2016
年度(平成
28
年度)
事業報告書
(
2016
年
4
月
1
日から
2017
年
3
月
31
日まで)
目
次
Ⅰ
法人および大学の概要
1.法人の概要
(1)設置学校および所在地 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ① 設置する学校・学部・学科等
② 所在地
(2)沿革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 (3)理事・監事・評議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
① 理事 ② 監事 ③ 評議員 2.大学の概要
(1) 豊田工業大学とは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 ① 豊田工業大学の理念・目的・養成すべき人材像
② 豊田工業大学の特色
(2)入学定員・収容定員・学生数・教職員数 ・・・・・・・・・・・・ 7 ① 学部・学科等の設置状況および定員
② 学生数の状況 ③ 教職員数
(3)施設 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 ① 校地・校舎・講義室・演習室等の面積
② 主要施設の概要
Ⅱ
2016
年度(平成
28
年度)事業の概要
1.大学運営全般
(1) 主な実施事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 (2) 優秀な教員の確保と将来性のある若手教員の採用・・・・・・・・・ 9 (3) キャンパスの整備推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 (4) 大学の国際化に向けての取り組みの実施 ・・・・・・・・・・・ 12 2.教育
(1) グローバルに活躍できる実践的・開発型の技術者・研究者
「士(サムライ)型」人材の育成 ・・・・・・・・・・・・・・ 13 (2) 修士・博士一貫教育プログラムの発足 ・・・・・・・・・・・・ 19
(3) 2016年度卒業生・修了生の就職支援・・・・・・・・・・・・・・ 20
3.研究
(1) 外部研究費の獲得状況について ・・・・・・・・・・・・・・・ 21 (2) 大型研究プロジェクトの推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 (3) 本学独自の先端研究拠点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 (4) 産学連携活動の推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
4.その他
(1) 入試結果(2017年4月入学者) ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
(2) 2017年3月卒業生・修了生の進路・・・・・・・・・・・・・・・ 23
(3) 授業料他大学が徴収する費用および奨学金制度について・・・・・・ 24
Ⅲ
Toyota Technological Institute at Chicago (
豊田工大シカゴ校
)
の概況・・・
25Ⅳ
財務の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27Ⅰ
法人および大学の概要
(1)設置学校および所在地 ①設置する学校・学部・学科等
豊田工業大学 工学部 先端工学基礎学科(定員:80名※/学年)※2017年4月より90名に定員改定
大学院 工学研究科 ・修士課程 先端工学専攻(定員:36名/学年) ・博士後期課程 情報援用工学専攻
極限材料専攻 ②所在地 名古屋市天白区久方二丁目12番地1
(2)沿革
1979年 初代理事長に豊田英二トヨタ自動車工業(株)(現:トヨタ自動車(株))社長が就任
1981年 わが国初の社会人大学として開学(1981年1月 大学設置認可) 工学部(機械システム工学科、制御情報工学科)を開設
1984年 大学院修士課程(生産基礎工学専攻)開設
1993年 工学部への一般学生の受入れを開始
1995年 大学院博士後期課程開設
1998年 第2代理事長に豊田達郎(元トヨタ自動車(株)社長)が就任
2001年 工学部の2学科を1学科(先端工学基礎学科)に改組
2002年 大学院修士課程の専攻名を生産基礎工学専攻から先端工学専攻に改称
2003年 米国シカゴ大学院大学にToyota Technological Institute at Chicago(TTI-C)を開校
2011年 第3代理事長に瀧本正民(元(株)豊田中央研究所代表取締役)が就任
第2代理事長の豊田達郎が名誉理事長に就任
(3)理事・監事・評議員(2017年3月31日現在)
①理事 (定員数 8~15名、現員12名) (理事長以外 五十音順)
氏名 現職等
瀧本 正民 (理事長) (株)豊田中央研究所 特別顧問 伊村 晟 (株)豊田自動織機 相談役
木村 文彦 東京大学 名誉教授
齋藤 明彦 (株)デンソー 顧問 榊 裕之 豊田工業大学 学長 下村 節宏 三菱電機(株) 相談役 豊田 章一郎 トヨタ自動車(株) 名誉会長 中村 俊一 アイシン精機(株) 顧問・主監 古井 貞熙 東京工業大学/TTI-C 名誉教授/学長 宗岡 正二 新日鐵住金(株) 代表取締役会長
山本 尚 中部大学 教授
渡部 教行 学校法人トヨタ学園 常務理事
1.法人の概要
②監事 (定員数 2~4名、現員3名) (五十音順)
氏名 現職等
浜田 道代 名古屋大学 名誉教授
池渕 浩介 トヨタ自動車(株) 顧問・技監 後藤 貞明 後藤公認会計士事務所 所長・公認会計士
③評議員 (定員数 17~35名、現員29名) (理事長以外 五十音順)
氏名 現職等
瀧本 正民(理事長) (株)豊田中央研究所 特別顧問
安立 長 豊田工業大学 事務局長
新井 正敏
カルソニックカンセイ(株) シニアエキスパートエンジニア (卒業生)
埼玉大学 教授
荒木 隆司 トヨタ自動車(株) 顧問
石川 宣勝 (株)豊田中央研究所 元代表取締役所長 公益財団法人豊田理化学研究所理事
井上 博允 東京大学 名誉教授
伊村 晟 (株)豊田自動織機 相談役 大石 泰丈 豊田工業大学 副学長
大森 徳郎 (株)デンソー 元取締役副社長 岡本 一雄 日野自動車(株) 相談役
柏原 正則 学校法人トヨタ学園 顧問(前常務理事) 加藤 伸一 トヨタ自動車(株) 顧問
岸田 俊彦 学校法人トヨタ学園 元常務理事
木村 文彦 東京大学 名誉教授
弦間 喜和 トヨタ自動車(株) 材料技術開発部グループ長(卒業生) 齋藤 明彦 (株)デンソー 顧問
榊 裕之 豊田工業大学 学長 田中 周治 豊田工業大学 副学長 豊田 章一郎 トヨタ自動車(株) 名誉会長 中村 俊一 アイシン精機(株) 顧問・主監 成清 辰生 豊田工業大学 教授
林 茂 (株)東海理化 執行役員(卒業生) 増田 義彦 (株)豊田中央研究所 代表取締役
ミカエル・カルマノ 南山大学 学長
宗岡 正二 新日鐵住金(株) 代表取締役会長 矢崎 裕彦 矢崎総業(株) 代表取締役会長 山本 尚 中部大学 教授
(1)豊田工業大学とは
①豊田工業大学の理念・目的・養成すべき人材像
本学はトヨタ自動車株式会社の社会貢献活動の一環として設立された。
日本の発明王豊田佐吉翁の遺訓「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」を
建学の理念としている。佐吉の長男喜一郎は1937年にトヨタ自動車工業株式会社を設立し、 日本の自動車産業の基礎を築いた人物であるが、社業繁栄の暁には大学を設立し、将来を担う技術者 を育成し社会に貢献したいという夢を持っていた。
