〈研究ノート〉ニックリッシュによる貸借対照表と簿記についての考え方についての一考察--シュマーレンバッハの「動的貸借対照表論」に対する批判を中心にして
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(2) 第60巻. は. ニ ッ ク リ ッ シ ュ は,1922年. そ こ で は,貸. に. 借 対 照 表 は,企 握 し,こ. に 第6版. 業 に 装 備 さ れ て い る,手. 産 目 録 が,ま. 量,そ. の 後,価. 値 で,個. 自 の 貸 借 対 照 表 観 を 有 して い. こ か ら価 値 の 差 異,つ. 計 制 度(Rechnungswesen)に. 構成要素で ある. 々 の 資 産 有 高 の 正 確 な 算 定 を 行 い,こ ま り,利. ッ ク リ ッ シ ュ は,「 〈【筆 者 補 足 】 新 し い 〉 経 営 経 済 の 文 献 で は,利. 者 の 関 係 は 全 く逆 で あ る 。 つ ま り,経. さ れ る も の 』 と な る 。 企 業 家 に は,彼. ,消. 済 性 が 利 益 に 対 して 『一 定 の 基 準 で あ ら わ. の 給 付 が 価 値 が あ る 限 り,利. 費 者 が 収 入 の 一 部 分 を 奪 わ れ る た め,こ. 子,資. 本 の 保 証,企. る(4)。そ こ に は,利. 業. の協働者が賃金の. れ は 非 経 済 的 で あ る 。 … … ま た,協. 働 者 は 彼 らの 給 付 の 価 値 に 従 っ て 成 果 に 参 加 す べ き で あ る 。多 け れ ば,企 消 費 者 が 不 利 で あ り,少 な け れ ば,協. 益 は経済性. と な る と主 張 さ れ て き た 。 し. 家 賃 金 と 利 益 参 加 が 当 然 多 く認 め られ る 。 彼 が よ り多 く受 け 取 れ ば,彼 一部分や. 益か損失が生. つ い て の 考 え を 有 し て い た(2)。. に 対 して 「一 定 の 基 準 で あ ら わ さ れ る も の(mal3stablich)』 か し,両. 含. 借 対 照 表 は利 益 算 定 の 手 段 で あ. 借 対 照 表 と財 産 目録(lnventar)が. の 実 際 の 有 高 を 帳 簿 上 で の 有 高 に 比 べ て,こ. ま た,ニ. 全 体 像 で あ る。. 借 対 照 表 は 全 体 の 利 益 の 描 写 の コ ン トロ ー ル と して の み 有 効 で. 系 的 な 簿 記 で は,貸 ず,数. 産. 算 定 の た め の コ ン トロ ー ル の 手 段 と み な せ. あ る と い う私 の 見 解 に 矛 盾 して い る 」(1)と主 張 す る よ う に,独 た 。 そ こ に は,体. 段 を,資. 期 間 で の 体 系 的 な 簿 記(systematischeBuchhaltung)に. し い 経 営 経 済 の 文 献 で 生 み 出 さ れ た,貸. る と い う 反 対 の 見 解 は,貸. ず る と い う,会. 版 さ れ た 「経 済. れ らを 相 互 に 対 比 す る 。 … … 内 容 上 で は,貸. 体 の 利 益(Gesamtgewinn)の. る 。 こ こ で は,新. が,財. と して,出. 定 時 点 で の 企 業 に お け る 価 値 の 割 合(Wertverhaltnis)の. 借 対 照 表 は,各. ま れ て い る,全. め. と して,1925年. 的 経 営 学 』 に お い て,「 た と え ば,貸. 借 対 照 表 は,特. じ. に 第5版. 構 成 部 分 と 資 本 構 成 部 分 と して,把. 第1号. 業 家,あ. る い は,. 働 者 が 損 害 を 被 る た め,非 経 済 的 で あ る」(3)と主 張 す. 益 と経 済 性 に つ い て 彼 の 考 え が 存 在 し て お り,彼. は,た. と え ば,「 利 益. (1)Nicklisch,H.:WirtschaftlicheBetriebslehre,5.Auf1.,Stuttgart1922.5.268.;Vg1.Nicklisch, H.:WirtschaftlicheBetriebslehre,6.Auf1.,Stuttgart1925.5.271. (2)Vgl.Nicklisch,H.1922.5.272.;Nicklisch,H.1925.5.275.;Nicklisch,H.:AllgemeinekaufmannischeBetriebslehrealsPrivatwirtschaftslehredesHandels(undderIndustrie), Leipzig1912.S.214.;参. 照 。 森 哲 彦 著. 『 ド イ ツ 経 営 経 済 学 」 千 倉 書 房2003年29頁. (3)Nicklisch,H.1922.s.80.;vgl.Nicklisch,H.1925.s.83.;参 説 」 三 和 書 房1967年13頁;田 頁;岡 (4)参. 本 人 志 著. 照 。 古 林 喜 楽 著. 島 壮 幸 著. 「経 営 学 方 法 論 序. 『 ド イ ツ 経 営 学 の 成 立 』 森 山 書 店1973年121-122. 『経 営 経 済 学 の 形 成 』 森 山 書 店1977年208頁209頁. 照 。 森 哲 彦2003.29頁. 156(156).
(3) ニ ッ ク リ ッシ ュ に よ る貸 借 対 照 表 と簿 記 につ い て の 考 え 方 に つ いて の 一 考 察(牧 浦) は,状. 況 を わ き ま え た 方 法(anstandigeWeise)か,状. 経 済 性 は,常. に 状 況 を わ き ま え て お り,常. 常 に 精 神 的 な も の で あ る 。 利 益 は,経 生 ず る 。 両 者 の 関 係 は,経. 況 を わ き ま え な い 方 法 で 発 生 し,. に 人 間 ら し い も の で あ り,常. 済 性 に 矛 盾 しな い 時 に は,状. 済 性 で は な くて,利. 況 を わ き まえ た 方 法 で. 益 の 判 定 の た め の 確 実 な 基 礎 と して 証 明 さ. れ る 。 こ の た め,『 利 益 の 基 準 性(Maf3stablichkeit)』 の で,私. に 科 学 的 で あ り,. は,い. ず れ にせ よ幻 滅 を 感 じる も. が 語 り た け れ ば,『 経 済 性 の 基 準 性 』 を そ の 代 わ り に 設 定 で き る 。 こ れ は,経. 営. 経 済 上 で の 生 産 プ ロ セ ス に よ る 成 果 の 配 分 が 経 済 的 で あ る こ と を 意 味 す る 」(5)と主 張 す る 。 本 稿 で は,ニ. ッ ク リ ッ シ ュ の 貸 借 対 照 表 観 と 会 計 制 度 に つ い て,1921年. に 公 表 さ れ た,. 論 文 「ダ イ ナ ミ ッ ク」(Nicklisch,H.:Dynamik,in.ZfHH.1921.)と,論 lisch,H.:Buchhaltung,in.ZfHH.1921.)を. 文 「簿 記 」(Nick-. ほ ぼ 全 訳 しな が ら,検. れ ら論 文 が,「 経 済 的 経 営 学 』 に お い て,ど. 討 す る 。 そ の 際,こ. の よ うに 活 用 され て い る の か に つ い て も明 ら. か に した い。. 1ダ. (1)動. イ ナ ミ ッ ク. 的 貸 借 対 照 表 論 に対 す る批 判. わ れ わ れ は,目. 下(jetzt),〈. namischeBilanzlehre)」. 【筆 者 補 足 】1919年. に 公 開 さ れ た 〉 「動 的 貸 借 対 照 表 論(Dy-. を 有 す る(6)(7>。 そ こ で は,貸. 借 対 照 表 に お い て 経 営 活 動 の 力 が,. そ の 数 値 で,表. わ さ れ る た め,な. る ほ ど 「ダ イ ナ ミ ッ ク(dynamik)」. し,そ. 営 活 動 の 力 は,そ. こ で 表 わ さ れ る,数. の 際,経. て い る 。 経 営 活 動 の 力,自 そ こ で は,人. 体 は,関. 係 す る,経. が こ の よ う な 力 を 研 究 す る 時,基. 値 それ 自体 で はな い こ とが 見 逃 され. 営 の 結 果(Betriebswirkung)に 本 的 に は,貸. (5)Nicklisch,H.1922.s.81.;vgl.Nicklisch,H.1925.s.84.;参 人 志1977.209頁;中. 村 常 次 郎 著. と い わ れ る(8)。しか. 現 わ れ る。. 借 対 照 表 の 濁 っ た 泉 か ら くみ. 照 。. 田 島 壮 幸1973.122頁;岡. (6)Vgl.Schmalenbach,E.:DynamischeBilanz,4.Aufl.,Leipzig1926.Vorwort.;参 政 蔵 訳. 「動 的 貸 借 対 照 表 論(第7版. 本. 「 ド イ ツ 経 営 経 済 学 』 東 京 大 学 出 版 会1983年212頁. 訳)』. 照 。 土 岐. 森 山 書 店1950年. 第4版. の 序 文 か ら1頁;Sch6npflug,. F.:DasMethodenprobleminderEinzelwirtschaftslehre,Stuttgart1933.;Betriebswirtschaftslehre,2.AufL,Stuttgart1954.S.259u.S.268,;参. 照 。 大 橋 昭 一. ・奥 田 幸 助 訳. 『経 営 経 済 学 』 有 斐. 閣1970年230頁237頁;Potthoff,E.u.Sieben,G.:DaswissenschaftlicheWerk Schmalenbachs.in.Cordls,W.,Kruk,M.u.Sieben,G.:EugenSchmalenbachDerMann SeinWerkDieWirkung,Stuttgart1984.5.303. (7)シ. ェ ー ン プ ル ク に よ れ ば,「1919年. senschaftlicheForschung)で 作 で は な. く て,長. 究 精 神 に 感 謝. に 初 あ て,雑 公 開 さ れ た,見. 年 の 格 闘 の 成 果,シ. し な け れ ば な ら な い,最. 参 照 。 大 橋 昭 一. 誌. 「商 学 研 究 」(ZeitschriftfurHandelswis-. 解 で は,『. 動 的 貸 借 対 照 表 』 は,決. ュ マ ー レ ン バ ッ ハ の 見 解 の 核 心 で あ り,わ. し て 臨 時 の 著 れ わ れ が こ の 研. も 成 果 の あ る 産 物 で あ る 」(Sch6npflug,F.1933.S.268.;. ・ 奥 田 幸 助 訳1970。237頁)。. (8)Vg1.Potthoff,E.u.Sieben,G.1984.5.305.. 157(157).
