─ 2 ─
Ⅱ
遺伝子とその働きについて以下の問いに答えなさい。 問1 DNA についての記述である。正しい文章の番号を一つ書きなさい。 ⑴ グリフィスとエイブリーらが DNA の二重らせん構造を提唱した。 ⑵ らせん構造は X 線を使って調査された。 ⑶ DNA を構成する塩基はアデニン、グアニン、シトシン、ウラシルである。 ⑷ 塩基同士の結合はペプチド結合と呼ばれる。 ⑸ アデニンはシトシンと結合して塩基対をつくる。 問2 DNA の複製についての記述である。正しい文章の番号を一つ書きなさい。 ⑴ 複製はリン酸とデオキシリボースとの結合の切断から始まる。 ⑵ RNA ポリメラーゼが働く。 ⑶ mRNA(伝令 RNA)が鋳型になる。 ⑷ イントロンの部分も複製される。 ⑸ 細胞周期の M 期に DNA の複製が行われる。 問3 RNA についての記述である。正しい文章の番号を一つ書きなさい。 ⑴ リン酸、デオキシリボースと塩基からなるヌクレオチドが構成単位である。 ⑵ DNA から塩基配列を写し取られたものが mRNA である。 ⑶ tRNA(転移 RNA)にはコドンが存在する。 ⑷ rRNA(リボゾーム RNA)にアンチコドンが存在する。 ⑸ コドンが GUC なら、それに対応するアンチコドンは CTG である。生物基礎
Ⅰ
下の図は動物細胞と植物細胞を模式的に示したものである。以下の問いに答えな さい。 問1 図中のア~キの名称を、次の ①~⑩ のうちから一つずつ選びなさい。 ①ミトコンドリア ②葉緑体 ③細胞膜 ④液胞 ⑤細胞壁 ⑥核 ⑦細胞質基質 ⑧ゴルジ体 ⑨中心体 ⑩粗面小胞体 問2 次の ⑴ ~ ⑸ の特徴をもつものを、問1の ①~⑩ のうちから一つずつ選びな さい。 ⑴ 呼吸によって細胞の活動に必要なエネルギーを取り出す働きをもつ。 ⑵ クロロフィルなどの色素を含み、光エネルギーを吸収して有機物の合成に 利用する。 ⑶ 遺伝物質である DNA とタンパク質が主成分である染色体を含んでいる。 ⑷ 赤色や青色の花弁の細胞では、内部にアントシアンという色素が含まれる 場合がある。 ⑸ セルロースなどからなり、細胞の保護や形態の維持に働く。 問3 3種類の細胞(ヒトの成熟した赤血球、パン酵母、カエルの精子)において、全 ての細胞に共通して存在する構造と、いずれの細胞にも存在しない構造を次の ①~⑤のうちから一つずつ選びなさい。 ①ミトコンドリア ②葉緑体 ③細胞膜 ④細胞壁 ⑤核生物基礎
ア イ ウ オ カ キ エ ア イ ウ エ エ ウ イ ア キ カ オ ウ イ ア エ エ ─ 1 ─Ⅰ
下の図は動物細胞と植物細胞を模式的に示したものである。以下の問いに答えな さい。 問1 図中のア~キの名称を、次の ①~⑩ のうちから一つずつ選びなさい。 ①ミトコンドリア ②葉緑体 ③細胞膜 ④液胞 ⑤細胞壁 ⑥核 ⑦細胞質基質 ⑧ゴルジ体 ⑨中心体 ⑩粗面小胞体 問2 次の ⑴ ~ ⑸ の特徴をもつものを、問1の ①~⑩ のうちから一つずつ選びな さい。 ⑴ 呼吸によって細胞の活動に必要なエネルギーを取り出す働きをもつ。 ⑵ クロロフィルなどの色素を含み、光エネルギーを吸収して有機物の合成に 利用する。 ⑶ 遺伝物質である DNA とタンパク質が主成分である染色体を含んでいる。 ⑷ 赤色や青色の花弁の細胞では、内部にアントシアンという色素が含まれる 場合がある。 ⑸ セルロースなどからなり、細胞の保護や形態の維持に働く。 問3 3種類の細胞(ヒトの成熟した赤血球、パン酵母、カエルの精子)において、全 ての細胞に共通して存在する構造と、いずれの細胞にも存在しない構造を次の ①~⑤のうちから一つずつ選びなさい。 ①ミトコンドリア ②葉緑体 ③細胞膜 ④細胞壁 ⑤核生物基礎
