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―神戸地域ビジョンの実現のための行動提案―

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< 目 次 > はじめに 第1部 基本的事項 Ⅰ 県民行動プログラムとは 1 Ⅱ 神戸地域ビジョン-21 世紀への夢提案 2 Ⅲ 県民行動プログラム策定の考え方 5 1 プログラム策定の趣旨 2 プログラムの性格 第2部 県民行動プログラムの展開状況 第1章 実践活動の取り組み事例 7 第2章 これからの取り組み方向 17 1 今後一層の取り組みが期待される活動分野 2 県民行動プログラムの行動提案の新たな展開 第3部 「楽しいまち・神戸」の実現をめざす行動提案の構成 18 第4部 行動提案 第1章 コミュニティづくりの課題への取り組み Ⅰ 人と人とが結び合う温かいコミュニティをつくりましょう 20 第2章 地域の課題解決に向けた取り組み Ⅰ 安全と安心のまちづくりを進めましょう 26 Ⅱ 高齢者・障害者が安心して暮らせるまちづくりを進めましょう 29 Ⅲ 子育てを地域で支えましょう 31 Ⅳ 青少年を地域で健やかに育てましょう 34 Ⅴ 「農」と結びあえるまち-「農都・神戸」を築きましょう 36 Ⅵ 自然との共生のシンボル・私たちの六甲山を活かしましょう 39 Ⅶ 環境と調和した循環型のライフスタイルづくりを進めましょう 43 Ⅷ グローカルな魅力を育て、発信しましょう 46 Ⅸ 神戸経済の活性化にチャレンジしましょう 50 第5部 神戸地域ビジョン実現に向けた取り組みの一層の展開 55 1 新しい広がりへ 2 シンボルプロジェクトの展開 用語解説 58

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は じ め に 「神戸地域県民行動プログラム(第2期)」は、神戸地域ビジョンに描かれた神戸 地域の将来像「楽しいまち・神戸」の実現に向けて、神戸地域の様々な主体が、今後5年 間(2006~2010 年度)に活動していくための参考となり、手引となるようなテーマや 仕組みづくりなどを「行動提案」という形で提示しています。 このプログラムづくりでは、神戸地域ビジョン委員を中心に、広く県民の参画を得 て、平成 14 年3月に策定された第1期のプログラムに沿った神戸地域ビジョン委員 会や地域などでの取り組みを点検し、地域の課題や将来の方向性を考えながら、協働 して策定に取り組んできました。 私たちの社会は、様々な価値観を持った人々で構成されています。また、神戸地域 には、都市部、田園地域、商業地、工業地、ニュータウンなど、様々な地域がありま す。このため、このプログラムづくりでも多くの議論がありました。そして、協議を 重ね積み上げていくなかで、プログラムは活動の分野や地域での取り組み手法などい ろいろな角度から活用でき、地域の交流と活動を高めるための手がかりとなるように 心がけました。 また、行動提案の項目は、すぐにできるところから取り組んでいこうという願いを 持ったものから、将来の社会の成熟の度合いに応じて取り組もうというものまで、多 彩な内容となっています。このため、県民の皆さんには、それぞれの地域の個性と自 主性に基づき、また、すぐに取り組むもの、もう少し後に取り組むものなどを取捨選 択し、あるいは提案をヒントに地域の実情に合わせた活動へと発展させていただくこ とを期待しています。 神戸地域ビジョンの実現には、県民の様々な主体と行政の参画と協働をより一層推 進することが大切です。このプログラムが、多くの県民のビジョン実現に向けた様々 な活動に活かされ、役立つことを願っています。 2006年3月 神戸地域ビジョン委員会 委員長 山 口 一 史

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第 1 部 基本的事項

Ⅰ 県民行動プログラムとは 神戸地域県民行動プログラムは、神戸地域ビジョンで提案された神戸地域の将来像 の実現に向けて、県民が取り組む行動プログラムとして、神戸地域ビジョン委員会が、 県民の参画と協働のもと、地域ビジョンの夢提案にあわせて分野別に設置した部会で の議論や、神戸地域夢会議などでの県民の意見も踏まえて、平成 14 年 3 月に策定しま した。 この県民行動プログラムは、神戸地域ビジョンに示された神戸地域の将来像と、め ざす3つの都市像の実現に向けて描かれた夢提案ごとに、その実現をめざす活動のテ ーマや仕組みづくりなどを、実践活動に取り組む際のヒントとなるよう「行動提案」と して提示しています。 今回策定する「神戸地域県民行動プログラム(第2期)」は、これまでのビジョ ン委員会や地域などでの取り組みを点検し、成熟社会に向けて、今後 5 年間(2006 ~2010 年度)に取り組む活動のテーマや仕組みづくりなどを提案しています。 今後は、このプログラムに示した行動提案の推進状況を勘案しながら、適宜見直し や、新たな行動提案の追加などを行い、内容を充実させていきます。 みなさんの参画と協働で、神戸地域ビジョンの実現をめざしましょう。 《 神戸地域ビジョン-21 世紀への夢提案 》 神戸地域ビジョンは、兵庫県の新しいビジョンづくりの一環として、2030 年を展望し つつ、2010~2015 年頃に向けて、幅広い県民や各種団体・企業を含めた神戸地域の総意 となる将来像を描き、その実現に向けた行動指針として策定しました。 その構成は、将来像、都市像を誰がどのようにして実現するか、まず、実現の主役 となる自律した市民像と、市民が取り組む地域社会づくりの視点から実現の方向や条 件を提案し、次に、地域循環、国際化、地域経済の3つのテーマについて、神戸地域 の具体的な将来方向を提案しています。

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Ⅱ 神戸地域ビジョン-21 世紀への夢提案

1 神戸地域の将来像

「楽しいまち・神戸」をめざそう

神戸地域の将来像は何なのでしょう。 どんな“まち”であろうとするのでしょう。 神戸らしい神戸のめざす目標は、どんな“まち”でしょうか。

人々が集い、喜びと感動が共有できる「楽しいまち・神戸」をめ

ざそう

(夢提案1) 私達は、震災の困難な状況を乗り越えるなかで、みんなで何かが達成できた 時の「楽しさ」を経験しました。こうした貴重な経験を受け継ぎ、地域づくりの 目標としていきたいと考えます。 美しいまち並みと豊かな自然の懐のうちに、家族や友人や恋人達が集い、語 らい、生活する「楽しさ」。地域活動に、企業活動に、働くことに活力と勇気と 生きがいが持てる「充実感」。芸術や文化に触れる「感動」。世界の各地から多く の人々が訪れ、滞在し、異なる文化と交流、共生する「喜び」。県下各地の多彩 な風土に触れ、「もうひとつのふるさと」を発見する「驚き」。・・・ 私達は、神戸地域の将来像として、このように「多彩な自己実現」が可能な 未来を提案します。

2 めざす都市像

ところで、「楽しいまち・神戸」という自己実現可能な未来は、どんな方向性 を伴った都市像なのでしょうか。地域づくりの視点から、もう少し具体的に 提案されています。

「楽しいまち・神戸」の3つの都市像

(夢提案2)

誰もが主役になれるまち-市民自律都市・神戸-

市民自律のもとで、誰もがその得意な分野で主役になれるまちをめざそ う。

世界に挑戦できるまち-フロンティア都市・神戸-

未開拓の分野に果敢に挑戦し、世界に通用する多文化共生都市として、 日本と県下各地の未来を先導するまちをめざそう。

感動を分かち合い、癒されるまち-コミュニケーション都市・神戸-

人の心に感じ響き、自然の豊かさと助け合うコミュニティに心安らぐま ちをめざそう。

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歴史的な市民活動の蓄積を踏まえ、自律した市民による社会を築こ

