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信樂窯業を對象とした標準原價計算

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信樂窯業を封象ビした標準原慣計算

 信樂︵滋賀縣甲賀郡隠居町周邊に存在する長野窯・江田窯・柞凍窯・神山窯・黄瀬窯・小川言意︶の原債計算を研究するというの が與えられた課題である。ところでこれは叉業界からも多年要求されていた宿題であるが、業界の實状からいえばこの種 の研究を一鞭試論としてとり上げ得る程度であって、實践に移し得るものは僅々数肚にすぎないと思われる。一地方産業 として中小企業乃至は零細規模に際する個々の企業に押し並べて標溝原債計算の構想を導入せしめるというくわだてはた しかに無謀のそしりを免れ難い。一般的に言って耳蝉制度は未確立の歌態にある。視距會計の必要からする期聞計算でさ えも不充分である。ましてや原慣計算制度を有する企業は皆無であるので、続一的制度として.これを導入輩出するごと きは望み難いのであって、叉その能力を養成する教育的意味で普及に努力することも時機尚早である。この研究は多面の 問題としては既に自稜的に要請するに至っている段階の企業について直接の表象を求めていることは言うまでもない。し かし、 一方會計制度が未確立である原因を探求するとき最後に最も根本的原因として浮び上ってくるものは、業者の多く が技術屋出身であって経量的合理性の認識に欠くるところあること、從って原句管理の重要性・効果について無知である というにつきる。この点は實験例による啓蒙によって容易に解消するものと考える。  窯業一般の状況として職人の﹁勘﹂に依存する度合が廣く、概して原始的分野が残っていて自然的耽面的病毒に左右さ    信樂窯業を勤象とした標準原贋計算       七一

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   信樂窯業を封象とした標準原便計算      七こ れる部面も少くないのであるから、このような作業環境にあって計数を基礎にした科轟々管理法を可能ならしむるごとき 規則性が存在するや否やの問題が第二に検討されねばならぬ。粗難な言い方であるが﹁信樂焼﹂が要求する藝術的技偏は 業者一般が自負している程に大きくない。これはむしろ大量生産向き規格商口叩としての贅質の方が遙に大である、されば こそ現在進行中の次に逃べる諸施策が効果を期待されているのである。これら諸施策又は受験はすべて近代的規格商品生 産化・熟練賦存度の引下げの方向に結びつけられない限りその意義を失うと考えられる。五って窯業一般が受けている技 術の偶然性は決して面上的なものではなくて信樂の場合は殊に早期に解決される可能性が大である。本論を外れるわけで あるが、概況を瞥見するために從舌下施された合理化の重書及び現在考慮されている試験について若干の紹介と検討を行 ,,o  縣立窯業試験場が業界の技術進歩上果した役割は極めて大きい。勅題の標転調合法・叢誌火度の測定・成形技術の改良 ・石膏型制作・原土の改良・意匠研究・等々枚學に暇がないが主として技術指導の地位にあったと評し得よう。現在タイ ル等の建築材料の加墜成形を研究しているがこれは從來も一企業が試みたものではあるが信樂としては新技術である。こ の研究が企業化されると信樂に新製品が導入されて火鉢を主とした季節的ストック生産による不均等な操業度から受ける 不利を大巾に解消するものとして経扇面からの期待が大である。信樂陶器工業協同組合は業者右体としての立場から活磯 な業績を示して來た。特に注目すべきは共同施設として陶土精練設備を有していて、こ、で生産されている原土の供給を 受けている業者は金体の八○%に及び他地方へも移出している。これによって零細企業が原土精練設備を自己する場合に 負担しなければならない設備の遊休費用を輕減された利釜も大であるが、精練技術が劣悪なために品質を低下せしめた り、原土が不均一であるために原話か嵩加する不利釜をま阻がれていることも見逃せない。設備を有すろ企業も予土と威 形・焼成の設備の規模が均衡しているとは限らす、操業度によっては著しく原土が不足するのでその場合は組合の原土の

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恩恵を受けている。これについで原材料共同仕入、運輸、原型製作を行っている。現在殆んどの企業が有する焼成設備は ﹁登窯﹂であって、これが信樂の特色でもあった、この窯は燃料の節約という点では他の様式の窯の及ばないところであ るが、窯内の製品の位置によって加郵度が齊一でないので昂質が一定せす、熟練が要求される度合が強いので從來から企 業的にも問題覗されていた。しかし、この窯が有する大量生直能力は捨て難いものがあるので、同様に大量生産能力を有 し、火度も均一な﹁トンネル窯﹂を設備し、これを共同利用するという計書が進んでいる。焼成技術と並んで今一つ熟練 を要するものは成形技術である。これは從來から徒弟制度叉は家傳によって維持養威されていたのであるが、種々の弊害 が想像される中、特に近代的溝形技術の採用による大量生産化を妨げていた事は輕覗欝欝ない。読解成形のごとき技藝的 要素の多分にある技術の保存は別として、徒弟制度的技術者養成には限界が存する。窯業工補導所の活躍は一時滞書して いたと思うが、その將來を期待している。爾滋賀縣が編威し論評門家による企業診.断によって技術的改良は多敏建策され ているのであるが、以上述べた諸施策のいすれもがあまbにも技術改良に偏していることは否めない所である。この部類 外の施策として=一目につくものは、工業組合の債格協定・共同販責・即鍋倉展示會による販路開拓・新品種の導入研究 ・一部個別企業の直接販賞による問屋排除の試み位であろう。これらは一見明らかなるごとく販賛活動に限られているの であるQ  こ、に得て一般的概評として諸施策に綜合性が乏しいということが最大の欠陥であるといえる。これらは誤想關連性あ る部分計書として綜合計書とのかね合いに於て輕重を論じ効果を期待するのでなくては黒垂なる展開は望めないのであ る。綜合的事業計書は無意識の中に企業規模の選揮となって表われている。即ち職時中企業整備のために多賀の企業が有 限禽駄設立による統合を試みたのであるが、これが戦後急速に解体した。企業の人的要素が支配しているごとき外見を呈 する解体振りであるけれども、その結果成立した企業規模は予期通り﹁登窯﹂一基を中核としてこれが腎虚能力に均衡を    信樂窯業を封象とした標準原慣計算      七三