ア イ ウ オ カ キ エ ア イ ウ エ エ ウ イ ア キ カ オ ウ イ ア エ エⅠ
下の図は動物細胞と植物細胞を模式的に示したものである。以下の問いに答えな さい。 問1 図中のア~キの名称を、次の ①~⑩ のうちから一つずつ選びなさい。 ①ミトコンドリア ②葉緑体 ③細胞膜 ④液胞 ⑤細胞壁 ⑥核 ⑦細胞質基質 ⑧ゴルジ体 ⑨中心体 ⑩粗面小胞体 問2 次の ⑴ ~ ⑸ の特徴をもつものを、問1の ①~⑩ のうちから一つずつ選びな さい。 ⑴ 呼吸によって細胞の活動に必要なエネルギーを取り出す働きをもつ。 ⑵ クロロフィルなどの色素を含み、光エネルギーを吸収して有機物の合成に 利用する。 ⑶ 遺伝物質である DNA とタンパク質が主成分である染色体を含んでいる。 ⑷ 赤色や青色の花弁の細胞では、内部にアントシアンという色素が含まれる 場合がある。 ⑸ セルロースなどからなり、細胞の保護や形態の維持に働く。 問3 3種類の細胞(ヒトの成熟した赤血球、パン酵母、カエルの精子)において、全 ての細胞に共通して存在する構造と、いずれの細胞にも存在しない構造を次の ①~⑤のうちから一つずつ選びなさい。 ①ミトコンドリア ②葉緑体 ③細胞膜 ④細胞壁 ⑤核生物基礎
ア イ ウ オ カ キ エ ア イ ウ エ エ ウ イ ア キ カ オ ウ イ ア エ エⅠ
下の図は動物細胞と植物細胞を模式的に示したものである。以下の問いに答えな さい。 問1 図中のア~キの名称を、次の ①~⑩ のうちから一つずつ選びなさい。 ①ミトコンドリア ②葉緑体 ③細胞膜 ④液胞 ⑤細胞壁 ⑥核 ⑦細胞質基質 ⑧ゴルジ体 ⑨中心体 ⑩粗面小胞体 問2 次の ⑴ ~ ⑸ の特徴をもつものを、問1の ①~⑩ のうちから一つずつ選びな さい。 ⑴ 呼吸によって細胞の活動に必要なエネルギーを取り出す働きをもつ。 ⑵ クロロフィルなどの色素を含み、光エネルギーを吸収して有機物の合成に 利用する。 ⑶ 遺伝物質である DNA とタンパク質が主成分である染色体を含んでいる。 ⑷ 赤色や青色の花弁の細胞では、内部にアントシアンという色素が含まれる 場合がある。 ⑸ セルロースなどからなり、細胞の保護や形態の維持に働く。 問3 3種類の細胞(ヒトの成熟した赤血球、パン酵母、カエルの精子)において、全 ての細胞に共通して存在する構造と、いずれの細胞にも存在しない構造を次の ①~⑤のうちから一つずつ選びなさい。 ①ミトコンドリア ②葉緑体 ③細胞膜 ④細胞壁 ⑤核生物基礎
ア イ ウ オ カ キ エ ア イ ウ エ エ ウ イ ア キ カ オ ウ イ ア エ エ- 28 -
2016年度入学試験(A日程・1月23日)
理 科 試 験 問 題
『生物基礎・化学基礎』
栄 養 科 学 部:健康栄養学科【40 分】・管理栄養学科【70 分】
短 期 大 学 部:食物栄養学科【40 分】
生物基礎
理 科
