1 [2019 センター]
座標平面上に 点 , , , がある。
点 , を通る直線の方程式は ア イ である。
線分 を : に内分する点の座標は ウ , エ で,線分 を : に外 分する点の座標は オ , カ である。
点 , からの距離の比が : である点 の軌跡を求めよう。
の座標を , とすると
キ
である。この式を整理すると
ク ケ コ
となる。よって,求める軌跡は,中心が点 サ , シ ,半径が ス セ の円である。この円を とする。
で求めた円 と 軸との交点の座標は , ソ , , タ である。ただし,
ソ タ とする。
点 , ソ , , タ における の接線をそれぞれ , とする。 の方程式 は チツ テ であり, の方程式は ト ナ である。したがっ て, 軸と 直線 , で囲まれた図形の面積は ニ である。
ア イ ウ エ オ カ キ ク ケ コ サ シ ス セ
ソ タ チツ テ ト ナ ニ
解説
点 , , , を通る直線の方程式は
すなわち
両辺に を掛けて整理すると
ア イ線分 を : に内分する点の座標は
・ ・
, ・ ・
すなわち
ウ,
エ線分 を : に外分する点の座標は
・ ・
, ・ ・
すなわち
オ,
カ: : から
よって
すなわち
キこれを変形すると
両辺を で割ると
ク ケ コ…… ①
よって …… ②
ゆえに,点 は円 ② 上にある。
逆に,円 ② 上の任意の点 , は,条件を満たす。
したがって,点 の軌跡は,中心が点
サ,
シ,半径が
ス セの円である。
① に を代入すると
すなわち ゆえに ,
したがって,円 と 軸との交点の座標は ,
ソ, ,
タ, 円 の中心を , とし, , , ,
とする。 と は円 の接線であるから ,
直線 の傾きは
よって, は傾き , 切片 の直線である から,その方程式は
チツ テ
…… ③ 直線 の傾きは
よって, は傾き , 切片 の直線であるから,その方程式は
ト ナ…… ④
-2-
③,④ から を消去すると よって
ゆえに, 直線 , の交点を とすると, の 座標は であり,点 と 軸の 距離は
したがって, 軸と 直線 , で囲まれた図形,すなわち △ の面積は ・ ・
ニ一般に, 定点 , からの距離の比が : であ る点 の軌跡は, のとき,線分 を : に内分する点と外分する点を直径の両端とする円にな る。この円を アポロニウスの円 という。
このことから, で求めた軌跡の円は, で求めた 内分点 , と外分点 , を直径の両端とする円 であることがわかる。
また, の直線 は, の直線 と一致することもわかる。
2 [2010 センター]
座標平面上の直線 を で表す。 点 , , , と直線 上の点
, を考える。ただし, とする。 点 , , を通る円 の中心 は直線 ア 上にある。点 の 座標を とおき, , を , を用いて表すと
イ ウ , エ オ カ キ である。
一方, のとき,直線 の傾きは ク
である。
円 が直線 と接するときの の値と円 の方程式を求めよう。円 と直線 が接す るとき,直線 と直線 は垂直であるから ク
ケ となり,
コ サ と表せる。さらに, であることより シ , ス となる。ただし, シ ス とする。 シ のとき,円 の方程式は
セ ソ タ であり,また ス のとき,円 の方程式
は チ ツ テト である。
ア イ ウ エ オ カ キ ク ケ コ サ シ ス セ ソ タ チ ツ テト
解説
,
, 点 , , を通る円 の中心 は, 点 ,
から等距離にある点であるから,線分 の垂直二 等分線
ア上にある。
点 の 座標を とおくと, , であるから
イ ウ
,
エ オ カ キ
一方, のとき,直線 の傾きは
ク
-4-
円 と直線 が接するとき, であるから ・
よって
ケゆえに すなわち
コ サこのとき ,
から ゆえに
すなわち よって
シ,
スここで,円 の中心の座標は , すなわち , 半径の 乗は
ゆえに,円 の方程式は, のとき
セ ソ タのとき
チ ツ テト3 [2012 センター]
を原点とする座標平面上に 点 , , , をとる。三角形 の重心を , 直線 と辺 との交点を とおく。 の座標は , ア である。線分 上に 点 , をとり,直線 と直線 との交点を とする。 が線分 上を動くと き,三角形 の面積 の最小値を求めよう。
の座標は イ
ウ , エ オ
ウ であるから, の方程式は
カ キ ク となる。ただし, エ と オ の解答の順序,
および カ と キ の解答の順序は問わない。
また, の方程式は ケ コ サ であるから, の 座標は シ
ス セ である。したがって,三角形 の面積 を を用いて表すと,
ソ
タ ス セ となる。ここで,式を簡単にするために,
ス セ とおくと,
チツ
テ ト となる。 が線分
上を動くとき, のとり得る値の範囲は ナ ニ である。相加平均と相 乗平均の関係により, テ
ヌ となり,等号は ネ のときに成り立つ。
したがって, ネ のとき, は最小値 ノ
ハ をとる。また,このときの の傾 きは ヒ である。
ア イ
ウ エ , オ , または ,
カ , キ , または , ク ケ コ サ シ ス セ ソ タ チツ テ ト ナ ニ ヌ ネ ノ
ハ ヒ
-6-
解説
,
,
, は三角形 の重心であるから,点 は線分 の
中点である。 よって, の座標は ,
ア三角形 の重心 の座標は ,
すなわち
イ ウ
,
エ オ
または
イ ウ
,
エ オ
直線 の方程式は
すなわち
カ キ ク…… ① または
カ キ ク直線 の方程式は すなわち
ケ コ サ…… ② 点 は直線 と直線 の交点であるから,①,② から を消去して
整理すると
点 は線分 上を動くから よって, であり
シ ス セ
三角形 の面積 は ・ ・
ソ タ
とおくと, であり
チツ
テ ト
のとり得る値の範囲は, より
ナ ニ相加平均 相乗平均の大小関係により ・
ヌ等号は, かつ ,すなわち
ネのときに成り立つ。
したがって, のとき, は最小値
ノ
ハ