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初心者のためのセキュリティー講座

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Academic year: 2021

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(1)

初心者のためのセキュリティー講座

JPCERTjCC  本記事は、 JPCERTjCC が執筆し、雑誌インターネットマガジン(インプレス杜)に連載されてい た「初心者のためのセキュリティー講座 J の中から以下の 4 編 を 、 イ ン プ レ ス 社 及 び JPCERT/CC のご厚意で、転載させていただくものです。

・連載第 3 回 1 9 9 7 年 1 1 月号

ー パ ス ワ ー ド に つ い て 心 が け て ほ し い こ と

・連載第 4 田 1 9 9 7 年 1 2 月号

ー 電 子 メ ー ル の 安 全 性 に 関 す る 基 本 的 な 知 識 を 身 に 付 け る .連載第 5 回 1 9 9 8 年 1 月号

一 自 ら 負 う べ き さ ま ざ ま な リ ス ク に つ い て .連載第 6 回 1 9 9 8 年 2 月号

ーソフトウェアのパグとセキュリティ

この連載の全体は、 JPCERT/CC のホームページでも読むことができますれ。

なお、 JPCERT/CC は、コンビュータ緊急対応センター ( Japan Computer Emergency R e s p o n s e   Team /  C o o r d i n a t i o n  C e n t e r ) の略称、で、通産省の後援で平成 8 年から活動を開始した「コンビュー

タネットワークを介して行われる不正アクセスによる障害に対して、コンピュータネットワーク利用 上の安全性を確保するため、緊急に障害対応を図るとともに、海外の同種機関等との連携、技術情報 の整備・蓄積等を行い、ネットワーク環境の円滑な利用促進に寄与することを目的とする」団体で、

財 団 法 人 日 本 情 報 処 理 開 発 協 会 (JIPDEC) 内に事務局を持ちます。

t l   http://

官官官・

jpcert.or.jp/magazine/beginners.html

‑65‑

(2)

ーネットでの

傾向と対策

今 回 は、不 正 ア ク セ ス の 被 害 か ら あ な た を 守 る た め の 基 本 中 の 基 本 で あ る パ ス ワ ー ド に つ い て 解 説 し ま す 。 イ ン タ ー ネ ッ トにアクセスする 、会 社 の ネ ッ トワークにアクセスする 、 メ ー ル を 読 む …。 あ ま り に も 臼 常 的 す ぎ て そ の 重 要 性 を 忘 れ て い ま せ ん か 7 もし 、 そ う だ っ た ら こ の 記 事 を 読 ん で く だ さ い。

そして 、パ ス ワ ー ド が ど ん な 意 味 を 持 つ の か を し っ か り と 理 解 し て く だ さ い。

第 3 回 目

パスワードについて心がけてほしいこと 目

JPCERT/CC ( コンビュ一歩緊急対応セン貴一 )

fD http://̲Jpce 同 . o r J p !

最初に立ち戻って考えてみましょう 。 パスワードの定義を考えてみます。パスワ ードを定諾するとすれば、「システムu)利用を 許可されている者であるかどうかを認証する ための手段として用いられる文字列j という ものになるでしょう 。 E 午可されている者のみ 知っている情報をシステムに与えることによ って、 システム側は正しい利用者であるかど うかを判断します。

パスワード認鉦は、正当なユーザーだけが パスワードを知っているという前提にもとづ いています。 したがって、システム側から見 れば、まずパスワードの存在が最初にあり、

そのパスワードを知っている者が、正当なユ ーザーであると判断することになります。パ スワードとは、このようにシステムに対して、

「あなたがあなたである こと」を恒明するため 0 苅官級でもあるのです。

パスワードを用いた銀短方法は、7")パパ と 40 人0 溜賊での「ひらけゴマ」で有名なよ うに、昔のアラビ

7'

0 瑚膳にも現れる 、古く から知られている認寵方法で、 しかも 、認証 システムのコスト負担か少ない方式です。

パスワード認証は 、利用している人間の記 憶に ( それと シ ステム中に安全な形で)パス ワードカ惇在しているという前獲に立って運 用されます。し たがって、たとえば、パスワ ードをメモに書いておき 、ディスプレイや鐙 に張っておくといった行為を行 っ ている場合、

パスワード認証における安全性の前提が大き く崩れてしまいます。

間違えた理解

パスワード認証 σ 澗違えた理解として、「 パ スワード入力は利用しようとするシステム機 能を起動するためのスイ ッ チのようなものだ」

というものがあります。

(3)

システム外部から眺めた渇合、システムは、 換できないのです。

最初に利用者の認証を行う必要があるわけで 一方向性ハッシュ関数 ( OneWay Hash  すから、 認証を行うこと=システム繊能の Function ) とは、ある値を入力した時、別 起動"のように見えるかもしれません。 しか の値に変換する関数で、次のような特徴があ

し、「パスワードを使うのは認証のためである J ります。

という本質的な理解を最初に持たない限り、

パスワードおよびパスワード認証の織能を正 @長いデ一宮が入力されても特定デ一宮長に しく使用しない、あるいは、誤った利用方法 変換される。

居だと考えてください。現実には、疲れを知 らないコンビュ一台か曹書身と処理します。

パスワードを探可方法は、大きく分けて、

2

つの方法に分類されます。 まず、全件探索 ( ブルートフォース)と呼ばれる 、H. スワード として可能なすべての組み合わせを涼してい く方法です。原理的には、どんなに強いパス ワードでも 、いつかは見つけることができま

@入力的重え l 止変換された出力も違 う 。 す。 もう 1 つは、辞書探索(ディクショナリ

@変換された出力から逆変換して入力を探 ーア宮 ック) と呼ばれる方法です。 これは、

すことはできない。 英語辞書、百科事典、新聞記事といったも のや、ネットニュースやウェブページといった このような特徴を持つ一方向性ハ

y

シュ関 ものなど、入手可能なあらゆるテキストデー 数を用いて、入力されたオリジナルのパスワ 貴から単語を抽出し、クラ

y

キングに使用す ードを変換します。 る辞書を作成するというものです。いわゆる 現在では一方向性ハッシュ関数としてM05 弱いパスワード」は、この辞書探索によっ や SHA といったアルゴリズムヵ吟 Z 名ですが、 て極めて短時間で破られてしまいます。

与え 、その文字列がすでにシステムに登録し このような一方向性ハ ッシュ関数と同等な縫 てあるパスワードと比較するだけです。「比較 能を、既存の暗号アルゴリズムを用いて実現 する J いう表現を使っているので、そのまま しているものもあります。

のパスワードと比べるように聞こえますが、通 入力できるパスワ ドの長さは、システム 常の安全性の高いシステムは、パスワードそ により遣います。B 文字 ( 8 バイト長)のもの のものを保管しているわけではありません。暗 もあれば、 20 文字 ( 20 バイト長)のものもあ 号按術 σ 〉一種である一方向性ハッシュ関数と ります。また、実質的に自由な長さの文字を いう関数を周いて、オリジナルのパスワード 入れられるものもあります。パスワードとして を変換したものを保管します。 入力された文字列は、一方向性ハッシュ関数 パスワードを認証する際は、毎回、システ で処理され、そのシステム独自の長さの変換 ムが一方向性ハッシュ関数の処理を行い、そ 済みパスワードとして保存されるのです。