問4 タンパク質の合成についての記述である。正しい文章の番号を一つ書きなさい。 ⑴ DNA の遺伝情報を RNA に写し取ることを翻訳と呼ぶ。 ⑵ RNA の塩基配列をアミノ酸配列に置き換えることを転写と呼ぶ。 ⑶ DNA→RNA→タンパク質の順に遺伝情報が一方向に伝達することをセン トラルドグマと呼ぶ。 ⑷ RNA から DNA が合成されることはない。 ⑸ DNA の 1 個の塩基が変わるだけでは、合成されたタンパク質の機能が変 わることはない。 問5 ゲノムと遺伝子についての記述である。正しい文章の番号を一つ書きなさい。 ⑴ 真核細胞の受精卵には 2 組のゲノムが存在する。 ⑵ 受精卵が持っていた遺伝情報の半分が体細胞に分配される。 ⑶ ヒトゲノムには約 5000 個の遺伝子があると推定されている。 ⑷ ヒトゲノムの 50%以上が遺伝子として働く。 ⑸ 分化した細胞ではすべての遺伝子が常に働いている。
生物基礎
─ 3 ─生物基礎
Ⅲ
体内環境の維持のしくみに関する以下の問いに答えなさい。 問1 ① 個体がたえず変化する環境におかれながら、体内の状態を安定に保ち、生 命を維持する性質を何というか。 ② この性質を維持するために生体では代謝の最終産物によって原因にさか のぼって生産量を促進したり抑制したりする制御機構があるがそれを何 というか。 問2 恒温動物では、環境の変化に関係なく体温が一定に保たれている。その調節機 構についての下記の文章の空欄に最も適切な語句をア~ニから選択して入れ なさい。ただし、同じ番号には、同じ言葉が入ります。 恒温動物では、環境の温度が低下すると間脳の( ① )の体温中枢が感知 する。自律神経系の( ② )神経によって皮膚の毛細血管や立毛筋などが刺 激されて( ③ )し、熱の( ④ )が抑制される。また、骨格筋の震えが おこり、熱を産生する。 一方、熱の産生は( ② )神経が働いたり、副腎髄質から( ⑤ )が分 泌されたり、骨格筋、肝臓で物質の分解が促進された場合にも起こる。心臓で は、拍動数が( ⑥ )して血流量が増加する。さらに、間脳の( ① )か ら放出ホルモンが分泌され、( ⑦ )から甲状腺刺激ホルモンと副腎皮質刺激 ホルモンが分泌される。甲状腺からは( ⑧ )、副腎皮質からは糖質コルチ コイドが分泌され、骨格筋、肝臓で物質の分解が促進される。体温が上昇する と( ① )の体温中枢が感知して自律神経の( ⑨ )神経が刺激され、心 臓では拍動数が( ⑩ )して血流量が減少する。また、発汗量が増えて熱の ( ④ )が促進される。 ─ 5 ─ 選択肢: ア 収縮 イ 弛緩 ウ 増加 エ 減少 オ 交感 カ 副交感 キ 視床 ク 視床上部 ケ 視床下部 コ 脳下垂体前葉 サ 脳下垂体後葉 シ 鉱質コルチコイド ス アドレナリン セ インスリン ソ グルカゴン タ チロキシン チ バソプレシン ツ パラトルモン テ アセチルコリン ト 放散 ナ 分解 ニ 合成 問3 ホルモンについての次の文章を読んで正誤をそれぞれ○×で記しなさい。 ① ホルモンは外分泌腺から血中に放出され、標的細胞で働く。 ② アミノ酸や脂質の一種でできたホルモンは細胞内を透過できないので細 胞膜に存在する受容体に結合して作用する。 ③ ホルモンが細胞膜の受容体に結合すると、これが細胞内にとりこまれ核内 に入り、特定遺伝子の活性化を行う。 ④ タンパク質やポリペプチドでできたホルモンは細胞膜を透過して細胞内 の受容体に結合して作用する。 ⑤ ホルモンが細胞内の受容体に結合すると、これが核内に入り、特定遺伝子 の活性化を行う。生物基礎
─ 4 ─生物基礎
Ⅲ