(4) 第60巻. 第1号. 出 す こ と で 始 め な い こ と を わ れ わ れ は 思 い 起 こ す 。 む し ろ,経 と 観 察 が,そ. れ 自 体,集. 約 さ れ,経. 営 の 目 的,あ. る い は,科. れ る 。 貸 借 対 照 表 の 作 成(Aufstellung)で,そ に,こ. 営 で の 労 働 期 間 中で の 経 験. 学 的 な 目 的 の た め に,使. の 内 容 の 判 読(Lesen)と. の よ う な 知 識 は そ の 表 現 を 見 付 け る か も し れ な い 。 ま た,経. 計 算(Berechnung)で. 用 さ. 批 判 で と 同様. 営 の 利 益 と経 済 性 の. も 〈【筆 者 補 足 】 こ の よ う な 知 識 は そ の 表 現 を 見 付 け る か も しれ な. い 〉(9)。 「動 的 貸 借 対 照 表 論 」 は,そ に,経. の 名 前 に お い て,経. 営 よ り貸 借 対 照 表 を 優 先 す る と い う,特. な 様 式 で,ま して,経. 営,力. の そ の 余 地(Spiel),そ. に 最 高 に,特. た,貸. て,理. 解 しよ. 借 対 照 表 が 作 成 さ れ る 。 しか し,貸. い 。 こ の た め,私 の 後,1回. して,現. が ダ イ ナ ミ ッ ク と語 る 時,常. 借 実. に初 め. 「貸 借 対 照 表 」 を 考 え る 。 こ こ で,私. は. 践 と 調 査 に 対 す る 貸 借 対 照 表 の 意 義 を 決 して 過 小 評 価 して い. り良 い 資 料 が な い 所 で,私. 基 づ い て 基 礎 付 け た,私. た,見. 宜 に 常 に 繰 り返. 定 期 間 で の 経 営 活 動 の 像 が 獲 得 さ れ る こ と は,決. 「活 動 と経 営 」 と語 り,そ. な い 。 こ こ で は,よ. 解 す る,ま. の よう. 面 に 出 して い る(ll)。. で は 全 く(Wirklichkeitselber)な. 誤 解 さ れ た くな い 。 私 は,実. な りの 特 殊 性 を,適. の 活 動 を 見 て,理. 整 備 さ れ た 経 営 活 動 が 存 在 す る 所 で は,ま 対 照 表 か ら,常. わ り. 殊 性 を 有 す る(1① 。 貸 借 対 照 表 は,こ. だ 完 全 に 確 定 さ れ て い る の で は な い,か. う と す る こ と を 妨 げ る 点 で,前. に,100回. 営 に 填 め 込 む(hineinstellen)代. が経営の関係の研究を貸借対照表の数値 に. の 『一 般 商 事 経 営 学 』 を 指 摘 す る こ と で 充 分 で あ る⑫(③ 。. しか し,「 動 的 貸 借 対 照 表 論 」 は,経 名 前 の 中 に あ る も の で あ る 。 な ぜ,理. 営 を 貸 借 対 照 表 の 背 後 に 抑 圧 す る 。 こ れ は,既. に. 性 的 な 「貸 借 対 照 表 論 」(vernUnftigeBilanzlehre). は,「 動 的 貸 借 対 照 表 論 」 と 同 じ よ う に,良. く な い の か ω。. (9)Vgl.Nicklisch,H.(1921a):Dynamik,in.ZfHH.1921.S。241左. ωVgl.Schonpflug,F.1933.S.269.;参. 照 。 大 橋 昭 一 ・奥 田 幸 助 訳1970.238頁. qDVglNicklisch,H.1921a.S.241左. ⑰Vgl.Nicklisch,H.1921a.S.241左 ⑬. 一S.241右.. こ こ で は,代 表 的 な 事 例 と し て,ニ ッ ク リ ッ シ ュ が,収 益 性 を あ ら わ す,比 率値の判定のため に,自 己 資 本 と,純 利 益 の 総 資 本 に 対 す る 倍 率 を 一 定 に し て,他 人 資 本 を 増 加 さ せ た 時,自 己資 本 純 利 益 率 と 総 資 本 純 利 益 率 の 変 化 を 検 討 し て,自 己 資 本 純 利 益 率 は 良 くな る が,実 際の収益性 を あ ら わ す 総 資 本 純 利 益 率 が 少 し しか 良 好 に 展 開 し て お ら な い こ と を 示 す た め の 数 例 を 作 成 し た こ と と(Vg1.Nicklisch,H.1925.S,224-226.;Nicklisch,H.1912.S.178-183.;Nicklisch,H.:Die GrundsatzefurdieFeststellungandBeurteilungderRentabilitatandfinanziellenSicherheit privatwirtschaftlicherUnternehmungen,angewandtaufunsereGrol3banken,in.ZfHH. 1911.S.4左.),ま た,数 例 を 設 定 し て,自 己 資 本 が 大 き い 程,企 い う 考 え は 正 し く な い と い う 立 場 か ら,「 商 法 典 が,株 例 す る よ う に 規 定 し て い る 時 に は,経. 業 の リ ス ク は よ り 大 き くな る と. 式 会 社 で 法 定 準 備 金 の金 額 を基 本 金 に比. 済 上 の 事 実 を 正 当 に評 価 して お らな い 。 この よ うな 規 定 が. 経 済 上 の 意 義 を 有 す る 時 に は,法 定 準 備 金 は 総 資 本 に 比 例 し て 規 定 さ れ る べ き で あ る 」(Nicklisch, H.1925.s.263.;vgl.Nicklisch,H.1912.s.208.)と 主 張 す る こ と を わ れ わ れ は あ げ て お く。 ωVgl.Nicklisch,H。1921a.S.241右 1950.第4版 の 序 文 か ら1頁. 。;Schmalenbach,E。1926.Vorwort.;参. 158(158). 照。 土 岐政蔵 訳.
(5) ニ ッ ク リ ッシ ュ に よ る貸 借 対 照 表 と簿 記 につ い て の 考 え 方 に つ いて の 一 考 察(牧 浦). 今 や,理. 論 自体. (2)問. 題. 〈【筆 者 補 足 】 が,問. 題 に な る 。〉⑮. シ ュ マ ー レ ンバ ッハ(Schmalenbach,E.)は,問 ち,「 わ れ わ れ が,こ. 題 を 次 の よ う に特 徴 付 けた 。 す な わ. の 論 文(Abhandlung)で,経. 済 上 の 経 営 内で の ダ イ ナ ミ ックな 過. 程 を 計 算 上 で 理 解 す る た め に,商. 事 貸 借 対 照 表(kaufmannischeBilanz)が. 手 段 と して. 用 い られ る様 子 に つ い て 語 る 時,貸. 借 対 照 表 を 利 益 計 算(MittelzurGewinnberechnung). の た め の 手 段 と み な す こ と が 問 題 に な る 」⑯ と。 貸 借 対 照 表 が こ の よ う な 手 段 で あ る べ き, 態 度 と 様 式(ArtundWeise)に. つ い て,彼. 今 日 行 わ れ,翌. 日,あ. 々 日,あ. (Aufwand)に. な る,支. て 支 出 に な る,必. る い は,翌. 出(Ausgabe)が. あ り,こ. る い は,よ. り長 い 後 続 期 間 で,初. 書 き 留 め られ る べ き で あ る 。 同 様 に,後. 益 は,必. こ で は,企. 礎 付 け で,彼. 要 経 費 を 上 回 る,経. 済 上 の 経 営 の 給 付 の 超 過(LJberschuf3)で. 業 の 給 付 と して 研 究 さ れ る 。 ま た,こ あ る 。 と い う の は,経. 者 補 足 】 貸 方 の 成 果(Erfolg)〉. に 関 し て 実 行 す る よ り,材. 要 経 費(Aufwand)〉. の よ う な 給 付 と して,利 済 上 の 経 営 に 対 して,給 料 と力. に 関 して よ り多 くを 費 消 しな い よ う に,全. 付 〈【筆. 体 が 割 当 られ るか らで あ. ら ゆ る 経 済 活 動 が 超 過 を 伴 っ て 行 わ れ る よ う に,維. で あ る 。 こ の 意 味 で,わ. れ わ れ は 利 益 に つ い て 語 る 」⑱ と⑲。. こ の よ う な 利 益 は,シ. 益 は全. 〈【筆 者 補 足 】 借 方 の 必. る 。 経 済 上 の 企 業 は,あ. 持 され るべ き. ュ マ ー レ ンバ ッハ に よ れ ば,「 企 業 の 経 済 性(Wirtschaftlichkeit)」. の 象 徴(Ausdruck)で. あ る ⑳。 「利 益 概 念 は,所. 済 上 の 繁 栄(Gedeihlichkeit)の. て 利 益 を 支 援 して 獲 得 さ せ る,あ う 」⑳。 こ の よ う な 基 準 性 は,原 gleichbarkeit)の. に初 め. は 他 の こ と に つ い て 語 る 。 す な わ ち,「 こ. 体 の 利 害 の 現 れ(Erscheinung)で. 念 は,経. めて 必 要 経 費. 要 経 費 の 記 録 は 必 要 で あ る 。 結 合 し た つ な が り(verknupfendeBand). が 貸 借 対 照 表 で あ る 」⑰。 ま た,基 こ で 語 られ る,利. は 次 の よ う に 語 る 。 す な わ ち,「 た と え ば,. 与,自. 明 と み な さ れ え な い 。 む し ろ,概. 最 大 可 能 な 基 準 性(Mal3stablichkeit)を. ら ゆ る 制 限(Einengung)と. 著 者(Urheber)に,「. ⑮VglNicklisch,H.1921a.S.241右. (6)Schmalenbach,E.:GrundlagendynamischerBilanzlehre,in.ZfhF.13.Jahrgang,1919. S.3u.Vg1.S.4. (7)Schmalenbach,E.1919.S.22. (18)Schmalenbach,E.1919.5.3-4. ⑲VglNicklisch,H.1921a.S.241右. 一S.242左.. (0)Vg1.Schmalenbach,E.1919.S.3u.5.4. (1)Schmalenbach,E.1919.5.6.. 159(159). 拡 張(Erweiterung)に. 常 に,利. 観 点 が 支 配 的 な 観 点 で あ る 」 時 に は,こ. 与え 従. 益 計 算 の 比 較 可 能 性(Ver-. の よ うな 考 え を 特 に与 え た よ う.
