自己健康管理のポイント
自己健康管理のポイント
山 本 纊 子 山 本 纊 子 愛知県医師会健康教育講座2010年2月25 日 愛知県医師会健康教育講座2010年2月25 日高齢者の
高齢者の
藤田保健衛生大学名誉教授 藤田保健衛生大学名誉教授 医療法人並木会 並木病院院長 医療法人並木会 並木病院院長健 康 と
は
単に疾病でないのみでな
く、
身体的、精神的、社会的
に
健全である状態をいう
疾病(病気)にはどういうものがあ
るか
疾病(病気)にはどういうものがあ
るか
中 毒 中 毒感 染(炎症)感 染(炎症) 代謝異常(遺伝性) 代謝異常(遺伝性) 腫 瘍 腫 瘍 循環障害 循環障害 変 性 変 性 アレルギー・自己免疫異常 アレルギー・自己免疫異常 代謝異常(非遺伝性) 代謝異常(非遺伝性) 外 傷 外 傷感染症(炎
症)
感染症(炎
症)
頻度の高い感染症
鼻炎・上気道炎 鼻炎・上気道炎 口内炎・胃腸炎 口内炎・胃腸炎 角膜・結膜炎 角膜・結膜炎 腎盂腎炎・膀胱炎 腎盂腎炎・膀胱炎 皮膚炎 皮膚炎 外耳道炎・中耳炎 外耳道炎・中耳炎 生殖器の炎症 生殖器の炎症 髄膜炎・脳脊髄炎 髄膜炎・脳脊髄炎感染症の基礎知識
病原体(抗原)の侵 入 食細胞 食細胞 好中球 好中球 などで対抗 などで対抗 NK細胞 NK細胞 自然免疫 自然免疫 獲得免疫 獲得免疫 T細胞 T細胞 B細胞 B細胞 生体防御機構 生体防御機構感染症対策の基本
*病原体の侵入を防ぐ
*
病原体の侵入を防ぐ
*自己の免疫抵抗を強化する
*
自己の免疫抵抗を強化する
*適切かつ早期の治療
*
適切かつ早期の治療
*充分な経過観察
*
充分な経過観察
中毒・依
存
中毒・依
存
*各種薬品 *各種薬品 農 薬 農 薬 *ニコチン(たば こ) *ニコチン(たば こ) 治療のための薬 治療のための薬 *一般食品 *一般食品 *一酸化炭素・家庭用ガス *一酸化炭素・家庭用ガス *アルコール *アルコール 工業用薬品 工業用薬品
アレルギー・自己免疫異
常
アレルギー・自己免疫異
常
皮膚 皮膚 ー蕁麻疹、湿疹、強皮症、乾癬ー蕁麻疹、湿疹、強皮症、乾癬 神経 神経 ー多発性硬化症、ギラン・バレ症候群ー多発性硬化症、ギラン・バレ症候群 呼吸器 呼吸器 ー喘息、間質性肺炎ー喘息、間質性肺炎 消化器 消化器 ー潰瘍性大腸炎、ルポイド肝炎ー潰瘍性大腸炎、ルポイド肝炎 腎臓 腎臓 ーIgA腎症、ループス腎炎ーIgA腎症、ループス腎炎 関節 関節 ーリウマチーリウマチ 筋肉 筋肉 ー多発筋炎、皮膚筋炎、筋痛症ー多発筋炎、皮膚筋炎、筋痛症 血管 血管 ー大動脈炎、側頭動脈炎ー大動脈炎、側頭動脈炎 全身性ループスエリテマトーデス、結節性動脈周囲炎 全身性ループスエリテマトーデス、結節性動脈周囲炎 混合性結合組織病、ベーチェット病、サルコイドーシス 混合性結合組織病、ベーチェット病、サルコイドーシス
循環障害
梗塞ー
梗塞ー
脳、脊髄、肺、消化
器、
腎、末梢神
経・・・・・
脳、脊髄、肺、消化
器、
腎、末梢神
経・・・・・
出血ー
出血ー
脳、脊髄、消化器、
腎、
膀胱、卵巣、子
宮・・・・・
脳、脊髄、消化器、
腎、
膀胱、卵巣、子
宮・・・・・
循環障害を来す状態
循環障害を来す状態
血管
血管
血液
血液
血圧
血圧
梗塞
梗塞
出血
出血
閉塞
閉塞
破裂
破裂
止血し難
い
止血し難
い
凝血し易
い
凝血し易
い
低血圧
低血圧
高血圧
高血圧
血管の変化
血管の変化
動脈硬化
動脈硬化
先天異常
先天異常
アミロイド血管障害
アミロイド血管障害
自分の血管の状態を知
る
自分の血管の状態を知
る
1616 列列 MSCTMSCT によるによる 頸動脈 頸動脈 3D3D 画像画像 ( ( 135kv /130 135kv /130 mAs , mAs , 0.5s ,1.0 mm x 0.5s ,1.0 mm x 16 , 16 , HP 11HP 11 、、 276 mm 276 mm をを 約 約 1313 秒で検査.)秒で検査.)
三次元 CT ( helical CT )
三次元 CT ( helical CT )
ヘリカル CT ヘリカル CT セルジンガー 法 セルジンガー 法 MRAMRA
血管の状態を知るには?
血管の状態を知るには?