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   信樂窯業を封象とした標準原慣計算       七四 つけた諸設備を組み合せて一軍位規模としていろことを見ても業者の實践基塗が那邊にあるか団窺い知れるのである。こ、        す のためには効果の綜合的判定の基準を獲得しなくてはならないのであ乃が、事業計書の経螢的乃至は企業的判噺に資し得 る計激的基礎を求めてやまない實践的情頚、が心立計算實施の要求となって表われていると老えられる。  今一つの要求は原債計算を慣格政策の一助たらしめんとするものである。火鉢は信樂の代表的製品であり、且つ馬全國 生産額の九〇%を供給しているにもか、わらす、配給を問屋に依存していて債格決定の實棲を握られているから生産利潤 が問屋に併春されている歌況が顯著である。しかも組合によって設定された慣格協定基塗は調査並に計算の方法が愛當で ないので協定を破られるケ︸スが極めて大きい。輩なる参考としての見積平瓦でなくて、自主的に基塗原簿を知りたいの である。 ,概ね以上のごとき事情にあるので、画工原債計算を實施する條件は熟していると考える。本研究は組織の設定から實験 に及ぶことを予定しているのであるが、その潜めには現地に於て最少限一ケ年間の計測を要する。こ、に獲表せんとする ものは、構想−計書であって夏鳶経過の報告を次の機會にゆすらなければならなかったこと、及紙巾の都合上数字による 裏付けは若干省略したことを諒とされたい。 基本作業態様と標塗作業組織  信樂全域の企業の設備責馬は第一表の示すごとく立均していないのであるが、雫地葺一基を設けている企業は零細規模 ・異種製品のものが多く企業厳は少い。これを一慮樹象外に置くこと、する。從って登り窯を設備しているものについて 述べるのである。第二表の示すごとく一貫作業は企業激の二〇%に過ぎない。これは大規模企業であって他は工程の一部 又は大部分を外部に依存しているのであるが、工程を他に依存するというのは相當規模のものでもしばくあり得るので

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これをもって不完全形態とはいえない。一貫作業が完至形態であるが、原土外部依存・成形外部依存・馳藥外部依頼を一 般形態とする。焼成外部依存は決して小規模業者とは限らない。成形業者と摂して生地のま、他企業に書意するものがあ るがこれとは異るのである。完全形態を考察の謝象とすることは論をまたない。第三表の示すごとく窯一基を設備するも のが大部分を占めている。窯二基というのは老朽窯を素焼窯に専用する場合も含めているので一基と二基とでは一基あた b黒鳥員数が異るごとき表示となったが、本焼窯一基を基塗として算定すれば要員は略︼定するものと思う。以上のごと きであるから登窒㌘基を設備して原土精練より焼成に至る一貫作業形態をとる企業を標塗として考察し、その他の場合は

これに濫じさせることが出來る。         ・

 工程はどの企業も大差ない。      疹  一、原土探掘 探鑛は山師の請負.雇入れ・購入等肥土され乾燥場に興り込まれ天日乾燥が道けられる。乾燥場は規格が定まっていて、   乾燥原石で費買される事も多い。 ご、原土精練 石割機を使用する必要はない。フレット・ドロンミルにかけて粗砕し、箭別の後再びフレツトにかける作業を繰返し、こ   れに注水混和︵人力︶した上で土練機︵パツグミル︶にて臼練、熟成される。太鼓形粉礫機は特殊な用途にのみ使用される。素地土    ︵キジツチ︶又は杯土︵バイド︶と呼ばれこのま∼でも取引される。 ︵憂節法は稀︶ 三、成形︵準備作業︶素地土をさらに手練り又は機械練りして︸定の塊にまとめる。 ︵本作業︶愛重は人力︵自力・他力︶動力がある。   この上に石膏型をのせ心出しをした上で、準備された土塊又は土板を型にごむ。型のま、醜業から下して仕上げる。二つ以上の部分   からなるときは組立作業が加わる。作業は大型のもの複雑なものは分業されているのでその敷だけの入籔を要する。その他押型法・   鑓込法.上掛法・屡搾法があるが手順は大差ない。型に入れたま、暫時乾燥の後言を外すと生素地︵ナマキジ︶が得られる。このま   ∼でも取引され、專業にするものをナマヤと呼ぶ。 四,乾燥 終日野外で天日乾燥にかける、夕刻とり入れる外、一檬に乾燥し上げるため配置をかえる必要がある。    信樂窯業を⋮封象とした標準原儂計算      七五