う。

(夢提案3) 神戸地域で伝統的に蓄積されてきた優れた市民性。主体的に考え、決定し、行動して いくという市民自律の豊かな芽が、この地域には歴史的に培われているのではないでし ょうか。こうした自律性は、産業経済や芸術文化、スポーツなど市民生活に新たな価値 を生み出す創造的な活動や、ボランティア活動などの地域課題に取り組む地域活動とし て発揮されていくと考えます。 そして、この地域ビジョンを実現するのも、市民がその役割を自覚し、自律的に行動 することが基本になります。何も難しいことではありません。 できるところからはじめましょう。さぁ、楽しもう神戸。

コミュニケーション・チャネルを広げ、人と人との助け合い、他地域、

世界とのつながりを深めよう。

(夢提案4) 人と人とが直接ふれあうコミュニケーション・チャネルを広げ、多様なつながりや助 け合いの輪を築いていこう。コミュニティ同士の助け合いや、地域内外との交流を進め、 兵庫県内、日本全国、世界に伸びる広い視野を持とう。

自律のための社会的な基盤を強化し、活用しよう。

(夢提案5) 市民自らが主体的に判断し、責任をもって行動する。成熟した市民社会を築くために は、どのような社会的条件が必要でしょうか。情報を得て、判断し、決定するプロセス を可能にする基盤が大切です。様々な機会を利用して、主体的に自由に活動する、生活 する「楽しさ・喜び・感動」を獲得しましょう。

豊かな文化が息づく、生活するまちの魅力を高めよう。

(夢提案6) 豊かな教育や文化が創造的な風土を生み、生活するまちの魅力を高めます。 文化豊かなまちの魅力が、人々の交流や地域経済の活性化、企業立地、人口定着を促 す「新しい社会的基盤」となっています。

様々な担い手が連携して、複雑で多岐にわたる「コミュニティ」の課題

に取り組もう。

(夢提案7) コミュニティの課題は多岐にわたっており、ボランティア団体や自治会、まちづくり 協議会などの一つの団体が全部を担えるものではありません。専門家集団との連携や、 個別のテーマに取り組むボランティア活動などと地域の住民や地縁組織とをつないで いくことも必要です。

地域の自律と連携を担う組織と仕組み(神戸モデル)づくりを進めよ

う。

(夢提案8) 地域社会の課題に取り組む様々な主体の協働を調整していく、コーディネートして いくことは簡単ではありません。課題によって、市民の参加の仕方、専門家を含めた 多様な主体の関わり方、問題に取り組むプロセスが異なっており、しかも、それらの 課題が重層的に重なりあっています。例えば、高齢化に対処するためには、建築家、 福祉従事者、医療関係者などの専門家が関わりながら、それを実践するボランティア、 介護支援者が必要です。

私たちはめざします

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「農」と結びあえるまち-「農都・神戸」を築こう。

(夢提案9) 北区や西区に広がる田園地帯や、六甲山麓、瀬戸内海の海浜地域を市民共有の資産 として、市街地と田園・山麓地域、生産者と消費者が交流を深め、安全で美味しい食材 と豊かな自然をもたらす農都・神戸づくりを進めよう。 ☆ 農漁業と食の分野で新しい技術、文化、教育を創り出す。 ☆ 田園・六甲山麓地帯を都市構造の中で位置づける。 ☆ 生産者と消費者の顔が見えるコミュニケーション、相互理解。

自然との共生のシンボル・六甲山-神戸型の循環社会、ライフスタイ

ルを築こう。

(夢提案 10) 六甲山系の山並みは、明治以来の植林によって蘇り、都市の生活に潤いをもたらす 自然の要衝として、神戸の魅力の核となってきました。これを市民と自然との共生の シンボルとして、環境の保全と創造のもとで、都市と農村が交流した神戸らしい循環 社会と、これを支えるライフスタイルを提案します。 ☆ 六甲山を核とした神戸の魅力づくり ☆ 多重型の地域循環の仕組みづくり ☆ 循環型のライフスタイルづくり ☆ 循環の仕掛け

グローカルな魅力を育て、発信しよう。

(夢提案 11) 早くから世界に開かれた地として、多様な言語や文化が集まってきた神戸には外国 文化の蓄積があります。世界とそれぞれの地域との融合の原動力となるグローバリゼ ーションの中、外国資本の誘致やまちの活性化にとっても、この蓄積は大きな魅力で す。 ☆ 多様な言語や文化、生活習慣を受け入れることのできる多文化共生の地をめざそ う。 ☆ 世界から神戸へ、そして神戸から世界へ、人々や情報を集めよう・発信しよう。

チャレンジする神戸経済の方向

(夢提案12) 重厚長大型産業からの転換が叫ばれて久しい神戸経済も変化の兆しが見え始めまし た。「創造的破壊」(イノベーション)の方向性を提案します。 ☆ グローバルマーケット(世界市場)に挑戦しよう。 ☆ コミュニティ経済を開拓しよう。

私たちはめざします

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Ⅲ 県民行動プログラム策定の考え方 1 プログラム策定の趣旨 「神戸地域県民行動プログラム」は平成 14 年3月に策定され、その後、神戸地域 ビジョン委員会をはじめ、地域などでこの県民行動プログラムの行動提案に沿った 様々な活動が取り組まれてきました。 このたび、神戸地域ビジョン委員会は、平成 13 年度から平成 17 年度の5年間に取 り組まれた活動を点検し、「今後一層の取り組みが期待される活動分野」「5年間 の社会経済情勢の推移、県民の意識やニーズの変化から、新たに取り組みが求められ ている活動分野」を確認する作業を行ってきました。 こうした作業を通じて、「神戸地域県民行動プログラム(第2期)」では、「試行 的な取り組みはなされているが、まだ十分広がっていない活動分野」「期待どおりには 十分には進んでいない活動分野」「新たな取り組みが必要な活動分野」を盛り込んだ上 で、今後 5 年間(2006~2010 年度)に取り組む活動のテーマや仕組みづくりなどを明 らかにしました。 この県民行動プログラムは、これからも、地域ビジョン委員会や地域夢会議などの 場での議論をはじめ、プログラムの実践活動に取り組む中で明らかになった内容など を、行動提案として追加・修正し、充実していくこととしています。 2 プログラムの性格 「神戸地域県民行動プログラム」では、神戸地域の様々な主体がそれぞれの能力と 個性を発揮しながら、「楽しいまち・神戸」の実現に向けて活動していくための参考とな り、手引となるようなテーマや仕組みづくりなどを「行動提案」という形で提示してい ます。 行動提案の記載にあたっては、県民(※)が主体となることから、「○○しましょう」 と表現しました。 (※)ここでいう県民とは、県民一人ひとり(外国人県民も含みます)、自治会、婦人会な どの地域団体、ボランティアグループ、NPO・NGO、その他の民間団体、企業な どの事業者のことです。 これは、「誰もが主役になって、未開拓の分野に挑戦し、感動を分かち合おう」と いう神戸地域ビジョンの夢提案を受けて、様々な団体・グループや個人がそれぞれの場 所で、多様な活動に取り組んでいる、そうした神戸地域の県民こそが主体であるとい う視点に立っているからであり、地域ビジョン委員会から県民のみなさんに提案しよ

