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大学生の職業意識形成過程の研究一教育学部生の職業意識の分析一

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(1)

大学生の職業意識形成過程の研究

一教育学部生の職業意識の分析一

小島 秀夫㌔篠原 清夫**

(1984年9月29日受理)

AStudy of the Development of Career Consciousness of College Students 一An Analysis of Career Consciousness of the Students

at the Faculty of Education一

Hideo KO皿MA*and Sugao SHINOHARA**

(Received September 29,1984)

Abstract

Ushlg 869 samples of the students at the Faculty of Education, this paper presents how the career consciousness has beell developed. Following pohlts have been con血med.(1)Most 就udents have interest in acquiring pro飴ssional knowledge, gener組㎞owledge, and getti㎎

many friends in theh college life.(2)Most students are not satisfied with the f高c血ties of the university and the quality of the lectures, but satisfied with relationships with f士iends, pτesent hou血g, and tlleh educational career.(3)With respect to career consciousness, it is shown that aspまration to become a teacher gets stronger as the age of the respondents becomes older.

(4)The result of the path allalysis shows that s埴nificant others in血uence had an effect on the caτeer consciousness when the students were elementary and junior high school students, but it has no ef飴ct on current career consciousness of the students.

問題の設定

1949年に新制大学が発足し,教員養成制度が旧制度から新制度に移行してから今日にいたるま でに,30年以上が経過した。新制度における教員養成は当初,人材・施設の面において多くの問題 をかかえるものであった1)。これに対して,現在の教員養成を目的とする学部が直面している問題 は,戦後の日本の社会構造の変動によってもたらされている問題であるように,思われる。すなわち,

*茨城大学教育学部教育社会学研究室 Sociology of Education, Ibaraki University

**上越教育大学大学院Graduate SchooI of Education, Joetsu University of Education

(2)

282       茨城大学教育学部紀要(教育科学)34号(1985)

ここ数年多くみられるようになった校内暴力,家庭内暴力,青少年非行の増大は,必然的に教員養成 を目的とする学部に対して大きな問題をなげかけている。なぜならば,教員養成を目的とする学部 であるならば,将来教職についた場合に必要とされるであろう知識・技能を教授していなければな らないはずであるが,現実にはこうしたことにはあまり関心が払われていないようであるし,その 問題も充分には理解されていないように思われる。

本研究において,われわれが設定する問題は次のようなものである。第1に,茨城大学の教育学 部生はどのような経過で茨城大学に入学してきているのか。すなわち,学生の社会的背景はどのよ

うなものであるのか。第2に,学生の教職に対する意識はどのようなものであるのか。はたして,

教育学部は教職意識を高めるように機能しているのかどうか。第3に,学生は現在の学生生活に対 してどのような意識を有しているのか。たとえば,大学の授業に満足しているのか不満を感じてい るのか,など。

ここで,茨城大学の教育学部生のみを対象にした調査を一般化してよいのか,という疑問に答 えておかなければならないであろう。教員養成を目的とする教育学部の場合は,共通一次試験以後 変化がみられるとはいえ,同じ県内からの入学者が多いという特徴をもち,その意味では地方の高 等教育の教育機会の拡大に貢献してきていることが明らかにされている2)。したがって,本稿で明

らかにされたことは,他の大学の教育学部生についてもあてはまると考えることは可能である。

本研究は,現在の学生の意識の解明を目的とするにとどまらない。本研究においては,学生が卒 業した後でもコンタクトがとれるように,調査票に学生の氏名と実家の住所を記入してもらってお

り,パネル調査をすることが可能である3)。もし数年後にパネル調査をすることが可能であれば,

教師の社会化過程,あるいは教育学部の教育効果についてより多くの情報を得ることが可能となる。

パネル調査も1度にとどまらず,長期にわたって実施することも可能である。そのために,今回の 調査では約220ほどの変数がとられている。

前述したように,本調査での変数は約220である。本稿において,これらの変数をすべて明らか にすることは不可能である。したがって,本稿においては教育学部の学生が,どうした生活意識を もち,どうした教職意識を有しているのかが明らかにされる。

調査の枠組

調査時期・方法

本調査は,1984年の5月から6月上旬にかけて実施された。調査対象は,2年生以上を対象と した。1年生を対象としなかったのは,入学してからあまり時間もたっておらず,1年生には不適 切な質問が多いと判断したためである。

調査方法は,2年生・3年生については,必修の授業時間を利用し調査票に回答してもらった。

4年生については,卒論のゼミや4年生対象の授業時間を利用して回答してもらった4)。必修の授 業は,それぞれの学科がランダムにくみこまれており,ある特定の学科の学生のみが調査対象者に なっているということはない。

(3)

回収率

回収率について明らかにしておこう。表1には,1984年4月現在の学生数と学年ごとの有効回答 数が示されている。それによれば,2年生の91.3%が,3年生・4年生の65.7%,48.3%がそれ それ回答していることが明らかにされる。したがって,本調査のサンプルについていえることは,