の f 直を 、システムに保管しているパスワード (変換済み)と比較して判断します。

発見困難性と安全性

きて、パスワードのクラッキングを行おう

とするとき、 クラ y カーカf{~ I

てスワードファイ

J

レ( アカウント名などの重要な情報力ず含まれ ている )を入手しているかどうかで、クラ

γ

キングの方法力百重 ってきます。

パスワードファイルを入手していない場合、

ア 9. : ; クするシステムの認証要求に対して、

推定したパスワードを直接入力してクラック する方法しかありません。これは、 UNIX のロ グインを繰り返す、あるいはパゾコン通信や イン合ーネ ッ トプロパイダーに接続を繰り返 すといったことにあたります。

パスワードファイルを入手している場合は、

高速な計算織上で専用の 7 ラッ キングソフト ウェアを用いてパスワードを探します。 ちな

一方向性ハッシュ関数とは何か 7 パスワードの安全性とは何かを考えてみま みに処理速度は、 60MHz で動作するベンテ しよう。パスワードの安全性とは、正しし¥}'¥ ィアムプロセ。ノサ‑0 港+算縫で1 回のパスワー よく「パスワードは暗号化して保持されて スワードを見つけ出すのが困難である 、つま ド江湖証に 34 ミリセカンド ( ミリセカンドは いる」と説明される喝合があります。必ずし りパスワードを発見するのにどれだけの時間 1 秒 の 1000 分の 1 ) かかります ( 筆 者 注 : も間違いとは言えませんが、この説明は正確 が必要となるカがポイントとなります。 4.48S0 パスワード生成ルーチンのソースコー ではありません。暗号を定義するとすれば、 多くの場合 、 パスワードのクラ

y

キング ドのコメントの説明による) 。

元のデ ‑9 を鍵により暗号化でき、また暗号 (破る行為)は、専用のクラッキングソフト 化されたデ ‑9 を鍵を用いることによって復 ウェアを使用して自動的に行います。テレビ

号化できるというメカニス ' ムであるものです。 や映画でフラ

y

カー ( 不正アクセス者)がキ 強いパスワードの安全性

ところが一方向性ハッシュ関数を用いた変換 済みのパスワードは、元のパスワードに逆変

ポ ドにパスワ ドを推 I I して才 T ち込むよ

うなシーンが出ますが、あれはあくまでも芝 パスワ ドの認証要求を直接呼び出す場合

INTERNET mll山 ・19.7111

3 7 1 一一一

6 7 ‑

(4)

ます。数式については下にある数式市を参照 あるいは一度でも見かけた単語であれば、ほ

してください。そうするとこれだけの時間が ぽ間違いなく短時間で破られます。

かかるわけです。 弱いパスワードの安全性

=唱 09 唱 70052792448 秒

=約 303250 唱 4665 時間 上記のパスワードは、 S 文字~英数字をラン

=約唱 263542278 日 ダムに選ぷという条件でした。ところが、.多く

=約 346

760 年 の人は覚えやすい文字列をパスワードとして 今度は、システムからパスワードファイル 使用する傾向があります。もし、なんらかの単 を盗み出し、専用の H スワー卜積雪骨プログラ 語をパスワードに用いてしまった場合、クラ ムを使って、毎秒 t ω 万回ほど処理できる場 ッキング辞書を用いて短い時間でパスワード 合を考えてみましょう。先に例を挙げたパス を発見されてしまう危険性があります。その ワード認証ルーチンの処理能力は、 60MHz

辞書を用いて破られてしまうような弱い./~ス

ベンティアムのマシンで毎秒 30 回弱ですから、 ワードとはどのようなものかを挙げてみます。

を最初に考えてみましょう。 ここでは、パス ードとして可能性のある組み合わせすべての ワードの長さは 8 文字 ( 8 バイト長)、認証を 50 也を試した時点で正しいパスワードが見つ t 回行うのに1秒かかるとしておきます。この かるという仮定です。実際には、全体

0)

10 也 前提で、理想的なパスワードを利用した場合、 を処理した段階で見つかるかもしれませんし、

つまり、完全にランダムな英数字 (A から Z ま 逆に 9ω 処理するまで見つからないかもしれ での大文字 I 小文字、 0‑9) からなる入力文 ません。あるいは、わずかな確率ではありま 字を選んだ場合、どれくらい安全なのでしょ すが、処理を初めて数秒、あるいは数時間と うか。ここでは、パス ワードとして組み合わ いう短し時間で正しいHスワ ‑r ,を見つけて せ可能な数の 50" を処理する時聞を計算し しまう状況も理論上はありえます。

ここでの毎秒唱 ω 万四は、かなり大きな計箆

L  竜 彦

一一べ ¥んが l  ̲̲ 

@のø~で極端なのは、 τ2kbのた め話主 4

! ! : . / > . . r

旬 、

z e

ザ ア カ ウ ン ト と 同 じ 場 合 々 あ え ロ ワ ぬ ドクラ

y

キングのプログラムでは、最,占 すパスワードのパ?ーンです。この渇合、処 理を開始した次IT.綴問l こパスワードは破られ

てしまいます。

@の例では、人名である a l i c e といった語 や、あるいは、 t r i a n g l e といった単語を周い ている混合です。辞書に載っている単語や、

実際にクラッキングに使われている辞書の 単語数は分かりません。しかし、そのクラ

y

キング辞書の単語数が、数十万となっていて も不思議ではありません。また、日本語の単 語をローマ字にしても逃げることはできませ ん

。なぜなら、日本語の辞書はすでに電子化

されて市販されているので、そこから用意し てしまえば済むからです。

パスワードを探すプログラムを使用した唱 合 、 60MHz ベンティアムを繕載したパソコン でも毎秒 30 回程度は処理できます。最新の 機の処理能力を想定しています。 。アカウン卜名に関連する単語を使う。 震高機種のスベ

Y

クを持ったパソコンを用意

=約 τ09 唱 7006 秒 @ パスワード ( P a s s ・ Word ) の名前の由来 すると 1 ω 回や 2 ∞回は、処理可能になるこ

=約 3033 時間 のとおり、話

(

W

d ) を選んでしまう。 とでしょう。

=約唱 27 日 @忘れてしまわないように、単純な組み合わ たとえば、通常のオンライン英和辞書に載 注意して欲しいのは、こ 0 双主字は、パスワ せを付けてしまう。 っているような単語をパスワード l こ使ったと

. 数 式 唱 . 一 方 向 性 ハ

y

シュ関数を使ってパスワードを認証する仕組み

自主字

( ( ( 2 6 X 2 ) t  1 0 T ) v  8 X   l ) X O . 5   22 宰 ? み い 竹 内 吟

. &  

‑・

50

;処理したとする 必要な

時間(秒)

一 m  脅 L 札 札 T

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E

回 酬R

N附 山 … … 町

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.n削 川

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6 8

• • 正しいパスワード

としてU!!i[

F ︑ ︐ r

. ︑ ︐

J

4

4 4 う £

F J H

書筆 書色

T F 込 軸

全 戸 十 一 れ

否 ¥

︑ 〆 ぺ

正 日

不と

(5)

しましょう。オンライン英和辞書に載ってい などといった条件を、パスワード登録制寺 る単語をS 万語と仮定します。 点でチェックし、そd 克条件に合わないパスワ このオンライン英和辞書に載っているすべ ードは受け付けないような仕織になっている ての単鰭をチェックするとしても、だかだか ものが、主流になりつつあります。