その夢と精神は同社内に脈々と受け継がれ、1981年に本学開学として実現した。
【養成すべき人材像】
●学部:基礎を重視した分野横断型の教育と体験的教育を行うことにより、社会人としての基礎力 と国際的な視野を持ち、多様な課題に挑戦し克服できる学識と創造性を備えた技術者・研 究者を育成する。
<キーワード:基礎重視、分野横断型、体験的教育、社会人基礎力、国際性>
●修士:基礎および専門性を重視した分野横断型の教育と体験的教育を行うことにより、科学技術 の多様な進展に対応できる研究開発能力を備え、国際的に通用する技術者・研究者を育成 する。
<キーワード:基礎・専門重視、分野横断型、体験的教育、研究開発能力、国際性>
●博士:高度な専門性を重視した教育と体験的教育を行うことにより、先端的専門分野に留まらず、 新しい境界領域を切り拓くリーダーとして、国際的に十分に活躍できる技術者・研究者を育 成する。
<キーワード:高度専門性、高度研究開発能力、新領域開拓リーダー、国際性>
②豊田工業大学の特色
A 少人数教育
本学は1981年の設立当初から少人数教育を続けており、教員一名に学生約10名という 恵まれた環境の中、塾的な教育環境を通じて人間形成にも重点を置き、豊かな人間性と 創造力豊かな知性を備えた人材の育成に取り組んでいる。
豊田工業大学 10.3人
私立大学平均 19.9人
国立大学平均 9.4人
<2016年度学校基本調査に基づく>
学生数には大学院を含む
B 「士(サムライ)」型の人材の育成と創造性開発プログラム
我が国がこれからも技術立国としてあり続け、国際競争に勝ち残っていくためには、未来のエン ジニアである学生の創造性を涵養し、開花させることが極めて重要である。このような前提を踏 まえて、本学では『「士」型の人材』の育成を教育目標としている。従来から工学分野で広く使 用されてきた「T 型人材」(幅広い関心・学識と深い専門性を持つ人材)に加えて、学術の共通 基盤となる豊かな教養(底の横棒)と将来を拓く先見性・創造力(上部への突出)を加えた概念 である。この目標を達成するため、本学のカリキュラムでは知識として学んだ基礎学理が社会に おいてどのように利用(実用)されているかを知り、
分野の枠を超えた幅広い関心と学識、さらに高度に専 門的・先端的な研究を実地に体験することで学びの成 果を真に自らの実力としていくことを目指す。その過 程において、学内における体験的学習(演習・実験・ 実習・研究活動)のみならず高度な技術が実際に応用 され、多面的・複合的に機能している生産現場での学 習が必須であると考えられる。このような認識から、
本学では開学以来一貫して学内・ならびに実社会における体験的学習を重視したカリキュラム (下記)を実施している。
●学部:『創造性開発プログラム』の名のもとに、導入科目としての「工学スタートアップ セミナー」(1年次前期・必修)からスタートし、「工学リテラシー1.・2」(1年次・必修)、 「創造性開発実習1・2(選択)」「現代工学概論1・2(必修)」「工学基礎実験1・2(必修)」 (以上、2年次)、「工学実験」(必修)、「ソフトウェア実験(選択)」、「物質工学実験1・2 (選択)」「技術開発特論(必修)」「創造性開発セミナー(必修)」(以上、3年次)など座 学と実学を組み合わせた科目群、1・3年次必修の「学外実習」(企業でのインターンシッ プ)等
●大学院(修士課程・博士後期課程):学部において培った基盤を基に、「TA 実習(修士・ 博士とも必修)」「フィールド調査(修士「特別研究1(必修)」の一部として必須)」「国内 外での学外実習(修士・博士とも必修)」など多岐にわたる実学カリキュラム
■学生納付金等 2016年度
豊田工大
656万円/年※
2015年度 私立大学平均
166万円/年
2015年度 国立大学平均
296万円/年
※ 新キャンパスプロジェクトに係る支出額は除く (万円)
<2016年学校基本調査に基づく>
C 社会人学生と一般学生が共に学ぶ環境と1年次全寮制
本学では企業より派遣された学生と一般学生が共に学び、また学部1年次は全寮制をとっている ため、寮において社会人学生と一般学生が共同生活をする仕組みになっている。互いに勉強を教 え合ったり、働くことの意義などを語り合ったりすることで、人格形成に大いに寄与している。
D 国立大学とほぼ同額の学費と独自の奨学金制度
学部では旧国立大学とほぼ同額の学費であり、また本学独自の豊田奨学基金を設けており、全学
生の35%(2017年3月末現在)が貸与を受けているなど、学生の経済的負担を軽減し、勉学に専
念できる環境が整っている。
E 最先端の研究と充実した研究環境
本学では1995年に博士後期課程を設立して大学院の充実を図ったのを機に、高度先端研究活動 が格段に活発化し、大きな成果をあげている。最先端、境界領域での研究力を身につけた学生に 対する企業からの需要は高まる傾向にあり、学術分野でも日本の将来を支え、世界に羽ばたける 研究者の育成に対する要望は強い。2016年度には、優秀な学生の博士進学促進を目標として「修 士・博士一貫教育プログラム」を開始することを決定し、2017 年度から募集を開始することと している。研究の高度化、活性化に伴い、現在では複数の研究センターが設置されている。
〔本学博士後期課程の特色〕
F 国際化に向けた教育環境の整備・英語教育の充実
本学では、国際性を身につけた学生を育成するため、国際感覚を身に付けさせる充実した英語学 習プログラムを提供するとともに、海外で学習する多様な機会として、海外英語研修や海外イン ターンシップ制度の充実を図っている。加えて、国際的視野を持ち、グローバルに活躍できる人 材の育成の場として、2011年10月にInternational Communication Plaza「iPlaza(国際交流ス ペース)」を開設した。さらに、留学予定の本学学生が、生きた英語を使えるように海外の留学生 や研究生と寝食をともにし、また、交流イベントや英語合宿等も行える環境として、2015 年 6
月にTi-House(国際交流ハウス(寮))を開設した。
〔研究環境〕
・主担当教授制(任期5年) ・研究室設備経費(約1億円)
経常研究費(約800万円/年) ・豊田中央研究所との連携大学院 ・PD研究員の積極的活用
〔教育内容〕
・個別履修プログラム
・TOEIC/TOEFLスコアの修了要件化
・系統的かつ多様な指導(5回の研究発表会、 副指導教員・メンターによる指導)
・論文審査(英語で作成) (注)
・豊田工大:2017年4月現在
・私立大学:2014年日本私立大学団体連合会調査 ・国立大学:文部科学省令で定める「標準額」
(2)入学定員・収容定員・学生数・教職員数
本学では徹底した少人数教育を行っており、教員1名あたりの学生数は10.3名(私大平均19.9名)、 学生1名あたりの大学支出額は656万円(私大平均166万円)など、非常に恵まれた環境を学生に 提供している。
①学部・学科等の設置状況および定員
②学生数の状況(2017年3月31日) ( )は女性で内数 (名)
学年
学部 大学院修士課程 ダブルディグ リー留学生
大学院博士 後期課程
合計 社会人学生 一般学生 社会人学生 一般学生
1 8 89(11) 2 37(3) 6(2) 2(1)
2 5 88(4) 1 37(1) 0 3(0)
3 4 105(8) 1(0)
4 8 80(7)
小計 25 362(30) 3 74(4) 6(2) 6(1)
合計 387(30) 83(6) 6(1) 476(37)
③教職員数(2017年3月31日現在)
教員 (名) 事務職員 (名)
区分 人数
教 授(特任教員含む) 27 准教授(特任教員含む) 15 助教・実験助手 4 専任教員計 46
PD・研究員 73
合計 119
区分 人数