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   信樂窯業を⋮封象とした標準原儂計算       七六 五、素焼 乾燥の絡つた生素地を素焼窯に詰込み焼成する。搬入・密閉・火入・焚付二豊夜、後一日冷却の上窯出しする。 ︵本玉蓼照︶ 六、施粕︵準備作業︶購入した経商原料を調合し紬液を作るのであるが、ボールミルを用いで原料調製をすることもある。 ︵本作業︶素   焼の上に檜付.施紬・色流し等を繰返して行い、自然乾燥する。 七、本焼︵準備作業︶=冒でいえば窯詰めであるが、火前・中並・歯並と分けて火度を考慮に入れて積み上げ、小物を間隙に配置する。   運搬積込とも畑谷の人手と時間を要する。窯の口を密閉しで上る。 ︵火造作業︶最下部の火袋にて点火し約二十時間焚き綾けると一   の間の火熔が適當の火度に達する。 ︵本作業︶一の間からこの食えと順次燃料を投入しつ∼三七康楽を要して最上の間まで焼き上げ   る。以後数日自然冷却せしめて窯出しする︵窯出し作業︶ 八、強査仕上 製品の理瑛をしらべ、貫乳を塗料で窯詰めたりする仕事が幾らかある。 九、原型製作石膏にて成形型を作成するもので、原型は重ねて使用出反るが、耐用期間は型によって匪々である。 十、重鉢製作 耐火粘土を用いて圓筒型の厘鉢を作成するのである。この匝鉢は製品を窯詰めする際、積台に用いるものである。 士、原型修繕 +二 A窯修繕 耐火緒土によって立方体の障子を作成し置き、窯詰めの際の間仕切や口の閉鎖に用いるほか、窯の部分的補修も必要であ   る〇 +三 A機械修繕 +四b荷造り 製品が大型である割に簡箪な荷造りで危瞼⋮なく蓮蓬塒重る。 圭、蓮邊 騨まで車馬等にて搬出し汽車便で出す。又は工場よリトラツクにて輸邊する。 以上の工程によって成型乾燥作業を繰返して牛製晶叉は仕掛品としての生素地を素焼一窯分に達するまでストックし、 一畢に素焼した上施紬を絡えて本焼窯︼露分のストックに卜したとき一五に本焼するのであるから、窯一基を箪位とした ロット生産であるといえる。製品は多くの場合野積のま、ストックされる。

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信樂窯業を封象とした標準原便計算 七七 第一表

機械、設標の朕況

類 一企基一義基四井上

登李機手足土ド電ト子

  械廻踏   ラ      ロ

リ地   練ン動

  饒醜醜   ッ

      うミ

壷窯較始盟誌皿機ル機ク鰯

80000303085313333183

10

黷U020401518﹁2025

四一⑳りθ4一210

第二表

作 業 形 態

類舎碧鞠摘要外部依存の場合・給諏・・三

一 貫 作 業

原土外部依存

成形外部依存

焼成外部依存

粕藥外部依存

販費外部依存

L)O% 80% 25% Jr leo% L’)O% 残余の企業は原土を千歯業老に依存 工業組合叉は土地陶土業者に依存 地回成形業者 工業組合50%地回業者20%他地方:}〔1% (調合は自工場で行う) 地許問屋 第三表 企業数、勢働の構成

i

1蝶釧磐釧專剰醐郎女1磐震

法人 個 人 亀漿・・勘上

同窯窯窯と

上基基しび窯

萬 10

Q1な 地

82105850 一30

320 19 120 4bO 110 31 90 310 1Jr 118 4.r}0 7Jr

釦4210 [訂5

L),”・)0 12 ユ00 400 20 60

爵7072060 ﹁1120

1rE) 5 18 7」r ilO 11 45 炉

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信樂窯業を封象とした標準原便計算        二 原慣種類と工程の關係 七八  管理に役立つ簡潔計算を考えているので、部門計算を不可欠にするというのが定石であるが、第四表の示すごとく、原 材料費はいすれも一部門に固有の費用である。石膏のごとく他部門でも使用されることもあるがその量は僅少であって又 経常的ではないので計算上容易に賦課出繋る。それ故これを實際消費量に基いて部門別に賦課するという計算、從ってそ の基礎としての部門別消費量の記録計算のごときは必要でなく、事後的に各要素の清費額を軍純直接に關係部門の費用と すればよい。叉艸労務費は全部門に亘って護生するので部門に賦課するのは面倒に思えるのであるが、實瓶は比較的容易に 解決する欺況にある。即ち、作業は多くの場合分業することによって早婚別に専業化している。成型作業のごときは晶種 別に專業化している。素焼と毛焼は同一人によって行われることもあるが、その場合でも窯一基のみ設備の地合は常に二 曹以上の場合には作業の進行にズレがあるので往々にして爾作業は同日期間には行われない。特に焼成專門の臨時雇人た る﹁とび﹂による場合にはこの軽作業の匠別は明瞭である。從って勢務費については個人別賃銀支佛台帳を設けて賃銀支 佛の人的關係を明白にして置けば、この記録が容易に部門計算の資料に置換し得る關係にある。成形のごときは品種別に 分割することさえ可能である。  経費は右の如く簡輩には賦課出詮ない。しかしその申で實出額の算出に出入計算を必要とするごとき苗代・炭代・外註 加工費・支佛修繕料のごときは消費部門の糊別は容易である。智慧は素焼本山に夫々何束の薪を要したかは實際使用量が 判然としており、場合によって火袋一の聞・二の間と窯の匿分毎に正確に計算することも出怠る。外註加工費は原型・螢 繕の外註が最も多く、成形は外註加工されるより生素地購入が多いので例外といえる。しかして外註は回数は少い上に外 註先が別々であるからこの部門賦課も困難ではない。支彿修繕料のごときはまことに限られた修繕であって一襲容易であ る。 電