約 45 分 ( 毎秒 30 回の場合)で終わってしま 先のランダムに 8 文字選ぷという条件に、

います。 さらに特殊文字24 文字分 ( いくつかの特殊 文字は使えない場合があるので、少なく見積

@ の省合は、たとえば、設かの誕生日と もっています)を加えると、毎秒 t ∞ 万回処 か住所とか伊 アドレスゃあるいは何かを関連 理できるとしても、 50 也江辺理か終わるのに するものです。クラ ッカーが、侵入される被 約1732 日かかるようになります ( 英数字だけ 害者とまったく媛触がない犠合は一見すると だと約 127 日だったのを思い出してください) 。 安全なように見えます。なぜなら、被害者に また、最近では、長い文を入力として受け 対する個人情報を知り得るチャンスがないよ 付けるパスワードのシステムも出てきました。

うに思えるからです。確かに、クラ

y

カーが このようなシステムでは、そのような入力を 被害者の個人情報を知らない場合、これは単 パス ワードと呼ぱずパスフレーズと呼ぷょうで 純な辞書を用いたア宮 ッ ヲよりは厳しいかも す。 なぜなら 、「話(ワード ) J ではなく 、 知れません。 r フレーズ(言い回し ) J を入力として与える

ところが、必ずしも安全ではありません。 ことができるからです 。 このようなシステムで たとえば、コンビューヲのファイルシステムに は、たとえば、次のようなパスフレーズを与 すでに存在している被害者のファイルにアク えることができます。

セスできる場合、そのファイルから得られる W h a t ' s  d i f f e r e n t   b e t w e e n   E l e p h a n t s  

文字パヲーンを使用できます。その昔、コン a n d An t s ?  

ピュ一世システムというのは、数値計算や事 さすがにこうなると、単純に辞書ある単語 務処理といった特定目的のために使われてい を組み合わせるだけでは 、パスフレーズを見 ましたが、今日のコンビューヲシステムとは、 つけることができません。 また、可能な組み ノートであり 、鉛筆であり、あるいは手紙や 合わせ 0 双 k も膨大な数になります。

書類や、メモを入れてある机の引き出しです。

日 一 座

1 98 4年、当時A n . Tハ()L研究斯にいたグラ ンプ氏とモリス氏。珊究では、 B 也 ‑30 協 の ユーザーのパスワードか弱いパスワードだとい う報告を行っています。 しかし、こ抗激字は、

J1テにはなりません。 それは、システムを使 っているユーザーのセキュリティー意識がどれ だけ徹底しているかという人の問題になるか らです。それは限りなく 0 % に近いかもしれま せんし、あるいはほとんどのユーザーカ匂奇いパ スワードを使用しているかもしれません。ユ ーザーの意総という暖昧な要素が大害くから んでくるので、本当 σ 耳安全性を見積もること ができないのです。

ここまで鋭明してきた古典的なパスワード 認短システムでは、徹底してユーザーにパス ワード管理の教育を行うことによって、初め て本来のパスワード σ 珪全性を手に入れるこ とができます。愚初に述べたとおり 、「認短 システムのコスト負担カ勺

P

ない方式 J ではあ りますが、その分、ユーザーの意識や資質に ト一世ルな安全性が左右される根本的な問題 を抱えています。

コンビュ一世を使い込んでいる人であればあ るほ e 、そ@人の周りで使用する情報のほと 比どみf. ? : ‑ " ‑ r t 、るはずです。

パスワードで注意する 点 まと め

" ;  

ι r  

ここまで鋭朗したことを中心に、 個人で管理 ここでは、まず最初にパスワードに対して する際に注意する点在箇条書きにまとめます。 知っ ておく べき、ごくごく基本的なことがらに

正 6 ぃ/'iスヴ

4

ドを選ぷ方法とは

最近の点スワード認証 シ ステムは、パスワ

ードを登録する時点で、 弱\..,,~スワードは選

。 弱い ( 悪い)パスワードは避ける。

@ 定期的にパスワードは変更する。

@ 過去に一度でも使ったことのあるパスワー べない{土組みにな っているものが渇えてきて ドは使わない。

います。 。 デフォルトのパスワードはただちに変更する。

。 他人に漏らさない。

。 最低6 文字以上 。

J

マスワード入力しているのを他人にのぞか

@ 必ず特殊文字 ( .や?などの記号)を含む れないようにする。

こと

。 辞書にある単語は使わない

‑ 6 9 一

関して述べました。パスワードを使う潜在的

な危険性や、 さらに安全な認短システムに関

しては、別 r r . 機会に改めて説明したいと思い

ます。

(6)

ヂ:グターネットでの

4 量 傾向と対策

今 回 は 電 子 メ ー ル の お 話 で す 。 あ な た は 普 段 ど ん な 意 識 で 電 子 メ ー ル を 使 っ て い ま す か ? 瞬 時 に 世 界 の 裏 側 ま で 届 く こ の 便 利 な 道 具 は 、 そ の 裏 に い く つ か の 危 険 性 を は ら ん で い ま す 。 こ れ だ け 普 友 し た 今 と な っ て は 、 危 険 を 恐 が って使 わ な い と い う わ け に は い き ま せ ん。 電子 メ ー ル と は ど の よ う な も の か を 知 る こ と が 、 安 全 に 使 う た め の フ ァ ー ス ト ス テ ッ プ で す 。

l 第 4 回 目

電子メールの安全性に関する基本的な知識を身に付ける目

JPCERT/CC (コンビュー宮緊急対応セン安一)

C ! l 3 h t t p : / / w w w . j p c e r t . o r . j p l  

電 子 メ ー ル の メ 把 x h 、. . . .

今回は、電子メールのしくみ t : l i l して、

:

*から考えることによって、イン歩ーネ法ト 上での電子メールのセキュリティーに関して 見直してみましょう。利用者が電子メールに 対して求めるセキュリティーは、電子メ ル を何に利用するかで遣ってきます。たとえば、

友人に対する伝言を送る、ビジネスで利用す る文書を送る、あるいは、商品購入のために クレジットカードの番号を添えて O 湾高入申込 書を送る、という目的を考えてみましょう。

4

求められるセキュリティーのレベルが遣 います。電子メール方市軍保できるセキュリテ ィーを知らなければ、その使用目的に対して 電子メールを利用することカ司直当であるか否 かを自分で判断すること古慢しいと思います

多くの方が、電子メールを日常明育報交換 ツールとして利用されていることと思います。

しかし、利用者の大半は、電子メールを出す 場合、あるいは電子メールを安け取る場合、

ユーザーアプリケーション部分には目を向け ますが、その背後にあるメカニズム自体はブ ラ

y

クポ

y

クスとして取りま亙っているのではな いでしょうか。どのように電子メール方 F 送ら れているか、また、電子メールを送っている システム環境とはどのようなものかを、まず は知ることから始めましょう。

利用者の環境

最初に和周者。湾子メール環焼を想定をし ましょう。まず、大学や企業などで共周ホス ト (UNIXワーヲステーションなど)を電子メ ールサーバーとして使っている利用者と、自 宅などからパーソナルコンビュ‑:¥1を高周プ ロパイダーにネットワ ‑7 接続している利用 者の2つに大別して誌を進めたいと患います。

まず、共用ホストにログインした状態で利

用している環境について考えましょう。 1 台の

ワーヲステーションを複数人で利用する環焼

にいる場合、一番最初に個

4

の利用者が注

意を払うべき点は、電子メールを保存するフ

ァイルのアクセス権限の設定です。電子メー

(7)

ルを保存するファイルのアクセス権限が、 他 併リ用者力ず読み書きできない状態に設定して あるかどう力、確認してください。 UNIX を用い た共周ホストでは、利用者宛に到着した電子 メールは 、 利用者カ喝子メールソフトによっ て銃み出すまで、 l u s r l s p o o l l m a i l 以下(シ ステムの設定によって異なる場合があります) に保存されています。電子メー

J

レを読むソフ

トを使って電子メールを読み出すことにより 、 自分宛の電子メールが自分のホームテ

e

ィレク

トリー以下のいずれかに保存されます。この ときに、正しいアクセス権限か議定されてい ない場合、他人に見られてしまう危険性があ

ります(図.的 。

次に、パーソナルコンビュー告を商用プロ パイダーにネットワーク緩続してイン宮ーネッ トを使用している場合です。電話回線などか ら商用プロバイダーに緩続し、電子メールソ フトを周いて、商周プロバイダーが用意して いる電子メールサーバーから電子メールを取

J 出 す 伽 ) 。

~ 呼グ , ' 5 . .