体内環境の維持のしくみに関する以下の問いに答えなさい。 問1 ① 個体がたえず変化する環境におかれながら、体内の状態を安定に保ち、生 命を維持する性質を何というか。 ② この性質を維持するために生体では代謝の最終産物によって原因にさか のぼって生産量を促進したり抑制したりする制御機構があるがそれを何 というか。 問2 恒温動物では、環境の変化に関係なく体温が一定に保たれている。その調節機 構についての下記の文章の空欄に最も適切な語句をア~ニから選択して入れ なさい。ただし、同じ番号には、同じ言葉が入ります。 恒温動物では、環境の温度が低下すると間脳の( ① )の体温中枢が感知 する。自律神経系の( ② )神経によって皮膚の毛細血管や立毛筋などが刺 激されて( ③ )し、熱の( ④ )が抑制される。また、骨格筋の震えが おこり、熱を産生する。 一方、熱の産生は( ② )神経が働いたり、副腎髄質から( ⑤ )が分 泌されたり、骨格筋、肝臓で物質の分解が促進された場合にも起こる。心臓で は、拍動数が( ⑥ )して血流量が増加する。さらに、間脳の( ① )か ら放出ホルモンが分泌され、( ⑦ )から甲状腺刺激ホルモンと副腎皮質刺激 ホルモンが分泌される。甲状腺からは( ⑧ )、副腎皮質からは糖質コルチ コイドが分泌され、骨格筋、肝臓で物質の分解が促進される。体温が上昇する と( ① )の体温中枢が感知して自律神経の( ⑨ )神経が刺激され、心 臓では拍動数が( ⑩ )して血流量が減少する。また、発汗量が増えて熱の ( ④ )が促進される。- 29 -
理 科
─ 6 ─
Ⅰ
以下の問いに答えなさい。 問 1. 下図は周期表の概略図である。つぎの(a)~(e)にあてはまるすべての領域 をそれぞれ図のア~ケから選んで記号で答えなさい。 (a)アルカリ土類金属 (b)非金属元素 (c)典型元素 (d)ハロゲン (e)単原子分子として存在する元素 〔図.周期表の概略図〕 問 2. 単体が常温常圧で気体として存在する物質であって単原子分子でないものを 5 種類、化学式で答えなさい。また、その物質の構成元素を含む領域を、問 1 の 図のア~ケからそれぞれ答えなさい。 問 3. 典型元素であり、かつ金属元素であるものの組み合わせとしてあてはまるのは つぎのうちのどれか。一つを選んで記号で答えなさい。(1)Na、K、S (2)He、Ne、Ar (3)P、Fe、Al (4)F、Cl、Br (5)Be、Mg、Zn
化学基礎
ア イ ウ エ オ カ キ ク ケⅡ
固体の水酸化ナトリウムは潮解性があるため、純度の高い水酸化ナトリウムは得るこ とが難しい。そこで、使用する水酸化ナトリウムの純度を知るために、つぎの操作を おこなった。以下の問いに答えなさい。 ただし、原子量は H=1.0、0=16.0、 Na=23.0、Cl=35.5 とする。 操作1 固体の水酸化ナトリウム 0.800 g をはかりとり、蒸留水に溶かして( ア ) を用いて 100.0 mL とした。 操作2 この水酸化ナトリウム水溶液 10.0 mL を、( イ )を用いてはかり取り、 ( ウ )に移した。 操作3 水酸化ナトリウム水溶液の入った( ウ )に指示薬 2 滴を加えたのち、 0.100 mol/L の塩酸を( エ )から滴下した。水酸化ナトリウム水溶液を中 和するのに 0.100 mol/L の塩酸は 19.30 mL 必要であった。 問1 潮解性とは、どのような性質か 30 字以内で答えなさい。 問2 文中のア~エにもっとも適切な実験器具の名称を答えなさい。 問3 操作 3 で用いる指示薬として適切なものを一つ答えなさい。 また用いた指示薬の色は、終点を境にどのように変化したか選択肢の中から 選び記号で答えなさい。 [選択肢]a. 無色から青へ b. 青色から黄色へ c. 無色から淡ピンク色へ d. 赤色から無色へ e. 黄色から赤へ f. 無色→黄色 g. 赤色から黄色へ 問4 操作 3 の中和反応の化学反応式を書きなさい。化学基礎
