Title
[寄稿]ケニア事情−国際協力を終えて思うこと−
Author(s)
永田, 雅輝
Citation
南方資源利用技術研究会誌 = Journal of the society tropical
resources technologists, 4(1): 67-71
Issue Date
1988-03-30
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12001/13984
Vol.4 No.1 1988 一国際 協 力 を終 えて思 うこ と-ケニ ア事情
ケニ ア事情
一国 際協 力 を終 えて思 うこ と一
永田雅輝 (宮崎大学農学部助教授) は じめに 1986年-1987年 .国際協 力事業団 (JICA)専 門家 と して,ケニア共和国 ジ ョモ ケ二ヤ ッタ農 工大 学 (JKCAT)で農業機械 関係 の研究 ・教育 の指 導 をす る機会 を得 た.ナイロ ビで一年間国 際協 力 とい う名 の下 に,当大学の教官 を始 め学 坐 ,その他 多 くのケニア人 と接 す るをかで ,発 展遠上中のケニア共和国 を様 々を観 点 か ら見 る ことがで きた,そこで,その素顔 の一端 をご紹 介 したい. 国 情 ケニア共和国 (以下 ケニア と称 す る)は,1963 年 にイギリスから独立 した国で ,国土面積583,000 k n2,人 口1,878万人である.人口の内訳 は ,アフ リカ系民族 が97%,残 りの3%はイ ン ド人 ,パ キスタン人 ,ヨーロ ッパ 人である.首都 はナ イ ロビで ,ナイロ ビ周辺 には総人口の約10%が住 んでお り,日本人 も約700人 (1986年) い る. ケニアは赤道 を挟 む熱帯東 アフ リカに位置 し, 北 か ら南 にか け て グ レ- 卜 ・リフ ト ・バ レー (大地溝帯)が 縦断 し,気候 条件 は地域差 が大 きく,高地 と低地 とでは極端 な気候 ,環境 の相 違 がみ られ る.ナイロビは海抜1,700mの 高 地 にあることか ら,年平均気温20-26℃ .牛二回 の雨期 が樹木 を育成 し,年中草木 に花 を咲 き乱 せてい る緑豊 かな国際都市 となってい る, ジョモケ二ヤ ッタ農工大学(JKCAT) 本大学 には,これ まで 多 くのJICA専 門家 が 派遣 されて,大学 の発展 と向上 のために寄与 し 〒889-21 宮崎県宮崎市学園木花台酉1-1 ている,その理 由は ,わが国政府 の無償協 力資 金援助 で本大学 が建 学 されたか らである.我 が 国政府 は,ケニア政府 の第三次 5ケ年計画 (1974 -1978年) の中で中堅技術者の育成 に寄与す る 農学 ・工学分野 の新大学設立の協 力要請 を受 け て,1977年か ら大学建設 にの りだ した.総額45 億 円が投入 されて,1981年大学 が完成 し,同年 5月に農学部 ,工学部 の大学教育 がス ター トし た・本大学 の名前 は初代大統領 のJomokenyatta に由来す る.大学の敷地 面積 は約200ヘクタール. 構内 には教官住宅 が46棟 ,全寮制の学生寮 も4 棟 ある. 本大学は ,ナ イロ ビか ら国道2号線 を40キロ 程北上 したJujaとい う町 にあるが,付近の生活 環境 は,まだ電気 ,水道 など未整備 な面 も多 く、 大学構 内の教官住宅 に住 む もの以外 は,ナ イロ ビか らス クー ルバ スや自家用車で通勤 している. 専門家 は全員 がナ イ・・Ltfに居住 して通勤 してい る. 教育 内容 は ,農学部 では園芸学科 ,農業工学 料 ,食品工学科 をもち,3年間のデ ィプロマ教 育 を実施 し,工学 部では土木建 築学科 ,機械 工 学科 ,電気学科 をもち, 4年 3ケ月のテ クニ シ ャ ン教育 を行 なってい る.教育機器 ・設備は, 年々追加充実 を図 ってお り.ケニア内の他大学 と比較 して も良好 別 犬況 である. 教官 は,外国の大学卒業者 もい るが,多 くは 本国の大学 (ナ イロビ大学 ,エ ジャー トン大学) 卒業者で ある.学歴 を重 ん じることか ら,教官 は外国の大学 で修士 あるいは博士 を収得す る機 会 を待 ち望 んでいる.本大学への 口本側の対応 は,JKCAT プロジェク トチー ムとして 日本人 35名 (専門家18名 ,協 力隊員17名) が国際協 力永田 椎輝 している. 今後本大学 が更 に名声 を高め ,高等教育 を進 め るには,教官の レベルア ップ を更 に図 ること が最重要課題 である.この ことは ,何 も本大学 の教官 に限 った ことでは を く,他 の途上国で も 同様 なことであるか ら,日本側 としては ,多 く の途上国の そ うした環境 の人 々が 日本 の大学で 修学で きるよ うに受 け皿 を拡 大す ると共 に,こ れ らに理解の ある大学教官 が一人で も多 く存在 す ることで あると,この国際協 力 を終 えて,い ま感 じているところで ある. 農業事情 (1)農業形態 アフ リカ大陸 では ,深刻 な食糧不足 にあえい でお り,飢 えに苦 しむ人口は 1億5.000万 人 と も言 われてい る.今 日の食糧危機 の根底 には ア フ リカにおけ る農業の後進性 があ り,干 ばつや 害虫 に強 い品種 の改良や根本的 には農耕方式の 改革 が最 も求め られてい る.
