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中国諸方言における形容詞「AAX」について(2)--その文法的特徴

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Academic year: 2021

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(1)中 国 諸 方 言 に お け る形 容 詞"AAX"に. つ い て(2). その文法的特徴. 大. 0.は. 博. 西. 子. じめ に. 形 容 詞"AAX"の"AA"と. は,単 音 節 形 容 詞Aを 重 複 させ た形 式(重 ね型)で あ り,"X"は. そ の 末 尾 に付 加 され る形 態 素 を指 す。 単 音 節 形 容 詞 の重 ね 型 は,現 代 中 国語 に お い て 普 遍 的 に見 られ る造 語 法 の 一 つ で あ る が,そ の 末 尾 に 付 加 す る"X"に い るた め,多 種 多 様 な"AAX"形. つ い て は,各 方 言 で様 々 な 表 記 を用. 式 が 分 布 して い る。前 回(本 学 紀 要3巻2号. 中国 諸 方 言 に分 布 す る"AAX"に. つ い て,連 用 修 飾 す る際 に伴 う"X"を. 掲 載)で は こ う した 対象 に,ど の よ うな. 方 言 的 差 異 が 見 られ る の か,音 声 ・音 韻 ・形 式 とい った 形 態 的 側 面 か ら考 察 を行 っ た。 そ の 結 果 55の 漢 字 表 記 で示 され る"X"は,音. 声 学 的 に11種,音. 韻 学 的 に は25種. に分 類 で きた 。ま た"X". の 分 布 状 況 は,官 話 方 言 と非 官 話 方 言 との 間 で 大 き く異 な っ て い る こ とも観 察 で き た。 今 回 は 前 回 の 分 析 結 果 を踏 ま え,"AAX"の. 文 法機 能 や 意 味 特 徴 とい っ た 文 法 的 側 面 か らの ア プ ロー チ を. 試 み,方 言 間 の 文 法 的 差 異 を明 らか に して い きた い 。 紙 幅 の 関 係 上,全 方 言 区 に分 布 す るす べ て の形 式 を 扱 うこ と はで き な い の で,本 稿 で は 以 下7 つ の 方 言 に分 布 す る形 式 を 考 察 対 象 とす る:1.北 新 泉 語,6福 2と3.呉 X"に. 州 語,7.広. 方 言,4.湘. 京 語,2.寧. 波 語,3.温. 州 語,4.益. 州 語 。 これ らは以 下6つ の 方 言 区 に属 す る方 言 で あ る:1.官. 方 言,5.客. 家 方 言,6.閲. 方 言,7.男. 陽語,5。 話 方 言,. 方 言 。 ま ず は 各 方 言 に 分 布 す る"AA. つ い て,そ の 形 式 と文 法 的 特 徴 を明 らか に し,そ の後 方 言 問 の 比較 を通 して類 型 化 を 行 う。. 尚,本 稿 で 用 い る デ ー タ は,す べ て既 刊 の 方 言 資 料 に 拠 っ た 。. 1.各. 方 言 に お け る"AAX". こ こ で は7つ 4構. の 方 言 に 分 布 す る"AAX"に. 造 助 詞 と の 形 態 比 較,5意. つ い て,ユ.分. 布 形 式,2.生. 味 特徴 の順 に 考 察 を す す め る。. 一1一. 産 性,3.文. 法 機 能,.

(2) 近 畿 大 学 語 学 教 育 部 紀 要5巻2号(2005・12) 7.1北. 京 語. まず は官 話 方 言 を代 表 す る北 京 語 の状 況 を述 べ る。 1.7.7分. 布 形 式. 北 京 語 の 単 音 節 形 容 詞 の 重 ね 型 に は,以 ①AA(第. 下6形. 一 民1998:108-111):. 二 音 節 に ス ト レ ス が 置 か れ る). ②AA的1)(①. に"的"が. 付 加 し た タ イ プ). ③AA2)(第. 二 音 節 に ス ト レ ス が 置 か れ,第. ④AA的(③. に"的"が. ⑤AA几(第. 二 音 節 は 第1声. ⑥AA几. 式 が 見 られ る(周. 的(⑤. に 変 調 す る). 付 加 した タ イ プ). に"的"が. ① と ② は 普 通 話(標. 二 音 節 は 第1声. 準 語)の. に 変 調 した 後,sc几. 化3)"す. る). 付 加 した タ イ プ) 形 式 で あ る が,今. 層 に お い て 口 頭 で よ く 使 わ れ る 形 式 で,強. で は 北 京 語 の 中 に も 浸 透 し て い る 。 ③ と④ は 若 年. 調 の 意 味 を 含 む 。"几 化"す. る 形 式(⑤. と⑥)は,最. も. 純 粋 な 北 京 語 表 現 で あ る。 1。1.2生. 産 性. 各 形 式 に 現 れ るAの 34個. 数 を 比 較 し て み る と,①26個,②106個,③14個,④57個,⑤14個,⑥. で あ り,② の 標 準 語 形 式 が 最 も 多 く,純. 粋 な 北 京 語 形 式 と され る ⑥ に は,普. 程 度 し か 見 られ な い こ と が 分 か る 。 こ れ は,形. の``的"を. 伴 わ な い 形 式 は,連. の ず と構 成 され るAの. し て い る と い う わ け で は な い 。 例 え ば ③ に 見 られ る"長,狼,緊,鋼,重"は に 見 られ る"炮,高,活,快,軽"は. る の か,そ. の中で. く 同 じAが. 分布. ⑤ で は 見 られ ない. ③ で は 見 られ な い 。 ど の 形 容 詞 が ど の 形 式 を 構 成 す. の 法 則 につ いて は ま だ見 出せ ない 。. "的"は"AA"以. 外に も. ,"AABB"(例"整. 整 芥 芥")や"ABAB"(例"雪. い っ た 二 音 節 形 容 詞 の 重 ね 型 に も 付 加 す る 。"ABAB"で 須 で,常. 用 修 飾 に しか用. 数 は 少 な く な る が,そ. も 標 準 語 形 式 の ① が 最 も 生 産 的 で あ る 。 ③ と ⑤ の 数 は ど ち ら も 同 じ で あ る が,全. し,⑤. の1. 容 詞 の重 ね型 が も と も と北 京 語 にお い て それ ほ ど. 生 産 的 で は な か っ た こ と を 意 味 す る 。 ①,③,⑤ い られ な い と い う文 法 的 制 約 が あ る た め,お. 通 話 の3分. に"ABAB的"の. は,文. 形 で 機 能 す る が,"AABB"で. 白 雪 白")と. 中 の い か な る位 置 に お い て も 必. は,定. 語(連. 体 修 飾 語)以. 外 の位 置. に お い て は 付加 の 有 無 は任 意 で あ る。 1.1。3文. 法 機 能. 一 部 の 形 容 詞 はAAと. 重 ね る こ と で 副 詞 に な る4). 。 例 え ば"好"(良. 「し っ か り と 」 とい う意 味 を 表 す 副 詞 に な る 。"好 好 的"と. い)は"好. 末 尾 に"的"を. 好"と. 重 ね ると. 伴 う と 「し っ か り し て. 一2一. ,r}.

(3) 中 国諸 方言 に お け る形 容 詞"AAX"に. つ い て(2). い る 」 と い う状 態 を 表 す 形 容 詞 に 変 化 す る 。 文 法 機 能 は 副 詞 と形 容 詞 で は 異 な る こ と か ら,"A A"は. 状 語(連. 用 修 飾 語)に. 補 語 に も な る。"AA"は. しか な ら な い が5),"AA的"は. さ ら に 変 調 や"几. て 副 詞 で あ る。 し か し一 旦"的"を 的"は. 化"と. 状 語 以 外 に も 定 語 や 謂 語(述. い っ た 音 声 変 化 を 伴 うが,そ. 伴 え ば"AA的"と. 語)や. の 場 合 も依 然 と し. 機 能 は 等 し く な る 。"AA的"と"AA几. 主 に 謂 語 や 補 語 に 用 い られ る。. 1.1.4"的" 北 京 語 に は"AA的"の"的"と. 同 形 同 音 の 助 詞 が 存 在 す る 。 朱 徳 煕(1961)は. い か ら"的"を"的1的2的3"と3つ 辞,"的3"は. に 分 類 し,"的1"は. 副 詞 接 尾 辞,"的2"は. 2"に. 相 当 す る 形 態 素 と な る が,本. 尾 辞 と 定 義 す る 。 ま た"的1"は. 稿 で は"的2"を. あ く ま で"AA"に. 副 詞 以 外 の 品 詞 に も 付 加 さ れ る こ と か ら7),副. 連 用 修 飾 語 を 形 成 す る構 造 助 詞 と 扱 う。 つ ま り書 き 言 葉 で"地"の 3"は. 名 詞 化 す る他,連. 詞"的"に. 付 加 す る接. 詞接尾辞 ではな く. 字 で 表 記 され る助 詞 を指 す 。. 体 修 飾 語 を 形 成 す る機 能 も 含 む 。 本 稿 で は"的3"を. 単 純 に,構 造 助. 相 当 す る 形 態 素 と定 義 す る 。. 北 京 語 に お い て は,3つ. の"的"は. 葉 の 上 で"的1"が"地"と る が,末. 状態形容詞接尾. 名 詞 性 の 構 造 を 形 成 す る 名 詞 化 マ ー カ と称 し た6)。 朱 徳 煕 の 分 析 で は,"AA的"の. "的"は"的. "的. 文 法 機 能 の違. 尾 に"的1"を. え て"AA地"と. い ず れ も[ta°]8)と 発 音 され,口. 表 記 さ れ,区. 別 され る の み で あ る(表1)。"AA"は. 伴 う こ と も 可 能 で あ る。"AA的"が. 単 独 で 状 語 にな. 状 語 に な る 場 合 は,ふ. つ う文 字 を 替. 書 か れ る。 表1北. 1.1.5意. 頭 で は 区 別 しな い 。 書 き 言. 京 方 言 の"的". 的1. AA的2. 的3. 的(地)[ta°]. 的[t。o]. 的[teO]. 味特 徴. 形 容 詞 の 重 ね 型 に は 量 的 観 念 が 含 まれ てお り,往 々 に して 程 度 の加 重 を表 す(朱 徳 煕1956:5, 1982:27)。 よっ て,も と よ り量 的変 化 を示 さな い 「 絶 対 的 属性 形 容 詞 」は重 ね る こ とが で き な い。 例 え ば"対(正. しい),鰺(十. 分 で あ る),假(偽. りで あ る)"な. どに 重 ね 型 は 見 られ な い 。 ま た形. 容詞 の 重 ね 型 に は 話者 の 主観 的 評 価 も同 時 に含 ま れ,往 々 に して 「 愛 ら しい」 「 好 ま しい」 とい っ た 好 意 的 ニ ュ ア ンス を 伴 うこ とか ら,"圷(悪. い),旧(古. い),努(貧. しい)"な. ど否 定 的 な意 味. を表 す 形 容 詞 も重 ね型 に は な れ な い。 北 京 語 の"AA的"に. は 変 調 形 式 と"几 化"形 式 が あ る が,変 調 形 式 の 文 法 的 意 味 は強 調 で あ. る。 しか し変調 後"几 化"す れ ば語 気 は穏 や か に な る。 例 え ば 同 じ意 味 を 表 す 命令 文 で も. 一3一.

