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目 次 1 公 式 記 録 に 関 して 3 ページ 2 業 務 内 容 3 ページ 1 スコアシートの 作 成 3 ページ 2 記 録 判 定 3 ページ 3 勝 利 投 手 敗 戦 投 手 の 判 断 3 ページ 3 スコア 表 記 6 ページ 1 ポジションの 記 号 6 ページ 2 コマの

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(1)

神奈川県内本部運営補助用

(2)

目次 1 公式記録に関して 3 ページ 2 業務内容 3 ページ ① スコアシートの作成 3 ページ ② 記録判定 3 ページ ③ 勝利投手、敗戦投手の判断 3 ページ 3 スコア表記 6 ページ ① ポジションの記号 6 ページ ② コマの区分 7 ページ ③ アウトカウント、得点、残塁 7 ページ ④ ボールカウント 7 ページ ⑤ 安打 8 ページ ⑥ 四死球 8 ページ ⑦ 三振 9 ページ ⑧ 三振(振り逃げ) 9 ページ ⑨ ゴロ、飛球等 10 ページ ⑩ 併殺、三重殺 11 ページ ⑪ 失策 11 ページ ⑫ FC(フィールダースチョイス) 14 ページ ⑬ 妨害 14 ページ ⑭ バッテリーミス(ワイルドピッチ、パスボール、ボーク) 15 ページ ⑮ 盗塁、盗塁刺、けん制死 16 ページ ⑯ 犠打、犠飛等 17 ページ ⑰ 選手交代 18 ページ ⑱ 打点 19 ページ 4 スコア表記例 20 ページ 5 タイ・ブレーク適用時 33 ページ

(3)

1 公式記録に関して 公式記録は試合記録の原本となり、その試合に関する記録は全てこの公式記録が参照される。 従って、公式記録をつけるにあたっては、絶対に間違いは許されないという意識が必要とされる。不明点は必ず確認をする。 なお、本文中に記載されている野球規則は、「2009年度」のものを参照とする。 2 業務内容 ① スコアシートの作成 個人差がでないように、表記方法、記号、集計は定められた記号、手順を用いる。 ② 記録判定 ヒット、エラー、FC(フィールダースチョイス)の判定は非常に重要となる。ヒット後のエラー進塁、送球間進塁などもよく見極めたうえ、記録する。 ③ 勝利投手、敗戦投手の判断 【野球規則 10・17 勝投手・敗投手の決定】 を参考に、以下の様に定める。 <勝利投手> ・ 試合終了まで先発投手が投球を完了している場合、「先発投手」に勝利投手の記録が与えられる。 ・ 試合終了まで先発投手が投球を完了していない場合、 以下の条件を全て満たす場合には「先発投手」に勝利投手の記録が与えられる。 └ 交代した時点で自チームがリードしていること。 └ 交代後に同点または逆転をされていないこと。 └ 5回の投球を完了していること。(試合が5回で完了している場合は、4回の投球を完了していること。) ・ 「先発投手」が勝利投手の権利を有しない場合、「救援投手」に勝利投手の記録が与えられる。 ・ 「救援投手」が二人以上出場した場合、 以下の条件を全て満たす「救援投手」に勝利投手の記録が与えられる。 └ 交代した時点で自チームがリードしていること。 └ 交代後に同点または逆転をされていないこと。 └ 勝利をもたらすのに最も効果的な投球を行ったこと。 ・ 二人以上の救援投手が同程度に効果的な投球を行った場合は、先に登板した「救援投手」に勝利投手の記録が与えられる。 <敗戦投手> ・ 試合終了まで先発投手が投球を完了している場合、「先発投手」に敗戦投手の記録が与えられる。 ・ 試合終了まで先発投手が投球を完了していない場合、 └ 「先発投手」の失点が相手チームにリードを許し、相手チームが最後までそのリードを保った場合は

(4)

【野球規則 10・17 勝投手・敗投手の決定】 (a) ある投手の任務中、あるいは代打者または代走者と代わって退いた回に、自チームがリードを奪い、しかもそのリードが最後まで保たれた場合、 その投手に勝投手の記録が与えられる。 ただし、次の場合はこの限りではない。 (1) その投手が先発投手で、 10・17(b) が適用された場合。 (2) 10・17(c) が適用された場合。 【原注】 試合の途中どこでも同点になれば、勝投手の決定に関しては、そのときから新たに試合が始まったものとして扱う。 相手チームが一度リードしたならば、その間に投球をした投手はすべて勝投手の決定からは除外される。 ただし、リードしている相手チームに対して投球している間に、自チームが逆転して再びリードを取り戻し、それを最後まで維持したときは、 その投手に勝の記録が与えられる。 (b) 先発投手は、次の回数を完了しなければ勝投手の記録は与えられない。 (1) 勝チームの守備が6回以上の試合では5回。 (2) 勝チームの守備が5回(6回未満)の試合では4回。 先発投手が本項を満たさないために救援投手に勝投手の記録が与えられる場合は、救援投手が一人だけであればその投手に、 二人以上の救援投手が出場したのであれば、勝利をもたらすのに最も効果的な投球を行ったと記録員が判断した一救援投手に、 勝投手の記録を与える。 【原注】 救援投手が勝投手として記録されるには、その投手が最低1イニングを投球するか、試合の流れ(スコアも含む)の中で試合を決定づける アウトを奪うこと、というのが本項の趣旨である。最初の救援投手が効果的な投球をしたからといって、 ただちにその投手に勝を与えるべきではない。なぜなら、勝投手は、最も効果的な投球をした投手に与えられるものであり、 続く救援投手が最も効果的な投球を行うかもしれないからである。 どの救援投手に勝を与えるかを決定するには、失点、自責点、得点させた走者数、試合の流れを考慮しなければならない。 もし二人以上の投手が同程度に効果的な投球を行った場合は、先に登板した投手に勝を与えるべきである。 (c) 救援投手が少しの間投げただけで、しかもその投球が効果的でなかったときに、続いて登板した救援投手の中にリードを保つのに十分に 効果的な投球をした投手がいた場合は、前者に勝の記録を与えないで、続いて登板した救援投手の中で最も効果的な投球をしたと 記録員が判断した投手に勝を与える。 【原注】 救援投手が1イニングも投げずに2点以上の得点(それが前任投手の失点であっても)を許した場合は、効果的な投球とはいえず、 かつ少しの間しか投げなかったと一般的にはみなすべきであるが、必ずそうみなすというわけではない。