─ 7 ─ 問 4. 遷移元素について述べたつぎの文のうち、誤っているもの ああああああああああああああの組み合わせを選択 肢から選んで番号で答えなさい。 a. 遷移元素の中には、一部の非金属も含まれる。 b. 遷移元素は、3 族から 12 族までの元素を含んでいる。 c. 最外殻電子の数が 3 個である遷移元素は存在しない。 d. 周期表で隣り合う左右の遷移元素どうしはよく似た性質を示す。 [組み合わせ]⑴ a と b ⑵ a と c ⑶ a と d ⑷ b と c⑸ b と d ⑹ c と d ⑺ a と b と c ⑻ a と b と d 問 5. つぎのイオンと同じ電子配置の希ガス元素を元素記号で答えなさい。 (ア)Ca2+ (イ)Cl- (ウ)Be2+
化学基礎
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化学基礎
─ 8 ─
Ⅱ
固体の水酸化ナトリウムは潮解性があるため、純度の高い水酸化ナトリウムは得るこ とが難しい。そこで、使用する水酸化ナトリウムの純度を知るために、つぎの操作を おこなった。以下の問いに答えなさい。 ただし、原子量は H=1.0、0=16.0、 Na=23.0、Cl=35.5 とする。 操作1 固体の水酸化ナトリウム 0.800 g をはかりとり、蒸留水に溶かして( ア ) を用いて 100.0 mL とした。 操作2 この水酸化ナトリウム水溶液 10.0 mL を、( イ )を用いてはかり取り、 ( ウ )に移した。 操作3 水酸化ナトリウム水溶液の入った( ウ )に指示薬 2 滴を加えたのち、 0.100 mol/L の塩酸を( エ )から滴下した。水酸化ナトリウム水溶液を中 和するのに 0.100 mol/L の塩酸は 19.30 mL 必要であった。 問1 潮解性とは、どのような性質か 30 字以内で答えなさい。 問2 文中のア~エにもっとも適切な実験器具の名称を答えなさい。 問3 操作 3 で用いる指示薬として適切なものを一つ答えなさい。 また用いた指示薬の色は、終点を境にどのように変化したか選択肢の中から 選び記号で答えなさい。 [選択肢]a. 無色から青へ b. 青色から黄色へ c. 無色から淡ピンク色へ d. 赤色から無色へ e. 黄色から赤へ f. 無色→黄色 g. 赤色から黄色へ 問4 操作 3 の中和反応の化学反応式を書きなさい。 問5 水酸化ナトリウム水溶液のモル濃度を求め、有効数字 3 桁で答えなさい。 問6 使用した固体の水酸化ナトリウムの純度は何パーセントか。有効数字 3 桁で答 えなさい。化学基礎
Ⅲ
つぎのア~エの語句にもっとも関係の深い文を⑴~⑸のうちから一つ選んで番号 で答えなさい。ただし、同じ文を何回選んでもよい。 ア. 酸化還元反応 イ. 物質の溶解性 ウ. 合金 エ. 電解質 ⑴ 紙おむつの保水剤として用いられている高吸水性ポリマーの主成分はポリアク リル酸ナトリウムであり、水分を吸収するとナトリウムイオンを解離して水分子 を吸着するため、ポリマーがふくらんで多量の水分を保持することができる。 ⑵ 生分解性プラスチックは脂肪族ポリエステルでできているものが多く、生体内酵素 や土壌中の微生物によって分解されやすい。 ⑶ 食品は、空気中の酸素と反応して品質が低下するため、これを防ぐいろいろな防止 策が講じられている。