教育学部の学生全体についてもいえる。

表1 回収率

2年   3年   4年   不明   計 在学生数  424   417  420   −   1,261 回収数  387   274   203   5    869 回収率 91.27%  65.70% 48.33%  −  68.91%

生 活 意 識

現代の大学生の一般的な意識を明らかにする目的で,学生が日常の大学生活のどのような側面を 重視しているのかの分析から始めてみよう。  1

竜生活関心と達成予測

現代の大学生の生活関心を明らかにする目的で,ここでは以下のような項目が用意され,それぞ れの項目をどの程度重視しているのかを5段階で評価してもらった。また,それぞれの項目が卒業 までにどの程度達成できるかも5段階で評価してもらった。

(1}多くの友人をつくること。

(2}本をたくさん読むこと。

(3}広い教養を身につけること。

(4}専門的知識を身につけること。

(5)特定の異性の友人をつくること。

(6)大学の教師と親しくなること。

(7)特別な資格をとること。

(8)青春を楽しむこと。

(9)旅行をすること。

qo アルバイトをして世間を知ること。

αD事務能力を身につけること。

図1には,それぞれの項目の重要度認知と達成予測の結果が示されている。図1よりどのような 所見が得られるかをみてみよう。まず重要度についてみると,「専門的知識を身につけること」が

4.45で非常に重視されていることが明らかにされる。ついで「広い教養を身につけること」・「多 くの友人をつくること」・「青春を楽しむこと」・「本をたくさん読むこと」が重視されているこ

(4)

284      茨城大学教育学部紀要(教育科学)34号(1985)

とがわかる。反対に,あまり重視されていないものとしては,「事務能力を身につけること」と「大 学の教師と親しくなること」がある。したがって,この結果をみる限りでは,現代の大学生は遊び

も勉強もと考えていることが明らかにされる。

今度は,それぞれの項目が卒業までにどの程度達成できるかについての予測をみてみよう。全体 的にいえることは,まあ達成されるというレベルになっていることである。達成予測が高いものは

「多くの友人をつくること」・「青春を楽しむこと」・「旅行をすること」・「アルバイトをして世 間を知ること」となっている。

電要度 達成予測

5    4    3     2     1 項   目 1    2    3     4     5

4.27 {P多くの友人をつく 3.73

(0.87) ること (OB6)

4呈9 {2)本をたくさん読む 3.22

(α90)  こと

o31広い教養を身にっ

(1.00)

@ 3.11

4.28

(0.76) けること (α85)

445 (41専門的知識を身に 3.46

(α72) つけること (α91)

3.54 ㈲特定の異性の友人 3.17

(106) を作ること (1ρ9)

3」7 {61大学の教師と親し 2.97

(101) くなること (0.97)

3.79 {7}特定な資格をとる 3.28

(LO5) こと (ω6)

4.23 {8,青春を楽しむこと 3.68

(0.85) (OB6)

384 {9}旅行をすること 3.51

(1.04) (1.05)

3.59 {10 アルバイトをして 3.51

(1.02♪ 世間を知ること (1.03)

2.56 {1 麗讐力を身につ 2.52

図1 生活関心と達成予測   平均と(標準偏差)

以上の結果は,達成予測を絶対的にみた場合であり,それぞれの項目の重要度は考慮されてはい ない。すなわち,重要視はしているが達成されないと予測しているとか,重要視はしていないが達 成されると予測している,といったことは明らかにされない。そこで,達成予測を重要度で除した 値を求めてみた。その結果,重要視はされているが達成予測は低い項目として,「本をたくさん読む こと」・「広い教養を身につけること」・「専門的知識を身につけること」があることが明らかに された。反対に,重要度も高く達成予測も高いものとしては,「多くの友人をつくること」・「青春 を楽しむこと」・「旅行をすること」といった項目であることが明らかにされた。重要度は低く達 成予測が高い項目は「大学の教師と親しくなること」と「事務能力を身につけること」である。

重要度の項目間の内部の関連はどのようなものとなっているのであろうか。このことを解明する 目的で,11項目を使用して因子分析を行なってみた。表2には,第3因子までの因子負荷量が示さ れ,図2には第1因子と第2因子の因子負荷量をプロットしたものが示されている。

表2の第1因子において因子負荷量が大きなものは,「本をたくさん読むこと」・「広い教養を 身につけること」・「専門的知識を身につけること」であり,〈教養因子〉と名づけることができ

るであろう。第2因子では,「多くの友人をつくること」・「特定の異性の友人をつくること」・「青 春を楽しむこと」などの項目の因子負荷量が大きく,〈レジャー因子〉と名づけることができる。

(5)

第3因子では,「特別な資格をとる   表2 重要度の因子分析

こと」・「アルバイトをして世間を (バリマックス回転後の因子負荷量)