(5)

(d) 自己の責任による失点が相手チームにリードを許し、相手チームが最後までそのリードを保ったとき、その投手に敗投手の記録を与える。 【原注】 試合の途中どこででも同点になれば、敗投手の決定に関しては、そのときから新たに試合が始まったものとして扱う。 (e) 選手権試合ではないオールスターゲームのような場合には、本条(b)は適用されない。このような試合の勝投手の記録は、 勝チームが試合の最後までリードを保ったときには、そのリードを奪った当時投球していた投手(先発あるいは救援)に与える。 ただし、勝チームが決定的なリードを奪った後でも、その投手がノックアウトされ、むしろ救援投手が勝投手としての資格があると 考えられるときは、この限りではない。

(6)

3 スコア表記

(7)

② コマの区分 三塁 二塁 本塁 一塁 ③ アウトカウント、得点、残塁 ※ ランナーがホームインした場合、その経緯にかかわらずホームインしたランナーには得点が記録される。 <一死> <二死> <三死> <得点(自責点)> <得点(失点)> <残塁> ④ ボールカウント <見逃しストライク> <空振りストライク> <ボール> <ファール> <バント空振り> <バントファール>

EEEE

(8)

⑤ 安打 <単打> <単打(内野安打)> <単打(バント内野安打)> <二塁打> <三塁打> <本塁打> ⑥ 四死球 ※ 四死球の場合、バッターに打数は記録されない。 ※ 四球の場合、4つめのボールも記入する。 <四球> <故意四球(敬遠)> <死球> B B B B

8

5

3

H HH H

7

9

8

IB

IB

IB

IB

(9)

⑦ 三振 ※ スリーストライクも記入する。 ※ 空振り三振、見逃し三振ともに「SO-2」と記入する。 見逃し三振か空振り三振かはスリーストライクが「見逃しストライク」か「空振りストライク」かで区別する。 <三振> <三振> <三振> (捕手が三振の投球を確保) (三振後、捕手が一塁へ送球) (スリーバント失敗) ⑧ 三振(振り逃げ) ※ スリーストライクも記入する。 ※ 集計する際は、三振の数にカウントする。 ※ 【野球規則 6・09 打者が走者となる場合 (b)】 にあるように、バッターが空振りをしたかどうかは影響しない。 <振り逃げ(ワイルドピッチ)> <振り逃げ(パスボール)> 【野球規則 6・09 打者が走者となる場合】 (b) (1)走者が一塁にいないとき、 (2)走者が一塁にいても二死のとき、捕手が第三ストライクと宣告された投球を捕らえなかった場合。 【原注】 第三ストライクと宣告されただけで、まだアウトになっていない打者が、気がつかずに一塁に向かおうとしなかった場合、 その打者は、 "ホームプレートを囲む土の部分" を出たらただちにアウトが宣告される。

SO

-2

W.P W.P W.P W.P

P.B P.B P.B P.B

SO

2-3

(10)

⑨ ゴロ、飛球等 ※ フォースアウトは括弧「()」で記録する。 ※ タッチアウトは「T.O」と記録する。 ※ 一塁ベースは「A」、二塁ベースは「B」、三塁ベースは「C」、本塁ベースは「D」で記し、 捕球後にそのままベースを踏んだ時などに記録する。 <サードゴロ> <ファーストゴロ> <ショートゴロ> <ショートゴロ> (サードがファーストに送球) (捕球後、 (投手が打球に触れた後、 (ファーストランナーが二塁でフォースアウト) そのまま一塁ベースを踏む) ショートが打球を処理) (スリーアウトの場合は、バッターは残塁) <サードゴロ> (サードがセカンドランナーをタッチアウト) <ライトフライ> <キャッチャーファウルフライ> <セカンドライナー>

5-3

3A

1

・6-3

9

F2

4

(6-4)

6-5T.O

(11)

⑩ 併殺、三重殺 <ショートゴロ併殺(ダブルプレイ)> <サードゴロ三重殺(トリプルプレイ)> ⑪ 失策 ※ バッターに打数は記録される。(ファールフライはの落球は、その後の当該打者の結果が反映される。) ※ ワイルドピッチ(暴投)、およびパスボール(捕逸)は、失策を記録しない。 <サードエラー> <ショートエラー> <ファーストエラー> <セカンドエラー> <レフトエラー> (ショートの一塁悪送球) (ファーストが送球を落球) (セカンドの悪送球) (ファールフライの落球)

5E

6E-3

4-3E

8-4E

-5

(6-4)

6-4-3

D.P

T.P

(5C)

(5-4)

5-4-3

7E

(12)