(4) 近 畿 大 学 語 学 教 育 部 紀 要5巻2号(2005・12) 例1)好. 好 的,別. 例2)好. 好 几 的,別. 例1と. 例2で. 圃 了!(騒. が な い で お と な し く し な さ い!). 圃 了!. は 表 す 語 気 は 異 な る。 例2は. 例1よ. 語 の 基 本 的 な 意 味 に 由 来 す る。"几 化"語. り も 語 気 は 穏 や か に 感 じ ら れ る 。 こ れ は"几. は も と よ り指 小 的 意 味 を 表 す こ と か ら,"几. 化"す. と で 程 度 の 軽 微 さ を 表 す 。ま た 指 小 的 意 味 は 愛 称 的 意 味 に 転 化 す る こ と か ら9),"AA几"に ら しい 」 「 親 しみ が あ る 」 と い っ た 感 情 的 ニ ュ ア ン ス が 含 ま れ る 。"駐"(汚. 化" るこ. は 「 愛. い)や"臭"(臭. い). な ど否 定 的 な 意 味 を 持 つ 形 容 詞 は,本 来 重 ね 型 に は な れ な い が,稀 に 重 ね 型 を 形 成 す る 場 合 が あ る 。 そ の 場 合"几. 化"す. る こ と で,否. 定 的 な 意 味 は 好 意 的 な 意 味 へ と 変 化 す る 。 例 え ば(周. 一 民. 1998112) 例3)我. 就 喜 炊 吃 臭 豆 腐,臭. (私 は"臭 1.2寧. 豆 腐"が. 臭 几 的,吃. 着根香。. 大 好 き で あ る 。 適 度 に 臭 み が あ り,食. べ る と 香 ば し い). 波 語. 方 言 別 に"AAX"の し て い る(大. 分 布 状 況 を 見 て み る と,呉. 西2003:76)。. 方 言 が 最 多 で10の. 声 母 に 属 す る"X"が. 呉 方 言 は 南 北 間 の 地 理 的 差 異 が 大 き い た め,本. 分布. 稿 で は北 部 と南 部 そ れ. ぞ れ に 分 布 す る 方 言 を 扱 う こ と に す る 。 ま ず は 北 部 の 代 表 と し て 寧 波 語 に お け る状 況 を 述 べ る 。 寧 波 は漸 江 省 北 東 沿 海 部 に位 置 す る都 市 で あ る。 1.2.1分. 布 形 式. "AA叫[t. gio44]"と"AAA[kau94]"が. 分 布 し て い る 。"AA叫"は. ほ ぼ 全 域 に 分 布 して い る 形 式 で あ る(大 "X"を. 伴 い"AAX"の. 7.2.2生. 西2002:88)。. ま た"AA"は. 基 本 的 に は 単 独 で 現 れ ず,. 。. 産 性. "AA叫"に 好,経"の. 形で機能す る. 寧 波 に 限 らず 北 部 呉 語 の. 形 成 され るAは"慢 他 に"薄,静,イ. の 方 が"AA叫"よ. ,好,経"な. 簑,健,定"10)な. ど ご く 少 数 の 形 容 詞 に 限 ら れ,"AAノ ど が あ る(湯. り若 干 生 産 性 が 高 い 。"叫"と"介"は. ド で はcc慢,. 珍 珠 等1997:443)。. つ ま り"AA介". い ず れ も"AA"に. しか 付 加 せ ず,他. の形 式 で は 見 られ な い。 1.2、3文 "AA叫"と"AAノ. 法 機 能 ド. は いず れ も状 語 に しか な らな い. 状 態 形 容 詞 と し て 状 語 以 外 に 謂 語,補 も状 語 に し か な ら な い こ と か ら,機 に な る 他,"的1"を. 伴 い"AAX+的1"の. 語,定. 。 北 京 語 の"AA"は"的"を. 語 に も な る が,寧. 波 語 の"AA"は"X"を. 伴 って. 等 しい 。"AAX"は. 単 独 で状 語. 能 的 に は 北 京 語 の"AA"に 形 で も表 現 で き る。. 一4一. 伴 えば.

(5) 中 国 諸 方 言 にお け る形 容 詞"AAX"に. つ い て(2). 1。2.4"介"とfi介" "介"に. は"的. と"介"の. 1的2的3"に. 属 す る 機 能 が あ り,音 声 上 の 区 別 を 有 す る(表2)。"的1"に. 表 記 が あ り,"介"は. も と も と"逮. 表 す 指 示 代 詞 で あ る。 状 語 の 位 置 は,動 伴 う"介"に,比. の よ う に)と. い う意 味 を. 作 や 状 態 の あ り さ ま を 描 写 す る と こ ろ で あ る が,状. 語 に. だ 完 全 に は 虚 詞 化 して い な い 助 詞 と 言 え で は あ る が"AA"に. 直接付加す る. 彰 年 等1991:231):. 家 慢 慢 介 熟 起 来 了(外. は だ ん だ ん 暑 く な っ て き た). 同 形 の"介[fio?ユ2]"を. 用 い,"経. 弩叫・ ↑・"や"好. 表2寧. 介[ka44]/介[ho?12]. 好叫ノ ト"な. どと も表 現 で き る。. 波 方 言 の"的" AA的2. 的3. ノト[kall44]. ノト[ho?ユ2]. 的1. 1.2.5意. ん な に,こ. 末 尾 に 付 加 す る 他,稀. こ と も あ る 。 例 え ば(朱. ま た"的3"と. 此"(こ. 況 の 意 味 が 含 ま れ て い る こ とか ら,ま. る 。"介"は"AA叫"や"AA介"の. 例4)天. 広,如. は"介". 味 特 徴. "AA叫"と"AA介"の 1.3温. 文 法 的 意 味 は と も に動 作 や 状 態 の あ りさ ま を描 写 す る こ とで あ る. 。. 州 語. 温 州 は 漸 江 省 南 東 の 沿 海 部 に 位 置 す る 都 市 で,温. 州 語 は 呉 方 言 南 部 にお け る代 表 的 な 方 言 で あ. る。 1.3.1分. 布 形 式. "AA能" い"AA几. ,"AAホ","AA几"の3形 能"の. 式 が 分 布 し て い る 。"AA几"は. 形 で 機 能 す る 。 温 州 も 寧 波 と 同 様"AA"が. し温 州 で は 末 尾 に 接 尾 辞 を 伴 う形 よ りは,"AA"の え ば 北 京 語 の"根"に 屡 屡'(と. 相 当 す る"蛮,蒙"と. て も 低 い)と. い 」 と い う意 味 の"断 い)と. 男 几"を. 表 現 し た りす る(傅. 1.3.2生. 前 に 修 飾 語 を 伴 う形 の 方 が よ く 見 られ る 。 例 高 高"(と. や 」 の 意 味 を 表 す"一. 男 几 高 高"(や. や 高 い)や"断. 男 兀"や. て も 高 い)や"蒙 「 少 しも ∼ で な. 男 几 甜 甜"(少. しも甘 くな. 佐 之1962:128-9)。. 産 性. 重 ね 型 を 形 成 す るAの. 数 は 寧 波 に 比 べ る と 多 い が,"AAX"を. 限 られ る 。"能"は"AA"の 登")に. 伴 い"一. 伴. 単 独 で 現 れ る こ とは少 な い。 しか. い っ た 程 度 副 詞 を 伴 い"蛮. 表 現 し た り,「 す こ し,や. 通 常 末 尾 に"能"を. 他,単. も 付 加 す る が,"ホ"は"慢. み で 生 産 性 は な い(游. 汝 悉,栃. 形 成 す るAは"慢,軽"な. 音 節 接 尾 辞 の 重 ね 型 を 伴 っ た"AXX"(例"虹 慢 ホ""慢. ホ 且慢""硬 強 ホ 羅. 乾 明1998)。"几"は. 一5一. 冬 冬""炮. どに 登. 強手,"な ど 個 別 の 語 彙 に 見 ら れ る の. 二 音 節 形 容 詞"AB"の. 重 ね 型"AAB"に.