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うという思いがあるからです。 県民行動プログラムを実践していくためには、県民の取り組みとともに、行政も重 要な役割を担っています。 神戸県民局には、神戸地域行政推進プログラム(※)の実施を通じて、県民行動プ ログラムの実施を支援して、両プログラムが円滑に推進されるような配慮を期待して います。 (※)神戸地域行政推進プログラムは、神戸県民局が神戸地域ビジョンの実現をめざして、 神戸地域の県民の参画と協働のもとに進めていく神戸県民局の施策・事業体系です。 県民行動プログラムの策定と同時に、2006~2010 年度の 5 年間に重点的に取り組む 基本方向と、神戸地域ビジョン実現に向けた取り組みの一層の展開方策を具体的に 示した「神戸地域行政推進プログラム(第2期)」が策定されています。また、全 県ビジョンの実現をめざす県行政の中期的な推進指針となる「全県ビジョン推進方 策(第2期)」も同時に策定されています。 この県民行動プログラムは、神戸地域のプログラムとしてまとめています。しかし、 神戸地域には、都市部、田園地域、商業地、工業地、ニュータウンなど、様々な地域 があります。それぞれの地域によってコミュニティの現状や課題は違ってきます。し たがって、それぞれの地域でこの行動提案全ての実行を提案しようというわけではあ りません。 また、行動提案の項目は、すぐにできるところから取り組んでいこうという願いを 持ったものから、将来の社会の成熟の度合いに応じて取り組もうというものまで、多 彩な内容となっています。 このため、それぞれの地域の個性と自主性に基づき、また、すぐに取り組むもの、 もう少し後に取り組むものなどを取捨選択し、あるいは提案をヒントに地域の実情に 合わせた活動へと発展させていただくことを期待しています。 さらには、行動提案は、一般的、普遍的な形でまとめています。したがって、行動 提案を参考に実際に行動する際には、異なる人や場所、条件のもとで、知恵やアイデ アを出し合って、みんなで決め、力を合わせて、取り組んでいただきたいと考えます。 さあ、『楽しいまち・神戸』の実現をめざして、一歩を踏み出しましょう。

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第2部 県民行動プログラムの展開状況

第1章 実践活動の取り組み事例

県民行動プログラムの行動提案の大部分で、神戸地域ビジョン委員会をはじめ、地域の 団体などが実践活動に取り組んできています。 ここでは、平成 13 年度から平成 17 年度(2001~2005 年度)の間に、県民行動プログラ ム(第1期)の行動提案に沿って、神戸地域ビジョン委員会や地域などで取り組まれた実 践活動の一部を掲示しました。なお、県民行動プログラム(第1期)の行動提案の構成は、 19 ページに掲示しています。 下記の〔地域などでの活動〕は、ビジョン委員の所属する地域、団体での活動や、ビジ ョン委員から情報提供のあった団体などを中心にしています。このため、他に地域又は広 域ですばらしい活動をされている団体などがあることと思います。今後は、そうした事例 などを蓄積し、県民に提供していきます(※)。 (※)県民行動プログラムの行動提案に沿った地域などでの活動の情報を神戸地域ビジョン委員 会の事務局である「神戸県民局地域ビジョン担当」に提供してください(連絡先はこの冊 子の裏面をご覧ください)。 また、下記の〔ビジョン委員会の活動〕の詳細は、神戸地域ビジョン委員会の毎年度の 活動報告書である「神戸地域県民行動プログラム第2集、第3集、第4集」に掲載してい ます。また、神戸地域ビジョンのホームページ(http://www.kobe-yume.net/)でもご覧に なることができます。今後も、毎年度のビジョン委員会の活動を報告書にまとめ、ホーム ページに掲載していきます。

【コミュニティづくりの課題への取り組み】

Ⅰ 人と人とが結び合う温かいコミュニティをつくりましょう 1 地域コミュニティの活性化に取り組みましょう 県民行動プログラム(第1期)では、「地域活動の担い手の連携を進めましょう」「多 くの人が地域にかかわることができる仕組みをつくりましょう」と提案しました。こ れらの提案については、地域井戸端会議、地域円卓会議の開催など、試行的な取り組 みが行われました。今後は、こうした取り組みが神戸地域全体に広がり、継続的に行 われることが期待されます。 〔ビジョン委員会の活動〕 ・地域のことや社会全般について住民が誰でも参加して話し合う「地域井戸端会議」を 実施 (H14、西区学園都市)

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・地元地縁団体代表有志や地元住民有志が参加して共通の課題を自由に話し合う「地域 円卓会議」を開催(H14~16、西区樫野台6丁目) ・道路に面した個人所有の土地に花を植える「ストリート・ガーデニングによる明るい まちづくり」を推進 (H14、西区玉津) ・趣味や一芸をもって地域に出向き、子供たちと一緒に楽しむ「楽校ネットワークづく り」を実施(H14~H16) ・迷路の出前、お手玉の出前など各種の出前を実施(H16) 〔地域などでの活動〕 ・「六甲アイランド CITY 自治会」が、まちかど会議を開催(H16) ・老人会が学校帰りの子供たちの安全対策を実施 ・若者が稲荷市場に住み込み、まちの活性化を図る「住みコミュニケーションプロジェ クト」を実施 ・子供と大人が花や緑を育て景観向上と世代間交流を図る「地域緑化によるコミュニテ ィづくり」を実施 ・大人が子供たちに昔遊びを教え、コミュニケーションを図る「玉一あそび塾」を実施 ・太山寺児童館、青少協支部が企画して、学園都市「子ども祭り」を実施 ・神戸芸工大の学生が、商店街にアートデザインなどを実施 ・学生TMO「甲南地域経営研究所」が甲南本通商店街でイベントを実施 2 情報の受発信・編集能力を高めましょう 県民行動プログラム(第1期)では、「お互いに情報を発信し、情報を共有すると ともに、情報選択のノウハウを習得しましょう」と提案しました。ビジョン委員会を はじめ、地域でも「情報の共有・発信」が進んできています。また、IT研修の場も 増えてきています。 〔ビジョン委員会の活動〕 ・神戸地域を舞台に活動する団体・グループ・企業・個人などの活動情報を掲載した、 情報誌「神戸ゆめネット」を発行(H13~)、Web 版「神戸ゆめネット」を運営(H14~) ・Web 版「神戸ゆめネット」での情報発信、電子掲示板「ゆめネット広場」への書き込 みや所属グループなどのHPのリンクの貼り付けなどを実施(H14~) 〔地域などでの活動〕 ・阪神高齢者障害者支援ネットワークが、地域内情報のほか、県・市の情報なども把握 して、関係者に提供 ・「ふれあい高羽」、「六甲アイランドだより」など、自治会通信を発行 ・長田市場、甲南本通商店街、御影旨水館などで空店舗でのパソコン教室を運営 3 活動支援の仕組みを充実させましょう 県民行動プログラム(第1期)では、「活動の立ち上げを支援する中間支援組織を

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つくりましょう」「中間支援組織のネットワークをつくりましょう」と提案しました。 「活動の立ち上げを支援する中間支援組織」「中間支援組織のネットワーク」が、地域 にでき、活動を広げています。 〔ビジョン委員会の活動〕 ・地元地縁団体代表有志や地元住民有志が参加して共通の課題を自由に話し合う「地域 円卓会議」を開催 (H14~16、西区樫野台6丁目) 〔地域などでの活動〕 ・「六甲アイランド CITY 自治会」が、まちかど会議を開催(H16) ・大池東住宅で、地元地縁団体代表有志、地元住民有志、行政の担い手が連携 ・「市民活動センター神戸」「コミュニティサポートセンター神戸」などの中間支援NPO が、相談・情報提供、調査研究などを実施 4 国内外の交流を広めましょう 県民行動プログラム(第1期)では、「地域内でのコミュニケーションを活発化さ せましょう」「地域間で産業と文化の交流(農山村部と都市部との交流)を進めましょ う」「日本の文化(踊り・音楽など)を世界に伝え、コミュニケーションチャンネルを 広げましょう」と提案しました。「地域内の多世代の交流」「都市と農村の交流」「外国 人との文化交流」については、一部の地域、団体には広がっていますが、神戸地域全 体に広がり、継続的に取り組まれることが期待されます。 〔ビジョン委員会の活動〕 (地域内交流) ・地域のことや社会全般について住民が誰でも参加して話し合う「地域井戸端会議」を 実施 (H14、西区学園都市) (国際交流) ・留学生を学校の国際教育の授業に派遣し、国際理解教育を推進する「留学生と地域コ ミュニティとのコーディネート」を実施 (H14) ・多文化共生調査報告書「神戸らしいグローカルな魅力づくり」を作成(H14) ・「留学生のための酒づくり体感ツアー」「留学生と体感する日本の民俗ツアー」を実 施(H16) ・留学生のための県内施設見学ツアーや、楽器演奏、食を通じての文化交流フェスティ バル開催などを実施(H17) 〔地域などでの活動〕 (地域内交流) ・保育所の子どもたちと老人クラブ会員たちとの交流イベントを実施(西区樫野台6丁目 など)