【野球規則 10・12 失策】 失策の記録は、本条規定により、攻撃側チームを利する行為をした野手に与えられる。 (a) 次の場合には、当該野手に失策を記録する。 (1) 打者の打撃の時間を延ばしたり、アウトになるはずの走者(打者走者を含む)を生かしたり、走者に一個以上の進塁を許すようなミスプレイ (たとえばファンブル、落球、悪送球)をした野手に失策を記録する。 ただし、無死または一死のとき、三塁走者がファウル飛球の捕球を利して得点するのを防ごうとの意図で、野手がそのファウル飛球を 捕らえなかったと記録員が判断した場合には、その野手には失策を記録しない。 【原注1】 はっきりとしたミスプレイをともなわない緩慢な守備動作は、失策とは記録しない。たとえば、野手がゴロをきちんと処理したものの、 一塁への送球でアウトにできなかった場合、その野手に失策を記録しない。 【原注2】 次のような場合には、記録員が失策を記録するにあたって、野手がボールに触れたか否かを判断の基準とする必要はない。 【原注3】 頭脳的誤り、または判断の誤りは、失策と記録しない。ただし、特に規定された場合を除く。 (2) 野手がファウル飛球を落として、打者の打撃の時間を延ばした場合は、その野手に失策を記録する。 - その後打者が一塁を得たか どうかには関係しない。 【注】 野手が普通の守備行為でなら捕らえることができたと記録員が判断したときだけ、失策を記録する。 (3) 野手がゴロを捕るか、送球を受けて、一塁または打者走者に触球すれば十分アウトにできたにもかかわらず、 触球し損じたために打者走者を生かした場合には、その野手に失策を記録する。 (4) フォースプレイにおいて、野手がゴロを捕るか、送球を受けて、塁または走者に職球すれば十分アウトにできたにもかかわらず、 触球し損じたために走者を生かした場合には、その野手に失策を記録する。 【注】 前記のフォースプレイによるアウトの場合だけに限らず、タッグアウトの場合でも、野手が走者に触球すれば 十分アウトにできたにもかかわらず、触球し損じたために、走者を生かしたときには、その野手に失策を記録する。 (5) 送球がよければ走者をアウトにできたと記録員が判断したときに、野手が悪送球をしたために走者を生かした場合には、 その野手に失策を記録する。ただし、走者が盗塁を企てたとき、盗塁を防ごうとした野手が悪送球をしても 本項の失策は記録されない。

(13)

(6) 野手が、走者の進塁を防ごうとして悪送球をした場合に、その走者または他の走者が、その送球とは関係なく進塁できた と思われる塁よりも余分に進塁したときには、その野手に失策を記録する。 (7) 野手の送球が、不自然なバウンドをしたり、各塁、投手板、走者、野手あるいは審判員に触れて変転したために、 走者に進塁を許した場合には、このような送球をした野手に失策を記録する。 【原注】 この規則は、正確に送球した野手にとっては酷にすぎるように見えるが、きちんと適用しなければならない。 たとえば、外野手が正確に送球をしたにもかかわらず、二塁ベースに当たってボールが外野に戻ったために走者の進塁を 許した場合には、その外野手に失策を記録する。走者の進んだ各塁については、その原因を明らかにしなければならない。 【注】 夜間照明のライトまたは太陽の光線が、プレーヤーの目を射て、捕球が妨げられた場合にも前記と同様、 送球した野手に失策を記録する。 (8) 時機を得たしかも正確な送球を野手が止め損なうか、または止めようとしなかったために、走者の進塁を許した場合には、 その野手に失策を記録し、送球した野手には失策を記録しない。もし、そのボールが二塁に送られたときには、 記録員は、二塁または遊撃手のうちどちらがその送球を止めるはずであったかを判断して、その野手に失策を記録する。 【原注】 野手が送球を止め損なうか、止めようとしなかったために、走者の進塁を許したが、その送球が時機を失したものと記録員が 判断した場合には、このような送球をした野手に失策を記録する。 (b) 悪送球によって走者が進塁した場合は、走者の数および塁数に関係なく、常にただ一個の失策を記録する。 (c) 審判員が打者または走者に妨害もしくはオブストラクションで進塁を許したときには、このような妨害行為を行った野手に失策を記録する。 この場合、進塁を許された走者の数および塁数には関係なく、常にただ一個の失策を記録する。 【原注】 審判員がオブストラクションによって、打者または走者に与えた塁と、プレイによって打者または走者が進むことができたと思われる塁とが 一致したと記録員が判断したときには、オブストラクションをした野手には失策を記録しない。 【注】 たとえば、打者が三塁打と思われる安打を放って一塁を経て二塁に進むとき、一塁手に走塁を妨げられ、審判員が打者に三塁を 与えた場合などには、打者に三塁打を記録し、一塁手には失策を記録しない。 一塁走者が一・二塁間でランダウンされたとき、二塁手がオブストラクションをしたために、審判員がその走者に二塁を与えた場合などには、 その二塁手に失策を記録する。

(14)

⑫ FC(フィールダースチョイス) ※ バッターに打数は記録される。 ※ 野手に失策は記録されない。 <ショートFC> ⑬ 妨害 ※ 打撃妨害の場合、キャッチャーに失策が記録される。 ※ 打撃妨害の場合、バッターに打数は記録されない。 ※ 走塁妨害の場合、妨害した野手に失策が記録される。 ※ 野手に触れていないフェアボールがランナーにフェア地域で触れた場合、ランナーには「守備妨害」、バッターには「安打」が記録される。 <守備妨害> <打撃妨害> <走塁妨害> (ファーストランナーの (キャッチャーの (ショートの セカンドへの守備妨害) バッターへの打撃妨害) セカンドランナーへの走塁妨害)

6FC

X-4

2IF

6OB

(15)

⑭ バッテリーミス(ワイルドピッチ、パスボール、ボーク) ※ バッテリーミスがあった投球にしるし(レ)をつける。一度に複数のランナーが進塁した場合は、後者の記号色を変える。 ※ 同一イニングに二回以上バッテリーミス等があった場合、しるし(レ)の数を増やす。(次のイニングに入れば回数はリセットされる。) ※ ボークがあった投球と投球の間にしるし(―)を記入し、(―)にしるし(レ)つける。 <ワイルドピッチ(暴投)> <パスボール(捕逸)> <ボーク>

W.P

P.B

BK

W.P

W.P

(16)

⑮ 盗塁、盗塁刺、けん制死 ※ 盗塁を試みた際の投球にしるし(レ)をつける。 ※ 同一イニングに二回以上盗塁などがあった場合、しるし(レ)の数を増やす。(次のイニングに入れば回数はリセットされる。) ※ けん制死、けん制エラーがあった投球と投球の間にしるし(―)を記入し、(―)にしるし(レ)つける。 ※ 盗塁刺、けん制死でスリーアウトになった場合、その時打席にいたバッターに打席、打数ともに記録されない。 ※ けん制は投球数には含めない。 ※ 盗塁を許したキャッチャーには許盗が一つ記録される。(重盗の場合は二つ、三重盗の場合は三つの許盗を記録する。) <盗塁> <盗塁刺> <重盗(ダブルスチール)> <三重盗(トリプルスチール)> <けん制死> <けん制エラー>

