家 兎 お よび ヒ トリンパ 節 の微 細血 管構 築 の走査 電子顕微 鏡 的研究
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(2) 890. 臼. 井. き な 網 目 で,リ. 察 した. 観. 察. 結. 果. 観 察 範 囲 内 で は,被. 兎 の 膝 窩 リ ンパ 節 血 管 鋳 型. a.輸. 入,輸. 出 血 管(図1,. 輸 入 動 脈 の 血 管 鋳 型 は,. て い た.被. 2). d.皮. 観 察 さ れ,. 本 に分 岐 し,節 門 よ り侵 入 し. 膜 へ 分 布 す る分 枝 も,輸. 入 動脈 よ り. 滑 で あ る が,時. に,リ. の. ン グ状の 縞 紋. 皮 質 は,び. 漫 性 リ ン パ 基 質 と,リ. 大 別 さ れ る が,血. 管 構 築 も,こ. し く異 な っ て い る の で,別. 1)び. ンパ 濾胞 に. の2ヵ. 所 では著. けて記 載 す るこ と と. 漫性 リンパ基 質. び 漫 性 リン パ 基 質(図4)で 的 な 血 管 鋳 型 は,毛. 様 が み られ た. 輸 出 血 管 鋳 型 は,節. は4〜5本. 質. す る.. 輸 入 血 管 鋳 型 の 直 径 は, 200〜400μmで,そ. ,節. 質部. 構 築 と し て 観 察 さ れ た.. 1〜2本. 分 岐 して い た.. 表 面 は,平. 膜 の 血 管 鋳 型 は,皮. の 血 管 鋳 型 と直 接 の 接 続 は な く,独 立 し た 血 管. 節 門 部 よ り リ ン パ 節 内 へ 侵 入 し て い た.時 に は, 節 門 部 直 前 で,数. ン パ 濾 胞 を 取 り囲 む よ う に分 布. し て い た.. 1.家. 〜2本. 隆. 門 部 か ら 出 る も の は,. 門 部 以 外 か ら 出 る も の は,多. 1. い時 に. ‑capillary. venule(PCV)の. 節 門 部 か ら 出 る 輸 出 血 管 鋳 型 は,節. 門部 をで. 鋳 型 で あ る.. 毛 細血 管 は皮 質部 にお いて輸 入動 脈 の分 枝 で あ る 細 動 脈 よ り分 岐 し,密. 観 察 さ れ た.. 観察 され た特徴. 細 血 管 鋳 型 とpost. い る(図4).こ. な血 管網 を形成 して. の 毛 細 血 管 網 は び 漫 性 リン パ 基. る と輸 入 血 管 鋳 型 と ほ ぼ 平 行 に 走 っ て お り,そ. 質 全 体 に わ た っ て 観 察 さ れ た.毛. 細血 管鋳 型 は. の 直 径 は, 400〜600μmで. 被 膜 血 管 鋳 型 の 直 下 に 存 在 し,皮. 質の 表層 部 で. あ り,表 面 は 平 滑 で あ. は 毛 細 血 管 鋳 型 の み が み ら れ る が,皮. っ た. 一方. ,通 常 節 門部 以 外 か ら も数 本 の 輸 出 血 管. 鋳 型 が で る が,こ. の 輸 出 血 管 鋳 型 は,節. 見 られ る輸 出 血 管 鋳 型 よ り も,わ. 門部 で. ず か に 細 く,. リン パ 節 血 管 鋳 型 の 表 面 の 間 隙,つ. ま り,リ. ン. パ 節 で は 梁 柱 に 相 当 す る 部 位 か ら リン パ 節 外 へ 出 て い た.(図1, b.リ. 質 の深. 部 に な る と 毛 細 血 管 鋳 型 と と も に, 鋳 型 も み られ た,毛. PCVの. 細 血管 のみ で構成 されて. い る 皮 質 表 層 部 の 厚 さ は,同. 一 の リン パ 節 で. も部 位 に よ り 異 な っ て お り,厚. い とこ ろで は. 200μm,薄. あ っ た.な お,. い とこ ろ で は50μmで. こ の 部 の 毛 細 血 管 鋳 型 の 直 径 は10〜15μmで,. 2). ンパ 節 血 管 鋳 型 の 全 体 像(図1,. 2). 表 面 は 比 較 的 平 滑 で あ る.し. 弱 拡 大 で 家 兎 膝 窩 リ ンパ 節 血 管 鋳 型 の 全 体 像 を 観 察 す る と,半 球 状 を呈 し,表. 面 に は,被. 膜. 血 管 鋳 型 が 観 察 さ れ た,. ン パ 基 質 に相 当 す る部 位 の 血 管 鋳 型 と,偽. 小節. こ ろ どこ. ろで わ ず か な 凹 凸 を有 す る リン グ状 の 縞 紋 様 (図6)を. 認 め る.毛. し, 60〜120μmの. 表面 か ら観察 した皮 質 の表 層部 には び 漫性 リ. か し,と. 細 血 管 鋳 型 は,弯. 曲,蛇. 行. 間 隔 で 接 続 し た 立体 的 な 毛 細. 血 管 網 を 形 成 して い る. び 漫 性 リ ン パ 基 質 の 最 表 層 部 に お け る毛 細 血. に 相 当 す る 結 節 状 の 血 管 鋳 型 と,二 次 小 節 に 相. 管 網 に は,結. 当 す る血 管 鋳 型 が 観 察 さ れ た.. 観 察 さ れ た.こ の 結 節 状 を呈 す る毛 細 血 管 網 は,. c.被. 膜 の 血 管(図3). 卵 型 を呈 し,大. リ ンパ 節 被 膜 に 流 入 す る 血 管 は 節 門 部 に 流 入 す る 以 前 に 輸 入 血 管 鋳 型 か ら分 岐 し,節. 門部 を. き い もの で は,長 径 が2,500μm. 前 後 で あ っ た.こ. の 血 管 網 は,偽. 小 節 に相 当す. る と考 え られ,内. 部 に は 二 次 小 節 を 認 め た(図. ンパ 節 血 管 鋳 型 の 表. 1).さ. ら に,球 状 を 呈 し,直 径 は 約200〜500μm. 質表 面 の 間 隙か ら リンパ節. で,周. 囲 に 血 管 鋳 型 を 認 め な い た め に,独. 通 る こ と な く,直 接 に,リ 面 に 分 布 した 後,皮. 節 状 に 隆 起 した 密 な 毛 細 血 管 網 が. 立 し. 内 に は い り,髄 質 部 の 静 脈 へ 接 続 し て い た.時. た 部位 と して観 察 され る毛 細 血 管 網 が み られ. に は,髄. た.こ. 質 部 動 脈 か ら の 分 枝 も認 め た.. 被 膜 血 管 鋳 型 は,疎. な 血 管 網 を 形 成 し,比 較. 的 太 い被 膜 血 管 鋳 型 は,六. 角 形 状 を呈 す る 大. の 部 位 に 分 布 す る 毛 細 血 管 は,細. ら分 岐 し,こ. 動脈 か. の 細 動 脈 を下 極 とす る球 状 の,毛. 細 血 管 の み で 構 成 さ れ る血 管 網(図5)を. 形成.