ιー 岬 酬W

が鋪 S

一切守岡.‑0‑‑

鐙 L ぜ と も

共事 E ホヌトを電車って電子メー

J

レを使う場合

共有ホスト

さて、まだ読み出していない電子メールを 含めて、電子メールサーバー上のどのファイ ルであ ってもシステム管理者は、アクセスす ることか可能だということを注意しなければ なりません。電子メールサーバーを共周ホス トとして利用している場合、不正なシステム 管理者が、電子メー

J

レを自分て保存したファ イルも含めてアクセスする可能性があります。

また、電子メールの宛先などを間違えてエ ラーになったり 、電子メールサーバーか障害 を起こしたときなどは、エラーを起こした電 子メールを自動的にポストマス 9 ーと呼ばれ るメールシステム管理者に送る頃合がありま す。あるいは電子メールサーバー上に残 って

しまったエラーの電子メールをシステム管理 者が手動で除去する場合もあるでしょう 。そ

0

l

こ 、システム管理者が何ら不正な意図を 持たなかったとしても、電子メールの内容が

自に触れてしまう可能性があります。

電子メールはハガキと同じ

今度は、電子メールサーバーからイン空ー ネットを介して他の電子メールサーバーと電 子メールのやり取りすることを考えてみまし

図 ・2

/' 

ょう。 この部分は、利用者に直接的に見えな い処理であり 、電子メールサーバー聞で自動 的に処理が行なわれるため、 利用者にはブラ ックボ

y

クス的な部分でもあります。

なお、ここでは、最大公約数的に、ごく一 般的な送られ方を仮定して説明しますが、必 ずしも具体的なシステムがこのとおり動いて いるとし、ウう意昧ではありませんので i 注主意して

〈ださしい、 、 。

電子メールがインヲーネ ッ トを介して送ら れるとき 、電子メールは、いくつもの電子メ ールサーバーを経由していきます。 まず利用 者か電子メールを送付するとき、送り主力喧 嬢利用しているような電子メールサーバー、

あるいはパーソナルンビューヲー上の電子メ ールゾフトからローカルなネ ットワー?にある 電子メールサーバーへ電子メールが送られま す

ローカルな電子メールサーバーは、 さらに イン歩ーネ ットへ接続されている ( 外部とや り取りしている)電子メールサーバーへ電子 メールを転送します。大きな組織では、複数 のローカルな電子メールサーバーを経由する 場合もあります。

プロパイダーに銭続して電子メールを使う場合

プ ロ パ イ ず の 電子メ ールサーバー

INTERNET叫

‑ 7 1 ‑

(8)

外部と後続している電子メールサーバーは、 ーパー上で、不正なシステム管理者が電子メ イン聖ーネ ットを介 し て、受け取り相手の組 ールを盗聴する ( コピーする) と いうような 織にあって ( ドメイン内にある)イン空ーネ 事態もありえます。 もし、不正な システム管

y

トから送 ら れる電子メールの窓口となる電 理者が途中で電子メールを盗聴している事態 子メールサーバーとネッ トワーク接続し 、電 が発生しでも、利用者がそれを発見すること 子メールを転送します。その電子メールは 、 は非常に困鍛です。

送るときと同機にローカルな電子メールサー 送信者から O 湾子メール抗厳送途中で 電子 パーを経由して、受取り人IJ)利用している電 メー

J

レを盗んだうえ、さらに改ざんして、安 子メールサーバーに送られます。 信者に送るということも可能です。

このように、電子メールは送信者から受信 共有ホストから利用する歩イプの電子メー 者までの聞にいくつもの電子メールサーバー ルソフトを利用して電子メールを送った頃合、

を経由します。 このとき、不正なシステム管理 シ ステムに登録している利用者情報が自動的 者がいれば、 送られている途中の電子メール に電子メー

J

レ I J ) f rom:行 ( 送信者情報)に付 に対し不正なアクセスを行うかもしれません。 加される電子メールソフドが多いため、シス 電子メールは、郵便葉書にたとえると分か テム管理者州厳しい管理を行し¥正しい利用 りやすいと思います。つまり 、電子メールは、 者情穏を用意している窃合は、その信頼度は 書かれている内容を隠 し ていないので、送ら 高いと言えるでしょう。

れている途中で、敏意州居然かにかかわらず、 しかし 、多くのダイアルア ップユーザーが 人の自に触れてしまう可能性は常にあるとい 使うような電子メールサーバーにアクセスし

うことです。 て電子メールを送るような電子メールソフト

の多くは、電子メーJ

L‑IJ)f

rom: 行(送信者情

盗聴/改ざん/なりすまし 報)の発信者アドレスに、任意のアドレスや 電子メールは、送信者から受信者に渡るま 名前を記述することが可能になっているので、

でに、いろいろな電子メールサーバーを経由 送信者の善意に頼るしかありません。 また、

します ( 図‑ 3 ) 。 その通過する電子メールサ 共有ホストからと言えども、故意にFrom:行

図 ・ 3

送信者から受信者ま でい くつもの電子メールサーバーを中継してメールは届く

通 惜者

‑72‑

...専守

.‑

の情報を偽造することも可能で1 " 。

なりすましの電子メ一点 時 調 子 メ 1 ・

ルサーバーが、なりすました相手の電 ZA

J

レサーバーと異なる場合 、もし 単純にFrom:

行の発信者アドレスを偽造しているだけなら ば 、電子メールのヘッ ダ→膏報部分にある電 子メー

J

lA瀬送履歴

(R民

eived : 行)やメ ッ セージlD ( Me

a g e ‑ I d :行) と From:行を照 らしあわせることによ って、遭 うことカ匂軍認 できます。

しかし、転送履歴と発信者アドレスに注意 を払うことは少ないので、 う っかり見逃 し て しまい、そんな単純ななりすましでも通用す る危険性がある点は注意しなければなりませ ん 。ただし、このようなごく単純なものでも 、 なりすました相手と伺じ電子メールサーバー を使用している渇合は、電子メールだけ制曹 報から見つけ出すのは厳しいことがあります。

しかし、通常の運用を行って いれば、電子 メー

J

レサーバーおよt 月羽遣のシステムには、な りすました利用者を特定できるのに必要な情 報が記録されています。関係する シ ステム管 理者が協力して謂査を行えば、ほとんど O 光畠 合 、なりすま し た利用者を特定する ことか可 能です。