口
。。。er25。mm 図1 年平均降雨量(Source:AMOr)ERhTGEOGRAPHYOFKENYA,1986)
南方資源利用技術研究会誌 1983年 の統計 によると,ケニ アの農業就業人 口は524.8万 人で ,総 就 業 人 口の約 76% を占め てお り,耕地 面積 は国土面積 の約3.3%の190万 haで ある.穀物生産量 は266.6万 トンで ,わが国 の約1/5,耕地 1ha当 りの収量 はわが国の 1 /4の1,236kgである. ケニアの農業 は独立23年 を向 かえた現在 で も, 植民地時代 に出来た大農 (largescalefarming system)と従 来 の伝 統 的 を農 業 を営 む′ト農
(smallscale farming system) の二極構 造 かる成 り立っている.前者は,コ- ヒ,紅茶 ,サイザ ル等の輸出農産物 を栽培 するもので,換金作物栽 堰 (cashcrop)と呼 ばれ,後者は輸出作物 の他 に.メイズ.豆類 ,野菜 を ど日常の食桟 を栽培 す るもので 自給作物栽培 (subsistence crop)と 呼 ばれている.大農 は農家総数の約1- 20/Oに 当た る3.000-4,000戸 の僅 かな農家 (と言 うよ り経営者) か ら構成 され, 1戸 当 りの平均面積 は700-800haあ り,大型機械 を導入 して,先進 国同様 の近 代化 された農場経営 を実施 している. 一方 ,小農 は農家総数の約99% を占めてお り, 平均2- 4haの耕地 面積 で ,人力,畜 力利 用 を 主 とす る. (2)農業環境 農耕適地 は.年間降雨量 の多い高温 多湿 か 毎 岸地方 やケニア山 (標 高5.199m)及 びナイロ ヒ 周辺 か ら西部 の ビク トリア湖 にかけて存在 す る 温暖 多湿 なハ イラン ド部 であ り.国土面積 の約 180/o程度 である.一方 .標 高1.000m以下 の 北 部 、東部地域 は年間降雨最 が300mm以 下 と少 な い高温乾燥 の気候 で農業不適地 と在ってい る. 特 にスーダ ン,エチオ ビヤ と国境 を揺 す る地域 は半砂漠化 が進 み ,人 口密 度 も
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人A(m2以下 と 極 めて厳 しい環境下 にある. 国内の主要地 の降雨髭 を図 1に示す .降雨量 が500mm以 上の地 区 は.人 口密 度 も高 く,農業 が盛 んな ところで あることか ら,ケニアの農業 がいかに降雨泉 に影響 され るかがわかる.降雨 の年間分布 は,ケニア中央部 の高地 では ,大方 3- 5月の大雨期 と10-12月の小雨期 の年 2阿 , 西部 高地 では3- 11月の年 1回だけで ある.降 雨塵 は各年 ,月別での変動 が大 きいため安定 しVol.4 Nol 1988 た農 業 が営 め をい一 因 と在 って い る・ (3)農 産物 ケニ アは ,前述 した大農 で生産 され る農 産物 を輸 出 して外 貨 を得 て い る こ とか ら, それ らは ほぼ安 定 して生産 され て い る. その他 に も国 内 消 費農 産物 は多種 にわた って生産 され て い る. ナ イロ ビ市 内 の マ ー ケ ッ トで は我 が国 で見 か け られ る食糧 品 は大方揃 って お り,我 々 日本 人 で も不安 な く生せ舌で きるもの で あ る. この こ とは , 前述 した よ うに各地 域 ご とにバ ラエ テ ィに とん ケニ ア事情 一国際協 力 を終 えて思 うこと-だ農 業環 境 条件 をケ ニ ア特 有 の地 勢条件 が作 り だ して い る こ とで あ る .ケ ニ アの 中央 部 と南部 には各 々 ア フ リカ最 高峰 の ケニ ア山 とキ リマ ン ジェ ロが そび えて い るこ とか ら,場 所 々で標 高 差 ,降 雨量 ,気温 差 .土 質差 な どあ らゆ る条件 が異 を り,適 地 適 作 主 義 が明確 に なって種 々の 農 作物 が年 中生産 され てい るの で あ る. この こ とは ,図2に示 した農 作物 と標 高 ,温度 との関 係 をみ ると ,よ く理 解 で きる. この よ うな食糧 品 以外 に ,サ イザ ー ル , ヒマ N くJ 一ゝ く71 17- LJ ○○ く王) … 雪・」 < tl) T8JJ S8TJ` 琶菖l 畜54l 邑i-l .a?-