(6) 第60巻 に 思 わ れ る ⑳。 正 当 性(Richtigkeit)の. 第1号. 「観 点 」 は,明. らか に,こ. れ 〈【筆 者 補 足 】 こ の. 利 益 計 算 の 比 較 可 能 性 の 観 点 〉 に 従 属 さ せ られ て い る 。 「必 要 経 費(Aufwand)は,正 な 利 益,す. な わ ち,経 済 性 の 基 準(MaBstab)と. し て 役 立 ち う る,利 益 を 計 算 す る た め に,. 必 要 経 費 で あ る べ き も の で あ る 」㈱。 こ の 文 章 で は,も る 。 しか し,正. 当 な 利 益 は,正. と こ ろ で(nun),明. 当 と 呼 ば れ ず に,比. ち ろ ん,正 較可能. 当 性 につ いて 語 られ て い. 〈【筆 者 補 足 】 と 呼 ば れ る 〉⑳。. ら か に,「 比 較 可 能 性 」,あ る い は,「 基 準 性(Mal3stablichkeit)」. 正 当 性 は 完 全 に 異 な る も の で あ る 。 あ る も の 〈【筆 者 補 足 】 つ ま り,正 非 常 に 関 係 し,他. の もの. 形 式,つ. 見(Auf3eres)と. ま り,外. 事 態(Sache)の. と,. 当 性 〉 は,内. 容 に. 〈【筆 者 補 足 】 つ ま り,「 比 較 可 能 性 」,あ る い は,「 基 準 性 」〉 は,. 判 定 に と り,形. 上 辺 の も の(Aul3erliches)に 式,外. 見(Auf3eres)と. よ り本 質 的 で あ る と 主 張 す る 人 間 が い る 。 しか し,わ つ ま り,シ. 当. ュ マ ー レ ン バ ッハ 〉 は,こ. 非 常 に 関 係 す る。 内 容 は,. 上 辺 の も の(Aul3erliches)よ れ わ れ の 著 者(Autor)〈. の 点 で は(dabei),基. 本 的 に は,正. り,. 【筆 者 補 足 】 当 性 よ り,「 比. 較 可 能 性 」,あ る い は,「 基 準 性 」 を 上 位 に 置 い た ま ま で あ る ㈱。 彼 が,こ. の 問 題 の 解 決 の た め に 展 開 す る,理. 論 は,よ. り正 確 に は,企. 業での. 「利 益 の 基. 準 性 」 に つ い て の 理 論(DieLehrevonder"Mal3stablichkeitdesGewinns")と る 。 し か し,原 彼 が,こ れ. 著 者(Urheber)に. れ に よ り,算. は,貸. 定 され る利 益 の. 呼 ばれ. 借 対 照 表 が 利 益 計 算 の た あ の 手 段 と 思 わ れ ⑳,. 「基 準 性 」 が 確 保 さ れ え る こ と を 期 待 す る た め,こ. 〈【筆 者 補 足 】 つ ま り,「 利 益 の 基 準 性 」 に つ い て の 理 論 〉 を,「 動 的 貸 借 対 照 表 論 」 と. 呼 ぶ ⑳㈱。 彼 の 基 準 性 に よ り,利 で あ る 。 人 は,こ 長 年,係. 益 を,わ. れ わ れ は,目. の 奇 妙 な(wunderlich)数. わ っ て き た 。 利 益 は,貸. 下(jetzt),幾 値 に,そ. 借 対 照 表 の 作 成 者,あ. よ う な も の と して,「 作 成 さ れ た(gemacht)」 私 が 主 張 した者. つ ま り,そ. 分 よ り詳 細 に 取 り扱 う べ き. の 本 質 を 明 らか に 根 拠 付 け る た め, る い は,利. の で は な くて,む. の 指 導 者(Fuhrer)は. 益 計 算 者 に よ り,こ し ろ,企. 業 家,あ. の. るいは. 企 業 家 で あ る が,「 企 業 」 と い. (22JVg1.Schmalenbach,E.1919.5.10. (3)Schmalenbach,E.1919.5.32. (2,4)Vg1.Potthoff,E.u.Sieben,G.1984.5.313. ㈲VglNicklisch,H.1921a.S.242左. (6)VglSch6npflug,F.1933.S.272.;参. 照 。 大 橋 昭 一 ・奥 田 幸 助 訳1970.240頁. ⑳VglNicklisch,H.1921a.S.242左. (8)こ. の 点,シ. ュ マ ー レ ン バ ッ ハ に と り,「 経 済 性 の 象 徴(Ausdruck)と. 必 要 経 費 の 差 額 で あ り,常 補 足 】 真 実 性 の 原 則,正 保 守 主 義 の 原 則,安. に,著. 書 で 広 範 に 示 さ れ た,原. 規 簿 記 の 原 則,明. 全 性 の 原 則,継. 瞭 性 の 原 則,単. 則 と規 則(比. 160(160). 較可能 性の原則. 果 と 〈【筆 者. 一 性 の 原 則 に 基 づ い た 作 成 〉,計. 続 性 の 原 則(GrundsatzderiJberliefung)な. 算 定 さ れ る(VgLPotthoff,E.u.Sieben,G.1984.S,309-310.)。. し て の 利 益 」 は,成. 算の. ど に 従 っ て,.
(7) ニ ッ ク リ ッシ ュ に よ る貸 借 対 照 表 と簿 記 につ い て の 考 え 方 に つ いて の 一 考 察(牧 浦). う 共 同 体 に よ り,〈 【筆 者 補 足 】 こ の よ う な も の と して,「 作 成 さ れ た 」〉。 常 に,利 業 内 で 共 同 して 給 付 さ れ る労 働 の 業 績(Ergebnis)に stab)を. 有 す る た め,こ. 属 す る。 利 益 計 算 者 は,基. の 利 益 を 計 算 で き る 。 しか し,こ. べ き で あ る の か 。 「経 済 性 」 と,シ れ る労 働 の 経 済 性 が. 益 は,企 準(MaB一. の 基 準 に よ り,何. が 評 価 され る. る 。 しか し,共. 同 して 給 付 さ. ュ マ ー レ ンバ ッハ は,語. シ ュ マ ー レ ン バ ッハ に よ れ ば,. 利 益 に表 わ され る。彼 が 経 済. 性 を評 価 しよ う とす れ ば,彼 は利 益 を 評 価 す べ きで あ る。 何 に よ って 。 今 や ま さ に利 益 に よ っ て で. あ る(29)(30)31)。. こ こで,私. に は 思 え る が,「 動 的 貸 借 対 照 論 」 の 本 当 の 意 味 が 明 らか に な る。 あ る事. 業 年 度 の 個 別 の 利 益(individuellerGewinn)が に よ り評 価 さ れ る 。 こ の た め,利 warts)と. 他 の 〈【筆 者 補 足 】 年 度 の 個 別 の 利 益 〉. 益 は,上. 昇 し た(aufwarts),あ. る い は,下. 降 し た(ab一. 語 れ る。 こ の た め,「 基 準 性 」,「比 較 可 能 性 」 と い う 要 求 が あ る。 今 ま で,ま. た,. 既 に この よ う に 〈【筆 者 補 足 】 行 わ れ て き た〉。 時 々,複 数 の 事 業 年 度 に よ り算 定 され る平 均 利 益 に よ り 〈【筆 者 補 足 】 行 わ れ て き た 〉。 そ の 際,正 ンバ ッハ は,彼. の. 確 に 計 算 す る 方 法 を,シ. 「動 的 貸 借 対 照 表 論 」 で 示 し た(lehren)。. ュマ ー レ. 「肯 定 的 な 力 と 否 定 的 な 力 が. 全 体 の 結 果 で 適 宜 に明 らか にな る時,成 果 は う ま く計 算 され る。 力 の 関 係 が 既 に下 降 の 傾 (29)Vgl.Nicklisch,H.1921a.S.242左 (3① こ の 点,利. 一S。242右.. 益 と 経 済 性 に 関 し て,ニ. ッ ク リ ッ シ ュ は,「. 労 働 の 経 済 性 に つ い て は,企. 業家の収. 益 性 の 数 値 で も,企 業 の 収 益 性 の 数 値 で も,ほ ぼ 確 実 な こ と は 叙 述 で き な い 。 ま た,こ れ ら数 値 の 基 礎 に あ る,利 益 で も 全 くで き な い 。 こ れ ら は 異 な る 根 拠 か ら 生 ず る た め,比 較不可能な規模 が 問 題 に な る 。 つ ま り,経 ら 生 ず る 。 そ の 上,利. 済 性 は 労 働 過 程 か ら,利. 益 は 労 働 の 業 績(Ergebnis)の. 益 額 か ら 労 働 の 経 済 性 の 程 度 が 推 論 さ れ る こ と を,労. 場 価 格 の 変 動 は 阻 害 す る 。 こ の た め,損. 益 計 算 と は 異 な り,経. 済 性 の 展 開 は,特. 確 定 さ れ な け れ ば な ら な い 。 事 業 統 計 と 事 業 コ ン ト ロ ー ル,つ ま り,数 の 統 計 上 で の 把 握 と,製 造 さ れ る 財 で の 変 化 す る 品 質 の 程 度 の 記 録,個 tenbetrag)の. 別 に 考 察 さ れ,. 量 に よ る経 営 内 で の 給 付 々 の 給 付 の 原 価 額(Kos-. 集 計 な ど が こ れ に つ い て は 多 く の 支 援 手 段 を 提 供 す る 」(Nicklisch,H。1922.S.2.;. vglNicklisch,H.1925.s,2.;参 池 内信 行 著. 分配の過程か. 働 の 業 績 に対 す る市. 照。増地庸治郎著. 『経 営 経 済 学 序 論 』 同 文 舘1926年189頁;. 『経 営 経 済 学 の 本 質 』 同 文 舘1929年9-10頁;大. 史 」 中 央 経 済 社1966年222頁;市 べ る 。 そ し て,経 済 性 に つ い て,欲 量 を 比 べ て,「. 橋 昭一 著. 「ドイ ツ 経 営 共 同 体 論. 原 季 一・ 著 『ニ ッ ク リ ッ シ ュ 』 同 文 舘1982年80頁)と 述 求 の 充 足 の た め の 材 料 の 準 備 と,目 指 す 状 態 に 移 転 さ れ た 数. こ の よ う な 数 量 割 合 で,経. 済 性 の 程 度 が あ ら わ さ れ,ど. の程 度 で人 間 が 経 済 上 の. 法 則(das6konomischeGesetz)を 有 効 に して い る の か が 示 さ れ る 」(Nicklisch,H.1922.5.11.; Vg1.Nicklisch,H.1925.5.11.;NicklischH.(1922b):DerWegaufwarts!Organisation,Versuch einerGrundlegung,2,Aufl.,Stuttgart1922.S,94-101.;参. 照。 鈴木辰 治訳. 『組 織. 向上 への. 道 」 未 来 社1975年145-155頁;田 島 壮 幸1973.118頁)と 主 張 す る 。 他 方,利 益 に 関 して,ニ ッ ク リ ッ シ ュ は,「 商 業 か ら 利 益 の 概 念 を 除 外 す る 必 要 性 は 認 め ら れ な い 。 こ れ に 反 し て,私 には 思 わ れ る が,こ れ を 堅 持 す る 不 可 欠 な 根 拠 が 存 在 す る 。 わ れ わ れ の 中 心 問 題,収 益性のそれ で は,利 益 な しに,や り く りで き な い 。経 済1生 の 概 念 の み で は,収 益 性 は 説 明 で き な い 」(Nicklisch, H.1912.S.40.;Vgl.Sch6npflug,F.1933.S.169.;参. 照 。 大 橋 昭 一 ・奥 田 幸 助 訳1970.152頁)と. 主 張 す る。 ⑳. こ の 点,シ ェ ー ン プ ル ー ク に よ れ ば,「 人 は,ニ ッ ク リ ッ シ ュ と 共 に,経 営 の経 済性 は 利 益 と は 独 立 した 数 値 で あ る と い え る 。 利 益 が 存 在 す る 前 に,経 済 性 は 存 在 し な け れ ば な ら ず,経 済性 に は 獲 得 さ れ る 利 益 の 金 額 に 関 す る 基 準(Ma13)は の 時 の 状 況(Lage)の (Sch6npflug,F.1933.S.282.;参. み が 反 映 さ れ る が,価. 認 め られ な い。 利 益 に は市 場 で の経 営 の そ 値 の 創 造 の 経 済 性 は反 映 で き な い か らで あ る」. 照 。 大 橋 昭 一 ・奥 田 幸 助 訳1970.249頁)。. 161(161).