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(地域間交流) ・都市部と農村部の老人クラブ同士の交流会を開催(芋掘り、酒づくり見学、ジョイン トコーラスなど) ・「大沢コンパクトタウン研究会」がNPO 法人北はりま田園空間博物館と交流し、まち づくりについての意見交換などを実施(H17) (国際交流) ・コープこうべ組合員が「留学生国際交流」サークルを立ち上げ、フェスティバルへの 参加などを実施 ・「国際教育文化交流協会」が留学生の支援やコーディネート活動を実施

【地域の課題解決に向けた取り組み】

Ⅰ 地域の課題に取り組みましょう 1 生活するまちの魅力をみんなで高めましょう 県民行動プログラム(第1期)では、「子育て中の母親を地域が支援するシステム をつくりましょう」「高齢者が高齢者のお世話をしましょう」「地域経済活性化にみん なで取り組みましょう」と提案しました。「子育ての支援」「高齢者の支援」「経済の活 性化」については、地域、団体などが様々な活動を展開してきていますが、県民の意 識やニーズの高さから、地域の実情に応じたより充実した取り組みが期待されます。 〔ビジョン委員会の活動〕 (子育て支援) ・各地域の子育て支援事業の活動事例を見学・調査(H15、H17) ・インターネットを利用した子育て情報掲示板を試験的に設置(H16) ・日本と外国の子育ての違いについてのフォーラムを開催(H16) (高齢者のお世話・高齢者の社会活動) ・介護方法を学ぶ研修会を実施(H15) ・高齢者のための音楽療法、高齢者のための園芸療法を学ぶ研修会を実施(H16) ・介護予防を目的とした筋力トレーニングを学ぶ研修会を実施(H17) (経済の活性化) ・地域の核をめざす商店街を考える「夢会議」を開催(H14) ・学生の視点から商店街の活性化を考える「夢会議」を開催(H15) ・商店街の空き店舗を拠点に活動しているNPO などを視察(H17) ・コミュニティビジネスや地域活性化に取り組むNPO、活性化を図る商店街など、コ ミュニティによって神戸経済の活性化を図る団体の取り組みを調査・分析(H17)

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〔地域などでの活動〕 (子育て支援) ・地域で「子育てサロン」を実施運営 ・「子育てフェスタ」を開催(H16) ・未就学児童の一時預かり保育「くれよんルーム」を開設、運営 (高齢者のお世話・高齢者の社会活動) ・ふれあい喫茶、給食サービスなどを行う「生きがい対応型デイサービス」を実施 ・ボランティアグループが高齢者ケア(音楽療法など)を実施 ・大人が子供たちに昔遊びを教え、コミュニケーションを図る「玉一あそび塾」を実施 ・神戸市シルバーカレッジ「子ども文化」ボランティアグループが昔遊びの伝承活動を 実施 (経済の活性化) ・市場の空店舗を利用してコミュニティサロンを運営 ・東灘地域助け合いネットワークが空き店舗で生活支援サービスなどを提供 2 生涯学習を充実しましょう 県民行動プログラム(第1期)では、「効果的な生涯学習プログラムを研究しまし ょう」「生涯学習から地域づくり活動につなげましょう」と提案しました。「生涯学習 プログラムの充実」「地域づくり活動への展開」が図られ、県民の能力の向上や人材の 養成がなされてきています。 〔地域などでの活動〕 ・兵庫津、湊川隧道で保存活動を実施 ・地域社会及び高齢者の現状を学ぶ「高校生、大学生、大学院生と高齢者との交流」を 実施(西区、長田区) ・ツール・ド・コミュニケーションなどがIT講習を実施 3 地域と学校の連携を進めましょう 県民行動プログラム(第1期)では、「地域と学校の交流を深めましょう」「地域が 学校教育にかかわっていきましょう」と提案しました。「地域と学校の交流・連携」に ついては、「防災・防犯の地域活動など、安全と安心のまちづくり」「子どもたちや青 少年の健やかな成長」のためにも、より充実した取り組みが期待されます。 〔ビジョン委員会の活動〕 ・青少年の活動の場づくりをめざして、アートなどを通じたイベントを開催(H16~) 〔地域などでの活動〕 ・地域で「寺子屋クラブ」を設立し、大人と子供が一緒になって楽しめる各種イベント を実施 ・漁業に対する理解を深めるため、小中高生徒に漁業を紹介

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・小学校生徒を対象に、まちの歴史話や竹馬・竹とんぼ作りなどを実施 Ⅱ 「農」と結びあえるまち―「農都・神戸」を築きましょう 県民行動プログラム(第1期)では、「直売所マップをつくりましょう」「農水産物の 地産地消のシステムづくりを進めましょう」「「農」を学び、楽しみましょう」と提案し ました。「農水産物の直売所や市民農園のマップづくりなどを通じた地産地消の推進」「農 水産業の体験・交流」などの取り組みが広がってきています。 1 農水産物の地産地消のシステムづくりを進めましょう 〔ビジョン委員会の活動〕 ・農都・神戸シンポジウム、農都・神戸体験セミナー(先進的農業経営施設を見学)を実 施(H13) ・産地、直売所の調査(H14)や、垂水漁港を調査(H15)する「夢会議」を実施 ・直売所、市民農園を掲載した「農都・神戸マップ」を作成(H16) ・直売所見学ツアーを実施(H16、H17) 〔地域などでの活動〕 ・直売所、朝市などが各地で開催されています。 2 市街地の空き地利用を進めましょう 〔地域などでの活動〕 ・市民農園、直売所を設置 ・真野地区の自治会、まちづくり推進会が、震災空き地に花を植える活動を実施(H16) ・リサイクル堆肥を利用して花を植え、街路にプランターを設置するストリートガーデ ニングを玉津地区で実施 3 農水産業の後継者育成システムを確立しましょう 〔地域などでの活動〕 ・兵庫県農業会議などが新規就農の相談、実務研修を実施 4 「農」を学び、楽しみましょう 〔ビジョン委員会の活動〕 ・農都・神戸シンポジウム、農都・神戸体験セミナー(先進的農業経営施設を見学)を実 施(H13) ・産地、直売所の調査(H14)や、垂水漁港を調査(H15)する「夢会議」を実施 ・直売所、市民農園を掲載した「農都・神戸マップ」を作成(H16) ・直売所見学ツアーを実施(H16、H17)

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〔地域などでの活動〕 ・都市部と農村部の老人クラブ同士の交流会を開催(芋掘り、酒づくり見学、ジョイン トコーラスなど) ・市漁業協同組合女性部が魚食普及活動を実施(イカナゴくぎ煮講習会、料理講習会など) ・市民農園を設置 Ⅲ 自然との共生のシンボル・私たちの六甲山を活かしましょう 県民行動プログラム(第1期)では、「六甲山探遊ポイントマップをつくりましょう」 「六甲山へみんなで上り、交流しましょう」「六甲山で自然と親しみ、学びましょう」と 提案しました。「六甲山の探遊マップづくりなどを通じた六甲山のウォーキング」「六甲 山の自然や文化の学習活動」などの取り組みが広がってきています。 また、神戸地域ビジョンの夢提案にある「多重型の地域循環の仕組みづくり・循環型 のライフスタイルづくり・循環の仕掛け」については、県民行動プログラム(第1期) では行動提案がなされませんでしたが、ビジョン委員会や地域などで生ごみのリサイク ルなどに取り組んできており、「環境と調和した循環型のライフスタイルづくり」を地域 に広げていくことが期待されます。 1 「六甲山の自然と文化の憲章」をつくりましょう 〔地域などでの活動〕 ・「六甲山自然保護センターを活用する会」が六甲山の自然や文化を学ぶ「六甲山魅力 再発見市民セミナー」を開催(H14~) 2 六甲山系探遊の総合案内を行いましょう 〔ビジョン委員会の活動〕 ・「六甲山の楽しみ発見マップ」「六甲山自然保護センター周辺散策マップ」および改 訂版を作成(H15、H16) 3 六甲山で自然と親しみ、学びましょう 〔ビジョン委員会の活動〕 ・「六甲山楽しみ発見ウォ―キング」(初冬編・早春編(H14)、夏編・夏休み親子編・秋 編(H15)、夏休み親子編・紅葉編・樹氷編(H16)、紅葉編(H17))を実施 〔地域などでの活動〕 ・「六甲山自然保護センターを活用する会」が六甲山の自然や文化を学ぶ「六甲山魅力 再発見市民セミナー」を開催(H14~) ・六甲山なるほどなっとくハイキングを実施(H14~)