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 さてその他の経費は 全部門に例外なく賦課 すべき経費であるが、 これらはどのような計 算法によるにしても、 事後に於て部門間配賦 率を用いて賦課すべき ところの所謂部門共通 費に鵬するのであって これが配賦を事後に行 うのはこの特例ではな いのである。  以上によって管理の ための原図計算として は部門計算が必須であ るが、そのために特に 常時原債後生の部門別 記録を行うごとき極端 原慣要素とその下生部門の關係 三主鯛…翻 墓1難1費費 繕門雁魍 螢部匝鉢 原型部門 仕上部門 本焼部門 施二部門 素焼

弓1諜 成形 部門

駿

原土部門

羅1雛

種類

第四表

原偵

費 料 六 原

土1}]/ 1}Il[IIltllll謡

言}lllIIlli[ll/1/[lll個

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陶 火 石 木 士 長 マ焼 顔ナ 素 竹 原 宝 勢 銀     E/1/1/L/1ノ/i/1/[/E/1/1/1/i/1/i/1/    賃 纒 費 薪 代 1/日/[ 1共 二

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外註加工費

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   信樂窯業を封象とした標塗・原贋計算      八○ な手数を必要とせす、事後に於て容易に部門蹄屡が決定し得るという事情にあることが明白になった。

三實際原債計算の方法

 既に結論したごとく、部門別倒懸計算の實施のためには、予備記録を行う必要は別段存しないのであって、軍純綜合原 領計算の方法から、簡軍に部門別業合原償計算の形に組み替えて、表現することが可能である。從って實際債慣計算は総 勘定元帳の上では軍純綜合陽樹計算の方法に塗じて實施することが出來る。これは又別の根擦からも支持出來る。冒頭に 述べたごとく斯業は會計制度が未熟であって、複雑な方浅を元帳勘定上で簿記的方法によって途行ずることは徒に混臨を 生じる危瞼が存するのである。しかもその必要が少いとあれば、計算の勢を最小限に輕減して、明瞭な総勘定元帳を保持 しなくてはならない。注意すべきは、簡明に計算塵理されて複式簿記的自照作用が働く元帳をかく容易な計算たらしめる ことは輩なる記帳只働の節減ではなくて、こ、で正確性が導燈された諸数値と後に述べる表形式による工程別綜合国債計 算の結果とが金額的に照合し合う醐係を通じて、原領計算の正確性を保持する擦り所たらしめることが出差る点である。        ︵正規の簿記原則︶  製品は形瓶を異にするので回剛種畜に国債は大さに於て異るけれども、受ける加工は同種であるから原債構成要素は等し い、從って、軍位宛實際原簿を求めるには、品種規格別に等債比傘を求め、一定期聞の漫罵原債を同期間の各種別総出來 高に包埋比率で加重した加重出船高にて除して、厚塗晶種の軍位原債を求め、これに等債比率を乗じて各品種の無位原債 を求めるという等級別綜合原便計算の方法が適當である。等号比率の算定には最も原理的方法たる原寸位計算法によるの が至當である。即ち、この原軍糧は逗留塗原債の算定にも必要なものであるので、標輩県債の算定に用いた計算をそのま 、利用することが出來るのである。  計算を匿切るところの一定期間とは窯一基による嶢成一回が完了する期間が適當であろう。生産は焼成一回を基雌とし

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たロット形式の繰返しであるから、この期聞を原贋計算期間とし、計算の便宜の爲にそれん\に製造指圖耳環をつける番號 は年號とその年内に行われる焼成の順につけた通し番號を組合せた十進法の記號表示によるのが便利である。総勘定元帳 の原債要素勘定から製造書債勘定へ實際原質を振替えこの期間の馨る毎にこの番號を附して行うのである。︵第五表参照︶  総勘定元帳の外に原債元帳を設け、総勘定元帳上で等級別綜合土蜂計算の形で行った計算をこ∼では部門別綜合原債計 算の形に組みかえた﹁部門別耳掻計算表﹂の形で製造指圖番號毎に表示する。その様式は第六表のごとく部門別に縦に匠 零し各匿分を原材料費、警務費、経費に分って記入出古るようにしたものである。横に合計すれば要素豊原債が求めら れ、その総計は製造原債であるから、夫々は総勘定元帳製造原債勘定の記入に照合されねばならない。縦に合計したもの が後述する部門標濫原債と比較すべき實際部門原債である。  次に標準原債との比較をさらに精密にすることも可能である。標濫原債を部門標維原債総額で示すだけでは何部門に幾 何の不合理があるかは判明する、換言すれば管理を要する部門を限定することは可能であるが、その部門の原債要素の何 れが如何程無駄を生じ、叉は節減せられたかは不明であるので、部門毎に原野要素別に分析した標野原債を求め﹁部門原 債計算表﹂に示された當該部門の原債要素別手際額と比較することによってこの目的に判じせしめ、以て當該部門の一原 債要素について差額を求める方法を講ずることに重要な意味がある。例えば作業技術の選空誉塑が得られる。この爲﹁部 門別原債要素表﹂を作成するとよい。  序ながら製品品種別に原債要素の實際厚生額を求めることは等級別綜合原贋計算では不可能である。若し必要となら原 便計算の方法自体を改訂して、純然たる個別原債計算方法を採用しなくてはならないが、これは非常に複維であって斯業 に適しない。この計算が可能となれば、製品品種の選揮、品種別作業技術の選揮には有効な基準となるのであるが、これ を漸念せざるを得ない。    信樂窯業を封象とした標塗・原債計算      八一

