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1)新制度の対象者及び体制・措置

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Academic year: 2022

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(1)

東京都環境審議会

カーボンハーフ実現に向けた条例改正のあり方検討会

「中小規模建物における新制度」に対する意見

2022年1月26日

一般社団法人 住宅生産団体連合会

(2)

1. 一般社団法人 住宅生産団体連合会の紹介 2. 脱炭素社会実現に向けた住団連の取組み 3. 中小規模建物における新制度に関する課題

1)新制度の対象者及び体制・措置

2)太陽光設置件数の増加による供給のひっ迫等 3)適切なケーススタディの必要性

4)新制度の基準の設定について

©2022 一般社団法人 住宅生産団体連合会 1

本日の説明内容について

©2022 一般社団法人住宅生産団体連合会

(3)

1. 一般社団法人 住宅生産団体連合会の紹介

©2022 一般社団法人住宅生産団体連合会

1.団体概要

一般社団法人 住宅生産団体連合会は、1992年6月の設立以来、国民の願いである豊かな住生活 を実現するために、これから目指すべき日本の住宅及び住環境のありようを明らかにしながら、安全・安心 で快適な質の高い住宅の社会的ストック形成に向けて積極的に活動しています。

一般社団法人 プレハブ建築協会

一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 一般財団法人 住宅生産振興財団

一般社団法人 全国住宅産業協会

一般社団法人 日本木造住宅産業協会 一般社団法人 リビングアメニティ協会 一般社団法人 新都市ハウジング協会 一般社団法人 輸入住宅産業協会

一般社団法人 JBN・全国工務店協会

2.会員団体 (9団体)

(4)

2. 脱炭素社会実現に向けた住団連の取組み

3

©2022 一般社団法人住宅生産団体連合会

【省エネルギーの深掘りについて】

3

◯新築住宅の省エネ基準適合の確保(ボトムアップ)

⇒住団連が作成した「省エネ基準適合に向けたロードマップ」に基づく省エネ基準に関する知識力・技術力、

計算能力の向上

⇒住宅トップランナー制度への対象事業者の積極的な対応

⇒長期優良住宅の整備促進

⇒住宅のリフォームにおける、住宅全体あるいは部分的な断熱改修・省エネ改修の普及

【再生可能エネルギーの導入拡大について】

◯ZEH・LCCM住宅の普及について

⇒ZEHの普及推進、より性能の高いZEH+、賃貸共同住宅等のZEH-Mへの取り組み

⇒ LCCM住宅への取り組み

⇒次世代ZEH+、コミュニティZEHへの取り組み

⇒PV、蓄電池の普及推進

⇒IoT、HEMSの普及推進

○高い省エネ性能を有する新築住宅の供給促進(トップアップ)

○既存ストックの省エネルギー性能向上(ストック)

◯レジリエンスの強化・需要の最適化

(5)

・第6次エネルギー基本計画では、「2030年度以降に新築される住宅・建築物についてZEH・

ZEB基準の水準の省エネ性能の確保を目指し、建築物省エネ法による省エネ基準適合義務化と 基準引上げ、建材・機器トップランナーの引上げなどに取り組む」 としている。

©2022 一般社団法人 住宅生産団体連合会

【再生可能エネルギーの導入拡大(ZEHの普及)について】

2. 脱炭素社会実現に向けた住団連の取組み

②ZEHの性能向上:

ZEH+や次世代ZEH+へのシフト、NearlyZEHからZEHへのステップアップ等、より性能の高いZEHの 普及に向けて技術開発や実装に向けた準備を進展し、普及フェーズへの移行に取り組んでいく。

①ZEHの着工数増加:

普及の進んでいない一般工務店等、 既に高い普及率を達成しているハウスメーカーそれぞれがより高い 設定目標を目指し、整備促進策の検討、認知度向上のための情報発信をおこなっていく。

2030年目標達成に向けて住宅業界としては大きく2つの方向でZEHの普及を進めて行く必要がある。

・今年度は工務店・設計事務所など木造住宅の設計事務に携わる方を対象に、中級者向け省エネ計算演習 講習会を実施し、ZEHレベルの達成を目指したより高い省エネ水準の設計の解説及び演習を行っている。

・ZEH住宅認知度向上のために、会員団体及び会員企業のZEH関連の情報を紹介するポータルサイト作成 及び、ZEHマーク活用を図っている。

(6)

1) 新制度の対象者及び体制・措置について

【資料3】p.22-23

3. 中小規模建物における新制度に関する課題

5

©2022 一般社団法人住宅生産団体連合会

・個人が所有者となる新築戸建住宅及び賃貸アパートへの再エネ設置については、規制的措置では なく、助成的措置により推進するべきではないか。

・個人所有の建物に設置する太陽光発電設備は、電気事業法上の「発電設備」として設置・管理 の責任が個人に生じるため、義務を課すことになるのは制度上、望ましくない。

・規制的措置を講じるのであれば、建築主又は住宅購入者に対し、東京都がサポートする体制・

措置が必要。

『脱炭素社会を形作る“家電”:「太陽光発電」。』という記述があるが、

「家電」との表現は誤解を与えるものであり、適切ではないため削除すべき。

※太陽光発電設備の表現について【資料3】p.8

●電気事業法における「発電設備」所有者の義務

・小出力発電設備(太陽光50kW未満)は、出力が小さくても電気を作る『発電設備』

・メンテナンスが不十分な状態で稼働させると、設備の損壊や漏電等により、 近隣住民の方等に大きな被害を 及ぼす可能性がある。

・設備を設置・管理する責任は、発電設備の施工業者や設備メーカー等ではなく、所有者にある。

(7)