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4 六甲山へみんなで上り、交流しましょう 〔ビジョン委員会の活動〕 ・「六甲山楽しみ発見ウォ―キング」(初冬編・早春編(H14)、夏編・夏休み親子編・秋 編(H15)、夏休み親子編・紅葉編・樹氷編(H16)、紅葉編(H17))を実施 〔地域などでの活動〕 ・「六甲山と市民のネットワーク」がHPで六甲山イベント情報を紹介 ・「六甲摩耶観光推進協議会」が六甲山グルーム祭を開催 5 環境モデル地域づくりを進めましょう 〔地域などでの活動〕 ・「ヒヨコ登山会」が毎朝登山をスローガンに、山径清掃、植樹、河川清掃などを実施 ・ブナを植える会が、六甲山頂でのブナ植樹などを実施 ・「六甲山自然保護センターを活用する会」がセミナー開催時に、参加者有志に働きか けて記念碑台周辺の清掃整備を実施(H16~) ・「防災福祉協議会」が六甲山防災フェアを開催 6 多重型の地域循環の仕組みづくり・循環型のライフスタイルづくり・ 循環の仕掛 けに取り組みましょう 〔ビジョン委員会の活動〕 ・生ごみリサイクルの現場を見学(H15) ・生ごみ堆肥化実験を実施(H16) ・廃棄物の再資源化工場、市のリサイクル施設を見学(H16、H17) 〔地域などでの活動〕 ・リサイクル堆肥を利用して花を植え、街路にプランターを設置するストリートガーデ ニングを玉津地区で実施 ・生ごみリサイクルの堆肥を使った花、野菜づくりを実施 Ⅳ グローカルな魅力を育て、発信しましょう 県民行動プログラム(第1期)では、「留学生や外国人県民との交流から相互の言語学 習を進めましょう」「留学生のくらしを支援する仕組みを考えましょう」と提案しました。 「外国人県民や留学生との文化交流」「外国人県民や留学生に対する日本語学習」などの 取り組みは広がってきていますが、「留学生のくらしの支援」については、留学生の現状 やニーズから、実情に応じたより充実した取り組みが期待されます。

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1 外国人県民の意見を行政に反映させていくことを考えましょう 〔ビジョン委員会の活動〕 ・留学生の目で見た神戸について、教育、観光、多文化共生・協働の3テーマでの「夢 会議」を開催(H15) 2 留学生のくらしを支援する仕組みを考えましょう 〔地域などでの活動〕 ・「NGO 神戸外国人救援ネット」「多言語センターFACIL」などが、多言語での生活情報 の提供や相談などを実施 ・「国際教育文化交流協会」が留学生の支援やコーディネート活動を実施 3 国際経験のあるリタイア者の能力を活用しましょう 〔地域などでの活動〕 ・「神戸クロスカルチュラルセンター」が留学生ホストファミリー交流センター事業を 実施 ・シルバーカレッジ国際交流協力コースOBが留学生支援などを実施 4 留学生や外国人県民との交流から相互の言語学習を進めましょう 〔ビジョン委員会の活動〕 ・留学生を学校の国際教育の授業に派遣し、国際理解教育を推進する「留学生と地域コ ミュニティとのコーディネート」を実施 (H14) ・「留学生のための酒づくり体感ツアー」「留学生と体感する日本の民俗ツアー」を実 施(H16) ・留学生のための県内施設見学ツアーや、楽器演奏、食を通じての文化交流フェスティ バルを実施(H17) 〔地域などでの活動〕 ・兵庫日本語ボランティアネットワーク加入グループが日本語教育を実施 ・国際教育文化交流協会が、留学生を地域の学校に派遣し、言葉や母国の文化などにつ いて紹介するプログラムを実施 ・コープこうべ組合員が「留学生国際交流」サークルを立ち上げ、フェスティバルへの 参加やアルバイトの紹介などを実施 Ⅴ 神戸経済の活性化にチャレンジしましょう 県民行動プログラム(第1期)では、「ITを活用して製造業の生産性を向上させまし ょう」「商店街に文化的・観光的・周遊付加価値をつけて活性化を図りましょう」「ベン チャービジネスの機会を拡大しましょう」「コミュニティビジネスを地域で支える仕組み を考えましょう」と提案しました。「製造業のIT化」「商店街の活性化」などの取り組

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みは広がってきていますが、神戸経済を元気にする「ベンチャービジネスの機会の拡大」 「コミュニティビジネスを地域で支える仕組みづくり」については、より充実した取り 組みが期待されます。 1 連携によるベンチャービジネスの機会を拡大しましょう 〔地域などでの活動〕 ・ひょうご産業活性化センター、銀行などがベンチャー育成のための投資ファンドを開 設 2 新しい時代にマッチした製造業へ転換させましょう 〔地域などでの活動〕 ・製造業が電子商取引を導入 ・ツール・ド・コミュニケーションが不要になったパソコンを修理・再生し、パソコン などを活用して、市民活動、地域活動、マイノリティの自立支援を実施 ・ひょうごんテックが情報通信技術の活用講座を実施 ・プロップステーションなどがIT講習を実施 3 商店街を元気づけるために付加価値を高めましょう 〔ビジョン委員会の活動〕 ・地域の核をめざす商店街を考える「夢会議」を開催(H14) ・学生の視点から商店街の活性化を考える「夢会議」を開催(H15) ・商店街の空き店舗を拠点に活動しているNPO などを視察(H17) 〔地域などでの活動〕 ・市場の空店舗を利用してコミュニティサロンを運営 ・東灘地域助け合いネットワークが空き店舗で生活支援サービスなどを提供 ・若者が稲荷市場に住み込み、まちの活性化を図る「住みコミュニケーションプロジェ クト」を実施 ・学生TMO「甲南地域経営研究所」が甲南本通商店街でイベントを実施 ・大日六商店街が「にぎわい広場」「ふれあいサロン」を実施 ・「神戸ながたティ・エム・オー」が商業の活性(1店逸品)、環境の整備、地域の連携、 産業の振興(長田名物のプロモーション)、福祉の充実(ショップモビリティ)などを実 施 4 コミュニティビジネスを地域で支える仕組みを考えましょう 〔ビジョン委員会の活動〕 ・コミュニティビジネスや地域活性化に取り組むNPO、活性化を図る商店街など、コ ミュニティによって神戸経済の活性化を図る団体の取り組みを調査・分析(H17)