(8) 第60巻 向 で 失 わ れ て い る に も係 わ らず,そ れ る と,成. 第1号. の 数 値 が 繰 り延 べ(Aufschub)の. 果 は 誤 っ て 計 算 さ れ る 。 ま た,逆. も あ る 」働。 私 は,私. よ う に見 せ か け ら の 『一 般 商 事 経 営 学 』 で,. こ の 事 情 を 「全 体 と して の 企 業 の 収 益 性 」 の 表 題 の 後 で 詳 細 に 取 り扱 い,こ 体 的 に 示 し た ㈱。 そ の 際,収. 益 性 を 計 算 す る た め に は,全. しな い こ と を 強 調 し た が,し. か し,(自. 足 】 割 合 で 知 る べ き で あ る 〉。 こ の 場 合,こ あ る い は,下. 資 本 と売 上 高 に対 す る割 合. は 繰 り返 し た が,売. 降 し た 」 と わ れ わ れ に 語 る 。 ま さ に,し. か し,い. ず れ に せ よ(sooderso). 済 性 と 語 る 。 と い う の は,利. 益がその ように. 者 の 経 済 性 は 後 者 の 利 益 と 共 に 動 くか らで あ る 獺 。. しか し,こ. の よ う な 事 情 を わ れ わ れ の 科 学 は 最 終 的 に は 越 え る べ き で あ り,真. ち に よ り真 剣 に 取 り組 ま れ る な ら ば,こ 則(okonomischesGesetz)の. 妥 当 性(Geltung)を. 済 的 に 働 か れ て い る が,見. 示 唆 す るG⑤。 しか し,利. 帳 さ れ る こ と が 私 に は 考 え られ る 。 競 争 が 厳 し く な く て,手. た,記. れ. 可 能 で あ る ⑳。 経 済 性 は,ま. さ に,利. 私 的 な 経 営 内 と 同 様 に,社. 元 在 庫(Vorrat)と. 業 年 度 だ け で は な くて,む. 需要の関. し ろ,よ. り長 期 に 亙 っ て,. 益 と は 幾 分 異 な る 。 経 済 性 は 総 て の 経 済 制 度 内 で,. が,人. 間 で は あ る が,に. 済 活 動 者(Wirtschaften)は. も,存. 在 す べ きで. よ る 未 来 の 国 で も,た. 益 を 獲 得 す る こ と を 考 え る 者 が も は や 存 在 しな い 時 で さ え,経 経 済 性 な し に は,経. た,記. か け上 の利 益 が 形 成 さ. 会 的 な 経 営 と 純 粋 な 国 営(Staatsbetrieb)で. あ る 。 全 く異 な る 種 類 の 人 間,だ. の. 常 に非 経. 形 成 さ れ,ま. 〈【筆 者 補 足 】 非 経 済 的 に 働 くが,見. 帳 さ れ る こ と〉 は,1事. 益 は,こ. 務 所 で も,非. か け 上 の 利 益(ansehnlicherGewinn)が. 係 が 良 好 で あ る 時 に は,こ. 剣な人た. の よ う な 事 情 は 越 え られ る 。 経 済 性 は 経 済 上 の 法. 経 済 上 の 法 則 を 全 く暗 示 す る よ う に は 機 能 しな い 。 作 業 場 で も,事. れ,ま. 上 高 と の 〈【筆 者 補. の よ う な 比 率 値 の 全 体 は,「 収 益 性 が 上 昇 し た,. 何 が そ う な の か 。 シ ュ マ ー レ ン バ ッハ は,経 動 け ば,前. く 「動 的 貸 借 対 照 論 」 を 必 要 と. 己 資 本 で は な く て,)総. で 企 業 の 利 益 の 展 開 は 知 る べ き で あ る 。 ま た,私. れ らを 例 で 具. と え,利. 済 性 な しで は 済 ま せ な い 。. 存 在 しな い 。 し か し,利. 益 の な い経 済 活. (32)Schmalenbach,E.1919.5.10. ㈱vgl.Nicklisch,H.1912。s.177-193。;Nicklisch,H.1911。s.1左. 一s.4左.. ⑳Vgl.Schmalenbach,E.1919.5.10u.S.98. ㈲Vgl.Nicklisch,H.1921a.S.242右 (36)ニ ッ ク リ ッ シ ュ は,経 き る 。 こ の た め に は,常 量,成. 果 数 量 に 対 す る 費 消 数 量 の 各 割 合 が,基. 要 で あ る が,こ H.1925.S.293.)と ⑳. 。 済 性 に つ い て,「 経 営 で の 経 済 性 の 程 度 は 数 量 計 算 に よ っ て の み 確 定 で に,獲 得 さ れ た 数 量 に 対 す る 投 入 さ れ た 数 量,最 終 数 量 に対 す る開 始 数. た と え ば,不. 本 的 に は 重 要 で あ る 。 … … そ の 他,品. 質検査が必. れ は 完 全 に 簿 記 の 領 域 外 に あ る 」(Nicklisch,H.1922.s.290.;vgl.Nicklisch, 述 べ る。 良 率 が99%で. 利 益,つ ま り,シ な い 状 況 で も,不. あ っ て も,必. 要 経 費 を 上 回 る 価 格 で,1%の. 完 成 品 を 販 売 で き れ ば,. ュ マ ー レ ン バ ッ ハ の 「超 過 」 を あ げ て い る と い え る 。 し か し,利 良 率 が 改 善 さ れ れ ば,経 済 性 は 向 上 して い る と考 え られ る。. 162(162). 益が獲得で き.
(9) ニ ッ ク リ ッシ ュ に よ る貸 借 対 照 表 と簿 記 につ い て の 考 え 方 に つ いて の 一 考 察(牧 浦). 動 者 は 考 え られ る ㈱。 私 は,割 (erwirtschaften),甜. り当 て られ た 甜 菜 糖 を 加 工 し,上. 菜 糖 の 代 価 を 支 払 っ て き た,砂. 糖 工 場 を思 い 出す 。 そ の 貸 借 対 照 表. で は 利 益 は 全 く見 られ な い 。 消 費 者(Konsument)が,特 を 自 ら生 産 し,そ る た め に,力. の 後,こ. を 合 わ て い た こ と を,私. 益 な し に,同. 工 場 か ら引 き取. は 思 い 出 す 。 専 ら 国 家 の 需 要 の た め に 働 く,国 営 で, 連 の カル テル 経 営 を 私 は指 摘 で き る。 これ ら経 営. 僚 の シ ュ マ ー レ ン バ ッハ の. を 維 持 し よ う と す る 時 に は,経 て,労. 定 の 商 品 に関 す る 自 らの 需 要. の 商 品 を 製 造 原 価 価 値(Selbstkostenwert)で. わ れ わ れ は 同 じ ケ ー ス を 得 る 。 ま た,一 は,利. 手 な 経 済 上 の 経 営 を して. 「超 過 」 な し に,存. 在 す る が,だ. 済 性 の 原 則(GrundsatzderWirtschaftlichkeit)に. ら 従 っ. 働 す べ き で あ る(39)。. 何 が わ れ わ れ の 関 連 で は 本 来 の 利 益 で あ る の か 。 シ ュ マ ー レ ン バ ッハ は,あ 次 の よ う に 語 っ た 。 す な わ ち,「 損 失 は,利 あ る 」ω と。 こ れ か ら,実 ち,利. が,自. 際 に は,こ. 益 の ネ ガ テ ィ ブ へ の 転 換(Umschlagend)で. の 逆 転(Umkehrung)を. す る必 要 が あ る。 す な わ. 益 は 損 失 の ポ ジ テ ィ ブ な 転 換 で あ る 。 こ こ か ら命 題(Satz)は. わ ち,マ. イ ナ ス は,マ. る 箇 所 で,. イ ナ ス を 掛 け る こ と に よ り,プ. 離 れ て いな い。 す な. ラ ス に 転 化 さ れ る(umschlagen)。. こ の 命 題 が 経 営 経 済 上 の 給 付 に 属 す る こ と を 私 は 疑 問 に 思 う 。 私 は 「基 準 性 」 に 再 び 戻 り た くな い 。 こ れ は 既 に 説 明 さ れ て い る 。 今 や,上 に つ い て 語 られ る,意. で 既 に 引 用 し た,企. 見 に 差 し戻 る 。 と い う の は,シ. 益 は 必 要 経 費(Aufwand)と. 業 の 給 付 と して 利 益. ュ マ ー レ ンバ ッハ が,他. 給 付 の 業 績(Ergebnis)で. あ り,利. 益 は,そ. の 所 で,「 利 れ 自 体,給. 付. で は な い 」ω な ど と語 っ た こ と を 更 に 確 認 さ れ る べ き で あ る か ら で あ る 囎 。 わ れ わ れ は,利. 益 を,一. 度,「 動 的 貸 借 対 照 表 論 者 」 の 洞 察(Auge)と. 評 価 して み る(ansehen)。 る 。 利 益 は,上 (Geldwert)か に,残. ㈱. そ こ で は,わ. 辺 で 捉 え れ ば,あ ら,こ. た と え ば,水. み な さ れ る 額 の 総 額 を 控 除 した 時. 額 に等 しい 。 同様 に追 加 され る,こ の よ う な記 載(Angabe). 道 ・下 水 事 業 は,利. 民 の 負 担(利. 益 に お いて 最 も複 雑 な 数 値 を 認 識 す. る 事 業 期 間 中 で の 企 業 の 「給 付 」 の 貨 幣 価 値. の 「給 付 」 の 原 価(Kosten)と. され る(Ubrigbleiben),金. り,国. れ わ れ は,利. は異 な る洞 察 で. 益 の 有 無 に か か わ ら ず,維. 用 料 金 や 税 金 に よ る 補 填)を. 持 され な けれ ば な らな い もの で あ. で き る 限 り 削 減 す る た め に は,技. 術 改 善 に よ り,. 経 済 性 を 向 上 させ る必 要 性 が あ る。 (39)VglNicklisch,H.1921a.S.242右. 一S.243左.. (40)Schmalenbach,E.1919.5.26u.Vg1.S.98. ωSchmalenbach,E.1919.S.21. (42)Vgl.Nicklisch,H.1921a.S.243左. ㈱. シ ュマ ー レ ンバ ッハ は 必 要 経 費(Aufwand)と. 「利 益 に つ い て 考 察 す る と,こ 成 果(Ertrag)に. 要 経 費 を 控 除 す る こ と に よ り,利. の よ う な 考 察 は,2つ. の 部 分,つ. つ い て 取 り 扱 う 。 こ れ ら 両 部 分 に よ り,成. 益 は 生 ず る 」(Schmalenbach,E.1919.S.21,)と. 163(163). ま り, 果 か ら必. 主 張 す る。.