知ること」・「事務能力を身につけ 項   目 第1因子 第2因子 第3因子 ること」の因子負荷量が大きく,〈実  (1) 多くの友人をつくること .215     .473     .068

学因子〉と名づけることができるで  (2}本をたくさん読むこと .621     .057      .034

あろう。なお・それぞれの項目の達  (3)広い教養を身につけること .781      .108       .130

成予測についても因子分析を行なっ    専門的知識を身につける      (4}た結果,重要度の場合と同じ因子が    こと

.518      .087      .089

抽出された。      ㈲特定の異性の友人をつく      ること

一.023      9513       .058

図2には,第1因子と第2因子の

      大学の教師と親しくなる因子負荷量をプロットしたものが示  (6)こと

.265     .235      .163

されている。プロットされた図から。  (7}特別な資格をとること .245     .148      .387

学生の類型として〈教養重視型〉〈  (8)青春を楽しむこと .128     .646      .128

レジャー重視型〉〈実学重視型〉が  (9)旅行をすること .113     .549      .169

存在していることが明らかにされる。   アルバイトをして世間を      (10      知ること

.026     .351      .441

満足度       ㈲       と日常生活のどのような側面に学生 事務能力を身につけるこ

.084     .060      .775

      固 有 値は満足,あるいは不満を感じている

2.352    0.969     0.644

      寄与率(%であろうか。このことを明らかにす 59.3     24.4      16.3

る目的で,ここでは自分の友人関係 や大学の授業内容など9項目につい て,「おおいに満足」から「おおいに

不満」までの5段階で評価してもら    皿

った。「おおいに満足」に5点,「おお    1 0 いに不満」に1点を与えて,それぞ

れの項目について平均点と標準偏差 を求めてみた結果が表3に示されて

いる。 ●8

その結果によ繊「大学の鍛  。皇 ●9

@ ●1 設備」・「大学の授業内容」・「大

学の教師との人間関係」・「自分の ●10

経済状態」に対して強い不満感をも ■6

っていることが明らかにされる。反 ・7@42 §

対に,満足感が高いものは「自分の

F人関係」・「現在の住居」・「自     0

●11       ● ●

@       1

@      0.5         1.0 分の学歴」である。

われわれがここで注目すべきこと      図2 因子分析結果(第1因子×第2因子)

(6)

1

286      茨城大学教育学部紀要(教育科学)34号(1985)

は,先ほどみたように,学生は「専門的知識を  表3 満足度

身につけること」や「広い教養を身につけるこ     項   目    平均 標準偏差 と」を重視している一方では・「大学の授業内 (1)自分の友人関係     3.92  0β9

容」に対しては強い不満感を示していることで      (2)現在の住居       3.57   1.09

ある。授業を構成する要因は多様であるため・ (3)大学の授業内容     2.77  0.84 断定的なことはいえないが少なくても大学の (4}自分の健康      3.41  1.09 授業は・学生の求める専門的知識や広い教養を (5)自分の学歴      3.39  0.86 与えるのには失敗しているといえよう。    (6)自分の経済状態     2.89  1.08

こうしたそれぞれの項目の満足感の内部構造       (7)大学の教師との人間関係  2.84   0.86

はどのようなものであるのか。それを解明する      (8)大学の施設・設備     1.86   0.88      5)ために・ここでは多次元尺度法を使用してみた。 (9)生活全般       3.34  0.84

多次元尺度法は,メトリックとノン・メトリッ

クの両方のデータを扱うことが可能であり,データに内在する構造を探り出し,その構造を少数の 空間に幾何学的に表現する方法である。この方法は,メトリックなデータではあるが因子分析を使 用するのには変数の数が少なすぎる場合や,ノン・メトリックなデータを分析するのに有効である。

ここでは,ALSCAL(Alternating LeasfSquares Scaling)6)を使用した。具体的には,それぞれの 項目の相関係数を求め,次にその数値を1から引いて1,000倍した数値をインプット・データとし て使用した。すなわち,1ここでは変数間の非類を示すシンメトリックな数値がインプット・データ

として使用された。

多次元尺度法では,次元数の決定にクラスカルのストレス(Kruska1 s stress)の値が使用される。

ストレスは通常0.05がとられるが,われわれのデータでは4次元まで使用しても,ストレスは0.12 でうまく適合していないことが明らかにされた。そこで,ここでは2次元に変数をプロットしてみ ることとした。この場合のストレスは0.29であり,うまく適合していないが変数の布置状態をおお まかに知ることが可能である。

図3には,その布置状態が示されている。         2次元 その布置状態から明らかなように,満足度に

ヨしては3つのグループに分かれていること

2 ●4

が明らかにされる。第1のグループは,自分の ●5 健康・学歴・経済状態より成るグループであ

り,第2のグループは自分の友人関係・住居・    ●

生活全般第3グループは大学の授業内容・   _2 一1  0

      1次元1   2

大学の教師との人間関係・大学の施設・設     ●7 9   ●2

       一1備より成るグループである。

       ●3

ネ上みてきたように,大学の施設・設備に 01

ついては茨城大学についてのみいえることか         一2 もしれないが,全体的には一般的な現代の大

学生像あるいは青年像が示されていると思わ

れる・).次に,こうした搬的な大学生の意  図3多次元尺度法によるプ゜ット

(7)

