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資料名「祖母のつえ」(大阪書籍)

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Academic year: 2021

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第5学年

道徳学習指導案

1 主題名 『自分で生かしていく生命』[高学年3−(2)] 資料名 「祖母のつえ (大阪書籍)」 2 主題設定の理由 ○本主題では,自分の生命が様々なつながりの中で支えられ生きていることを理解させ,そのかけ がえのない生命を大切にし,これからも自他の生命を尊重しながら,生きていこうとする心情を 育てることをねらいとしている。本主題で指導する生命とは,何ものにもかえ難いかけがえのな いものであり,その存在自体に価値がある。この生命を大切にするには,自他の生命を尊重する とともに,支えてもらったことや生きていることへの感謝の念をもたせることが必要である。そ の感謝の念は,自分自身を見つめ自分の生命について考えたり,多くの死に出会ったりすること によって,両親をはじめ多くの人々の愛情や信頼に気付き,育っていくものである。そこで,様 々な死と出会い,感謝の気持ちをもって生きてこられた保護者と共に,生命の大切さについて考 えていくことで,自分の生命はこれまで多くの人に支えられてきたことに気付き,これから自分 の生命を自分で生かしていく見方・考え方・感じ方をとらえる道徳学習が大切であると考えた。 本主題に関しては,第4学年での代わりのない自分の生命を生かして精一杯生きることの尊さを 知る学習を受け,第6学年での限りある生命を精一杯輝かせることの尊さを理解し,かけがえの ない自他の生命を尊重するといった学習へと発展していく。 ○本学級の子どもたちは,これまでの生命に関する学習をとおして,自分の生命が母親の体の中で 大切に育てられ,成長してきたことを理解している。また,生命が大切なものであり,自分の生 命が家族を中心としたたくさんの人の支えによって大切に守られてきた尊いものであることに気 付いている。さらには,自他の生命を守る人の生き方にも出会ってきた。しかし,その尊い生命 を大切にすることが,日々の生活の中で精一杯生きていくことであるといった見方・考え方・感 じ方はできていない。これは,力強く生きている人のすばらしさを感じ,自分も生きる喜びをつ かんだり,たくましく生き抜いたりいった経験が少ないからであると考える。そこで,高学年に なり,周りにも目を向け自分の生命が様々なつながりの中で生きているということを感じること ができるこの期に,力強く生きている身近な人の存在に気付き,かけがえのない自分の生命を自 分で生かしていこうとする心情を育てる学習が大切であると考え,本主題を設定した。このこと は,自分の生命の価値をとらえ,かけがえのない自分であることに気付いていく中で,自他を尊 重しながらよりよい生き方を求めていこうとする道徳的態度を育てるとともに,感動し,生命を 輝かせる子どもの姿を生み出す上でも意義深い。 ○本主題の指導にあたっては,生命尊重にかかわる内容のつながりを図り,心が通い合う交流活動 をとおして,自分の生命が様々なつながりの中で支えられ生きていることに気付き,そのかけが えのない生命を大切にし,自他の生命を尊重しながら,生きていくことができるようにしたい。 そのためにまず,事前学習では,理科の学習「生命のたんじょう」で人の誕生や生命の連続性に ついて理解させる また 国語 人間の生き方をえがいた作品を読もう 総合的な学習の時間 大。 , 「 」 「 切な生命を守るために」で生命を守るために努力している人の生き方について調べ,生命を大切 にし守るために,自分達は何ができるのかを考えさせたい。それを受けて道徳の時間では,読み 物資料「祖母のつえ」をもとに,保護者との話合いをとおして,力強く生きている身近な人の存 在に気付かせ,かけがえのない生命をこれからも大切にしていこうとする心情を深めたい。さら に,事後学習では,総合「地球を救おう!省エネ探検隊」で,自他の生命の価値を見つめ,これ から,自分の生命を自分自身で生かして精一杯生きていこうとする思いをもつことができるよう にしたい。 特に本時指導にあたっては,まず,つなぐ段階では総合「大切な生命を守るために」で生命を 守るために努力している人の生き方について感じたことや考えたことを話し合い,価値の方向付 けを図る。次に,深める段階では,授業協力者の保護者と共に,資料「祖母のつえ」をもとに, 主人公の気持ちを話し合い,生命尊重の価値を追求・把握させる。さらに,見つめる段階では, , , 。 把握した価値に照らし合わせ 力強く生きている人について考えさせ 価値の内面的自覚を図る 最後に,あたためる段階では,保護者からの手紙を読み,追求・把握した価値を自分の生き方に 進んで生かそうとする意欲を高めることができるようにする。