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信樂窯業を封象とした標準原債計算 麟出團

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第六表 部門別原儂計算表

摘要陣土部門卵形部Fr

原繍原瀞・・・・…一一1・・購入1・鵬ヨ1] 合  計 2so,eoo.一 110,000.一一 A360,000.一 140,000.一一一 170,000.一 lgo,eoo.一 編畷堀、苦1 ・,…一嘆灘膨三1・・・…一 /藤外i・3・・…」織豊}35・…一 A.r,oo,ooo.一一一 36,000.一 鰍 ”,⋮ 1 s,r)o,ooo.一 1,300,000.一 3,67e,ooo.一 1,320,000.一一一 3,600,00(L一 一 20,000.一 + 70,000.一 時費

姫 卜

卸,. 費臓側賞却 経 9. 00,000.一 stso,oeO‘一 +so,ooo・一

P

先行部門 標準原債

合訓

標準型

差異1

譲異原賢1 四 原軍位計算の要点  生産に要する原材料・勢働・電力その他原債 財を物的測度によって計測し、生産費を表現す るのである。原債は貨幣領伯輩位で表現される ものであるが、二軍位を計算しようとするのは これによって實際原債総額から品種別に製品軍 位原債を求めるための等慣比率を得ようとする

  、

こと、及び、これに貨幣債寸評債を施して標塗 原債を求め二品比較による原糸統制の六一たら しめんとする意圖によるものである。從ってこ の計算は前者のためには品種別に、後者のため には部門三二語別に算定されねばならないので あるが、三種は新種の導入等の憂化があること を前提にしなくてはならないので出隅るだけ細 密に、要すれば要素作業別に標準原黒蜜を知って居れば生産の條唐馬化に聖慮出塁る。経理の規模と構造には著攣なきこ とを條件として次の点に注意さるべきである。 僑樂窯業を高曇とした標準原償計算 八三

(14)

回議還Hl

(鼎琿腿) 卑協誉 信樂窯業を封象とした標準原便計算 瞬由羅 ミ笛

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   .1鐸 幡 細ゆ 雪 一

  妻瞬一︸這二言鰻・憲撫     三一讃三鼎     ︵腿十一爆︶ ←   懸許鰍蓋   一一櫨蹉翻懸爆,■、⋮⋮⋮−  ⋮....沖田羅雲認匪零下■h一  ⋮−.臨q癬富嘗壁躍   ’欝,齢慧  ,,.,ご渦囲戦諒,印、⋮..,.,−,⋮.⋮,.

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   口口酬憐 t i−P 1 旙譜

嶺﹁﹄津庄二型

 鳶  津盛三

栖魅戯画 ←

鳶温塾ゆ慧藩

(15)

〆  ω 測定の基塗となる操業度  操業度に關露なく純然たる比例關係をもつ原債要素は藤葛には存しないよ・,であ﹂る。例えば成形作業の賃銀は出來高制 が多いのであるが、総額が日給制と等しくなるように操業度に從って賃率が攣更される慣脅があるごとく、叉仕損じは操 業度の向上につれて遮照するので原材料消費量勢務費がこれによって遊蕩するごとく、比較的比例性の強い原領要素であ っても憂化するのが一般である。この点から如何なる操業度に於て測定するか榎問題となる。  標塗原債決定の基進となる關係上標準操業度が選ばれるというもの、、薄霧の意味が不明である。能率批判の某準合理 化目標となるべき蓮成可能叢誌原債という点からは理想的完全操様をや、下廻る正常操業が選ばれるべきであろう。そこ でこの操業を認定する規準であるが、下切の仕損率一歩留りが重要な能率向上の一モメントであるという事情からして、 仕損じの危瞼が椙封的に最も低い所を目標にすることが考えられる。仕損じは一定の操業度を越えると著適するので、そ の寸前の仕損率の⋮場合を選ぶ、この率は比較的低い操業から高い操業まで範團が廣いと思われるのであるが、その最高限 が採用されるべきである。

 ②熟練 の 程度

 手工軽作業が支配的であるので、熟練度によって踏継焚生歌態が大いに相違する。しかるに努働市場は比較的拘束が大 きいので完全に自由な移動を前提に出來ない。叉從業員数は一企業あたh’最高六十入、普通十敏人となっているので、爾 事情によって平均的熱血度を一般的に考えることは不可能である。そこで企業が現在雇用している叉は雇用可能な具体的 要員の技傭を所與として、それが當座達し得る最高の熟練度を基塗として測定する。從って不可避の手待時間準備時間、 止むを得ざる仕損じは原債に算入されなくてはならない。

 ⑧原材料の品質

   信樂窯業を封象とした標準原償計算       八五

(16)

   信樂窯業を封象とした標準原儂計算       八六  原材料のもつ化學的物理的性質は必ずしも一様でなく、先行部門の技術によっても差異が生する。か、る自然的人爲的 條件の支配から解放せしめる技術改良は歩留り向上の見地から輕上し得ないところであり現在意力されている課題でもあ るから、材料を管理するために標準的品質の原材料による加工を測定するのがよかろう。 ︵原材料の定量分析、性質試験 等について試験所の試験が利用出來る︶