識を理解した上で,教職に対してどうした意識を有しているのかの分析に進むことにしよう。

職業意識の形成過程

本節では,職業意識の形成過程を明らかにしてみよう。われわれの調査では,職業意識の発達を 明らかにする目的で,小学校の頃・中学校の頃・高校の頃,そして現在において,どの程度教師に なりたいと思っているかを質問した。また同様に,小学校の頃の教師や親が,それぞれの時期にど の程度教師になることをすすめたかについても質問した。これまでの研究では,教師や親は個人に とって意味ある他者(significant others)として個人の価値意識や職業選択に大きな影響を与えて いることが明らかにされている8)。

教師は,子どもがその人生の初期において出合う具体的なイメージを持つことができる職業人で あり,子どもの職業意識についての調査でも,子どもが将来つきたい職業として教師があげられる 比率が高いことが知られている。では,教職意識は人生のどの段階から発生したり強化されたりし ているのであろうか。

職業意識の発達

職業意識の発達を明らかにする目的で,ここでは次のような質問が用意された。

問 あなたは,次の各時期に,教師になりたいと思ったことがありましたか。

それぞれの時期について答えて下さい。小学校の頃はどうでしたか。

1.強くなりたいと思った 2.すこしなりたいと思った 3.なりたいと思った

4.なりたいとは思わなかった

こうした質問が,中学・高校の頃についてもなされた。

図4に,その結果が示されている。ここで注意すべき点は,現在の意識を質問する場合に,ワー ディングが「ぜひ教師になりたい」「できれば教師になりたい」「あまり教師になりたくない」「絶対 に教師になりたくない」となっており,比較可能なように「強くなりたい」を「ぜひ教師になりた い」に,「なりたい」と「すこしなりたい」を「できれば教師になりたい」に,「なりたいと思わな かった」を「あまりなりたくない」と「絶対なりたくない」にそれぞれ対応させていることである。

現在の意識についてみると,全体の約半数が「ぜひ教師になりたい」と考えており,34%が「で きれば教師になりたい」と考えていることが明らかにされる。また,「あまり教師になりたくない」

と「絶対に教師になりたくない∫も10%程度存在していることは注目される。

教師に「強くなりたいと思った」の比率は小学校の時には12.8%と,さすがに低率であるが,それで もその比率は中学・高校になるにつれて上昇している。

「すこしなりたいと思った」や「なりたいと思った」の比率は小学校の頃には20%前後であり,

(8)

288       茨城大学教育学部紀要(教育科学)34号(1985)

その後も急激に上昇するということはみられず,なだらかに上昇する傾向がみられる。

52.2

50 44.5

40 、、 、

@ 、@ 、、      33.0   なりたい 30

Q0

P0

      \\▲      !  34。3

@      3齢  299//

0

小      中      高      現 学      学      校      在 校      の      の

図4 職業意識の発達

図4に示された結果では,小学校の頃に教師になりたいと思っていた比率は,全体の55%もい るということである。その比率は,中学の頃には67%,高校の頃には84%にまで上昇している。

したがって,教育学部の学生の場合には,すでに小学校の頃より教職に対する意識が明確であり,      、

中学・高校と年齢が上昇するにつれて,その意識もより明確なものとなって大学に入学してきてい ることが明らかにされる。ただし,ここでは個人の意識の変化については分析されてはいないし,

教職につきたいと思う意欲も大学の学年によって異なると思われるが,この点についての分析もな されていない。これらの点についての分析は別の機会に行ないたい。

意味ある他者の影響

職業意識の形成は個人の体験ばかりではなく,個人にとって意味ある他者の影響も大きいことは よく知られている。ここでは意味ある他者として,親と教師の影響について分析を加えることとす る。質問の形式は,小学校の頃に親は教師になることをどの程度すすめたか,という形式である。

親の影響については図5に示されている。小学校の頃は「特にすすめなかった」が77.7%と多い が,年齢が上昇するにつれてその比率は低下し,高校の頃にはその比率は44%にまで低下してい る。反対に高校の頃には,教師になることをすすめる親の比率が増大することが明らかにされる。

高校の頃には親の46%が教師になることをなんらかの形ですすめているのである。

図6には,それぞれの時期における教師の影響が示されているが,教師も親と同じ影響のパター ンを示しているのに変りはみられない。この結果からも明らかなように,教育学部生の場合には大

(9)