クッキーなど油を含む菓子の保存に用いられている脱酸素剤 は鉄粉を含んでおりこれが油より先に酸素と反応して、包装容器内の酸素を除去 している。 ⑷ 洗剤の主成分である界面活性剤は、分子内に油になじみやすい部分と水になじみ やすい部分の両方を含んでおり、油になじみやすい部分が油汚れの油分と結びつき、 油分の表面が界面活性剤の水になじみやすい部分で覆われた粒となって水中に 散らばって油汚れを落とす。 ⑸ もっとも古くから利用されていた金属は銅である。日本の硬貨にも使われており、 5 円硬貨、10 円硬貨、50 円硬貨、100 円硬貨、500 円硬貨ともに銅が用いられ、 一定量の亜鉛やニッケル、スズなどと混合して利用されている。化学基礎
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─ 2 ─ 問3 下図には酵素と無機触媒の反応速度と温度との一般的な関係の一部が示され ている。酵素の最適温度をA℃として図を完成させなさい。 問4 下図は pH と酵素反応速度との関係を示している。(A)~(D)に該当する酵 素を以下から選びなさい。ただし同じ酵素を二度選んではならない。また、 (A)の酵素が働く臓器名を答えなさい。 唾液アミラーゼ ペプシン リパーゼ トリプシン
生物基礎
酵素 温度(℃) 酵素 無機触媒A
反応速度 2 4 6 pH 8 10 12(A)
(B)
(C)
(D)
反応速度Ⅰ
生命活動と酵素に関する以下の問いに答えなさい。 問1 下記の文章の空欄に入る最も適切な語句を選択肢ア~コのうちから一つ選び なさい。ただし、同じ語句を二度選んではいけません。 生体内では常に物質を合成したり分解したりする化学反応が行われており、 酵素と呼ばれる触媒が働いている。酵素は基質特異性を持つ。例えば、アミ ラーゼは( ① )を( ② )に切断し、( ③ )は( ② )を( ④ ) に分解するが、これらの酵素は( ⑤ )や( ⑥ )には作用しない。ペプ シンは( ⑤ )に反応するが、( ① )や( ⑥ )には反応しない。リパー ゼは( ⑥ )に反応するが、( ① )や( ⑤ )には反応しない。また、 酵素には最適温度と最適 pH があり、穏やかな条件で代謝は進む。 選択肢 ア タンパク質 イ 脂肪 ウ でんぷん エ マルターゼ オ カタラーゼ カ スクロース キ マルトース ク セルロース ケ グルコース コ グリコーゲン 問2 酵素が基質特異性を持つ理由は、特定の基質だけが結合する特有の場所を酵素 が有しているからです。その場所の名称を答えなさい。生物基礎
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2016年度入学試験(B日程・1月30日)
理 科 試 験 問 題
『生物基礎・化学基礎』
栄 養 科 学 部:健康栄養学科【40 分】・管理栄養学科【70 分】
短 期 大 学 部:食物栄養学科【40 分】
生物基礎
─ 4 ─ 問2 ヒトのゲノムに関する次の文章を読んで正しいものを二つ選びなさい。 ① 血縁関係の有無をしらべる DNA 鑑定には、通常、ゲノムのうちイントロ ン部を分析する。 ② ヒトのゲノムのなかには多くの一塩基多型(SNP:スニップ)が存在し、病 気へのかかりやすさや薬の効きやすさなどと関係している。 ③ ヒトの皮膚の細胞に4つの遺伝子を人為的に細胞質基質で発現させて未 分化の状態にした細胞を iPS 細胞(induced pluripotent stem cell)という。 ④ ヒトのからだには 200 種類以上の細胞があるが、それぞれの細胞の機能が 異なるのでゲノムも異なる。 ⑤ ヒトの SNP は次世代に遺伝するものがある。 問3 真核生物にみられる遺伝子発現の調節についての以下の記述の正誤をそれぞ れ ◯