 ㈹製 品  晶 種

 製品は比較的種類が多い。大物小物と分けてほ零分業が成立しているが、これは各企業の傾向的特性を示すものであっ て、具体的には大物に小物を挿んで製造しているのである。代表的製晶は火鉢で當地響生産額の七〇%を占め、衛生陶器 の=一%家庭台所用品の一〇%竃馬鍋七%その他となっている。その一々について多数の商晶があり、一種類について形 量大いさ品質の差がある。起って品種毎に等級別に分たれ、各等級は大いさを直径で表わすこと、なっている。  異種製品爵位宛原債を算定するための等債比率が求められねばならないので、その基礎たる原皇位計算も叉製口㎜種類の        ナマコ 最小三位例えば﹁火鉢の一級海鼠尺五寸﹂の原是位が求められねばならない。同一品種について大いさのみ異おとしても 原債は常に大いさに比例しないので標準規格についてのみ算定して比率で修正するという簡便な方法は先ず存しないよう である〇  一企業についてみればさ程煩雑な問題ではない。技術的に條件づけられて製品は限られた種類のものが連績生産され、 挿み込まれる異種の製品は牛製品で購入されることが多いからである。  ㈲ 季節的影響について  季節によって技術的條件が攣化し、これが原因で原型が攣化することは當面止むを得ない。例えば、冬季は焼成原債が 高くなるというのは薪の債格些事による以外に所要量が堀加するからである。梅雨季には自然乾燥から火熱乾燥に切り替

(17)

信樂窯業を封象とした標準原償計算  前述の点に留意して製品の種類別に一個 要である。測定にあたっては部門 に於て行われる工程を基準に、さ らに帝位作業に分って製品を追跡 する計算法をとる時には、純粋の 輩線的直線作業組織をとっている ので、磯生原債を計算から脱漏せ しめる危瞼が少い。かくて測定せ られた原軍位をそのま、表示して も煩雑となるだけで効果が少いの で、尺度を等しくするものは合算 する。尺度が同様に螢働一時間で あっても、勢働の異質性によって 合算出塁ないことがある。尺度を 等しくするとは、原債要素の同質 ゆ

耀

書 算 計 位 箪

ま 練 精 b よ 粉 ︵ 業土土 作圷  通  普製  開業 表 八品作 第

靴作業羅輩磁蟹綴農輩礁

等級

八七

入藩欄出備蝋

搬フ粗再出注可搬二品機同

原石100貫  1貫  1貫  」貫  2貫分 2貫  1貫 100貫 100貫 100貫 100貫 1QO貫 原    石   1QO貫       原材料費 油   類  原石 100貫 電   力   フレツト 〃

  土練機〃 100貫

減償償却費 ト機物

〃練費

7土建

   繕    修 60分   0.6分 5分   5・0分 10分  10・0分 8分   S⊥1分 8分   4.0分 3分   1・5分 0.9分   O・9分 45分   o.5分 30分   O・3分 60分   06分 10分   0・1分 10分   e.1分

鞭臨り儀通鷺含3鯵

    (先行部門より受入れ)     貫當り     1日分5立   0・05立 墓蕩・

       BBBA

””””””〃獅〃〃〃 あたり消費原債要素を測定するのである。この 機械油際    部 100貫1日分10kw.H O.1kw.H   1日分5kw.H O.05kw.H   100貫 1日分 360圓 3圓60   100貫1日分 50圓0圓50   100貫1日分  3圓0圓53   100貫  1日分  200圓  2上葦到eo

…當・

o馨艦齢

門別に算出されることが必 えられるから木炭煉炭等の消費量が増える。この條件を無硯すると能率判定のための實燈標塗比較差異が能率の言立を示 さなくなるから、か、る附加的原債は止むを得ざるものとしてその期期だけ原畢位に追加修正する必要がある。

         五原軍位計算の方法

(18)

   信樂窯業を封象とした標準原儂計算      八入 を意味する。具体的にはこれを賃幣債値で評了する場合に原軍位あたり一箇の評債額が附け得るものを合算する。  製品規格一種毎に.﹁作業別原翠位計算書﹂を作成する。  紙巾の都合上原軍位の計算例は一つだけ掲げた。数字は假設したものである。貨幣尺度で示す場合にはそれが出格塗動 を含む惧なきかを確めなくてはならぬ。  一日の生産量を基調にと って貫當りに算出したので ある。軍位が統一されるこ とが望ましく、測定の際一 日を期闇にとり得るものは 出据るだけ一日の総原軍位 量による。散爽的に酸生す るものはその都度の測定伯 によることも止むを得な い。測定の回激は可及的に 多くして例外伯の排除に努 めること及び取扱総軍偉敬 は歩留を正常程度考慮に入 れる必要がある。止むを得 部門別原茸位計算書(原土部門) 普通原土1水節原土 第九表

輩位貫

原憐要素

42・3分 2・0分  O.or,立 O.2k.wH  5・02圓  2,00圓 30.b分 1.0分   0.05立 O.15kwH   4,63圓   2,00有 縁

AB費

通師 普技

  糎

油談議費

  却

械  償繕

機電減修

 第十表 三位 1本 品種別言箪位計算書(丸火鉢色流し尺五)

原便蝋」一揃轍融施粕圏肚同

 匁 150 20 10 隅 e.2  分 117 16 42   3 KW. O,13 3.2 ︸ 一一 ﹁ 分1一 ︻⋮⋮  ﹁ 一⋮⋮ ==曙㎎ 分80﹁30一⋮⋮  蒙2⋮⋮       KO。 == 一 分50一10﹁⋮⋮  ﹁索舵⋮⋮ 一﹁﹁一 一 分10一=⋮⋮  一 一⋮⋮