専任職員 53 嘱託職員 18 派遣職員 15
委託職員 5
計 91
博士後期課程(12名/学年) 社会人等の長期履修学生 ・情報援用工学専攻・極限材料専攻 ノンフルタイム学生も入学
企業・他大学修士
企業・他大学
高校 高専 企業
修士課程(36名/学年) ・先端工学専攻
(3)施設
①校地・校舎・講義室・演習室等の面積
校 地 ・ 校 舎 講義室・演習室等
校地面積 (㎡)
設置基準上 必要校地面積
(㎡)
校舎面積
(㎡)
設置基準上 必要校舎面積
(㎡)
講義室・演習室・ 学生自習室
総数
講義室・演習室・ 学生自習室 総面積(㎡)
80,573 3,200 31,462 6,082.2 27 1,922
②主要施設の概要
施設名 用 途 建築年月日
延床面積
(㎡)
1号棟
学長室・理事長室・会議室・ホール・事務室・
i-Plaza 他
1961.11.20 4,593
2号棟 研究室・実験室・演習室・講義室他 1961.11.20 5,316
3号棟 研究室・実験室・演習室・講義室他 1961.11.20 8,216
4号棟 実験室・実習室他 1961.11.20 2,125
5号棟 実験室他 1962.8.1 629
8号棟 研究室・実験室・演習室・講義室他 1995.2.20 4,802
東(E)棟 研究室・実験室他 2015.8.1 2,564
体育施設 体育館 1981.3.10 2,215
西(W)棟 図書館・総合情報センター・食堂 1985.1.26 2,900
国際交流ハウス 学生寮・学生集会所 2015.4.10 2,774
守衛棟 2015.7.1 186
Ⅱ
2016
年度(平成
28
年度)事業の概要
(1)主な実施事項
★『長期ビジョン(20年)』に基づく『中期プランⅡ(5カ年計画)』の着実な実行
教 育
・学部…『士(サムライ)型』人材育成プログラムを点検し、その成果を検証 ・修士…修士新カリキュラムの開始
・博士…優秀な博士学生を育成する『魅力ある博士課程プログラム』を検討
研 究
①研究力向上のための研究体制の整備と活動の推進
(学内競争的資金制度の見直し、学内共同研究の推進環境の整備、科研費の申請支援の強化) ②新たな独自センター『スマート光・物質研究センター』の創設
③文科省『私立大学研究ブランディング事業』不採択 ④研究コンプライアンス体制の整備
運 営
①長期ビジョンならびに中期プランⅢ(2019~2023年度)の検討開始 ②第2期学術アドバイザー制度発足と学術アドバイザー懇談会実施 ③新キャンパス第Ⅰ期工事の完了、Ⅱ期工事の建設フォロー
その他
①『次世代文明研究センター』の活動を開始(学内講演、シンポジウム開催) ②大学基準協会による大学基準に適合しているとの認定を受領
認証期間:2017年4月~2024年3月末までの7年間
(2)優秀な教員の確保と将来性のある若手教員の採用
2016年度 教員採用実績
採用日 職位 研究室
2016年4月1日 教授 流体工学研究室
2016年4月1日 准教授 表面科学研究室
2016年4月1日 准教授 固体力学研究室
2016年10月1日 教授 知能情報メディア研究室
2017年度 採用活動結果 <採用決定>
採用予定日 職位 研究室
2017年4月1日 教授・副学長 システム光波工学研究室
(3)キャンパスの整備推進
(3)キャンパスの整備推進 ★新キャンパスの特色
『次世代国際産業リーダーの育成』と『選択・ 集中した分野で世界トップの研究成果の創出』 が出来る、実学重視の未来型理工系キャンパス ★新キャンパスの規模
現行約42,500 ㎡
→ 刷新約52,000 ㎡(現状の1.2倍) ★新キャンパスの建設時期
2014年7月から2019年度末の間、建替え・改修工事を実施し、キャンパスを一新 ★2014年度完了工事
体育館改修、西棟2階(食堂他)改修、国際交流ハウス竣工
1.2016年度工事の進行状況
①南棟建設開始(2019年2月竣工予定)
研究ゾーン、講義ゾーン、事務ゾーン、創造性開発工房ゾーンで構成される新キャンパスの メインビルディングの一つ。
・研究ゾーン:研究室13ユニット、一般教育教員室 5、特任教員室 3、特任非常勤講師室、 連携客員教授室、スマートビークル研究センター、
スマートエネルギー技術研究センター 他
・講義ゾーン:講義室(200人×1室、120~150人×3室、100人以下×8室、 特別演習室 72人×2室
・事務ゾーン:理事長室、学長室、事務室、医務室、印刷室、会議室 等
・創造性開発工房ゾーン:創造性開発工房 1、創造性開発実習室 4、同実験室 5、
アクティブチャレンジスペース、ものづくりの科学教育センター
・2015年10月~2016年1月 既存6号棟・7号棟を解体 ・2016年2月より基礎工事を開始(現場造成杭を打設) ・2016年5月より躯体工事
②新寮の竣工(2016年11月竣工) 住所:名古屋市天白区久方2丁目2番 用途:寄宿舎
・2015年5月~8月 既存 第2久方寮・大学会館を解体 ・2015年10月より建設工事
部屋数:213室(既存学部学生寮 132室の1.6倍)
既存学部学生寮と同様、学部1年は全寮制。8人ユニット制を継続。
(4)大学の国際化に向けての取り組みの実施
★TTI-C(シカゴ校)との交流を促進する仕組みを強化し、TTI-Cの活用策を検討
TTI-Cとの遠隔授業受講者数推移
年度 授業回数(回) 内 直接授業(回) 受講者数(名)
2012 15 4 18
2013 15 4 14
2014 15 5 5
2015 15 5 5
2016 15 5 13
協定留学生数
2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016
人数(名) 2 1 1 4 2 1 1 2 2
★海外連携校との相互交流を充実
・台湾国立中興大学、泰日工業大学ほかとのサマーセミナーによる交流
(学生12名を受入、5名を派遣) ・フランス、タイ、ドイツ、アメリカから協定研修生等を受入(6名)
*海外連携校との学生交流結果(2016年度)
大学 受入 派遣 大学 受入 派遣 アメリカ・TTI-C - 2 韓国・ハンナム 2 - タイ・チェンマイ 2 - タイ・泰日工業 2 3 タイ・チュラロンコン 2 - 台湾・国立中興大 10 2 フランス・レンヌ 2 - ベトナム・ハノイ工科大 1 - フランス・ブルゴーニュ 1 -
*海外連携校のロケーションと連携の位置づけ
(1)グローバルに活躍できる実践的・開発型の技術者・研究者「士(サムライ)型」人材の育成 ★エンジニアとしての基礎学力と人間力を高める学部カリキュラムの導入
2012年度1年次入学者から適用する新カリキュラムの4年目となる2015年度に向けて、カ リキュラムの眼目の一つである「分野別履修」(主専攻分野の選択と、選択した分野に配当さ れた科目の履修)の準備と学生へのガイダンスを進めた。2014年度の3年次学生から計画ど おり履修を開始している。また、2015年度からは、副専攻分野認定(※)の申請が可能となり、 初年度は47名、2016年度には39名が認定を受けた。
このカリキュラムでは、上述の①履修方法(ハイブリッド型と分野別の複合)の他、②充実し た教養教育、③英語力の向上と活用、④導入教育・キャリア教育の重視、⑤実験・実習科目を 中心とした『創造性開発プログラム』などの取り組みを中核に据えている。
このうち、⑤の創造性開発プログラムは、①~④の各項目との相乗的教育によって、学生のだ れもが潜在的に備えている5つの要素(a.豊かな知識・技術力、b.知的好奇心、c.チャレ ンジ精神、d.コミュニケーション力、e.応用力)を顕在化・総合した「創造性」を育成し、 その結果として、学生の一人一人が『自ら課題を発見し、解決策を考え、行動に移す力』を身 につけることを目指している。
*開設した主な教養・実学教育科目
開設年度 (対象学年)
