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表 3-1(1) 環 境 影 響 評 価 項 目 環 境 要 素 施 設 の 存 在 環 境 影 響 要 因 の 内 容 施 設 の 供 用 工 事 の 実 施 小 項 目 建 築 物 の 存 在 施 設 の 供 用 施 設 関 係 車 両 の 走 行 造 成 等 の 施 工 に よ る 一 時 的

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3.環境配慮事項の抽出とその対策の整理

本業務と併行して進められている堺市環境影響評価条例に準拠した「イオン堺鉄砲町ショッ ピングセンター(仮称)開発事業に係る配慮計画書 第 8 章環境配慮内容の検討」において、 環境配慮事項の選定について取りまとめられていることから、同計画書に基づき環境影響要因 ならびに配慮事項を整理する。 1)環境影響要因の選定 環境影響要因としては以下の項目が上げられ、それらが各環境要素に対して影響を及ぼ すかどうかで環境影響評価項目として選定するかどうか整理した。 ・施設の存在―建物の存在 ・施設の供用―施設の供用 施設関連車両の走行 ・工事の実施―造成等の施工による一時的な影響 工事資材の搬入 建設機械の稼動 本委託業務の環境影響評価項目としては、大気質、騒音、振動、低周波音、悪臭、日照 阻害、電波障害、光害、景観、自然景観、人と自然との触れ合い活動の場、地球環境、廃 棄物・発生土、安全の 14 項目が挙げられる。

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表 3-1(1) 環境影響評価項目 環境要素 環境影響要因の内容 選定する理由・選定しない理由 小項目 施 設 の 存 在 施 設 の 供 用 工 事 の 実 施 建 築 物 の 存 在 施 設 の 供 用 施 設 関 係 車 両 の 走 行 造 成 等 の 施 工 に よ る 一 時 的 な 影 響 工 事 用 資 材 等 の 搬 出 入 建 設 機 械 の 稼 働 大気質 環 境 基 準 設 定 項 目 二酸化窒素 工事用車両の走行、建設機械の稼働及び施設の供用 に伴う施設関係車両等の走行(事業計画地内及び沿 道)により発生する排出ガスの影響が考えられるこ とから、環境影響評価項目として選定する。 浮 遊 粒 子 状 物質 ○ ○ ○ ○ その他 水質・底質 生活環境項目 建設工事中に発生する排水については、濁水処理等 を行った後、公共下水道に放流する。また、施設の 供用に伴う排水は公共下水道に放流する。よって、 公共用水域への排水の放流は行わないことから、環 境影響評価項目として選定しない。 健康項目 特殊項目 その他 地下水 生活環境項目 工事中及び供用後において、地下水を汚染するよう な工法、行為及び施設設置を行わないため、地下水 汚染は考えられないことから、環境影響評価項目と して選定しない。 健康項目 その他 騒音 騒音 ○ ○ ○ ○ 工事用車両の走行、建設機械の稼働及び施設の供用 に伴う空調設備等の稼働及び施設関係車両の走行に より発生する騒音の影響が考えられることから、環 境影響評価項目として選定する。 振動 振動 ○ ○ ○ ○ 工事用車両の走行、建設機械の稼働及び施設の供用 に伴う空調設備等の稼働及び施設関係車両の走行に より発生する振動の影響が考えられることから、環 境影響評価項目として選定する。 低周波音 低周波音 ○ 施設の共用に伴う空調設備等の稼働により発生する 低周波音の影響が考えられることから、環境影響評 価項目として選定する。 悪臭 特定悪臭物質 食品を取り扱うスーパーや飲食店も計画されており 生ごみを一時保管するため、それに伴う悪臭が考え られることから環境影響評価項目として選定する。 臭気濃度又は臭気 指数 ○

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表 3-1(2) 環境影響評価項目 環境要素 環境影響要因の内容 選定する理由・選定しない理由 小項目 施 設 の 存 在 施 設 の 供 用 工 事 の 実 施 建 築 物 の 存 在 施 設 の 供 用 施 設 関 係 車 両 の 走 行 造 成 等 の 施 工 に よ る 一 時 的 な 影 響 工 事 用 資 材 等 の 搬 出 入 建 設 機 械 の 稼 働 地盤沈下 地盤沈下 地下掘削工事においては、遮水性の高い土留壁を構 築すること等により側方及び下方からの地下水の発 生を抑制するため、地下水位の低下及びそれに伴う 地盤沈下が生じるおそれはない。また、供用時にお いても地下水のくみ上げは行わないことから、環境 影響評価項目として選定しない。 土壌汚染 環境基準設定項目 本事業の計画では商業用地として利用する予定であ る。従って事業計画地内で土壌汚染を伴うような物 質の利用は一切なく土壌への影響はないことから、 環境影響評価項目として選定しない。 その他 日照阻害 日照阻害 ○ 建築物の存在による日照への影響が考えられることから、環境影響評価項目として選定する。 電波障害 テレビ電波障害 ○ 建築物の存在によるテレビジョン電波受信への影響 が考えられることから、環境影響評価項目として選 定する。 風害 風向・風速 高層建築物でないことから、環境影響評価項目とし て選定しない。 光害 光害 ○ 駐車場の照明や看板の照明による影響が考えられる ことから、環境影響評価項目として選定する。 コミュニティの分断 コミュニティの分断 本計画地は工場の跡地であり面積も増加せず、新た に地域を分断するような計画ではないことから、環 境影響評価項目として選定しない。 気象 風向・風速 高層建物ではなく、かつ大規模な地形の改変も伴わ ないことから、環境影響評価項目として選定しない。 気温 地象 地形、地質、土質 地下掘削工事により地形・地質の状況を著しく変化 させないことから、環境影響評価項目として選定し ない。 水象 河川 事業による河川等の改変はなく、排水は公共用水域 には放流しないことから、環境影響評価項目として 選定しない。 ため池 地下水 海域

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表 3-1(3) 環境影響評価項目 出典:「イオン堺鉄砲町ショッピングセンター(仮称)開発事業に係る配慮計画書」(イオンリテール株式会社)平成 23年5月 環境要素 環境影響要因の内容 選定する理由・選定しない理由 小項目 施 設 の 存 在 施 設 の 供 用 工 事 の 実 施 建 築 物 の 存 在 施 設 の 供 用 施 設 関 係 車 両 の 走 行 造 成 等 の 施 工 に よ る 一 時 的 な 影 響 工 事 用 資 材 等 の 搬 出 入 建 設 機 械 の 稼 働 陸域生態系 陸生動物 事業計画地は市街地に位置し、動物・植物の生息・ 生育環境を改変しない計画であることから、環境影 響評価項目として選定しない。 陸生植物 淡水生物 陸域生態系 自然景観 自然景観 ○ 大和川北側からの景観に変化を与える可能性があることから、環境影響評価項目として選定する。 人 と 自然 との 触 れ 合い 活動 の場 人と自然との触れ 合い活動の場 ○ ○ 事業計画地は市街地に位置し、レクリエーション施 設等の消滅・改変はない。しかし交通量の増加によ り大和川の堤防や都市公園の利用時の利便性に変化 を与える可能性があり、環境影響評価項目として選 定する。 景観 都市景観 ○ 建築物の存在による景観の変化が考えられることや 敷地内に明治時代に建てられた赤煉瓦建築があるこ とから、環境影響評価項目として選定する。 歴史的・文化的景 観 ○ 文化財 有形文化財等 事業計画地には指定文化財はなく、また事業計画地 は周知の埋蔵文化財包蔵地ではないことから、環境 影響評価項目として選定しない。 埋蔵文化財 地球環境 地球温暖化 ○ ○ ○ ○ 工事中の建設機械の稼動や工事車両の走行、並びに 供用時における計画建物の熱源施設稼動等のエネル ギーの使用や施設関係車両の走行にともなう二酸化 炭素の排出が考えられることから、環境影響評価項 目として選定する。 オゾン層の破壊 廃棄物、発生土 一般廃棄物 ○ 土地の改変等に伴う建設副産物及び残土の発生、施 行時の建設廃棄物の発生、施設の供用に伴う廃棄物 の発生が考えられることから、環境影響評価項目と して選定する。 産業廃棄物 ○ 発生土 ○ 安全 高圧ガス 施設関係車両や工事用車両の走行による交通量増加 が見込まれることから、環境影響評価項目として選 定する。 危険物等 交通 ○ ○

