学位研究 第3号 平成7年6月 (研究 ノー ト/資料)
〔学位授与横棒研究紀要〕
リージェン ト大学の履修要件 Ⅰ‑ 自由学芸学位
RequirementsforLiberalArtsDegreesofRegentsCollege
‑Translationfrom theCollegeCatalog一
橋 利 枝
RieTACHIBANA
Reseal・ChL'ILAcadellticDegrees,No.3(June1995)ltheessay/material] TheJournalofNationalInstitutionforAcademicDegrees
リージェン ト大学の履修要件 Ⅰ‑自由学芸学位
橘 利 枝*
は じ め に
本資料は,ア メ ))カの主要な学外学位授与大学であるニューヨーク州教育評議会 (USNY)リー ジェソ ト大学 のカ レッジカタログ(RegentsCollege:CollegeCatalogs)の一部を翻訳 ・紹介する ものである。 この大学に関 しては本紀要第1・2号の舘論文の中で, 日本の学位授与機構学士 とよ く似た授与制度を もつ大学 として解説 されてお り,続号でその履修要件などを紹介す る旨を予告 し ている。 1)‑ジェソ ト大学では自由学芸 ・看護 ・商業 ・技術の分野で学士 ・準学士の学位を授与 し てい るが,本号ではその うち自由学芸学位 の準学士号な らびに学士号取得のための履修要件を翻訳
し掲載す る。 i
この号で翻訳 しているのほ,RegentsCollegeCollegeCaialogILiberalArts Degreeの中の DegreeProgramsintheLiberalArtsにおけ る Requirements and Policies for allLiberal ArtsDegreesの部分,As sociateDegreesの部分お よび BaccalaureateDgreesの部分 (pp.46‑ 67)である。 ここでは, まず準学士号 と学士号に共通の履修要件が示 されている (本紀琴 pp,114‑ 116)。次いで準学士号取得のための履修要件が示 され る (pp.117‑118)。最後に学士号取得のため の履修要件が示 され る (pp.119‑147)。 学士号の取得については まず全専政分野に共通す る要件が 示 され, さらに各分野 ごとの要件が詳細かつ具体的に述べ られている。それ ら学士におけ る専政分 野は,<地域研究,生物学,化学, コ ミュニケ‑シ ョソ,経済学,外国語 ・外国文学 (非西欧),外国 語 ・外国文学 (西欧), 地理学, 地学,歴史学,文学,数学,音楽,哲学,物理学,政治学,心理 学,社会学の18分野にわたっている。
また本文中には学芸準学士,科学準学士,科学学士,学芸学士の各 々について学位取得のための 履修 のモデル国が掲載 されている。 これ ら図については翻訳の うえ各学位の要件 とともに掲げた。
なお,本紀要における自由学芸学位の履修要件の翻訳 ・掲載は, リージェソ ト大学の許可 (1995 年6月5日)を得た うえでなされた ものである。
*学位授与機構審査研究部助手
‑ 113‑
1)‑ ジェン ト大学 の履習要件‑ 自由学芸学位 (全訳)
自由学芸学位共通の履習要件
すべての自由学芸学位 の取得に必要な要件は以下 の通 りである。
Ⅰ 英 作 文
学生は以下の うちの どれか一つの方法を もって英語に よる論文能力を示 さなければならない。
1, 到達度 テス ト, リージェソ トカ レッジ特別評価試験,大学 レベル試験 プ ログラム(CLEF) の作文を伴 う一般試験, ア ドバンス ト・プ レイス メソ トの英語試験
2. カ レッジ ・コース 以下 の うち一つに該 当す ること。
a.論文 の講義を1セ メスター受 けてい ること(3時限以上,評価C以上)。
b.論文を主 とした人文学 の講義を1セ メスター以上受 けていること(3時限以上,評価C以 上)0
C.セ メスター ・クレジ ッ トを積 み上げた,地域 ア クレデ ィテーシ ョソ協会の認定を受けてい る大学 におけ る作文 の講義を修了 していること。 この条件に見合 うコースにおいて, C以上 の評価を受けていなければな らない。
d.大学 の実施 に よる,作文 の集中講義,作文 の特別講義,応用作文。
上記 の コースか ら2コースを 受講 していること (各 々3時限以上)。応用作文 2コー スを受講 した場合は,それぞれが作文をす る上 での異なった応用の方法論を主題 とす るものでなければな らない。評価はC以上であること。
3, 大学以外の実施に よる講座。
連邦 もしくはア メ リカ大学協議会 (ACE)の非大学主宰講座 プログラム(PONSI) に よる評価を受けている コースない しプログラムを修了 していること.少な くともク レジ ッ トの作文 コースの認定証を棄す る。 この コースでは受講生 の英語 に よる論文能 力 の実質的 な評価が行われていなければならない。 これは上述 した.大学におけ るコ ースや到達度 テス トと同様である。
Ⅰ ジ ェネラル ・エデ ュケーション