科目名 概要・特色
2010年度 (学部3年以上)
トヨタ生産方式概論
9月前半に集中講義(3日間×5コマ)で実施、 講義と演習・討議を組み合わせて行う。
2011年度 (学部1年)
工学スタートアップ セミナー
本学建学の理念と歴史、教育・研究の特色を理解するとともに、 大学での学習/研究/生活のあり方を自ら考え、目標を明確化す る。
2012年度 (学部1年)
教養基礎セミナー1
大学生に必須の「論理的な文章を書く技術」について、理論と実 践で論文の作法を身に付ける。
2012年度 (学部1年)
教養基礎セミナー2
「1」で学んだ論文の作法を活用し、日本語によるプレゼンテーシ ョン能力を磨く。
2012年度 (学部1年)
経済学入門 (教養コア1)
「環境」「エネルギー」など身近なトピックを題材に、豊かさと幸 せを創出する社会の仕組みを考える。
2012年度 (学部1年)
哲学入門 (教養コア2)
人間への洞察力と深い思索力を身に付け、議論の能力・理解と筆 記・表現の能力を磨く。
2.教育
※副専攻分野認定 所属する主専攻分野とは 異なる分野から 20 単位 以上を修得した場合、当 該分野を学部副専攻とし て認定を受けることがで きる
副専攻認定の状況
2015年度 2016年度
卒業者
79名
卒業者
2012年度 (学部1年)
世界と日本 (教養コア3)
激動する世界、国際政治力学の中での日本の目指すべき道、日本 人としての生き方を考える。
2012年度 (学部2年)
現代工学概論1・2
本学の卒業生を含む企業等の第一線技術者から、先端の開発テー マ、学生時代に学ぶべき課題、企業が技術者に求めるもの、等の 紹介を受ける。
2013年度 (学部2年)
創造性開発実習1・2
知識や技術のモノ創りへの適用とそのプロセスについて、学問と の繋がりを意識しつつ企画・設計から制作・評価までのプロセス を通して実習し、併せてリーダーシップやコミュニケーションな どの重要性を学ぶ。2テーマのうち1つを選択し、受講する。
2013年度 (学部3年)
創造性開発セミナー
創造性を要する課題の解決を通じて、自らの発想力と実現力を鍛 える。手順・各種機器の使い方・スケジュールの設定・管理等に ついてグループ単位で自ら考え、期限までに実現する。
2013年度 (学部3年)
技術開発特論
技術開発に必要な方法論(文献検索・ネット検索・特許検索・アイ デア創出・ブレーンストーミング・SWOT(強み/弱み)分析 等) を学び、技術提案書の作成・プレゼンテーション・質疑応答までを 体験する。
2014年度 (学部3年)
科学技術と社会 (教養コア4)
旧カリキュラムの「技術者倫理」と「環境論」を発展的に統合。科 学技術の進歩を適切にコントロールすることの重要性を理解する。
2015年度 (学部4年)
教養基礎セミナー3
科学技術を社会にとってより良い方向に利用していくために重要 な「文理協働」においては、専門外の人にわかりやすく科学技術を 説明でき、また多角的な見方をもって討論できるためのサイエンス コミュニケーション力が必要となる。セミナー実習を通してその力 を磨く。
★産業界の支援を得たインターンシップ教育の充実と実学教育の質的向上 *企業からの派遣講師による実学教育の例
1.「科学技術と社会」(学部3年次前期)
企業名 テーマ・概要
パナソニック エコシステムズ 大阪ガス
新和実業 他
人類の快適な生活を支える多くのことが科学技術の継続的な進歩に依存している。 しかし、科学技術の進歩は一方で、環境上、安全上及び倫理上の重大な問題を提起 している。科学技術を適切にコントロールしていく上で、技術者には公共の安全、 公益を守る義務が生じ、組織の一員、社会との関わりについて正しく理解した上で 活動しなければならない。本科目は社会人・技術者として活動していくための準備 を目的として、技術者倫理に重点をおいて事例を取り上げながら講師が自らの体験 に基づく技術者の倫理観、責任感、そして具体的な企業活動(企業倫理、環境設計、 安全設計など)を関連づけて指導を行う。
2.「トヨタ生産方式概論」(学部3年次後期)
企業名 テーマ・概要
トヨタ自動車
ものづくり・人材育成・経営の哲学であるトヨタ生産方式の基本思想と概要(かん ばん、標準作業 等)を理解し、ものの作り方やそのしくみにより、安全・品質・ リードタイム・原価・キャッシュフローが変わり、企業の経営にも大きな影響を及 ぼすこと、利益を上げるためにはものの作り方やしくみをしっかり構築する事が肝 要である事を習得する。
3.「品質管理工学(QC)」と「経営管理工学(原価管理・原価企画)」(学部4年次前期)
企業等名 テーマ・概要
トヨタ自動車 (品質管理工学)
品質管理の目的と体系、その有用性を理解し、企業活動における問題解決における
QC 的 考 え 方 や 統 計 的 品 質 管 理 手 法 、 企 業 に お ける TQM(Total Quality
Management)の推進について習得する。
トヨタ自動車 (経営管理工学)
4.「特別講義」の隔年開講(2016年度開講 学部4年次・大学院修士課程前期)
企業名 テーマ・概要
ソ ニ ー グロ ー バ ル マ ニ ュ ファ ク チ ャ リ ン グ &オ ペ レ ー ションズ
企業の現役技術者を講師とし、デジタルスチルカメラなどの製品を題材として、先 端エレクトロニクス製品のアーキテクチャやメカニズム、また、そのような製品の 開発において求められるプロフェッショナルスキルなどを学ぶ。
大学・大学院で学ぶ技術が、最新のエレクトロニクス製品の開発にどのように生か されているかを、実機を通じて理解する。また、実際の商品開発、設計のプロセス を学ぶことで社会に出てからの実際の仕事の進め方、考え方を知り、技術者として の今後のキャリアプランを考える上での参考となる情報を得ることも事も併せて 目的とする。
5.「工学リテラシー1」「工学リテラシー2」(学部1年次前・後期 必修)
企業名 位置づけと役割
トヨタ自動車 三菱電機 デンソー
トヨタ自動車の生産技術・後期部門等の現役技能員(工長クラス)を受け入れ、工 作実習工場の常勤職員(トヨタ自動車、デンソー、三菱電機等からの派遣者)とと もに担当教員と協力して実習授業の指導に当たる。
それぞれの実習テーマ(各種機械加工、半導体微細加工、成形 等)に熟達した指 導員を配することにより、加工・工作の技術に加えて、特に「安全な作業・行動・ 環境」の重要性を学ぶ。
6.「現代工学概論1」「現代工学概論2」(学部2年次・学部3年次編入生前・後期 必修)
現代工学概論1(前期) 現代工学概論2(後期)
企業名 テーマ 企業名 テーマ
豊田自動織機
溶接の新生産技術開発と仕 事の進め方
矢崎総業
熱エネルギーの有効利用-特に 低温熱の冷房への利用 三菱電機
放電加工機の最新技術概要 と海外市場支援
豊田中央研究所
機械加工の自動化を目指す ソフトウェアおよびシステムの開発 ジェイテクト
ものづくりにおける生産技 術の役割
JSOL シミュレーションとモノづくり
LIXIL 自然に学ぶものづくり -
カタツムリと住宅材料-
トヨタ紡織
自動車内装部品開発に必要 とされる工学
デンソー
車両電子システムの最新動 向と展望
オムロン
コンポーネント機器への制御 技術応用
三菱電線工業
通信から工業・医療分野に拡 がる光ファイバの利用
宇宙航空研究開発 機構
日本の宇宙用太陽電池開発
トヨタ自動車
「トヨタは変わる!プリウス も変わる!」不可能を可能に してきた開発
★国際的視野を持ち、グローバルに活躍できるエンジニアの育成 *英語カリキュラムの刷新
学 部 修士
1年 2年 3年 4年 1年 2年
基礎英語1・2 基礎英語3・4
応用英語1・2 (TOEIC)
科学技術英語1・2 必修 応用英語3・4(TOEFL)
英語コミュニケーシ ョン1・2
英語コミュニケ ーション3・4