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2)環境配慮事項の選定 次に堺市環境影響評価条例に基づき環境配慮内容を検討した。以下に示す環境配慮項目 及び環境配慮事項について整理するように定められている。 1.基本的事項 1-1周辺土地利用と調和 1-2改変区域の位置・規模・形状の適正化 2.循環 2-1資源循環 2-2水循環 3.生活環境 3-1大気質、水質・底質、地下水、騒音・振動・低周波音、悪臭 3-2地盤沈下 3-3土壌汚染 3-4日照阻害、電波障害、風害 3-5光害 3-6コミュニティの分断 3-7ヒートアイランド現象 4.自然環境 4-1気象・地象・水象 4-2陸域生態系・海域生態系 4-3自然景観 4-4人と自然との触れ合いの活動の場 5.都市環境 5-1都市景観 5-2歴史的・文化的景観 5-3文化財 6.環境負荷 6-1温室効果ガス、オゾン層破壊物質 6-2廃棄物、発生土 7.安全 7-1高圧ガス 7-2危険物 7-3交通

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表 3-2(1) 本事業における環境配慮事項 1 基本的事項 環境配慮項目及び環境配慮事項 環 境 配 慮 の選定 環境配慮の内容及び選定しなかった項目についての 理由 1-1 周辺土地利用との調和 環境保全に関する計画の方針・目標等との 整合を図ること。 ○ ・堺市環境基本計画方針・目標等との整合を図るた め、設置施設の種類、内容等を検討するなど、環 境への負荷低減に努める。 事業計画に係る場所・規模・形状及び施設 の配置・構造等の検討に当たっては、周辺地 域の環境や土地利用との調和を図り、環境へ の影響を回避若しくは低減又は代償に努める こと。 ○ ・建設する建物の配置・構造・色彩等の検討に当た っては、景観等について対策を講じ、周辺地域の 環境との調和を図る計画である。 事業計画地域の下流及び周辺地域におい て、農業用水利用、地下水利用等がある場合 は、これらの利水への影響の回避若しくは低 減又は代償に努めること。 × ・建設工事中に発生する排水については、濁水処理 等を行った後、公共下水道に放流する。また、施 設の供用に伴う排水は公共下水道に放流する。よ って、環境配慮事項として選定しない。 1-2 改変区域の位置・規模・形状の適正化 土地の改変や樹林の伐採等を行う場合に は、その改変区域の位置・規模・形状の選定 に当たって、環境への影響の回避若しくは低 減又は代償に努めること。 × ・事業計画地は現在更地となっている。大規模土地 の改変はなく、樹林の伐採もないため環境配慮事 項として選定しない。 事業計画地内での土工量バランスに配慮す るよう努めること。 ○ ・工事中の土量バランスの均衡を図り、事業計画地 外への搬出量を低減する。 ・掘削残土については、躯体・基礎の上部等の埋め 戻し材として再利用するほか、植栽土壌として性 状が適合する場合は植栽マウンドとしても利用す る。

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表 3-2(2) 本事業における環境配慮事項 2 循環 環境配慮項目及び環境配慮事項 環 境 配 慮 の選定 環境配慮の内容及び選定しなかった項目についての 理由 2-1 資源循環 循環資源のリユース・リサイクルに努める こと。また、発生土の再利用に努めること。 ○ ・牛乳パック、廃電池、リターナブルビン、ペット ボトル、缶、ビン及び容器包装プラスチックを積 極的に回収し、契約処理業者にて再資源化、再利 用する。 ・食品廃棄物については再資源化や再利用するよう に契約処理業者に要請する。 ・コピー用紙、伝票、包装紙及び紙袋等は再生紙の 導入に努める。 ・掘削残土の搬出を行う場合は、搬出先として、他 事業での再利用、同一施工会社他現場での再利用 について検討する。残土処分場に搬出する場合は、 処分場どうしのネットワークによって二次的に再 使用されるよう要請を行う。 ・資材の包装材などは持ち帰りを原則とし、再利用 をするように要請する。 建物・施設については、将来、解体の際に 発生する廃棄物の減量化、リサイクルが容易 にできるよう適切な資材の選定等に努めるこ と。 ○ ・解体の際に発生する廃棄物の減量化、リサイクル が容易にできる材料を選定する予定である。 2-2 水循環 雨水の有効利用、水の回収・再利用を図る など、水の効果的利用に努めること。 ○ ・雨水を緑地、樹木等の散水に利用する計画である。 雨水の地下浸透システムの導入、保水機能 に配慮した土地利用を図るなど、雨水の貯留 浸透・地下水涵養能力の保全・回復に努める こと。 ○ ・平面駐車場については、グラスパーキングを採用 し雨水の浸透・地下水涵養能力の保全・回復に努 める。

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表 3-2(3) 本事業における環境配慮事項 3 生活環境 環境配慮項目及び環境配慮事項 環 境 配 慮 の選定 環境配慮の内容及び選定しなかった項目についての理 由 3-1 大気質、水質・底質、地下水 、騒音・振動・低周波音、悪臭 自動車交通による環境への影響を低減 するため、供用時における道路、鉄道等の 交通網を考慮して、適切な交通アクセスを 確保するよう努めること。 ○ ・公共交通機関への転換誘導方策として、以下の内容 について今後関係機関とも協議し検討を進める。 ①バス・鉄道利用者へのサービス施策 ②各種メディア及び館内放送等による公共機関利用 呼びかけ ③宅配サービス ・徒歩・自転車利用を促進するため、駐輪場及びイオ ンの森による憩いの空間を整備するほか、場内歩行 者道路の連続性を確保する。 ・配送の集約化等により、場内を走行する搬入車両台 数の削減に努める。 公共交通機関の利用促進、物流の効率化 などにより、施設供用時に発生する自動車 交通量の抑制に努めること。 ○ 施設の規模、配置及び構造の検討に当た っては、大気汚染、水質汚濁、騒音・振動・ 低周波音、悪臭、有害化学物質等による環 境への影響の回避又は低減に努めること。 ○ ・場内における走行距離をできるだけ短くするためや、 出入口周辺での渋滞防止のため、誘導員の配置や場 内掲示、誘導看板の設置等により、適切な場内誘導 を実施する。 ・啓発ポスターの掲示、搬入車両への周知・徹底等に よりアイドリングストップの推進に努める。 ・商品の搬入、廃棄物の収集・運搬は全て外部委託で あるため、外部委託先への低公害車の導入やグリー ン配送の協力要請を行う。 ・生ごみ等の食品廃棄物は、密閉可能な廃棄物保管庫 にて保冷保管を行う。関連室及び厨房からの排気は 十分拡散できるよう店舗棟屋上の排気ファンからの 排気に努める。 ・建物地下の汚水槽は密閉型とし、周辺に臭気等が発 生しないような構造とする。 工事計画の策定に当たっては、周辺環境 への影響の少ない工法の採用、低公害型機 械の使用、裸地の早期緑化等により、大気 汚染、騒音・振動、粉じん、濁水等による 環境への影響の回避又は低減に努めるこ と。 ○ ・工事計画の策定にあたっては、工事の平準化、環境 への影響の少ない工法の採用、低公害型機械の使用 などで、大気汚染、騒音・振動の影響の低減に努め る計画とする。 ・建設工事に伴って発生する濁水については、必要に 応じて仮設の沈砂池を設ける等の対策を講じ、下水 道に放流する。排水処理に伴って生じる処理残渣の 業者処分や排水処理施設の維持管理についても十分 配慮する。 ・ミキサー車の洗浄に伴う排水については原則持ち帰 り、適切に処理する。 ・工事区域外周に仮囲いを設置する。 ・最新の低騒音・低振動型の建設機械・工法を可能な 限り採用する。 ・施工に際しては、熟練度の高いオペレーターによる 慎重な機械操作を行う等、適切な施工を徹底する。