学に入学する以前に,教職に対する自己の意識のみならず親や教師からも教師になることを強く 期待されて入学してきていることが明らかにされる。

90  87」

      % V7.7       80

へ \  \   \   \

70

、、

@、@、

@ 、

@  \      70

\\

@\122

60

、\65・  \   \       60 \\特にすすめなか・た  \

\\特にすすめなかった \\

50

\▲52.7

40

、「▲44.0

@        40

       30

@      22.1すすめた

P6ゆ    __」●19ρすこしすすめた  20

22.7すすめた

      ,●一一一

@       15.0強くすすめた94   ,, 113   ,,一」15!7すこしすすめた  ,

      ,

@.4       6.0 小      中      高 0

w       学      校 Z      の      の フ      頃      頃

図5 親の影響      図6 教師の影響 パス解析による分析

これまでの分析によっても,職業意識の形成過程をかなりの程度理解することは可能である。し かしながらそこでは,多数の変数が同時に扱われてはいなかった。職業意識の形成には多くの要因 が影響を与えていることはよく知られており,多変量解析の手法を使用することが必要となる。こ こでは,職業意識の形成過程をさらに解明する目的でパス解析9)を使用することにする。以下に 分析に使用する変数について簡単に説明しておこう。

教職に対する意識(A)………本人がどの程度教師になりたいと考えているのかの意識,小学校・

中学・高校・現在の4時点で測定されている。

親からの期待(P)………親が教職につくことをどの程度すすめているのかを示すもの。これも

小学校・中学・高校・現在の4時点で測定されている。       

教師からの期待(T)………教師が教職につくことをどの程度すすめたかを示すもの。小学校・

中学・高校の3時点で測定されている。

友人からの影響(F)………友人から教師にむいているといわれることがどの程度あるかによっ て示される。具体的には,教師にむいているといわれることが「よくある」・「たまにある」・「あ まりない」・「まったくない」によって測定されている。

(10)

290       茨城大学教育学部紀要(教育科学)34号(1985)

次に・分析に使用されるモデルに   小学校の頃  中学校の頃  高校の頃    現在 ついて説明しておこう。図7にその    T1___一噸.T2.___一レT3    F4 藁総儒諦繍宏 \ \ \ \被説明変数である。小学校の頃の教     A1→A2−→A3−一一一噸A4

@       7  7驚藷灘:饗之糠 ∠

P1−一一一一一一一む)P2−一一一一→P3−一一一一一一一P4

の頃の教師と親の影響は,1つ後の

段階にまで影響を与えているという    変数:A=教職に対する意識

       T=教師からの期待モデルが,ここでは設定されている。       P=親からの期待

中学・高校の段階についても同様に       F=友人の影響 考えられている。このように考える

      図7 パス・モデルことは意味のあることである。なぜ

ならば,教師や親の期待は,後の段

階になって効果が現われるということがしばしばみられるたあである。

ここに示されたモデルは,因果関係をできる限り多く設定したものであり,やや複雑すぎるよう に思われるかもしれない。しかしながら,実際の偏回帰係数の推定においては,統計的に有意でな いものは分析に含めずに推定を行なうために,最終的なモデルは後に示されるように,かなり単純 なものとなる。したがってここでは,因果関係の確認というよりも,因果関係を発見するといった 探究的方法がとられているといえる。

表4には分析に使用される変数間の相関係数が示されているが,相関係数について簡単にみてお くことにしよう。ここでは,欠損値は表単位(list−wise)で除去されている。小学校の頃の親の期 待との相関が高いのは中学校の頃の親の期待であり,高校の頃の親の期待とも比較的高い相関が認 められる。小学校の頃の教師の期待は,中学校の頃の教師の期待とやや高い相関が認められるが,

高校の頃の教師の期待とは高い相関関係は認められない。小学校の頃の教職への期待と相関が高い ものは,中学校の頃の教職への期待である。このように,より以前の段階の変数がその直後の段階 の変数との相関が大きいというパターンが認められる。現在の教職への期待と他の変数との相関を みると,高校の頃の教職への期待との相関が.338となっているのが目につく程度で,他の変数との相 関は高くはない。そのなかでも特に,現在の教職への期待と親の期待の相関が.055と低いのが注目

される。

実際のパス解析では,これらの相関係数のなかで統計的に有意でないものは分析から除外し,図 7に示されたモデルによって,最初にパラメータの推定を行なった。さらに,そこで偏回帰係数が

.   統計的に有意でないものを除外し,最終的なパラメータの推定を行なった・その結果が・図8に示 されている。図中の数値は標準化された偏回帰係数(パス係数)である。

      2 アの最終モデルにおいて,現在の教職に対する意識を被説明変数とした場合の重決定係数(R)

は.129であり,分散の13%しか説明されているにすぎない。したがって,教職意識の形成には,

他の変数が大きく影響をしていることが考えられる。たとえば,これまでの研究では,教職意識に 対しては学年が大きな効果を与えていることが明らかにされており10),そうした変数を加えること

(11)