英語テクニカルラ イティング1・2 英語特別演習1・2・3・4
海外英語演習(夏季実施/アメリカ・マレーシア・フィリピン)
★英語Step-Up Point制度(E-SUP)による卒業要件の設定
*E-SUP制度の概要
卒業まで継続的かつ積極的に英語を学習・習得する制度。各取り組みにポイントが付与されて おり、学部の卒業要件として100ポイント以上の獲得が求められる。
なお,100ポイントを超えてさらに学習・体験を重ね,所定のポイントを獲得した者について は,海外留学プログラム(3年次対象・指定)の費用助成を行う。また、修士課程進学者は、 学部課程で獲得した助成対象ポイントが修士課程へと持ち越される。
*2016年度末のE-SUPポイント獲得状況 【2012年度以降 学部1年次入学者】
入学年度 (到達学年)
学生数 到達目安 平均獲得点 最高点 最高得点者の主な活動
2016年度 (1年次)
96名
40
ポイント
127
ポイント
234
ポイント
TOEIC-IP3回受験
TOEFL-ITP2回受験
TOEIC外部試験1回受験
英語プレースメント枠(1年次前期上 位クラスに配当)
iPLAZAポイントカード使用イベン
ト参加
学部海外英語演習(8月)参加 語彙コンテスト1回参加 スピーチコンテスト1回参加
2015年度 (2年次)
94名
70
ポイント
110
ポイント
272
ポイント
TOEIC-IP6回受験
iPLAZAポイントカード使用イベン
ト参加
スピーチコンテスト1回参加 サマーセミナー(2年次8月)参加
2014年度 (3年次)
100名
100
ポイント
151
ポイント
445
ポイント
TOEIC-IP 6回受験
TOEFL-ITP1回受験
学部海外英語演習(1年次8月)参加 英語プレースメント枠(1年次前期上
位クラスに配当)
iPLAZAポイントカード使用イベン
ト参加
iPLAZAボランティア3回参加
報告会1回参加
サマーセミナー(2年次8月)参加 語彙コンテスト2回参加
スピーチコンテスト2回参加
2013年度 (4年次) 79
名
100
ポイント から更なる
上積み
176
ポイント
426
ポイント
TOEIC-IP8回受験
TOEFL-ITP1回受験
TOEIC外部試験2回受験
iPLAZAボランティア3回参加
英語プレースメント枠(2年次前・後 期上位クラスに配当)
iPLAZAポイントカード使用イベン
ト参加
学部海外英語演習(1・3年次8月)参 加
※編入学生は上記表から除く
※学部卒業要件は100ポイント
※卒業判定時、獲得ポイント上位3名には英語優秀賞授与。
*本学が提供・承認するE-SUPポイント獲得メニュー(2016年度時点)
イベント名 ポイント獲得基準
TOEIC(公開テスト、IPテスト) スコアポイント+ボーナスポイント
TOEFL(公開テスト、ITPテスト) スコアポイント+ボーナスポイント
英語科目プレースメント枠ポイント(1~4学期) 能力上位クラスへの配属でポイント付与
(学部)海外英語演習 一定以上の成績習得者にポイント付与
英語力強化合宿 一定以上の成績習得者にポイント付与
本学が指定する海外英語留学プログラム 各プログラム所定のポイント
i-Plazaが開催する各種イベントへの参加 各イベント所定のポイント
【例】・中興大学学生を招いたサマーセミナー (2~30)
・英語科学技術スピーチコンテスト (5~20)
・英会話による交流イベント(各種) (5)
外国語の学習に関する自主的な活動に対するポイント 申請に基づき個別に判定
*本学の海外留学学生数推移(2010~2016年度)
<参考>
*学生のTOEIC得点推移(2013年度以降入学者の平均点比較)
学部生
大学院生 (修士)
計
北 米 6 4 10
欧 州 0 7 7
アジア 38 0 38
計 44 11 55
★修士課程のカリキュラム改訂
学部新カリキュラムの完成に引き続き、大学院修士課程のカリキュラム改訂を行った。基本思 想は学部からの6年一貫教育であり、2016年度修士課程1年次入学生からの適用であるが、進 学コース4年次学生の先行履修に対応するため、2015年度に新カリキュラム対応の科目区分で ある「専門基幹」「専門」「専門共通」科目を先行開講した。新カリキュラムの検討は2012年度 から分野ごとに組織された授業改善WGと教務委員会で開始され、2015年度に開講科目ならび に修了要件を決定した。専門分野の科目については、学部・修士課程を通じて主専攻・副専攻 履修を推進する体系に整備し、一部科目を新規開講、内容変更するなど、各分野での開講科目 数を拡充した。
<修士課程 専門基幹・専門・専門共通科目の分野別開講科目数(分野間での重複あり)> 分野
科目区分
機械システム 電子情報 物質工学
専門基幹 (各2単位) 5科目 7科目 4科目 専門 (各2単位) 8科目 10科目 7科目 専門共通 (各1単位) 3科目(内、1科目は隔年開講)
※所属する分野(主専攻分野)から専門基幹科目は4単位以上、専門科目は10単位以上、専門基幹・ 専門・専門共通科目合わせて16単位以上修得することが修了要件となる
<開講科目の新設、変更>
新規開講科目
「機械力学特論」「電磁気学特論」「電磁エネルギー応用」「機械学習入門1」 「有機元素化学」「情報ネットワーク論」「エネルギーシステム論」
科目名変更 (内容拡充)
「固体力学特論」「流体力学特論」「熱および物質移動論」「固体物理学」 「物質の量子力学」「微小機械学」「機械学習入門2」
また、2017年度からは、一部の科目においてクォーター開講を試行し、実施状況を把握しつつ、
2018年度本格導入に向けて検討を進める。
修士高度教養科目「科学・技術と人間・社会」は2014年度より先行して新規開講している。2016 年度には内容を更に充実し、産業界・学術界から招聘した著名講師陣によるオムニバスの講義形 式を継続した。国際産業リーダーとして必要な教養や知見を学ぶこととしている。
<修士高度教養科目 内容>
科目名 テーマ・概要
科学・技術と 人間・社会
産業界や学界などで活躍してこられた著名な方々から、これまでの体験に基づく高 い視点からのご講演を頂くとともに、講演内容に関する質疑を行うことにより、学 生達が広い視野を培うとともに教養と工学に関する専門性を深めることの重要性 を理解する。(講演60~90分、ディスカッション60分)
トヨタ自動車(株)ZF 田中義和 氏
「私の技術者人生~MIRAI開発を通じ た学びと成長~」
毎日新聞科学環境部編集委員 青野由利 氏
「メディアから見た科学と社会」
京都大学名誉教授 佐藤文隆 氏
「私の研究人生」-時代と学問-
日本アイ・ビー・エム相談役 北城恪太郎氏
「グローバル化する社会におけるリー ダーの役割」
名古屋大学名誉教授 浜田道代 氏
★英語Step-Up Point制度(E-SUP)による学生のグローバルな活動能力向上の支援
修士課程においては、獲得したE-SUPポイントは修了要件として設定されないが、海外学外実習・
TTI-C留学の選考や獲得ポイント上位者に対し海外留学等の助成制度として活用する。
*修士E-SUP制度の活用実績【2016年度 修士1年次入学者】
修士海外学外実習 申請要件として180ポイント以上を設定
→要件を満たした学生のうち、8名が実習実施。
TTI-C協定留学 候補者選考にE-SUPポイントを加味
→2名が留学(3ヶ月1名、6ヶ月1名) 国際会議等への参加助成 獲得ポイント上位2名を対象者に選定。
→国際会議(ギリシャ、千葉)への参加費用を助成。
(2)修士・博士一貫教育プログラムの発足 優秀な学生の博士課程への進学を促進し、 本学博士課程教育のさらなる充実を図るた め、長年にわたる検討を経て、「修士・博士 一貫教育プログラム」を策定した。このプ ログラムでは、修士・博士の5年間あるい は4年間の一貫した教育プログラムを実施 することにより、先端研究を推進する能力 を育み、産業界や学界の第一線で活躍でき る次代のリーダーを育成することをめざす。