受験生 は,以下 に挙げ る3分野それぞれ の クレジ ッ トを提 出 して, ジェネ ラル ・エデ ュケーシ ョ ンを積み上げ,ない しはそれを受けていることを証 明 しなければな らない。
人文学
社会科学 ・歴史学 自然科学 ・数学
すべての学位 の取得 に,以上3分野 それぞれの クレジ ッ トが必要である。学習髄域 の配当は各学 位 の項 目で述べ る0
‑ 114
Ⅲ 学芸科学/ 自由選択
すべての学位授与 プログラムには最小限の学芸科学の クレジ ッ トが必要である。 また職業学習, 応用学習には上限を も うけている。 これを 自由選択 と呼ぶ。
A.学芸科学 とは
学芸科学は,知識を得てゆ くための論理的な基盤を据 える学習である。 これを3つの髄域に大別 す ると,
人文学
社会科学 ・歴史学 自然科学 ・数学
となる。人文学の領域においては,芸術,比較文学,演劇,英語,外国語,音楽,哲学,宗教の各 々がいかなるものであるのか,その意味,それ らにおける人間存在の価値について考察す る。
社会科学 と歴史の領域 においては,人析学,経済学,地理学,行政学,歴史学,政治学,心理学, 社会学の各 々におけ る人間の行動 と相互作用を考察す る。
自然科学 と数学 の飼域においては,生物学,科学,地質学,数学,物理学の各 々において分析, 測定,研究調査を行 う。
B.自由選択
自由選択 とは, I)‑ジェソ ト大学の用語で,論理的な知見を応用 して具体的な問題解決にあたる ような科 目を指す。 ここには農学,建築学,刑事裁判,教育, グラフィック ・デザイ ン,法律,図 書館学,医学,栄養学, ソーシャル ・ワークの各簡域が含 まれ る。 自由選択は,大学に よっては応 用 コースと呼ばれていることもある。
Ⅳ 多様性の教育
1)‑ジェソ ト大学では,すべての学生に,人文学 と社会科学の課程において多様な民族文化 グル ープを視野に入れた研究や,西洋文明の とらえ直 しを視野に入れた研究を行 うことを奨励 している。
Ⅴ 数学の制限
数学の発達 コース及び補習 コースで取得 した クレジ ッ トを学位取得 のための クレジッ トとして加 算す ることはで きない。微積分以下の レベルの数学 の クレジッ トは, リージェソ ト大学 のすべての 学位に関 して,3セ メスター (ない し4クォーター)分 まで加算可能 とす る。
微積分以下 の t/ベルの数学の コース名の うち,代表的な ものを以下に挙げるQ 大学の数学
大学の代数 初等関数 工業数学 応用数学 三角法
‑ 115‑
微分積分 までの数学
Ⅵ 総 ク レジ ッ ト数
準学士号を取得す るためには60クレジ ッ ト,学士号を取得す るためには120クレジ ットが必要で ある。 これ らクレジッ トはそれぞれ の学位 ごとに定め られた条件を満た していなければならない。
註 ;本 カタログにおいて, 「クレジッ ト」 の語はセ メスタークレジ ットを指す。
Ⅶ 平均評価の下限
卒業のためには,累積平均でC(2.0)以上 の評価を得なければな らない。
‑ 116‑
準 学 士 号 ABSOCiateDegrees
学 芸準 学 士 A880CiateinArtsI)egree
学 芸 の準学 士 号取 得 に は60ク レジ ッ トが 必 要 で あ る。 この総 ク レジ ッ ト数 は,英 作文 , ジ ェネ ラ ル ・エ デ ュケ ー シ ョン, 学 芸 科 学 , 自由選 択 の各 ク レジ ッ トか らな る。
・必修 ク レジ ッ ト :英 作 文3ク レジ ッ ト
・ジ ェネ ラル ・エ デ .1ケ ‑ シ ョソ必 修 ク レジ ッ ト :3領 域 の うち2領 域 か ら各12ク レジ ッ ト, 1領 域 か ら9ク レジ ッ ト, 計33ク レジ ッ ト
人文学
社 会科 学 ・歴 史 学 自然 科 学 ・数 学
・学 芸 科 学 選 択 科 目12ク レジ ッ ト
・自由選 択12ク レジ ッ ト
図 Ⅰ 学 芸60セメス ターク レジッ トiit̲∫;.':士 l
l
学 芸 1lr. 学 白山iiP爪 あるいは追1州学芸4;I.学
(最低48ク レジソ ト) (12クレシ ソ ト)
l 学 芸選 .択科 学
必修英作文
(3クレジッ ト) (12クレジ ソ ト)
分 uTJ'.別 必 修 (33クレシソ ト)
人 文 学 札 会朴学/歴史 l'l払利学/放J:;::
12 12 9
あるいは
12 9 12
あるいは
9 12 12
‑117‑
科 学 準 学 士 AS80CiateinScienceDegree
科 学 の準 学 士 号取得 には60ク レジ ッ トが必 要 で あ る。 この総 ク レジ ッ ト数 は,英 作文 , ジ ェネ ラI(::(‑El ル ・エ デ ュケ ‑ シ ョソ,学 芸 科学 , 自由選 択 の各 ク レジ ッ トか らな る。
・必 修 ク レジ ッ ト :英 作文3ク レジ ッ ト
・シ ェネ ラル ・エ デ ュケ ー シ ョン必 修 ク レジ ッ ト :3領域 の うち2領域 か ら各9ク レジ ッ ト, 1鏡域 か ら6ク レジ ッ ト,計24ク レジ ッ ト
人文学
社 会科 学 ・歴 史学 自然科 学 ・数学
・学 芸 科 学 選 択科 目3ク レジ ッ ト
・自由選 択30ク レジ ッ ト
図 Ⅱ Fr.!';.6'C0iセ メスタークレジソ トtL‑‑̲学 J̲.