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表 3-2(4) 本事業における環境配慮事項 環境配慮項目及び環境配慮事項 環 境 配 慮 の選定 環境配慮の内容及び選定しなかった項目について の理由 3-2 地盤沈下 地下水位の低下や地盤の変形が生じないよ う配慮するなど、地盤沈下の防止に努めるこ と。 × ・本事業は、地下水の採取などの地盤沈下に繋がる 行為ではないため、環境配慮項目として選定しな い。 3-3 土壌汚染 土壌汚染の発生及び拡散防止に努めるこ と。 × ・本事業の計画では商業用地として利用する予定で ある。従って事業計画地内で土壌汚染を伴うよう な物質の利用は一切なく土壌への影響はないこ とから、環境配慮項目として選定しない。 3-4 日照阻害、電波障害、風害 建物・構造物の配置・形状については、日 照阻害、電波障害、風害に関する周辺環境へ の影響の回避又は低減に努めること。 ○ ・本事業計画地の北側は阪神高速大和川線用地とな っており、民家は隣接しておらず、大規模高層建 築物ではないため、周辺地域に日照、電波障害及 び風害による影響を及ぼすことはないと考えら れるが、できる限り高層化を避ける。 3-5 光害 夜間における照明等により、人への健康被 害や農作物被害等が発生しないように配慮す るなど、光害の防止に努めること。 ○ ・照明は直接光が敷地外へ届かない照明設備の使 用・配置とし、敷地外への照射は最小限になるよ う努める。 3-6 コミュニティの分断 工事計画の策定及び施設の供用にあたって は、地域の組織上の一体性又は地域住民の日 常的な交通経路への影響回避又は低減に努め ること。 × ・本計画地は工場の跡地であり面積も増加せず、新 たに地域を分断するような計画ではないことか ら、環境配慮項目として選定しない。 3-7 ヒートアイランド現象 省エネルギー型機器、コージェネレーショ ンシステム、余熱利用、地域冷暖房の採用な どエネルギーの効率的な利用や、太陽光など 自然エネルギーの利用を図るなど、廃熱の排 出抑制に努めること。 ○ ・効率的なエネルギー利用を図るため、冷却水ポン プ、冷水ポンプの台数制限、インバータ制御を行 う。インバータ制御が可能な空調機、空冷ヒート ポンプパッケージ等を採用する。また、冷暖房は 適切な温度を設定するとともに、無駄な運転の防 止に努める。 ・設備機器に特定フロンは使用しない。 ・厨房施設の効率的な稼動、適切な点検・整備を励 行する。 壁面・屋上等の緑化、透水性舗装の採用、 保水機能に配慮した土地利用を図るなど、環 境への影響の回避又は低減に努めること。 ○ ・屋上緑化、壁面緑化を可能部分に採用するととも に、平面駐車場についてはヒートアイランド化の 抑制に効果のあるグラスパーキングを整備する。 土地の改変、建物・構造物の規模・配置・ 形状については、風の流れが確保されるよう に配慮するなど、環境への影響の回避又は低 減に努めること。 ○ ・建築物を高層化しないことや屋外平面駐車場や緑 地、オープンモール、プロムナードなど建築物周 辺に十分な余裕を設ける。

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表 3-2(5) 本事業における環境配慮事項 4 自然環境 環境配慮項目及び環境配慮事項 環 境 配 慮 の選定 環境配慮の内容及び選定しなかった項目について の理由 4-1 気象・地象・水象 土地の改変、建物・構造物の規模・配置・ 形状については、事業計画地及びその周辺に おける風向・風速、気温、地形、地質、土質、 河川の水量・水位、ため池への流入水量・水 位、海域の潮流・波浪への影響の回避又は低 減に努めること。 × ・大規模な土地の改変を行う計画ではない。また、 建築物も高層建築物でないため環境配慮事項と して選定しない。 地下構造物の建設や地下水採取に当たって は、地下水脈への影響の回避又は低減に努め ること。 × ・本事業は、地下水の採取を行わないため、環境配 慮事項として選定しない。 4-2 陸域生態系・海域生態系 土地利用や施設配置の検討に当たっては、 生物多様性と多様な生物からなる生態系への 影響の回避若しくは低減又は代償に努めるこ と。また、水域と陸域との移行帯における生 物多様性の保全も考慮に入れるとともに、水 域とその周辺の陸域及び移行帯を一体と捉え た生態系機能の維持に努めること。 さらに、重要な動植物の生息・生育地をや むを得ず改変する場合には、改変地の修復、 移植・代替生息地の確保など適切な措置を講 じるように努めること。 × ・事業計画地は市街地に位置し、動物・植物の生息・ 生育環境を改変しない計画であることから、環境 配慮項目として選定しない。 良好な緑地、水辺の保全と、多自然型工法 の採用等による動植物の生息生育空間の創出 に努めること。なお、緑地等の保全に当たっ ては、事業計画地周辺の良好な環境との連続 性に配慮するとともに、まとまりのある面積 の確保に努めること。また、緑地帯における 植栽樹種の選定に当たっては、現存植生及び 自然植生に配慮すること。 × 工事計画の策定に当たっては、工事による 粉じん、騒音・振動、濁水等が動植物の育成・ 生息環境に及ぼす影響の回避又は低減に努め ること。 × 4-3 自然景観 人工物の位置、規模、形状等については周 辺景観との調和に配慮し、良好な自然景観の 保全に努めること。 ○ ・建築物は高層化を避け、周辺の景観との調和の取 れたデザイン、色調とする。 4-4 人と自然との触れ合いの活動の場 土地の改変、建物・構造物の建築等につい ては、人と自然との触れ合いの活動の場と当 該触れ合い活動の場が持つ機能に及ぼす影響 の回避又は低減に努めること。 ○ ・事業計画地南側と西側の歩道を再整備するととも に、周辺住民の動線を遮断しない計画とし、大和 川の堤防や都市公園の利用時の利便性に変化を 与えない。