(3) 家兎 お よび ヒ トリンパ 節 の微 細 血管 構築 の 走査 電 子顕 微鏡 的 研 究 した 後,深. 部 の 静 脈 へ 接 続 して い た.こ. 毛 細 血 管 網 は,一. の球 状. 次 小 節 に 相 当 す る と考 え られ. る.. A型(図8)は,直. 891. 径700μm前. 後 の球 型 の形. 態 と し て 皮 質 部 に 観 察 さ れ た.球. 型の 内 部 に は. 毛 細 血 管 の 鋳 型 を 多数 観 察 す る と 同 時 に,短. な お,偽. 小 節 お よび 一次 小 節 以外 の毛 細 血管. 網 の 内 に は,盲. 端 で終 わ って い る毛 細血 管鋳 型. が 所 々 で 観 察 さ れ た. PCVの. 血 管 鋳 型 は 皮 質 部 の 深 部 に 観 察 さ れ,. い た る 所 で,毛. 細 血 管 鋳 型 との 接 続(図6)が. み ら れ た が,末. 梢 に い くほ ど,多. との 接 続 部 位 が 観 察 さ れ た.そ. 方 よ り侵 入 し,球 型 の 内 部 で 毛 細 血 管 網 を 形 成. 型の. 静 脈 は さ ら に 二 次 小 節 の 下 極 よ り髄 質 部 へ 向 か. 細 血 管 鋳 型 は す べ てPCVに. る部 分 で は,内. 質部 毛. 接 続 して い た.. 皮 質 部 毛 細 血 管 鋳 型 か らPCV鋳. の よ う な くび れ を示. す 移 行 形 式 の ほ か に,比. B型(図9)は,直. 較 的 太 いPCV鋳. 径700μmか. で は1,000μmを. 型 の. め る が,毛. ら大 き い もの. こ え る球 型 の 形 態 と し て 皮 質. 部 に 観 察 さ れ,球. 型 に移 行 す. 径 が 急 速 に 増 大 し,特 徴 的 な く. び れ が み ら れ た(図6).こ. い で 毛 細 血 管 は 周 縁 静 脈 に移 行 し,周 縁. う静 脈 へ 接 続 し て い る.. 数 の毛 細 血管 して,皮. 囲 の び 漫 性 リン パ 基 質. の 細 動 脈 か らの 分 枝 が 球 型 を 示 す 二 次 小 節 の 側. し,つ. 枝 状 の 走 行 形 態 を示 すPCV鋳. 太 い 周 縁 静 脈 の 鋳 型 が み られ た.. の 二 次 小 節 へ は,周. 後. に お よ ぶ(図6). な お,樹. 40〜50μmの A型. 全 体 と して 樹 枝 状 を 呈 し,全 長 は, 700μm前. か. い 孤 を た く さ ん 描 い た 様 な 形 態 を 示 し直 径 が. 型 の 内 部 に は 細 動 脈 を数 本 認. 細 血 管 は ほ とん どみ ら れ ず,ま. た,. 周 縁 静 脈 は ま っ た く観 察 さ れ な か っ た. B型 二 次 小 節 の 内 部 で み られ る細 動 脈 は,球. の. 型の下. 極 付 近 よ り二 次 小 節 内 部 に は い り,数 本 に分 岐. 側面 に毛 細 血管鋳 型が ゆ るや か な角 度 で端 側吻. し,上 極 へ 向 か い,上. 合 の様 式 で 接 続 し て い る部 位 も観 察 さ れ た.. し,周 囲 の び 漫 性 リン パ 基 質 の 毛 細 血 管 に接 続. 末 梢 に お け るPCV鋳. 型 は, 12〜15μm径. で,. して い る.下. 極 よ り二 次 小 節 内 に 侵 入 す る 細 動. 毛 細 血 管 鋳 型 よ りや や 太 く,深 部 に 向 か う に従. 脈 の 直 径 は30μm位. い徐 々 に 太 さ を 増 し,髄 質 部 静 脈 へ の 移 行 部 付. 〜3本. 近 で は, 50μm以. 上 の 径 を有 す るPCV鋳. PCV鋳 の 円 形,楕. B型 型 の 表 面(図7)に. は,. 5〜10μm径. の 内 部 には 血 管鋳 型 が ほ とん どみ ら れ な か っ. 型 の 表 面 の 形 態 は,時 に. た.つ. ま り,尖 球 型 の 内 部 に は 細 動 脈 も み ら れ. ず,ま. た 周 縁 静 脈 も み ら れ な か つ た.し. てC型. の 二 次 小 節 は,空 洞 と して の み 皮 質 表 層. あ る い は, 20〜60μmの. 長 さ で5μmの. 深 さの. 溝 が み られ る 場 合 な ど 変 化 に 富 ん で い た.. 部 に 観 察 さ れ る が,こ. ンパ 濾 胞. か つ 明 瞭 にC型. 9).. で き る.. が,時 に は, 1,000μmを. 後である. こ え る も の も あ る.リ. ンパ 節 血 管 鋳 型 の 表 面 と,割. 断標 本 の 観察 結 果. とん ど の リ ン パ 濾 胞 は,皮. 質. の 表 面 に近 い 部 位 に 存 在 し て い た. リン パ 濾 胞 内部 の 血 管 の 鋳 型 の 形 態 は 変 化 に 富 ん で お り,そ. の 形 態 的 な 違 い よ り本 論 文 で は. 3型 に分 類 して 記 載 す る.. 面 から リ. ンパ 節 血 管 鋳 型 を 観 察 す る こ とに よ り容 易 に,. な 球 型 の 内 腔 は 血 管 に 乏 し い 構 造 を 示 す(図8,. リン パ 濾 胞 の 直 径 は,通 常700μm前. たが っ. の 部位 の 皮質 最 表層 部 に. は 血 管 鋳 型 形 成 が み られ な い の で,表. リン パ 濾 胞 の 血 管 鋳 型 は 皮 質 部 に お い て 大 き. を 合 わ せ る と,ほ. 後 で, A型,. た 形 態 も球 型 とい う よ り. 度 の 小 孔 が 多 数 み られ る 場 合,. 密 に み られ た. PCV鋳. 2)リ. 径300μm前. に 比 し小 さ く,ま. も尖 球 型 で あ り,皮 質 表 層 部 に 存 在 し,尖 球 型. 円形 あ るいは不 規 則 な 陥凹や 裂 隙が. は,直 径1μm程. で あ り,そ の 動 脈 の 数 は2. で あ る.. C型(図10)は,直. 型 を. 観 察 し た.. 極 付 近 で 毛 細 血 管 に移 行. の 二 次 小 節 を確 認 す る こ と が. 以 上 の ご と く二 次 小 節 を3型 A,. に 分 類 し た が,. B, C型 の 各 型 に は 各 々 い くつ か の 移 行 型 が. 観 察 され た. e .髄 質(図11.. 12, 13). 髄 質 部 で 観 察 さ れ た 血 管 鋳 型 は,静 の 鋳 型,さ. ら に,毛. 細 血 管 の 鋳 型 で あ る.. 節 門 よ り侵 入 した 主 動 脈 は,髄 直 径20〜30μm位. 脈 と動 脈. 質部 にお い て. の 分 枝 を 出 し,皮 質 へ 向 っ て.
(4) 892. 臼. 井. 隆. い る.髄 質 部 で分 岐 し た 動 脈 は,さ ら に 分 岐 し,. 節 門 部 付 近,あ. 毛 細 血 管 に移 行 し,髄 質 部 で 毛 細 血 管 網 を形 成. パ 節 被 膜 の 部 に 一 致 し て リ ンパ 節 血 管 鋳 型 の 最. し て い る.. 表 層 に分 布 し,血. 髄 質 部 毛 細 血 管 鋳 型(図13)は,毛. 細 血管 網. を 形成 した 後 髄 質部 静 脈 鋳 型 へ と接 続 して お り,皮 質 部 毛 細 血 管 鋳 型 と の 直 接 の 連 絡 は み ら れ な か っ た.. 脈 は,髄. る い は 遠 位 部 よ り分 岐 し,リ. 管 網 を 形 成 して い る.被. き な も の で は,節. 門部. d.皮. 質. 1)び. 漫性 リン パ 基 質. 動 脈 よ り分 岐 し,密. 質部 にお い て細. な 血 管 網 を 形 成 して い る,. でみ られ る主静 脈 とほぼ 同 じ ぐらいの 太 さで あ. 毛 細 血 管 鋳 型 の 直 径 は, 10〜15μmで. っ た.皮. の 間 隔 は, 60〜120μmで. 質 部 な らび に髄 質部 か らの 多数 の静 脈. が 合 流 し,ま も合 流 し,急. た,節. 門 部 近 くで は,被. 激 に 内 径 を 増 し,節. 膜 の静 脈. 門部 へ 向 って. い る様子 が 観察 され た. リ ンパ 節 血 管 鋳 型 の 割 断 標 本 で は,皮 質 の 境 界 部 は,血. 質 と髄. 管 鋳 型 の 少 な い 部 位(図12). と して 観 察 され た.髄. 質 部 に は,大. 型 が 多数 観 察 さ れ る が,皮 鋳 型 は み ら れ ず,二. きな血 管鋳. 質 部 に は大 きな血 管. 次 小 節 の球 型 鋳 型 が み ら れ. あ り,分 岐. あ る.毛 細 血 管 鋳 型 は,. 皮 質 部 に お い て, PCV鋳. 型 と接 続 して い る.. こ れ 等 の 所 見 を 家 兎 リ ンパ 節 の 皮 質 毛 細 血 管 鋳 型 と比 較 し て み た が,形. 態,走. に 大 差 は 認 め な か っ た.し. か し,ヒ. 行,分. 血管 鋳型 の 皮質 最 表 層部 で は盲端 で終 わ って い る 毛 細 血 管 鋳 型 が 多数 観 察 さ れ た. PCVの. 鋳 型 は,樹. 表 面 の 形 態 は,多. 枝 状(図18)を. 呈 して い る.. 数 の 陥 凹 が 著 明 で,一. 他 の 鋳 型 と の 識 別 が 可 能 で あ る. PCVの. 明 瞭 で あ っ た.. は,皮. 節,幽 a.輸. トの リ ン パ 節 血 管 鋳 型(大. 入,輸. 出 血 管(図14) 常1〜2本. 観察 さ. 門 部 付 近 で は,直 径 は200μm前. 後 で あ っ た.鋳. 型 の 表 面 は 平 滑 で あ っ た. 輸 出 静 脈 の 血 管 鋳 型 は,輸. て い た.節. 入 血 管 鋳 型 とほ ぼ. 1〜2本. の輸 出 血管. 鋳 型 が 観 察 さ れ た が,時 に は,節 門 部 の 対 側 に, 1〜2本. の 輸 出 血 管 鋳 型 が み られ た.