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3 主題計画(道徳の時間1時間・理科7時間・国語12時間・総合45時間) 道徳 の 時間 と の関 連 【体験活動】 配 ね ら い により考えられる内容 時 1 自分の生命が,様々なつながりの中で支えられ生きていることに気付く。 ○理科 7 ○母体内での新しい生命の成長と誕生について進んで調 ◎子どもが成 長し 「 生 命の た ん べることができるようする。 て い く様子 を調 じょう」 ○人の生命誕生のしくみを調べ,生命の連続性について べ た い と い う意 考えることができるようにする。 欲をもつ。 事 ○教科書,インターネット情報,図鑑,参考書,ビデオ ◎胎児 の成長 の様 などを活用して人の誕生や成長について調べることが 子を 調べること できるようにする。 をとおして ,人 ○人は,母体内で成長して生まれることを理解できるよ の誕 生や生 命の 前 うにする。 連 続 性について 理解する。 ○国語 12 ○伝記の人物がどんな人であったか,文章に即して正確 ◎様々 な伝記 を読 「 人 間の 生 き に読み取ることができるようにする。 み, 人間の 生き , 学 方を」 ○人間の生き方にかかわるノンフィクションを読むこと 方について考え をとおして,自分と比較しながらより深く人間の生き 交流し合う。 方について考えることができるようにする。 習 ○総合 15 ○生命を守るために努力した人の生き方を調べることが ◎生命 を大切 にし 「 大 切な 生 命 できるようにする。 た人 の生き 方に を 守る た め ○生命を大切にし守るために,わたしたちは何をしたら ついて調べる。 に」 よいか,調べたことや考えたことを発表したり交流し ◎自分 も生命 を大 たりして,自分の生き方を見つめ直すことができるよ 切にするために うにする。 どうしたらいい か考える。 理科の学習や総合の学習での生命の大切さについて考えた体験と関連させながら,読み物 資料で,かけがえのない生命を自分で生かしていこうとする生き方を追求する。 道 徳 ○ 「 自分 で 生 1 ◎生命とは自分がかかわる多くの人の支えによって輝くものであることが分 の か し て い く 本 かり,自他のかけがえのない生命を自分で生かしていこうとする心情を育てる。 , , 時 生命」 時 ○授業協力者の保護者と共に 読み物資料の主人公の気持ちを推し量ったり 間 高3− 2( ) 自他の生命について考えたりし,自他の生命を自分で生かしていく価値の 自覚を深めることができるようにする。 3 かけがえのない自分の生命を自分で生かして生きていこうとする。 事 ○総合 30 ○地球環境,省エネ問題に関心をもち,自分の調べた課 ◎自分 や多く の他 「 地 球を 救 お 題を意欲的に追求し,学んだことを自分の生活に生か の生 命を守 って 後 う !省 エ ネ すことができるようにする。 いくために ,自 探検隊」 ○情報収集や発表の仕方を工夫して,自分の考えを伝え 分にできること 。 学 合うことができるようにする。 について考える ◎これからの 自分 習 の生 き方にもふ れて発表する。 4 本時のねらい (1) 生命とは自分がかかわる多くの人の支えによって輝くものであることが分かり,自他のかけ がえのない生命を自分で生かしていこうとする心情を育てる。 (2) 授業協力者 の保護者と共に,読み物資料の主人公の気持ちを推し量ったり,自他の生命につ いて考えたりし,自他の生命を自分で生かしていく価値の自覚を深めることができるようにする。