■「修士・博士一貫教育プログラム」の概要
コース設定 ①5年コース(修士1年~) ②4年コース(修士2年~) 募集人員 若干名/年
【応募資格】GPA成績、TOEICスコア 【選考方法】面接試験、小論文
教育内容 ①企業のR&D経験者をメンターに任命 ②複数教員による討論力の育成 ③3か月~1年にわたる「インターン制」 ④幅広い工学教養を修得
⑤英語力・指導力の強化(i-Plaza事業) 経済支援 ①5年間(4年間)の授業料を減免
(3)2016年度 卒業生・修了生の就職支援 ・学校推薦に関わる学生指導の徹底
⇒学校推薦への応募要件として、指導教員の承認を得た 「学校推薦申込書」の提出を義務付けることで、学生に
対する教員の指導の徹底を図った。
⇒学校推薦枠を超えて学生からの応募があった場合は教員 他による選考メンバーを組織し、厳格な審査による最適 な候補者の選考を行った。
・2016年度 卒業生・修了生の就職率100%
<参考:一般学生の就職先企業(就職人数)>
人 人
(
3
) (4
) 76(
2
) (3
) 50(
2
) (3
) 49(
2
) (2
) 47(
2
) 43(
2
) (2
) 36(
2
) (1
) 33(
2
) (1
) 26(
2
) (1
) 21(
1
) (1
) 19(
1
) (1
) 19(
1
) (1
) 17(
1
) (1
) 16(
1
) (1
) 13(
1
) (1
)(
1
) (1
)(
1
) (1
) 13(
1
) (1
) 13(
1
) (1
) 12(
1
) (1
) 12(
1
) (1
) 11(
1
) (1
) 11(
1
) 10(
1
) 10(
1
) 10(
1
) 10(
1
)三浦工業㈱ 日野自動車㈱
三菱電機㈱
浜松ホトニクス㈱ ダイキン工業㈱
㈱マキタ トヨタテ クニカルディベロップメント㈱
三菱電機㈱ 任天堂㈱ ㈱トヨタコミュニケーションシステ ム
橋本電機工業㈱ ㈱協豊製作所
㈱豊田自動織機 日本原子力研究開発機構 ダイハツ工業㈱
豊田バンモップス㈱ 日本たばこ産業㈱ キヤノン㈱
トヨタ自動車㈱ トヨタ紡織㈱ フタバ産業㈱
トヨタ自動車九州㈱ ㈱ニコン 愛三工業㈱
㈱トヨタコミュニケーションシステ ム トヨタ車体㈱ パナソニック㈱
四国旅客鉄道㈱ DOWAサーモエンジニアリング㈱
ソニーグローバルマニュファクチャリン グ&オペレーションズ㈱
13
㈱新和建設 ㈱トヨタコミュニケーションシステ ム
㈱オテ ィックス 東レ㈱ ㈱アドヴィックス
愛三工業㈱ 新東亜交易㈱ トヨタ紡織㈱
アイシン・ エーアイ㈱ ダイキン工業㈱ ㈱東海理化
トヨタ車体㈱ アスモ㈱ 矢崎総業㈱
トヨタ紡織㈱ ㈱アドヴィックス 三菱電機㈱
アイシン・ エィ・ ダブリュ㈱ テ ルモ㈱ トヨタ車体㈱
ソニーグローバルマニュファクチャリング &オペレーションズ㈱
アイシン・ エィ・ ダブリュ㈱ ㈱デンソー
住友電気工業㈱ アイシン・ エィ・ ダブリュ㈱
豊田合成㈱ ㈱豊田自動織機 本田技研工業㈱
企 業 名
㈱東海理化 トヨタ自動車㈱ トヨタ自動車㈱
アイシン精機㈱ ㈱デンソー アイシン精機㈱
㈱アドヴィックス 豊田合成㈱ ㈱豊田自動織機
矢崎総業㈱ ㈱協豊製作所 ㈱ジェイテ クト
アイコクアルファ㈱ ㈱島津製作所 豊田合成㈱
学部 30 修士 37
累計就職者数上位(学部・修士) ※1995年~
(1)外部研究費の獲得状況について ★科学研究費補助金
・例年同様に、教員OBによる科研費アドバイザー制度、科研費申請説明会等を実施した。 しかしながら、日本全体での申請数増加に伴う採択率の低下等があり、採択件数/採択率とも2年 連続で下降した(前年比-3件/-8%)。
・この状況を改善するとともに、近年の科研費の枠組・審査制度の変更の理解を促進するため、2017 年度の申請に向けて、外部講師による科研費申請支援説明会を新たに実施した。
★受託研究・共同研究
・「受託研究」受入件数および金額 2016年度:5.27億円/18件(前年比+1.73億円/-2件) ・「共同研究」受託件数および金額 2016年度:1.13億円/56件(前年比-0.12億円/-9件)
(2)大型研究プロジェクトの推進 ★政府支援研究センター
・2016年度は6プロジェクトの研究を順調に推進
‘08 ’09 ’10 ‘11 ‘12 ‘13 ‘14 ‘15 ‘ 1 6 ‘17 ‘18 ‘19
高分子基盤研究推進
( *)
田代特任教授
先端フォトンテ クノロジー
( *)
大石副学長
グリーン電子素子・ 材料
( *)
神谷教授
先進触媒開発
( *)
本山教授
ナノテ クノロジー支援事業
榊 学長 佐々木実教授
超高効率・ 低コスト太陽電池モ ジュ ールの研究開発
山口シニア 研究スカラ
日EU共同開発拠点
山口シニア 研究スカラ
結晶シリコン太陽電池の 研究開発
大下教授 研究代表者
文 科 省
ミ ク ロ ・ メ ソ 構 造 制 御 に よ る 革 新 的 グ リ ー ン 電 子 素 子 ・ 材 料 技 術 の 基 盤 形 成 ( 5 . 3 億) 成清教授
難 環 境 作 業 ス マ ー ト 機 械 技 術 の 開 発 ( 5 . 1 億)
難環境作業スマート機械技術
( *)
サステ イナブル小型・ 軽量機械システ ム開発へ 向けた基盤技術研究( 東特任教授) 先端知能システ ム・ デバイス統合研究
( 榊学長、 三田特任教授)
ナノテ クノロジー・ ネッ トワーク( 中部地 区ナノテ ク総合支援) ( 2 . 1 億)
高分子構造物性相関 高度解析( 3 .4 億)
超オクターブ光波制御 ( 3 . 9 億) 研究センター名
実施年度
超 高 効 率 ・ 低 コ ス ト Ⅲ - Ⅴ 化 合 物 太 陽 電 池 モ ジ ュ ー ル の 研 究 開 発 ( 2 . 7 億)
先 端 複 合 技 術 シ リ コ ン 太 陽 電 池 プ ロ セ ス 共 通 基 盤 に 関 す る 研 究 開 発 ( 3 . 5 億)
( N E D O )
経 産 省
革新的太陽光発電技術 研究開発( 5 . 5 億)
集光型太陽電池モジュ ール、 システ ムの日欧共同開発( 1 . 9 億)
太陽光発電システ ム 次世代高性能技術の開発(8 . 0 億)
ナ ノ テ ク ノ ロ ジ ー ・ プ ラ ッ ト フ ォ ー ム ( 1 . 5 億/ 1 0 年間) 高度制御汎用性高分子開発
のための基盤研究( 2 . 6 億)
局所構造制御による スマート材料・素子の研究( 4 . 2 億)
超オクターブフォトニクス ( 4 . 5 億)
水 素 原 子 ・ 分 子 の 活 用 技 術 革 新 の た めの 先 進 触 媒 の 研 究 ( 3 . 3 億)
(*)は、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
(3)本学独自の先端研究拠点(研究センター)
①スマートビークル研究センター(2010年4月設立、代表:三田特任教授) ・自動車関連企業と自律走行の共同研究を推進
・第6回シンポジウムを開催(参加 141名)
②スマートエネルギー技術研究センター(2012年4月設立、代表:大下教授) ・企業の研究所と共同研究を推進、研究交流会を開催
・第8回/9回シンポジウムを開催(参加 95名/110名)
③【新設】スマート光・物質研究センター(2017年3月設立、代表:大石副学長)
・光・物質の基礎技術をベースに、これをエレクトロニクス、光センシング技術等に展開し、 次世代のセンシング技術・情報技術等の開拓に寄与する。
(4)産学連携活動の推進
①企業向けオープンラボの開催 ②文部科学省
・35社から 83名の参加者があり、 「ナノテクノロジー・プラットフォーム事業」