輸. 鋳 型 の 直 径 は600μm前 b.全. ら に,皮. ンパ節. 膜 血管鋳 型 が 部分 的 に観 察. 質 の 表 層 部 に は,リ. ンパ 濾胞. に 一 致 す る鋳 型 が み られ た. ヒ ト リ ン パ 節 血 管 鋳 型 で は,偽. ら に,周 囲 血 管 鋳 型 との 接 続 様 式(図. 家 兎 リ ンパ 節 血 管 鋳 型 と比 較 して も,特. に 差 異 は 認 め な い が,ヒ. トPCV鋳. を 越 え る 非 常 に 太 いPCVの. 型 で は,髄 質. 鋳 型 を観 察 し た. (図20). 2)リ. ンパ 濾 胞. リ ン パ 濾 胞 は 皮 質 部 に お い て 直 径 約500μm の 球 型 で,そ. の球 型 の 内 腔 は 非 常 に 血 管 に 乏 し. 小 節 に相 当 す. リン パ 節 被 膜 の 血 管 鋳 型 は,輸. 家 兎 リ ン パ 節 で 分 類 し たA, 較,対. 応 す る と, A型. B, C型 の3型. の 移 行 型 と考 え ら れ る れ は,直. 径500. μm前 後 の 球 型 で 球 型 の 内 部 に は わ ず か に 毛 細. 察 さ れ た(図21).二 入血 管鋳 型 の. と比. に相 応す る二次 小節 は観. 察 さ れ な か っ た が, A型. 血 管 が み ら れ,周. 膜 の血 管. ト. リ ン パ 節 の リン パ 濾 胞 内 部 の 血 管 鋳 型 の 形 態 を. 二 次 小 節 の 鋳 型 が み られ た.そ. る 血 管 鋳 型 は 観 察 さ れ な か っ た. c.被. 型の 表. 体 と し て 樹 枝 状 を示 す こ と,分 布. 比 較 的 深 部 の 皮 質 に も二 次 小 節 を認 め た.ヒ. 円体 な い しは半 球状 を呈 して. い た .表 面 に は,被. 面 の平 滑 な. い 構 造 と し て 観 察 され た,割 断 標 本 の 観 察 で は,. 後 で あ っ た.. ヒ ト リン パ 節 血 管 鋳 型 の 全 体 像 は,リ. され,さ. 出 血管. 体 像(図15). の 型 と 同 様 に,楕. 19)を. 鋳 型. 部 静 脈 鋳 型 へ の 移 行 部 付 近 で は,直 径 が200μm. 門 部 よ り リ ンパ 節 外 へ 向 か っ. 門 部 付 近 で は,. の 範 囲,さ. 見 して. 数 の毛 細血 管. 鋳 型 と接 続 し て い る が 深 部 で は,表. 面 の 形 態,全. 門部 よ り リン パ 節 内 へ 侵 入 して い る.節. 平 行 して 走 り,節. 質 の 表 層 に近 い 所 で は,多. 髄 質 部 静 脈 鋳 型 に接 続 して い る. PCV鋳. 門 下 リン パ 節). 輸 入 動 脈 の 血 管 鋳 型 は,通 れ,節. 弯 側 リ ンパ. 布 に特. ト リン パ 節. る こ と よ り皮 質 部 と髄 質 部 の 血 管 構 築 の 違 い は. 2.ヒ. 膜静. 質 部 静 脈 へ と接 続 し て い た(図16).. 毛 細 血 管 鋳 型(図17)は,皮. 髄 質 部 静 脈 鋳 型 は,大. ン. 縁 静 脈 も部 分 的 で は あ る が 観 次 小 節 内 部 の 毛 細 血 管 は,. 二 次 小 節 周 囲 の び 漫 性 リン パ 基 質 の 細 動 脈 か ら.
(5) 家 兎 お よび ヒ トリンパ 節 の微 細 血管 構 築 の走 査電 子 顕微 鏡 的研 究. 893. 分 岐 し,種 々 の 方 向 か ら二 次 小 節 内 へ 侵 入 し,. 質 よ り もむ し ろ 髄 索 に 起 こ る と言 い,鈴 木19)は,. 球 型 の 二 次 小 節 の 中 心 部 で 疎 な 毛 細 血 管 網 を形. 人 体 材 料 を 用 い,リ. 成 し,周. 細 に 報 告 して い る.. 縁 静 脈 に 接 続 し て い る.周. 縁静脈から. 他 の 部 位 の 血 管 へ の 接 続 は確 認 で き な か っ た. 次 に, B型. に相 応 す る二 次 小 節 は,ヒ. トリン. パ 節 血 管 鋳 型 の 観 察 で は 不 明 瞭 で あ っ た.. 著 者 は,血. ンパ 節 の脂 肪化 に つ い て詳. 管 鋳 型 作 製 に あ た り,安. 定 した 結. 果 を得 る た め に,家 兎 で は,体 重2kg前. 後 の健. 康 家 兎 の 膝 窩 リ ン パ 節 を 用 い た.. C型 に 相 応 す る 二 次 小 節 は 多数 観 察 さ れ た.. ヒ ト リ ンパ 節 の 選 択 に あ た っ て は,比. 較 的年. こ の 型 の 二 次 小 節 は,直 径 が300〜500μmで,球. 齢 の 若 い 症 例 を 主 体 と し,さ. ら に,早. 期 胃癌 症. 型 の 内 部 に は 血 管 鋳 型 が ほ と ん ど み られ ず,単. 例 で 転 移 の な い リン パ 節,胃. 潰 瘍,十. 二 指腸 潰. な る 空 洞 と し て皮 質 表 層 部 に 明 瞭 に 観 察 さ れ た. 瘍 症 例 で炎 症 性 腫 大 の な い リンパ 節 を使 用 し. (図16).. た.. e.髄. 質(図22,. 23). 髄 質 部 で はPCVか. 2)輸. ら連 続 す る 静 脈 が 多 数 合. 流 し,そ の 径 を増 し な が ら 節 門 部 へ と向 か っ て い る.さ. ら に,髄. 質 部 毛 細 血 管 鋳 型 も髄 質 部 静. 脈 鋳 型 に 直 接 接 続 して い る.ま も節 門 部 近 くで 合 流 し,急. た,被. 膜 の静 脈. 激 に 内径 を 増 し た 髄. 質 部 静 脈 は 節 門部 で 輸 出 静 脈 へ 移 行 し て い た. これ らの 所 見 な ら び に,髄. 質 部 に お け る動 脈 分. 岐 と毛 細 血 管 網 形 成 の 所 見 に 関 して も,ヒ. トと. 質部 の 毛 細血 管鋳 型 をほ と. ん ど認 め な い 場 合(図24)も. 出 血管. 1〜2本. 出 血 管 は,各. あ り,し た が っ て,. 々. で あ り,諸 家 の 報 告 と 同 じで あ っ た.. Hermanら20)は,ラ. ッ トの リン パ 節 で は,輸. 出 血 管 の 直 径 は,輸. 入 血 管 の 平 均5倍. で あ った. と し て い る. 著 者 の 観 察 で は,家. 兎 で は2〜3倍,ヒ. トで. 3倍 前 後 で あ っ た. 3)被. 膜 血管. 被 膜 血 管 の 鋳 型 の 観 察 で は,被. 家 兎 リ ン パ 節 の 間 に 大 差 は 認 め な か っ た が,ヒ ト リン パ 節 で は,髄. 入,輸. 節 門 部 で 観 察 さ れ る輸 入,輸. 膜 血 管 は,リ. ン パ 節 の 表 面 に 疎 な 血 管 網 を 形 成 して い る が, 皮 質 に 存 在 す る リ ンパ 濾 胞 を と り囲 む よ う に,. 空 洞 の 中 に 静 脈 鋳 型 の み が 観 察 さ れ る リ ンパ 節. あ る程 度 の 規 則 性 を も っ て 被 膜 に 分 布 し て い る. 血 管 鋳 型 も み ら れ た.. と い え る.こ. 考. こ の 所 見 は,三. リ ンパ 節 の 微 細 血 管 構 築 に 関 す る研 究 は,今. 次 元的 な観 察 に よ って のみ得. られ る所 見 で あ り,今. る もの は主要 血. 4)び. 管 構 築 の 研 究 に と ど ま っ て お り,リ. Ehrich21)に よ る と,び. ンパ 節全 体. の 細 部 に わ た る 立 体 的 血 管 構 築 の 研 究 は,ほ. と. に ヒ ト リ ンパ 節 の 三 次 元 的. 本 研 究 で は,リ に 基 づ き,家. ンパ 節血 管鋳 型 の 立体 的 観察. 兎 と ヒ トの リ ン パ 節 の 血 管 構 築 を. 明 ら か に し,比 較,検. 討 を 行 な っ た.特. 漫性 リンパ 基質. に,リ. 漫 性 リ ンパ 基 質 は,特. 異 な 形 態 を し た 静 脈(PCVに. 相 当)で 特 徴 づ け. ら れ る 漠 然 と 広 が っ た 部 位 で あ る と して い る. Herman20)は,び. 微 細 血 管 構 築 の 研 究 は 皆 無 に 等 し い.. 日まで明 瞭 な記載 を見 な. い.. 管 の み に と ど ま り,ま た あ る もの は 部 分 的 な 血. ん ど み ら れ な い.特. ト リ ン パ 節 と家 兎 リ ン パ. 節 に 共 通 して み ら れ た. 案. 日 ま で 多 数 の 報 告 を み るが,あ. れ は,ヒ. 漫 性 リン パ 基 質 に は,豊 富 な 均. 一 な 毛 細 血 管 網 が み ら れ ,皮 で は 多 数 のPCVが. 質 と髄 質 の 接 合 部. み ら れ た と し て い る.. 今 回 の 観 察 に お い て も両 者 と 同 様 の 所 見 が 得. ン パ 濾 胞 の 変 化 過 程 に つ き,著 家 の 報 告 に 照 ら. ら れ た が, PCVの. し,三 次 元 的 考 察 を加 え た.. の 接 続 様 式 に つ い て の 考 察 はPCVの. 1)血. 管鋳 型作 製. リン パ 節 が,内. 形 態,分 布 お よ び 周 囲 血 管 と 項で詳述. す る こ と とす る.. 的,外. 的 要 因 に よ り,形 態 的. 変 化 を起 こ す こ と は,周. 知 の こ とで あ る.年 次. 的 萎 縮 の 組 織 変 化 に つ きFrey1)は,萎. 縮 は皮. び 漫 性 リン パ 基 質 の 最 表 層 部 で 観 察 さ れ る毛 細 血 管 鋳 型 の 内 に は,盲 が 多数 み ら れ,こ. 端 で 終 わ っ て い る鋳 型. の こ とは ヒ ト リ ン パ 節 に お い.