2-6

T.O

1-3

T.O

1E-3

DS

DS

TS

TS

TS

(17)

⑯ 犠打、犠飛等 ※ 犠打、犠打失策、犠飛の場合、バッターに打数は記録されない。 <犠打(犠牲バント)> <犠打失策> <犠打失敗> <犠打失敗> (犠打を投手が処理) (犠打を処理した投手が (犠打がキャッチャーへの (サードでセカンドランナー 一塁へ悪送球) ファウルフライ) がアウト) <犠飛(犠牲フライ)> <犠打FC> (8番バッターの犠打を処理した投手が サードに送球したがセーフ)

1-3

1

E

-4

F2

1-1-5

T.O

1

FC

(8)

9

9

9

9

(18)

⑰ 選手交代 <投手交代> <選手交代(守備から交代)> <選手交代(代打で出場)> <選手交代(ファーストランナーに代走で出場)> <選手交代(投球後に、代打で出場)>

P.

P.

P.

P. 選手名

選手名

選手名

選手名

H

H

H

H

R

R

R

R 選手名

選手名

選手名

選手名

H

H

H

H

(19)

⑱ 打点 ※ ランナーがホームインした場合、そのバッターの打撃結果によって得点が発生した場合にはバッターに打点が記録される。 ※ 打点が記録される場合は丸「○」で数字を囲み、打点が記録されない場合は括弧「()」で数字を囲む。 ※ 以下の場合、バッターに打点は記録されない。 ・ 併殺打の間にランナーがホームインした場合 ・ バッテリーミス(ワイルドピッチ、パスボール、ボーク)によってランナーがホームインした場合 ・ 盗塁や野手の送球の間にランナーがホームインした場合 ・ 相手チームの失策、打撃妨害、走塁妨害の間にランナーがホームインした場合 ※ 本塁打を打ったバッターには、打点と得点の両方が記録される。 (4番バッターの安打で (2番バッターの本塁打で (6番バッターの三塁ゴロで (7番バッターの併殺打の間に 3番バッターがホームイン) 二人のランナーがホームイン) 5番バッターがホームイン) 5番バッターがホームイン) (6番バッターの三塁ゴロで ホームに送球するがセーフ)

9

8

7

5-3

8

9

D.P

(5-4)

5-4-3

9

(7)

7

5FC

E EE E E EE E EEEE E E E E E EE E EEEE

(20)
(21)
(22)

① 試合日、大会名、試合数、球場名 を記入する。 ・ <決勝戦>、<準決勝>、<3位決定戦>、<代表決定戦>、<一回戦>、<二回戦> などを大会名の横に記入する。 ② 試合開始時刻、試合終了時刻を記入する。 【野球規則 4・02 試合の開始】 を参考に、試合開始時刻は以下の様に定める。 ・ 試合開始時刻は、1回表に球審が試合開始を宣告した時刻とする。 【野球規則 4・11 正式試合】 を参考に、試合終了時刻は以下のように定める。 ・ 試合終了時刻は、以下のいずれかの場合の時刻とする。 └ 最後のバッターへのアウトが宣告された時。 └ サヨナラのランナーがホームインした時。 └ サヨナラホームランの場合は、打ったバッターがホームインした時。 └ 天候等の理由で試合終了を球審が宣告した時。 ・ 雨や怪我の治療などで試合が中断した場合は、中断時間を記入する。中断時間がなかった場合は、何も記入しない。 ・ 試合開始時刻から試合終了時刻までの時間を、試合時間として記入する。中断時間も試合時間に含まれる。 【野球規則 4・02 試合の開始】 ホームチームの各プレーヤーが、それぞれの守備位置につき、ビジティングチームの第一打者が、バッターボックス内に位置したとき、 球審はプレイを宣告し、試合が開始される。 【野球規則 4・11 正式試合】 正式試合においては、試合終了時の両チームの総得点をもって、その試合の勝敗を決する。 (a) ビジティングチームが9回表の攻撃を終わったとき、ホームチームの得点が相手より多いときには、ホームチームの勝ちとなる。 (b) 両チームが9回の攻守を終わったとき、ビジティングチームの得点が相手方より多いときにはビジティングチームの勝ちとなる。 (c) ホームチームの9回裏または延長回の裏の攻撃中に、勝ち越し点にあたる走者が得点すれば、そのときに試合は終了して、 ホームチームの勝ちとなる。 【付記1】 試合の最終回の裏、打者がプレイングフィールドの外へ本塁打を打った場合、打者および塁上の各走者は、正規に各塁に触れれば 得点として認められ、打者が本塁に触れたときに試合は終了し打者および走者のあげた得点を加えて、ホームチームの勝ちとなる。

(23)

【付記2】 9回の裏または延長回の裏に、プレイングフィールドの外へ本塁打を打った打者が、前位の走者に先んじたためにアウトになった場合は、 塁上の全走者が得点するまで待たないで、勝ち越し点にあたる走者が得点したときに試合は終了する。 ただし、二死の場合で、走者が前位の走者に先んじたときに勝ち越し点にあたる走者が本塁に達していなければ、試合は終了せず、 追い越すまでの得点だけが認められる。 【注】 9回の裏または延長回の裏、無死または一死で、打者がプレイングフィールドの外へ本塁打を打ったときに、ある走者が前位の走者に 先んじたためにアウトになった場合は、打者に本塁打が認められ、試合は打者が本塁に触れたときに終了する。 (d) 4・12(a)によりサスペンデッドゲームにならない限り、コールドゲームは、球審が打ち切りを命じたときに終了し、 その勝敗はその際の両チームの総得点により決する。 【注】 我が国では、正式試合となった後のある回の途中で球審がコールドゲームを宣したとき、次に該当する場合は、 サスペンデッドゲームとしないで、両チームが完了した最終均等回の総得点でその試合の勝敗を決することとする。 (1) ビジティングチームがその回の表で得点してホームチームの得点と等しくなったが、表の攻撃が終わらないうち、あるいは 裏の攻撃が終わらないうち、または裏の攻撃が始まらないうち、あるいは裏の攻撃が始まってもホームチームが得点しないうちに コールドゲームが宣せられた場合。 (2) ビジティングチームがその回の表でリードを奪う得点を記録したが、表の攻撃が終わらないうち、または裏の攻撃が始まらないうち、 あるいは裏の攻撃が始まってもホームチームが同点またはリードを奪い返す得点を記録しないうちにコールドゲームが 宣せられた場合。 ③ 対戦チームの名称を記入する。 ・ 一塁側チームを上段、三塁側チームを下段に記入する。 ④ 審判員の名称を記入する。 ・ 球審、塁審(ファースト、セカンド、サード)、線審(レフト、ライト)を記入する。 ・ 担当する審判員が存在しない場合は、何も記入しない。 ⑤ 公式記録員の名称を記入する。 ・ 先攻チームの担当記録員、後攻チームの担当記録員の名前を記入する。 ・ 試合途中で担当記録員が交代した場合は、集計を担当した記録員の名前を記入する。