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5 授業協力者及び準備 (1) 授業協力者 保護者10名 (2) 準備 主題表 読み物資料の流れ図 道徳ノート 読み物資料「祖母のつえ」 輝きファイル 6 学習指導過程 学 習 活 動 と 内 容 指 導 上 の 留 意 点 1 総合「大切な生命を守るために」で, 1 総合「大切な生命を守るために 」の学習 調べたことから感じたこと,考えたこと で,生命を守るために努力している人の生 を話し合う。 き方について,どんなことを感じたり,考 つ えたりしたかを 振り返らせ,価値への方向 ○総合の学習で,生命を守るために努 付けをする。 力している 人の生き方について,ど ※輝きファイルを参考にして感じたり考えた んなことを感じたり,考えたりしま りしたことを振り返らせる。 したか。 ※生命を守る人がたくさん存在し,そういう な 人たちのおかげで自分の生命が支えられて ・生命を守るためにこんなに努力してくれ いることに気付かせる。 ている人がいることにおどろいた。 ※多くの人に生命を支えられているならば , 生命を守る人の存在 どうありたいか 投げ掛け,めあてにつなが ( ) ・身近な人の中にも生命を守り,力強く生 るようにする。 ぐ きている人がいるんだなと思った。 (生命を守る身近な人の存在) ・自分の生命は多くの人によって支えられ ているんだなあと思った。 (支えられている自分の生命) 多くの人に命を支えられている自分を 見つめ直そう。 2 資料「祖母のつえ」をもとに,生命尊 2 授業協力者である保護者と共に 資料 祖, 「 重の価値を追求・把握する。 母のつえ」をもとに,主人公の気持ちを話 し合い,生命尊重の価値を追求・把握させ る。 (1) 祖母の死を目にした主人公の気持ちを (1) 祖母の死を目の前にした主人公の気持ち 深 話し合う。 を授業協力者と共に話し合わせる。 ※祖母の死を目にし,悲しみに暮れ,思い出 ○(おばあちゃん・・・。おばあちゃ に浸る主人公の気持ちを考えさせる。 ん・・・ )と心の中 でよびかける。 ※道徳ノートに書かずに,全体で話し合う。 め ぼくは,どんなことを考えているで しょう。 ・おばあちゃん,どうして,死んじゃった 。 ( ) る の?さびしいよ 寂しさ ・おばあちゃんともう会えないなんて信じ 。 ( ) られない 悲しみ ・おばあちゃん,たくさんの思い出ありが 。 ( ) とう 感謝 (2) 茂助じいさんから祖母のつえを受け取っ (2) 茂助じいさんから祖母のつえを受け取っ た主人公の気持ちを話し合う。 た主人公の気持ちを,授業協力者である保 護者と共に話し合わせる。 ◎両手でつえを持ったぼくは,どんな ※道徳ノートに主人公の気持ちを書かせる。

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ことを考えたのでしょう。 ※グループ ごとに授業協力者である保護者と 共に,話合いを進める。 ・このつえは,おばあちゃんの形見だから ※授業協力者に,子どもたちの考えが付加・ ずっと大切にしたい。 (形見) 修正・強化されるように,自分を支えてく ・このつえには,おばあちゃんとの思い出 れた人の思い出やその人の分まで生命を大 がつまっている。 (思い出) 切に考えていることを助言してもらう。 , 。 ・おばあちゃんは頑張っていたなあ。 ※グループでの話し合い後 全体で話し合う 深 (努力) ※おばあちゃんの 杖が単なる形見としてだけ ・頑張っていたおばあちゃんを尊敬するなあ。 でなく,おばあちゃんの努力を思い起こさ (尊敬) せ,その姿に尊敬の気持ちも湧いてくるこ ・おばあちゃん,これまでありがとう。 とをとらえさせる。 (感謝) ※おばあちゃんの 生き方に支えられて,自分 ・おばあちゃんの分もしっかり生きたい。 の生命が輝いていたことに気付かせる。 め (つながっている生命) ※ おばあちゃんの分まで,そして,おばあちゃ ・自分もおばあちゃんのように命を大切に んのように生命を大切にして精一杯生きよ して精一杯生きていきたい。 うとする主人公の気持ちに気付かせる。 (自分で生かしていく生命) る 支えてくれた人の分まで,自分の力で精 一杯生きようとする自分 3 今までの自分を振り返り,これからの 3 支えてくれた人の分まで自分の力で精一 , 自分について話し合う。 杯生きるとはどういうことかを話し合わせ 見 価値の内面的自覚を図る。 , 。 ○支えてくれた人の分まで,自分の力 ※道徳ノートに書かせた後 全体で交流する つ で精一杯生 きるとは ,どういうこと ですか。 め ・自分の目標に向かって必死になって頑張 る ることだと思います。 (自分の生命を大切にする) ・友達やいろいろな人としっかりかかわっ て楽しく生きることだと思います。 (人との関係を大切にする) あ 4 授業協力者の説話を聞く。 4 授業協力者の説話を聞かせ,かけがえの た ・お父さん,お母さんありがとう。両親か ない生命を自分で生かしていこうという 気 た ら大切にしてもらった受け継がれた生命 持ちを高めさせる。 め をこれからは何事も精一杯頑張って,自 ※授業協力者に,本時での子どもたちの考え る 分で生かしていきたい。 のよさを 認め励ますような内容の話をして 自分で生命を生かしていくことへの意欲 いただく。 ( ) 思 い え = 形 尊 敬 お ば あ ち ゃ ん の 分 も 自 分 の 力 で 思 い え = 形 尊 敬 お ば あ ち ゃ ん の 分 も 自 分 の 力 で

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参照

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