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患者仰向け体位からの移動兼療養用ウールボアマットの開発

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患者仰向け体位からの移動兼療養用ウールボアマットの開発

内 田 陽 子, 上 山 真 美, 富 沢

石 川

要 旨 【背景・目的】 現在, 寝たきり患者などの移動の際にバスタオルを 用している所が多い. 本研究の目的は, バスタオルにかわる患者仰向け体位からの移動兼療養用ウールボアマットを開発し, その評価を行うことと した. 【対象と方法】 10人の 康学生を対象にバスタオルとウールボアマットの強度・耐性と体圧,主観的 評価を行った. 【結 果】 ウールボアのほうがバスタオルよりも長さ・幅方向で高い強度を示し, 伸び率も 高かった. また, 何も敷かない場合とウールボアマットを敷いた場合では, 右踵部と左肘関節部において後者 の方が体圧は低かった (p<0.05∼0.01). また, バスタオルとウールボアマットの比較でも後者のほうが左肘 関節で低い値が得られた (p<0.05).被験者はウールボアのほうが肌さわり,寝心地,暖かさの面でよいと評価 し, 首の安定感, 身体の痛み等もよいという者が多かった. また, 看護者側も持ちやすいという評価をしてい た. 反面, ウールボアのほうが滑りやすいという意見もあった. 【結 語】 移動用兼療養においてはバスタ オルよりウールボアマットのほうが適している. (Kitakanto Med J 2006;56:207∼212) キーワード:バスタオル, ウールボアマット, 移動, 体圧 は じ め に 術後絶対安静を強いられる患者や寝たきりの患者等, 移動が自力では不可能な患者は, ベッドから輸送車 (ス トレッチャー) 移動時には複数の看護師を必要とする. 看護師は患者の安全確保のため, 身体の各部のなかで最 も重いとされる肩甲骨部 と臀部を支えて移動する. そ の移動の作業時には, 上肢を身体の脇につけて作業する と力を有効に用いることができる. そのため, 看護師は シーツまたはバスタオルを患者の身体の下に敷き, その 両側を持って上肢を脇につけて移動している. 現在, ほ とんどの病院, 施設では, シーツよりも大型のバスタオ ルを患者移動に頻用している. さらに, バスタオルは, 移 動以外の 衣や清拭, 医療処置等で仰臥位から側臥位へ の体位変換する際にも 用されるため, 常時敷かれてい ることが多い. 本来, バスタオルは入浴後の身体の水 を吸収することを目的した素材でできており, 移動用に は作成されていない. バスタオルの主な素材は綿である. 綿は水 の吸収には優れているものの患者を支える強度 の面で不安材料がある. また移動が不可能な患者は身体を自由に動かすことが できないため, 褥瘡発生の可能性がある. バスタオルを 発汗の多い人の背部, 臀部に敷くと皮膚温度をあげ発汗 を増加させる. さらにバスタオルのしわによる圧迫も加 わるためなるべく 用しないほうがよいといわれてい る. そこで, 今回そのバスタオルに替わる移動兼療養中 でも褥瘡ができにくいマットの開発に取り組んだ. 本研 究の目的は, 患者仰向け体位からの移動兼療養用ウール ボアマットの開発を行い, バスタオルとし比較評価した. 方 法 基礎実験 実験対象とした素材 実験に 用した素材は, バスタオル (製造会社 : イ トーヨーカ堂) とウールボアマット (製造会社 : 丸三綿 業株式会社) とした. バスタオルのサイズは 70×140cm, 綿 100%で抗菌防臭加工された物であった. ウールボア マットのサイズは 90×140cmとし, ウール 100%である. 1 群馬県前橋市昭和町3-39-22 群馬大学医学部保 学科看護学専攻臨床看護学講座 2 栃木県足利市読本城3-2100-100 足利 赤十字病院看護部 3 群馬県高崎市剣崎町191-1 丸三綿業株式会社 4 栃木県足利市大前町268-1 足利工業大学 平成18年5月1日 受付 論文別刷請求先 〒371-8514 群馬県前橋市昭和町3-39-22 群馬大学医学部保 学科看護学専攻臨床看護学講座老年看護学 野 内田陽子