(24)

⑦ 守備記録を記入する ・ 失策があった選手に対して、失策を記入する。 ・ 出場選手のポジションに変更があった場合は、そのポジション毎に失策を記入する。 ・ 出場選手が途中で交代した場合は、その選手ごとに失策を記入する。 ・ 盗塁を許したキャッチャーに対して、許盗を記入する。 ・ 複数の選手がキャッチャーがつとめた場合は、そのキャッチャーごとに許盗を記入する。 ・ 補殺、刺殺、併殺参加(併参)は未記入のことが多い。 ⑧ 守備記録の合計を記入する。 ・ 許盗、失策の合計を記入する。許盗、失策がない場合は、「・」を記入する。 ⑨ 先攻チーム名、または後攻チーム名を記入する。 ⑩ 位置(ポジション)、背番号、選手名、打ち方を記入する。(選手コードは使用しない。) ・ ポジションは、「1~9」「P」(投手)「D」(指名打者)「H」(代打)「R」(代走)の英数字を使用する。 ・ DH(指名打者)を使用している場合、ピッチャーのポジションは「P」で表す ・ DH(指名打者)を使用していない場合、および試合途中でDHを使用しなくなった場合、ピッチャーのポジションは「1」で表す。 ・ 出場選手が試合の途中でポジションを変更した場合、ポジション欄の一行下に変更後のポジションと変更時のイニングを記入する。 その場合、選手名欄には「〃」を記入する。 ・ 出場選手が途中で交代した場合は、ポジション欄の一行下にポジションと変更時のイニングを記入する。 ・ 代打または代走で試合に出場した選手がそのまま守備につく場合は、ポジション欄の同じ行に矢印(→)とポジションを記入する。 ・ DH(指名打者)の選手に代打または代走が起用された場合、次のイニングに入った時に特に選手交代が指示されない場合は そのままDH(指名打者)となる。その場合、ポジション欄の同じ行に矢印(→)と「D」を記入する。 【記入例1】 セカンドで出場していた選手が、5回裏にサードのポジションについた場合 4 [選手名] 5(5ウ) 〃 【記入例2】 レフトで出場していた選手に代わって、8回表に交代選手がレフトについた場合 7 [選手名] 7(8オ) 〃 【記入例3】 DHで出場していた選手に対して8回裏に代走が起用され、9回表に試合がすすんだ場合 D [選手名] R(8ウ)→ D 〃 【記入例4】 ライトで出場していた選手に対して9回表に代打が起用され、9回裏に交代選手がサードについた場合 9 [選手名] H(9オ) [選手名]

(25)

・ 選手名は苗字のみを記入する。 【記入例5】 同じチーム内に同じ苗字の選手が複数名登録されている場合、選手を識別するために名前(先頭1文字など)も記入する。 横(太)浜 横(次)浜 神奈川(三) 神奈川(四) 港(一) 港(二) ・ 打ち方は左バッターに「△」、両打ちのバッターに「 」を記入する。右バッターには何も記入しない。 ⑪ イニングごとに集計して、下記のように記入する。 ・ 左から「四死球」「三振」「残塁」のイニングごとの合計数、およびそのイニングまでの合計数を記入する。 ・ 「四死球」には、「四球(フォアボール)」「死球(デッドボール)」「故意死球(敬遠)」が含まれる。 ・ 「三振」には、「見逃し三振」「空振り三振」「スリーバント失敗」「三振(振り逃げ)」が含まれる。 ・ 1回表、1回裏は、そのイニングの合計数だけを記入する。四死球、三振、残塁がない場合は「・」を記入する。 ・ 2回表以降は、「そのイニングごとの合計数 / そのイニングまでの合計数」を記入する。 そのイニングに四死球、三振、残塁がない場合は「・/ そのイニングまでの合計数」を記入する。 ⑫ イニングごとに集計して、下記のように記入する。 ・ 上から「投球数」「得点」「安打、打席、打数」のイニングごとの合計数、およびそのイニングまでの合計数を記入する。 ただし「得点」はイニングごとの合計数だけを赤字で記入する。 ・ 1回表、1回裏は、そのイニングの合計数だけを記入する。得点、安打、打数がない場合は「・」を記入する。 ・ 2回表以降は、「そのイニングごとの合計数 / そのイニングまでの合計数」を記入する。 そのイニングに安打、打数がない場合は「・/ そのイニングまでの合計数」を記入する。 ・ 「投球数」は、各投手ごとに集計する。投手が交代した場合は、最初から数えなおす。 イニングの途中に投手が交代した場合、各投手ごとの投球数を記入する。 ・ 「安打」は、「単打」「二塁打」「三塁打」「本塁打」の全てを合計する。 ・ 「打席」は、そのイニング中に打席へ入ったバッターの数を合計する。 ・ そのバッターが打席へ入っている間に、盗塁刺やけん制死などでランナーがアウトになりスリーアウトとなった場合、 およびランナーがホームインして試合が終了した場合、その時点で打席に入っていたバッターに打席はカウントされない。 ・ 「打数」は、「打席」から以下の項目を除いた数を合計する。 └ 四球 └ 死球 └ 四球(故意死球) └ 犠打(犠牲バント)