×
で記しなさい。 ① 基本転写因子は細胞質基質で遺伝子の発現を調節している。 ② 基本転写因子は通常、複数のタンパク質で構成されている。 ③ 他の遺伝子の発現を制御する遺伝子を調節遺伝子と呼ぶ。 ④ 調節タンパク質はゲノム上の不特定の場所に結合して遺伝子の発現の調 節を行う。 ⑤ ある遺伝子の発現を促進する調節タンパク質は、他の遺伝子の発現を促進 することはできても抑制することはできない。生物基礎
─ 3 ─Ⅱ
遺伝情報に関する以下の問いに答えなさい。 問1 下記の文章の空欄に入る最も適切な語句を選択肢ア~ヌのうちから一つ選び なさい。ただし、同じ語句を二度選んではいけません。 生物が自己を形成、種を維持するのに必要な最低限の遺伝子情報の1セット をゲノムという。ヒトのゲノムは 30 億の塩基対からなるが、遺伝子として働く のはその内の 4500 万塩基対、すなわちゲノム全体のわずか( ① )%程度で ある。 遺伝子情報は、DNA の塩基対間の結合が切れて、1本鎖となり、一方の塩基 と相補的に RNA のヌクレオチドが結合する。次に RNA( ② )酵素の働き により次々に結合して伸長し、RNA となる。これを( ③ )という。真核細 胞の DNA には、アミノ酸配列に対応する( ④ )という塩基配列と、対応 しない( ⑤ )という部分がある。合成された RNA は、核内で( ⑤ )が 除かれ、( ④ )がつなぎあわされる( ⑥ )という過程を経て( ⑦ ) が完成する。細胞質基質には、タンパク質合成に関する( ⑧ )があり、こ れは( ⑦ )がアミノ酸を指定する塩基3つの配列と相補的に結合する塩基 3つの配列を持ち、それぞれ対応するアミノ酸が結合している。核から細胞質 基質に移動した( ⑦ )がリボゾームに付着するとそれに相補的に結合する ( ⑧ )が取り込まれる。リボゾームは( ⑦ )上を3塩基ずつ移動し、 ( ⑧ )に結合したアミノ酸が配列し、( ⑨ )結合によりポリペプチド鎖 になる。この過程を( ⑩ )という。 選択肢 ア 伝令 RNA(mRNA) イ リボゾーム RNA(rRNA) ウ 転移 RNA(tRNA) エ 水素 オ 塩基 カ 翻訳 キ 転写 ク スプライシング ケ 複製 コ イントロン サ エキソン シ 0.15 ス 1.5 セ 15 ソ コドン タ アンチコドン チ ミトコンドリア ツ 核 テ 減数分裂 ト 合成 ナ 分解 ニ エステル ヌ ペプチド生物基礎
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─ 6 ─
Ⅰ
つぎの文を読んで問いに答えなさい。ただし、同じ記号の空欄には同じ語句がはいる。 原子は原子核と( ① )からできている。原子核を構成している( ② )の数と ( ③ )の数の和をその原子の質量数という。原子核に含まれている( ② )の数 を原子番号という。( ② )は( ④ )の電荷を持ち、( ① )は( ⑤ )の 電荷をもっている。また、( ① )と( ② )の数は同じであるが、( ③ )の 数が異なる原子どうしは、( ⑥ )といい、質量数が異なる。 原子番号 11 のナトリウム原子は、K殻に 2 個、L 殻に〔 a 〕個、M 殻に〔 b 〕 個の電子がある。