(10) 第60巻 は,給. 第1号. 付 の 一 部 分 に 対 して の み 価 値 が 確 定 さ れ る た め,正. 売 却 さ れ,こ. れ と 引 き 替 え に,計. 給 付(財)の. 他 の 部 分 は,ま. 算 に 対 して 信 頼 で き る 基 礎 を 形 成 す る,対 価 が 流 入 す る 。. だ 売 却 さ れ ず,ま. だ 在 庫 され て い る。 そ の 価 値 が わ れ わ れ の. 目 的 の た め に 初 め て 算 定 さ れ る べ き で あ る 。 更 に,次 わ ち,「 原 価 と み な さ れ る 金 額 の 総 額 」,つ ま り,実 れ な い 。 そ こ で は,自 さ れ な い 。 ま た,企. 己 資 本 に 対 す る 利 子 が,ほ. 企 業 の 存 在 を 確 保 す る た め に,獲. 差 額 と して 生 ず る,利. ま た 今 日 で も な お,企. 常,計. 益 額 は,こ. 失 の 打 撃 を 惹 き 起 こ す,節. 然,給. 給 付 の 良 い 質 は,最. 低 で も,よ. 私 は,次 は,突. の よ う に,答. た こ こ で も,利. 々,個. の企. の 企 業 に 比 べ て,プ. くの 好 意 的 な 読 者 は 一 息. が,「 経 済 性 の 代 わ り に,利. 益 は 誤 り と して 結 果 で は 生 ず る 。. か し,そ. の経 済 性 が劣 る こ と もあ る。 礎 を 形 成 す る た め に,. 々 の 長 所 を 何 倍 に も 増 や して 反 対 の も の に 転. 約 制 度(Sparsystem)が. た,節. 約 に 基 づ い て,経. 導 入 さ れ う る。 ま さ に, 営 は 破 滅 す る 。 総 て の 読 者 は,. 付 の 良 い 質 と 対 比 さ れ る べ き で あ る こ と に 固 執 して い る 。 こ の り高 い 製 造 原 価 を 有 す る 経 営 の 原 価 に 一 致 す べ き で あ る 。. え る 。 す な わ ち,ま. 然 襲 い か か り,製. して,他. 額 で あ る。 こ の金 額 が少 な す ぎ る こ とが あ る。 継. か し,時. 安 い 製 造 原 価 が,当. 業 は,他. こ か ら企 業 が 結 果 を 引 き 出 す,基. れ る べ き で は な い),金. 約 の リ ス ク が 存 在 し,ま. 比 さ れ る こ と か ら,そ. の た め,企. の 企 業 よ り も安 い が,し. 原 価 は,企 業 の 給 付 を 可 能 に し,そ. ま た,節. あ る 。 つ ま り,消 費 者 の 主 要 部 分 が,. あ 仕 方 が な い が,だ. 益 の 基 準 性 」 が 存 在 す る と 。 しか し,ま. 換 す る,損. 付の価値か. は 含 め ら れ な い 。 そ こ で,. 所 か ら生 ず る 。 こ こ か ら,多. の よ う に 語 る 。 す な わ ち,ま. 続 し た 長 所 を も た らす が,し. 額 が 考 慮 さ れ な い ㈲。 あ. の よ う な 金 額 を ま だ 含 くむ こ と に な る 。 本 来 の 利 益 は,. ラ ス を 形 成 す る こ と か ら生 ず る,長. 支 出 さ れ た(さ. して,. ら 生 じ,給. 価 額(Kostenbetrage)に. 業 家 と は 無 関 係 に(hilflos)対. る 企 業 で,他. ぶ ん 一 緒 に は記 帳. 当 金(RUckstellung)と. 算 と 帳 簿(Aufzeichnung)か. い 製 造 原 価 を あ る 企 業 が 有 す る と,こ. 製 造 原 価 が,あ. て の 原 価 が 原 価 と はみ な さ. と ん ど の ケ ー ス で,た. と に か く,「 市 場 価 値 利 益 」(Marktwertgewinn)で. つ い て,次. 際 に は,総. 得 さ れ る べ き(erarbeiten),金. ら利 益 計 算 の た め に 控 除 さ れ る,原. 業 よ り,安. の こ とが 語 られ るべ きで あ る。 す な. 業 家 賃 金 が 考 慮 さ れ な い 鱒。 ま た,引. ら ゆ る こ の よ う な 金 額 は,通. 確 で はな い。 この よ うな 給 付 は. た,こ. の よ う な 場 合 に は,よ. 造 原 価 と 給 付 の 価 値 の 間 で の 緊 張,つ. す る 「一 定 の 評 価 基 準 に な らな い 」 こ と に よ る,は. 幽Vgl.Schmalenbach,E。1919.S.36-38. ㈲Vgl.Schmalenbach,E.1919.S.77-80.. 164(164). ま り,利. り安 い 製 造 原 価 に 益 が,経. 済 性 に対. っ き り と し た 証 拠 を も た ら す,特. 殊な.
(11) ニ ッ ク リ ッシ ュ に よ る貸 借 対 照 表 と簿 記 につ い て の 考 え 方 に つ いて の 一 考 察(牧 浦) リ ス ク が 存 在 し う る 。 こ れ に は,ま. た,一. 連 の 賃 金 切 り下 げ が 含 ま れ る 。 しか し,こ. れ ら. の み で は な い 聯 の。 更 に,よ. り正 確 に 気 を 付 け る な ら ば,「 利 益 」 は,全. 生 産 プ ロ セ ス で,重. 要 な 役 割 を 果 た す,数. 資 本 主 義 的 な特 殊 性 か ら,そ して,共. く,ま. こ の 関 連 か ら,シ. の本. これ を 明 らか に認 識. 幅 が な い(49)。. ュ マ ー レ ン バ ッ ハ が,「 利 益 を 生 む こ と 」 と 「経 済 的 に 働 く こ と 」 を. 活 動 に 基 づ い て よ り も,貸 よ う に 語 る こ と は,意. に,経. 営. 借 対 照 表 に よ り基 づ く と い う 推 測 を 容 易 に さ せ る 。 私 が,次. の. らか に な る 。 こ れ は,彼. 識 的 な 誇 張 で あ る 。 す な わ ち,彼. の 理 論 で は,利. が,常. 益 計 算 は経 営 の た. 営 は 利 益 計 算 の た め に 存 在 す る と い う 印 象 を 人 は 獲 得 す る 。 しか し,こ. の 印 象 は こ の 表 現 形 式(Wendung)で. (3)動. 糖 工 場 な ど)は. 『組 織 論 』 で 詳 し く取 り扱 っ た ⑱。 こ こ で は,. 同 一 の こ と と み な す こ と を 当 然 と す る こ と が,明. め で は な くて,経. 益 は,. 同体 で あ る 「企 業 」 の 肢 体 に対 して生 産 の 業 績(Ergebnis). の 思 考 過 程 は,私. 更 に よ り詳 細 に 取 り扱 う,紙. 済 性 が 支 配 す べ き,. 値 で は な い こ と が 示 さ れ る 。 む し ろ,利. の 配 分 の 困 難 か ら生 ず る 。 私 が 既 に 持 ち 出 し た 例(砂 さ せ る 。 しか し,こ. さ に,経. は 真 実 で あ る ⑳。. 的貸借対照表. シ ュ マ ー レ ンバ ッハ は,「 動 的 貸 借 対 照 表 」 の シ ェ ー マ と し て,次. の 一 覧 表 を 与 え たGl)。. す な わ ち,. 1 2 90 4 5. 借 方 支 出 で あ るが,ま だ 必 要 経 費 で はな い もの 給 付 で あ るが,ま だ 収 入 で な い もの 支 出 で あ るが,ま だ 収 入 で な い もの 給 付 で あ るが,ま だ 必 要 経 費 で な い もの 貨幣. 彼 は,総. て の 借 方 を 「前 給 付 」(Vorleistung)と. (46)Vgl.Nicklisch,H.1921a.S.243左 ⑳. 貸 方 要 経 費 で あ るが,ま だ 支 出 で な い もの 入 で あ るが,ま だ 給 付 で な い もの 入 で あ るが,ま だ 支 出 で な い もの 要 経 費 で あ るが,ま だ 給 付 で な い もの. 1.必 2.収 3.収 4.必. 呼 び,総. て の 貸 方 を 「後 給 付 」(Nach一. 一S。243右.. た と え ば,工 場 事 故 に 備 え た 保 険 や 為 替 レ ー トの 変 動 に 備 え た リス ク ヘ ッ ジ 対 策 を 節 約 す る と か,法 律 上 の 規 制 に 違 反 し た,勤 務 時 間 や 人 員 の 削 減 を 行 う と か,法 定 積 載 重 量 を 上 回 るモ ノを 移 動 ・輸 送 さ せ る こ と な ど に よ る 「節 約 の リ ス ク 」 は,顕. ㈱vgl.Nicklisch,H.1922b.s.66u.s.99u.s.108-109.;参. 営 は破 滅 す る。. 照 。 鈴 木 辰 治1975.105頁152頁165. 頁 (49)VglNicklisch,H.1921a.S.243右. 60>Vgl.Nicklisch,H.1921a.S.243右. 在 化 す れ ば,経. 一S。244左.. (51)Vg1.Schmalenbach,E.1919.5.23.;Potthoff,E.u.Sieben,G.1984.5.311.. 165(165).