l
l
;;‑I: 芸 利, i;.': 白山選択あるいは追加学芸科学 (最1lt30クレジッ ト) (30クレジッ ト)
l 学 芸選 択科 学
必 修 英 作 文(3タ レシソ ト) (3クレジ ッ ト)
分 野 別 必 修 (24クレジッ ト)
人 文 学 社会科学/歴史 日放科学/数学
9 9 6
あるいは
9 6 9
あるいは
6 9 9
‑118
学 士 号 B批CalaureateDegrees
学士号 の取得 には120クレジ ッ トが必要であるD この課程は 必修英作文,必修 ジェネ ラル ・‑デ ュケ‑ シ ョソ,専攻研究 ない し自由研究必修 ,学芸科学選択科 目か らな る。 コースの選択 において 紘.相応 の レベルの高 さと理解 の深 さが要求 され るC
I i,ベル*件 LevelRequiremert
学生は少 な くとも30ク レジ ッ ト以上 の上級 レベルの科 目の ク レジ ッ トを提 出 して,学習の レベル の高 さを証 明 しなければな らない。上級 レベル とい う名称は,入門的 な内容の ものではな く,当該 の学問分野 に関す る相当の知識 の うえに さらに知識を積み重ね るよ うな内容 の,高等で精錬的 な コ ースに冠せ られ る名称である. この よ うな コースは,伝統的に,入 門 コースや中級 コースを修了 し て,当該 の科 目領域 を学ぶ必要条件を満 た してい る 4年制大学 の 3 ・4年生 に対 して提供 されて き た ものである。短期大学や コ ミュニテ ィー ・カ レッジでの コースで取得 された クレジ ッ トは上級 レ ベルの クレジ ッ トにはな らない。大学3・4年生 に配当 されている コースで も,入 門 コースや中級 コースである場合 には初級 レベル と見 なす。例 を挙げ ると,経営原理,文化人類学,西洋美術 な ど 紘,各大学 がつけている コース番号に拘わ らずすべ て初級 レベル と見なす0
学芸学士課程 では,上級 レベルの ク レジ ッ トは30クレジ ッ トすべて学芸科学 の クレジ ッ トとす る。
科学学士課程 においては,上級 レベルの ク レジ ッ ト30クレジ ッ.ト中21クレジ ッ トを学芸科学 の クレ ジ ッ トとす る。
Ⅰ 専門性要件 DepthRequiremert
学生は少 な くとも2つの学問分野 (科 目領域) における深 い知識を示 して 自らの専門的知識を証 明 しなければな らない。 これ ら2領域 において各12クレジ ッ トが必要である。 なおその うち3ク レ ジ ッ トは上級 レベルの クレジ ッ トでなければ な らない。学芸学士 の場令,2領域 とも学芸科学 の ク レジ ッ トとす るO科学学士 の場合 には, 1領域 の クレジ ッ トは学芸科学 の クレジ ッ トとす るb科学 学士 の も う1億域については学芸科学 の ク レジ ッ トを認 め るこ とも可能 であ り, また応用的知識 . す なわ ち農業,経営,教育,工業技術,軍事科学,看護 な どの クレジ ッ トも認め られ るO
ここで深い理解 を求め る理 由は二 つ あるO‑ つは特定 の専門領域 への偏 りを防 ぐことであ り, ち う一つは専門の分断化を防 ぐことである。 た とえば重複す る学問領域 の ク レジ ッ トを,深 い知識 の クレジ ッ トと して加算す ることはで きない。 また深 い知識を持つ分野が重複 しない まで も類似 して い る場合 (社会学 と刑事裁判 の ような場 合) には,双方に関係のある内容 の コース1コースのみを 申請す ることがで きる (た とえば犯罪学入門)。分野 の重複が見 られ る場合 には,最終的 な 決定 は ファカルテ ィーが行 う。
専門性要件を満たす学科では平均 各2.0以上 の評価を受けていなければな らない。
‑ 1L19‑
Ⅲ 特定 科 目領域 の専攻 ない し選 択 自由研 究 の修 了
A.特定 科 目領域 の専攻
† し
学生 は,専攻 ガイ ドライ ンに掲 げた学 問分野 におけ る30ク レジ ッ トを提 出 して, 当談分野 で の専 門的知識 を持 つ こ とを証 明す るこ とが で きる。 この30ク レジ ッ ト中15ク レジ ッ ト以上 は同‑ の学問 分野 におけ る上 級 レベ ルの科 目ク レジ ッ トで なければ な らない。専攻科 目は成 績証 明書 に記載 され
る。
B.選択 自由研究
特定 科 目領域 の専政 に代 えて,広 範 な研 究課程 を選 択す る ことも可能 で あ る。学生 は必修英 作文, 必 修 ジ ェネ ラル ・エ デ ュケ〜 ショ ,/,必 修学芸科学 , L/ベル要件 ・専 門性要件 を満 たす学 科 を学 習 す る。個 々の学生 の専 門性 は, ここで の ク レジ ッ トの配分 に よって形成す る。
特 定科 目領域 の専攻i
専攻研究 が可能 な分野 は い くつか あ る。 特定科 目領域 におけ る専政研究 に よって知識を得 た こと を証 明す る方法 は3種 類 あ り,専攻研究 で は, どの方法 の場 合 で も平均2.0以上 の評点 が必要 で あ る。
i. 当該領域 におけ る適 切かつ十分 な大学 の コースない し到達度 テ ス トを受 け る こと 2. リージ ェソ ト大学特 別試験 で十分 な成績 を修 め るこ と
3. 当該領域 におけ る大学 院入学共通試験 (GRE)の上級科 目テ ス トで十分 な成 績を修 め るこ と