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⑬ 各バッターの個人記録を集計して、記入する。 ・ 1打席ごとに、該当する箇所に「正の字」で記入し合計していく。 ただし、「打席」はその選手が交代した後、または試合終了後に合計数を記入する。 ・ 「安打」は、「単打」「二塁打」「三塁打」「本塁打」の全てを合計する。 ・ 選手交代時は、「打席」の合計数を記入し、下に横線を書き、右の枠外にその選手の背番号を記入する。 ・ 試合終了後、各バッターの成績を合計した数を一番下の枠に記入する。 └ 打席 : 打席。 └ 打数 : 打数。 └ 得点 : 得点。 チームの総得点と一致しているかを確認する。 └ 安打 : 安打数。 └ 二打 : 二塁打。 └ 三打 : 三塁打。 └ 本打 : 本塁打。 └ 塁打 : 塁打数。記入しないことが多い。 └ 打点 : 打点。 └ 盗塁 : 盗塁。 └ 盗刺 : 盗塁失敗。 └ 犠打 : 犠打。 └ 犠飛 : 犠飛。 └ 四球 : 四球。 └ 故四 : 故意四球。 └ 死球 : 死球。 └ 三振 : 三振。 └ 併打 : 併殺打。 └ 妨出 : 妨害出塁。打撃妨害での出塁。 └ 残塁 : 残塁。 ・ 「四球」「故意四球」「死球」の合計数が、⑪の四死球数と一致しているかを確認する。「四球」「故意四球」「死球」の合計数が、⑪の四死球数と一致しているかを確認する。「四球」「故意四球」「死球」の合計数が、⑪の四死球数と一致しているかを確認する。「四球」「故意四球」「死球」の合計数が、⑪の四死球数と一致しているかを確認する。 ・ 三振の合計数が、⑪の三振数と一致しているかを確認する。三振の合計数が、⑪の三振数と一致しているかを確認する。三振の合計数が、⑪の三振数と一致しているかを確認する。三振の合計数が、⑪の三振数と一致しているかを確認する。 ・ 残塁の合計数が、⑪の残塁数と一致しているかを確認する。残塁の合計数が、⑪の残塁数と一致しているかを確認する。残塁の合計数が、⑪の残塁数と一致しているかを確認する。残塁の合計数が、⑪の残塁数と一致しているかを確認する。 ・ 安打の合計数が、⑫の安打数と一致しているかを確認する。安打の合計数が、⑫の安打数と一致しているかを確認する。安打の合計数が、⑫の安打数と一致しているかを確認する。安打の合計数が、⑫の安打数と一致しているかを確認する。 ・ 打席の合計数が、⑫の打席数と一致しているかを確認する。打席の合計数が、⑫の打席数と一致しているかを確認する。打席の合計数が、⑫の打席数と一致しているかを確認する。打席の合計数が、⑫の打席数と一致しているかを確認する。 ・ 打数の合計数が、⑫の打数と一致しているかを確認する。打数の合計数が、⑫の打数と一致しているかを確認する。打数の合計数が、⑫の打数と一致しているかを確認する。打数の合計数が、⑫の打数と一致しているかを確認する。 ・ 盗塁の合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。盗塁の合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。盗塁の合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。盗塁の合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。 ・ 盗塁刺の合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。盗塁刺の合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。盗塁刺の合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。盗塁刺の合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。 ・ 併殺打の合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。併殺打の合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。併殺打の合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。併殺打の合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。 ・ 妨害出塁合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。妨害出塁合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。妨害出塁合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。妨害出塁合計数が、⑯の選手名の記入数と一致しているかを確認する。 ・ 得点数+残塁数+アウト数の合計が、打席数の合計と一致するかを確認する場合もある。 但し、「アウト数」は数字としては残っていないため、参考情報とする。 「犠打」「犠飛」の合計数を記入する。 「四球」「故意四球」「死球」の合計数を記入する。 「犠打」「犠飛」 「犠打」「犠飛」「犠打」「犠飛」 「犠打」「犠飛」「四球」「故意四球」「四球」「故意四球」「四球」「故意四球」「四球」「故意四球」 「死球」 「死球」「死球」 「死球」 「妨出」「妨出」「妨出」の合計数が、「妨出」の合計数が、の合計数が、の合計数が、 「打席」と「打数」の差に一致しているかを 「打席」と「打数」の差に一致しているかを「打席」と「打数」の差に一致しているかを 「打席」と「打数」の差に一致しているかを 確認する。 確認する。確認する。 確認する。

(27)

⑭ 「暴投」「ボーク」「捕逸」「打撃妨害」「走塁妨害」をした選手名を記入する。 ・ 「暴投」「ボーク」は、投手名を記入する。 ・ 「捕逸」「打撃妨害」は、捕手名を記入する。 ・ 「走塁妨害」は、野手名を記入する。 ⑮ 併殺を成立させた守備側の選手名を記入する。 【記入例6】 7回に、ゴロを捕球したセカンドが、ショートに送球し、送球を受けたショートがファーストに送球した場合。 7 [セカンドの選手名]-[ショートの選手名]-[ファーストの選手名] ・ 三重殺(トリプルプレイ)の場合は、選手名の先頭に「※」を記入する。 ・ 併殺打にならない併殺もあるため、併殺打の数と併殺は必ずしも一致しない。 ⑯ 「盗塁」「盗塁刺」「併殺打」「妨害出塁」「守備妨害」をした選手名を記入する。

(28)