(12) 第60巻 leistung)と は,ジ. 第1号. 呼 ぶ 励。 シ ュ マ ー レ ンバ ッハ が こ の 編 成 の た め に 行 っ た,詳. モ ン(Simon,H.V.)を. 出 発 点 に し た ㈱。 彼 は,次. モ ンが 充 分 に 強 調 しな か っ た も の は,た で は な くて,む. し ろ,相. 述 に よ れ ば,彼. の よ う に 語 る 。 す な わ ち,「 ジ. だ 以 下 の も の で あ っ た 。 す な わ ち,絶. 対 的 な 意 味 で,主. 対的な意味. 観 的 な 使 用 価 値(subjektiverGebrauchswert). を 問 題 に し た 」融 と㈲。 私 は,こ. 1.原. の 貸 借 対 照 表 の シ ェ ー マ を 次 の シ ェ ー マ と 対 比 す る ㈹。 す な わ ち,. 借 方 価 に対 す る対 価,た だ し,ま だ 存 在 す る. 貸 方 1.原 価,た だ し,た とえ,対 価 の 一 部 が 費 消 され て も,ま だ 支 払 わ れ て い な い もの(未 払 いの 家 賃,未 払 い の 給 料 の よ うな 金 額) 2.対 価,た だ し,た とえ,わ れ わ れ に は 既 に. もの(こ れ に は,と にか く設 備 と材 料 の 手 元 在 庫 を 含 む) 2.財 に対 す る対 価,た だ し,ま だ 他 の 者 か ら, まだ,借 り られ て い る もの(売 掛 金) 3.他. 支 払 わ れ て い て も,ま だ,わ れ わ れ か ら給 付 され て お らな い もの(前 渡 支 払 い) 3.自 らの 企 業 によ り,企 業 に 与 え られ る価 値 と,企 業 の 保 証 の た め に別 に 設 定 され る価 値. の 企 業 に対 す る資 本 参 加 と して の 貨 幣 価. 値 の 引 き渡 しに対 す る対 価(資 本参 加 の価 値). (資本,準 備 金) 4.経 営 が と りあ え ず 自身 で は まだ 借 りて い な い,原 価(た とえ ば,修 繕 の 必 要 性 が あ るが, まだ 先 払 い で 受 け 取 られ ず,ま だ 後 払 い もで. 4.経 営 で この 自 ら製 造 した 財 の 原 価 の 対 価, た だ し,ま だ 存 在 す る もの. きな い。 この た め,こ れ らの 引 当 金 を 準 備 す る もの) 5.経. 済 活 動 の 継 続 性 の 維 持 を 保 証 す るの に,. 役立つ貨幣. こ の シ ェ ー マ は,借. 方 と貸 方 に お い て,「 動 的 貸 借 対 照 表 の シ ェ ー マ 」 と 同 じ勘 定 の 順. 序 を 用 い る 。 明 らか に,5つ. の 勘 定 の 借 方 の 内,最. 方 で も そ う で あ る 。 借 方 で は[原 る た め,こ. れ ら[原. 価 に 対 す る]対. 価 に 対 す る]対. 同 一 で な い こ と に,こ. 価 が[原. 初 の 勘 定 が 最 も 身 近 で あ る 。 ま た,貸. 価(Kostengegenwert)に. 価 と して 生 ず る]価. 額(Kostenwert)と. は. こ で は は っ き り と 注 意 さ れ る べ き で あ る ㈱。. 「動 的 貸 借 対 照 表 の シ ェ ー マ 」 は 最 も重 要 な 勘 定 の1つ ハ は,自. つ いて 語 られ. を 含 ん で な い。 シ ュ マ ー レンバ ッ. らの 一 覧 表 に ま だ 追 加 す べ き で あ っ た 。 す な わ ち,「 後 の 必 要 経 費 で あ る が,後. の 支 出 で あ る も の(Aufwandspater,Ausgabespater)」. 。 あ る い は,彼. 働Vgl.Schmalenbach,E。1919.S.24。;Sch6npflug,F。1933.S.271。;参 訳1970.239-240頁;Potthoff,E.u,Sieben,G.1984.5.304u.S,311. (53)Vg1.Schmalenbach,E.1919.5.24u.5.83u.5.96.;Schmalenbach,E.1926.VorwortS.v.; 参 照 。 土 岐 政 蔵 訳.1950.第4版. の 序 文 か ら1頁;Vgl.Simon,H.V.:DieBilanzenderAkti-. engesellschaftenandKommanditgesellschaftenaufAktien,(4.Auf1.,)Berlin1910. Schmalenbach,E.1919.5.24. ㈲VglNicklisch,H.1921a.S.244左. Vgl.Nicklisch,H.1921a.S.244左 ⑳VglNicklisch,H.1921a.S.244左. 。 一S,244右.. 166(166). の貸借対照表の. 照 。 大 橋 昭 一. ・奥 田 幸 助.
(13) ニ ッ ク リ ッシ ュ に よ る貸 借 対 照 表 と簿 記 につ い て の 考 え 方 に つ いて の 一 考 察(牧 浦). 用 語 に適 合 させ る と,「 ま だ 必 要 経 費 で な いが,ま nochnichtAusgabe)」. だ 支 出 で もな い もの(NochnichtAufwand,. 。 支 払 期 限 が 貸 借 対 照 表 の 期 限 を 越 え た 後 で 終 了 し,ま. が 貸 借 対 照 表 の 期 限 で は ま だ 費 消 さ れ な い,信 れ は,通 が,こ. 部 は も ち ろん. 方),あ. に 当 た る 。 し か し,「 ま だ 必 要 経. だ 支 出 で な い も の(NochnichtAufwand,nochnichtAusgabe)」(借. る い は,「 ま だ 支 出 で な い し,ま. nochnichtAufwand)」(貸 経 費,収. 呼 ぶ もの を もた らす. 「動 的 貸 借 対 照 表 の 見 出 し」 で は,「 必 要 経 費 で あ る が,ま. だ 支 出 で な い も の(Aufwand,nochnichtAusgabe)」 費 で な い し,ま. 方)は,こ. だ 必 要 経 費 で な い も の(NochnichtAusgabe, れ に よ れ ば,ど. こ に あ る の か 。 た だ,支. 入 と 給 付 が 認 識 さ れ る,「 動 的 貸 借 対 照 表 の シ ェ ー マ 」 に は,一. で 発 生 して な い(schon),こ こ こ で,そ と 収 入,必. 料. 用 に よ る材 料 の 購 入 の ケ ー スを 考 え る。 こ. 常 の 貸 借 対 照 表 の 理 論 家 が 商 品 信 用(Warenkreditore)と の 内,一. た,材. 出 と必 要. 方 も他 方 も 今 ま. の よ う な 数 値 の た め の 場 所 は な い(58)(59)。. の 他 の こ と を 関 連 さ せ る こ と は 有 意 義 で あ る 。 シ ュ マ ー レ ン バ ッハ は,支 要 経 費 と 給 付 に つ い て 語 る 。 こ れ は,実. し,彼. は,そ. の 際,次. は,企. 業 の 将 来 と密 接 で あ り,企. の こ と を 無 視 し た 。 す な わ ち,対. を 無 視 し た 〉。 ま た,常. に,対. 業 に と り,支. て き た 。 そ こ で は,た. と え ば,シ. 数 値 の 運 動 は,経 そ の 際,ま. 価. 出 よ り 更 に 重 要 で あ る こ と 〈【筆 者 補 足 】 価 な し には 収入 は考 え られ な. れ ら相 互 に 対 向 す る 数 値 を 明 確 な 関 連 で 捉 え. ュ ビ ツ(Schubitz,M.)は,給. に 推 し進 め た ㈹。 こ の 限 りで は,複. 証 明(lebendigerNachweis)」. の 重 要 な 数 値 で あ る 。 しか. 価 は 支 出 に 対 向 して い る が,対. 価 は 収 入 と対 向 し て お り,対. い 。 少 数 の 簿 記 と 貸 借 対 照 表 の 理 論 家 が,こ. に つ い て 語 り,更. 際 に,4つ. 出. 付 の 転 換(Leistungstauch) 式 簿 記 は この よ うな 状 況 の. で あ る と い え る 。 私 の 経 営 学 で は,関. 「活 発 な. 連 性 と全 体 で の この. 営 活 動 の 把 握 の た め の 基 礎 と して 示 さ れ る(61)。. た,原. 価 の 概 念 が 考 慮 さ れ る 。 す な わ ち,支. 出 は,通. 常 で は,原. 価 か,資. 本. 劔Vgl.Nicklisch,H.1921a.S.244右. (59)シ ュ マ ー レ ン バ ッ ハ の シ ェ ー マ で は,貸 借 対 照 表 の 特 定 期 限 で,支 出,必 の4つ の 勘 定 が 区 分 さ れ る 。 し か も,貸 借 対 照 表 が 期 間 計 算 で あ る た め,借 と,ま. だ,貸. 要 経 費,給 方 で は,支. 付,収 入 出 と給 付. 借 対 照 表 の 特 定 期 限 内 で 実 現 さ れ て い な い 必 要 経 費 と 収 入 の 間 で の 組 み 合 わ せ,貸. 方 で は,必 要 経 費 と 収 入 と,ま だ,貸 借 対 照 表 の 特 定 期 限 内 で 実 現 され て い な い 支 出 と給 付 の 間 で の 組 み 合 わ せ に よ り,時 間 間 隙 が 存 在 す る こ と を 指 摘 した(VgLSchmalenbach,E.1919.S.14 -15u 。S.19.)。 こ の 点,ニ ッ ク リ ッ シ ュ は,貸 借 対 照 表 の 特 定 期 限 内 で,当 該 勘 定 も,相 手 勘 定 も 発 生 し な い も の に つ い て も 考 慮 し て い る 。 わ れ わ れ は,土 地 や 建 物 の 長 期 の 賃 貸 契 約,リ ース に よ る 設 備 の 調 達 の 契 約 や,原 材 料 ・部 品 の 先 渡 契 約 の 締 結 な ど に よ り,「 ま だ 必 要 経 費 で な い し,ま. だ 支 出 で な い も の(NochnichtAufwand,nochnichtAusgabe)」(借. 「ま だ 支 出 で な い し,ま (貸 方)は. 存 在 し,今. だ 必 要 経 費 で な い も の(NochnichtAusgabe,nochnichtAufwand)」 日 で は 増 加 して い る と 考 え る 。. (60)Vgl.Scubitz,M.:Method.AnleitungzumSelbstunterrichtinderdoppeltenBuchfiihrung,5.Auf1.,Stuttgart1920. 6DVglNicklisch,H.1912.S.65ffu.S.142ff.;Nicklisch,H.1921a.S.244右.. 167(167). 方),あ. る い は,.