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表 3-2(6) 本事業における環境配慮事項 5 都市環境 環境配慮項目及び環境配慮事項 環 境 配 慮 の選定 環境配慮の内容及び選定しなかった項目についての理 由 5-1 都市景観 建物・構造物の配置・意匠・色彩等につ いては、周辺景観との調和や地域性に配慮 した工夫を施すとともに、必要に応じて植 栽等により修景を図るなど、良好な都市景 観の形成に努めること。 ○ ・歩道、植栽などの連続した空間を確保し、調和のと れた魅力のあるまちなみの形成に努める。 ・敷地境界沿いに緑地帯を設け、高木及び低木を組み 合わせて配置する。 ・看板、屋外広告物などについては、建築物やまちな みとの調和に配慮する。 ・建物外壁デザインや色彩については、既存店舖の事 例等を踏まえ、周辺への圧迫感の軽減という見地か ら設計上の配慮を行うとともに、関係機関との協議、 指導に基づき、地域の景観形成に貢献できるように 努める。 5-2 歴史的・文化的景観 建物・構造物の配置・意匠・色彩等につ いては、周辺の伝統的景観との調和に配慮 し、必要に応じて植栽等より修景を図るな ど、歴史的・文化的景観の保全に努めるこ と。 ○ ・敷地内に現在も残っている明治時代に建てられた赤 煉瓦建物については再利用する計画である。 5-3 文化財 土地の改変、建物・構造物の設置に当た っては、 文化財の保全に努めること。 × ・事業計画地には、文化財は存在しないため、環境配 慮事項として選定しない。 6 環境負荷 環境配慮項目及び環境配慮事項 環境配慮の 選定 環境配慮の内容及び選定しなかった項目について の理由 6-1 温室効果ガス、オゾン層破壊物質 省エネルギー型機器、コージェネレーショ ンシステム、余熱利用、地域冷暖房の採用な どエネルギーの効率的な利用や、太陽光など 自然エネルギーの利用に努めること。また、 温室効果ガス及びオゾン層破壊物質の排出抑 制に努めること。 ○ ・効率的なエネルギー利用を図るため、冷却水ポ ンプ、冷水ポンプの台数制限、インバータ制御 を行う。インバータ制御が可能な空調機、空冷 ヒートポンプパッケージ等を採用する。また、 冷暖房は適切な温度を設定するとともに、無駄 な運転の防止に努める。 ・設備機器に特定フロンは使用しない。 ・厨房施設の効率的な稼動、適切な点検・整備を 励行する。 ・太陽光パネルを設置し、自然エネルギーの利用 に努める。 ・電気自動車の充電設備を設置する。 6-2 廃棄物、発生土 事業活動により生じる廃棄物の発生抑制と ともに、長期使用が可能な資材の使用に努め ること。また、発生土の発生抑制に努めるこ と。 ○ ・簡易包装の推進により、梱包材やレジ袋の使用 量の削減に努める。 ・マイバスケット・マイバック持参運動を推進す ることによって石油の使用量削減や、家庭での レジ袋廃棄量削減などに配慮する。 ・リターナブルコンテナ(通い箱)の導入により、 流通段階での廃棄物を抑制する。 ・工事中の土量バランスの均衡を図り、事業計画 地外への搬出量を低減する。 ・長期的に使用が可能な資材の使用に努める。

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表 3-2(7) 本事業における環境配慮事項 7 安全 環境配慮項目及び環境配慮事項 環 境 配 慮 の選定 環境配慮の内容及び選定しなかった項目についての理 由 7-1 高圧ガス 施設の規模、配置及び構造の検討に当た っては周辺地域の環境や土地利用との調 和を図るとともに、施設の供用による高圧 ガスの火災、爆発や漏洩に対する安全性の 確保に努めること。 × ・本事業では、高圧ガスの使用はないため、環境配慮 事項として選定しない。 7-2 危険物等 施設の規模、配置及び構造の検討に当た っては周辺地域の環境や土地利用との調 和を図るとともに、施設の供用による危険 物等の火災、爆発又は流出に対する安全性 の確保に努めること。 × ・本事業では、危険物の使用はないため、環境配慮事 項として選定しない。 7-3 交通 建設工事及び施設の供用に伴い発生す る自動車交通については、地域社会の生活 環境、幹線道路等における交通安全に及ぼ す影響の回避又は低減に努めること。 ○ [来客車両の誘導及び搬入・廃棄物収集車両の走行ル ート] ・来客車両、搬入車両の走行ルートは主に幹線道路を 利用し、近隣の住環境への影響を低減する。 ・来店車両に対しては、交通誘導員を駐車場内、車両 出入口等に適切に配置し誘導を行う。 ・来店車両について、来店ルートの周知・案内の徹底、 広域誘導の徹底、搬入車両入口における「荷捌き等 専用入口」等の表示を行う。 [渋滞対策] ・以下の措置により、施設出入口周辺での渋滞防止に 努める。 ①場内滞留スペース等により、十分な滞留スペース を確保する。また、場内歩行者空間の整備による 歩車分離を徹底し、円滑な入出庫に努める。 ②チラシ、店舖案内パンフレット、ホームページ、 店内放送、店内掲示等、多様な媒体を使用するこ とにより、来店・退店ルートについて周知を図る。 ③広域での誘導看板等を適切な位置に表示すること により、適切な入口に誘導する。また、場内では、 交通誘導員の配置、案内標識、誘導表示器等によ り、空き駐車スペースまたは方面別出口へ適切か つ迅速に誘導を行う。 出典:「イオン堺鉄砲町ショッピングセンター(仮称)開発事業に係る配慮計画書」(イオンリテール株式会社)平成 23 年 5 月

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3)CO2の発生の可能性のある環境影響要因の選定 前項 2)において整理した環境配慮事項の中で、CO2の発生の可能性のある環境影響要因を 整理・選定した。その結果を表 3-3 に示す。 表 3-3 CO2の発生の可能性のある環境影響要因 区 分 環境影響要素の内容 エネルギー利用により CO2の 発生が見込まれるもの ●空調・換気機器の利用 ●照明器具の利用 ●冷凍・冷蔵庫の利用 ●昇降機の利用 ●音響機器等の利用 燃料の燃焼により CO2の発生 が見込まれるもの ●車両の走行(来退店車両、搬入車両、廃棄 物収集車両) ●給湯・厨房設備の利用 製造・廃棄により CO2の発生 が見込まれるもの ●レジ袋・食品トレイ等の包装材の使用●チラシ・OA・コピー用紙等の資材の使用

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4)立地特性を活かした未利用エネルギー活用の検討 (1) 未利用エネルギー活用の可能性 事業計画地の北側には一級河川の大和川が流れ、その左岸においては現在、阪神高速道 路大和川線(ほとんどが地下トンネル)の工事が進められている。 事業計画地の西約 1.8km には、汚水処理能力約 12 万 m3/日と現有処理能力では市内最 大を誇る三宝下水処理場が位置しており、現在、処理場西側に広がる堺浜地区約 300ha の 工業用水や散水用水として約 34 千 m3/日の高度処理水を供給している。また、敷地南側 の市道三宝高須線の道路下には下水管が通っている。 以上のようなエリア特性から、本計画地において活用の可能性が考えられる未利用エネ ルギーは、図 3-1 に示すように、「河川水」「下水処理再生水」「下水熱」「高速道路排熱」 「地下水」「地中熱」などが挙げられる。 図 3-1 堺鉄砲町での未利用エネルギー活用の可能性 これら活用可能性のある未利用エネルギーのそれぞれについて「活用事例」「導入コス ト」「技術」「規制」「まちづくり」の5つの視点から実現性の評価を行ったところ、表 3-4 に示すように、結果的には下水処理再生水の活用が最も実現性が高く、まちづくりへの貢 献度も高いものと考えられる。 阪 神 高 大 和 線 三宝下水処理場 ■下水処理水の利用 (内川緑地、環濠への利用)

七道駅

七道駅

内 川 緑 地

送水

距離

約1.

8kM

■下水処理水の利用 (空調熱源や中水利用) 大 和 川 ■太陽光の利用 ■太陽熱の利用 ■地中熱の利用 ■地下水の利用 ■道路排気熱の利用 換気所 換気所 ■河川水の熱利用 (空調熱源の一部利用) ■下水の熱利用 (空調熱源の利用) ■下水処理水の利用 (親水空間「せせらぎ」創出) 地域の防災拠点 としての役割 阪 神 高 大 和 線 三宝下水処理場 ■下水処理水の利用 (内川緑地、環濠への利用)

七道駅

七道駅

内 川 緑 地

送水

距離

約1.