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農業機械化 の現状 小麦 ,メイズ栽培 を例 にとってその状 況 を見 ると,大農の場合 ,大型 トラクタを基幹 と して, プラウ,ハ ロー .コ ンバ イ ン,スプ リンクラー など一連の大型機械化 システムが完全 に普及 し ているの に対 して,小農 ではpanga(カマ),jembe (クワ),forkedjembe(三股 クワ) などの小農 具の他 に畜 力用 プ ラウ,メイズプラ ンタが僅 か に普及 している程度 である. 大型農業機械 は全 て輸入 品で あるが,作業機 の うちデ ィス クプ ラウ,ハ ローなどの一部 は国 内で製造 されてい る.小農機具 において も,畜 力用 プラウ,プ ランタは国内製造 で ある.これ らの農機具製造業の経営者 は,インド人 もしくは 白人で,労働者 にケニア人 を雇用 している.製 作 は大半 が手作業 である. ナイロビ大学では ,畜 力用農機具 の開発 を進 めてお り,プラウ,チゼル,培土機 ,プラ ンタ を開発研究 している.ジ ョモ ・ケニヤ ッタ農工 大学では,我 々の指導でテ ィラを基幹 とす るス キ,プランタを試作 し,将来の中間農業層 の育 成のため に小型機械化 を目標 と した開発 に着手 南 方 資源 利用 技術研 究会誌 しは じめた ところで ある. 各地 を訪問 して農業の実態 を観察 した結果 . 小 農 層 で の農 業 の機 械 化 は即座 には不可能で あ る と推 察 され る. その理 由 は,農民層の所 得 が低 い こ と.都 市 及 び工 業 の就労能 力が低 いこと,人件費 が安 いことなど途上国特有の社 会構造 に起因 してい る.今後 ,ケニアが農業立 国 ,工業立国 と しての展 開 を図 ることを願 うな らば ,農業形態 の変革 ,す なわ ち,わが国の よ うな中間層農民の育成 を計 り,適正技術 の確立 を築 くことで あろ う.この ことによ り,農業機 械化 の展 開 と工業の技術育成化 が可能 となるも の と考 える. (5) 生活事情 ここで ,生活事情 を若干述 べ てみたい.公用 書吾は英語 とス ワヒリ語 で ある.子供 か ら英言吾を 話すので会話 には不 自由は しない.他 に部族語 も話 されている. 一 口に言 って人 なつ こい国民性 を持 つが,忠 誠心 よ りも自分の利益 が先 に立つ傾 向が強 い. ドライバ や メイ ドが突然翌 日か ら来 ないことが よ くあるのは このためである. 「ポ レポ レ (ゆっ くり,あわてないの意)」の 精神 が強 く,一緒 に仕事 をす るときには一 日は 三 日と考 えて,ポ レポ レ精神 に合 わせ られか す れば気 がもたないことがある. 部族 意詣軌■が強 く,政争 にもなるほ どで ある. 部族 の半帽りは顔立 ち,肌色 ,名前 か ら区別で き る.名前ではキ クユ族 はMで ,ルオー族 は0で 始 まるので ,その イニ シャルをもつ 日本人は大 変親 しみ を抱 かれ る. 国民の主食 はメイズの粉 で作 った 「ウガ リ」
で ある.これに副食の牛 ,鶴 ,山羊 などの肉 と 野菜 の煮物 を手で混ぜ て食べ る.それで ,食事 前 にメイ ドが水桶 を持 って来 るので ,手 を洗 っ て食べ る. ビ-ルがおい しくて安 く (70円)飲 め る.戟 々は衛 生上生水 を飲 まないで ,ビールを水分補 給 としてよ く飲 んだ.ケニア人は冷 えてないビ ール を好 むので,注文す る時 は 「バ リテ ィ (袷 たいの意)
」と言 わない と生ぬ るい ビールを飲 むVol.4 No.1 1988 はめ に在 るので要注意で ある. 庶民の足 はバ スやマ タツで ある.マ タツとは 小型 トラ ックの荷台 を改造 して人 が乗 れ るよ う に した もので, どこで も乗降 が出来 てバ スよ り 安 いのが特徴 で ある. 主要国道 は舗 装 されてお り,広大 をサバ ンナ に地平線 へ沈 むよ うな一直線道路 を ドライブす る気分 は壮快 で , とて も日本 では味 あえない快 感 がある. しか し,数百 キロ走 って もガスステ ー ションがない こともあるので ,出発前 には周 到 な準備 がい る. 車は 日本車の現地組 立車 もあ るが,多 くは輸 入車で ある.日本車 が約8割 と大方 を占めてお り,残 りはプジ ョ,ベ ンツなどヨーロ ッパ車 が 目だつ .車保有者 は上流階層 で あ り,その違 い を車種 によって誇示 している.在留邦人 にとっ て も車は絶対 に欠 かせ ない.夜 間 などの外 出は 危険 で あるか ら,隣宅 を訪問す るにも車 を使用 す るのは ,セキュ リテ ィの意味 がある.