(6) 近 畿 大 学 語 学 教 育 部 紀 要5巻2号(2005・12) も付 加 す る が,こ. の 形 式 は 温 州 で は 以 下 の 語 彙 に 限 ら れ る:粉. 粉 変[几,淡 淡 虹 几,淡. 淡 蓋 几(傅. 佐. 之1962:131)。 1.3、3文. 法 機 能. 温 州 の"AAX"も. 寧 波 と 同 じ く状 語 に し か な れ な い 。. 1.3.4``倉. 旨". "能"はAAに. 付加す るほか. ,"的1"に. 相 当 す る 形 態 素 で も あ る。 ま た"介"と. 方 式 を 表 す 指 示 代 詞 で も あ る 。"的3"は"介"[kai°]の. 字 で 表 記 され,"的. 同 様,程. 度や. 、"と は 明 確 に 区 別 さ. れ る(表3)。 表3温. 州 方 言 の``的". AA的2. 的1 能[nark°]. 1.3.5意. 能[naり. も 量 的 観 念 が 含 ま れ,往. る 程 度 は わ ず か で あ る(傅 的 意 味 を 含 み,軽 7.4益. 介[kai°. コ. 々 に し て 量 の 加 重 や 強 調 の 意 味 を 表 す が,加. 佐 之1962:128)。. ま た"AA几"は. 重 され. 北 京 語 と 同 じ く指 小 的 意 味 と 愛 称. 微 な 程 度 や 穏 や か な 語 気 を 表 す(同129)。. 陽 語. 呉 方 言 に 次 い で 豊 富 な"AAX"が 布 す る 方 言 で,益 1.4.1分. 分 布 し て い る の は 湘 方 言 で あ る。 湘 方 言 は 主 に 湖 南 省 に 分. 陽 は 省 都 の 長 沙 か ら お よ そ100キ. ロ離 れ た所 に位 置 す る都 市 で あ る。. 布 形 式. 益 陽 に は,"AA家[ka],AA口 "AA家"は. 斯ls1],AA公[kan],AA哩lli]'の4形. 常 に 末 尾 にli口 姐"[t. ``AA公"は. 全 く伴 わ な い(徐. βieO]を伴 う が,"AA口. 慧2001:229). 白 話 音 を 表 す 表 記 で あ る(同53). 1.4、2生. 形 容 詞 が 列 挙 し て あ る 。 益 陽 語 で は,そ 2001:223)。. 斯"は. 。 こ の"口 姐"は. 式 が 分 布 して い る11)。 伴 う場 合 と 伴 わ な い 場 合 が あ り,. 普 通 話 の")L"に. 相 当 す る 接 尾 辞 で,. 。. 産 性. 昌 叔 湘 著 《現 代 双 活 八 百 洞 》(1980)の. ま た"家,口. 斯,公"は. の 状 態 形 容 詞 や 擬 声 語(例"畦 1.4、3文. ゜]. 味 特 徴. 温 州 の"AA"に. "子"の. 的3. 巻 末 資 料 の 表 一 に,重. ね 型 を 形 成 す る130個. の お よ そ 半 分 の62個. に 重 ね る 用 法 が 見 ら れ る(徐. い ず れ も"AA"に. 畦 哩")や. 動 詞(例"把. の単音節. しか 付 加 しな い が,"哩"はABB型12) 把 哩")の. 重 ね 型 に も付 加 す る。. 法 機 能. 文 中 に お け る 機 能 を 形 式 ご と に 比 較 す る と(表4),"AA家"は. 一6一. す べ て の 位 置 に 現 れ る が,"A. 慧.

(7) 中 国 諸 方 言 にお け る形 容 詞"AAX"に A口 斯"と"AA公"は (表 中 の+一. 状 語 に な れ な い 。 ま た"AA哩"は. 式 に お け る文 法機 能 の 比 較. AA公. AA哩. AA家. AA口. 状語. 十. 一. 一. 十. 謂語. 十. 十. 十. 十. 補語. 十. 十. 十. 一. 定語. 一ト. 十. 十. 一. "AA家"と"AA哩"は. 状 語 に なれ る が. ま た"AA公"は. しか し"AA公"以. 斯. ,状 語 に な るAは"慢,弩,i"な. 直 接 名 詞 を 修 飾 す る 。 例 え ば(徐 件 長 長 公 字 不 好 看(こ. 例5)峨. 状 語 と謂 語 の 例 し か 報 告 され て い な い. は そ れ ぞ れ の 構 文 論 的 位 置 に て 現 れ る か 否 か を 意 味 す る)。 表44形. 例4)略. つ い て(2). ど数 種 に 限 られ る 。. 慧2001:229):. ん な 長 っ た ら し い 字 は 不 恰 好 で あ る). 外 は,定 語 に な る 際 必 ず"的3"に. 隻 辟 畔 家 口姐 的 傍 口姐 是 我 阿 郎(あ. 相 当 す る"的"を. 伴 う。例 え ば(徐 慧2001:228):. の ぽ っ ち ゃ り し た 男 性 は 夫 で す). 1.4.4"的" "的 、"と"的3"に. 相 当 す る 構 造 助 詞 は と も に[tio]と 発 音 し,"的2"と. さ れ る(表5)。"的"は. 北 京 語 と 同 様,状. 語 に な る 際 は"地"と 表5益. 的(地)[ti°]. 陽 方 言 の"的". 家,口. 的3. 斯,哩,公. 的[ti°]. 味 特 徴. 4形 式 の 違 い は,単 は. 書 かれ る。. AA的2. 的1. 1.4.5意. 形 態 上 は っ き り と区別. に 文 法 的 機 能 の 異 同 を 表 す の み な ら ず,意 味 の 面 で も 違 い が あ る 。"AA家". 「 適 度 で あ る 」,「喜 ば しい 」 と い っ た 好 意 的 ニ ュ ア ン ス を 伴 い,"AA口. 斯"は. 「 残 念 で あ る 」 と い っ た 否 定 的 ニ ュ ア ン ス を 伴 う。 よ っ て,"AA家"を を 形 成 す るAと. で は,必. あ る 。 例 え ば(徐. 然 的 に 違 い が 生 じ て く る。 し か し,中. 号 菜 辣 辣 家 口姐,味. 例7)略. 号 菜 辣 辣 口斯 口姐,弥. に は い ず れ も"辣"(辛. ラ ス 評 価 で あ る が,例7で ま た"AA公"も"AA口. 形 成 す るAと"AA口. 斯". に は い ず れ の 形 式 に も 現 れ るAも. 慧2001:227):. 例6)略. こ の2文. 「 物 足 りな い 」,. 道 蛮 好 。(こ の 料 理 は 辛 い が,お. い しい). 吃 得 慣1'r・?(こ の 料 理 は 辛 い け ど,食 い)と. い う共 通 のAが. べ ら れ る の?). 現 れ て い る が,例6で. は,辛. さに 対 して プ. 斯"が. 妨 曲的である. は マ イ ナ ス 評 価 で あ る こ と が 分 か る。 斯"と. 同 様 に 否 定 的 ニ ュ ア ン ス を 伴 うが,"AA口. 一7一.

(8) 近 畿 大 学 語 学 教 育 部 紀 要5巻2号(2005・12) の に 対 し,"AA公"は 例8)布. 直 接 的 で あ る と い っ た 違 い が あ る 。 例 え ば(徐. 栽 成 魅 斜 斜 公,一. こ の 文 で は"斜. 斜"(斜. 点 都 不 好 倣 。(布 を 斜 め に 切 っ て,ま. ー トに 表 現 さ れ て い る. め で あ る)に. 対 す る 話 し手 の. 。 尚,"AA哩"に. 慧2001:228): っ た く 不 細 工 じ ゃ な い!). 「不 快 で あ る 」 と い っ た 否 定 的 感 情 が ス ト レ. は 好 意 的 あ るい は 否 定 的 とい った ニ ュア ンス は 伴 わ ない. (崔 振 隼1998:228)。 "口姐"は A"の. 北 京 語 の"几"に. 相 当す る接 尾 辞 で. ,通 常 は"AAX"の. 末 尾 に 直 接 付 加 す る 場 合 も あ る 。 例 え ば"慢. (崔 振 隼1998:236)。"口. 姐"は. 北 京 語 の"几"と. 好 意 的 ニ ュ ア ン ス を 含 む"AA家"に "AA公"に. は 付 加 しな い. 1.5新. 泉 語. 慢 家 口姐 走"は"慢. 同 様,指. 慢 口姐 走"と. に"A. も表 現 で き る. 小 的 意 味 と 愛 称 的 意 味 を 表 す 。 よ っ て,. は 常 時 付 加 す る が,否. 定 的 ニ ュ ア ン ス を直 接 的 に 表 現 す る. 。. 新 泉 語 は 客 家 方 言 に 属 し,福 1.5.1分. 末 尾 に 付 加 す る が,時. 建 省 西 部 の 連 城 県 に分 布 す る。. 布 形 式. "AA"と"子"を. 伴 う"AA子"が. 分布 して い る. 江 西 省 南 部 に も 広 く 分 布 し て い る(刻 1.5.2生. 。"AA子"は. 客 家 方 言 で は 新 泉 に 限 らず,. 鎗 蓋1999:691)13)。. 産 性. 北 京 語 に お い て 重 ね 型 を 形 成 し な い と 見 な され るC4y-r(悪 は 客 家 方 言 に お い て は 重 ね る こ と が で き る(戸. 修 鴻2001:40)。. い),旧(古. い),假(う. そ で あ る)". し か し"子"[tsai51]は,"AA". 以 外 の状 態 形 容 詞 に は付 加 しな い。 1。5.3文. 法 機 能. "AA"は"AA子"と "的 3"に. 同様. 相 当 す る"介"[g35]を. 例9)慢. 慢 行(状. 語1気. 例11)猪. 肉 切 得 薄 薄,火. 例12)厚. 厚 介 糖 樵 板15)(定. 例13)逮. 語,定. 語,補. 語 に な る が,定. 語 にな る際 は通 常. 埜 泳1997:235-236):. を つ け て). 頬 皮 厚 厚(謂. ま た"AA子"は,謂. 独 で 状 語,謂. 伴 う14)。 例 え ば(項. 例10)面. こ の"島"は. ,単. 語1面. の 皮 が 厚 い). 焼 得 痕 痕(補 語1分. 語1豚. 肉 を 薄 く切 っ て,火. 厚 い お 餅). 語 や 定 語 の 位 置 で"島"[tau51]を 鴻 卵 臭 臭 子 島,急. 好 食(こ. を 強 く し て 妙 め る). 伴 う こ と も あ る。 例 え ば(同38):. の 卵 は 適 度 に 臭 み が あ り,と. て も お い しい). 状 態 形 容 詞 に 伴 う任 意 の 接 尾 辞 で あ り,"AABB"や"ABB"な. 付 加 す る が,"AA"形. 式 に は 付 加 し な い 。 ま た"島"を. 一g一. 伴 っ た 状 態 形 容 詞(例"沐. ど他 の 形 式 に も 雪 雪")が. 定.