表4 相関係数

PI TI AI P2 T2 A2 p3 T3 A3  F4  A4  P4

P1     .196 .256 .604 .108 .127 .328 .082  .029* .045*  .011* .268 Tl       .223 .155 .411 .124 .103 .240  .032串 .159  .074 .103 A1      .232 .236 .326 .147 .100  .095 .162  .056 .137 P2      .214 .181 .518 .100  .001* .075  −.008索 .402 T2      .252 .117 .341  .080 .201  .085 .147 A2       .095 .102  .283 .160  .166 .146 P3      ユ57 −.002累 .062  −.025* .552 T3       .080 .209  .049* .199 A3       .171  .338 .039 F4      .178  .155 A4       .055*

・はP>.05 変数:Pl親の期待(小学校の頃)・T1教師の期待(小学校の頃)

A1教職への期待(小学校の頃)・P2親の期待(中学校)

T2教師の期待(中学校)・A2教職への期待(中学校)

P3親の期待(高校)・T3教師の期待(高校)。A3教職へ の期待(高校)・P4親の期待(現在)・F4友人からの影響

(現在)・A4教職への期待(現在)

によって説明力を高めることは可

      小学校の頃   中学の頃   高校の頃    現在能である。しかしながら,ここで

1−T2−一一≒》T3       F4 の探求的目的からすれば重決定

係数の低さはさして重要ではな瑠 .180       .171       .123

.266      .283      .3ユ7

図8より,どのような所見が得 ・195A1−一一一A・一一一A・一一A・

られるかをみてみよう。まず,現 ンの教職についての意識に対して ヘ,親の期待も高校の頃の教師の

期待も効果を与えていないことが 変数:A=教職に対する意識 明らかにされる。現在の教職意識      T=教師からの期待

に対して効果を与えているのは,      P=親からの期待      F=友人の影響

高校の頃の教職に対する意識と,

友人からの影響であることが明ら      図8 最終モデル かにされる。この2 つの変数では,

高校の頃の教職に対する意識の効果の方が,友人からの影響よりも大きい。われわれは先に,調査 対象者の多くは教職につきたいと思っていることを明らかにした。したがってこのことから,大学 入学後の教職に対する意識は,大学あるいは学部という構造的な文脈(context)によって形成され ていると考えることができるであろう。

さらに注目すべきことは,高校の頃の教職に対する意識には,親や教師からの期待はなんら影響 を与えておらず,中学の頃の教職に対する期待のみが効果を与えているにすぎないのである。中学

(12)

292      茨城大学教育学部紀要(教育科学)34号(1985)

の頃の教職に対する意識には,親と教師の双方からの効果があることが明らかにされるが,親より も教師の期待の方の効果が大きいことがパス係数をみることによって明らかとなる。小学校の頃の 教職に対する意識には,親と教師の効果が認められる。

以上の結果より明らかにされることは,小学校の頃の教職に対する意識に対しては,親と教師の 影響が認められるが,中学段階になると教職に対する意識には,親よりも教師からの影響が強くな る。そして高校段階では,親の影響も教師の影響も認められなくなる。したがって,教職に対する 意識に対して意味ある他者の影響は中学段階までであることが,ここで解明されたといえる。また,

小学校の頃に教職につきたいという意識をもった場合には,年齢が上昇するにつれて,その意識も 強化されていることが明らかにされた。

将来に対する不安感

学生の多くは教職につくことを考えているが,今回の調査で明らかにされたものに,調査対象者 の20.6%が大学院に進学したいという希望をもっていることがある。こうした高学歴化志向のなか で学生は将来に対してどのような不安感をもっているのかを明らかにしてみようg調査では,12の 各種の不安が用意され,それぞれについて不安を感じることがどの程度あるかを質問した。「よくあ

る」に3点,「たまにある」に2点,「あまりない」に1点,「まったくない」に0点を与え,それぞ の項目の平均点を求めてみた。その結果が,表5に示されている。

表5 不安感

項       目         平 均  標準偏差

  自分がどのような職業にむいているのかわからず      1.62    0.81(1)  不安を感じる。

(2嗅辮騨がどのくらいあるのかわからず不2・1 ・・75

  自分が現在学んでいることが将来どのくらい役立      1.62    0.80(3)  つのかわからず不安を感じる。

(4)自分の希望する職業につけるかどうか不安を感じる。  2.18    0.76

(5)瓢難蹴欝燗鰍弍うまくいく1・55 幟

  教職についた場合,うまく授業ができるかどうか      1.95    0.83(6)  不安を感じる。

  教職についた場合,子どもをよく理解できるかど      1.88    0.79(9)  うか不安を感じる。

(1・薦誰瓠穰齢P分に事務処理能力が1・27 幡 q曙魏舞購鶴;事務機器をうまく使え1燗 ・・73

(12難瀧諾嚇鶴課製憲倉薯P分の創1駕 晒

(13)

