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Academic year: 2021

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巻頭言

著者

水口 陽子

雑誌名

看護研究交流センター活動報告書

27

ページ

i-i

発行年

2016-04

URL

http://hdl.handle.net/10631/00001318

(2)

巻頭言

大学は、教育と研究を本来的な使命としていますが、現在においては、大学の社会貢 献の重要性が強調されるようになってきています。教育や研究それ自体が長期的観点か らの大学の社会貢献ですが、近年では、より直接的な貢献も求められるようになってお り、こうした社会貢献の役割を、いわば大学の「第三の使命」としてとらえていくべき 時代になっているものと考えます。新潟県立看護大学では、大学と地域の交流の場とし て看護研究交流センターを併設しています。このセンターは、新潟県の大学として、こ の第三の使命を実現するための拠点となる施設です。本学の教育・研究の成果を地域へ 還元することを目的とし、地域と大学が共に成長していくための橋渡しを担っています。 看護研究交流センターでは、平成27 年度も先駆的学習支援部門、地域社会貢献部門、 看護職学習支援部門、地域課題研究開発部門、特別研究部門の 5 つの部門を置き、本学 の建学の精神である「ゆうゆう・くらしづくり」に基づき、それぞれの部門の活動を展 開してきました。先駆的学習支援部門では「ネット依存症」をテーマにした市民公開講 座を開催しました。また、上越教育大学と連携した公開講座を開催しました。地域社会 貢献部門は、地域の医療者・大学と地域住民の交流会である「いきいきサロン」を今年 度は6 回開催しました。看護職学習支援部門は、県内の看護職・介護職者の学びの機会 として、どこでもカレッジ公開講座を中心に活動してきました。地域課題研究開発部門 は地域の保健・医療・福祉に携わる看護職者と大学教員との共同研究である地域課題研 究を行い、発表会を開催しました。また、上越地域の看護研究の発表の場である上越地 域看護研究発表会を同日に実施しました。特別研究部門は、主に健康活動の効果に関す る調査に協力する取り組みなどを行ってきました。これらの活動内容については各部門 の報告内容をお読みいただければと思います。さらに、平成26 年度から始まり、大学か ら地域へ出向く「出前講座」は、本学教員の専門的知見や研究成果等を地域へ還元する 地域貢献活動の一環として行う事業です。地域の皆様の生涯学習の機会としてお役立て いただけるよう、医療・福祉・健康等に関する様々なテーマを用意しました。平成 27 年度も多くの依頼があり34 件の実施ができました。 このように、センターの活動をとおして、大学と地域の皆様との絆がより深まってき たと思われます。皆様のご支援に深く感謝しております。 今後も地域の皆様からの要望をもとに、5 つの部門を柱として活動していきたいと思 います。これからもご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 平成28 年 3 月 新潟県立看護大学 看護研究交流センター長 水口 陽子 ― i ―

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