(9) 中国 諸 方 言 にお け る形 容 詞"AAX"に 語 に な る 際 も"介"bass]が 例14)泳. 必 要 で あ る 。 例 え ば(同337):. 雪 雪 島 介 手 骨(氷. 1.5.4``ノ. の よ うに 冷 た い 手). ト . "介"は[k. ua3][a3][a35]の3つ. の 変 異 形(variant)で に 現 れ,[a35]は. の 音 形 を 有 す る 。[a3]は[kua3]の. あ る 。 こ の3音. 二 つ の"介"が. 例12)厚. 厚 奈[a35]糖. 例15)厚. 厚 介 介[kua3][a35]味. は"厚. は"厚 厚"を. "ノド. 弱 化 形 式 で あ り,[X35]は[g3]. 形 に は 文 法 的 差 異 が あ り,[kua3]と[a3]は. 名 詞 修 飾 す る 場 合 に 現 れ る 。 よ っ て 名 詞 化 し た"AA"が. "AA介+介+N"と. 例12で. つ い て(2). 厚"(分. 樵 板(分. 厚 い)が. 一 旦 名 詞 化(分. が 重 複 して い る が. 重 複 して現 れ る. 名 詞 修 飾 す る場 合 は. 。 例 え ば(同234,236):. 厚 い お 餅) 道(分. 厚 い 食 べ 物 の 味). 名 詞 の"糖. 厚 い 物)さ ,こ. 名 詞 化 す る場 合. 樵 叛"(お. 餅)を. せ て 名 詞 の"味. 直 接 修 飾 し て い る の に 対 し,例15で. 道"(味)を. 修 飾 して い る。 構 造 上 二 つ の. の"ノ ト"は い ず れ も 名 詞 性 成 分 を 形 成 す る 同 一 の 形 態 素 と 見 な せ. る16)。 表6新. 泉 方 言 の"的" AA的2. 的1. なし 1.5.5意. ノト[935]. 子ltsai51]. 味 特 徴. ``AA"は "虹"に. 的3. 往 々 に して 程 度 の加 重 を表 す が. 比 べ て 程 度 は 一 層 深 ま るが. と を 意 味 す る(項. 埜 沐1997:37)。. 否 定 的 ニ ュ ア ン ス を 持 つ"AA"に 例16)人. 吋 系 笈 得 丑 丑 子,倣. ,"虹. ,"AA子"は. 鉦 子"と. 言 え ば,話. 適 度 な 程 度 を 表 す 。 例 え ば4[/R--1."は し手 に とっ て ほ どよ い程 度 で あ る こ. また 「 愛 ら し い 」 「好 ま し い 」 と い っ た ニ ュ ア ン ス も伴 う の で, 付 加 す る と,貝 乏す 意 味 が な く な る。 例 え ば(同38): 事 吋 知 得 几 会a55. (こ の 女 性 は 別 嬢 で は な い が 、 な か な か の 働 き 手 だ) こ の 文 で は,"五. 五"(不. 細 工 で あ る)に"子"を. 付 加 す る こ と で,「 醜 さ」 の 程 度 が 軽 減 さ れ,「 愛. ら し い 」 と い っ た 話 者 の 肯 定 的 評 価 が 込 め られ る 。 1.6福. 州 語. 福 州 は 福 建 省 の 省 都 で あ り,福 1.6、7分. 州 語 は閲 方 言 に属 す る。. 布 形 式. 福 州 に は"AA勢""AA式""AA若"の3形 "式"は[. -ei?24]. ,"若"は[-uo?za/_uo?5]で. 式 が 分 布 し て い る17)。"勢"の 韻 母 は[-ie213/-ie?24], あ り,声. 一g一. 母 はAの. 韻 尾 に よ っ て 決 ま る。Aが. 陰声韻で.

(10) 近 畿 大 学 語 学 教 育 部 紀 要5巻2号(2005・12)一 あ れ ば[1・],陽声 韻 で あ れ ばIn・],入 声 韻 で あ れ ばIt-]と な る。こ の3つ 自 由 に 置 き 換 え られ る。 例 え ば"虹. 紅 勢"は"鉦. 接 尾 辞 同 士 が 自 由 に 組 み 合 わ さ り,2音 例 え ば"鉦. 鉦 勢 式"や"鉦. 虹 式"や"鉦. 節 や3音. 虹 勢 若",ま. た"虹. 虹 勢 式 若"の. 言 い 換 え られ る。 また 各. 付 加 す る こ とも可 能 で あ る。. よ う に3種. 全 て が 揃 って 現 れ る こ とも. 番 が 入 れ 替 わ っ た と ころ で 意 味 上 の 変 化 は 見 ら. 洋 平1998:120)。. ま た 福 州 に は"AAA"形 1.6.2生. 式 が 分 布 す る 。"AAA"に. は 接 尾 辞 は 付加 され な い 。. 産 性. 福 州 語 に 分 布 す る384個 1988a:301)。 A"は. 鉦 若"に. 節 の 形 で"AA"に. あ る 。 ど の 接 尾 辞 が 先 に 来 る か は 自 由 で あ り,順 れ な い(隊. の 接 尾 辞 に は 互 換 性 が あ り,. の 単 音 節 形 容 詞 の うち,約8割. の301個. に 重 ね 型 が 見 ら れ る(邦. 福 州 で は 北 京 語 で 重 ね 型 を 形 成 し な い と され る 形 容 詞 も重 ね る こ と が で き る。"A. 通 常 単 独 で は 現 れ ず,末. す る 。"勢,式,若"は ABB"(例"四. 尾 に 接 尾 辞"勢,式,若"あ. る い は 構 造 助 詞"其"を. 「重 畳 型 形 容 詞 接 尾 辞 」 と 呼 ば れ(隊 四 角 角")や"AAB"("四. の 重 ね 型 に も 付 加 す る が,重 1.6.3文. 四 角"),"ABB"("四. 角 角")な. どの 二 音節 形 容詞. 法 機 能. 語,定. 語 す べ て の 位 置 に 現 れ る 。 例 え ば(隊 慢 勢 爬 落 来(状. 例18)仕. 前 暗 暗 勢(謂. 例19)面. 曝 口礼 島 島 勢(補. 例20)前. 首 有 蜀 架 破 破 勢 其 汽 牢(定. 語iゆ 語1台. 例 文 中 に お け る"AA勢"は じ く 接 尾 辞 を 付 加 せ ず"AA"の. 言 と 同 じ く"的3"に. 語1顔. は 日 に 焼 け て 真 っ 黒 で あ る) 語1前. か ら ボ ロ ボ ロ の 車 が 一 台 や っ て き た). す べ て 他 形 式 へ の 変 換 が 可 能 で あ る 。 状 語 の 位 置 で は,北 形 で 現 れ る こ と も あ る 。 ま た"其"を. え ば"AA勢")で. 伴 う こ と も で き る が,伴. 破 勢 其 汽 牢"は"破. 名 詞 を 修 飾 す る と き は"破. 一10一. 方. ず し も 伴 う必 要 が あ る の で は. あ れ ば 省 略 で き る 。 し か し"AA"の. しな けれ ば な らな い。. 京 語 と同. 尾 辞 は 欠 か せ な い 。 定 語 の 位 置 で は,他. 伴 う の が 一 般 的 で あ る が,必. 接 名 詞 は 修 飾 で き な い 。 例 え ば 例20の"破 伴 わ な い"AA"が. 澤 平1998:120):. 所 は 薄 暗 い). 相 当 す る"其"を. 尾 辞 を 付 加 し た 形(例. 中 に お い て は 状 語,. っ く り這 い 降 り る). わ な い の が 一 般 的 で あ る 。 補 語 や 謂 語 の 位 置 で は,接. が,"勢"を. 外 に も"A. ね 型 で な い 状 態 形 容 詞 に は 付 加 しな い 。. 例17)慢. な く,接. 伴 っ て機 能. 洋 平2001:60),"AA"以. 3形 式 と も に 文 法 機 能 は 等 しい 。 い ず れ も 単 独 で の 発 話 が 可 能 で あ り,文 謂 語,補. 整徳. 破 勢 汽 牟"と"其"を. 破 其 汽 牟"の. よ う に"其"は. 形 で は直 省 略で きる 必ず 付加.