潰1撒

料 材 原 石料友 長顔木 ■ . ● エ ナ メ ル    働 普通勢働A

 il B

技師勢働A

 tt B

    費 雷   力 経 薪⋮− ・

(19)

ざる手持ち遊休等は計算に入れる。  次に部門別に集めて﹁部門別原草野計算書﹂を作成する。これは標湛部門費計算の際便利である。  野暮債比率の算定のためには品種別に全部門の原輩位を集計したものを作成すると便利である。﹁品種事解軍位計算書﹂  技術的に著しい輝輝が生じたときは計算をやり替えねばならないが、普通の場合はそのま、織績的に使用し、新製品が 生じた場合には既成の資料を利用して組立て直すことも不可能ではない。  例示された表並に華字は一例にすぎない。その全部と、實測例及實測の實情は別の機禽に磯表することにしたい。

六等債比率の算定法

 等債比率は原償計算期間中に生じた製造原債総額を異種の雷撃宛に割賦る目的で使用するのである。ところで製遣原債 総額は各種製品の生産高総額に勒して原償要素を黒癩した上で総計したものであるから若し製品が均質なれば、換言すれ ば各々の原軍書量が同一なれば、軍純に出來高総数で割れば測位原贋が求められるけれども、原輩位量が異る場合には品 種毎に原茸位量の比を求めてこれを加重しなければならない。この比を等債比率といって前述の原画位計算を利用すれば 容易に求め得る。  先ず原翠位を評債して金額的合計を求めなくてはならない。耳蝉位は夫々原贋財個有の尺度で表わされていて合計する に不便である。そのま、では各種製品が含む原債要素別に置傘を求めることは出滴るが、その比率が他の比率に謝する比 重は無才されている。叉封比せんとする二種の製晶の一方にのみ含まれる二黒要素も僅少ながら存する。か、る場合に各 種軍位を評思して金額で表わせば原軍位闇の比重が加味されると共に、異質の原軍位が同質化されて合計することが可能 になるのである。この品種別原債額の比を求めるのは、要素別に比を求めるよりも遙に容易であるので、この方法が選好    信樂窯業を鍬象とした標準原便計算       八九

(20)

   信樂窯業を封象とした標準原贋計算         ,       九〇 される。  原上位評定基準は比率の用途が既に暗示しているごとく、そのときの製造原債計算に用いられた輩便と同じであること が理論的に正しUいが、驚動三二な場合叉は同種原上位に二種以上の軍慣が附されているときには雫石軍便を用いるとよ い。等債比率は著しい攣化なき限り相當期聞据置いてよい。  最も多量に生産される代表的品種を基撃として、これを一とする。他の各種製品の軍領を除いて、夫々が急進品種に樹 する倍激の形で表わす⑦であるo

七標準原償算定の要点

 三際原債は上述の如くすれば相盗正確に算定されるのであるが、これによっては原償螢理は滞足に行えないのである。 實際原音の期間比較は牧釜性の傾向を示してくれても、能率撹判の使は有しない。そこで轟轟原債を求めて眉際漂債に封 比せしめ、その差異を分析して差異原因を求めることが要求されるのである。  標塗原論算定のためには既に算出された晶種別部門論著軍備計算の成果を利用する。即ち、この原輩位は予め標濫原債 算定の資料たることを予想して標塗器量態に於て算定された到達可能なる標準出軍位であるからこれを目標として原野が 管理されることに意味がある。品種毎に原債構成に差があるので品種別原軍糧によらねばならないのは吉言であり、且つ 管理を可能ならしめるために部門別に示された原上位によるわけである。  日々の出來高を部門毎に品種別に作成する。﹁出撃高日報﹂と呼ぶ。伺日報には實際仕損高をも記入せしめると差異分 析に便である。これが計算の第二の要素であって、報告された出町高を部門毎に晶種別原箪位量に乗ずれば、その日のそ の部門の溜塗消費原爵位量が判明するのでこれを﹁部門別標推原勢位累計表﹂に記録する。一堂債計算期間分の累計は容

(21)

易に求められるから、こ、に實際部門費総額に思慮する標藤原輩位が得られる。 第十一表      部門別標準原輩位累計表   原土部門P・o.N.¥12   自1/20一至

刈顯

 15  20 22.5

鮒1出來副醐鯛喉醐鯛機械測電

、}、。1普通勲1、。.、1,.。6。1、i’、。。1。。,1,1。.、5 O.2 0.15

5鴇

。.es O.05 0.25 2・

 i一一一 一一一一一  一一 一一一 一一一 一 1  2  一﹁ 3,060 4,230 4,590 42.3 30.6 普通原土  100貫 :水節原土  100貫 普通原土  150貫 ⋮ ⋮ ⋮以下省略

計儂額

合輩金

21 Q2 1  1 毘來高記録のみを行って、 一三春計算期聞の絡りに総出面高にて算出しても同じである。つぎにこの原軍位量に軍債を 乗じて金額で表わすと差異の算出に有効であるが、評債基準が極めて重要な問題である。紙巾の都合上この研究は論稿に   信樂窯業を勤象とした標準原煙計算      九一

(22)