(9)

町 山 山 ユ 1 ] ティ 1 1

システムとしての信頼性

先程お話ししたシステム不調による事故の ことも考えてみましょう。電子メールを転送 途中に、中継している電子メールサーバーが 不調になり、その狛子にそのまま電子メール カ吋守方不明になってしまう可能性もあります。

織械ですから、調子力需くなって、回復でき ないような障害が発生することもありえるの です。

分かりゃすいように極端な例を出して考え てみます。もし、ある電子メールサーバーが 100 通に t 通の割合で配送エラーを起こして 電子メールが正しく送れないとしましょう。

途中で中総する電子メールサーバー古咽じ信 頼性を持つ電子メールサーバーであると仮定 をして、その電子メールサーバーの台数が増 えると、どうなるかを見てみましょう(図‑ 4 ) 。

このグラフを見て分かるように、 1 ∞ 通 に t 通の割合で配送エラーが出ても、中継する電 子メールサーバーカ汁 1 台を越えると 、 10 遜に 市 通の割合という確率になります。

もちろん、電子メールカ古屋過している最中 に、電子メールサーバー古

F

不調になり降客が 発生してしまう実際の確率は、ここで仮定し

た数字よりも、もっとわずかなものです。 し かし、いくつもの電子メールサーバーを経由 すればするほど、電子メールが無事に届〈確 率力

I

"'Tってしまうということを知っておいて

ください。

暗号を使う

電子メール O 淵容を暗号を使って保援する ことを考えてみましょう。ただし、今回の話 題は、電子メールの安全性に関する話題なの で、ここでは暗号妓術を使ってどのように安 全性が上がるかを議論するまでにとどめます。

さて、暗号妓術を使って保証できるのは次 の3 つです。

‑秘匿性

・整合性

・認誼性

秘匿性というのは、暗号を使えば内容を他 人に見られないということを意味します。重量 合性というのは、誰か前垂中で内容を改ざん した場合、整合性が崩れるので、改ざんした ことが分かるという意味です。認証性とは、

誰力漕いたものかが分かる技術です。

電子メールのようにネットワークを介して

図 ・4

届かないメール位{川 遇 制

メールが届かない可能性日

2台 3台 4台 5台 6台 7台

‑73

8台

送信者と安 f 言箸示存在して

L

、る場合t:tケ ~開 鍵暗号とし、う棒号イヒを S 手型車庫と、 一 復号 i 唾行。

鍵 伺 い に 分 か れ そ も ω イ ブ d   . 音号芳 . b

使うほうか安全です。

暗号技術を使うと、途中で 0 温聴ゃなりす ましといった、途中で電子メールに不正にア クセスされることに関してIT.澗題は、利用者 レベルの段階で解決されます。

まとめ

暗号技術を用いるように、利用者レベルで 解決できる問題もあります。一方、電子メー ル O 凌 送 自 体 d 望安全性といったものは、電子 メールサーバーのシステムの安全性はもとよ り、インターネットを支える各 4 量システムの 安全性といった、多種多様なイン空ーネット を運用していくうえでの大きなテーマと関係 しています。

ここまで述べたような電子メール~安全性

に関する問題点を踏まえたうえで、いかに電 子メールを適切に利用するべきかは、利周者 1 人1人が考える必要があります。

9台 市0台 11台<1>.盤台敏

INTERNEτ叫 山.1991112

3 7 1 一一一

(10)

, 

千レターネットでの

ぞ p 傾向と対策

E 必 裏 、 繁 華 街 、 そ し て 自 室。 実 生 活 に お い て 、な に か し ら の ア ク シ デ ン 卜 が 起 こ る 可 能 性 は ど ん な 場 所 で も 常 に あ り ま す。 で も 、 私 た ち は 家 か ら 一 歩 も 出 な い わ け に は い き ま せ ん。 私 た ち は 、 身 の 回 り に ど ん な 危 険 が あ る か 、 そ の リ ス ク を 知 る こ と で ア ク シ デ ン 卜 を 避 け る 術 を 知 っ て い ま す。 イ ン タ ー ネ ッ トもまた 、実 生 活 と そ ん な に 変 わ ら な い 心 情 え が 必 要 な の で す。 今回は、

そんなちょっとした,心 4 誇 え に つ い て お 話 し し て い き ま す。

ゅ … リ ス ク に つ い て … R

l 第 5 回

JPCERT/CC  ( コンビュ一世緊急対応セン合一 )

t ! l D http ゴ 陥 附 w.jpce 乱。吋 P I

a ~

イン歩ーネ ットを使うにあたり、不正J7?

a 払 曲 、 ー .

セスや不正アクセスにl 地 た 戸 川 、 不当 '  な妨害や不快t.r.思いをするという

l

いろいろな 量 骨 リスクが発生します。今回は、そのリス ψ

中で、自分の責任で負うべきリスクとそのリ スクの自覚について考えてみたいと思います。

個人情報を公開するリスク

イン 5 1 ーネ

y

ト上での個人情報 O 澗 題 と い うのは、いくつかの段階があります。一番較 し、段階 l 草 、自分のメールアドレスを自動的に 収集されてしまい、ダイレクトメールが法ら れてくるレヘツレでしょう 。 このような不特定 多数のメールアドレスに送られるダイレクト メ

)IAJ

瀕 は、 SPAM ( スパム) と呼ばれます。

イン歩ーネ ットを使っている人のほどんど は、商品広告などのダイレクトメールを電子 メールで安け取った経験があると思います。

どこかのイン歩ーネ ット上U五量販会社に智子 メールを送 った記憶もなく 、何で知ったのか 不思議に思うことがあるでしょう。

これは、 SPAM の専門会社が存在してい て、イン 5 1 ーネ ット上で公開されているあり とあらゆる情報から、自重方的に電子メールの メールアドレスを f 由出しているのです。ネッ トニュース、ウェブページ、メーリングリス ト 、その他可能なかぎり U 刈宵報源から自勧的 に収集しています。そのような会社は 300 万 以上のメー

J

レアドレスを収集していると言わ れます。その収集したメールアドレスを売っ たり 、あるいは送付するのを代行したりする 専門会社が海外には存在します。

あるいは、そこまで大規模ではなくてもな んらかの手段を使 っ てメールアドレスを収集 して、自社広告のダイレフトメ ルを送る会 宇土もあります。

イン空ーネ ット上で械極的に電子メールを 利用している人は、同時にそのメールアドレ スがどこからか漏れ出し、ダイレクトメール 業者に知られてしまうというリス 7 も負うこ とになるのです。

しかし、この程度であれば、イン 5 1 ーネ ッ

ト上に限らず現実社会でも経験している現象

(11)

です。郵便受けには、毎日のようにいろいろ な広告が投L ず込まれていますし、また、知ら ない集者からのダイレク ト メール力法られて くることもしばしばです。それ以上にSPAM

が盛んなのは、 イン~ーネッ トでの電子メー J

IX!五墨付コストが、 現実社会で印刷物や郵便 料金にかかる コ ストに比べると非常にわずか だからです。非常に少ない反応率でも、わず かなコストで大量に送ることによって、それ をカバーしているのです。

ですから 、SPAM に対する非厳を気にしな いような難者が ' S PAM を行うのは、避けられ ないものがあります。無才見して消してしまえ ばいいだけですが、多少なりとも無駄な通信 コストを負担しなければならないのは、割り 切れない気持ちになります。また、ポルノの 通信販売や必要もないダイエッ卜食品のダイ レクトメー