(6) 894. 臼. て よ り顕 著 で あ っ た.こ. の 所 見 は,単. 井. なる樹脂. 隆 PCVの. 鋳 型 の 表 面 の 形 態 の 多 様 性 は, PCV. の 注 入 圧 の 不 足 に よ る の で は な く,諸 家 の 報 告. の 拡 張 度 の 違 い に よ る変 化 と考 え ら れ, PCVの. に は み られ な い こ とで あ る が,今. 機 能 と密 接 な 関 連 が あ る と推 測 さ れ る.. 察 結 果 に よ る と,リ. 回の 立体 的 観. ンパ 節 の活 動状 態 ある いは. Herman20)は,ラ. ッ トの リ ン パ 節 内 の 動 脈 径. 二 次 小 節 の 盛 衰 と 密 接 な 関 係 が あ る と考 え られ. と静 脈 径 の 著 し い 差 に も とづ く相 対 的 静 脈 血 流. る の で,リ ン パ 濾 胞 の 項 で 詳 述 す る こ と とす る.. 速 度 の 遅 延 とPCVの. 5). Post. Capillary. Venule. Schultz4)が 初 め てPostcapillaren い う表 現 を 用 い,他. Venenと. 形 態,機 能 に 関 す. る 報 告 は 多数 み ら れ る. Marechesi. and. に つ き,電 い る.そ and. PCVの. の 後 も, Sugimura. et. al.23), Mikata. Niki24), Schoefl25), Claesson26)ら. み られ る. Davidson27)は,. Microfilを. 用 して,ラ. Alcian. blueを. methyl. 使. 超 える. 兎 リン パ 節 で. 比 較 し顕 著 な差. を認 め る.し. か も,他 部 位 の 血 管 鋳 型 の 比 較 に. お い て は,ほ. と ん ど差 を 認 め な い こ とか ら考 え の 血 流 速 度 は,家. の 血 流 速 度 に 比 較 し,著. 明 に 遅 延 して い る と い え る. 6)リ. ンパ 濾胞. リ ン パ 濾 胞 の 形 態 の 違 い に 基 づ く名 称 に 関 し て は,文. metha. 形 態 につ いて の記 載 は不. 献 上 統 一 を 欠 い て い る.. Ehrich21)は 組 織 学 的 検 索 に 基 づ き,リ. ンパ 濾. 胞 を 充 実 型 二 次 小 節,フ レ ミン グ29)型二 次 小 節, 偽 二 次 小 節 の ご と く分 類 し て い る.. よ る と,ラ. ッ トの リ ン パ 節 の. 質 部 毛 細 血 管 と端 々 吻 合 お よ び 端 側. 吻 合 の 様 式 で 接 続 し て お り,末 の 直 径 は, 8〜12μmで 直 径 は, 30〜50μmで. 梢 部 で のPCV. Herman20)は,. 合 の ふ た とお りの 様 式 で あ っ た.. 次 小 節 と二 次 小 節 を 一 括 し て 二 次. 小 節 あ る い は リ ンパ 小 節 と呼 称 して い る文 献9),10)もみ ら れ る. 著 者 は,本. 皮 質 部 毛 細 血 管 の 接 続 様 式 は, An 観 察 結 果 と 同 じ く,端 々 吻 合 と端 側 吻. 分 類 した充 実 型二次. レ ミ ン グ型 二 次 小 節 を二 次. 二 次 小 節 を偽 小 節 と表 現 して い る.こ. の 他 に も,一. あ っ た と し て い る.著 者 の. Ehrichの. 小 節 を一 次 小 節,フ 小 節,偽. あ る が,深 部 のPCVの. 家 兎 お よび ヒ ト リンパ 節 の 観 察 結 果 に お い て も, PCVと. み られ る 直 径50μmのPCVに. 兎 リ ン パ 節 のPCV内. よ る 血 管 鋳 型 法 を 用 い,立 体 的 研 究 を. Andersonに. dersonの. み ら れ,家. 注 入す る. 十 分 で あ る.. PCVは,皮. 質 深 部 に お い て は200μmを. る と,ヒ ト リ ンパ 節 のPCV内. ッ トの リン パ 節 の 血 管 構 築 に つ き報. 告 し て い る. Kardon16)は,. 行 っ て い る が, PCVの. PCVは,皮. の報 告 が. 周 囲 血 管 との 関 連 に つ き報. 告 して い る. Anderson28)は,. crylateに. 機能. 子 顕 微 鏡 を 用 い た 詳 細 な 報 告 を して. こ とに よ り, PCVと. さ ら に ヒ トリ ンパ 節 血 管 鋳 型 で 観 察 され る. 直 径 を 有 す るPCVも. Gowans22)は,. 回の観 察 で も同様 の こ. とが 考 え られ た.. の 静 脈 との 形 態 的 な違 い に. つ い て 報 告 し て 以 来, PCVの. 機 能 との密 接 な関連 につ. い て 報 告 して い る が,今. (PCV). 小 節,偽. 論 文 に お い て は,一. 小 節 と分 類 し,諸. 次 小 節,二. 次. 家 の 文 献 よ り引 用 し. 他 の 静 脈 と は 形 態 的 に 異 な り,リ ンパ. た 内容 に つ い て は,そ の ま ま の 表 現 を 用 い た. 一 次小 節 ,二 次 小 節31)〜34),偽小 節 は,固 定 し. 球 移 行 の 場 と し て の 重 要 な役 割 を は た して い る. た 形 態 を示 す も の で は な く,相 互 に密 接 な 関 連. PCVが. こ とは 広 く認 め られ て い る こ と で あ る が,リ パ 節 血 管 鋳 型 で 観 察 さ れ るPCVの の 形 態 は, PCV内. ン. 鋳 型 の 表面. 壁 の高 円柱 細 胞 を反映 して 多. 数 の 陥 凹 が 密 に な ら ん で お り,他 の 血 管 鋳 型 と. 特 徴 的 な 表 面 の 形 態 も,円 形 の 陥 凹 が. 多 数 み られ る場 合 も あ り,ま. た,深. い不 規 則 な. 陥 凹 や 裂 隙 が 多 数 み ら れ る 場 合 な ど,多 っ た.. 回の 血管 鋳 型の. な っ た. Ehrich21)は,二. 次 小 節 の 運 命 に つ き,充. 実型. 二 次 小 節 か ら フ レ ミ ン グ型 二 次 小 節 に な り,偽. は 明 瞭 に 区 別 さ れ る. PCVに. を も っ て い る と さ れ て お り,今. 観 察 結 果 か ら も,相 互 の 密 接 な 関 連 が 明 ら か と. 様であ. 二 次 小 節 か ら フ レ ミ ン グ型 二 次 小 節 に な り,偽 二 次 小 節 を 経 て,び. 漫性 リンパ 基質 に も どる と. 仮 定 し た.中 川30)は,二 次 小 節 内 部 の 血 管 網 の 変 化 に よ り,二 次 小 節 の 変 化 相 を,小. 節 原 基 の他.