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第2章 これからの取り組み方向

1 今後一層の取り組みが期待される活動分野 県民行動プログラムの行動提案の大部分で、ビジョン委員会や地域などが実践活動 に取り組んできています。しかし、活動分野によっては、その取り組みの広がり、厚 みは異なります。 ビジョン委員会や地域などでの実践活動の実績、社会経済情勢の推移、県民の意識 やニーズの変化から、次の活動分野は、今後一層の取り組みが求められています。 ① 地域コミュニティの活性化につながる「地域活動の担い手の連携」「多くの人が地 域にかかわることができる仕組みづくり」については、神戸地域全体への広がりや、 継続的な取り組みが期待されます。 ② 「地域内の多世代の交流」「都市と農村の交流」「外国人との文化交流」について は、神戸地域全体への広がりや、継続的な取り組みが期待されます。 ③ 「子育ての支援」「高齢者の支援」「経済の活性化」については、県民の意識やニ ーズの高さから、地域の実情に応じたより充実した取り組みが期待されます。 ④ 「地域と学校の連携」については、「防災・防犯の地域活動など、安全と安心のま ちづくり」「子どもたちや青少年の健やかな成長」のためにも、より充実した取り 組みが期待されます。 ⑤ 神戸地域ビジョンの夢提案にある「多重型の地域循環の仕組みづくり・循環型の ライフスタイルづくり・循環の仕掛け」については、「環境と調和した循環型のラ イフスタイルづくり」を県民行動プログラム(第2期)で新たに提案し、県民の取 り組みを地域に広げていくことが期待されます。 ⑥ 「留学生のくらしの支援」については、留学生の現状やニーズから、実情に応じ たより充実した取り組みが期待されます。 ⑦ 「ベンチャービジネスの機会の拡大」「コミュニティビジネスを地域で支える仕組 みづくり」については、より充実した取り組みが期待されます。 2 県民行動プログラムの行動提案の新たな展開 今後一層の取り組みが期待される次の活動分野については、県民の取り組みを神戸 地域全体に広げるため、「地域の課題解決に向けた取り組み」のもとに、新たな行動提 案として掲げることとします。 ○ 安全と安心のまちづくりを進めましょう ○ 高齢者・障害者が安心して暮らせるまちづくりを進めましょう ○ 子育てを地域で支えましょう ○ 青少年を地域で健やかに育てましょう ○ 環境と調和した循環型のライフスタイルづくりを進めましょう

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第3部 「楽しいまち・神戸」の実現をめざす行動提案の構成

神戸地域ビジョンは、神戸地域の将来像を実現するための自律社会の仕組みやまち づくりの仕組みを提案し、その具体的な将来方向を提案しています。 これを受けて、行動提案は次の2つから構成されます。 ① コミュニティづくりの課題への取り組み 地域づくりの担い手となる様々な団体・グループ・個人がよりよいコミュニティ を形成していくための課題解決に向けた提案です。人と人とが結び合う温かいコミ ュニティをつくっていきましょう。 ② 地域の課題解決に向けた取り組み それぞれの地域のコミュニティが取り組む地域の課題、あるいは神戸地域全体に 及ぶ課題の解決に向けての提案です。生活するまちの課題、自然との共生、産業・ 経済の活性化、地域国際化などの課題に取り組んでいきましょう。 <行動提案> コミュニティづくりの課題への取り組み 多様な活動を育む基盤を強化し、活用しましょう 地域内交流・地域間交流・国際交流を広げましょう 魅力ある多様な活動を進めましょう 地域とくらしの魅力を高めましょう 安全と安心のまちづくりを進めましょう 高齢者・障害者が安心して暮らせるまちづくりを進めましょう 子育てを地域で支えましょう 青少年を地域で健やかに育てましょう 「農」と結びあえるまち―「農都・神戸」を築きましょう 自然との共生のシンボル・私たちの六甲山を活かしましょう 環境と調和した循環型のライフスタイルづくりを進めましょう 地域の課題解決に向けた取り組み グローカルな魅力を育て、発信しましょう

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Ⅰ 人と人とが結び合う温かいコミュニティをつくりましょう Ⅰ 人と人とが結び合う温かいコミュニティをつくりましょう 1 地域コミュニティの活性化に取り組みましょう 1 地域とくらしの魅力を高めましょう 2 情報の受発信・編集能力を高めましょう 2 魅力ある多様な活動を進めましょう 3 活動支援の仕組みを充実させましょう 3 地域内交流・地域間交流・国際交流を広げましょう 4 国内外の交流を広めましょう 4 多様な活動を育む基盤を強化し、活用しましょう Ⅰ 地域の課題に取り組みましょう Ⅰ 安全と安心のまちづくりを進めましょう 1 生活するまちの魅力をみんなで高めましょう 1 地域の結びつきを強めましょう 2 生涯学習を充実しましょう 2 防災・防犯情報などの入手・発信・共有体制を整えましょう 3 地域と学校の連携を進めましょう 3 地域と学校の連携を図りましょう 4 組織のリーダーを養成しましょう 5 防災、防犯をはじめ、くらしの危機管理意識を高めましょう Ⅱ 高齢者・障害者が安心して暮らせるまちづくりを進めましょう 1 高齢者・障害者を地域で支え合いましょう 2 すこやかにいきいきと生活できる健康社会の実現をめざしましょう Ⅲ 子育てを地域で支えましょう 1 地域で子育てに取り組みましょう 2 子育て家庭、親、子どもの活動の場づくりを進めましょう 3 子育て情報の提供を進めましょう Ⅳ 青少年を地域で健やかに育てましょう 1 青少年が地域にかかわる機会をつくりましょう 2 青少年の居場所をつくりましょう 3 地域と学校の連携を進めましょう 4 地域の人は地域の青少年を“気にかける”ようにしましょう Ⅱ 「農」と結びあえるまち―「農都・神戸」を築きましょう Ⅴ 「農」と結びあえるまち―「農都・神戸」を築きましょう 1 農水産物の地産地消のシステムづくりを進めましょう 1 「農・漁」を学び、体験し、楽しみましょう 2 市街地の空き地利用を進めましょう 2 農水産物の地産地消のシステムづくりを進めましょう 3 農水産業の後継者育成システムを確立しましょう 3 農業・漁業の後継者育成の仕組みづくりを進めましょう 4 「農」を学び、楽しみましょう Ⅲ 自然との共生のシンボル・私たちの六甲山を活かしましょう Ⅵ 自然との共生のシンボル・私たちの六甲山を活かしましょう 1 「六甲山の自然と文化の憲章」をつくりましょう 1 「六甲山の自然と文化の憲章」をつくり、交流のシンボルにしていきましょう 2 六甲山系探遊の総合案内を行いましょう 2 もっと多くの人に六甲山に上ってもらいましょう 3 六甲山で自然と親しみ、学びましょう 3 六甲山系のいろんな楽しみ方を提案しましょう 4 六甲山へみんなで上り、交流しましょう 4 六甲山の自然と文化に深くかかわり、学びましょう 5 環境モデル地域づくりを進めましょう 5 自然共生モデル地域づくりに取り組みましょう ・ 多重型の地域循環の仕組みづくり Ⅶ 環境と調和した循環型のライフスタイルづくりを進めましょう ・ 循環型のライフスタイルづくり 1 環境適合型社会の仕組みづくりを進めましょう ・ 循環の仕掛け   2 地域の環境づくりを進めましょう 3 体験型環境学習を進めましょう 4 生ごみリサイクルの活動モデルに取り組みましょう Ⅳ グローカルな魅力を育て、発信しましょう Ⅷ グローカルな魅力を育て、発信しましょう 1 外国人県民の意見を行政に反映させていくことを考えましょう 1 外国人県民との真の共生社会づくりを進めましょう 2 留学生のくらしを支援する仕組みを考えましょう 2 留学生のくらしを支援する仕組みを考えましょう 3 国際経験のあるリタイア者の能力を活用しましょう 3 国際経験のあるリタイア者の能力を活用しましょう 4 留学生や外国人県民との交流から相互の言語学習を進めましょう 4 地域・大学などが多重なネットワークづくりを進めましょう 5 阪神・淡路大震災の経験を踏まえて、国内外に情報発信を行いましょう Ⅴ 神戸経済の活性化にチャレンジしましょう Ⅸ 神戸経済の活性化にチャレンジしましょう 1 連携によるベンチャービジネスの機会を拡大しましょう 1 連携による起業の機会を拡大しましょう 2 新しい時代にマッチした製造業へ転換させましょう 2 新しい時代にマッチした製造業へ転換させましょう 3 商店街を元気づけるために付加価値を高めましょう 3 地域の資源を活かす観光交流を広げましょう 4 コミュニティビジネスを地域で支える仕組みを考えましょう 4 商店街の付加価値を高めましょう 5 コミュニティビジネスを地域で支える仕組みを考えましょう  行 動 提 案 の 構 成 の 新 旧 対 照 表 第1章 コミュニティづくりの課題への取り組み 第2章 地域の課題解決に向けた取り組み 第1章 コミュニティづくりの課題への取り組み 第2章 地域の課題解決に向けた取り組み 旧 (県民行動プログラム(第1期)の行動提案) 新 (県民行動プログラム(第2期)の行動提案)