動脈硬化性病変
粥状硬化
動脈硬化性細小動脈病変
類線維素性変性
類線維素性変性
硝子様変性
動脈硬化の3大原因
動脈硬化の3大原因
高血圧
高血圧
糖尿病
糖尿病
高脂血症
高脂血症
*いずれも病気として意識され難 い *いずれも病気として意識され難 い*意識される時には合併症が出現 *意識される時には合併症が出現 *硬化を直す方法は今のところな い *硬化を直す方法は今のところな い高血圧のコントロール 高血圧のコントロール 糖尿病のコントロール 糖尿病のコントロール 高脂血症のコントロール 高脂血症のコントロール 食事療法 食事療法 運動療法 運動療法 心理療法 心理療法
アミロイド血管障
害
類線維素性変性
0 1 0 2 0 3 0 4 0 5 0 6 0 % 6 0 70 80 90 アミロイド血管障害の頻度 歳 ● ● ● ●
なぜアミロイド血管が破綻する
か?
**急激な血圧変化急激な血圧変化 *急激な血液成分の変化 *急激な血液成分の変化 水分 水分 血糖 血糖 電解質 電解質 止血・凝固系の異常 止血・凝固系の異常 アミロイド貯溜は防げないが誘因の回避は可能 アミロイド貯溜は防げないが誘因の回避は可能血液の変化
血液の変化
*ヘマトクリットの上昇(赤血球の 増加) *ヘマトクリットの上昇(赤血球の 増加) *高血糖 *高血糖 *その他血液の流動性低下・粘度の上 昇 *その他血液の流動性低下・粘度の上 昇 *白血球・血小板の増加 *白血球・血小板の増加 *心臓や血管からの塞栓子 *心臓や血管からの塞栓子* 24時間血圧
*
24時間血圧
血圧の変化
血圧の変化
*随時血圧
*
随時血圧
*家庭血圧
*
家庭血圧
どの方法でチェックするか?
どの方法でチェックするか?
1分間の脈拍数 70 × 60× 2 4 = 100801日の脈拍数0高血圧
低血圧
*寒冷 *高ナトリウム食 *精神・身体的ストレ ス *高温 *食後 *入浴後 *入浴直後● ● ● ● 12 0 10 0 8 0 ● 6 0 4 0 ● ● ● ● ● ● ● ● ● 前 5 1 0 15 20 後 分 mmH g
入浴時血圧
収縮期血圧 拡張期血圧内頸動脈狭窄・閉塞症
血圧コントロー
ル
血圧コントロー
ル
降圧するか否か
降圧するか否か
脳血管障害の急性期は
反応的に血圧が上昇
脳血管障害の急性期は
反応的に血圧が上昇
脳血管障害に詳しくない医師
は反射的に降圧薬使用
脳血管障害に詳しくない医師
は反射的に降圧薬使用
代謝異常
(非遺伝
性?)
代謝異常
(非遺伝
性?)
高脂血症
高脂血症
Ⅱ型糖尿病
Ⅱ型糖尿病
高コレステロール血症 高コレステロール血症 高中性脂肪血症 高中性脂肪血症 高血糖 高血糖 低血糖 低血糖自分の検査値を正確に知る
自分の検査値を正確に知る
生活習慣病
生活習慣病
*高血圧症
*
高血圧症
*糖尿病
*
糖尿病
*高脂血症
*
高脂血症
*喫煙による異常
*
喫煙による異常
*アルコールによる異常
*
アルコールによる異常
これらの管理は誰がす
る?
これらの管理は誰がす
る?
会社安全衛生?
会社安全衛生?
医 師?
医 師?
配偶者?
配偶者?
自分で!
外
傷
外
傷
*顕性外傷
*
顕性外傷
*非顕性外傷
*
非顕性外傷
症状が起きた時直近の
生活に思いをめぐらす
症状が起きた時直近の
生活に思いをめぐらす
外傷を防ぐには
外傷を防ぐには
危ないことをしない
危ないことをしない
日頃の運動機能訓練
日頃の運動機能訓練
急がない・慌てない
急がない・慌てない
自分が思っているほど体は若くない
自分が思っているほど体は若くない
(年寄りの冷や水)
(年寄りの冷や水)
代謝異常(遺伝
性)
代謝異常(遺伝
性)
変
性
変
性
発症予防は不可能に近い
発症予防は不可能に近い
進行し、今は治療法もな
い
進行し、今は治療法もな
い
病状にあった身体的管
理
病状にあった身体的管
理
心の自己管理
腫
瘍
腫
瘍
発症予防は不可能
発症予防は不可能
但し、喫煙、多量飲酒等 を回避すれば発病率は低 下 但し、喫煙、多量飲酒等 を回避すれば発病率は低 下定期健診(ドック)が
有用
定期健診(ドック)が
有用
発症したら
発症したら
信頼できる医師に定期的に受
診
信頼できる医師に定期的に受
診
老いては子に従え 老いては子に従え 新しいことに対する学びの姿勢 新しいことに対する学びの姿勢 家族とのふれあいを大切に 家族とのふれあいを大切に 上手な薬の使用は解決策 上手な薬の使用は解決策 薬に頼りすぎない 薬に頼りすぎない 薬を毛嫌いしない 薬を毛嫌いしない 薬の副作用をよく知る ( 効果を選ぶか) 薬の副作用をよく知る ( 効果を選ぶか)