• 検索結果がありません。

氏名 裵べ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "氏名 裵べ"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

氏 名 裵

みんじょん

敏 廷

所 属 都市環境科学研究科 都市環境科学専攻 建築学域 学 位 の 種 類 博士(工学)

学 位 記 番 号 都市環境博 第

268

号 学位授与の日付 令和元年

9

30

課程・論文の別 学位規則第4条第

1

項該当

学 位 論 文 題 名 医療依存度の高い重複障害児への支援に対応した入所施設の 施設計画に関する研究

論 文 審 査 委 員 主査 教 授 竹宮 健司 委員 教 授 吉川 徹 委員 教 授 角田 誠

【論文の内容の要旨】

医療技術の進歩によって,日本の新生児死亡率は低下している一方,医療機器や医療的 なケアに依存して生存する子どもが急増している.こうした医療依存度の高い子どもやそ の家族への支援施策の充実が求められている.

2012

年の児童福祉法の改正によって,障害種別によって細分化されていた障害児入所施

設は,入所児の重度・重複障害や被虐待児への対応等を図るため,障害児入所支援に再編 された.この改正によって,旧法の第1種自閉症児施設,肢体不自由児施設,重症心身障 害者児施設は,医療型障害児入所施設へ統合されることとなった.

しかし,制度改正に伴い,施設利用がどのように変化し,施設面でどのような対応が求 められているのかについて,建築計画の視点からの検討は十分になされていない.また,

医療型障害児入所施設の施設基準には,スタッフの人員配置,床面積,所要室については 定められているものの,居室や生活空間の規模や構成方法等の施設計画に関する指針は明 確に定められてはいない.

医療型障害児入所施設に関する建築計画分野における先行研究には,施設入所者の障害 種別利用特性に関する研究,医療型障害児入所施設の病床配置と利用特性を示した研究,

ユニット型居住空間の導入による影響を検証した研究,等がある.これらの研究は,医療 型障害児入所施設の計画に資する一定の成果を示しているが,いずれも,特定の施設を対 象とした事例検討に留まっており,同施設の建築計画に十分な知見の蓄積があるとは言い がたい.

そこで本研究では,医療依存度の高い重複障害児への支援に対応した入所施設の施設計

画要件を提示することを目的とする.具体的には,以下の3つの課題を設定した.

(2)

1)全国の医療型障害児入所支援を行っている施設を対象として,施設利用者の現状と施 設整備の現状を把握し,主要な類型を導出すると共に,類型ごとの施設運営ならびに施設 計画の状況を明らかにする.2)移転新築により旧不自由児施設から医療型障害児入所 施設へ移行した施設を対象として,利用者属性の変化,施設内使用場所の変化を明らか にする.

3)利用者の重度化を考慮して計画された医療型障害児入所施設Kにおける,ユニット 構成,諸室構成,居室種類,交流空間,等の施設計画内容について,入所児属性,施設 内使用場所状況,施設運営の観点から分析を行い,当該施設の計画の有用性を明らかに する.

本論文では,以下の6章により構成されている.

第1章では,研究の背景として,日本の障害児者の重症化の傾向を確認することとと もに,障害児者に関する施策の変遷と再編された障害児施設の体系を整理した.また,

既往研究を整理した上で,本研究の位置づけを明らかにし,研究目的,研究方法,研究 の構成を述べた.

第2章では,全国の医療型障害児入所支援を行っている施設を対象とし,施設の定員

・入所児者数・主な障害・重症度を明らかにするとともに,数量化Ⅲ類分析とクラスタ ー分析による類型化を行い,類型ごとの特徴を考察した.

第3章では,2章で導出した8つの類型の中から入所児の障害の程度が重度である4 つ類型の施設を対象とした訪問調査を行い,施設の定員・入所児者数・主な障害・重症 度を把握し,当該施設のユニット・居室構成の分析を行い,療育環境について考察した.

第4章では,移転新築により旧不自由児施設から医療型障害児入所施設へ移行した医 療型障害児入所施設Kを対象として,移行前後の各1年間の利用実態を把握し,入所児 の属性,使用場所の特徴,看護師・保育士の場所別行為内容,個人別使用場所の事例分 析から,当該施設で提案されたユニット構成・居室構成・交流空間の有用性について考 察した.

第5章では,医療型障害児入所施設Kにおける,利用者の重度化を考慮して提案され た空間構成について,入所児の重症度(大島分類・超重症児判定スコア)別の使用場所 や看護師の居室種類別の看護行為等の観点から分析し,当該施設のユニット構成,諸室 構成,居室種類,交流空間の有用性について考察した.

第6章では,各章で得た知見をまとめ,今後の医療依存度の高い重複障害児への対応

する施設における空間構成と施設計画要件を示した.

参照

関連したドキュメント

本モデリング手法では、多様な利用者のモデルを定義するために、比較的少量の定量デー

施設の利用状況把握のため平成28年度に実施した市民アンケー

そのメカニズムも検討をおこなっている。さらに、触媒量のアニリンを用い、芳香族ケトンを出発原料とする環化

施設全体の安全・衛生に対する仕組みと個々の配慮 3.48 .545 利用児者にとってより良い生活や関わりのあり方 3.43

19 2)利用状況の指標について 施設の利用状況について、類似施設間で比較可能な項目を指標として設定します。 指標

第7章の BF に対するマネジメント手法導入では,BF の現状,BF の原因・影響と各種取り組み.ま

第7章では、Web サービスを用いたフロントエンド部の開発技術として Web API を利用 する情報システム開発のための Web API

第二章では、 AFC 用電解質において、 NF のアニオン輸送への寄与を評価した。水和に よって輸送されるアニオン種において、