(7) 家兎 お よび ヒ ト リンパ 節 の微 細血 管構 築 の 走査 電 子顕 微 鏡 的研 究 12型 に分 類 し,各 変 化 相 の 連 鎖 型 式 に つ い て 述 べ た.新 田9)は,家 兎 膝 窩 リ ンパ 節 の ア ク リ ッ ク. た と して い る. 著 者 が 観 察 し た 皮 質 表 層 部 の 独 立 し た毛 細 血. 樹 脂鋳 型 を実体 顕 微鏡 で観 察 した立体 的 血 管構. 管 網(図5)は. 築 の 観 察 結 果 に 基 づ き,リ. 相 当 す る と考 え られ る.. らD型. ま で の4型. ンパ 小 節 を, A型. 形 式 に つ い て 述 べ て い る, A型 うtransition. formに. 節 に 相 当 し, C, D型 相 当 す る と し,さ 血 管 網 は, B型 型 に 含 め,次. か. に 分 類 し,各 血 管 構 築 の 移 行 はEhrichの. 相 当 し, B型. 言. は偽 二次 小. は フ レ ミン グ 型 二 次 小 節 に. ら に,新. 田 の 言 う独 立 性 毛 細. の 血 管 か ら 派 生 して い る の でB. の ご と く移 行 形 式 を表 わ した.. 895. 新 田 の い う独 立 性 毛 細 血 管 網 に. そ して 球 状 毛 細 血 管 網 は,直 径200μm前 あ る が,成. 長 す る に 従 い 卵 形 と な り,さ. 後で らに大. き さ を増 し,偽 小 節 に な る と考 え られ る. b.二. 次小節. 二 次 小 節 内 部 の 血 管 形 態 に は 多 種 の もの が 観 察 さ れ た.観. 察 結 果 の 項 で3型. に 分 類 し た が,. さ らに 多 くの 移 行 型 を観 察 し た. 新 田9)は,内. 部 に 血管 構 築 を認 め な い 二次 小. 節 を 観 察 して い る が,明. 確 な 位 置 づ け を行 な っ. て い な い. 以 上 の 如 く諸 家 の 報 告 に み ら れ る 二 次 小 節 の. 著 者 の 観 察 結 果 で も新 田 と 同様 の 形 態 を 示 す. 移 行 形 式 あ る い は 二 次 小 節 の 盛 衰 に 関 し て は,. 二 次 小 節 が み られ た が,こ. 意 見 の 一 致 を み な い と こ ろ で あ り,ま た,明. 次 小 節 の 最 終 的 な 型 と考 え られ,直 径300μm前. 瞭. さ を欠 い て い る と こ ろ で あ る.. 後 の 尖 球 状 の 空 洞 と し て の み,び. 今 回 の 観 察 結 果 か ら考 え る と,諸 家 の 報 告 し. 質 内 に 認 め ら れ,内. 体 的 血管 構 築. 静 脈 の 鋳 型 も み ら れ ず,周. の観 点 よ りす る と無 理 が あ り,自. 然 な移行 形 式. 質 そ の もの で あ っ た.. と して は 理 解 で き な い. 著 者 は,リ. 空 洞 状 の 二 次 小 節 は,さ. ンパ 節血 管鋳 型 の 観察 結 果 に基づ 次 小 節,偽. 小 節の 血 管構 築 を. 漫性 リン パ 基. 部 には毛 細 血管 お よび周縁. て い る 二 次 小 節 の 移 行 形 式 は,立. き,一 次 小 節,二. の型 の二 次小 節 は 二. 囲 は び漫性 リンパ基. ら に小 さ くな り,び. 漫 性 リン パ 基 質 に埋 もれ て 消 失 す る と考 え ら れ て い る.し. た が っ て,血. 管 構 築 か ら考 え る と,. 明 確 に し,相 互 の 関 連 につ き次 の よ うに 考 察 し. 諸 家 の 報 告 に み ら れ る 二 次 小 節 の 再 生 つ ま り,. た.. リ ン パ 節 が 活 発 な働 き を 有 す る二 次 小 節 を 必 要. a.一. 次小 節. Herman20)に か ら 成 り,最. と した 時 に 活 動 の 衰 え た 二 次 小 節 が 再 び 活 動 を よ る と,一 次 小 節 は,小. リン パ 球. も 小 さ な リン パ 濾 胞 で あ る と し て. い る. Ehrich21)に よ る と,一. 次 小 節 は,変. て 二 次 小 節 に な り,偽 小 節,び に も な る と し て る.一. 化 し. 漫 性 リン パ 基 質. 次 小 節 は ま た,リ. ンパ 節. 始 め る,と の で,そ. し た 考 え に は 無 理 が あ る と思 わ れ る. の 形 式 に つ きdの. 二 次小 節 の移 行 形 式. の 項 目 で 詳 述 す る こ と とす る. c.偽 一般に. 小節 ,偽 小 節 は,皮. 質 に 存 在 し,小 節 様 を. の 発 生 に 際 し て 最 初 に 現 わ れ る リン パ 濾 胞 で あ. 呈 し,二 次 小 節 よ り も大 き く,組 織 学 的 に は び. り.フ. 漫 性 リ ンパ 基 質 と同 じで あ り,時. レ ミ ン グ 型 二 次 小 節 に な り得 る が,常. に. に は,偽. 小節. 発 育 して フ レ ミン グ 型 二 次 小 節 に な る と は 限 ら. 内部 に一次 小 節 あ るい は二次 小 節 がみ られ る と. な い.新. 理 解 さ れ て い る.血. 田 は,一. 次 小 節 の 血 管 構 築 に つ い て,. 管 鋳 型 で 観 察 され る偽 小 節. 明 確 な記 載 を して い な い が,独. 立性 毛 細 血管網. は,皮 質 表 層 部 に 存 在 し,卵 型 の 結 節 状 を 呈 し,. と呼 称 す る 血 管 網 を 観 察 し,こ. の血 管 網 を二 次. 表 面 の 毛 細 血 管 網 は 密 で あ り,内 部 に 二 次 小 節. 小 節 の 変 化 型 の 一 つ と し て 取 り扱 っ て い る.新 田 に よ る と,独. 立 性 毛 細 血 管 網 は,偽. の 血 管 系 よ り発 生 し,偽. 二次 小 節. 二 次 小 節 の 側 頂 部 に位. を 認 め る(図1). 新 田 は,偽. 小 節が 血 管構 築 の縮 少 あ るい は減. 少 に よ り徐 々 に び 漫 性 リン パ 基 質 に変 化 す る と. 置 す る 毛 細 血 管 網 で あ り,周 囲 の 血 管 構 築 を 欠. し て い る が,著. い て い る た め に独 立 して い る が ご と く観 察 さ れ. が 考 え ら れ た.著. 者 の観 察結 果 か らも同様 の 変化 者 の 観 察 結 果 で は,さ. ら に,.