8kM

■下水処理水の利用 (空調熱源や中水利用) 大 和 川 ■太陽光の利用 ■太陽熱の利用 ■地中熱の利用 ■地下水の利用 ■道路排気熱の利用 換気所 換気所 ■河川水の熱利用 (空調熱源の一部利用) ■下水の熱利用 (空調熱源の利用) ■下水処理水の利用 (親水空間「せせらぎ」創出) 地域の防災拠点 としての役割

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表 3-4 各未利用エネルギー活用の実現性評価 (2) 下水処理再生水の利用モデルと期待できる効果 事業計画地における下水処理再生水の利用モデルを図 3-2 のように検討した。本開発事 業において、店舗内の中央方式の空調熱源冷却塔の冷却水として利用することで消費電力 低減による CO2削減、空気中への排熱低減によるヒートアイランド防止という効果が期待 できる。また、トイレ等雑用水として利用できれば大幅な節水効果にもつながる。 敷地内に「せせらぎ」を設けることにより地域住民に憩いの場を提供できるとともに、 災害時の防火用水や生活用水としての提供が可能になる。 さらに、空調熱源およびせせらぎで活用した再生水は、二次利用として堺市内を流れる 内川・土居川に放流することにより、川の水質改善をはじめとする修景や堺市中心部での 散水によるヒートアイランド防止に役立てることが期待できる。 図 3-2 下水処理再生水の利用モデルと期待できる効果 × ○ 普遍的 △ 井戸枯れ、地盤沈下、 水質調査要 ○ 下水幹線付近 △ (スーパー堤防貫通 できれば○) △ (送水管路敷設経路 確保できれば○) 技術 × 実施例極少 (札幌地下鉄駅舎のみ) △ 実施例少 (東京スカイツリー(部分)) ○ 関電京都支店、神戸支店 高崎市中央 ○ 後楽1丁目地区 盛岡駅西口地区(部分) ◎ 中ノ島3丁目、OAP(部分) 京阪駅舎 ◎ 幕張、SONY芝浦、 名古屋ささしま24 実施例 × × △ ○ × ◎ 総評 × × △ △ △ ◎ 修景 まちづくり ○ × 循環パイプ施工費高 地中熱 △ (不明) △ 地点による △ バイパス工事、 ゴミ取装置コスト高 × 補助金あるも、スーパー 堤防の絡みで獲得難か ○ ※補助金、行政負担を求 める必要 導入コスト × ○ △ 民間事業者の 利用制限有 × 河川法認可、水利権獲 得、環境アセスに時間 ○ 行政も利用に関心 (堺市下水道ビジョン) 規制 高速道路 排熱 地下水 河川水 下水処理 再生水 下水熱 (未処理下水 汲上式) × ○ 普遍的 △ 井戸枯れ、地盤沈下、 水質調査要 ○ 下水幹線付近 △ (スーパー堤防貫通 できれば○) △ (送水管路敷設経路 確保できれば○) 技術 × 実施例極少 (札幌地下鉄駅舎のみ) △ 実施例少 (東京スカイツリー(部分)) ○ 関電京都支店、神戸支店 高崎市中央 ○ 後楽1丁目地区 盛岡駅西口地区(部分) ◎ 中ノ島3丁目、OAP(部分) 京阪駅舎 ◎ 幕張、SONY芝浦、 名古屋ささしま24 実施例 × × △ ○ × ◎ 総評 × × △ △ △ ◎ 修景 まちづくり ○ × 循環パイプ施工費高 地中熱 △ (不明) △ 地点による △ バイパス工事、 ゴミ取装置コスト高 × 補助金あるも、スーパー 堤防の絡みで獲得難か ○ ※補助金、行政負担を求 める必要 導入コスト × ○ △ 民間事業者の 利用制限有 × 河川法認可、水利権獲 得、環境アセスに時間 ○ 行政も利用に関心 (堺市下水道ビジョン) 規制 高速道路 排熱 地下水 河川水 下水処理 再生水 下水熱 (未処理下水 汲上式) 生下水 せせらぎ 生下水利用 下水処理水の活用 下水処理場 上 水 (仮)イオン堺鉄砲町SC 高度処理水(膜処理) なら親水利用可能 ★水質改善 ★ヒートアイランド防止 ★公衆トイレ用水 ★地域の憩いの場 ★防災用水 環濠(内川・土居川) 空調熱源 ★CO2削減 ★ヒー トア イランド防止 トイレ 用 水 ★節水 放 流 堺市 中心部 【凡例】 生下水 再生水 上水 生下水 せせらぎ 生下水利用 下水処理水の活用 下水処理場 上 水 (仮)イオン堺鉄砲町SC 高度処理水(膜処理) なら親水利用可能 ★水質改善 ★ヒートアイランド防止 ★公衆トイレ用水 ★地域の憩いの場 ★防災用水 環濠(内川・土居川) 空調熱源 ★CO2削減 ★ヒー トア イランド防止 トイレ 用 水 ★節水 放 流 堺市 中心部 【凡例】 生下水 再生水 上水

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図 3-3 下水処理再生水を活用した空調熱源システム (3) 処理前の下水熱利用の可能性 処理前の下水熱の空調熱源としての利用については、技術的には敷地内に約 250m の熱回 収を行うための導管を敷設することにより可能と推測されるが、その効果の詳細検討は施 設の計画・設計段階での課題とする。 図 3-4 未処理下水熱利用の可能性 冷却塔での冷却水温度 (32℃)よりも低い温度の下 水処理水(夏期25℃)等を直 接供給することにより、熱源 システムのCOPが向上する。 通常は冷凍機の排熱(37℃)を冷却 塔にて32℃まで冷却し再び冷却水 として供給している。 域内スマートコミュニティの構築 温排熱は熱回収により、住宅等の温熱 需要にも活用可能 排水 CT CWS CV CDP CT CWS CV CD P CT CWS CV CDP 店舗負荷 下水処理水 WR BR BR IT MV MV MV CV CV CV CV CV M V H EX HEX P BP CP 供給される下水処理水 分をオー バーフローさ せる CV CV CV 緑化散水 市水 HEX せせらぎ(環濠) 地下水 中水(便所等洗浄 再び下水へ 冷却塔での冷却水温度 (32℃)よりも低い温度の下 水処理水(夏期25℃)等を直 接供給することにより、熱源 システムのCOPが向上する。 通常は冷凍機の排熱(37℃)を冷却 塔にて32℃まで冷却し再び冷却水 として供給している。 域内スマートコミュニティの構築 温排熱は熱回収により、住宅等の温熱 需要にも活用可能 排水 CT CWS CV CDP CT CWS CV CD P CT CWS CV CDP 店舗負荷 下水処理水 WR BR BR IT MV MV MV CV CV CV CV CV M V H EX HEX P BP CP 供給される下水処理水 分をオー バーフローさ せる CV CV CV 緑化散水 市水 HEX せせらぎ(環濠) 地下水 中水(便所等洗浄 再び下水へ

250m

下水本管?

想定必要熱量(時間最大) 29,599MJ → 8,228kWh  全伝熱面を通じて熱透過率が一定な熱交換器における伝熱量Qの式より  Δt1 - Δt2 K:熱透過率    Q = KF × F:伝熱面積 ln(Δt1/Δt2) Δt1:流体入口温度差 Δt2:流体出口温度差 Q × ln(Δt1/Δt2)    F =  = 534 ㎡   K × (Δt1-Δt2)  熱交換効率 2.5kW/㎡  K=2.5 冷却水温度 37 → 32 ℃  Q=8,228 下水温度  28℃ (一定)  Δt1=9  Δt2=4 内径700mmの伝熱管を使用すると、    534 ÷ (0.7 × π ) = 243 m → 250 m  ∴ 敷地内で採熱管を設置して熱交換する可能性あり。    下水本管との位置関係を検討する。敷地内で採熱管を設置して熱交換できる可能性あり

250m

下水本管?