J

レカち欠々と送られてくるのは、あ まり気分のいいものではありません。

システム倶I JでSPAM 難者のアドレスを事前 に登録して受け付けないようにしたり 、ある いは、届いたメ ー ルの文を見て自動的に捨て てしまうようなソフトウェアもあるようですが、

結局はイ宮チごっ こで、決定的な解決方法は ありません。電子メールを活用する以上は避 けられないリスクなのです。

を見つけだすというのは、非常にわずかな確 率でしかない J と思っている人もいることで しょう。 しかし 、必 ず しもそうとは言い切れ

ません。 ある出版祉がイン~ーネッ ト上で公

開しているウェブページ上で個人情報を出し ている女性のページ一覧を集めて興味本位な 取り上げ方をしたという例がありました。掲 載にあたって本人の最善苦はとらなか っ たそう です。 そ σ 潜 果 、取り上げられた女性に、不 特定多数の人から気分を害するようなメール が吹身と送られて来たそうです。最後は、結 局それまで使 っていたメールアドレスを放棄 せざるえなかったとのことです。このような事 例は極端で、非常に稀だと思いますが、今 後 も同じような事例が出てこないとは限りませ ん 。個人情報を公開する危険性を低く見積 もるべきではありません。

電子メールのメールアドレスを一般に公開 するのも、個人情報をウェブページ上に公開 するのも、そのリスクさえ十分に理解して公 開しているのなら、第三者がその是非を議論 すべきことではないと考えます。

本橋の目的は、 あくまでも、 存在するリスク を知らないとい う ことに対して注意を促すと いうことです。その点をよくご理解ください。

自分 で 用意した CGI を使う リ ス ク 善意 ばかりではな い CGI ( Common  Gate

yI n t e r f a c e ) は、

次の例は、少

4

深刻です。よく維箆など www サーバー σM 鍵能をさまざまに鉱張する で、イン宮ーネ ッ トの活用事例として自己紹 ための枠組みを提供するものです 。その中で 介や、自分の個人情報を出しているウェブベ もプロ グラムのイン合一フェイスと し てウェブ ージを紹介しているものがあります。そのよ ページを利用するものは、 CGI ・ BIN プログラ うな緯誌記事を見て、「ウェブページとは、自 ムといいます。 ここでは単に c g i あるいは、 c g l 己紹介をするような場なのか J というように プログラムと呼ぶことにします。

理解している人力九、ます。 一般ユーザーが、自分で c g i を使えるよう しかし、その前に個人情報をインヲーネ ッ なイン空ーネ

γ

トサービスプロパイダーが数多 卜で公開するということは、新宿や渋谷のよ くあります。また、一般ユーザーが使うよう うな大都会で、自分の個人情報を墜に張り付 な cg i プロ グラムは、あちらこちらで公開され けるということと閉じだということを総識し ています。ところが、 cg i プログラム σ 湧 く は、

て欲しいと思います。必ずしも、善意の人の 最小限のプロト責イブ凶な仕様を実現してい 州 、その個人情報にアクセスしているわけ 思 却 す で、例 外 的 な 入 力 制 す る 処 理 や、不

ではないのです。 ミ ? 

「莫大なウエブページ0沖から自分の吋ー今 3

‑ 7 5

ています。

たとえば、よくある晋 4 としては、 BBS のよ うな仕搬をもった cg i プログラムに対する嫌が らせや妨害です。この簡易 BBSc g i プログラ ムというのは、ウェブページをイン歩ーフェイ スとして、自由な入力を許し、入力されたメ

y

セージはウェブページに反映されるというも のです。多くは、入力されたメ ッ セージを単 純にウェブページの最後に追加するだけのご くごく単純な cg i プロ グラムです。U l t i l や入力 のアクシデントといったことを特別考慮して いるようなものは、あまりないようです。

この簡易 BBScg i プログラムは、多くのも のが「維でも j 、「いつでも」 、「いくらでも j 、 好きなことカ斗書き込めるような f 士織になって います。 しかし、ここで少し考えてくださし 」 制限のないアクセスを許しているウェブペー ジは、新宿や渋谷のように不特定多数か訪れ る場所のようなものです。もし、新宿や渋谷 の人通りの多い所に、何でも書き込んで嶋わ ない縄示板があったら 、いったいどんなこと になるでしょうか。

ユーザーが、自分の思うとおりに簡易 BBS のような c g i プログラムを作ったり使ったりす るのは、そのサイトの管理者の判断であり 、 また、ユーザーの判断でしょう。 これも、第 三者がロを挟むべきことではありません。 し かし、そのような仕織の様能が中途半端な c g i プログラムカず引き起こすトラブルは、その プログラムを作ったり使ったりする者カず背負 っ ているリスクであることは確認するまでもあ りません。 もし、そのリスクを認搬せずに使 うと、その怨識のずれによって大きなトラブ ルとなる可能性があるでしょう。

ソフトウ ェ ア を 使うリスク

ウェブページを見るために、私たちはウェ ブブラウザーを使います。ウェブブラウザーと てソフトウエアですから、何かしらのパグ ( ソ フトウェアの不具合)があります。

こう断言すると驚く方がいるかもしれませ んが、ソフ ト ウェアとは、そんなに完全なも のではありません。特に新しい繊能を加えた

INTERNET IllIlulnf 1998/

3 . . 一一一

(12)

後や、開発か終わったばかりの新しいソフト ウェアには、まだ発見されないパグカず潜んで います。

問題は、そのパグがいつ、どのような形で 現れるかです。もし、そのパグがたとえ深刻 なセキュリティーホールであったとしても、そ のリスクは使用する側か背負うことになりま す 。ウェブブラウザーのセキュリティーホール を突き、 www サーバー上のあるページをア クセスすると、突然コンヒ.ュータのディスク の中身を全部消してしまうようなプログラム

σ 滞在も否定できません。そのような潜在的 なリスクは、常に潜んでいます。

もちろんきちんとした会社や組織広時寺つウ ェブページだけにアクセスするだけなら 、その ようなサイトで故意にシステムを破織するよ うな震は仕掛けられていないでしょうから、問 題はほとんどないと考えてよいでしょう。ネ ットサーフなどと称して、あちこちのサイトに むやみにアクセスしている場合は、その震に 出会うリスクがぐっと上がります。

幸いなことに、通常は、 上記のような致命 的なソフトウェアのパグは 、見つかり次第改 良され、対処されたパージョンか湿期間でリ リースされます。問題は、そのような最新の 情報をユーザーカ切っているかどうかです。そ して、その新しいパージョンを入手している かです。

もし 、広く問題点が知られている状態で 、 いつまでもセキュリティーバグをもったウェブ ブラウザーを使い続けることは、訟が考えて も、かなり問題があるのは明らかです。

情報コントロールのリスク

情報のコントロールとして、最近よく話題 になるのが、チェーンメールやデマメールで

このチェーンメールとテマメールの特徴は、

受け取った人が、善意でそのデマを自分の知 っている人に流すことです。口コミで 4 云わる デマとは異なり 、電子メールは、まったく

「同じ内容 j を「簡単に」、そして「すぐに J

送れます。 したがって、そのデマの伝績は無 制限にイン空ーネット上に広がっていきます。

もしかするとこの Good Times ウイルスの デ?の量初は、 H かを担ぐための単なる冗該 だったのかもしれません。なぜなら、そもそも メールのサブジェヲトにわざわざ Good T i mes と書いて送ってくることは非常に不自然だか らです。理由や発錦はともかく、現在でも Good T i mes のテ ' マは、死に絶えていません。