(8) 896. 臼. 井. 隆. 偽 小 節 と二 次 小 節 が 密 接 な 関 連 を も っ て 変 化 し. に 富 ん で お り,そ. の太 い血管 の間 に は毛 細 血管. て い る と考 え ら れ る 所 見 が 得 られ た.. 網 が み ら れ た.髄. 質 部 毛 細 血 管 は,髄. d.二. 次 小 節 の移行 形式. 今 回 の 観 察 の 結 果 で は,偽. 接 静 脈 へ 接 続 して い る が,一 小 節 の 血管 系 か ら. 発 生 し た 球 状 毛 細 血 管 網 は,成. 長 す るに従 が い. り, PCVは. ま た,髄. ら に 大 き く な り偽 小 節 に な る と. に,皮. 考 え ら れ る.こ. の 過 程 に お い て 一 次 小 節 は,偽. 形 成 は 少 な く,観. 小 節 は,毛. 次 小 節 は,偽. う に,種. ら. 質 と髄 質 の 境 界 部 付 近 の 毛 細 血 管 鋳 型 の 察 範 囲 内 で 明 ら か な 皮 質 と髄. 質 の 毛 細 血 管 網 の 連 絡 を み な い こ と よ り,皮 質 と髄 質 の 毛 細 血 管 網 に は 直 接 の 接 続 は な い と考. 小 節 と運 命 を同 じ くす る よ. 々 形 態 を変 え な が ら,最. 質 部 に は 存 在 しな い.さ. 化 し. 減 少 に 伴 い 徐 々 に び 漫 性 リ ン パ 基 質 へ と変 化 す る.二. 接 続 して お. 細 血管 網 の. 次 小 節 へ と成 長,変. て い く と考 え ら れ る.偽. 漫 性 リ ンパ. 基 質 の 毛 細 血 管 網 は す べ てPCVへ. 卵 型 と な り,さ. 小 節 の 中 に う も れ,二. 方,び. 質 内 で直. 後 に は 内部 に. え ら れ る. 髄 質 部 の 血 管 構 築 を 家 兎 と ヒ ト リン パ 節 で 比 較 し た が,ほ. ぼ 同 様 の 観 察 所 見 が 得 られ た.し. 血 管 を 認 め な い 単 な る 空 洞 と化 し,び 漫 性 リン. か し,ヒ. パ 基 質 に埋 もれ て し ま う と考 え られ,リ. 質 部 毛 細 血 管 網 が 欠 如 し た鋳 型 標 本 を 多数 観 察. 内 で は,以. ンパ 節. 上 の 過 程 が く りか え し起 っ て い る と. トリンパ 節 で は組織 の脂 肪化 に よる髄. し た.. 考 え られ る.. 結. 今 回 の 観 察 結 果 を 総 括 す る と,二. 語. 次小 節 の移 家 兎 膝 窩 リン パ 節 と ヒ ト胃 大 弯 側 お よ び 幽 門. 行 形 式 は 次 の ご と く に な る.. 下 リ ンパ 節 に,メ. ル コ ッ ク ス 樹 脂 を注 入 し て,. リ ン パ 節 血 管 鋳 型 を 作 成,走. 査 電 子顕 微 鏡で リ. ン パ 節 の 血 管 構 築 を 観 察 し た.写 っ て は,一. 真撮 影 に あた. 部 は ス テ レ オ 撮 影 を用 い,よ. り立 体. 的 な 血 管 構 築 な ら び に 形 態 に つ き,比 較,検. 討. を 行 っ た. 1)節. 門 部 の 主 動 静 脈 は,各. 々1〜2本. であ. り,静 脈 径 が 圧 倒 的 に 大 で あ っ た. e.ヒ. ト リ ンパ 節 の リ ン パ 濾 胞. 2)被. ヒ ト リン パ 節 血 管 鋳 型 の 観 察 に お い て も,形. 膜 血 管 は,主. 動 脈 よ りわ か れ,リ. 節 表 面 に 疎 な 血 管 網 を 形 成 した 後,髄. ンパ. 質 部静 脈. 態 の 異 な る二 次 小 節 を観 察 す る こ とが で きた. へ 接 続 す る .血 管 網 を 形 成 す る比 較 的 太 い静 脈. が,一 次 小 節 お よ び 偽 小 節 は 確 認 で き な か っ た.. は,皮. し た が っ て,ヒ. 程 度 の 規 則 性 を も つ て 分 布 して い た.. ト リ ンパ 節 に お い て,立. 体的血. 管 構 築 の 面 か ら二 次 小 節 の 移 行 形 式 を検 討 す る に は,も. っ と異 な った条 件 下 の リンパ節 を使 用. す る必 要 が あ る と思 わ れ た. 7)髄. 質 部 の 二 次 小 節 を と りか こ む 様 に,あ. 3)リ. ン パ 節 血 管 鋳 型 の 全 体 像 で は,家. ンパ 節 は,い. 小 節 に 相 当 す る.ヒ 質 部 に つ い て,豊 富 な 血 液 供. 給 を受 け て い る 部 位 で あ り,毛 細 血 管 網 が 観 察 さ れ る と し て い る. Davidson27)は,髄. 質 部 の毛. 4)偽. 小 節 内 部 に は,二. れ ら は,運 節 は,び. 質 部毛 細. ト リ ンパ 節 で は,組. 織 の脂. 鋳 型 を 多 く観 察 し た.. て い る.し. 家 の 報 告 で は,髄. の 結 節 状 の 部 位 は偽. 肪 化 に よ る と思 わ れ る 髄 質 部 が 空 洞 化 した 血 管. 細血 管 は 髄質 内で 直接 静 脈へ 接 続 して い る と し か し,諸. 兎 リ. くつ か の 小 結 節 が 集 合 した よ うな. 表 面 形 態 を呈 して い た.こ. 質. Herman20)は,髄. る. 次 小 節 を 認 め た.こ. 命 を 共 に す る が ご と く変 化 し,偽 小. 漫 性 リ ン パ 基 質 へ 移 行 し,二. 次小 節 は. 血 管 網 と皮 質 部 毛 細 血 管 網 との 関 係 に つ い て は. 最 終 的 に は 空 洞 と して の み び 漫 性 リ ン パ 基 質 内. 不 明 な 点 が 多 い.. に 存 在 し た.. 今 回 の 観 察 で は,髄. 質部 は太 い 血管 特 に静 脈. 5)独. 立 し た 球 状 毛 細 血 管 網 は,偽. 小 節 の血.
(9) 家 兎 お よ び ヒ トリンパ節 の微 細 血 管構 築 の 走査 電 子顕微 鏡 的 研 究 管 系 か ら分 か れ,偽 小 節 の す ぐそ ば に 認 め ら れ, 一 次 小 節 に 相 当 す る と考 え ら れ る .球 状 毛 細 血 管 網 は,成 た,こ. PCVと. べ て. と,端 々,端. 細血管. 8)二 が,最. 枝 状 を呈 し,髄 質 部 静 脈 へ 接. 特 徴 づ け て い た.特 大 なPCVが. に,ヒ. 次 小 節 部 は,種. い て,家. 謝. 高 知 医科 大学 第一 外 科 緒 方 卓郎 教 授 お よび 岡 山 大 学. 々 の形 態 を示 して いた. 第 一 外科 折 田薫 三 教 授 に深 謝 致 します.ま た,御 教 示 い た だ い た 高知 医科 大 学 第一 外 科 荒 木 京 二 郎 助教. 管構 築 にお. 兎 リン パ 節 と ヒ ト リ ン パ 節 の 間 に 特 に. 授 に 深 く感 謝 致 します.ま. 質 部 毛 細 血 管 は,疎 な 血 管 網 を 形 成 し,. 出 し,ほ. 質 部 動 脈 は,髄 と ん ど は,皮. 本論 文 の要 旨 は 第12回 日本 臨 床 電 子 顕 微鏡 学 会 に. 質 部 に わず か な分 岐 を. 2.. Uber die Lymphdrusen. His, W.:. 考. The Blood-vessels. 4. Schulze,. Untersuchungen. W.:. Zeitschrift. 文. 献. des Menschcen,. Ztschr, F, wissensch, Zool, Bd. 9,. 3. Calvert, W. J.:. Organe,. お い て 発表 した.. 質 部 へ 向 か っ て い た.動. 参 1. Frey, H.:. etc., 1861.. 1859. Qusted by Calvert. of the lymphatic uber. die. fur Anatomie und. gland.. Capillaren. 謂 フ レ ミ ン グ 氏 胚 芽 中 枢 ノ 意 義 ニ 就 テ,福. 6.. 小 野 興 作,宮. 崎 忠 利:淋. 7.. 小 野 興 作:淋. 巴 網 状 組 織.日. 8.. 宮 崎 忠 利:異. 所 的 淋 巴 小 結 節 形 成 に 就 い て.東. 9.. 新 田 義 昌:淋. 巴 節 血 管 系 の 合 成 樹 脂 鋳 型 法 に よ る 立 体 的 研 究‑家. 大 学 紀 要,. vessels of the secondary. nodules. Anat. Rec. 64, 155-160, 長 田 淳 一 郎:解. 14.. Murakami,. 1‑28,. 阜 大 学 紀 要.. 3,. 病 会 誌,. 348‑349, 26,. 1935.. 278‑288,. 3068,. 1284‑1285,. 1936.. 1938.. 兎 淋 巴 節 の 血 管 系 に つ い て‑.岐. in lymph node. N.:. 363‑378,. 阜医科. Application. 1956.. Study on the junction. and structure. Acta Pathol. J. pn. 21, 369-386,. On the preparation. of multicolored. of blood. 1971.. corrosion. specimens.. 1936.. 剖 学 的 研 究 領 域 に お け る 合 成 樹 脂 の 応 用.総. T.:. 28,. 1940.. 京 医 事 新 誌,. K., Sue, A. and Imai, V.:. J. K., John, A. L. and Mitza,. 13.. 30,. 1897.. lymphatischer. 1955.. 淋 巴 節 の 血 管 系.