(14) 第60巻 の 返 済(KapitalzUckzahlung)で. 第1号. あ り,収. 本 の 払 い 込 み(Kapitaleinzahlung)で. 入 は,企. 業 の 財(商. あ る 。 こ こ で は,資. 財 務 取 引 き(Finanzverkehr)と. 品)に. 対 す る 対 価 か,資. 本 の 払 い 込 み と資 本 の 返 済 は,. し て 分 離 さ れ う る か も し れ な い が,そ. こ で は,製. 売 却 さ れ る 財 に 対 す る 原 価 と 対 価 の み が 残 さ れ る 。 こ の 両 者 の 間 に は,生 の よ う な 様 式 で も 生 産 は 常 に そ う で あ る 。 そ して,生 る]対. 価(Kostengegenwert)か. 成 さ れ,こ. れ らか ら,結. ら,[目. 果 と して,対. こ の よ う な 財 に 対 す る 対 価 は,わ 替 え に[原. 価 に 対 す る]対. は 決 着(AbschluB)を は,人. に 対 す る]対. や,何. 的 を 定 め た]基. れ わ れ を 繰 り返 して,原. 見 付 け,ま. た,再. 価 額(Kostenbetrag)と. か し,こ. 械,あ. 語 っ た が,こ. の[原. は,支. の 他,彼. い う表 現 で,費. 価 に 対 す る]対. 価 値 の 間 に あ り,ま. さ に,常. に,移. る 財 の 価 値 へ の[原. 価 に 対 す る]対. に 対 し て 「必 要 経 費 」 と い え ば,こ. は,通. に 努 力 して 加 え ら れ. 価を. 消 さ れ た[原. 「原 価 」(Kosten)と. いう. よ う に,必. は,事. 要. 業 上 の 報 償(ge-. 債 に対 す る]利 子(Schuldzins). 価 に 対 す る]対. 転(LTbergang)が. 価 と,目. 指 され る財 の. 惹 き起 こ さ れ る よ う に,製. 価 の 移 転 を 指 摘 す る 。 しか し,人 れ は,生. 価 に対 す. が,こ. 造 され. の よ うな 価 値. 産 の た め に 費 消 さ れ て い る 限 り,[原. 価 に対. 照 。 鈴 木 辰 治1975.151頁;Nicklisch,H.1921a.S。244右. 産 プ ロ セ ス で は,原. 価 に よ る 支 出 と,企. る と み な し て い る 。 こ の 点,財 ス トで あ る 利 用 代 価)が. 価. 常 で は,「 原 価 」 の 代 わ り に 「必 要 経 費 」 と. (63)ニ ッ ク リ ッ シ ュ は,資 本 の 返 済(KapitalzUckzahlung)に zahlung)に よ る 収 入 を,財 務 取 引 き(Finanzverkehr)と し,生. 間 に よ り,[原. 出 に 対 す る 「出 費 」(Unkosten)の. し い 必 要 経 費 は,[原. 劒Vgl.Nicklisch,H.1922b.S.98.;参 S,245左.. 価 に. 価 に 対 す る]対 価 は 費 消 さ れ る(aufwenden)。. 必 要 経 費 と呼 ん だ劔。 そ こで は,[負. れ に 対 して,正. 価 に 対 す る]対. る い は,人. 経 費 と 原 価 の 関 係 に つ い て の あ ら ゆ る 考 え を 表 わ し た 。 ま た,彼. も そ う で あ っ た(65」 。 ま た,そ. 引 き. れ に よ り循 環(Kreislauf). 造 が 目 指 さ れ て い る,財. シ ュ マ ー レ ンバ ッハ は,「 必 要 経 費 」(Aufwand)と. schaftlichesGeschenke)を. 価 に対 す. 金 額 は 原 価 で あ る ㈹㈹。. 価(Kostengegenwert)は,製. 表 現 と 同 一 視 し た 。 し か も,彼. 様 な[原. が 生 ず る こ と に本 質 が あ る。. び 用 意 を 始 め る 。 ま た,[原. が 答 え と 呼 べ る の か 。 答 え は,機. 価 を 理 解 し た が,し. 産 が あ る が,ど. 〈【筆 者 補 足 】 生 産 手 段 〉 が 形. 価 で 売 却 さ れ う る,財. る こ と を 示 唆 す る 。 こ れ が 行 わ れ れ ば,[原. る]対. 礎. 価 を 獲 得 す る能 力 を 与 え る が,こ. 間 の 労 働 給 付 が 属 し,賃. そ して,今. 産 プ ロ セ ス は,多. 造 さ れ,. 務 取 引 き で は,基. よ る支 出 と,資 本 の 払 い込 み(Kapitaleinし て,区 分 され る もの で あ る とみ な. 業 の 財(商. 品)に. 本 的 に,収. 上 回 る こ と を 認 識 し て い る た め,企. 入(投. 対 す る対 価 に よ る収 入 が 発 生 す 融 資 金)よ. 業 は,生. り も 支 出(資. ㈹Vgl.Schmalenbach,E.1919.5.36-39.. 168(168). 本 コ. 産 プ ロ セ ス に お い て,(製. 造 原 価 に よ る)支 出 を 上 回 る,(商 品 の 販 売 に よ る)収 入 を 獲 得 で き な け れ ば,存 と を,ニ ッ ク リッ シ ュは 認 識 して い た とわ れ わ れ は み な す 。 6のVgl.Schmalenbach,E。1919.S.39-41.. 一. 続 できない こ.
(15) ニ ッ ク リ ッシ ュ に よ る貸 借 対 照 表 と簿 記 につ い て の 考 え 方 に つ いて の 一 考 察(牧 浦) す る]対. 価 で あ り う る ㈹。. [原 価 に 対 す る]対. 価 の 意 義 に つ い て は,私. 度 〈【筆 者 補 足 】1920年. 〉の第8巻. の 題 名 で 公 開 し た,こ. の 雑 誌 の 論 文 で,更. の本. 「組 織 論 』 で 見 ら れ る 。 私 は,こ. の年. で の 「組 織 一 般 法 則 」(Diegrof3enOrganisationsgesetze) に 詳 細 に,こ. れ ら 〈【筆 者 補 足 】[原 価 に 対 す る]. 対 価 の 意 義 〉 に つ い て 触 れ た ㈲。 シ ュ マ ー レ ンバ ッハ は,全. く(alles)こ. の 〈【筆 者 補 足 】[原 価 に 対 す る]対. 価 の意 義 〉. が 分 か らず,「 動 的 貸 借 対 照 表 」 で 「支 出 」,「収 入 」 な ど を 設 定 し た 。 と い う の は,「 一 定 の 基 準 で 表 わ し た 利 益 」 を 計 算 す る こ と が 彼 に は 最 も重 要 と思 わ れ た か らで あ る 。 た と え, 彼 に 欠 け て い る 「ま だ 必 要 経 費 で な い が,ま nochnichtAusgabe)」. を 見 付 け た と し て も,彼. 価 しな か っ た だ ろ う 。 と い う の は,彼 (inderHandbehalten)か れ て いな い材 料. (4)動. だ 支 出 で も な い も の(NochnichtAufwand,. は,自. は,行. っ た よ う に,自. ら の 理 論 を 高 く評. らの シ ェ ー マ で 場 所 が な い,価. らで あ る 。 す な わ ち,ま. だ,支. 値 を 留 保 した. 払 わ れ て な い し,ま. だ費消 さ. く【筆 者 補 足 】 を 留 保 し た 卿 。. 的 と静 的. シ ュ マ ー レ ンバ ッハ に よ れ ば,「 静 的 な 貸 借 対 照 表 の 査 察(Bilanzanschauung)の 的 な 欠 陥 は,個 し,単. 別 の 部 分,た. と え ば,土. 純 に 加 算 す る こ と に よ り,結. 地,建. 物,機. 械,商. 合 し た 事 物(Sache)の. 品,売. 掛 金 な どの 価 値 を 確 定. 価 値,従. っ て ま た,企. 値 を 見 付 け た と 人 が 信 じて い る こ と に 基 づ く」(69)。 シ ュ マ ー レ ン バ ッハ が,貸 め の,自. らの 勘 定,す. な わ ち,「 支 出 で あ る が,ま. 別 と は 異 な る も の と して 確 定 し た か は,私 こ の よ う な 場 合,す. な わ ち,か. 知 ら な い 。 し か し,生. は,ま. た,貸. に は 分 か ら な い し,ま た,彼. つ て 貸 借 対 照 表 で 設 定 し た 時 に,単. が,こ. れ ら勘 定 を,. 純 に 加 算 した か は 私 は 死 の経 営. 貸 借 対 照 表 が 存 在 す る こ と を 私 は 知 っ て い る。 こ の よ う な 相 違. よ う で あ っ た こ と に 本 質 が あ る 。 す な わ ち,こ め ら れ た,経. れ は,ま. つ て 個 別 の 価 値 が また そ の. さ に,活. 動 して い る 全 体 が そ の 部. 営 の 努 力 に対 抗 し て い る。 他 の ケ ー ス で は,ま. (66)VglNicklisch,H.1921a.S.245左. ㈲Vgl.Nicklisch,H.:Diegrol3enOrganisationsgesetze,in.ZfHH.1920.S.171右.;Nicklisch, H.1921a.S.245左. (68)Vgl.Nicklisch,H.1921a.S.245左. 借対照表のた. 貸 借 対 照 表 と,瀕. 借 対 照 表 値 に 表 わ さ れ る べ き で あ る 。 相 違 は,か. 分 に 分 解 さ れ る よ う に,努. 業の価. だ 必 要 経 費 で は な い もの 」 な ど を,個. き の 良 い 経 営(lebenderBetrieb)の. (strebenderBetrieb)の. 基本. 。. (69)Schmalenbach,E.1919.5.83.. 169(169). た,.
(16) 第60巻 個 別 の 価 値 で あ る が,し た 部 分 と して,そ. か し,分. し て,こ. 第1号. 解 さ れ た 数 値 で は な くて,む. し ろ,全. の よ う な 結 合 し た 状 態(Verbundensein)の. 考 慮 の 下 で,〈 【筆. 者 補 足 】 個 別 の 価 値 は 存 在 す る 〉。 あ る ケ ー ス で は 特 殊 な 部 分,他 部 分 が ど の よ う に 評 価 さ れ る べ き か は,評 シ ュ マ ー レ ンバ ッハ は,法. 学 の 文 献 の 貸 借 対 照 論 か らの 概 念 を 手 本 に して,彼 考 え る 時,静. 的 貸 借 対 照 表(statischerBi-. 的 貸 借 対 照 表 に つ い て 語 っ た 。 こ の 場 合,明. 資 産 貸 借 対 照 表 を 瀕 死 の 企 業 の 貸 借 対 照 表(清 み な し,こ. の た め,こ. の 資 産 貸 借 対 照 表 で は,全. 経 営 活 動 が 考 慮 さ れ る,動 的 で あ る が,こ 実 際 に は,全. れ は,こ く,資. 範 囲 に,彼. れ. 律 家 に,彼. 常 に恣 意. らが これ を 認 識 させ る. ュ マ ー レ ンバ ッハ で は,彼. が わ れ わ れ に この よ. 滅 し た 事 柄 を 再 び 活 性 化 さ せ よ う と す る こ と に,あ. 死 ん だ カ エ ル に 衝 撃 を 与 え た こ と と 同 様 に は,思. る程 度 び っ く り. 索 す る経 営 経 済 学 者 で. 産 貸 借 対 照 表 と利 益 算 定 貸 借 対 照 表 の 区 分 〉 は か つ て. に お い て 二 面 的 で あ る 。 す な わ ち,貸. 面 的 で は な く て,む. 借 対 照 表 は,か. 去 も 示 す 。 貸 借 対 照 表 は,ま. さ に,異. つ て は,将. し ろ,多. 様な観点. 来 だ け で は な くて,む. し. な る事 業 期 間 の 計 算 制 度 の 繋 ぎの リン ク. あ る 。 そ れ か ら,〈 【ニ ッ ク リ ッ シ ュ の 補 足 】 常 に 活 動 して い る 企 業 の 貸. 借 対 照 表 を 考 え れ ば,〉 貸 借 対 照 表 は,資 益 算 定 貸 借 対 照 表 で あ る 。 そ の 上 で,正 借 対 照 表 は,結. こ で,. 産 貸 借 対 照 表 と 利 益 算 定 貸 借 対 照 表 は 同 一 の 貸 借 対 照 表 で あ る ㈲。 人. 〈【筆 者 補 足 】 つ ま り,資. (Bindeglied)で. に は,そ. 体を. の 論 文 で 下 準 備 さ れ た 言 葉 が 既 に 明 らか に 充 分 に 指 摘 して い た 。. そ れ ほ ど 好 都 合 で は な か っ た ⑬。 貸 借 対 照 表 は,一. ろ ま た,過. 益 算 定 貸 借 対 照 表 は,彼. 的 貸 借 対 照 表 で あ る 。 こ の よ う に 取 り扱 う こ と は,非. こ と を 認 あ る か も しれ な い ⑫。 しか し,シ. す る 。Galvaniが. は,. 体 の 活 動 を 考 慮 す る こ と な し に,全. らの 洞 察 が 経 営 活 動 に 及 ば な い 時,法. う に 古 く さ くな り,死. ら か に,彼. 算 貸 借 対 照 表(Liquidationsbilanz))と. 構 成 す る 部 分 が 評 価 さ れ る と 主 張 し た 。 そ して,利. は,こ. が法律学. つ い て 語 た り,彼 が 法 律 学 の 「利 益 算 定 貸 借 対 照 表 」(Gewinnermittlungsbilanz). を し っ か り心 に 留 め た 時,動. は,広. の ケ ー ス で は 結 合 した. 価 論 が 教 え る べ き で あ る㈹。. の 「資 産 貸 借 対 照 表 」(Verm6gensbilanz)を lanz)に. 体 の 価 値 に結 合 し. 局,資. 産 貸 借 対 照 表 だ け で は な くて,む. し ろ ま た,利. し く理 解 さ れ る こ と と い う 若 干 の 要 求 に よ り,貸. 産 貸 借 対 照 表 で あ る と 人 は い え る 。 結 局,利. ⑩VglNicklisch,H.1912.S.97ff,;Nicklisch,H.1921a.S.245左. 益 も 損 失 も 生 じな い 時. 一S,245右.. ⑳Vgl.Potthoff,E.u.Sieben,G.1984.S.305. (72)Vg1.Potthoff,E.u.Sieben,G.1984.5.303. ㈹. シ ェ ー ン プ ル ー ク に よ れ ば,「 貸 借 対 照 表 は,営 業 期 間 で の 資 産 と利 益 の状 態 を容 易 に 算 定 す る,複 式 の 閉 鎖 さ れ た 計 算 メ カ ニ ズ ム か ら 必 然 的 に 生 ず る,決 算 の 描 写(AbschluBbild)で あ っ た 」 た め,「. 第 一 次 世 界 大 戦 前 ま で,「. 企 業 の 立 場 に よ る 」 貸 借 対 照 表,す. な わ ち,そ. の基 準. (MaB-stab)を も っ ぱ ら 経 済 の 観 点 で 獲 得 し よ う と す る,貸 借 対 照 表 は 存 在 し な か っ た 」(Vgl.Sch 6np-flug,F.1933.5.267-268.;参 照 。 大 橋 昭 一 ・奥 田 幸 助 訳1970.237頁)。. 170(170).