選 択 自由研究 に よる全 ク レジ ッ ト30ク レジ ッ トの うち15ク'レジ ッ トは初級 レベ ル,15クレジ ッ ト は上級 レ・iJレとす る"。 なおGREの上級 科 目テ ス トは次 の領 域 で受験 で きる。
生物学2)
科学2)
経済学
フラ ンス語 (フラ ンス文学)4) 地理8)
地学2)
ドイ ツ語 (ドイ ツ文学)令) 歴 史
英文学 数学 音楽 哲学3)
物理学2)
政治学
心理学 社 会学
スペ イ ソ語 (スペ イ ソ文 学)I)
読
1) 心理学,社会学,教育学における上級科 目テス トには,相互に重複するものがある。心理学お よび/あ るいは社会学のテス トに合格 した者は,教育学のテス トでは27単位を取得す るだけでよい。
2) 実験を行 う必要のあるラボラ トリー ・サイエ ンス (生物学 ・化学 ・地学 ・物理学) の専政研究を行お う とす る者は,大学院入学共通試験に加えて,充分な実験の経験を備えていることを証明 しなければなら ない。化学 の場合,充分な実験の経験を得るためには突放を伴 う適切な科学 のコースを最低4コース修 了 しなければならない。他の専政 の場合は,2コースを修めるものとする。
3) この領域では,1983年12月以来,GREの上級科 目テス トは実施されていない。テス トの停止以前に取 得 した クレジットのみ申請を受け付ける。
4) この領域では,1987年10月,12月以来,GREの上級科 目テス トは実施 されていない。テス トの停止以 前に取得 した クレジッ トのみ申請を受け付ける。
専攻 ガ イ ドラ イ ン
以下 の ガイ ドライ ンは リー ジェソ ト大 学 の フ ァカル テ ィーの作成 に よる。 各専 政 に おけ る必 修科 目 とそ の周辺 の科 目を示 した。 学 生 は これ らに お い て必 修 の単 位 を取 得 し, また選 択 科 目や 奨 励 さ れ て い る科 目を 履修 す る こ と。
I 地域 研 究
地 域 研 究 は,人 間 の文 化 を学 ぶ た め の学 際 的 ア プ ローチで あ り, 各 々の地 域 で生 活す る人 び との 生 活 , 言語 ,慣 習 に対 す る深 い洞 察 を行 うもので あ る。 学 生 は 中東 , 東南 ア ジア, ラテ ンア メ リカ
\
な どの地 域 を設 定 し, それ ぞれ の地 域 に お け る信 仰 の体 系 , 美学 , 行動様 式 に焦点 を あ てた人 文学
・社 会学 の コー スを統 合 的 に修 め て い る こ とを示 さなけれ ば な らな い。
専 攻 研 究 の必 要 最低 限 の ク レジ ッ ト数 は30ク レジ ッ トで あ り, うち15ク レジ ッ トは上 級 レベ ルの ク レジ ッ トで な けれ ば な らな い。
こ こで 「対 象地 域」「対 象言 語」 とい う用 語 を用 い るが , これ は学 生 が研 究 の焦 点 を あ て るそれ ぞ れ の文 化 を指 す。 た とえば, 日本 を 中心 と した地 域 研 究 を 行 う場 合 には, そ の学 生 の対 象領 域 は 日本 で あ り,対 象言語 は 日本 語 で あ る。 また 「背 景文 化 」 とい う用語 は対 象地 域 を取 り巻 く文 化 を 指 す。 た とえば 日本 に つ い て の地 域 研 究 を して い る学 生 に とって の背 景文 化 は東 ア ジア とい うこ と に な る。
Ⅰ 必 修 科 目
A.読 解 , 会話 ,作 文 の 中級 コー ス (2セ メス ター)。 通 常 この レベ ルの 研 究 に 備 え るに は2セ メス ターの基 礎 研 究 が必 要 で あ る。 こ こで の ク レジ ッ トは専 攻 研 究 の ク レジ ソ トには加 算 され
‑ 121‑
ないが,学位取得 のための クレジ ッ トには加算 され る。
B.背景文化 の調査研究 (た とえは中国を対 象地域 とす る学生は東 アジアの文化を,‑プライを 対 象地域にす る学生は中東の文化を, ノル ウェーを対 象地域 とする学生は西 ヨーロッパの文化 をそれぞれ研究す る)。
C.背景文化における文献の研究。
Ⅰ 中級 ・上級 コース
最小4コースを必修 とす る。領域A,B双方か ら最低 1コースずつ選択す ること。
A.人文学 1. 上級言語研究
2. 哲学 中国文化におけ る主要な哲学, 日本における哲学論議,近代 ヨー ロッパの思想な ど 3. 宗教研究 聖書,仏教,アフ リカの宗教思想,‑ プライの教義の伝統, コーラン,比較宗教
学な ど
4. 文学 フォークロアの論議, ラテンア メリカ小説, 日本演劇入門,近代中国文化におけるロ マ ン派 とポス トロマ ン派,比較詩学,文学 と社会,アフ リカの民話,アイスラン ドの英雄伝説 など
5, 芸術 中国 ・日本の 風景画の 伝統入門,イソ ド芸術論議,オ pッコ (メキ シコの画家 Jos占 C.OroZlCO‑訳註)の壁画,イタ リア美術 の代表作など
6.音楽 西 アフ リカの打楽器,民族音楽入門,世界の大衆音楽,世界の音楽文化な ど
7, フ ォー クロ7 中国文学における神話,マ‑‑,i‑ラタな ど t 8. 人文学 学際 コースを含む
B.社会科学
1. 歴史 中国一 ロシア閑 鼠 非西欧社会への西欧の技術 ・社会の影響, ラテ ソア メリカと合衆 国, (対 象地域の)歴史,近代 日本の台頭 など