この原子から 1 個の電子を取り去って、〔 c 〕価の( ⑦ ) イオンになるのに必要なエネルギーを( ⑧ )という。原子番号 17 の塩素原子のよ うに、最外電子殻に 1 個の電子が入って〔 c 〕価の( ⑨ )イオンになるとき放出 されるエネルギーを( ⑩ )という。( ⑦ )イオンと( ⑨ )イオンはたがいに ( ⑪ )力により引き合って結合する。このようにしてできる化学結合をイオン結 合という。 問1 文中の空欄 ①~⑪にあてはまる語句を答えなさい。 問2 文中の空欄 a~c にあてはまる数値を答えなさい。 問3 ヘリウムの電子配置は下図のようにあらわすことができる。塩素原子の電子配置 をこの例にならって答えなさい。化学基礎
2+ K(2) ─ 5 ─ バイオームと気候に関する以下の問いに答えなさい。 問1 世界のバイオームと気候との関係を下図に示した。②、④、⑥、⑧に相当する バイオームを選択肢ア~コのうちから一つ選びなさい。 選択肢 ア 熱帯多雨林・亜熱帯多雨林 イ 夏緑樹林 ウ 硬葉樹林 エ 照葉樹林 オ 雨緑樹林 カ 針葉樹林 キ サバンナ ク ツンドラ ケ 砂漠 コ ステップ 問2 日本で主にみられるバイオームを問1の図から4つ選び、その番号を小さい順 から書きなさい。 問3 (A)~(D)はあるバイオームでみられる代表的な植物である。それぞれの植 物が広く生育しているバイオームを問1の選択肢ア~コのうちから一つ選び なさい。 (A)ブナとミズナラ (B)イワヒゲとコケモモ (C)ガジュマルとソテツ (D)トドマツとエゾマツⅢ
生物基礎
-15 -10 -5 0 5 4500 4000 3500 3000 2500 2000 1500 1000 500 0 10 15 20 25 30 年降水量 (㎜) 年平均気温(℃)②
④
④
①
③
⑥
⑧
⑤
⑦
⑩
⑨
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化学基礎
─ 8 ─ 金属〔 A 〕~〔 G 〕は、つぎの金属のいずれかである。これらの金属について ⑴~⑹のような反応を行った。以下の問いに答えなさい。 金属: 亜鉛 ・ カルシウム ・ 金 ・ 銀 ・ 鉄 ・ 銅 ・ 鉛 ⑴ 〔 A 〕に希硝酸を加えると溶解し、イオン化したが、濃硝酸を加えると (ア)表面にきめ細かな被膜ができ、それ以上反応はしなかった。 ⑵ 〔 B 〕は常温で水と激しく反応したが、〔 A 〕と〔 F 〕は高温の水蒸気 と反応して水素を発生した。しかし、〔 C 〕、〔 D 〕、〔 E 〕、〔 G 〕は、 高温の水蒸気とも反応しなかった。 ⑶ 〔 A 〕、〔 B 〕、〔 F 〕に希塩酸を加えると水素を発生しながら溶解した。 ⑷ 〔 D 〕、〔 E 〕、〔 G 〕は希塩酸を加えても溶解しないが、希硝酸を加える と溶解し、〔 G 〕のみは青色を呈した。 ⑸ 〔 C 〕は希塩酸や希硝酸を加えても溶解しないが、(イ)濃硝酸と濃塩酸を、 体積比 1:3 の割合で混合した溶液には溶けた。 ⑹ 〔 D 〕と〔 E 〕で電池をつくると〔 D 〕が正極、〔 E 〕が負極となった。 問1 〔 A 〕~〔 G 〕に該当する金属を上記金属の中から選び、その元素記号 を答えなさい。 問2 下線部(ア)のような状態は何と呼ばれているか漢字で答えなさい。 問3 下線部(イ)の溶液は何と呼ばれているか漢字で答えなさい。 問4 上記金属の中でイオン化傾向の一番大きいものを選び、その元素記号を答え なさい。