本の地質9九州地方」,共立出版,294‑297.

浅川 (1979):最近の石油成因論 地学雑誌,88,6,361‑368.

DidykB.M.,SimoneitB.R.T.,BrassellS.C.andEglintonG.(1978):Organicgeochemical indicatorsofpalaeoenvironmentalconditionsofsedimentation.Nature272,216‑222.

Rieley G.,CollierR.J.,JonesD.M.and Eglinton G.(1991):Thebiogeochemistry of EllesmereLake,U.K.‑1:Sourcecorrelationofleafwaxinputstothesedimentarylipid record.

O r

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鈴木祐一郎 (1988):石炭のバイオマーカー Res.Org.Geochem.,6,35‑38.

田代昭雄 ・高橋良平 (1980):新潟地域 に分布す る新第三系のオルガ ノ ・ペ トログラフイ 九大理研 報 (地質) 13,2,307‑319.

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