2. 人額学 文化 と健康,北 アフ リカの民衆 と文化, コ リア文化史,植民地文化の諸問題など 3. 政治学 世界の共産主義の歴史,植民地主義 と帝国主義の理論,比較政策学 な ど
4, 社会学 人 口統計 と開発,近代化 と比較開発,近代非西欧世界における人種 ・階級 ・民族な ど
5.経済学 飽食 と飢餓,世界飢鰻の問題,第三世界諸国の経済学, 日本の経済力 の台頭 6. 社会科学 学際 コースを含む
Ⅲ その他選択科 目
専攻研究の完遂のために必要な対象言語,対象地域お よび背景地域に焦点をあてた科 貝を選択す ること。
生物学
生物学は生命の形成 の学問である。必修科 目を提示す るにあた って, ファカルテ ィーは学生が こ の近代 の科学的学問の研究 と調査に必要な方法に親 しみ,生物学 と生物学上 の諸問題を解決す ると きに助け となるよ うな科学の基本的知識や,逆 に一般的 な科学の諸問題の解決のために生物学にで きることは何か とい うことを習得で きるよう企図 した。学生には,狭陰で高度に専門化 されたアプ ローチ よ りもむ しろ生物学の議論を幅広 く学び取 ることを奨励す る。
生物学専攻に必須の基礎科 目は一般科学 と大学の三角法お よび コンビュ‑タ ・サイェ ./スを含め
∫
た数学である。 ただ しこれ らの コ‑スの クレジ ッ トは生物学専攻 の クL/ジソ トには加算 されない。
大学院 レベルで も生物学の研究を継続 したい と希望す る学生には, ファカルティーは有珠化学,一 般物理学 コース,微分積分を含む数学を履修す ることを奨励す る。
専攻研究の最低必要 クレジッ トは30クレジ ッ トとし, うち15クレジ ットは上級 レベルのものでな ければな らない。生物学では最低で も実験2コースを必修 とし, うち1コ‑スは上級 レベルとす る。
生物学 のコースは可能 な限 り実験を伴 うものを履修す ること。
Ⅰ 必 修 科 目
A.生物学入門 (調査) コース。個体群生物学 ・細胞生物学 ・生物分類学 ・遺伝学 ・動植物の発 育についての総合的な調査 など
B.細胞 ・分子生物学。細胞生物学原理,細胞 と分子,有機化学 と個体群,免疫学,細菌学,敬 生物学 など。
Ⅰ.中級 ・上級 コース
生物学の主要なテーマを網羅す るもの とす る。以下に挙げ る各領域か ら最低1コースを専攻研究 に含む こと。
A.遺伝 と進化
B.科学史ない し生命倫理学史
C.動物ない し植物の生物分類学 ・解剖学 と生理学,中級生物学,脊柱生理学,組織学 D.生態
E.発育 発生学,発育生物学など
Ⅲ その他選択科 目
Ⅰに挙げた各 コースのほかに動物行動学,生化学,内分泌学,鳥類学,植物変化,発生植物誌 な ど。
化 学
近代 の化学は物理学 と数学,および生物学 ・地学 ・心理学 ・広範なテ クノロジーの各分野の応用
‑ 123‑
に根源を発す る学際的科 目である。化学の専政は基本的原則を重視 し経験的技術を伸ばす よう企図
されている。ら 11
1年間の徴分積分の コースと,同 じく1年間の大学の物理学を化学専攻の必須の基礎科 目とする。
ただ し, これ らの コースで取得 した クレジ ットは化学専政 の クレジットには加算 しない。 また, コ ンピュータの基礎科 目の履修を強 く奨励す る。
大学院で科学 の研究を行 う予定の学生は,物理学,無機化学,分析化学の コースを選択科 目とし て履修す ることが望 ましい。ほ とん どの大学院課程では1年間の分析化学 と上級無機化学の コース
ワークが求め られ る。
専政研究の最低必要 クレジ ッ トは30クレジッ トとし, うち15クレジッ トは上級 レベルのものでな ければな らない。化学では 最低で も 実験4を 必修 とし, うち 1つの 実験は上級 レベルのもの とす る。
Ⅰ 必 修 科 目
A.一般化学 科学的測定,原子構造,周期関係,結合理論,物性,溶解物性 (通常第1期)お よび熱化学,熱力学,図形無機化学,有機化学,生化学を網羅す る入門 コース 2セ メスター。
1
B.有枚化学 構造,立体化学,機械学,炭素化合物反応などの コース2セ メスター。
C.分析化学 (ない し測定分析) 電位 ・分光 ・色素 ・立体化学測定お よびその他物理化学上の) 測定分析方法の実験を行 うコース 1セ メスター。
D.物理化学 熱力学原理お よびオープンシステム ・クローズ ドシステムにおける応用熱力学, 位相 と化学的平衡,溶解熱力学,電気化学,運動論,輸率。
J 中級 ・上級 コース
化学の主要 な領域を網羅す るものとす る。以下に 挙げる 各領域か ら 最低 1コースを 履修す るこ と。
A.分析化学 B.生化学 C.無機化学
D.学際的化学 (た とえは高分子化学,環境化学,医化学など) E.原子化学
F.有機化学 G.物理化学
Ⅲ その他選択科 目
Ⅰに挙げた コースのほかに化学合成物質,物理無機化学,固体化学,量子化学,分光学,避動静 と統計熱力学,実験物理化学など。
‑ 124
コミュニケーション
現代 の コ ミュニケー シ ョン研究は,個人や集団が情報を伝達 し思考 や感情や態度や理念 を表現す るために用 い る様 々な手段 を分析 してい る。
学生 は共通 の必修科 目のはかに, 5つの主 要領域 か ら選択 をす る。5つの領域 とは ジャーナ リス ム,修辞 と広告, テ レビ ・ビデオ ・映画,職業 コ ミュニケ‑シ ョソと組織 コ ミュニケー シ ョン,演 劇 で あ る。 各領域 の中心 には歴史 ・調査手法 ・お よび コ ミュニケー シ ョンの倫理的問題 の検討を据 え る.