表5に示された結果についてみると,不安感が高い項目としては,「自分の希望する職業につけ るかどうか不安を感じる」・「自分の専門知識がどのくらいあるのかわからず不安を感じる」・「教 職についた場合,うまく授業ができるかどうか不安を感じる」などがあげられている。反対に,あ まり不安を感じていない項目としては,「将来職業についた場合,自分の健康状態に不安を感じ る」と「将来,職業についた場合,自分に事務処理能力があるかどうか不安を感じる」があげられ ている。不安感をもつ項目として,自分の希望する職業につけるかどうかということは,学生の多 くが教職につくことを希望していることを考えれば具体的には教員採用試験に受かるかどうかに 対して不安感をもっていることをさしているといえよう。したがって,ここでは学年別の不安感は

とられていないが,学年が上昇するにつれてこの不安感も上昇することは容易に予想されることで

ある。

では,こうした不安感の内部構造はどのようなものであるのか,この点について,ここでは検討 してみよう。その目的でここでも12変数を使用して因子分析を行なった。表6には因子負荷量 が示され,図9には第1因子と第2因子の因子負荷量をプロットしたものが示されている。

表6 不安感の因子分析      皿

(バリマックス回転後の因子負荷量)    LO 項  目 第1因子 第2因子 第3因子

(1)職業適性 .330      .076      .463 11

(2)専門知識 .139       .128       .571 ?0

(3}知識の有効感 .136       .108       .580

(4)就    職 .166       .084       .485

(5)人間関係 .539       .320       .207       0。5

(6)授    業 i7}親 の  目

i8)健康状態

.654       .111       .313 D620      .208      .146 D257      .325       .070

8誓 5●        ●      7

(9)子どもの理解

tO事務能力

去末ア機器

.574      。157      .274 D165      .670      .184 D142      .748      .072

        2°63●   ●1     ●

1

(12創 造 性 .398       .363       .168         0

0.5      1.0

固有値 3.454     0.817     0.507

寄与率(% 72.3  17.1   10.6     図9 因子分析結果(第1因子×第2因子)

表6に示された因子負荷量をみることによって,第1因子は教職についた場合の不安を示す因子 と判断されるであろう。第2因子は,事務能力・事務機器の因子負荷量が大きいから,事務能力に 対する不安を示す因子であると判断される。第3因子は,職業についての不安を示す因子と判断さ れよう。ここで,健康状態と創造性はどの因子とも関連は高くない。

この結果が図9に示されている瓜教職についた場合の不安グルース職業についての不安グル 一プ,事務能力に対する不安グループにわかれていることが明らかにされる。また,この図によっ て,健康と創造性の不安は比較的近い位置にあることも明らかにされた。

(14)

294       茨城大学教育学部紀要(教育科学)34号(1985)

要約と結論

本研究は,茨城大学の教育学部年2年〜4年生を対象にして,主として教職に対する意識を解明 することを目的とするものである。今回の調査対象者が将来教職についた場合にもコンタクトが可 能なように,今回の調査は設計されている。本稿で示されたものは調査結果のごく一部である。今 回の分析で明らかにされたことを要約しておこう。

(1}学生の生活関心としては,「専門的知識を身にっけること」・「広い教養を身につけること」・

「多くの友人をつくること」が重視されていることが明らかになった。しかしながら,そのよう なことが卒業までに達成されるかどうかについてみると,「多くの友人をつくること」,以外は達成予 測が低くなることが明らかにされた。因子分析の結果では,〈教養重視型〉〈レジャー重視型〉〈実 学重視型〉が存在していることが明らかにされた。

(2}満足度については,「大学の施設・設備」・「大学の授業内容」・「大学の教師との人間関係」

に対して強い不満をもっていることが明らかにされ,反対に「友人関係」・「現在の住居」・「自 分の学歴」に対して満足感が高いことが明らかにされた。

(3)教職に対する意識についてみると,年齢が上昇するにつれて教職につきたいという意識が高ま っていることが明らかにされた。パス解析を使用した結果では,本人の教職に対する意識の形成に 対して,親や教師の影響がみられるのは中学までであり,高校以後はその影響はみられず,友人か

らの影響が認められた。

(4)将来に対する不安感についてみると,自分の希望する職業につけるかどうか,自分の専門知識 がどのくらいかわからない,といったことに対して高い不安感をもっていることが明らかにされた。

因子分析を行なった結果,教職についた後の不安感,事務能力に対する不安感,職業についての不 安感があることが明らかにされた。

本稿において,教育意識の形成過程についてパス解析を行なったが,父観の学歴や職業は分析に 使用してはいない。したがって,こうした変数を使用してより説明力のあるモデルを作ることが今 後の課題となる。なお,参考資料として注の後に,基本的属性についての単純集計結果を示した。

1)教員養成を目的とする学部の発足時における問題にっいては,次の文献を参照せよ。海後宗臣編r戦後日 本の教育改革8 教員養成』 (東京大学出版会,1971)大田発編著『戦後日本教育史』(岩波書店,1978).