   信樂窯業を⋮封象とした標準原慣計算       九二 ゆすらなくてはならない。目的は求めんとする差異が贋紫煙動から來る外経濟的影響の排除によって縄螢能率の批刹を可 能ならしめるにあるので、實際原罪計算に於ける評野里進とのかね合いが重要である。 八 實際・標塑原債比較と差異分析の要点  實際原慣計算の結果は前述︵三項附表第六表︶によって明らかなるごとく、容易に部門別曝首計算表に編成替出來るの であるが、一方で部門別に算出された標聖賢債と謝照せしめるためこれは不可欠の操作である。次にこれに鍬比せしめて 部門立華原債を記入しその差額を求め、差額に封ずる意見をメモする。しかし、最も重要なのはこの差額分析なのである から別に﹁差額分析表﹂を作成し、その分析結界について原因と謝策を明示する必要がある。差異は一定の許容額の範園 内では問題にするに足らないとして重大な差異についてこれを行うことが實践的には多いと思われる。  ω 實際原債の部門別編成に關する注意事項       ,  既に一言したごとく能率を左右する重大な要因は仕損じにあるので、この影響を半半に認識するために部門加工費の差 異のみに止まらす部門原茸総額を示さなくてはならない。軍線直線形生産至巧である故に先行部門原債を振替えて常該部 門加工費に合算すればよいのであるが、この際注意すべきは先行部門より振替えるのはその實際原慣でなくて工期国債で あるということである。その故は若し實三原債を振替えれば、その中に含まれている先行部門の不能下瓦は好成績をその ま、當該部門に受けつぐ結界となり、當該部門個有の能率を示す差額が得られないからである。標輩原債で振替えるとこ れに封比さるべき部門標華原債が同じく先行部門の標準原償を含んでいるのであるから、仕損じのごときが全く生じなか った場合には相殺されてこの影響は表われす、當該部門加工費の實際標準比較が可能となる。もし仕損があればそれだけ 分の標準原慣を控除して實際原債と比較することが出亙るよう次の操作を行う。

(23)

 ② 標畢部門原債編成に關する注意事項  第十一表によって部門別加工費が算.定出來るけれども、部門標塗原債総数を 知るためには先行部門標撃原債を合算しなくてはならない。このため﹁部門標 準原債合計表﹂を作成する。各部門の出尊高と一定の許容量墨画の合計を生産 するに要すべき標三原債を算出するのであるから、仕損報告に基いて先行部門 標推原債総額をそれだけ差引いて振替える。仕損品が當該部門のどの工程で磯 生したかによって差引く額は異るのであってこれを﹁仕損品分類表﹂で整理し て置かねばならぬ。  ⑧ 仕損の部門調製、仕損分析  ωの計算で各部門の先行部門能率の影響を受けない口際部門原債総額が判明 し、②の計算で各部門の仕損を除いた出権高︵完成高︶に封ずる盛宴部門原債 が算出されているのであるから、爾者の差額はその部門に於ける仕損費と、そ れ以外の原因に基く部門能率の差に回する玄圃の合計であることになる。第六, 表に附記されているのはこれである。  この差異の分析が最絡結論を含んでいるのであって、この分析法は一研究課 題であるが、本報告では仕損費の分離とその部門別調整について概読するに止 める。  右によって算出された差異額は種々の原因より生じたものであるが、    信樂窯業を⋮封象とした標準原贋計算 部門標準原便合計表 第十二表 許容仕損 率に封ず る實際仕 損率 部門標準 弊宅総額

部門

加主費 仕損費 塗す該加 損封當濫費 仕にる部工 部損先門 該仕の部贋 當門品行原 先行部門

総原野

部門名

Lλ節

A

c

F

A

 A−B十C

(A−B+C) 一の十周十F B F.   B

D十E

C

  A

A−B十C

原土部門 成形部門 素焼部門 以下 省略 些 崩 し も そ の 部 門 の 責 任を 表 わ も の は 限ら な

(24)

い。 部門別實際・標準差額調整表 第十三表  信樂窯業を封象とした標準原橿計算 これを調整するために﹁部門別實際・標進差異額調整器﹂を作成する。 九四

  一

. 焼1島 形1素 土[成

要1原

摘 F E

D

C

B

A

f e d C b 一bt 一Cノ “t一 LVt レ ψ 十  十 一d,v 十dt 螢生差額 獲生仕損費 原土部門 仕損費振替 成形部門 仕損費振替 素焼部門 仕損費振替 施紬部門 仕損比熱替 、 f’” e一 d_dノ・ 外 →偏

Cd

●   レ

引倒

bノ十Gワ・ A一(bノ+ ctt”.) 責任仕損費 純 差 額 原 因  先ず第五表算出の差異額を韓記する。この差異額の中明 瞭なものは仕損費であるから第十二表から韓記する。しか るにこの仕損費は十三部門で獲生したというに止まり、そ の原因が那邊にあるかは仕損原因の所在によって決しなく てはならない。 ﹁仕損品分類表﹂はか、る仕損原因別分類 をも含んでいるのでこれを参考にして、他部門の責任に屡 する仕損を振替えるのである。振替額を加減した仕損費は 二二部門の責任に騰する額である。  部門差異額から部門仕損額を差引くと雑多な作業能牽そ の他の欠陥に基く差異額が算出される。  以上の計算で標塗債原が事後計算的性質を有するごとく に編成されたのは、主として斯業の計理能力に從つたもの である。實際原債計算が同様に焼成絡了後に行われるのも 同じ根擦によるものである。一般に焼成後庭積されて季笛 を待つ取引慣習に基けば支障を議すこ,とはない。しかし標 三原債計算を加工して債格決定基叢たらしめることも容易 であることを附言して置く。   ︵二七・五・三一︶

参照

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