過去最高となった。 ・学外者を中心に、53件の支援を行った。
( )内は、クリーンルームでの支援件数(内数)
利用者 支援形態 合計
技 術 相 談
技 術 代 行
技 術 補 助
機 器 利 用
共 同 研 究
企 業
大企業 3 1 8 2 14 (10) 中小企業 1 5 3 9 (6) 大
学
学外 3 8 6 17(11) 学内 4 6 10 (9)
公的研究機関 2 1 3 (2)
(1)大学間連携
愛知県内(名古屋市)にある南山大学と愛知大学と大学間協定を締結し、教育面、研究面から事務 部門に至る広範囲な分野において積極的に交流を図っている。
(2)入試結果(2017年4月入学者) <学部>
一般入試において、募集定員70名に対し895名の志願者があり、最終的に合格者を355名出 した。その結果、入学者は68名になった。社会人入試1年次入学者14名(募集定員20名) に専門高校特別推薦入試〈公募制〉2名を加え、学部1年次入学者は合計84名となった。 <修士>
一般入試入学者は41名。社会人入試入学者3名,ダブルディグリー留学生入試入学者5名を 加え、修士入学者は合計49名となった。
<博士>
今年度の入学者はわずか1名であり、博士の定員(3年間合計36名)に達しておらず、継続して 博士学生の増加に努める。
( )内は前年度 (名)
※1 一般入試、社会人入試、留学生入試の合計(2016年10月入学者を含む)
学部 修士 博
士
※1
一般 社会人
専門高 校推薦
高専 編入
外国政 府派遣 留学生
特別 選抜
一般 社会人
ダブルデ ィグリー留 学生
応募者数
895 (655) 16 (9) 3 (1) 14 (8) 0 (1) 0 (0) 52 (52) 3 (2) 5 (6) 1 (4)
合格者数
355 (332) 14 (8) 2 (1) 10 (7) 0 (1) 0 (0) 44 (42) 3 (2) 5 (6) 1 (3)
入学者数
68 (83) 14 (8) 2 (1) 4 (4) 0 (1) 0 (0) 41 (36) 3 (2) 5 (6) 1 (3)
(3)2016年度 卒業生・修了生の進路<就職は内定状況> ・本年も就職決定率は100%となった。
( )は昨年実績人数 (名) 学部 修士課程(※) 博士後期課程
社会人 一般 社会人 一般 留学生 社会人 一般 留学生
卒業・修了 8(12) 79(86) 1(2) 37(28) 0(3) 0(1) 1(1) 4(1)
満了(退学) 0(1) 1(0)
企業復帰 8(12) 1(2) 0(2) 0(0)
就 職 30(40) 37(28) 2(1) 3(0)
進 学 48(46) 0(0)
そ の 他
(帰国等)
1(0) 0(3) 1(1)
合計
8(12) 79(86) 1(2) 37(28) 0(3) 0(2) 2(1) 4(1)
87(98) 38(33) 6(4)
※(修士)…前期未修了者1名を含む
(4)
授業料、入学料その他大学が徴収する費用および奨学金制度について①学部初年度納付額 943,590円
項 目 納付額
学 費
入学金
授業料(入学年次前期・後期分) キャンパス整備費・教育充実費
282,000円
600,000円
50,000円
保 険 料
学生教育研究災害傷害保険料
新・学生総合保険料(傷害・疾病保険+賠償責任保険)
(4年分) 4,140円 (1年分) 7,450円
納 付 額 合 計※ 943,590円
※上記の他に就学に必要な教材・用品等(例:教科書、実習服等、ノートパソコン)の購入が必要
②在学生年度納付額
授業料 (前・後期分)
キャンパス整備費・ 教育充実費
合計
学 部 600,000円 50,000円 650,000円
修 士 700,000円 50,000円 750,000円
博 士 700,000円 - 700,000円
*上記に加えて、学生総合保険7,450円を(1年ごとの加入の為)前期授業料納付時に納入
③豊田奨学基金奨学金制度
学生の経済的負担をできるだけ軽減し、安心して勉学中心の生活を送れるよう、
独自の奨学金制度も充実されています。
◆給付奨学金制度
成績優秀者に授業料の全額または一部相当額を給付
給付内容 授業料の全額、半額または1/4相当額を給付
選 考 学業成績などに基づいて学期毎(4,10月)に選考
◆貸与奨学金制度
希望のほぼ全員に無利子で貸与
種
類
特
A
種
特
B
種
第
1
種
第
2
種
第
3
種
交付金額
10
万円
8
万円
6
万円
4
万円
2
万円
条 件
全額貸与(無利子)
*特
A
種、特
B
種は、大学院生のみ対象
Ⅲ
豊田工業大学シカゴ校の概況
(1)豊田工業大学シカゴ校(Toyota Technological Institute at Chicago)の開設
2003年に豊田工業大学シカゴ校(Toyota Technological Institute at Chicago : TTI-C)を開設した ことの意味も大きい。前述のように本学は1995年に博士後期課程(情報援用工学専攻・極限材 料専攻)を創設し、大学院の充実を図ったが、情報援用工学では、国内での情報基礎理論分野等 の充足が難しく、この分野の最先端である米国に大学を新設し、教育研究を一層国際的に展開・ 充実することとした。米国での本格的な大学院大学の設立は日本の大学では初めてのケースであ
り、このTTI-Cが海外における一つの確実な拠点
となって、本学学生および院生がTTI-Cでの教育 を受けるしくみができあがった。今後そのような 学生の増加により、グローバルスタンダードを満 たす大学としての本学の歩みが更に加速される ものと期待している。
(2)Toyota Technological Institute at Chicago(TTI-C)の概要
①場所 :シカゴ大学キャンパスの中の建物の一部を借用(2,600㎡)
②形態 :豊田工業大学(日本)との連携大学院大学であり、米国イリノイ州にて米国の大 学としての認可を取得。また、シカゴ大学と協定を結び連携・協力を図る。 ③分野・規模 :コンピュータサイエンスの基礎を中心に、現地で20名の教員を採用
④教育 :留学生として豊田工業大学(日本)の大学院生を各年派遣(2014年1名,2015 年2名、2016年2名)また、現地においても27名の学生が在籍中
⑤資金 :連邦政府からの補助金に加え,豊田工業大学(日本)の運営基金から移管した1 億ドル相当分及びトヨタ自動車(株)からの寄付金1億5千万ドル相当(基金分85 百万ドル、運営資金分65百万ドル)を現地にてドル運用し、運営資金を賄う。 〔これまでの経緯〕
・2001年 12月 シカゴ大学と提携の覚書きを締結
・2002年 10月 イリノイ州高等教育局より大学設置認可取得 ・2002年 10月 トヨタ自動車から基金として5百万ドル寄付受領 ・2003年 8月 イリノイ州高等教育局より学位授与権認可取得 ・2003年 9月 シカゴ大学内Press Buildingに開校
・2005年 5月 アクレディテーションの前段階であるCandidacy認可 ・2009年 1月 シカゴ大学内S. Kenwood Buildingへ移転
・2009年 10月 アクレディテーション 認可(期間:5年)
・2010年 10月 永澤初代学長が退任し、Rice氏(それまでDean)が暫定学長に就任
・2013年 4月 古井貞熙氏が学長に就任
・2015年 11月 アクレディテーション 継続認可(期間:10年)
写真はTTI-Cのキャンパスがある
(3)Toyota Technological Institute at Chicago(TTI-C)の状況 ①教員数・学生数
①教員数 (人)
07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