想定必要熱量(時間最大) 29,599MJ → 8,228kWh  全伝熱面を通じて熱透過率が一定な熱交換器における伝熱量Qの式より  Δt1 - Δt2 K:熱透過率    Q = KF × F:伝熱面積 ln(Δt1/Δt2) Δt1:流体入口温度差 Δt2:流体出口温度差 Q × ln(Δt1/Δt2)    F =  = 534 ㎡   K × (Δt1-Δt2)  熱交換効率 2.5kW/㎡  K=2.5 冷却水温度 37 → 32 ℃  Q=8,228 下水温度  28℃ (一定)  Δt1=9  Δt2=4 内径700mmの伝熱管を使用すると、    534 ÷ (0.7 × π ) = 243 m → 250 m  ∴ 敷地内で採熱管を設置して熱交換する可能性あり。    下水本管との位置関係を検討する。敷地内で採熱管を設置して熱交換できる可能性あり

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4.敷地内での環境対策の検討と評価

1)CO2排出量の概要 イオンは、2011 年 2 月 28 日現在イオン株式会社とイオンリテール株式会社、イオンモー ル株式会社等のグループ企業と合わせ計 180 社のグループである。 また、イオングループの店舗数は 2011 年 8 月現在で 12,183 店、その内イオンリテール株 式会社の店舗数は 500 店となっている。 イオンリテール株式会社の CO2排出量は、図 4-1 に示すとおりである。2010 年度の店舗・ 事務所の設備使用等による排出量は約 753,000t-CO2、輸配送による排出量は約 105,000 t-CO2 である。 出典:イオン環境・社会報告書 2002~2011 注 1)イオンリテール株式会社は 2008 年 8 月 21 日「イオン株式会社」の小売事業等を承継 。 注 2)店舗・事務所の設備使用等による排出量: 2001 年度から 2007 年度まではイオン株式会社の CO2排出量、 2008 年度以降 はイオン本社ビルを含むイオンリテール株式会社の CO2排出量で、店舗・事務所の設備で使用するエネルギー使用量を 基に算出。 注 3)輸配送による排出量: 2001 年度から 2005 年度はイオン株式会社の CO2排出量、2006 年度と 2007 年度はイオン各社の CO2排出量、 2008 年度以降はイオンリテール株式会社の CO2排出量 図 4-1 イオンリテール株式会社の CO2排出量 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 2001年度 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 t-CO2 0 100 200 300 400 500 600 店 店舗 ・事業所 の設備 使用等 による排 出量 輸配 送による 排出量 店舗 数 エコストア 1 号店開店

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電気、都市ガス、LPG 等のエネルギー使用、水道使用に伴う CO2排出量の内訳は図 4-2 に示 すとおりである。 2001 年度の排出量は 898,787 t-CO2/年で、2010 年度には 753,429 t-CO2/年、となってお り、16.2%程度の削減率となっている。また、排出源別内訳では、2001 年度は買電が約 48%、 次いで重油が約 44%、を占めていたが、2010 年度では買電が約 85%と電力のエネルギー利用 による CO2排出量が大半となった。 出典:イオン環境・社会報告書 2002、2011 注 1)イオンリテール株式会社は 2008 年 8 月 21 日「イオン株 式会社」の小売事業等を承継 。 注 2)2001 年度はイオン株式会社の CO2排出量、 2010 年度はイオン本社ビルを含むイオンリテール株式会社の CO2排出量 図 4-2 イオンリテール株式会社の CO2排出量の内訳 2001年度CO2排出源内訳 排出量 898,797t-CO2 上水, 0.5% LPG 1.5% 都市ガス 5.5% 灯油、ガソリン 軽油 0.3% 重油 44.1% 買電 48.1% 2010年度CO2排出源内訳 排出量 753,429t-CO2 買電 85.0% 重油 3.9% 灯油、ガソリン 軽油 0.1% 都市ガス 8.8% LPG 1.8% 上水, 0.4%

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CO2排出量削減計画の概要 イオンでは 2007 年度に「イオン温暖化防止宣言」を行い、2012 年度に 2006 年度比で CO2 総排出量を 185 万 t-CO2(30%削減)するという目標を揚げている。185 万 t-CO2削減のため の主な取り組みは以下のとおりである。 ①店舗での設備・仕組みによる削減 50 万トン削減 ・従来の店舗に比べて CO2の排出量を 20%以上削減できるエコストア1)を展開します。 ・太陽光発電を 2012 年までに 200 店舗導入をめざします。 ・エコストアで得られたノウハウ、技術を既存店舗に展開していきます。 ・電気使用量を「見える化」し、省エネ活動を全社で推進します。 ②商品・物流における削減 57 万トン削減 ・商品の原材料調達、製造、輸送、販売、使用段階における CO2排出量の削減を進め ます。 ・商品の積載効率の向上や環境配慮車両の導入など、商品物流に関わる CO2排出量の 削減を進めます。 ③お客様とともに取り組む削減 31 万トン削減 ・1991 年より国内外で実施している「イオンふるさとの森づくり」や(公財)イオン 環境財団による植樹活動の累計植樹本数を 2012 年度には 1,100 万本をめざします。 ・買物袋持参運動の拡大し、レジ袋の使用量を削減します。 ④CO2排出権の購入 47 万トン削減 ・京都メカニズムの活用。

C

C

C

O

O

O

222

4

4

4

7

7

7

図 4-3 イオン温暖化防止宣言

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【参考:イオンのエコストア(環境に配慮した店舗づくり)】 ① 2005 年 5 月 1 号店を開店 ②エコストアの 3 つのコンセプトと 8 つの切り口について ≪3 つのコンセプト≫ ・変革と技術革新 将来予想される社会の環境意識の向上や、環境規制の拡大に対応すべく、新たな技術を取り入れ、経験を蓄積し ていく店舗を作ります。 ・学習と協働 次代を担う子どもたちが、環境に深い関心を持ってくれるような働きかけがあり、地域コミュニティとの連携を 強める店舗を作ります。 ・情報発信 これまでイオンが実施してきた環境保全活動の取り組みを、わかりやすく体系的に発信する店舗を作ります。 ≪8 つの切り口≫ ・省(創)エネルギー その土地に一番適した風や水といった自然エネルギーを積極的に利用していきます。 ・環境効率 環境負荷の小さい材料を使ってお店を作っていきます。 ・自然環境 自然の光や音や水を取り入れる工夫を凝らし、自然とのふれあいや自然からの癒しを体感していただきます。 ・景観・生物多様性 人だけでなく、たくさんの生き物が集まる空間を提供し、心地よい景観づくりを目指します。 ・安心・安全・環境配慮 環境に配慮した安全で安心の商品を、積極的にみなさまのもとへお届けします。 ・廃棄物の地域循環 地域のみなさまとともに、廃棄物の地域での循環に取り組みます。 ・情報開示 お店やイオンの取り組む環境に関わる情報を 、わかりやすくみなさまにお伝えします。 ・21 世紀型コミュニティ 資源のムダ使いをしないように、レジ袋のいらないお店を目指します。