【野球規則 10・06 サヨナラ安打の塁打決定】 (f) 【10・06 (g)】 の場合を除いて、最終回に安打を放って勝ち越し点をあげた場合、打者には勝ち越し点をあげた走者がその安打で進んだ塁と 同じ数だけの塁打しか記録されない。しかもその数だけの塁を触れることが必要である。 【原注】 記録員は、勝ち越し点が、打者走者が塁に触れるわずか前に記録されたとしても、プレイの自然な流れの中で打者が触れる塁数を与える。 たとえば、九回裏同点で走者二塁のとき、打者が外野へ安打を放ち、一塁を経て二塁に向かったが、二塁に達するわずか前に 二塁走者が本塁に達した場合でも、打者走者が二塁に達すれば、打者に二塁打を与える。 【注】 打者は正規に前記と同様の塁に触れることが必要である。また、たとえば、最終回で走者二塁のとき、打者がバウンドでスタンドへ入る サヨナラ安打を放った場合、打者が二塁打を得るためには、二塁まで正規に進みことを必要とする。 しかし、走者三塁のとき、打者が前記の安打を放って二塁に進んでも、単打の記録しか与えられない。 (g) 最終回、打者がフェンス越えの本塁打を放って試合を決した場合は、打者および走者があげた得点の全部を記録する。 【野球規則 10・15 三振】 三振の記録は、本条規定により、球審が打者にストライクを三回宣告したときに、投手と打者に与えられる。 (a) 次の場合には三振を記録する。 (1) 捕手が第三ストライクを捕らえたので、打者がアウトになった場合。 (2) 無死または一死で走者が一塁にいるときに、第三ストライクが宣告されて、打者がアウトになった場合。 (3) 捕手が第三ストライクを捕らえなかったので、打者が走者となった場合。 (4) 二ストライク後、打者がバントを企ててファウルボールとなった場合。 (5) ただし、そのバントがファウル飛球として野手に捕らえられた場合には、三振と記録せず、 そのファウル飛球を捕らえた野手に刺殺を記録する。 (b) 打者が二ストライク後退いて、代わった打者が三振に終わったときには、最初の打者に三振と打数を記録し、 代わって出場した打者が三振以外で打撃を完了した(四球を含む)場合には、すべてその代わって出場した打者の行為として扱う。 【注】 一打席に三人の打者が代わって出場し、三人目の打者が三振に終わったときには、二ストライクが宣告されたときに 打撃についていた打者に、三振と打数とを記録する。

(29)

⑰ 各ピッチャーの個人記録を集計して、記入する。 ・ 各ピッチャーの成績を合計した数を一番下の枠に記入する。(投球数は合計しないことが多い) └ 選手コード : 背番号。 └ 選手名 : 選手名。 └ 勝負 : 勝ち投手には「W」、負け投手には「L」。 └ 完投 : 完投した投手に「Y」。(記入しないことが多い) └ 当初 : 先発した投手に「○」。(記入しないことが多い) └ 完了 : 試合終了時の投手に「○」。(記入しないことが多い) └ 補回 : 延長で登板した投手に「○」。(記入しないことが多い) └ 回 : イニング数。 └ 1/3 : イニング途中でのアウトカウント取得数。 └ 打者 : 打席数。 └ 打数 : 打数。 └ 球数 : 投球数。 └ 被安 : 打たれたヒット数。(本塁打を含む) └ 被本 : 打たれた本塁打数。 └ 犠打 : 犠打数。 └ 犠飛 : 犠飛数。 └ 与四 : 与えた四球数。 └ 故四 : 与えた故意四球数。 └ 与死 : 与えた死球数。 └ 奪三 : 奪った三振数。 └ 暴投 : 暴投数。 └ ボーク : ボーク数。 └ 失点 : 与えた得点数。 └ 自責点 : 与えた得点のうち、自責点数。 ・ イニング開始時から登板していたピッチャーは、完了したイニング数とあわせて以下を記入する。 └ 無死で降板した場合は「0/3回」を、一死で降板した場合は「1/3回」を、二死で降板した場合は「2/3回」を記入する。 ・ イニングの途中から登板したピッチャーは、完了したイニング数とあわせて以下を記入する。 └ イニングの途中にて取得したアウトカウントの合計が1イニング(アウト3つ)に満たない数の場合、「1/3回」「2/3回」を記入する。 └ 一つもアウトを取得できなかった場合を除き、「0/3回」は使用しない。 ・ 「自責点」は、【野球規則 10・16 自責点、失点】 を参考にする。 ⑱ 長打を打った選手名を記入する。 本塁打は、「選手名」-「大会通算数」-「打点」-「投手名」を記入する。 「犠打」「犠飛」の合計数を記入する。 「四球」「故意四球」「死球」の合計数を記入す 「犠打」「犠飛」「四球」「故意四球」 「死球」の合計数が、 「打席」と「打数」の差に一致しているかを 確認する。 ※「打撃妨害」があった場合は、一致しない

(30)

【野球規則 10・16 自責点】 自責点とは、投手が責任を持たなければならない得点である。 自責点を決定するにあたっては、次の二点を考慮する。 まず、イニングについて、同一イニングに二人以上の投手が出場したときの救援投手は、出場するまでの失策(捕手などの打者への妨害を除く) または捕逸による守備機会を考慮されることなく、それまでのアウトの数をもとにしてあらためてイニングを終わらさなければならない。( i 項参照) ついで、走者が進塁するにあたって失策があったときは、その失策がなくても進塁できたかどうかに疑問があれば、 投手に有利になるように考慮する。 (a) 自責点は、安打、犠牲バント、犠牲フライ、盗塁、刺殺、野手選択、四死球(故意四球も含む)、ボーク、 暴投(第三ストライクのときに暴投して打者を一塁に生かした場合も含む)により、走者が得点するたびごとに記録される。 ただし、守備側が相手チームのプレーヤーを三人アウトにできる守備機会をつかむ前に、前記の条件をそなえた場合に限られる。 暴投は、投手の投球上の過失であって、四球またはボークと同様、自責点の決定にあたっては、投手が責任を負う。 (b) 次の理由で打者が一塁を得た後、得点することがあっても、自責点とはならない。 (1) ファウル飛球の落球によって打撃の時間を延ばされた打者が、安打その他で一塁を得た場合。 (2) 妨害または走塁妨害で一塁を得た場合。 (3) 野手の失策で一塁を得た場合。 【注】 失策によってアウトを免れた走者に対して、打者の行為に起因した野手の選択守備の結果、打者が一塁を得た場合も、本項同様に扱う。 (c) 失策がなければアウトになったはずの走者が、失策のためにアウトを免れた後、得点した場合は、自責点とはならない。 【注】 本項は、原則として走者に対する守備が現実に行なわれ、失策によってアウトを免れた場合に適用すべきでるが、 フォースプレイで、野手が走者をアウトにしようとするプレイをしないで失策した場合(たとえば、ファンブル、後逸など)、 その失策によって走者が明らかに封殺を免れたと記録員が判断したときには、本項を適用してもさしつかえない。 (d) 失策、捕逸、あるいは守備側の妨害、または走塁妨害の助けをかりて進塁した走者が得点した場合、 このようなミスプレイの助けをかりなければ得点できなかったと記録員が判断したときだけ、その走者の得点は自責点とならない。 【注1】 走者が得点した際、自責点とするか否かを決定するにあたっては、ミスプレイの助けがなかったら進塁もまた得点もできなかったと 記録員が判断した場合だけに本項を適用し、その他の場合、すなわち、現実にミスプレイの助けをかりて進塁していたが、 もし、そのミスプレイの助けがなくても、その後の自責点となる要素に基づいて当然進塁して得点できたと記録員が判断した場合には、 自責点とする。