Full Prof.(Senior Faculty) 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
Associate Prof. (Tenure Track) 0 0 0 0 1 3 3 4 4 5
Assistant Prof.(Tenure Track) 7 8 8 7 7 5 5 4 5 4
Research Assistant 15 10 10 9 10 12 14 12 13 10
計 23 19 19 17 19 21 23 21 23 20
②学生の在籍状況 (人)
07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
博士課程学生 9 11 13 15 17 23 23 20 25 27 本学派遣学生※ 2 2 1 1 4 2 1 1 2 2
合 計 11 13 14 16 21 25 24 21 27 29 *本学派遣学生は9月~翌3月に在籍
*09年9月に、TTIC最初のPh.D.学位を1名授与
②最近の主な活動(業績)
年 業績等 内容
2011年 Rice 暫定学長がウルフ 賞(化学部門)を受賞
イスラエルのウルフ財団によって運営されるノーベル賞に匹 敵する権威を持つ賞であり、ウルフ賞受賞後にノーベル賞を 受賞する学者も少なくない
2011年
2012年
Dr. Julia Chuzhoy Dr. Jinbo Xuが, スローン財団フェロー を拝受
ニューヨークに拠点を置くスローン財団が、毎年、優秀な若 手研究者に授与するフェローシップ。
TTI-Cでは今までに2名が授与
2011年 Dr. Devi Patrikhが,
Marr Prizeを拝受
コンピュータビジョンの著名な学会の賞
2009
~
2013年
NSF Career Grant National Science Foundationが若手の優秀な研究者に授与する賞。
TTICでは、過去以下の4名が受賞。
(2013)Dr. Madhur Tulsiani、 (2012) Dr. Yury Makarychev、
(2011) Dr. Jinbo Xu、(2009) Dr. Julia Chuzhoy 2014年 Dr. Mohit Bansal
Dr. Karen Livescu
Dr. Kevin Gimpel が,
Google1Faculty Research Award
を受賞
Googleが世界トップレベルの教員が行う最先端の研究をサポート
する賞
Dr.Mohit Bansalが,
IBM Faculty Award
を受賞
IBMが世界最先端の大学の傑出した実績のある若手教員との共同研
Ⅲ 財務の概要
≪平成28年度事業活動収支計算書(概況)≫
≪決算概況≫
≪事業活動収支計算書関係比率≫ ≪本学の特徴≫
収 入 面
全国平均と比較して、
支 出 面
全国平均と比較して、
〔経常収入に対する比率(寄付金・事業収入は事業活動収入に対する比率)〕
*1:新キャンパス建設に係る寄付金収入・支出は除いて算出
*2:全国平均:平成27年度全国平均(医歯系法人を除く508法人の平均) 「平成28年度版今日の私学財政」日本私立学校・振興共済事業団より
これはトヨタ自動車からの寄付、並びに公的な研究 開発機関や企業からの受託研究・共同研究収入 (事業収入)など、いわゆる外部資金が収入の中で 高い割合を占めていることを示している。
・人件費比率が低く、教育研究経費比率が高い(左 表③)
これは、教育研究活動に対し重点的に資金が投下 されている状況であることを示している。
決算概況
本学の特徴
・学生生徒等納付金比率が低い(左表①) ・寄付金比率、事業収入比率が高い(左表②)
・収入については、科目ごとでは増減があるが、総額ではほぼ予算どおりとなった。
・2月取得見込みの設備(総額60百万円)の納品が3月にずれたことにより、基本金組入が翌年度にずれた。
・予算(補正)に対し、人件費の減(22百万円)があった。
以上により、収支差は予算(補正)に対して89百万円改善し、28百万円となった。
本学では新キャンパス建設事業(5カ年計画)が進行中であり、平成28年度の同事業に係る支出は、経費支
出0.8億円および資本的支出42億円であり、全額、寄付金収入を充当した。また、同事業に関して、平成27年
度の経費支出が特に大きかったため、平成28年度は第4号基本金の新たな組入0.7億円が必要となった。
(単位:千円)
予 算 決 算 差 異
学生生徒等納付金 363,322 351,777 △11,545
手 数 料 10,316 12,328 2,012
寄 付 金 1,604,609 1,597,112 △7,497
経常費等補助金 411,257 376,184 △35,073
付 随 事 業 収 入 550,667 674,719 124,052
雑 収 入 56,100 56,408 308 2,996,271 3,068,528 72,257
人 件 費 1,530,556 1,507,847 △22,709
教 育 研 究 経 費 972,678 945,373 △27,305
管 理 経 費 303,595 309,858 6,263
減 価 償 却 額 840,000 844,228 4,228
徴 収 不 能 額 等 0 1,779 1,779 3,646,829 3,609,085 △37,744 △650,558 △540,557 110,001
受取利息・配当金 765,602 797,782 32,180
そ の 他 の 教 育 活 動 外 収 入 0 85 85
765,602 797,867 32,265
借 入 金 等 利 息 0 0 0
そ の 他 の 教 育 活 動 外 支 出 0 0 0
0 0 0
765,602 797,867 32,265 115,044 257,310 142,266
科 目
経 常 収 支 差 額
教 育活 動支 出 計
教 育活 動 収 支 差 額
教 育 活 動 外 収 支
収 入 の 部
教育活動外収入計
支 出 の 部
教育活動外支出計
教育活動外収支差額 教
育 活 動 収 支
収 入 の 部
教 育活 動収 入 計
支 出 の 部
(単位:千円)
予 算 決 算 差 異
資 産 売 却 差 額 759 167 △592
その他の特別収入 4,459,933 4,341,874 △118,059 4,460,692 4,342,041 △118,651
資 産 処 分 差 額 53,594 46,873 △6,721
その他の特別支出 0 4 4
53,594 46,877 △6,717 4,407,098 4,295,164 △111,934 4,522,142 4,552,474 30,332 △4,583,101 △4,523,737 59,364 △60,959 28,737 89,696 1,505,087 1,505,086 △1 1,444,128 1,533,823 89,695
(参考)
8,222,565 8,208,437 △14,128 3,700,423 3,655,963 △44,460
科 目
特 別 収 支 の 部
収 入 の 部
特 別 収 入 計
支 出 の 部
特 別 支 出 計
特 別 収 支 差 額
翌 年 度 繰 越 収 支 差 額
事 業 活 動 収 入 計
事 業 活 動 支 出 計
基 本 金 組 入 前 当 年 度 収 支 差 額
基 本 金 組 入 額 合 計
当 年 度 収 支 差 額
前 年 度 繰 越 収 支 差 額
学生生徒等 納付金比率
寄付金 比率
事業収入 比率
人件費 比率
教育研究 経費比率
本学 9.5% 41.8% 17.2% 40.9% 50.3%
全国平均 73.7% 2.3% 5.2% 53.7% 33.2%