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3)エコストアにおける環境配慮対策の整理 イオンでは店舗での設備・仕組みによる CO2排出量削減として、従来の店舗に比べて CO2 の排出量を 20%以上削減できるエコストアを展開している。 エコストアにおける主な省エネルギー技術と CO2削減量を表 4-1 に示す。また、2011 年 3 月に開店したイオン伊丹昆陽ショッピングセンター(SC)では CO2を 30%削減することを 目標としており、そのための省 CO2技術を図 4-4 に、CO2の発生原因別に他のエコストアを含 めた具体的な取組を表 4-3 に示す。 表 4-1 エコストアにおける主な省エネルギー技術と CO2削減量実績値 年度 店 名 主な省エネルギー技術 ソーラー システム CO2削減量 t-CO2 2005 イオン千種 SC ・高効率ターボ冷凍機の導入 7.5kw 729 ・井水利用 ・食品冷凍機のエコシステムの導入 2006 イオン柏 SC ・夜間電力利用による氷蓄熱システムの導入 8kw 1,656 ・空調省 エネシステムの導入 ・井水利用 イオン大日 SC ・天然ガスコージェネシステムの導入 14.3kw 4,769 ・空調省エネシステムの導入 2007 イオン鹿児島 SC ・夜間電力利用による氷蓄熱システムの導入 140kw 1,507 ・空調省エネシステムの導入 ・LEDサイン照明の導入 2008 イオン苫小牧 SC ・インバーター冷凍機(氷蓄熱制御)の導入 88.4kw 3,300 ・LEDサイン照明の導入 イオンレイクタウン ・ハイブリッドガスエコシステムの導入 487kw 11,895 ・夜間電力利用による氷蓄熱システムの導入 ・空調省エネシステムの導入 ・LEDサイン照明の導入 イオン日吉津 SC ・高効率ターボ冷凍機の導入(既存棟) 100kw 2,247 ・夜間電力利用による氷蓄熱システムの導入(増築棟) ・LEDサイン照明の導入 2009 イオン土浦 SC ・夜間電力利用による氷蓄熱システムの導入 130kw 3,600▲ ・エスカレーター自動運転 ・LED サイン照明の導入 2010 イオン伊丹昆陽 SC ・高効率空調システムの導入 1,160kw 3,900※ ・LED などの高効率照明器具の採用 ・最新のエネルギーマネジメントシステムの導入 出典:イオン環境・社会報告書 2009、2011 注)▲は実績予想値、※は目標値 (同規模の従来店舗 との比較値) 敷地内の環境配慮対策について表 4-2 に整理した。ここに挙げた環境配慮対策は、立地特 性による未利用エネルギー対策を除いては既にイオンの他店舗で採用されている対策で、本 開発事業においても採用の可能性の高い環境配慮対策である。(資料編にエコストアにおける 環境配慮対策を整理している。) 次にイオンが推進するエコストアにおける具体的な取り組みと環境配慮の内容を整理した。 事業計画地の店舗もエコストアとして位置づけられることが想定されるため、できるだけ多 くの環境配慮対策が採用されるものと考える。

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出典:住宅建築物の省 CO2シンポジウム資料

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表 4-2(1) 敷地内環境配慮対策の整理(屋内) リ デュ ー ス リ ユー ス リ サ イ ク ル 太陽光発電 ● 両面受光式太陽光電池 ● ソーラー式移動粉末消火器 ● 風力発電 ● ガスコジェネレーション ● ハイブリッドガスエコシステム ● LED照明 ● Low-Eペアガラス ● 外光センサー(立体駐車場) ● 調光システムの導入 ● 高効率反射傘(立体駐車場) ● 感知センサーによる照明制御 ● キャノピー照明(陳列棚) ● 昇降機 感知型エスカレーター ● 冷凍冷蔵庫 冷凍庫エココイルシステム ● 冷ケース低圧制御 ● キャノピー照明 ● エコボイド ● ライトウェル ● フードコートの緑化 ● クールチューブ ● 氷蓄熱 ● 大温度差冷水搬送システム ● 冷却水のファン発停 ● 壁面・屋上緑化 ● 外気冷房システム ● ミスト空調 ● 外調機のウォーミングアップ制御 ● 空調機の外気CO2制御 ● インバータ制御 ● 高効率ガスヒートポンプ ● 地中熱 ● そ の 他 屋内 環境配慮対策 情 報 制 御 ・ 発 信 交 通 対 策 全般 再 生 可 能 エ ネ ル ギー の 利 用 照明 空調・換気 未 利 用 エ ネ ル ギー の 利 用 省 エ ネ ル ギー 対 策 3R 緑 化 対 策 ヒー ト ア イ ラ ン ド 対 策

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表 4-2(2) 敷地内環境配慮対策の整理(屋内) リ デュ ー ス リ ユー ス リ サ イ ク ル 間伐材 ● ルーバー ● 節水・節電型自動水洗 ● ゴムチップ舗装 ● 廃プラスティックベンチ ● タイルカーペットの使用 ● ● 陶磁器質タイル ● デマンド監視 ● リターナブルコンテナの導入 ● 再生ハンガー ● レジ袋有料化・買い物袋持参運動 ● 牛乳パック、ビン、缶等の回収 ● エコステーション ● ● バイオマス包装資材 ● 「セルフサービス」衣料リサイクル ● ● トップバリュ グリーンアイ ● 省資源活動 ● 食品残渣(生ゴミ)のリサイクル ● トップバリュ 共環宣言 ● マネキン ペットボトルボディ ● エコ自動販売機 ● 家庭用廃食油のリサイクル ● イオン幸せの黄色いレシート ● 情 報 制 御 ・ 発 信 交 通 対 策 屋内 環境配慮対策 再 生 可 能 エ ネ ル ギー の 利 用 未 利 用 エ ネ ル ギー の 利 用 商材・資材 そ の 他 空調・換気 省 エ ネ ル ギー 対 策 ヒー ト ア イ ラ ン ド 対 策 緑 化 対 策 3R

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表 4-2(3) 敷地内環境配慮対策の整理(屋外) リ デュ ー ス リ ユー ス リ サ イ ク ル アンダーパス等交通計画 ● ハイブリッドバス ● 鉄道・バス公共交通利用の促進 ● ソーラーアプローチライト ● ● 外光センサーの設置(駐車場灯) ● 高効率の反射傘(駐車場灯) ● 再生素材型車止め ● 再生ゴム製バリカー ● ミスト空調 ● 打ち水ベープ ● 吸水保水性舗装 ● プロムナードのヒートアイランド防止散水 ● プロムナード ● ● グラスパーキング ● ナイトパージ ● テラス庭園 ● バルコニーの緑化 ● 緑の広場 ● イオンふるさとの森づくり ● アクトグリーン ● エコインフォメーション ● 駐車場植樹 ● EVステーション ● パークアンドライド ● 大規模駐輪場 ● 駅直結のレイクタウンゲート ● シラスブロック ● 三宝下水道高度処理水有効利用 ● ● 阪神高速大和川線の排気利用 ● 「風のみち」 ● 河川水・地下水の有効活用 ● ● 情 報 制 御 ・ 発 信 交 通 対 策 そ の 他 再 生 可 能 エ ネ ル ギー の 利 用 未 利 用 エ ネ ル ギー の 利 用 省 エ ネ ル ギー 対 策 ヒー ト ア イ ラ ン ド 対 策 緑 化 対 策 3R 環境配慮対策 駐車場 立地特性 屋外 車両 照明 屋外敷地