このリスクは何でしょうか。それは、不確 実な情報に踊らされることです。 このように デマが流れるのは、別にイン 1 1 ーネットのよ うなメディJ7 t こ限らず一般社会でもあります。

たとえ l お昼去によく知られた例として「当た り屋情報 J の怪文書があちこちに流れたとい

"

、 L ・

うのがあります。これは、ちっともら l r い手 口や自動車のナンバーまで詳細に書かれたも

ので、 いろいろな会社など~聞を FAX という

媒体を使って流れていました。

もっともらしい内容が電子メールという新 しくて非常に伝達の早いメディアに乗ってし まうと他のメディアでは見られない妙な説得 力があります。 そのようなメディアの特性を 知ることによって、あなた力派確実な情報に 踊らされるリスクを減らすことができます。

ソフトウェアの取得に関するリスク

イン空ーネ

y

ト上では自由にコピーして利 用できるプログラムが多くの良心的な作者に よって作成され、そして、あちらこちらのサ イトで公開されています。そのようなポラン 空リーな精神があるからこそ 、イン空ーネ ッ トやコンビュ‑$1はさらに便利に使えるよう になるのでしょう 。こ れは称賛されるべきイ ンターネ ッ ト文イヒ、あるいはイン歩ーネ ット

図 ACGI を利用したプログラムを使う場合のリスク 不特定多訟のアヲセスを許すということは、どんな人が アヲセスするか分からないというリス?を負う。

一一一今サ ' く

(13)

精神といえるでしょう。

その配布方法の歩イプですが、 UNIX での 配布。鴻合はソースコードという形で公開さ れているケースが多く 、パーソナルコンビュ一 歩に配布される場合は、すぐに使えるように コンパイルされた実行バイナリーという形で 公開されているケースが多いという傾向があ

ります。

パーソナルコンヒ.ュ-~場合、心配なのは、

その実行バイナリーがウイルスに慢されてい るかもしれないということです。 しかし、これ は故意にウイルスをばらまいているわけではあ りません。知らぬ聞に自分のパーソナルコン ビュ一歩がウイルスに f 憂されており 、そして知 らぬ聞に配布周の実行バイナリーにそのウイ ルスが付婚してしまうのです。

このようなウイルスの伝染は、 イン~ーネ

ットに限らず、日常の業務哨 E 図ですらも発 生してしまう厄介な問題です。現在では、業

図 B チェーンメー

J

レ伝般の情造はデマと同じ

発信者

初 心 者 の た め 叩 ユ I テイ J

務などでパーソナルコンビュ-~を使っている

人は、実行バイナリーのやり取りやフロッピ ーのやり取りでウイルスか移らないように、ウ イルス検知ソフトウェアを常用している人が 多くなってきています。

一 方、パーソナルコンビュー空をもっぱら ホビーやまったく個人的な範閤でしか利用し ない人は、頻繁に実行ファイルやフ ロッピー を他の人とやり取りするわけではないので、あ まりウイルス感染には神経を使ってはいない 傾向があります。

管理がしっかりした信頼のおけるサイトか ら取る場合はあまり心配はないでしょうが、

ソフトウェアを公開しているサイトのすべてが 必ずしもきちんと管理しているわけではあり ません。 また 、管理者がウィルスに対して 、 どんなに努力しても完全ということはありま せん。 ウイルスを自動的に機知するソフトを 準備するといった事前の備えや、どのサイト か安全かを見抜くのは、ユーザーのリスク管

チェーンメールの広がり方は、口コミのデマとは 比駿にならない速度で広がる。これらのメール に対しては、 無観してだれにも転送しないこと だ 。善意のつもりが、実はチェーンメ ールを広 げていることになる。疏然として無視するために は 、 チェーンメー

J

レとは何かを知る必要がある。

一 7 7

理と言えるで. 't'f ぅ ア

イン生ーネ ッ ト利用の責任。灘理ぽ、常に 利 用 者 が 自 己 責 任 問 い て 利 d するとし、う点

で一貫しています。ある意味で大人夜瀦理で す。 しかし 、多くのユーザーは 、それに戸惑 っています。なぜなら、イン宮 ーネ ットは「こ れだけお金を払っているのだから、これだけ のサービスは安けたい J というコストに対す るサービスが与えられる場だと思っているか らです。 こ O 苅量識は捨でなければなりません。

イン~ーネットは、不特定多数(J):利用者が

y

卜ワーヲに媛続することによ って、集ま ってきている所です。参加資格があるわけで はなく 、 H かがコントロールしているわけでも ないのです。

しかも、地減や国境とし、った地理的隔離も ありません。これは何を意味するかというと 、 ネ

γ

トワ ‑7 的には、どんな所に住んでいて も、自由に大都会 σ 潔華街に行けるというこ とと同じです。情報の地域差ということでは 差か' なくなるわけですから 、これはある意味 ではすばらしいことです。 しかし 、大都会の 繁華街は、一部の人にとっては、日常の R 景 であり 、そのリスクも判断できるので安全で しょうが、必ずしもすべての人にと って日常 の風景ではありませんし、また、安全である とは限りません。

まとめ

インヲーネットを使うときは、常に頭の片 隅にリスクということを思い出しながら使用 しなければいけません。しかし、それは別に イン空ーネ

y

卜に限ったことではありません。

本摘は、インヲーネ ッ トも現実社会と何ら変 わらないという、ごく当た り前のことを再確 認したにすぎないのです。

JPCERT/CC

で は 、

2

伝遺恨のパ

γ

クナンバーをウェブサ イト上で公開しております

(P

Df形式) 。

c!m刷

p : . /

刷酬,jx:飢町.'jlIm句碑zi1e/b<噂i同 商S.htm!

INTERNET gnlnt1998

4 0 1 一一一

(14)

, .  

ーネットでの

ぞの傾向と対策

もd~ 、あ!I'1とが乗っている車に欠陥があったらどうしますか?

当 、 、 デ ィ ー ラ ー に 持 っ て い て 修 理 し て も ら い ま す ね。 で も 、 ソ フ ト に 欠 陥 が あ っ た ら ど う し ま す か・ ー ・ 。

ソ フ ト ウ ェ ア に は 実 は 無 数 の パ グ が 存 在 し ま す 。

そ の バ グ の 中 に は 実 は や っ か い な も の が あ る の で す 。車 に た と え る な ら 、 窓 が 勝 手 に 開 い て し ま っ たり ・ 一 。 今 回 は 、 そ う い っ た ソ フ ト に ま つ わ る 誌 で す。

田 ソフトウェアのバグとセキュリティ │ 

日頃の情報収集と迅速な対応がカギ.