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ウールボアマットの構造はウールをシール織にしたもの である. これはポリエステルの地組織上下二重にして, その間にウール糸を絡ませてパイルを作り, そのパイル の中央を裁断することでウール 100%の肌さわりのよい, 厚み感を持ったマットを生み出すことができる. ウールボアマットの特性 体位変換用マットは吸水性・熱放散性のあるものがよ いといわれる. また, 高齢者患者は筋繊維の数の減少と 萎縮に伴い筋肉の重量は減少する. したがって, 加齢に よる体温保持機能の低下とともに, 保温性や肌さわりも よいものを条件として検討した. その結果, ウールボア 素材がよいと判断した. ウールは天然素材である羊毛の ことをいい, 羊の皮膚組織の一部が変化した生体細胞組 織である. ウールは水を弾く一方, 吸湿する性能を持っ ている. ウールはコイル状の 縮の構造から独特の暖か さ,ふくらみを生じ, 肌さわりをよくする.ウールボアの 繊維は高い吸湿性を持っており, 水 率 (乾燥質量に対 する含有水 質量の割合) は綿繊維と比較すると, 綿が 8.5%であるのに対しウール繊維は 15%と高い. また, 熱 伝導率断についても綿繊維が 1.5cal/(cm・sec・℃・10 )で あるのに対しウール繊維は 0.9cal/(cm・sec・℃・10 )と 低く, 発汗などによる水 の吸湿性がよく,また,体温の 低下を防ぐ素材として非常に優れていると えられる. 以上より, 本研究ではバスタオルに替わるマットの素材 をウールボアが適切だと え比較評価を行った. 強度・耐性の評価 強度・耐性の評価の比較は, 引っ張り強さおよび伸び 率試験 (JIS-L1096: 一般織物試験方法) で実施した. 20cm幅の両素材を長さ方向と幅方向について 20cm/ min の速度で引っ張り, 断裂するまでの伸びとそのとき の強さを測定した. 測定回数はそれぞれ 3回実施した. 体圧(加圧子)の評価 体圧は加圧子 7 kg (JIS―TRT0009 : 静止型耐圧 散 マットレスの体圧低減評価に関するデータ収集) をかけ たときの圧とした. ベットマットはシーリージャパン製 サイレントハードマットを 用した. 測定はマットの位 置によるスプリング の強度の差を 慮し, 測定位置を 2箇所に固定し各素材に対して計 10回測定した. バスタ オル, ウールボアマットに加え何も敷かない条件で測定 した. 臨床実験 対象と方法 実験の被験者は群馬大学の 18−23歳の医学部保 学 科看護学専攻の学部生で調査に同意の得られた 10人と した. 実験の看護者は被験者と同様の条件の者 11人と した.被験者及び看護者は BMI (Body Mass Index=体重 (kg)/身長 (m) )が 25未満の者とした.ここでいう看護 者とは被験者を引き上げる役割を持った者である. 実験 は,群馬大学医学部保 学科老年・在宅実習で,パラマウ ントベッド 3K00758600A1 及び附属する専用のマト レスを 用し, ベッドの高さは 53cmとした. 実験日は 2006年 2月 6日であり, 実験室の温度は 23.1±3.8℃, 湿 度は 29.2±37.1%であった. 被験者は長袖の寝衣を着用し, 実験者はズボン・体操 服など動きやすいものを着用した. つぎに被験者は 1人ずつ長袖の上下のパジャマを着用 し靴下を脱いで, 綿のシーツが敷かれているベッドに仰 臥位となった. 看護者は 3人であり, 体圧測定の部位に 最も体圧がかかる部 にテープでマーキングした. その 後, 被験者が仰臥位のままで看護者が体圧を測定した. 測定は被験者一人あたり各 3回測定した. 体圧測定後, 看護者はベッドの左右に各一人, 足側部に 1人位置し, バスタオル及びウールボアマットを挙上した. その方法 は基礎看護学教科書の方法 に従って布の端を内側から 巻き込み, 被験者の体に わせて, 手掌を下にして持ち 上げた. この方法は他の移動用具 (ストレッチャーにス ライディング機能付き・スライディングシート, その他) がない場合に われる方法であり, 本実験では 3秒間持 ち上げた. ベッド左右の看護者の手の位置は被験者の肩 上部と臀部, 足元に位置した看護者は被験者の踵部左右 とした. 体圧と主観的評価 体圧測定は, プレッシャー スキャニング エイド「セ ロ」CR−270 (株式会社ケープ)を 用した.体圧測定は 対象にベッド上にて仰臥位にて安静に保ったうえで実施 した. 測定部位は, 褥瘡好発部位である後頭部, 左右肩甲 骨部, 左右肘関節部, 左右踵部, 仙骨部とした. 各部位の 測定は 3回ずつ行った. 主観的評価は被験者と看護者両 者に実験終了後に質問紙調査を行った. 質問紙の項目は 事前にプレテストを行った際に出された意見, 感想に基 づき構成した. 被験者にはベッド臥床中の肌さわり, 寝 心地,暖かさと持ち上げられた時の首や両腕,臀部,両足, 身体全体の安定感やつれた感じの不快感, 痛みを尋ねた. 看護者は持ちやすさや滑りやすさなどの布地に対する感 触と力の入れ具合, 安定感などについて質問を行った. 倫理的配慮 実験前に実験の目的と方法, プライバシーの確保, 及 び研究データの活用について文章と口頭にて説明し同意 書にて許可のサインを得た. 実験は看護師の立会いのも と実施され, 何かあったときにはすぐに対応できる体制 をとった. 析方法 各実験群間の体圧値の比較 析は, 基礎実験ではノン パラメトリック検定 (マンホイットニーの U 検定),臨床