【経済産業省からの注意喚起】

低圧太陽光発電設備や小形風力発電設備を購入される皆様へ

~「電気事業法上の義務」をご存じですか?~

(参考)

3. 中小規模建物における新制度に関する課題

©2022 一般社団法人住宅生産団体連合会

・・・設備購入に伴って太陽光発電設備や風力発電設備の所 有者となられた方には、電気事業法に基づく所有者として、設 備の安全性に関する責任が発生することになります。販売代理 店や施工業者などに任せきりにせず、所有者自身が電気事業 法を十分にご理解いただき、これを守って発電設備を稼働し ていただきますようお願いいたします。

・・・所有者は、・・・、所有する発電設備を、経済産業省令で 定める技術基準に適合させる義務があり、当省職員による立 入検査を受けることがあります。立入検査の結果などから技術 基準に適合していないことが判明した場合は、自主的に補修を 行っていただくこととなります。また、設備の状態によっては、稼働 の一時停止をお願いすることがあります。

(8)

2)太陽光設置件数の増加による供給のひっ迫等への対応 【資料3】p.24

7

©2022 一般社団法人住宅生産団体連合会

試算によると、設置義務化により現状の約2倍の太陽光発電設備の設置件数が予想され、設置 件数の急増により、以下の問題が危惧される。

・供給(太陽光パネル自体の材料や施工体制)のひっ迫

・地域の送配電及び需要減少期の再エネ出力制御

・建築主などの個人への低圧連系に係る工事費負担

上記のような問題が生じないよう、対策や環境整備を行う必要がある。

FIT新規導入件数

(10KW未満) 住宅着工統計

(新築戸建) (A) 住宅着工統計

(新築分譲戸建)(B) (A)+(B)

×0.5 「義務達成のイメージ」通 り7割に太陽光設置

5,750 14,621 17,073 15,847 11,092

●義務化による太陽光発電設備設置件数試算

(東京都における2020年度統計データからの試算)

東京電力株式会社の「再生可能エネルギー発電設備の低圧架空電線路への連携に伴うkW工事費負担 金単価の設定のお知らせ」には、原則工事費は発生しないと記載はあるが、連系に伴う工事がある場合に、

工事費が発生した実例がある。 (他大手電力会社4社も同内容の通知あり)

3. 中小規模建物における新制度に関する課題

●低圧連携に関わる工事費負担について

(※第1回検討会 資料3 P.24記載の内容)

(9)

3)適切なケーススタディの必要性について 【資料3】p.26

©2022 一般社団法人住宅生産団体連合会

・経済性を示すには、4kWのケースだけでなく、太陽光発電設備の容量別のケーススタディが必要

・初期の設置費用からパワーコンディショナーの設置・更新費用、設備の点検等の維持管理費用等 も含めて設置者に求められる義務や費用負担を丁寧に示す必要がある。

3. 中小規模建物における新制度に関する課題

kWあたり年間の運転維持費

5kWの太陽光発電を想定した場合、定期点検費用の相場は約2.9万円(3~4年に1度を推奨)

パワコンは20年に1度の交換で約22.4万円

(2.9万円(定期点検費用)×5回+22.4万円(パワコン交換費用))÷5kW÷20年

=約3,690円/kW/年 (第73回調達価格等算定委員会(2021年12月22日開催) 資料より)

(出典)第73回 調達価格等算定委員会資料

システム費用の推移

近年のシステム費用は下げ止まりの傾向 2021年は平均28.0万円/kW

(中央値28.4万円/kW)

内訳はパネルが約60%、工事費が約25%

(10)

・資料3に戸建住宅の基準が示されているが、住宅は「注文戸建」、「建売戸建」、「共同住宅(賃 貸、分譲)」 それぞれに業態が異なり、現状の太陽光発電設備の設置率に差がある。ハウスメー カー等と一般工務店との差や、設置可能率も販売エリアにより異なると考えられる。

・もし本制度を適用するのであれば、建て方、業態、販売エリア等によるフィージビリティを考慮した 基準設定が必要と考える。(特に設置可能率は、立地条件等だけで試算した85%は厳しすぎる)

4)新制度の基準の設定について

【資料3】p.24

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©2022 一般社団法人住宅生産団体連合会

3. 中小規模建物における新制度に関する課題

(出典)令和3年度ZEHロードマップフォローアップ委員会 第1回 資料

・ZEHの実績では、ハウスメーカー等と一般工務店の間に大きな差がある。

・注文住宅におけるZEHシリーズシェア率23.96%に対して建売住宅のシェア率2.48%で大きな隔たりがある。

・ZEHは2020年度全体で24.0%に対し、ZEH-Mは2020年度全体で1.2%。販売形態によっても、実績 が大きく異なる。

(出典)令和3 年度 ZEB・ZEH-M委員会 第1回 資料

(11)

ご清聴ありがとうございました。

参照

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