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第4部 行動提案

コミュニティづくりの課題や地域の課題の解決のためには、それぞれの地域での実情に 応じた様々な取り組みが必要と考えます。このため、ここに掲載した行動提案の内容は、 プログラムづくりの議論の中ででてきた一例を提示しています。 点線で囲んだ部分 は、行動提案の内容を分かりやすくするために、平成 13 年度 から平成 17 年度(2001~2005 年度)の間に、県民行動プログラム(第1期)の行動提案 に沿って、神戸地域ビジョン委員会や地域などで取り組まれた実践活動の一部を掲示して います。

第1章 コミュニティづくりの課題への取り組み

Ⅰ 人と人とが結び合う温かいコミュニティをつくりましょう くらしを守り、発展させるためには、人と人との助け合い、支え合いがスタートとな ります。それには、同じ地域でくらしを共にする人々、あるいは、同じ課題をもって、 行動を起こそうとしている人々が集まり、それぞれの課題解決に向けて力を合わせるこ とから始まります。 コミュニティには、同じ地域に暮らす住民が、その縁でつながり、それを支える「地 縁型団体」と、居住する場所が違っても共通する背景や関心をもとにつくられ、それを 支える「テーマ型団体」とがあります。 コミュニティづくりの課題解決のためには、それぞれの実情に応じた様々な取り組み が必要と考えます。 1 地域とくらしの魅力を高めましょう 私たちが暮らす地域の課題解決には、自治会・婦人会などの地縁型団体や、「福祉」「環 境」などをテーマに掲げるボランティアグループ・NPOなどの、テーマ型団体がそれぞ れに、あるいは協働して取り組んでいます。しかし、一つの団体が全部を担えるもので もありません。また、サラリーマンなど勤務の都合で地域とのかかわりが薄くならざる を得ない住民が多いという現実もあります。 地域の人々が集い、喜びと感動が共有できる「楽しいまち」をめざし、みんなで目標を 定め、団体・グループが連携し、ひとりでも多くの力を集めて、よりよい地域とくらしづ くりに取り組みましょう。 ○共通の目標・テーマをみんなで共有し、認識しましょう ・まちづくりやコミュニティ活動について、具体的な目標・目的を明確にしましょう。 ◇地域のことや社会全般について住民が誰でも参加して話し合う「地域井戸端会議」 を実施(ビジョン委員会活動)

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○多くの人がかかわることができる仕組みをつくりましょう ・ごく近隣の「まつり」、地蔵盆など、地域で共に暮らしていることが実感できるイベン トを継続的に開催し、多世代間の交流を図るとともに、回を重ねるごとに参加者が増 えるように、地域でイベントを支える仕組みをつくりましょう。また、こうした地域 の情報が地域の人に行き渡るように工夫しましょう。 ・地域の企業で働いている人や、地域の大学・専門学校で学ぶ学生を含め、若い人たちが 地域に愛着を持てるよう、地域の活動への参画を促す仕掛けづくりや学びの場を提供 しましょう。 ・高齢者の知恵・技能と若者の力をあわせて、地域の活性化に向けて活動しましょう。 このため、地域内の各種の専門家、特技を持つ人、語り部、 遊びの伝承者(手玉、おはじき、あやとり、百人一首)を発 掘し、登録しましょう。このことが、技能の伝承にもなり ます。 ・地域の人が、身近なところで、また、様々なテーマで集ま る機会や場所をつくりましょう。例えば、マンションと地 六甲アイランドCITY 自治会 サマーイブニングカーニバル 域の結びつきや住民同士の交流を深めましょう。 ◇子供と大人が花や緑を育て景観向上と世代間交流を図る「地域緑化によるコミュニ ティづくり」を実施 ◇大人が子供たちに昔遊びを教え、コミュニケーションを図る「玉一あそび塾」を実 施 ◇学生TMO「甲南地域経営研究所」が甲南本通商店街でイベントを実施 ○担い手の連携を進めましょう ・自治会、婦人会、PTA、民生委員、NPO、学校、企業、行政など、地縁型団体・テ ーマ型団体を問わず、地域づくりの担い手が一堂に会し、幅広い交流・連携を行い、自 由に話し合う「円卓会議」を開催しましょう。 ◇地元地縁団体代表有志や地元住民有志が参加して共通の課題を自由に話し合う 「地域円卓会議」を開催(H14~16、西区樫野台6丁目)(ビジョン委員会活動) ◇「六甲アイランド CITY 自治会」が、まちかど会議を開催(H16) ○地域の資源を発掘し、活用しましょう ・地域を歩き、地域の歴史・文化・環境などを発掘し、そうした資源に関するマップを つくるとともに、そうした情報が地域の人に行き渡るようにしましょう。 ・地域内の各種の専門家、特技を持つ人を発掘して、地域で活躍してもらいましょう。 ・公園、公民館などの既存施設を使いやすいように工夫しましょう。 ・空き店舗、空き教室などの未利用施設を有効に活用することを考えましょう。

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○地域と学校の連携を進めましょう ・地域の人と児童生徒の交流を深めましょう。 ・社会人が小中学校で教えたり、地域のことを校外授業で学んだりして、地域が学校教 育にかかわっていきましょう。 ・農業・漁業を体験する学習交流を進めましょう。 ・トライやる・ウィークで福祉施設を訪問したり、学校の空き教室で福祉活動をしたりし て、学校と福祉施設を結ぶネットワークを築きましょう。 ◇地域で「寺子屋クラブ」を設立し、大人と子供が一緒になって楽しめる各種イベ ントを実施 ◇漁業に対する理解を深めるため、小中高生徒に漁業を紹介 ◇小学校生徒を対象に、まちの歴史話や竹馬・竹とんぼ作りなどを実施 2 魅力ある多様な活動を進めましょう 地域には、高齢者・障害者の福祉、子育て、環境、教育など多岐にわたる課題があり ます。このため、こうした課題の解決に当たっては、専門的な立場から外部の情報や知 識、人材を導入する多様な団体が、地縁型団体とつながりをもったり、地域を超えて、 ネットワークをつくって多様な活動を展開していきましょう。 ○多様な活動を多彩に展開していきましょう ・高齢者・障害者の福祉、子育て、環境、教育などをテーマにする団体をつくり、多彩 な活動を展開していきましょう。 ○地域を超えるネットワークをつくっていきましょう ・専門家集団や異なるテーマの団体、地縁型団体と連携 し、地域を超えた、多重なネットワークをつくってい きましょう。 ・各団体は、活動する地域を広げて、近くの団体や同じ テーマを持った団体と連携して活動しましょう。 CODE 海外災害援助市民センターの活動 ◇「CODE 海外災害援助市民センター」が海外における災害救援活動などを実施 ◇「ひょうご市民活動協議会(HYOGON)」が NPO スタッフの研修、IT支援など を実施 ○新しい文化を育てましょう ・団体がたくさん生まれ、団体が連携し、多彩な活動を展開することで、新しい考え方、 価値を生み出し、文化に育てましょう。 ◇「しみん基金・こうべ」が資金助成、人材育成などを実施