(31)

【注2】 満塁のとき、打者が捕手または野手の妨害によって一塁を得たために三塁走者が得点した場合には、 三塁走者の得点は自責点としない。 【注3】 ファウルフライ失によって打撃時間を延ばされた打者の打撃を完了したプレイに基づく走者の進塁は、 ミスプレイの助けをかりた進塁とみなす。 (e) 投手の守備上の失策は、自責点を決定する場合、他の野手の失策と同様に扱って、自責点の要素からは除かれる。 (f) 走者は進塁するにあたって野手の失策ががあったとき、その走者の進塁が失策に基づくものかどうかを決める場合(失策による進塁ならば 自責点とならない)には、もし無失策の守備だったら、はたしてその塁に進むことができたかどうかを仮想して決めるのであるが、 そこに疑問の余地があれば、投手に有利になるように判定すべきである。(すなわち失策によって進塁したように決める) (g) ある投手が回の途中で走者を残して退いた後を救援投手が受け継ぎ、その任務中に、前任投手が残した走者が得点した場合はもちろん、 救援投手に対した打者の打球が、野手の選択守備で前任投手が残した走者をアウトにしたために、塁に出た打者が得点した場合にも、 その得点は(いずれの場合も自責点、非自責点を問わない)前任投手のものとして数える。 【原注】 ここでは、残された走者の数が問題であって、走者が誰であったかにこだわる必要はない。 前任投手が走者を残して退き、救援投手が出場して、その回の任務中に得点が記録されたときは、次の例外を除いて、 たとえ残した走者がアウトにされることがあっても、その残した走者の数までは、前任投手が責任を負わなければならない。 すなわち残された走者が盗塁に類する行為または妨害など、打者の行為によらないでアウトになったときは、 残された走者の数は減ぜられる。 【注2】 本項【原注】の後段に述べられている前任投手の残した走者の数が減ぜられる場合には、 前任投手の残した走者が救援投手に対した打者と共に併殺されるか、または救援投手に対した打者の行為で 前任投手の残した二走者が併殺された(この際は、一が減ぜられるだけ)場合、および前任投手の残した走者が余塁を奪おうとして アウトになった場合も含む。 (h) 前任投手が打者の打撃を完了させないで退いたときには、次の要項によって各投手の責任が明らかにされる。 (1) 投手が代わって出場した当時、ボールカウントが次のようなときであって、その打者が四球を得た場合には、 その四球を得た打者を前任投手が責を負うべき打者として記録し、救援投手の責任とはならない。

(32)

(2) 前記の場合、打者が四球以外の理由、すなわち安打、失策、野選、封殺、死球などで一塁に生きたときは救援投手の責任とする。 (打者がアウトになったときも救援投手の責任となる) 【原注】 このことは 10・16(g) に抵触するものではない。 (3) 投手が代わって出場した当時、ボールカウントが次のような場合には、その打者およびその打者の行為はすべて 救援投手の責任とする。 ボール 2 1 1 1 0 0 ストライク 2 2 1 0 2 1 (i) 同一イニングに二人以上の投手が出場したときの救援投手は、そのイニングでの自責点の決定にあたっては、出場するまでの失策または 捕逸によるアウトの機会の恩恵を受けることはできない。 【原注】 本項の目的は、救援投手が自責点にならないことを利用して、無責任な投球をするのを防ぐためのものである。 【注】 イニングの途中から出場した救援投手の自責点の決定にあたって本項が適用されるために、チームの自責点より、 投手個人の自責点の合計の方が多くなる場合がある。 なお、救援投手が自責点となる走者を残して退いても、それ以後の失策または捕逸によるアウトの機会の恩恵を受けることはできる。

(33)

5 タイ・ブレーク適用時 ① 両チームが選択した打順を球審に確認し、選択されたバッターおよびランナーを確認する。 例) 2番バッターが選択された場合、8番バッターが三塁ランナー、9番バッターが二塁ランナー、一番バッターが一塁ランナーとなる。 タイ・ブレークが2イニング以降に入った場合は、前のイニングの最後のバッターの次のバッターが、先頭バッターとなる。(通常通り) ② タイ・ブレーク適用開始イニングの左に赤線を引き、特記事項欄にタイ・ブレーク開始イニングを明記する。 イニングスコア記入欄にも同様に太線赤線を引く。 ③ タイ・ブレークの規定によって出塁したランナーを記入する。 出塁した塁の欄に「TRTRTRTR」と記入する。 球審の指示に従い、ランナーの背番号を確認する。 ④ 集計に関わる留意事項 ・ タイ・ブレークの規定によって出塁した選手の「得点」「残塁」は、そのまま集計する。 タイ・ブレークの規定によって出塁した選手の得点を含む「打点」は、そのまま集計する。 ・ タイ・ブレークの規定により、タイ・ブレーク適用後の1イニングの投球回数は「2/3回」とする。 ⑤ タイ・ブレークが適用された場合、完全試合は成立しない。 無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)は、記録として認められる。

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