専攻研究 の最低必要 クレジ ッ トは30ク レジ ッ トと し, うち15クレジ ッ トは上級 レベルの ものでな ければ な らない。
ジ ャーナ リズム
Ⅰ 必 修 科 目
A.言論 の基礎
B.ジャーナ リズム入門
C.先進 ジャーナ リズム
tl Fl]級 ・上級 コース
以下 の うちか ら最低3コースを選択す ること。
A.ジャーナ リズム史
B.ジャーナ リズム倫理
C.ジャーナ リズムにおけ る調査手法
D.ジャーナ 1)ズム諦読
E.法律 とジ ャーナ t)ズム
F.広報
Ⅱ その他選択科 目
上 級作文 ジャーナ .)ズムにおけ る写真,放送 ジャーナ 1)ズム,特集記事,草稿編集, スポーツ 記事 ,科学記事,調査報道記事, ジャーナ リズム実習,雑誌 ジャーナ 7)ズム,雑誌編集,広見 デ
ス ク トップ出版,意味論。 ,
修辞 と広告
Ⅰ 必 修 科 目
A.言論 の基礎
B.説得
ー 125‑
I 中級 ・上 級 コー ス
以下 の うちか ら最低3コー スを選択 す ること。
A,修 辞 の歴 史
B,コ ミュニケー シ ョンの倫理 C.調査 手法
D,通訳 E.説得
F.デ ィベ ー ト
G.国際 コ ミュニケー シ ョン H.コ ミュニケー シ ョン理 論
I. 近代 修辞理 論
J.受信 者分析
Ⅲ そ の他選択 科 目
作文 と演説 , ナ L/‑ シ ョソ技 術 , コ ミュニケー シ ョンと文化 ,文 学 におけ る修辞,修辞 と政 治, ア メ T)カの マ ス ・コ ミュニケ ー シ ョン,批 評理 論 ,集 団力学 ,小集 団 コ ミュニケ ‑ シ ョソ.組織 行 動 ,音声学 ,英語史,意味論
ラジオ ・テ レビ ・映 画
Ⅰ 必 修 科 員 A.言論 の基礎
B.コ ミュニケー シmソ入 門 ない しマ ス ・メデ ィア入門 C.ラジオ諭 , テ レビ論 ,映 画論
Ⅰ 中級 ・上級 コース
以下 に挙 げ る うちか ら最低3コースを選 択 す る こ と。
A.メデ ィアの倫理 と法 律 B.調査 技法
C,ジャーナ リズム
D.放送 原稿 ・メデ ィア作文 E,映画技 術
F.映 画 ジ ャンル諭 G.脚本
H.ニ ュース原稿
Ⅰ,映画論 お よび映画批評
Ⅲ コ ミュニケー シ ョンにおけ る選択 コースは制作部 門 と理論 お よび批評 部門に分かれ てい る。
双方 か ら最低計4コースを選択す るこ と。 各部 門 コースは以下 の よ うな ものであ る。
A.制作部門 上 級作文 , ニ ュース放送 , ラジオ ・テ レビ ・ビデオ ・映画制作, ラジオ ・テ レビ
・ビデオ ・映画編集 ,映画撮影技術,演技,監 督,制 限 イソタ ビュー,音響制作, ケーブル テ レビ。
B.理論 お よび批評 部 門 メデ ィア批評 , マ ス ・メデ ィア, 国際 コ ミュニケ‑ シ ョソ とその将来, ドキ ュメソタ ])‑映 画 .ビデオ ・テ レビ,主 要監 督,世論 ,広告効果,国際映画,意味論。
職業 コ ミュニケー シ ョンと組織 コ ミュニケー シ ョン
Ⅰ 必 修 科 目
A.言論 の基礎
B.コ ミュニケ‑ シ ョソ入 門
C.国際 コ ミュニケー シ ョン
D.組織 コ ミュニケ‑ シ ョソ
Ⅰ 中級 ・上 級 コース
以下 の うちか ら最低3コースを選択 す るこ と。
A.コ ミュニケー シ ョン史
B.コ ミュニケ ー シ ョンに おけ る倫理的諸 問題
C.調査手法
D.コ ミュニケー シ ョンの心理学
E.集 団課程
F.世論
G.ア メ 1)カのマ ス ・コ ミュニケー シ ョン
1 i
H.非言語 コ ミュニケ‑ シ ョソ
Ⅰ.文化際 コ ミュニケ‑ シ ョソ
∫.医療 コ ミュニケー シ ョン
冗.受信者分析
Ⅲ 選 択 科 目
議論 とデ ィベ ー ト, ナ レー シ ョソ技術 ,職業 コ ミュニケ‑ シ ョソ,現代広告,広報 , ビジネ ス記 事 ・科学記事 ・技 術記事 ・広告記事, イ ンタ ビュー,修辞 の歴史,政治的論述,組織 行動 , コ ミュ ニケー シ ョンに おけ る コンピュー タ, ビジ ュアル コ ミュニケ‑ シ ョソ, プ t/ゼ ソテ ー シ ョソグラフ 1 ツクス,受信者分析,意味論.