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実験では対応のある t検定を行った. 解析は, 統計パッ ケージ SPSS12.0J(エス・ピー・エス・エス株式会社・東 京) を 用した. 結 果 基礎実験における強度・耐性の比較 バスタオルの引っ張り強度は, 長さ方向 375.1 (N/ 5cm) 幅方向 305.3 (N/5cm) であったのに対し,ウールボ アマットの引っ張り強度は長さ方向 772.6 (N/5cm)幅方 向 618.5(N/5cm)と高い強度を示した.また,伸び率につ いてもバスタオルは長さ方向 14.8%, 幅方向 17.7%で あったのに対し, ウールボアマットは長さ方向 39.4%, 幅方向 32.7%と高い伸び率を示した. 基礎実験における体圧の比較(表1) 体圧の平 圧は, ウールボアマットを敷いた条件で 10 回測定した平 値のほうが, 何も敷かない条件よりも有 意に圧が低かった. (p<0.05). 体圧の最大値は各条件で 統計的有意差は認められなかった. 臨床実験における各群の身体各部における体圧の比較 (表2) 比較実験により, 統計学的に有意な差がみられたデー タのみを表 2にまとめた. 臨床実験から何も敷かない場 合とウールボアマットを敷いた場合 (各 3回の平 値) は, 右踵部と左肘関節部において後者のほうが有意に低 い値となった (p<0.05∼0.01). また, バスタオルとウー ルボアマットの比較 (3回目の実測値) でも後者のほう が左肘関節において有意に低い値となった (p<0.05). バスタオルとウールボアの主観的評価の比較(表3) 被験者の臥床中の肌さわり, 寝心地, 暖かさについて は 10人中 10人がウールボアのほうがよいと評価した. 持ち上げられた時の被験者の主観的評価では首の安定感 はバスタオル 2人に対してウールボアは 4人であった. 楽だったのもウールボアのほうが 7人で多かった. 身 体全体がつれた」ではバスタオルでは 4人, ウールボア では 1人であった. 身体の痛みについてはバスタオルで は 5人, ウールボアでは 2人であった. その他の項目に ついては同数か 1人の違いであった. 看護者の主観的評 表1 バスタオル, ウールボアマットの体圧比較 (基礎実験) 何も敷かない バスタオル ウールボア 測定 平 圧 最大圧 平 圧 最大圧 平 圧 最大圧 1 14.6 50.0 13.6 57.0 11.6 39.0 2 16.0 42.0 13.6 49.0 13.0 64.0 3 15.6 42.0 13.3 50.0 14.7 52.0 4 15.1 52.0 12.8 55.0 14.3 58.0 5 14.8 55.0 14.0 54.0 13.1 51.0 6 13.3 52.0 14.0 50.0 12.5 40.0 7 12.6 54.0 14.1 51.0 10.7 40.0 8 12.8 44.0 13.1 57.0 11.9 42.0 9 12.7 47.0 12.8 49.0 12.4 40.0 10 13.1 44.0 12.3 49.0 11.6 39.0 平 14.1±1.3 48.2±5.0 13.4±0.6 52.1±3.3 12.6±1.2 46.5±9.1 * * p<0.05 注 : ノンパラ検定 (マンホイットニーの検定にて何も敷かないとウールボアマットとの間に有意な差がみられた) 表2 バスタオルとウールボアマットの体圧比較 (臨床実験) 部位 測定 何もしかない バスタオル ウールボア 右踵部 80.1±13.3 75.4±12.5 73.5±15.4 * 左肘関節部 22.0±5.1 21.5±5.6 19.2±4.4 ** 左肘関節部 3回目の実測値 24.9±8.0 21.5±5.6 18.6±5.1 * ** 注 : 対応のある t検定で 析 (deta: M±SD) * p<0.05 ** p<0.01