官庁 , 会社 .ホテル,住宅 では,セキュ リテ ィのため に厳 重 な門作 りして必ず ガー ドマ ンを雇 ってい るので ,スムーズに入門す るには 自家用車 は必 需品 となる, (6) 国際協 力の必要性 途上国 における人 口の増大 と食料問題 は ,令 世紀 の世界 における最大の難題 の一つで あ り, 世界的規模 で解決 されか すれば を らをい重要 な 出来事 で ある.今 日の食糧 問題 は,需要 と供給 , つ まり人 口増加 と農業生産 におけ る地域差 であ る.アフ リカの よ うに人 口増加率 が最 も高 いの に,食糧生産の増加率 が人 口の それ を遥 かに下 回 る地域 もあ り,アフ リカに限 らず多 くの途上 国では食糧不足 に悩 む人口 を抱 えてい るのが現 状 である.今後 ます ます人 口増加 が進 み ,
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年 まで に6
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億 人 を突破 す るとみ られ,農業生産 は1
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年 の水準 よ りも6
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程度増大 させ る必要 があるといわれてい る. この よ うな背景 を考 えた とき,わが国 は世界 最強の経済大国 まで に発展 した今 日,これ らの 対応 のためにも世界の出来事 には 目を向 けねば 在 らない し,世界の国 々か らは その ことを期待 ケニ ア事情 一国際協 力 を終 えて思 うこと-されていると言 えよ う.この よ うをことか ら, わが国 が発展途上国へ とるべ き態度 の一つ と し て国際技術協 力が必要 かつ重要 となる. アフ リカ大陸 で実施 中のJICAプ ロ ジェ ク ト は1
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件 あ り,その うち農 業関係 は米作 り機械化 セ ンター (エ ジプ ト国) や ジョモ ・ケ二ヤ ッタ 農工大学 (ケニア国) など5件 がある.これ ら の プロジェ ク トには ,専 門家 と して国公jlL 企 莱 ,大学の技術者 が研究協 力,技術 開発の指導 にあたってお られ る. 農学 を学 び,教育 ・研究す る立場 にある我 々 に とっては ,これ らの事業 とは無縁 では を く, 我 々の持 っている技術 が途上国では強 く期待 さ れていることを国際協 力 を終 えて痛感 している. 途上国 と言 うと,国情 か ら我 々は不安感 が先 に立 ち,行 くのが億劫 になるが,途上国 ケニ ア で1年 間生括 した経験 か らい えることは,専門 家 の待遇 は保証 されてい ること,日常生活は衛 生環境 に注意 さえすれば不安 を く過 ごせ ること, また ,アフ リカを始 め開発途上国 は研究 が十分 で をい面 が多 く,種 々の資源 も未整理 であるこ とか ら,研究者 にとっては研究 の宝庫 で あ り, 興味 ある国 で あることを付 け加 えてお く. 以上 ,ケニ アでの経験 の概要 を述べ させて も らったが,国際協 力,発展途上国等 に興味 を持 たれ る諸氏へ少 しで も参考 になれば幸 いで ある. 最後 に,この よ うな機会 を与 えて頂 いた関係諸 氏へ御礼 を述 べ る. 参考文献 (1) 世界国勢図会 :国勢社,1
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(2) JKCAT PROSPECTUS:JKCAT,1
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ジ ョモ ケニヤ ッタ農工大学総合報告書 : JICA,1
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(4) W.Mwagira:A MordernGeographyof Kenya;MWASSCCO
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(5) J.D.Acland:East AfricaCrops;FÅo,
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(6) H.Hoefor:KENYA;APAProductions,