岐. 11. Kojima, M., Takahashi,. 12. Narat,. 本 病 理 学 会 会 誌,. Venen. 1, Abt, Bd. 76, S. 421. 1925.. 岡 医 科 大 学 雑 誌,. 巴 小 結 節 と動 脈 性 血 管 との 関 係 に 就 て.日. 2, 433‑448,. 新 田 義 昌:第2,犬. postcapillaren. Entwicklungsgeschichte,. 小 野 興 作:所. (1).. Anat. Anz. 13, 174-180,. and. 5.. 10.. 田の 諸 嬢 に感 謝 致 し. ます.. 髄 質 部 静 脈 へ 直 接 接 続 し て い た. 10)髄. た,御 協 力 い ただ い た山. 崎 技 官,松 本,柏 井,岡 崎,池. 大 差 は 認 め な か っ た. 9)髄. 辞. 稿 を終 る に 臨 み,御 指 導 な ら び に御 校 閲 を賜 った. トリン. 観 察 さ れ た.. も,特 徴 的 な 二 次 小 節 は,血. 管 鋳 型 に よ る立. 本 的 に 類 似 した 血 管 構 築. と血 管 形 態 を も っ て い た.. 型 の 表 面 に は 多数 の 陥 凹 が 観 察. さ れ, PCVを パ 節 で は,巨. 兎 膝 窩 リ ンパ 節 と ヒ ト大 弯 側 リン パ 節. 体 的 観 察 に お い て,基. て い た.深 部 に 向 か う に従 い,徐 々 に 径 を 増 し,. 続 して い た.鋳. 質 部 静 脈 へ は,. よ び,被 膜 静 脈 が 接. な ら び に 幽 門 下 リン パ 節 は,血. 側 の ふ た と う りの 接 続 様 式 を 示 し. 全 体 と して は,樹. 髄 質 部 毛 細 血 管,お. 12)家. 質 部 で 観 察 さ れ るPCVは,毛. ンパ 節 の ほ ぼ 中心 を と. 続 し て い た.. 接 続 し て い た.. 7)皮. 質 部 静 脈 は,リ. お り節 門 部 へ 向 か っ て い た.髄. 動 脈 よ り分 岐 し,. 皮 質 部 に 密 な毛 細 血 管 網 を 形 成 した 後,す PCVに. 11)髄. 次 小 節 へ と 変 化 す る.. 質 部 毛 細 血 管 は,細. ン パ 節 鋳 型 の 中 心 よ り も皮 質 に. 近 い 所 に 認 め られ た.. 長 し て 偽 小 節 と な り,一 次 小 節 も ま. の 中 に含 まれ,二. 6)皮. 脈 の 走 行 は,リ. 897. of. the. scanning. electron. 合 医 学,. 7,. microscope. 330‑331,. to. 1950.. the. study. of. the. fine.
(10) 898. 臼. distribution. of the blood vessels.. 15. Murakami,. T.:. Scanning. 6 pp. 159-169, 16. Kardon,. R. H. and Kessel, R.G.: electron. Lymphoid. Tissue.. microscopy. casts. Biomed. Res. 2, (Suppl). A scanning. In Principles. and Techniques of. Reinhold Co., New York, Vol. 6 chap.. of lymphoid. microscopic. tissue in three dimensions:. of the lymph node, thymus,. 173-179,. Acta Aatomica.. electron. Microsc. 13, 5-6, 19. Suzuki, T.:. replica method.. The microcirculation. of corrosion. T. and Ogata, T.:. 18. Usui, T.:. injection. ed. M. Hagat Van Nostrand. 1971.. 1978.. Scanning 17. Kurokawa,. 隆. Arch. Histol. Jpn. 32, 445-454,. Methyl methacrylate. Electron microscopy.. 井. and Peri-rectal. 1981.. 107, 439, 1980.. study on the human lymph node. J.. Clin. Electron. p804, 1980.. Studies on lymphatic. tissues in adipode tissue.. Acta Schol. Med. Univ. Kyoto. 30,. 1, 1952. 20. Herman,. P. G., Ohba, S. and Mellins, H. Z.: Blood microcirculation. 92, 1073-1080, 21. Ehrich, W.: 22. Marchei,. Am. J. Anat. 43, 347, 1929.. 25. Schoefl, G.I.:. study.. K., Kudo, N. and Takahata, Jpnl J. Vet. Res. 12, 4,. A. and Niki, R.: study.. of lymphocytes. An electron microscope. M., Furuhata,. Microscopic. J. Exp.. tissue.. V. T. and Gowans, J. L.: The migration. in mouse lymph node. 24. Mikata,. Radiology. April 1969.. Studies of the lymphatic. venules in lymph nodes: 23. Sugimura,. in the lymph node.. Permeability. The migration. Med. 136, 568-588.. Fine structure. of post-capillary. venules of the lymph node.. of. 1964. venules. An Electron. 1971.. across the vascular. (With an Appendix. 26. Mogens, H.C., Ole, J. and Carsten, R.:. K.:. 14, 289-305,. of lymphocytes. the endothelium. 1964.. of post capillary. Exp. Molecul. Pathol.. through. Proc. R. Soc. Biol. 159, 283-290,. endothelium. in lymphoid tissue.. by R. E. Miles). Light and electron. microscopic studies of the paracortical. post-capillary high-endothelial venules. Z. Zellforsch. 119, 195-207, 1971. 27. Davidson, J.W., Hobbs, B.B. and Fletch, A.L.: The microcirculatory unit of the mammalian lymph node.. 7th Europ. Basel) 423-427,. Conf, Microcirculation,. 28. Arthur, O.A. and Norman, in normal. D.A.:. rat lymph node.. 29. Flemming,. Aberdeen. 1972 Part. I Bibl, Anat. 11, (Karger,. 1973.. W.:. Studies the structure. and permeability. Am. J. Pathol 80, 387-418,. Studien uber Regeneration. of the microvasculature. 1975.. der Gewebe.. Arch. Mikroskop. Anat. Bd. 24, S, 5 and. 355, 1885. 30.. 中 川 太 郎:続. 発 性 淋 巴 小 結 節 造 構 の 分 類 に 就 て.日. 31.. 小 野 興 作:淋. 巴 節 の 構 造.日. 32. Nossal,. G.J. V., Abbot,. tructural. features. 127, 277-290,. 本 血 液 学 全 書I:丸. A., Mitchell,. of antigen capture. 善,東. 京,. J. and Lummus, in primary. 28,. pp. 823‑839,. Z.: Antigens. and secondary. 21‑25,. 1938.. 1963.. in immunity:. lymphoid. follicles.. XV.. Ultras. J. Exp. Med.. 1968.. 33. Fujita, T., Miyoshi, M. and Murakami, mesenteric. 本 病 理 学 会 会 誌,. lymph node.. 34. Bhalla, D.K., Murakami, rat peyer's patches.. T.:. Scanning electron. Z. Zellforsch. 133, 147-162,. T. and Owen, R. L.: Microcirculation. Gastroenterology. 81, 481-491,. microscope. observation. of the dog. lymphoid. follicles in. 1972.. 1981.. of intestinal.