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価ではウールボアでは持ちやすかった者が多い反面, 滑 りやすかったという意見が多かった. バスタオルでは被 験者の身体の下にしわが寄ったと回答する者が多かっ た. 察 ウールボアマットを移動時に うときの強度 患者の体の下にバスタオルを敷いて持ち上げた時, 患 者の体重がすべて素材にかかるため, 高い強度が必要と なる. 実験結果より, ウールボアマットは市販のバスタ オルと比較して伸縮性があり高い強度をもつことがわ かった. バスタオルは, 本来水 を拭い取るものであり 強度は 慮されていない. 強い繊維は低 子化合物が繰 り返し長く繫がった高 子の鎖でできているといわれ る. ウールボアマットは, ウールをシール織物にするこ とにより伸縮性と高い強度をもつ. 患者を持ち上げた時 に破れて, 患者が転倒しないようにするためにはバスタ オルよりもウールボアマットを 用したほうがよいとい える. ウールボアマットを療養生活に 用する際の体圧軽減の 可能性 褥瘡後発部位である各部 の圧は, 何も敷かない場合 とバスタオルを敷いた場合では差がみられなかった. バ スタオルには体圧軽減の機能はないといえる. それに比 べて, ウールボアマットでは, 左肘関節, 左肩関節部, 右 踵部における体圧軽減の結果が得られた. これも, ウー ルのコイル状の 縮の構造やシール織による立体的な空 洞空間が生じることで体圧が軽減できたといえる. ウー ルはしわになりにくい特性をもち, 体圧も軽減できるこ とから, 寝たきり患者の褥瘡予防に効果が期待できる. ウールボアマットによる主観的効果 被験者は肌さわり, 寝心地, 暖かさの面でウールボア のほうがよいと感じていた. 肌さわりがよいのは, ウー ルが柔らかい毛の 縮の構造であることが関係してい る. 寝心地についても, ウールはその構造によりバネの ような高い弾性回復力を持っている特性が影響してい る. 暖かさについては, 縮構造による空気の含有量が 高く, かつ吸湿性も高いため, 気体となっている水 が ウールに吸収されるとき, 気体から液体に変り, そのと きに多量の熱を外界に発散する特性が影響している. ウール繊維はしわになりにくく, 吸湿による発熱比が 比較的大きいので, 汗をかいた時のベトツキ感も少なく, しかも冷たさを感じさせない長所をもつ. 今回, 被験者 全員が肌さわり, 寝心地, 暖かさについての評価がウー ルボアで高かったことから, 患者に対しても快適である と える. 高齢者は加齢に伴う体温調節機構の障害, 皮 下脂肪の喪失, 寒冷刺激に対する知覚や熱生産能の低下, エクリン汗腺の密度の低下が適応力の低下をもたらし, 低体温や高体温をきたしやすい. ウールは冬暖かく, 夏 涼しい繊維であるといわれる. 今回の実験は夏季に実施 しなかったため, 夏季で暑いという評価が出る可能性が ある. しかし, ウールは熱伝導率が 0.9Calであり, 綿 1.5Calに比べて低い. また, ウールは多量の空気を含ん でいるので空気の厚い層ができ, それが夏には厚さを遮 断する働きをする. さらに,ウールは吸湿性が高く,吸収 された水 は放出するとき気体となり, 外界から熱をと る作用がある. したがって, 研究者らは夏にウールボア マットを 用しても支障がないと えている. 今回, 看護者の主観的評価ではウールボアでは持ちや すかった者が多い反面, 滑りやすかったという意見が多 かった. ウールの表皮のキューティクル及びシール織が されたマットのポリエステルの裏地が影響していると えられるので, 看護者が握る部位の素材を再検討する必 要がある. 謝 辞 本研究にあたり協力いただいた群馬大学医学部保 学 科看護学専攻の学生に感謝いたします. 表3 バスタオルとウールボアマットのベッド臥床中で持ち上げられた時の被験者の主観的評価 n=10 測定時期 肯定的・否定的評価 評価項目 バスタオルn ウールボアn 持ち上げられたとき 肯定的評価 首が安定した 2 4 両腕が安定した 10 10 臀部が安定した 9 8 身体全体が安定した 6 5 両足が安定した 6 6 楽だった 5 7 持ち上げられたとき 否定的評価 首の後ろがつれた 2 1 両腕がつれた 2 1 臀部がつれた 2 1 両足がつれた 2 2 身体全体がつれた 4 1 身体の痛みが生じる 5 2