(11) 中 国諸 方 言 にお け る形 容 詞"AAX"・ 1.6.4"其"と"口 "其"は"的. につ い て(2). 礼" 1"と"的3"に. り使 わ れ な い が,"其"の. 相 当 す る 構 造 助 詞 で[kio]と 他 に"口 礼"[1εo]19)と. 発 音 す る18)。"的1"は. 表 記 す る"的1"も. 実際 にはあま. 見 ら れ る 。 例 え ば(邦. 諮徳. 1988b:452): 例21)我. 定 定 口礼 坐 杵 角(私. 例22)蜀. 日到 冥7Tfp口 礼 倣(朝. し か し"口 礼"が"的. は 静 か に そ こ に 腰 掛 け た) か ら 晩 ま で 一 生 懸 命 に 働 く). 、"と し て 用 い られ る 例 は 少 な く,通. 常 は動 作 の持 続 や 完 了 とい っ た ア ス ペ. ク ト助 詞 と し て 使 わ れ る20>。 表7福. AA的2. 的1 其[kiO]/口. 1、6、5意. 州 方 言 の"的" 的3. 勢,式,若. 礼[1εo]. 其[kiO]. 味 特徴. 3形 式 とも に意 味 上 の違 い は 見 られ な い。どの形 容 詞 が どの接 尾 辞 を選 択 す る か は 自由 で あ る。 形 容 詞 の重 ね 型 は,福 州 語 に お い て も量 的観 念 が 含 まれ てお り,AAはAよ AAAはAAよ. り も さ らに深 ま る。AAの. り も程 度 は 深 ま り,. 表 す 程 度 に は幅 が あ り,構 文論 的位 置 に よっ て そ の 強. 弱 は 異 な る(郊 壼恣徳1988a:305・6)。 概 ね,補 語 や 状 語 の位 置 で は程 度 は加 重 され る が,謂 語 の 位 置 で は,基 本 形Aの 表 す 程 度 とほ ぼ 同等 で あ る。た だ,Aが AAはAの. 事 物 の 恒 久 的 な 属性 を 表 す の に 対 し,. 表 す 属 性 に静 的 な描 写 が加 わ る とい っ た 点 が 異 な る。 定 語 の位 置 で は,程 度 は加 重 さ. れ る 場 合 と され な い 場 合 が あ る。 例 え ば(邦 繁 徳1988a:308): 例23)掬. 蜀 把 利 利 其 刀(よ. く切 れ る刀 を貸 して くだ さい). 例24)宜. 宜 行,看 見 蜀 扇 白 白其 培,汝 鷲 弩 掬 碗 手 就 到 了 (ま っす ぐ行 け ば,白 い壁 が 見 え る か ら,そ こを左 に 曲 がれ ば 着 き ま す). 例23で. は"利 利"は. 白"は 基 本 形"白"(白 1.7広. 「よ く切 れ る」 とい う意 味 で 程 度 は加 重 され て い るが,例24に. お い て は"白. い)と 同 等 で,程 度 の加 重 は 見 られ な い 。. 州語. 広 州 は 広 東 省 の 省 都 で あ り,広 州 語 は輿 方 言 に属 す る。 1.7.1分 "AA"と"口. 布 形式 地"[t. ei35]を 伴 う"AA口. は 第 一 音 節 が 変 調 す る タイ プ,も. 地"が 分 布 して い る。"AA"に. は2タ イ プ あ り,1つ. う1つ は第 二 音節 が 変 調 す る タイ プ で あ る。 どの音 節 が変 調 す. る か で,表 す 程 度 の 強 弱 は異 な り,第 一 音節 が 変調 す れ ば 強 く,第 二 音 節 が 変 調 す れ ば弱 くな る。. 一. ユユ ー.

(12) 近 畿 大 学 語 学 教 育 部 紀 要5巻2号(2005・12) し か し,こ. う した 変 調 形 式 は 広 州 で は 徐 々 に 失 わ れ つ つ あ り,強. の 形 で,そ. の 逆 は"AA口. 7.7.2生. 地"を. 用 い て 表 現 す る 傾 向 に あ る(甘. /. 調 す る場 合 は. 「 副 詞+形. 容詞 」. 干 恩2003:320)。. 産 性. 鯉 方 言 で は 重 ね 型 の 生 産 性 は 比 較 的 高 く,広 節 形 容 詞 に 重 ね 型 が 見 られ る(夢 ね 型 に も付 加 す る が,二. 東 省 の 東 部 に 位 置 す る 海 豊 語 で は ほ とん ど の 単 音. 志 海1995:114)。. 音 節 の 場 合,第. ま た"口 地"は. 単音 節 以 外 に 二音 節 形 容 詞 の重. 一 音 節 の み 繰 り返 され"AA口. 地B"の. 形 で 表 現 す る。例. え ば(Stephen&Virginia1994:220): 例29)伯. 伯 口地 五(恥. こ の 基 本 形 は"伯. 五"と. ず か し気 味 な) い う二 音 節 形 容 詞 で あ る 。 ま た"口 地"は. や 能 願 動 詞 に も 付 加 す る 。 例 え ば(彰 例30)明. 明 口地 嚇(な. 例31)強. 仔 沢 沢 ロ地 日文(強. 例32)去. 欧 洲 旅 游?我. こ れ ら の"VV口. 地"は. 1.7.3文. 小 川2003:167):. ん と な く分 か る) 君 は 少 し 日本 語 を 知 っ て い る). 都 想 想 ロ地 口架(ヨ. す べ て"AA口. 地"と. ー ロ ッ パ 旅 行?僕. も ち ょ っ と 行 き た い ん だ け ど). 同 じ く指 小 的 意 味 を 表 す 。. 法 機 能. "AA"は. 状 語 か 定 語 に 用 い られ る が. 際 は,"的1"に. 相 当 す る"口 敢"[kLm35]を. と い う方 式 を 表 す 指 示 代 詞 で,"AA(口 例34の. 形 容 詞 以 外 に一 部 の単 音 節 動 詞. ,"AA口. 地"は. 謂 語 や 補 語 に も 用 い られ る 。 状 語 に な る. 伴 う こ と も で き る が21),"口 地)口敢"は. 例34)慢. 個h路. 慢 慢 口敢 行(あ. 慢 行,嗜. 好 鉄 来(転. ま た 定 語 に な る 際 は,"AA口. 本来. 「こ の よ うに 」. 已 然 の 事 実 の 描 写 に 使 わ れ る(例33)。. よ う に 動 作 が 未 然 状 態 に あ る 命 令 文 で は 適 用 し な い(甘. 例33)口. 敢"は. よ っ て,. 干 恩2003二320):. の 子 は ゆ っ く り と歩 い て い る) ば な い よ う,気. 地"形. を つ け て 歩 き な さ い). 式 で あ れ 必 ず"的3"に. 相 当 す る"口 既"[kf33]を. 伴 う。 例 え. 1ま(Stephen&Virginia1994:220): 例40)口 1.7。4"口. 個 架 紅 鉦 口地 口既 牟(あ 敢"と"口. 広 州 で は"的1"と"的3"は "口既"[k. ε33]であ る(表8)。"口. の 他[kε35]の 音 形 も あ る が,後. の 赤 っ ぽ い 車). 既" 異 な る 形 態 素 で 表 記 さ れ る 。"的1"は"口 敢"は. 敢"[k珍m35],"的3"は. 上 述 した と お り方 式 を 表 す 指 示 代 詞 で あ る 。"口既"は[k.E33]. 者 は 語 気 助 詞 に 用 い られ る(白. 一12一. 宛 如1998:27)。.

(13) 中 国諸 方 言 にお け る形 容 詞"AAX"に 表8広. 州 方 言 の"的" AA的2. 的3. 口地[tei35]. 口既[kε33]. 的1 口敢[kBm35]. 1.7.5意. つ い て(2). 味 特 徴. "AA"が. 強 調 的 あ る い は 生 き 生 き と した 意 味 合 い を 加 え る の に 対 し. 尾 辞 一ishの よ う に,形. 2.観. ,"AA口. 地"は. 英 語 の接. 容 詞 の 意 味 を 和 ら げ る 働 き が あ る(Stephen&Virginia1994:218)。. 察 結 果 と類 型 化. 以 上7方 言 に お け る"AAX"の. 形 式 と文 法 的 特 徴 を述 べ た が,次 に それ らの観 察 結 果 を ま と. め類 型 化 を行 う。 2、1分. 布 形式. 単 音 節 形 容 詞 の重 ね 型 は そ の形 式 的 特 徴 か ら, ① 重 畳 式(AA,AAA) ② 付 加 式(AAX,FAA) ③ 変 調 式(AA,AA) の3タ イ プ に分 類 で き る。 2、1.1重 "AA"は. 畳式 北 京 や 新 泉 に分 布 す る が. ,北 京 で は 副 詞 で あ る の に対 し,新 泉 で は謂 語 や 補 語 の位. 置 に も現 れ る こ とか ら状 態 形 容 詞 で あ る。ま た福 州 で は"AA"以. 外 に"AAA"形. 式 が 分布 し,. 甚 だ しい 程 度 を表 す 。 2.1.2付. 加式. "AAX"は7方 叫,AAAl温. 言 す べ て に分 布 す る. 。 各 方 言 に 分 布 す る形 式 は,北 京:AA的1寧. 州:AA能1益. A勢,AA式,AA若1広. 陽:AA家,AA口 州:AA口. 斯,AA公,AA哩1新. 泉:AA子1福. 地 で あ る。 寧 波,温 州,益 陽,福 州 で はAAは. ず,末 尾 に接 尾 辞(X)を. 伴 っ て機 能 す る。 ま た 温 州 で は接 尾 辞 を 伴 う他,"AAA"や"一. A"な. 修 飾 も受 け る こ とが で き る。. ど程度 副 詞(F)の. 2.1.3変. 波:AA 州:A. 単独 で は 現れ 男 几A. 調式. 変 調 形 式 は北 京 や 広 州 に 見 られ るが,北 京 で は 第 二 音 節 が 高 平 調155]に 変調 し,強 調 の 意 味 を 表 す の に対 し,広 州 で は 変 調 の 調 値 は高 昇 調[35]で,強. 一13一. 調 の 意 味 を表 す 場 合 は,第 二 音 節 で は な.