‑ 127‑
演 劇
Ⅰ 必 修 科 目
A.言論 の基礎 B.演劇入門 C.演劇史
Ⅱ 中級 ・上級 コース
以下 の うちか ら最低3コースを選択す ること。
A.演技 B.舞 台美術 C.監督 D.制作
Ⅲ その他選択科 目
芝居部門,ノミフ ォーマ ソス部門,制作 ・企画部門か ら最低計4コースを選択す ること。各部門 ご との コースは以下 の よ うな ものである。
A.芝居部 門 芝居研究,ア メ リカの芝居,イギ リスの芝居,大陸の芝居,喜劇, シェイ クスピ
ア演劇,芝居における劇場 と批評 、
B.パ フ ォーマ ンス部門 ミュージカル, モ ダンダンス,上級演技
C.制作 ・企画 制作 ・企画,舞台照明,衣裳 デザイ ソ,公演 マネ ジメン ト,演劇実用講座
経済学
経済学は富の生産 ・分配 ・消費を行 う人間の組織 の学問である。 この研究は,経済学理論,法律, ジャーナ リズム,国際情勢 と行政,産業関係,公共 サー ビスに関心のある学生に幅広 い基礎知識 を 授供す る ものである。
ファカルテ ィーは,学生が経済学 とい う学問を幅広 く体験 しなが ら,経済学者の用 いる道具 と技 術に慣れ親 しむ ことを奨励す る。経済学 の専攻には少な くとも1セ メスターの数分横分を含む,充 分 な数学 の基礎知識があることが望 ま しい。
専攻研究の最低必要 クレジ ッ トは30ク レジ ッ トとし, うち15クレジ ッ トは上級 レベルの ものでな ければな らない。
Ⅰ 必 修 科 目 A.経済原理
1. マ クロ経済入門 国家歳入の測定 と生産 ・雇用 レベルの測定,国家予算 ・貨幣供給 ・暫定予 算 ・イ ソフ t/‑シュンを中心 とした経済に果たす政府 の役割,外国為替 レー ト
2. ミクロ経済人門 生産物を決定 し,需給関係か ら採用す る結果を決定す るメカニズムとして の需要供給価格 システム, さまざまな競争状況における事業体の最大利潤追求行動,生産 と利 潤配分に よる価格決定,課税,価格の差異化,行政指導
B.中級理論 以下の1・2よ り各1コース計2コース
I I
1. マ クロ経済理論 国家損益計算,歳入策定理論,消費 ・投資 ・貨幣需要,失業 とイソフレー tI
シ ョソ,経済成長理論
2, ミクT]経済理論 消費者行動理論 (家計行動),事業体 ・市場 ・利益配分 の 理論,一般均衡 と経済効率
C.統計学 記述統計学,確率論,推論,仮説テス ト,分散解析
Ⅰ 中級 ・上級 コース
経済学 の主要な関係領域を網羅す るもの とす る。以下に挙げる 6コースか ら最低 3コースを履修 す ること。
I
A.貨幣 と銀行業務 連邦準備銀行 システム ・営利銀行 ・貨幣供給統制,銀行業界の構造 B.国際貿易 と為替 国際貿易 と国家経済一貿易関係の論理的基盤,関税 ・税関 ・為替 レ‑ t・
国際貨幣理論 ・経済成長 )
C.経済思想史 経済学説の展開,経済の理論化 の方法論 と社会経済状況の変化 との相互関係 D.計量経済学 経済調査に よく用い られ る計量経済学 の方法論 の検討。古典的線形回帰モデル,
分散の不均一 と自己相関撹乱項,確率回帰,同時決定方式 モデル。
E.調査方法
F.公共財政 政府支出 と税収お よびそれ らの経済安定への影響,財源配分,歳入分配,財政連 邦主義の諸問題
Ⅲ その他選択科 目 以下 に例を示す
比較経済 システム (世界の諸地域 の経済 システム) 消費経済学
経済発展
ア メ リカ経済史 または ヨーロッパ経済史 医療経済学
環境経済学
経済分析 と意志決定 経済予測
行政 と実業 産業組織
労働経済学 と産業経済学
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都市経済学お よび/あるいは地方経済学
外国語 ・外国文学 (非西欧)
非西欧の言語 と文学の研究によって,ある一つの非西欧の言語に関する専門的知識を得 ることが 可能 となる。非西欧の言語 とは,東洋の言語,アラビア語,イ ン ドー イランの言語および各民族言 語を指す。 ここでの専攻研究は,それ ら言語に よる会話 ・講読 ・作文がで きるようにな り,またそ の言語に関す る幅広い 知識を 習得 し, さらに 文学 ・文化 ・文明を も理解で きるよう企図されてい る。
専攻研究の最低必要 クレジ ットは30クレジッ トとし, うち15クレジッ トは上級 レベルのものでな ければな らない。
ここで 「対 象地域」「対 象言語」 とい う用語を用いるが, これは学生が研究の焦点をあてるそれ ぞれの文化を指す。た とえば, 日本語の研究を行 う場合には,その学生の対象額域は 日本であ り,
〜
対 象言語は 日本語である。 また 「背景文化」 とい う用語は対 象地域を取 り巻 く文化を指す。た とえ I
ば 日本語の専攻研究をす る学生に とっての背景文化は東アジアとい うことになる。
履修必須条件 :対 象言語の入門研究 2セ メスター 1
Ⅰ 必 修 科 目
A.中級講読,中級会話,中級作文 (2セ メスター) B.上級講読,上級会話,上級作文 (2セメスター)
C.対 象言語地域の研究
D.背景文化の研究 (例 :中国語 ・中国文学研究の場合はアジア文化,アラビア語 ・アラビア文 学研究の場合は中東文化)
Ⅰ 中級 ・上級 コース
A.以下に挙げる うちか ら上級言語 コース 1コース 1. 上級会話練習
2.上級講読 新聞用語, ビジネス用語,古典 ・文学用語などの コース B.文学 以下に分類 した3コース