2)この点については,清水義弘編『地域社会と国立大学』 (東京大学出版会,1975)において明らかにされ ている。

3)具体的には,科研費などをとることによってパネル調査を実施することを考えている。

4)本調査では,調査項目の作成から調査まで多くの方々の協力を得た。御協力いただいた先生方と学生に感 謝したい。

5)多次元尺度法については,次の文献を参照せよ。高根芳雄r多次元尺度法』(東京大学出版会,1980)

Joseph B, Kruskal and Myron Wish,、M協 (∫ meπ8 oηαZ Scα伽8,(Sage Publications,1978),

(15)

Beverly Hills. Mark L Davison,、MωZε d mθη8 oηαZ&α π&(John Wiley&Sons,1983), New

York.

6)ALSCALについては, Forrest W. Young and Rostyslaw Lewyckyj,湾L8σ五五一4{んθ〆s Gω (∫θ,

(Data Analysis and Theory Associates,1979), Chape1}lill.を参照せよ.なお,このプログラムは SSA(Smallest Space Analysis)よりもすぐれたプログラムであるといわれている.

7)たとえば,経済企画庁の調査でも,大学生の進学理由の1・2位は,「広い教養を身につけたい」と「専門 的な知識や技術を身につけたい」となっている、経済企画庁国民生活局国民生活調査課編『日本人の教育観 と職業観』 (大蔵省印刷局,1978)pp.257−268,

8)この点については,たとえば,William H. Sewell and Robert M. Hauser, E協cαホ oπ, Ocωpα ぬη,

&翫m ηgs,(Academic Press,1975), New York. pp.89−112を参照せよ.

9)パス解析は最近ではよく分析に使用されるようになってきている.最近において,パス解析を扱ったもの としては,次のものが参考になる.盛山和夫「量的データの解析法」直井優編『社会調査の基礎』(サイエン ス社,1983).

10)この点にっいては,松本良夫・生駒俊樹rr教員養成大学』学生の進路志望と教職観」『東京学芸大学紀要 第1部門教育科学』35,1984において,学年が上昇するにつれて意識も上昇していることが明らかにされ

ている,

11)パス解析を意識に対して使用した場合には,重決定係数は低いのが普通であるようである.これは,意識 は質的変数としてとられるのが通常であるが,量的変数にどう変換するかの問題もあると思われる.

〈参考資料〉

(サンプル数は,869である。無回答の比率は記入してないので合計は100%にはならない。)

F1 あなたの性別は

1男 43.6 2女 56.3

F2 あなたの学年は

1 1年生  2 2年生 44.5 3年生 31.5 4 4年生 23.4

F3 あなたのお父さんが最後にいかれた学校は,次のどれにあたりますか。

01新制中学校       13.1  06 旧制高等小学校        7.7 02新制高校        26.0  07 旧制中学・実業学校・師範学校  14.0 03新制短大・高専      2.8  08 旧制高校・高専        6.1 04新制大学(大学院を含む) 17.1  09 旧制大学       3.2 05 旧制尋常小学校      6.8   10 その他      1.5

F4 あなたのお母さんが最後にいかれた学校は,次のどれにあたりますか。

Ol新制中学校        19.6  03新制短大・高専        4.5 02 新制高校         40.5  04 新制大学(大学院を含む)    2.4

(16)

296       茨城大学教育学部紀要(教育科学)34号(1985)

05 旧制尋常小学校      5.2  08 旧制高校・高専   2.9 06 旧制高等小学校      7.5  09 旧制大学      0.3 07 旧制高等女学校・実業学校・師範学校  12.9  10 その他       2.6

F5 あなたの家の家計支持者の職業はなんですか。

01専門的・技術的職業(科学研究者,技術者,医師,教師など)        17.8 02管理的職業(会社役員,課長以上の会社員,学校長,管理的公務員など)    24.7 03事務従事者(一般事務員,会計事務員,集金作業者など)       7.8 04販売従事者(小売店主,飲食店主,販売店員,外交員など)      7.0 05農林・漁業従事者(農作業者,育林作業者など)      11.9 06採鉱・採石従事者(採鉱作業者,石切作業者など)       0.2 07運輸・通信従事者(鉄道,自動車の運転手,電話交換手など)         4.5 08生産工程従事者(金属工業,機械工業などの生産工程従事者,建設作業員など) 12.5 09保安職業従事者(自衛官,警察官,消防士など)       2.6 10 サービス職業従事者(理容師,美容師,アパートの管理人など)        2.6 11その他       7.4

F6 あなたの家の年間収入(ボーナスを含めた税込み金額)は全部でどのくらいですか。

01 100万円未満    1.7    07 350〜400万円未満  7.4 02 100〜150万円未満  2.9    08400〜450 〃   10.2

03  150 〜200    〃        2.9      09  450 〜500    〃       10.0 04  200〜250   〃       5.9      10  500〜600    〃       13.1 05  250〜300   〃       4.7         11  600〜800    〃        9。9

06 300〜350 〃   8.9    12800万円以上     3.3

参照

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