(14) 近畿大学語学教育部紀要5巻2号(2005・12) く第 一 音 節 が 変 調 す る。 ま た 第 二 音 節 が 変 調 す る場 合 も あ り,弱 化 の 意 味 を表 す 。 2.2生. 産 性 とXの. 2.2.1生. 使 用範 囲. 産性. 重 ね型 を 形 成 す る単 音 節 形 容 詞 の数 は方 言 に よ っ て 異 な る。 福 州 で は 分 布 す る形 容 詞 の8割 に 重 ね る用 法 が 見 られ,AAに 益 陽 で は60ほ. 構}成され る 語 は300ほ. どで あ る。 また 寧 波 で は10ほ. どあ る と され る が,北 京 で は100ほ. どで あ り,. ど しか 見 られ ず 生 産性 は 著 し く低 い。 こ う した生 産. 性 の違 い は,重 ね 型 が表 す 文 法 的意 味 の微 妙 な方 言 間 の 差 異 に 起 因す る と考 え る。 2.2.2Xの AAに. 使用 範 囲. 公,子,口. 付 加 す るXは 状 態 形 容 詞 接 尾 辞 と見 な され て い る が(朱 徳 煕1961),"叫,ノ 地"はAAに. 付 加 す る が,多. しか 付 加 しな い22)。 ま た"能,哩,勢,式,若"はAA以. くはABBやAABBと. ト,家,口 斯, 外の形式 にも. い った 重 ね 型 状 態 形 容 詞 に付 加 す る。 つ ま り,北 京 語 の. "的"を 除 く他 のXに つ い て は. ,使 用e囲 に 制 限 が あ り,一 律 これ らを 北京 語 と同 類 の 「状 態 形. 容 詞 接 尾 辞 」 と扱 うこ とはで き ない 。 2.3文. 法機 能. 2.3.1文. 中 に お け る機 能. 形 容 詞 の 重 ね 型 が 文 中に 占め 得 る位 置 は,状 語,謂 語,補 語,定 語 の4つ で あ る が(朱 徳 煕1959), 各 方 言 に 分 布 す る"AAX"に. は,こ れ ら4つ の構 文 論 的位 置 を完 全 に は有 しな い も の もあ る。. 例 え ば 寧 波 と温 州 に 分 布 す る"AA介""AA叫""AA能"は しか し,益 陽 の"AA口. 斯"と"AA公"は. す べ て状 語 の位 置 に しか 現 れ な い。. 状 語 の位 置 に は 現 れ ず,他 の位 置 に は現 れ る こ とが で. き る。 2.3、2AAXの. 文法 的 性質. こ う した 文 法 的機 能 の 相 違 か ら,各 方 言 に分 布 す る"AAX"は プ に分 類 で き る(表9)。. 前 者 は 状 語 の 位 置 に しか 現 れ ない タイ プ,後 者 は状 語 以 外 の位 置 に も現. れ る タイ プ を指 す。 前者 は機 能 的 に 北 京 語 のAAと る"AAX"は. 副 詞 的 タイ プ と形 容 詞 的 タイ. 同等 で あ り副詞 と扱 え るが,呉 方 言 に分 布 す. 単独 で の発 話 が 可 能 で あ るた め,副 詞 とは扱 わ な い(北 京 語 のAAは. 単独での発. 話 は不 可 能 で あ る)。 表9各. 方 言 に分 布 す るAAXの. 副詞 的. AA四. AAA. AA能. 形容詞 的. AA的. AA家. AA口. 斯. AA公. 一14一. AA哩. 文 法 的性 質. AA子. AA勢/式/若AA口. 地.

(15) 中 国 諸 方 言 に お け る 形 容 詞"AAX"に 2.4構. つ い て(2). 造 助 詞 と の 形 態 比 較. 2.4.1"的2"と"的3" 北 京 に 分 布 す る"AA的"の"的2"は,構 布 す る"X"は. す べ て"的3"と. 表10各. 造 助 詞"的3"と. 北京. 的2≠ 的3. 寧波. の方 言 に分. 形 態 上 の 区 別 を 有 す る(表10)。. 方 言 に 分 布 す る"的2"と"的3"の. 的2=的3. 同 形 同 音 で あ る が,他. 温州. 益陽. 新泉. 形 態 比較. 広州. 福州. 2.4.2"的1"と"的3" 北 京 の"的1"は "的"も. 書 き 言 葉 の 上 で"地"と. 表 記 す る が,音. 声 上"的3"と. 北 京 と同 様 で あ る. 。 し か し 温 州 と 広 州 で は"的1"と"的3"は. 上 の 区 別 を 有 す る 。表11は. 各 方 言 に 分 布 す る 構 造 助 詞(的. 寧 波 と福 州 は い ず れ の タ イ プ に も 属 す る。 そ れ は"的1"に に 由 来 す る が,も. う1つ. す る"介"と"介"は. は"的3"と. 、的3)の. は 区別 しない 。 益 陽 の 異 な る 表 記 で 示 し,形. 態. 形 態 比 較 を 示 し た も の だ が,. 複 数 の 表 記 が あ る た め で,1つ. は"的3". は別 の形 態 素 に 由 来 す る こ とを 意 味 す る。 例 え ば 寧 波 に 分布. い ず れ も"的1"の. 機 能 を 有 す る が,"介"は"的3"に. 由 来 し,"介"は. 指. 示 代 詞 に 由 来 す る。 ち な み に 温 州 と 広 州 の"的1"も. 指 示 代 詞 に 由 来 す る 。 た だ 福 州 に 分 布 す る"口. 礼"は,状. 字 で 表 記 す る 助 詞)と. 態 補 語 を 導 く マ ー カ(普. 通 話 で"得"の. ク ト助 詞 や 方 位 詞 と い っ た 機 能 も 見 られ る こ と か ら,指 が で き よ う。 ま た 北 京 と 温 州 で は"的1"は"的2"と 表11各. 方 言 に 分 布 す る"的1"と"的3"の. 的1=的3. 北京. 益陽. 寧波 福州. 的 、≠ 的3. 温州. 広州. 寧 波 福州. 同 形 で,他. に もア スペ. 示 代詞 以 外 の 形 態 素 に語 源 を見 出す こ と 同 形 で あ る。. 形態比較. 2.4.3"的1""的2""的3" 以 上 の 観 察 結 果 か ら,各 は 以 下4タ. 方 言 に 分 布 す る"X'. (=的2)と. 構 造 助 詞(二 的1的3)と. の形 態 的 関 係. イ プ に 帰 納 す る こ と が で き る:. ① 的1=的2=的3北. 京. ② 的1=的2≠. 的3温. 州. ③ 的1=的3≠. 的2益. 陽. 寧 波. 福州. ④ 的1≠ 的2≠ 的3広. 州. 寧波. 福州. 甲. 一. ユ5一.

(16) 近畿大学語学教育部紀要5巻2号(2005・12) 2.4.4AAXの. 名詞修 飾. 形 容 詞 の 重 ね 型 が 名 詞(N)を 表 現 す る。 しか し,AAXが. 修 飾 す る際 は,通 常 構 造 助 詞"的3"を. 伴 い"AA+的3+N"と. 名 詞 修 飾 す る際 は,名 詞 を 直 接 修飾 す る場 合(AAX+N)と"的3". を伴 う場 合(AAX+的3+N)が. あ る。こ うした 状 態 形 容 詞 の名 詞 修 飾 に 関 して は,朱 徳 煕(1980). に よっ て 早 く も報 告 され て い るが23),本 稿 で は さ らに も う1形 式 追 加 してお き たい 。 そ れ は"A AXI+X2+的3+N"で +N"の. あ る。 例 え ば 益 陽 で は"AA家+口. よ うに,AAXlの. 姐+的+N"や"AA口. 斯+口 姐+的. 末 尾 に さ らにX、 とは異 な るX2を 伴 い名 詞 修 飾 す る。 よ っ てAAX. の名 詞 修 飾 形 式 は 以 下3タ イ プ に 帰 納 で き る: ①AAX+N例)AA公(益. 陽)AA勢(福. ②AAX+的3+N例)AA勢(福. 州)AA口. ③AAXl+X2+的3+N例)AA家(益. 陽)AA子(新. 2.5意. 州) 地(広 州)AA子(新. 泉). 泉). 味 特徴. 各 方 言 に分 布 す るAAXに. は,概 ね以 下3つ の 文 法 的 意 味 が含 まれ る。. ① 状 態 の描 写 ②量的変化 ③感情的 ニュアンス 2.5、7状. 態 の描 写. 形 容 詞 の 重 ね 型 の プ ロ トタ イ プ 的 意 味 は,属. 性 を 状 態 に 転 化 させ る こ と で あ る(朱. 2003:16)。 これ は形 容 詞 の重 ね 型 が基 本 形Aの 属 性 形 容 詞 と区別 され,状 以 で あ る。 寧 波 や 温 州 に 分布 す るAAXは,そ. 態形 容 詞 と言 わ れ る所. の 文 法 的 機 能 か ら副 詞 と分 類 され る場 合 もあ るが. 24),動 作 や 状 態 の 描 写 とい うの は 状 態 形 容 詞 の 表 す 核 心 的 意 味 で あ る(朱 徳 煕1982:73)。 す べ て の 方 言 に分 布 す るAAXは 2。5.2量. 景松. よ って. 状 態 形 容 詞 と分 類 で き る。. 的 変化. ま た 形 容 詞 の 重 ね 型 に は 量 的観 念 が含 まれ,量 化 」(程 度 の加 重 あ る い は 強 調)と 邦整 徳(1988a)は,こ. あ るい は 程 度 の 変 化 を表 す 。 そ の変 化 に は 「強. 「 弱 化 」(程 度 の 軽 減)が 含 まれ る。 朱 徳 煕(1956,1982)や. う した 形 容 詞 の 「量 的 変 化 」 は,構 文 論 的位 置 の 違 い に よ っ て異 な り,. 概 ね状 語 や 補 語 の位 置 で は程 度 の加 重 や 強 調 を表 し,定 語 や 謂 語 の 位 置 で は軽 微 な程 度 を表 す と 指 摘 して い るが,朱 景 松(2003)は. そ の説 を 否 定 し,量 的変 化 は形 容 詞 が及 ぼす 対 象 物 に影 響 し,. そ の対 象 物 が 人 物 の 風貌 で あ る と きは,往 々 に して 軽 微 な 程 度 にな る と指 摘 して い る(17頁)。 いず れ の説 に も一 理 あ り,ど ち らが 正 しい か は判 断 で き な い が,形 容 詞 の 重 ね 型 の 量 的 変 化 は,. 一16一.