1. 対 象文化の伝統文学研究 (英訳に よるものも可) 2. 対象文化の現代文学研究 (英訳に よるものも可) 3.背景文化の文学研究 (英訳によるものも可)
Ⅲ その他選択科 目
専攻研究の履修要件が上記に分類 した3コースまでで満たされた場合に も,選択 コースを履修す ることができる。選択 コースは対象言語,対 象文学,背景言語,背景文学に関するコースとする。
以下 に対 象地域,背景地域 の コースとして適切な コースを挙げ る。
対 象言語におけ る地方語 (例 :アラビア語を対 象言語 とす るときのエジプ ト語) 文学 と社会
対 象文化 ・背景文化 の文学における女性 対 象文化 ・背景文化 の文学 と革命
対 象文化 ・背景文化の フ ォー クロアの主題 対 象地域 ・背景地域における持
外国語 ・外国文学 (西欧)
西欧の言語 と文学の研究に よって.ある一つの西欧の言語に関す る専門的知識を得 ることが可能 となる。西欧の言語 とは, ドイツ語,イタ リア語,ケル ト語,ギ リシア語,スラブ語を指す。 ここ での専攻研究は,それ ら言語による会話 ・講読 ・作文がで きるようにな り, またその言語に関する 幅広 い知識を習得 し, さらに文学 ・文化 ・文 明を も理解で きるよう企図されている。
、専政研究の最低必要 クレジッ トは30タレ.}ッ トとし, うち15クレジッ トは上級 レベルの ものでな ければな らない。
i 履修必須条件 :対 象言語の入門研究2セメスター
Ⅰ 必 修 科 目 (カ ッコ内はスラブ語のみの特記事項)
A.中級講読,中級会話,中級作文 各2セ メスター (スラブ語は4セメスター) B.対 象言語を支える文化 の研究
C.対 象言語に よる文学研究 2セ メスター (スラブ語は4セ メスター)
Ⅰ 中級 ・上級 コース
3領域か ら最低5コース履修す ること。以下 のⅡAの中か ら最低1コース,IBの中か ら最低3 ,
こ
コースを履修す るもの とす る。文学 コースの うち1800年以前の時代をカ,I‑す るコースを1コース は履修す ること。 なおこの ような コースを 2コース履修す ることを奨励する。 スラブ語族について は,上級 レベルの必修科 目が満たされれば専攻研究は修了 した もの と見なす。 スラブ語以外の言語 を専攻す る学生については,IA,IBの両飯域か らコースを履修 して専攻研究に必要な残 りの ク
レジ ットを積み上げなければならない。
A.上級言語 ・上級言語学 音声学,言語史,言語柵造,上級高等練習などの言語の特別な用法, デ ィベ ー ト, ビジネス用語,社会科学用語
B.文学 以下 の ような コースで履修可能 1. 文学 における時代区分 ・動向
2.文学 の ジャソル 3. 作家 の個 と派
‑ 131‑
4.文学論お よび文体論
Ⅲ その他選択科 目
(スラブ語履修者の場合は上に分析 した コースの履修が完了すれば専攻研究を修了 した もの と見 なす。)
文学 と社会
対 象文化 ・背景文化 の文学における女性 対 象文化 ・背景文化の文学 と革命
対 象文化 ・背景文化のフォークロアにおける論議 対 象地域 ・背景地域におけ る詩
地理学 1
地理学は記述的学問であ り,地球 の表面,地表 の大陸 と国への分割,そ してそれぞれの地域にお け る気候 ・植物 ・動物 ・天然資源 ・住民 ・産業を扱 う。
ファカルテ ィーは,必修科 目と選択 コースか ら幅広い知誠を得 ることを奨励す る。選択 コースは 地理学上の技術,論題 となるテーマ.地域問題を扱 う。 ここで学生は 自然的 ・地学的 ・文化的要田 の相互作用を検討す るための技術 と知識を養 う。
専攻研究の最低必要 クレジ ッ トは30クレジッ トとし, うち15クレジ ッ トは上級 レベルのものでな ければならない。
Ⅰ 必 修 科 目 A.自然地理学入門
B.文化地理学 ・人文地理学入門 C.地図解析 ・地図作製法入門 D.統計学入門
Ⅰ 中級 ・上級 コース
地理学の主要なテーマを網羅す る。以下に挙げる額域か らコースを履修す ること。
A.地理学上の技術 以下の ような コース 上級航空写其
上級地図製作法
航空写真解析 ・遠隔探知 デジタル解析
地理情報 システム 上級遠隔探知解析
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空間解析
ち.地理学上 の論題 以下 の ような コース 生物地理学
気候学 経済地理学
エネルギ ー資源 ・鉱物資源 典業地理学
手工業地理学 原料生産物地理学 地形学
気象学 天然資源 人 口地理学 交通地理学 都市地理学 都市計画
C.地域研究 以下の よ うな コース r77LI)カの地理学
東欧 とロシアの地理学 ヨー Pッ,jLの地理学 極東の地理学
ラテソア メ リカの地理学 北 ア メ リカの地理学 中東の地理学 合衆国の地理学
Ⅲ その他 の地理学関連 の選択科 目
地 学
地学は科学 の 1慣域であ り,惑星の物質的構造 ・構成を扱 う。 その科 目領域は広範で.月面 クレ ーターか ら地球 の海底 まで,結 晶格子か ら巨大な地球 まで,化石 の群棲環境か ら地球の年齢 までに 及 ぶ。
地学専攻 に必須 の誠礎科 目は一般化学,大学 の物理, 1年間 の微分積分である。ただ しこれ らの コース数は地学専攻 の コースには加算 しない。 なお, コンピュータの基礎科 目を1年間履修するこ とを強 く奨励す る。
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