JPCERT/CC 

(コンビュ-~緊急対応センヲー)

GDhttp : l '‑Jpc 町t. o r J p I

パグとは f 可か

ソフトウエアに紛れ込んでいる誤りをパ いいます。広〈使われる言葉ですが、パグと いう言葉は、 ソフトウ工ア品質の分野で使われ る 3つ0灘密な定義、 ソフトウェア故障得。f t ‑

wareFail~e)、ソフトウェアフォーJ レ卜(Soft­

ware F a u l t )、 ゾフトウェアエラー ( Software E r r o r ) を全部含んだ、少し暖昧な言葉です。

この意味を少し説明すると 、ソフトウェア 故障とは、ソフトウェアの動作の誤った現象 を指します。ゾフトウェアフォール卜とは、 ソフ トウェア故障の原因となった誤りを指します。

ソフトウェアヱラーとは、原因となった篠り を作り込んでしまった行為やプロセスを指し ます。このエラーとフォール卜の遣いを短〈

補足すると、ソフトウェアエラーとは、単に ソースコードの間違えた記述だけではなく 、 要求する織能判主能を間違えてとらえていた

り、見落としていたり 、仕織力空しくプログ ラムに反映されていなかったりといったことも 含めています。そのソフトウェアエラーカ宅産 面化したのが、ソフトウェアフォールトです。

ソフトウェアを使う際には 、次のことを前 提にしなければなりません。 『ソフトウェアに は、パグがつきものです。 ソフトウェアにl ; t i 可か しらのパグがあることを前提に使いましょう』 。 そう言い切ってしまうと 、少

4

とまどう人も 多いのではないかと思います。コンビューヲ の無謬性、つまりコンヒ. ュ一歩には間違いが ないという、実は現実からは程遠い幻想が、

かなり広範囲に信じられているように見受け られるからです。

多くの方か理解されているように、ソフト ウェアとはコンビュ一世をどのように動かすか を決めるものです。 ソフトウェアか T 間違 って

いれば、 当然、 コンビュ-~は正しく動作し

ません。 しかし、ソフトウェアとは、人聞が、

どのように動作するかを設計して、その命令 手順を作り上げたものです。その作る人間が 間違いを犯すと、当然、そ O澗遣いがソフト ウェアの中に組み込まれてしまいます。人間

(15)

か完壁ではない以上、ソフトウエアも問機に 完壁ではありません。

そして、ソフトウェアは、その内部情造の 複線性と動作の状態遷移の複雑性から、完 全なテストを行うのは、非常に困雛を極める のです。また、十分にテストを行うためには、

莫大なコストと時間カ切要になります。また、

ソフトウェア開発 σ 芳幸徴として、人やお金を つぎこんだからといって、開発のスピードや ソフトウェア広品質が絡段に向上するわけで はないという、通常の工業生産とはまったく 異なる特徴があるのです。

バグが発生する 9 イミングも、ソフトウェ アを開発するプロセスの、いずれの段階でも ありえます。ソフトウ工7'の仕織を決める段 階であったり、ソフトウェアの設計を行う段 階であったり、ソフトウェアを実装する段階 であったり、実にさまざまです。

厳しいことを書いているように感じられる でしょうが、言いたいことは至って簡単です。

それは「ソフトウェアにパグはっきものである J

ということなのです。そのために、ソフトウェ アにも、なんらかのメンテナンスが必要にな

ります。

してしまうパグです。 それまでの各車重のオベ レーティングシステムでは、規定より大きい サイズのデ ‑9 を送り出そうとしても、そのよ うなデ ‑9 は異常デ一歩であり、送り出せな い担軽構になっていました。したがって、規定 より大きなデ一歩サイズである異常デ ‑9 は 、 ネットワーク上に存在しなかったのです。当 然、オベレーティグシステム t 訂正、長い期間 にわたり、そのパグか洛んでいたにもかかわら ず、決して、そのパグか現れることがなかっ たのです。

ところが、今まで送り出せな沙ったはずの、

規定サイズより大きな異常デ一生を送り出す ことをしてしまうオベレーティングシステムが 現れてしまいました。今まで、潜在じていた パグが、オベレーティングシステムをダウンさ せるという致命的な形で表面化してしまいま した。この異常なデータは、管理者権限など 必要なく、通常のユーザーでも送り出すこと ができるので、さらに問題は深刻でした。 こ

~釦訂正2 つの大きな教訓があります。 制湧

一点は、どんなに長年安心して使っていたソ フトウェアでもパグを抱えている可能性があ るということ。

第二点は、それがいつどんな状況で現れる

一般的には、深刻なセキュリティー σ 澗 題 を引き起こすバグに関しては、発見され次第、

短叶寺聞で修正がなされ、対処済みd漸 し い パージョンの配布か明始されます。その対処 されたことに関する情報は、 JPCERT や

C E RT といった I RT や、ベンダーからアナウン スされます。

ここには t つ 俣 l f ' o l l 題があります。それは、セ キュリティーホールを修正したソフトウェアに 関する情報を入手する時間差があることです。

本稿を読んでいるような方

4

は、それだけセ キュリティーに関心を払っている方

4

なので、

最新のセキュリティ→曹報に注意を払い、こ のような修正に関してすぐに対処する人がほ とんどだと患います。

しかし、セキュリティー情報に関心を払わ ないため、あるいは、ソフトウェア江〉特性を よく理解していないため、ソフトウェアにも メンテナンスが必要だということに注意を払 わない人たちは、修正するのカ古屋れる、ある いは修正をしないままの状態になってしまう 可能性があります。これは非常に危険な状態 であるということに多くの人が気づいてほし いと思います。

システム管理者が注意を怠ったため、オベ

パグによるセキュリティーホール かは、予想できないことです。 レーティングシステムやシステムソフトウェア 一般に、新しく作った、ノフトウエアは、稼 のパグをついて不正アクセスが行われてしま ソフトウェアの内部に潜在しているパグが 働実績が少ないので、まだパグを+分に潰し うということになりかねません。

現れるのは、たとえどんな形でも図るもので きれていないため注意力司必要だということが 必ずしもオベレーティングシステムやシステ す 。使用しているアプリケーションが暴走し、 言われます。 しかし、長年使ってきたソフト ムソフトウェアだけ古咽題だというわけではあ マシンが入力を受け付けなくなってしまった ウエアですら、周りの状況カず変化すれば、新 りません。パーソナルコンビュ ‑9 の場合、

り、使用中のファイルが疲れてしまったりす しいパグは見つかるのです。 ソフトウェアとバ

ユーザー~量限で自由にシステムを操作でき

るパグもあります。あるいは、システムソフト グU沼町系は、そんなに単純な関係ではないこ ますので、ユーザーアプリケーションの1/¥グに ウエアやオベレーティングシステム自体にパグ とが、このことからもよく分かると思います。

よるセキュリティーホーJ~のため、コンビュー

があり、使用しているシステムが停止してし 世上の任意のファイルを盗んだり、あるいは

まうような場合もあります。 情報入手までの時間差 ハードテ

s

イ スクの内容を全部消すといった不

そのようなパグの中には、外部からの不正 正アヲセスも最悪の事態として考えられるの

アクセスの宮ーゲットとなるような、セキュリ このようなソフトウェアのパグによるセキュ です。

ティ ホ ルとなってしまうものがあります。 リティーホールの発生を事前に察知したり予 よく知られている例が、いくつかのオベレー 測したりすることによって対処することは、非

i

ティングシステムのネ

γ

トワーク繊能には、規 常ば短艇です。 したがって、 発見された後の

~ ~.

定より大きなサイズのデヲが入っそきた場 対処をし吻 に迅速に行うかが不正アクセスへ 合にオペレーティングシステム自身がダウ ャ φ 議 問 対 処 方 法 に な り ま す。

帆 .~~

fazヘ~- , ‑79 一

セキュリティー情報の収集

セキュリティーホールとなったパグは、修正 を行うベンダーや開発者だけではなく 、やが

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339 一一一

参照

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