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3 地域内交流・地域間交流・国際交流を広げましょう 地域内・地域間・国内外の地域と交流し、人と人とが直接ふれあう多様なつながり、関 係を築いていきましょう。単なる交流ではなく、この広がりや深まりが、まちづくりや 地域を超えた環境問題などへの協働の取り組みへとつながることが期待できます。 ○地域内でのコミュニケーションを活発化させましょう ・高齢者や若い世代の人、子どもまで多くの人たちが、交流を深めるイベントや活動を 企画し、実践しましょう。例えば、市場の空き店舗などを利用した交流やあいさつ運 動などを広めましょう。また、そうした情報を交換しましょう。 ・世代を超えて、多くの人が出会え、交流する場をつくりましょう。それは顔を合わせ て行う交流だけではなく、例えば、高齢者が瓢箪や竹とんぼをつくり、子どもがそれ で遊ぶのを高齢者が見守るといった、間接的な交流も含みます。 ◇保育所の子どもたちと老人クラブ会員たちとの交流イベントを実施(西区樫野台6 丁目など) ◇お年寄りが瓢箪をつくり、子どもがそれで遊ぶのをお年寄りが見守るといった間接 的な交流を実施(藤原山公園ワイワイパーク) ○地域間で産業と文化の交流(農山村部と都市部との交流) を進めましょう ・休耕田を利用した農業体験交流や、お裾分け交流などを 進めましょう。 ・住宅団地と隣接田園部が共同でイベント・まつりを開催 しましょう。地域間交流で伝承文化の継承も進めましょ う。 大沢コンパクトタウン研究会の自然観察会 ◇都市部と農村部の老人クラブ同士の交流会を開催(芋掘り、酒づくり見学、ジョ イントコーラスなど) ◇「大沢コンパクトタウン研究会」がNPO 法人北はりま田園空間博物館と交流し、 まちづくりについて意見交換などを実施(H17) ○日本の文化(踊り・音楽など)を世界に伝え、コミュニケーションチャネルを広げましょ う ・地域の餅つきや盆踊りなど、地域の祭りに地域内の留学生や外国人県民の積極的な参 加を呼びかけましょう。日本の文化と世界の文化で交流しましょう。 ・外国人観光客に日本の文化を体験できる場所や、県民がその外国の文化に親しんでい る様子を見学できる場所を観光マップなどで紹介し、外国人観光客と県民との文化交 流を進めましょう。

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◇コープこうべ組合員が「留学生国際交流」サークルを立ち上げ、フェスティバル への参加などを実施 ◇「国際教育文化交流協会」が留学生の支援やコーディネート活動を実施 4 多様な活動を育む基盤を強化し、活用しましょう 多様な活動を行う団体・グループ・個人が連携し、お互いが補い合う協働のまちづくり を進めるために、手助けを必要とする人の所在情報や、活動団体の活動状況など、まち のなかの情報を出し合い、共有しましょう。 そして、活動団体・グループ・個人は、くらしの充実をめざして、縦割り的な発想を 解消し、相互のコーディネート機能を高めましょう。 また、地域づくりの活動に新たに取り組みたい、活動を充実させたい、担い手同士が 連携してより高度な活動に発展させたい、そんな思いを実現するために、活動を支援し ていく仕組みや組織づくり、既存の中間支援組織との協働や中間支援組織のネットワー ク化にも取り組みましょう。 さらに、生涯学習は地域づくり活動のきっかけとなります。文化、スポーツ、創作活 動をはじめ、様々な課題解決のための学習や自己実現の場が身近にあり、そうした情報 が容易に入手できるまちをめざしましょう。 ○情報の受発信・編集能力を高めましょう ・それぞれのグループが取り組んでいる事業や、地域に住む人の特技や能力などの情報 を発信・交換・共有し、活動の連携や手引きとして活用しましょう。 ・小さな地域グループ・町内・マンションなどでの活動内容や、どのようなイベントがあ るかなど、地域内情報を収集し、それを様々な方法や手段を活用し、また分かりやす い表現で発信しましょう。 ◇阪神高齢者障害者支援ネットワークが、地域内情報のほか、県・市の情報なども把 握して、関係者に提供 ○活動支援の仕組みを充実させましょう ・多様な活動の担い手の間の連携、情報交換を図るため、情報の伝達・仲介役となるよう な「コミュニケーター」をつくりましょう。 ・活動の立ち上げ・運営の指導や需給調整を行う、指導者・コーディネーターなどの人材 の養成講座を実施し、育成しましょう。 ・多様な活動団体の専門家集団は、中間支援組織の立ち上げや活動を支援し、既存の中 間支援組織と団体の連携を密にしましょう。 ・中間支援組織同士の情報の交換、交流の場や仕組みをつくり、中間支援組織のネット ワークをつくりましょう。

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◇「市民活動センター神戸」「コミュニティサポートセンター神戸」などの中間支援 NPO が、相談・情報提供、調査研究などを実施 ○学びの気持ちを高め、それを支える仕組みをつくりましょう ・地域の歴史や震災体験、文化を学ぶ機会をつくりましょう。また、そうした情報を共 有する仕組みをつくりましょう。 ・受け身ではなく、身近な社会問題を解決する能動的な学習プログラムや、他地域や多 世代と交流するプログラムを充実しましょう。 ・高齢者が、地域の伝承文化・歴史、戦争体験、昔の遊びな どを若い世代に伝え、若者が、高齢者にIT学習やニュ ースポーツなどを紹介するプログラムを実施しましょう。 ・学ぶ機会、教える機会を通じて、地域の未来を考えると ともに、世代間交流、地域間交流を進めましょう。また、 学習の成果を地域づくりに活かしましょう。 ツール・ド・コミュニケーションの サロンの様子 ◇地域社会及び高齢者の現状を学ぶ「高校生、大学生、大学院生と高齢者との交流」 を実施(西区、長田区) ◇ツール・ド・コミュニケーションなどがIT講習を実施

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第2章 地域の課題解決に向けた取り組み

Ⅰ 安全と安心のまちづくりを進めましょう 県民のくらしや社会活動においては、安全と安心の確保が大前提となります。 震災の教訓を踏まえ、県民は自助の意識をもつとともに、災害や犯罪、さらにくらしを 脅かすあらゆる危機に対応できる知識、体制などを地域で共有することが求められていま す。 日常の地域活動が、災害、犯罪発生時の助け合いなどにつながることから、県民、企業、 NPO、関係団体が普段から地域のつながりを深めていくことが大切です。 安全と安心のまちづくり、特に、災害に強く、犯罪のないまちづくりに向けて、県民の 自発的かつ自律的な地域づくりを進めましょう。 1 地域の結びつきを強めましょう 県民は、災害や犯罪などの被害を防ぐため、自助の意識をもちつつ、企業、NPO、 関係団体などの地域組織との連携を進め、防災・防犯の地域活動などに取り組みましょ う。 ○被害を防ぐための意識を共有しましょう ・「自分たちのまちは自分たちで守る」「地域の安全は地域 が自ら守る」意識を共有しましょう。 ○地域にある資源を知り、活用しましょう ・地域の人材、組織、施設などの社会資源を知り、その活 用を図りましょう。 大原・桂木ふれあいのまちづくり協議会の 地域緊急会議 ○地域組織の連携や一体化を進めましょう ・日常の地域の活動が災害や犯罪発生時の助け合いなどにつながることから、普段から 地域の人間同士のつながりを深めて、防災、防犯のための様々な地域組織との連携や 一体化を進めましょう。 ○防災・防犯の地域活動に取り組みましょう ・自主防災組織やまちづくり防犯グループを地域で育成し、地域の 力で安全で安心に暮らせるよう様々な活動に取り組みましょう。 ・小学校単位の防災訓練をはじめ、小学校区での子どもの見守り活 動を行いましょう。 ・高齢者などの社会的弱者の見守り活動や、悪質商法などの被害防 止のための声かけ運動などを行いましょう。 福吉台防災福祉コミュニティ の放水訓練

参照

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