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文 献 1. 氏家幸子 : 基礎看護技術Ⅰ. 東京 : 医学書院, 1996; 46-47. 2. 厚生省老人保 福祉局老人保 課 : 褥瘡の予防・治療ガ イドライン. 東京 : 照林社, 2002; 31. 3. 奥野茂代・大西和子編 : 老年看護学Ⅰ老年看護学概論.東 京 : ヌーベルヒロカワ, 2006; 43-45. 4. 繊維学会編著 : やさしい繊維の基礎知識. 東京 : 日刊工 業, 2004; 39. 5. 平井東幸 : 図解繊維がわかる本. 東京 : 日本実業出版社, 2004; 42-43. 6. 日本紡績検査協会 : ボーケン 覧. 大阪 : 財団法人日本 紡績検査教会, 2000; 114. 7. ウールマークカンパニー : ウールマークウールブレンド マーク羊毛布団のすべて. 愛知県 : IWSノミニーカンパ ニーリミテッド. 愛知県, 1993; 16-19. 8. 中島紀恵子 : 老年看護学. 東京 : 医学書院, 2002; 20.

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Development of a Wool Bore M at for Patient Care

and Transfer from a Supine Position

Yoko Uchida,

Mami Kamiyama,

Jyun Tomizawa

and Tetuo Ishikawa

1 School of Health Sciences, Faculty of Medicine, Gunma University 2 Ashikaga Red Cross Hospital

3 Marusan Cotton Company 4 Ashikaga Industry University

Background and Purpose: Currently, bath towel are often used for transferring bedridden patients. The purpose of this study was to develop a wool bore mat for patient care to transfer from a supine position as an alternative to the bath towel, and evaluate its usefulness comparing with bath towel. M aterials and M ethods: We assessed the strength,durability and body pressure of the newly developed wool bore mat in both experiment and healthy volunteers and compared them with bath towel. Results: The strength and elasticity were significantly higher in the wool bore mat than in the bath towel. The body pressure was (p<0.05-0.01) lower in the right heel and the left knee joint using the wool bore mat compared with sham treatment no bath towel. Also, the body pressure was (p<0.05) lower in the left knee joint using the wool bore mat compared with the bath towel. More subjects reported that the wool bore mat was better in texture,comfortable,and warmth than the bath towel,as well as the neck stability and body pain. Nurses reported that the wool bore mat was easy to handle but it was more slippery. Conclusion : Wool bore mats are more suitable for patient care and transfer than bath towel. (Kitakanto Med J 2006;56:207∼212)

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