(11) 家 兎 お よび ヒ トリンパ 節 の微 細 血管 構築 の走査 電 子 顕微 鏡 的研 究. 899. 附 図説 明 附図1〜24ま. で に使 用 した 略語. C:皮. 質, M:髄. F:二. 次小 節, FP:偽. 図1.家. 質, A:輸. 入 血 管, V:輸. 小 節, DL:び. 出 血管, CP:被. 兎 リンパ 節 血 管鋳 型 の 弱拡 大.輸 入 血 管(A),輸 節(F),偽. 図2.血. 小 節(FP),び. 膜 血 管, Ca:毛. 細 血 管, P:. PCV,. F1:一 次 小 節,. 漫 性 リンパ 基 質. 出 血管(V),被. 漫 性 リンパ 基 質(DL)が. 膜 血管(CP),一. 次 小 節(F1),二. 次小. 観 察 され る.. 管 走 行 に 沿 い,部 分 的 に鋳 型 を除 去 す る と,皮 質 部 か ら 多数 の静 脈 が集 合 し,徐 々 に径 を増 し,節 門 へ 向 か う様 子 が 観 察 され る.輸 出静 脈(V)は,各. 々 リンパ 節 内 の 一 定 の領 域 か ら血 流 を うけ て い る.皮 質. 部 には 周 縁 静 脈 の よ く発達 した 二次 小 節(F)が 観察 さ れ る. 図3.被. 膜 の 血 管 鋳 型(CP).被. 膜 に は 比 較 的 太 い 血管 鋳 型 が み られ,皮 質表 層 部 にみ られ る二 次小 節 を取 り囲. む よ う に分 布 して い る.こ の 部 の 二 次 小 節(F)の 血管 鋳 型 は 直 径 が300μm前. 後 の 尖球 型 の 空 洞 とし て観. 察 され,内 部 に は 血 管鋳 型 を み な い. 図4.皮. 質 部 で み られ るび 漫 性 リンパ 基質 の 血 管 鋳 型 は 網 目 を形 成 しPCV(P)へ. 図5.球. 状 毛 細 血 管網.毛 細 血 管 の み で 構 成 され る球 状 の毛 細 血 管 網.直 径 は200〜500μmで,周. 移 行 して い る. 囲 に 血管 鋳 型. を認 め な いた め独 立 した 血管 網 と して観 察 され る.こ の 血 管網 が一 次 小 節(F1)に 相 当 し,成 長 す る に従 い卵 型 と な り,さ らに偽 小節 に移 行 す る と考 え られ る. 図6.. PCV.び. 漫 性 リンパ 基 質 に お い て, PCVは. 毛 細 血 管 と端 々 吻合 お よび端 側 吻 合 の 二 と う りの様 式 で接 続. して い る. 図7.. PCVの. 図8.表. 鋳 型 の表 面 に は深 い不 規 則 な陥 凹 や裂 隙 が 多数 観 察 され る.. 面 側 よ りみ た 二 次 小 節.周 縁 静 脈 が 良 く発 達 して い る.二 次小 節 の 周囲 の 細 動 脈 よ り分 岐 した毛 細 血 管 は,二 次 小 節 内 で毛 細 血管 網 を形 成 した後,周 縁 静 脈 に接 続 し,下 極 よ り深 部 の 静 脈へ 移 行 して い る.. 図9.割. 断面 で み た 二 次 小 節(矢 印).下 極 よ り二 次 小 節 内へ 侵 入 した動 脈 は,数 本 に分 岐 し,上 極 へ 向か い, 周囲 の 毛 細 血 管 に 移行 して い る.二 次 小 節 内部 には 毛 細 血 管 をわ ず か に認 め るが,周 縁 静 脈 はみ られ な い.. 図10.節. 門部 以 外 の部 で み られ た輸 出静 脈 の鋳 型(V).形. 態 が 異 な る三 種 類 の 二 次小 節 がみ られ る(F).. 図11.家 兎 膝 窩 リンパ 節 血 管鋳 型 の割 断面.皮 質(C)と 髄 質(M)と. で は血 管 形 態 に大 きな 差 が認 め られ る.二 次. 小 節(F)は 皮 質 の 表 層 近 くに存 在 し,大 きな 二 次小 節 は直 径 が1,500μmを 図12.割 断 面 の 中等 度 拡 大.皮 質(C)と 髄 質(M)の. 超 え て い る.. 境 界 部 は毛 細 血管 鋳 型 が 少 ない 部 位 と して観 察 され る.髄 質. に も皮 質 と同 様 に,毛 細 血管 が み られ る. 図13.髄 質.毛 細 血 管 は 直接 髄 質部 の静 脈 へ 接 続 して い る.髄 質 部 で はPCVは 図14.ヒ. トの リンパ 節 血 管鋳 型 の 弱拡 大.輸 入 血 管(A),輸. 観 察 さ れ な い.. 出 血 管(V)が み られ る.輸 出血 管 は,輸 入 血管 の2. 倍 強 の 直 径 を有 す る.皮 質部 に は二 次 小 節(F)が み られ る. 図15.ヒ. ト リンパ 節 血 管 鋳 型 の 弱拡 大.数. 多 くの 二 次 小 節(F)が み られ る.表 面 に は,被 膜 血 管(CP)の 鋳 型 が. み られ る. 図16.被 膜 の 血 管 鋳 型.こ の 鋳 型標 本 で は被 膜血 管 が良 く発 達 してい る.被 膜静 脈 は節 門部 の 近 くで 髄 質部 静 脈 に接 続 して い る.被 膜 血管 の 間 に尖 球 型 の 空 洞 が み られ るが,こ の部 位 は二 次 小 節(F)に 相 当す る. 図17.び 漫 性 リンパ 基 質 の毛 細 血管 の鋳 型.直 径 約10μm前. 後 の 毛 細 血 管 が 血 管網 を形 成 して い る.盲 端 で お わ. って い る毛 細 血 管 が 多数 み られ る. 図18.び 漫 性 リンパ 基 質 の鋳 型. PCV(P)は 近 い 所 で は, PCVと. 深 部 に向 か うに 従 い合 流 して樹 枝 状 を呈 して い る.皮 質 の 表 層 面 に. 毛 細 血 管 の接 続 が 多数 み られ る.比 較 的 深部 の太 いPCVに. 毛 細 血管 が接 続 す る場. 合 は,端 側 吻合 の様 式 で接 続 して い る. 図19.び 漫性 リ ンパ基 質 に お け る 細 動 脈(A)と 毛 細 血 管(Ca)と の 関 係.さ ら に毛 細 血 管 がPCV(P)に. 流 入 して.
(12) 900. 臼. 井. 隆. い る 関係 が 明 瞭 に観 察 され る. 図20.皮 質 深 部 にお け る髄 質 部 静 脈 へ の 移行 部 付近 で は,直 径200μmを 図21.二. 超 え るPCV(P)が. み られ る.. 次 小 節 の 血 管 鋳 型.二 次 小 節 周 囲 の 皮 質部 細 動 脈 か ら分 岐 した毛 細 血 管 は,球 型 の 二 次 小 節 内部 で 血. 管 網 を形 成 して い る,さ らに,鋳 型 形成 が不 十 分 なが ら周 縁 静 脈 の 鋳 型(V)も み られ る. (CP)は 皮 膜 血 管 の 鋳 型. 図22.ヒ. ト リンパ 節 血 管鋳 型 の割 断面.皮 質(C)と 髄 質(M)の. 血管 構 築 の 違 いが 観 察 され る.. 図23.髄. 質 部 毛 細 血 管 の鋳 型.毛 細 血管 は 血管 網 を形 成 して い る.髄 質 部 で はPCVは. み られ ず,毛 細 血 管 は 直. 接 髄 質 部静 脈 へ接 続 して い る. 図24.組. 織 の 脂肪 化 を起 した高 齢 者 の リンパ 節 血 管鋳 型.皮 質部 が部 分 的 に欠 如 し,髄 質 部 は 空 洞 化 し,髄 質. 部 の毛 細 血管 網 はみ られ ず,太. い血 管鋳 型 が すべ て表 面 か ら観 察 され る..
(13) 家 兎 お よ び ヒ トリンパ節 の微 細 血 管構 築 の走 査電 子顕 微 鏡 的研 究. 901.
(14) 902. 臼. 井. 隆.
(15) 家 兎 お よび ヒ トリンパ 節 の微 細 血管 構築 の走査 電 子 顕微 鏡 的研 究. 903.
(16) 904. 臼. 井. 隆.
(17) 家兎 お よび ヒ トリンパ 節 の微 細 血管 構築 の走 査電 子 顕微 鏡 的研 究. 905.
(18) 906. 臼. 井. 隆.
(19) 家 兎 お よび ヒ トリンパ 節 の微 細 血管 構築 の走査 電 子顕 微 鏡 的研 究. 907.
(20) 908. 臼. 井. 隆.
(21) 家 兎 お よび ヒ トリンパ 節 の微 細 血 管構 築 の 走査 電子 顕 微鏡 的研 究. 909.
(22) 910. 臼. 井. 隆.
(23) 家 兎 お よび ヒ トリンパ 節 の微 細 血管 構築 の 走査 電 子顕 微 鏡 的研 究. 911.
(24) 912. 臼. A scanning. electron. 井. 隆. microscopic. of rabbit. and. human. Takashi First Department. study. nodes. USUI. of Surgery,. (Director:. lymph. of microcirculation. Kochi Medical School. Prof. Ogata). Corrosion casts of rabbit and human lymph nodes were observed by SEM. Casts showed a broad bean appearance. On the outer surface of casts, the afferent and efferent vessels and the vessels of the capsule were seen. Cross-sectioned surfaces of the casts showed a marked difference between the architecture of the cortex and the medulla. The casts of primary nodules appeared as small roundish capillary networks. The casts of secondary nodules formed spheres, inside of which there were poor capillaries. Secondary nodules showed many transitions. Pseudo-nodules appeared as egg-like, large capillary networks and included secondary nodules. The capillaries in diffuse lymphoid tissue anastomosed with the PCV. The PCV, which ran deeply into the cortex, anastomosed with the veins of the medulla in the cortico-medullary junction. The capillaries of medulla anastomosed directly with the veins of the medulla. Basically, the elements and arrange ments of the vascular casts of the rabbit lymph node were similar to those of the human lymph node..
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