(17) 中国諸方言 にお ける形容詞"AAX"に. つ いて(2). 複 数 の要 素 に影 響 され る とい うこ とは 事 実 で あ る。 形 容 詞 の 重 ね 型 は,そ の 形 式 的 特 徴 か ら① 重 畳 式,② 付 加 式,③ 変 調 式 に 分 類 で きた が,形 容 詞 の 量的 変 化 は,「 付 加 」 や 「 変 調 」 とい っ た 形 態 変 化 に よ って も表 す こ とが で き る。接 尾 辞 の付 加 は,往 々 に して 弱 化 の 意 味 を表 し,感 情 的 ニ ュ ア ンス を 伴 う場 合 が 多 い。"几"や"子"の. よう. な指 小 辞 は指 小 的意 味 の他,愛 称 的意 味 も表 し,付 加 す る こ とに よっ て軽 微 な 程度 と 「愛 ら しい 」 「 好 ま しい 」 とい っ た好 意 的 ニ ュア ン ス を表 す 。 ま た変 調 は,往 々 に して 強 化 の 意 味 を表 す 。 広 州 に は弱 化 の意 味 を表 す 変 調 形 式 もあ る が,弱 化 は接 尾 辞 を付 加 して"AA口. 地"の 形 で表 され る. こ とが 多 い 。 2.5.3感. 情 的 ニ ュア ンス. そ の 他,形 容 詞 の重 ね 型 に は,属 性 に対 す る話 者 の主 観 的 評 価 が含 まれ る(朱 徳 煕1956)。. 指. 小 辞 が 付 加 され る の は そ の た め で あ る。 指 小 辞 には 上 述 した通 り,愛 称 的意 味 も表 す こ とか ら好 意 的 ニ ュア ン スが 伴 う。 益 陽 で は"家,口 斯,公"3っ. の接 尾 辞 の付 加 に よ り,好 意 的 ニ ュア ンス. だ け で な く,否 定 的 ニ ュア ンス も表 現 され る。. 3、. ま とめ. 以 上 各 方 言 に 分 布 す るAAXに 布 す るXは,形. つ い て,そ の 形 式 と文 法 的 特 徴 を観 察 してみ た が,各 方 言 に 分. 態 上,官 話 方 言(北 京 語)と. 非 官話 方 言(そ れ 以 外 の方 言)と. の 間 で 大 き く対 立. して い る こ とが,今 回 のXと 構 造 助 詞 との 関係 か ら も十 分 に確 認 す る こ とが で き た。 北京 語 で は AAXのXと. 構 造助 詞"的3"は. れ る。 ま たXは,北 い て はAAし. 同形 で あ るの に 対 し,他 の方 言 で は 両者 は全 く異 な る 表 記 で 表 さ. 京 語 で はAA以. 外 の状 態 形 容 詞 に も広 く用 い られ るの に対 し,他 の方 言 にお. か付 加 しな い,あ るい は重 ね 型 状 態 形 容 詞 に しか付 加 しな い とい っ た制 約 が あ る。そ. の他,形 容 詞 の 重 ね 型 に はAAX以. 外 に もAAAやFAA,AA(変. 調)と い った ヴ ァ リエ ー シ. ョン が非 官 話 方 言 に分 布 して い る こ と も観 察 で き た。 しか し,文 法 機 能 や 意 味 とい った 側 面 で は,官 話 方 言 と非 官 話 方 言 との 間 に際 立 っ た対 立 は 見 ら れ な か っ た。AAXの. 文 法機 能 は,呉 方 言 の 状 語 に しか な らな い とい っ た 点 を除 い て,非 官 話 方. 言 にお い て も状 態 形 容 詞 と して の機 能 は 備 わ って い る。 ま た意 味 の 面 で は,方 言 を問 わ ず 「 描写 性 」,「量 的 変 化 」,「感 情 的 ニ ュア ンス 」 とい った 要 素 が 多 かれ 少 な かれ 含 まれ て い る。 た だ そ の い ず れ の要 素 を主 た る意 味 特 徴 とす るか は方 言 に よ っ て異 な り,寧 波 や 温 州 で は 「 描 写性 」,福 州 や広州で は 「 量 的 変 化 」,北 京 や 益 陽 で は 「 感 情 的 ニ ュ ア ン ス 」 で あ り,こ う した 微 妙 な違 い が, 重 ね 型 を形 成 す る生 産 性 の地 理 的 差 異 を生 み 出 して い る の で は と考 え る。. 17.

(18) 近畿大学語学教育部紀要5巻2号(2005・12) 今 回 は文 法 的 側 面 か らの ア プ ロー チ で 終 わ り,Xの 次 回 は 史 的 事 実 との対 照 比 較 を通 して,Xの. 語 源 につ い て ま で は 考 察 で き な か った が,. 通 時 的 考 察 も行 っ て い き た い。. 注 1)周. 一 民(1998)で. は,"AA[de]"と. 示 し て い る が,こ. 稿 で は 原 文 に な らわ ず に"AA的"と 2)Aの. 下の. 3)"几"は. のlde]は"的"と. 示 した 。. 「一 」 は 変 調 す る こ と を 示 す 。. 音 声 的 に は 単 独 で 音 節 と な る こ と は で き な い 。 直 前 の 音 節 と 一 体 と な っ て,そ. の 構 成 要 素 と な る 。 こ の よ うな 現 象 を"几 4)副. 詞 に な れ るAは"慢,好,軽,逸"な. 5)周. 一 民(1998)は"AA(几)"は. 好 几"は"一. 徳 煕1961:75)。. 後 ろ に 数 量 詞 が 来 て い る た め,定 好)L一. 介"と. 6)"的"の. ノ ト人 急 広 悦 死 就 死 了"(111頁)を. 定語 の例 と して 挙 げ て い. い う数 量 詞 を 修 飾 し て い る の で あ っ て,"人"と. 徳 煕 が1961年. 及 び1993年. 洞 尾","的3"を"名 7)朱. に 発 表 した 論 文 で は,"的1"を"副. 容 洞 性 単 位 的 后 附 成 分","的3"を"名. 同 氏 の1981年. 奇 地 悦","雨. 劣 印#嬉1999年,160頁. 不 停 地 下","科 か ら 引 用)で. 音 表 記 は 国 際 音 声 字 母(IPA)を. の 説 は,ド 煕1956:38),そ. 10)"イ 裏"は. 洞 性 単 位 的 后 附 成 分", し て い る が,. 洞 洞 尾",cs的2"を"状. 恣形容 洞. 二 音 節 副 詞 に 付 加 す る 副 詞 性 の 後 続 成 分 と 定 義 し た が(74頁),. 肩 に ア ラ ビ ア 数 宇 で 示 し た(0は 9)こ. 中 心語 の 間 に は. して い る 。. 連 用 修 飾 す る 成 分 は 副 詞 に 限 らず,形. 8)発. 好 几"と. い う名 詞 を 修. 洞 性 単 位 的 后 附 成 分"と. の 発 表 論 文 で は,"的1"を"副. 洞化祢う 己"と. 徳 煕(1961)は"的1"を. 例 え ば"巣. 語 と見 な す. 必 要 で あ る。. 定 義 は,朱 2"を"形. 氏が定語 と. 語 で は な く,状. 飾 し て い る わ け で は な い 。 も し 名 詞 を 直 接 修 飾 す る の で あ れ ば,"好 必 ず 助 詞 の"的"が. の音節. 言 う。. 定 語 に も な る と述 べ て い る が(109・111頁),同. べ き で あ る 。 例 え ば,"好 る が,"好. 化"と. ど 数 種 に 限 られ て い る(朱. 見 な した 例 文 は,"AA(几)"の. "的. 表 記 さ れ る た め,本. ラ グ ノ ブ 著 《現 代1吾. 容 詞 や 動 詞,ま 学 地 槍 証"(昌 あ る が,例. た一 部 の名 詞 に お い て も可 能 で あ る。 叔 湘 著 《現 代 双 活 八 百 洞 》 増 汀 本,商. 文 中 の"地"は. す べ て"的1"に. 相 当す る。. 使 用 し,声 調 は 正 確 な 調 値 が 分 か る も の の み 音 声 表 記 の 右 軽 声 を 意 味 す る)。 浩 法 研 究 》70頁. を 参 照 し た も の と示 され て い る が(朱. 徳. の 書 の 出 版 年 や 出 版 社 等 は 不 明 で あ る。. 「 お 利 口 さ ん で あ る 」,"健"は. 「 健 康 で あ る 」,"定"は. 意 味 を表 す 。. 一18一. 「落 ち 着 い て い る 」 と い う.