(17) ニ ッ ク リ ッシ ュ に よ る貸 借 対 照 表 と簿 記 につ い て の 考 え 方 に つ いて の 一 考 察(牧 浦) で も,貸. 借 対 照 表 は 存 在 し,存. あ れ ば,存. 在 し続 け る,整. 在 し続 け る べ き で あ る 。 貸 借 対 照 表 は,ま. 利 益 計 算 の た め の 手 段 で あ る こ と 以 外 の,異. 決 算(Abrechnung)を. さ に,「 一 定 の 基 準 で あ ら わ さ れ る 」. な る 課 題 を 更 に 有 す る 。 ま た,貸. あ る 計 算 期 間 よ り他 の 計 算 期 間 に つ な げ る,つ. な い,利. っ た計 算 制 度 の 連 続 性 が 維 持 され るべ きで. ま り,他. の 計 算 期 間 に よ りあ る計 算 期 間 の. 算 定 す る と い う課 題 を 有 す る 。 そ の 際,基. 益 が 問 題 に な る の で は な くて,む. 問 題 に な る 。 私 は,予. 想 に 反 して,返. は 必 要 で は な い 。 つ ま り,人. し ろ,経. 借 対 照 表 は,. 準 性 の あ る,あ. 営 活 動 の 継 続 に 合 っ た,計. 答 す る だ ろ う 。 す な わ ち,こ. が 企 業 の 個 々 の 部 分 を 孤 立 し た 数 値 と して み な す 時 に は,貸 動 す る 全 体 の 像 を,あ. 間 か ら 他 の 計 算 期 間 に つ な げ よ う と 人 が す る 時 に は,貸. 借 対 照 表 は,全. 算 定 の た め と 同 様 に,こ. 貸 借 対 照 表 は,全. 利 益 算 定 貸 借 対 照 表 に 他 な らな い 。 そ して,全. 益 が 算 定 さ れ る,貸 な い)で. し ろ,こ. る計 算 期. 体 の 利 益(Ge-. の た め に は 全 く必 要 で あ る⑭。. 生 き の 良 い 経 営(lebenderBetrieb)の. い 。 貸 借 対 照 表 は,む. 算の継続が. の た め に は貸 借 対 照 表. 借 対 照 表 は 確 か に こ の た め に は 必 要 で は な い 。 しか し,活. samtgewinn)の. る い は,. く,同. 時 に資 産 貸 借 対 照 表 と. 体 の 利 益 の 算 定 は,資. の 運 動 に 基 づ く貸 借 対 照 表,こ. 借 対 照 表 で あ る た め,資. 産の評価を欠かせな. の た め,ま. さ に,全. ち ろ ん,清. 算貸借対照表で. 産 貸 借 対 照 表(も. 体の利. あ る に 違 い な い ㈲。. 静 的 と 動 的 に 伴 う 問 題(SachemitderStatikundDynamik)は,ま. た,狭. 義の経営. 経 済 学 者 に と り,な. お 共 通 の 側 面 を 有 す る 。 私 は,〈 【筆 者 補 足 】 こ の 論 文 の 〉 節(3)で の 解. 説 を 思 い 出 す が,そ. こ で は,支. こ の 収 入 を,支 織 論 』㈹,そ. 出 で な い,対. し て,論. 出 を そ れ 自 らの 対 価(ま. さ に,収. 入 で な い)と,そ. 価 と私 は 対 比 し た 。 私 の 「一 般 商 事 経 営 学 』㈹ と,私. 文 「一 般 組 織 法 則 」 で,最. 動 を 詳 細 に 取 り扱 っ た ⑱。500Mと. の よ うな 価 値 の 運. 引 き 替 え に 商 品 を 私 が 売 却 す る 時,こ. の 価 値 は 同一 の 金. 賃 金 を 私 が 支 払 う 時 に は,平. で も,そ. し て,全. 体 で は,こ. 営 は,全. 体 で,価. 値 の 運 動 の 流 入 と 流 出 で の 均 衡 が 保 持 さ れ る こ と に よ り,初. cklisch. (76)VglN. cklisch. ⑰VglN. cklisch. (78)VglN. cklisch. (79)VglN. cklisch. H H H H H H. cklisch. 1921a.S.245右. 一S.246左.. 1921a.S.246左. 1912.5.65-82. 1922b.S.98-99.;参 1920。S.170右. 均で最低. の 原 価 額 は 同 一 の 金 額 の 給 付 価 値 と比 較 さ れ る な ど。 経. な る ⑲。. ㈲VglN. の 本 「組. も純 粋 に 動 的 で あ る,こ. 額 で の 対 価 と 比 較 さ れ る べ き で あ り,500Mの. ㈹VglN. して,. 照 。 鈴 木 辰 治1975.151-152頁 一S。172左.. 1921a.S.246左.. 171(171). めて 可 能 に.
(18) 第60巻. 第1号. 運 動 の み が 活 動 で は 注 目 さ れ べ き で は な い 。 ま た,構 開 始 さ れ,ま. た,連. れ て 行 く,点,活. 成 と 維 持 が 可 能 に な る 時,活. 動 の 中 心 が ど こ に あ るの か. 動が. 〈【筆 者 補 足 】 に 注 目 さ. れ る べ き で あ る 〉⑳。 経 済 上 の 法 則 自 体 は,ま. さ に,ま. た,超. 過 の 法 則(Uberschl3gesetz)で. の 法 則(GesetzdesGleichgewichts)で. あ る。 と い う の は,[目. 〈【筆 者 補 足 】 生 産 手 段 〉 か ら,結 れ た も の が 生 ず る。 ま さ に,た そ こ に は,わ. 意 味 は,わ は,こ. 衡. 的 が 定 め ら れ た]基. 礎. 果 に 関 す る 最 高 の 可 能 性 が 生 ず る 時,こ. ぶ ん ま た,シ. の基礎で与え ら. ュ マ ー レ ン バ ッハ も よ り以 上 は 奨 励 で き な い ⑱D。. れ わ れ は 均 衡 を 有 す る 。 経 済 上 の 法 則 と,エ. た され る と い う,本. は な くて,均. ネ ル ギ ー 維 持 の 法 則 は総 て で 充. 『組 織 論 』 で の 私 の 証 明 は,こ れ 以 上 の こ とを 語 る。 経 済 上 の 法 則 の. れ わ れ は,そ. う で な け れ ば 破 滅 す る た め,自. の よ う な 均 衡 で は な く て,こ. らの 労 働 の 業 績 に よ り,継. の よ う な 平 衡(Bi-lanz)下. 続 して. に存 在 す べ きで あ る こ と に. あ る(87」 。 〈【筆 者 補 足 】 こ の 論 文 の 〉 節(2),(3),(4)で. の 解 説 に よ れ ば,い. 論 」 の 誤 り を 更 に 個 別 に 調 査 す る こ と は 無 駄 で あ る 。 だ が,こ さ れ る な ら ば,テ. わ ゆ る 「動 的 貸 借 対 照 表. れ が な お 必 要 で あ る と証 明. ー マ に 戻 る こ と を 私 は 躊 躇 す る ⑬。. 設 備 の 評 価 の 理 論 が シ ュ マ ー レ ン バ ッハ で は 良 い 手 本 で あ る こ と は,わ ら分 か っ て い る 鴎。 しか し,そ. れ で は,何. 故,今. れ わ れ は以 前 か. や,「 動 的 貸 借 対 照 表 論 」 の 材 料 を こ の よ. り良 い も の の 回 り に くつ け な い の か ㈹。 最 近,単. 科 大 学 会 議(Hochschulkoferenz)で,私. に よ り,「 静 的 か,あ. る い は,動. 問 さ れ た 。 充 分 に(wohlan)私 維 持 す る に は,全. は,こ. 的 か 。 彼 ら原 著 者(Urheber)は は 認 識 し て き た 。 す な わ ち,力. く(schlechthin),充. 分 で は な い 。 ま た,こ. 能 す べ き で あ る 。 そ う で な い と,構. 築(Aufbau)の. は 静 止 状 態 を も た らす 。 静 止 状 態 と 運 動 状 態 は,最 (durchdringen)。. の 理 論 の 原 著 者(Urheber) 認 識 す べ き で あ る」 と質 と運 動 は,何. か を 構 成 し,. れ ら は 有 機 的 に 結 合 して 機. 代 わ り に,停. 滞 が つ き ま と う。 停 滞. も 密 接 に 相 互 に 活 動 で は 連 動 して い る. こ の 相 互 依 存 の 状 態(lneinandersein)が. な け れ ば,活. 動,ま. た,経. (so>VglNicklisch,H.1921a.S.246左. ⑳. こ の 点,シ. ュ マ ー レ ン バ ッ ハ は,「. 貸 借 対 照 表 は,一. の 間 で の 均 衡 の 緩 衝 装 置(Ausgleichspuffer)で. 方 で 支 出 と 必 要 経 費,他. あ る 」(Schmalenbach,E.1919.S.16.;Potthoff,. E.u.Sieben,G.1984.S.304.)と. 述 べ て い る 。. (82)Vgl.Nicklisch,H.1921a.S.246左. 一S.246右.. (83)VglNicklisch,H.1921a.S.246右. ⑱のVgl.Schmalenbach,E。1919.S.48-80. ㈹VglNicklisch,H.1921a.S.246右.. 172(172). 方 で 収 入 と 給 付.
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