(19) 中 国 諸 方 言 にお け る 形 容 詞"AAX"に 11)徐. 慧(2001)は,"AA"に B"に. 付 加 す る 接 尾 辞 を"家,口. 付 加 す る と報 告 し て い る が(223頁),崔. と 報 告 して い る(226頁)。. 斯,公"の3つ. つ い て(2). と し,"哩"は"AB. 振 隼(1998)は"哩"も"AA"に. ま た 声 調 に 関 して も,徐. 付加 す る. 氏 と 崔 氏 の 記 述 に 食 い 違 い が あ る の で,. こ こ で は 声 調 は 示 さ ず 音 声 の み を 示 した 。 12)益. 陽 語 のABB型 浸 哩"は,汗. のAの. が 衣 服 に 染 み 渡 っ て い る 状 態 を 表 す(崔. 13)"AA子"は. 江 西 省 南 部 に 位 置 す る 子 都,南. も 分 布 し て い る(刻 14)新. 多 く は 名 詞 性 成 分 で あ り,BBは. 康,上. 述 語 性 成 分 で あ る 。 例 え ば"汗. 振 隼1998:255)。. 就,銅. 鼓,操. 湊,井. 図 山 な どの地 域 で. 鎗 蓋1999:691)。. 泉 語 で は 定 語 と 中 心 語 の 間 に 必 ず し も 構 造 助 詞 を 伴 う必 要 は な い が,状 な る 際 は 伴 うの が 一 般 的 と さ れ る(項. 15)方. 言 資 料 の 原 文 で は,定 の み が 記 され て い る(項. 16)項. 夢 泳(1997)で. 埜 沐1997:335)。. は 名 詞 化 す る"介"と. 名 詞 修 飾 に 伴 う"介"は,互. 18)"其"の. 徳 煕1993:93)。. 表 記 を"例,口. こ で は 隊 洋 平 氏(1998)の. も と も と の 調 値 はlk153],助. い に異 な る形 態 素 で あ. 者 は 機 能 上 共 に 名 詞 性 構 造 を 形 成 す る 成 分 で あ り,音 形 は. 言 資 料 に よ っ て は,"勢,式,若"の ど),こ. 形[g35]. 埜 泳1997:236)。. 異 な っ て も 同 一 の 形 態 素 と み な す べ き で あ る(朱. 酪 徳1988な. 態 形 容 詞 が 定語 に. 語 と 中 心 語 の 間 に 現 れ る 構 造 助 詞 は 漢 字 表 記 を 用 い ず,音. る と認 識 し て い る が(339頁),両. 17)方. 浸. 勒,暗"と. して い る も の も あ る が(邦. 用 い た表 記 を採 用 した。. 詞 で 使 わ れ る 場 合 は 往 々 に し て 軽 声 で 発 音 さ れ る。"其". の 声 母 は 直 前 の 音 節 の 韻 尾 に よ り,[k-,kh・,X',φ. ・(ゼ ロ 声 母)]に. 変 化 す る(隊. 洋 平2001:. 58)0 19)"口 礼"は. 常 に 軽 声 で,韻. す る(隊. 洋 平1998:185)。. 20)"口. 礼"は. 母 は[ε]で あ る が,声. 母 は 直 前 の 音 節 の 韻 尾 に よ り[1-,n-,t-]に. 他 に も 副 詞 と して 動 作 の 進 行 を 表 し た り,状. 態 補 語 を 導 い た りす る 機 能,ま. に 後 続 し 「∼ の 上 」 「 ∼ の 中 」 と い っ た 方 向 を 表 す 方 位 詞 の 機 能 も有 す る(邦 21)朱. 徳 煕(1980)は "噌"は[蛇. 22)広. 23)朱. m33]と. 州 の"口 地"は で あ り,形. 広 州 語 の"的1"に. 読 ま れ,"口 敢"[kLn735]と. 二 音 節 形 容 詞ABの. 態 上"AA"に. 徳 煕(1980)は,状 ③R+的3+Nの3タ. 相 当 す る形 態 素 を"噌"と. の 表 現 形 式 は"AA口. 名 詞 化 形 式 を ①R+的2+的3+N,②R+的2+N,. 一19一. 諮 徳...)。. は 調 値 が 異 な る。. 重 ね 型 に も 付 加 す る が,そ. イ プ に 分 類 した(165頁)。. た名 詞. 表 記 し て い る が(162頁),. 付 加 す る形 と な っ て い る。 態 形 容 詞(R)の. 変化. 地B".

(20) 近 畿 大 学 語 学 教 育 部 紀 要5巻2号(2005・12) 24)例. え ば 湯 珍 珠 等(1997)で. は,AAXの. 多 くが 副 詞 に分 類 され て い る。. 方言資料 北京:周. 一 民1998《. 北 京 口活 活 法 》活 文 出版 社. 寧 波:湯 珍 珠,隊 忠 敏,昊 新 賢1997《T波. 方 言 洞 典 》江 芳教 育 出版 社. 朱 彰 年,醇 恭 穆,周 志 鋒,江 錐 輝1991《 温州:游. 汝,,,,,栃乾 明1998《. 傅 佐 之1962〈 益 陽:崔 振 隼1998《 徐 慧2001《 新 泉:ヌU鎗 釜1999《. 阿拉T波 活 》隼 奈師 萢 大 学 出版 社. 温 州 方 言 洞 典 》江 芳 教 育 出版 社. 温 州 方 吉 的形 容 洞 重 登 〉《中 国lq文 》3月 号128-131頁 益 阻方 言 研 究 》 湖 南 教 育 出版 社 益 阻 方 言 語 法 研 究 》 湖 南 教 育 出版 社 客 鞍 方 言 比較 研 究 》 中 国社 会 科 学 出版 社. 項 夢泳1997《. 達 城 客 家 活 活 法 研 究 》 活 文 出版 社. 平 修 鴻2001〈. 平 逸 客 家 活 的錯 絢 助 洞 〉《活 言研 究 》 第2期37・47頁. 福 州:邦 整 徳1988a〈 邦 繁 徳1988b〈. 福 州 方 言 形 容 洞 重 登 式 〉 《方 言 》 第4期301-311頁 福 州 方 吉"口 礼"的 洞 性 及 其 用 法 〉《中 国沼 文 》 第6期450-452頁. 隊洋 平1998《. 福 州 方 言 研 究 》 福 建 人 民 出版 社. 隊洋 平2001〈. 福 州 方 吉 的 錯 絢 助 洞 及 其 相 美 的句 法 結 絢 〉《活 言研 究 》第2期x7-64頁. 広 州:StephenMatthews&VirginiaYip1994Cantonese:Aα 翻 訳 本 『広 東 語 文 法』 千 島英 一,片 岡新 訳[目. 塑ρrθ 加"5ル θGrammar 本]東 方 書 店2000年. 白宛 如1998《.   州 方 吉 洞 典 》 江 弥 教 育 出版 社. 甘 干 恩2003〈.   奈 四 邑方 言 形 容 洞 重 登 式 的 綜 合 研 究 〉. 参照. 《汲 活 方 吉1吾法 研 究和 探 索 》 黒尤 江 出版 社319・326頁 彰 小 川2003〈. 美 干cr的"的. 一些思考 一. 杁   州 活 没 有 三 介6`的"悦. 《双 活 方 言悟 法 研 究和 探 索 》 黒尤 江 出版 社164-170頁 夢 志 海1995《. 海 車 方 言 》 徳 宏 民族 出 版 社. 参 考文献 朱 徳 煕1956〈. 現 代 双 活 形 容 洞研 究 〉《ip言研 究 》 第1期 《現 代 双 悟 活 法 研 究 》商 各 印需 棺1997年3-41頁. 1961〈 悦ra的"〉 《中 国活 文 》12月 号. 一20一. 所収. 起〉.

(21) 中 国 諸 方 言 にお け る 形 容 詞"AAX"に 《現 代 双 活1吾法 研 究 》 商 各 印 部 棺1997年67-103頁 1980〈. 北 京 活, . 州 活,文. 水 活 和 福 州 活 里 的"的"字. つ い て(2). 所収 〉 《方 言 》 第3期161・165. 1982《1吾 法i井文 》 商 劣 印 需 棺 1993〈. 杁 方 吉 和 房 史 看 状 恣 形 容 洞 的 名 司 化 〉 《方 吉 》 第2期81-100頁. 朱 景 松2003〈. 形 容 同 重a式. 的 活 法 意 文 〉 《/p文 研 究 》 第3期9・17頁. 拙 論2002「. 呉 方 言 の 形 容 詞"AAX"形. 式 に お け る"X"に. 『近 畿 大 学 語 学 教 育 部 紀 要 』 第2巻 2003「. 中 国 諸 方 言 に お け る 形 容 詞"AAX"に 『近 畿 大 学 語 学 教 育 部 紀 要 』 第3巻. 一21一. っ い て一 分布 状 況 と類 型 化 」. 第1号87-102頁 つ い て(1)一"X"の 第2号69・82頁. 形態的特徴」.

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参照

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