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表 4 -3 ( 1 ) 環 境 に 影 響 を 与 え る 対 象 と 環 境 配 慮 対 策 ( エ ネ ル ギ ー 利 用 に よ り C O2 の 発 生 が 見 込 ま れ る も の ) 全 般 電 力 ・ 排 ガ ス や C O2 問 題 を 考 慮 し て 、 熱 源 は 全 て 電 力 と し 、 そ の 際 、 エ ネ ル ギ ー効 率 を 上 げ る た め 、 集 中 熱 源 方 式 を 検 討 する 。 ・ 太 陽 光 パ ネ ル を 設 置 し 、 自 然 エ ネ ル ギ ーの 利 用 に 努 め る 。 ・ 太 陽 光 発 電 ・ 風 力 発 電 ・ 発 電 時 の 排 熱 を 冷 房 に 利 用 す る 「 ハ イ ブ リ ッ ド ガ ス エ コ シ ス テ ム 」の 導 入 天 井 照 明 案 内 表 示 や 屋 内 照 明 に は 出 来 る 限 り L E D を 用 い る 予 定 を し て い る 。 ・ L E D 照 明 を 用 い る ・ エ コ ボ イ ド ス ポ ッ ト 照 明 案 内 表 示 や 屋 内 照 明 に は 出 来 る 限 り L E D を 用 い る 予 定 を し て い る 。 棚 毎 に 商 品 を 照 ら すタ イ プ で は な く 、 上 部 か ら ケ ース 全 体 を 照 ら す省 エ ネ タ イ プ の 照 明 「オ ーバ ーキャ ノ ピ ー照 明 」 の 導 入 駐 車 場 照 明 平 面 駐 車 場 で の 照 明 は 照 明 設 備 の フ ー ド な ど を 被 せ 、 足 元 の み を 照 ら す照 明 を 採 用 する 。 ・ 外 光 セ ン サ ーを 設 置 し 、 照 明 の 点 灯 ・消 灯 を コ ン ト ロ ール ・ 高 効 率 の 反 射 傘 を 取 り 付 け 、 通 常 の 照 明 よ り 約 70 % の 器 具 で 同 等 の 明 る さ を 確 保 シ ョ ー ウ ィ ン ド ウ 照 明 看 板 照 明 案 内 表 示 や 屋 内 照 明 に は 出 来 る 限 り L E D を 用 い る 予 定 を し て い る 。 L E D 照 明 を 用 い る エ レ ベ ー タ ー エ ス カ レ ータ ー 感 知 型 エ ス カ レ ー タ ー 冷 凍 ・ 冷 蔵 庫 設 備 機 器 に 特 定 フ ロ ン は 使 用 し な い 。 冷 凍 庫 エ コ コ イ ル シ ス テ ム 陳 列 棚 ( 冷 蔵 ・ 冷 凍 ) 設 備 機 器 に 特 定 フ ロ ン は 使 用 し な い 。 ・ 冷 凍 庫 エ コ コ イ ル シ ス テ ム ・ キ ャ ノ ピ ー照 明 冷 房 ・ 効 率 的 な エ ネ ル ギ ー利 用 を 図 る た め 、 冷 却 水 ポ ン プ 、 冷 水 ポ ン プ の 台 数 制 限 、 イ ン バ ータ 制 御 を 行 う 。 イ ン バ ー タ 制 御 が 可 能 な 空 調 機 、 空 冷 ヒ ート ポ ン プ パ ッ ケ ージ 等 を 採 用 する 。 ・ 適 切 な 温 度 を 設 定 す る 。 ・ 設 備 機 器 に 特 定 フ ロ ン は 使 用 し な い 。 ・ 無 駄 な 運 転 の 防 止 に 努 め る 。 ・ 壁 面 ・ 屋 上 緑 化 ・ 間 伐 材 ル ーパ ー ・ 氷 蓄 熱 ・ ク ール チ ュ ー ブ ・ L ow -E ペ ア ガ ラ ス ・ 外 気 冷 房 シ ス テ ム ・ ミ ス ト 空 調 ・ 外 調 機 の ウ ォ ーミ ン グ ア ッ プ 制 御 に よ り 、 空 調 機 の 立 ち 上 が り 時 に お け る O A 負 荷 を カ ッ ト し 省 エ ネ を は か る ・ 空 調 機 の 外 気 C O2 制 御 ・ イ ン バ ータ 制 御 空 調 室 外 機 ・ 住 宅 地 と の 位 置 関 係 に 注 意 し 設 置 す る 。 ・ 騒 音 が 懸 念 さ れ る 場 合 に は 周 辺 に 防 音 壁 を 設 置 す る 。 同 左 給 排 気 フ ァ ン ・ 住 宅 地 と の 位 置 関 係 に 注 意 し 設 置 す る 。 ・ 騒 音 が 懸 念 さ れ る 場 合 に は 周 辺 に 防 音 壁 を 設 置 す る 。 ・ 排 気 口 は 出 来 る だ け 屋 上 に 上 げ る こ と に よ り 拡 散 を 助 長 し 、 周 辺 の 影 響 低 減 を 図 る 。 同 左 音 響 ス ピ ーカ ー 店 舗 売 り 場 内 の ス ピ ーカ ー音 が 外 部 に 漏 れ な い 店 舗 構 造 と する 。 同 左 駐 車 場 照 明 平 面 駐 車 場 で の 照 明 は 照 明 設 備 の フ ー ド な ど を 被 せ 、 足 元 の み を 照 ら す照 明 を 採 用 する 。 ・ 外 光 セ ン サ ーを 設 置 し 、 照 明 の 点 灯 ・消 灯 を コ ン ト ロ ール ・ 高 効 率 の 反 射 傘 を 取 り 付 け 、 通 常 の 照 明 よ り 約 70 % の 器 具 で 同 等 の 明 る さ を 確 保 外 灯 照 明 は 直 接 光 が 敷 地 外 へ 届 か な い 照 明 設 備 の 使 用 ・ 配 置 と し 、 敷 地 外 へ の 照 射 は 最 小 限 に な る よ う 努 め る 。 ソ ーラ ーア プ ロ ーチ ラ イ ト 看 板 照 明 案 内 表 示 や 屋 内 照 明 に は 出 来 る 限 り L E D を 用 い る 予 定 を し て い る 。 L E D 照 明 を 用 い る 照 明 屋   外 屋   内 エ コ ス ト ア に お け る 具 体 的 な 取 組 空 調 ・ 換 気 環 境 影 響 要 素 の 対 象 物 配 慮 事 項 の 内 容 ( 配 慮 計 画 書 ) 照 明 昇 降 機 冷 凍 ・ 冷 蔵 庫

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表 4 -3 ( 2 ) 環 境 に 影 響 を 与 え る 対 象 と 環 境 配 慮 対 策 ( 燃 料 の 燃 焼 に よ り CO 2 の 発 生 が 見 込 ま れ る も の ) 給 湯 機 効 率 的 な 稼 動 、 適 切 な 点 検 ・ 整 備 を 励 行 す る 。 同 左 厨 房 施 設 ・ 効 率 的 な 稼 動 、 適 切 な 点 検 ・ 整 備 を 励 行 する 。 ・ 関 連 室 及 び厨 房 か ら の 排 気 は 十 分 拡 散 で き る よ う 店 舗 棟 屋 上 の 排 気 フ ァ ン か ら の 排 気 に 努 め る 。 同 左 来 店 車 両 ・ 公 共 交 通 機 関 へ の 転 換 誘 導 方 策 と し て 、 以 下 の 内 容 に つ い て 今 後 関 係 機 関 と も 協 議 し 検 討 を 進 め る 。 ① バ ス ・ 鉄 道 利 用 者 へ の サ ービ ス 施 策 。 ② 各 種 メ ディ ア 及 び館 内 放 送 等 に よ る 公 共 機 関 利 用 呼 びか け 。 ③ 宅 配 サ ービ ス 。 ・ 徒 歩 ・ 自 転 車 利 用 を 促 進 す る た め 、 駐 輪 場 及 びイ オ ン の 森 に よ る 憩 い の 空 間 を 整 備 する ほ か 、 場 内 歩 行 者 道 路 の 連 続 性 を 確 保 する 。 ・ 場 内 に お け る 走 行 距 離 を で き る だ け 短 く す る た め や 、 出 入 口 周 辺 で の 渋 滞 防 止 の た め 、 誘 導 員 の 配 置 や 場 内 掲 示 、 誘 導 看 板 の 設 置 等 に よ り 、 適 切 な 場 内 誘 導 を 実 施 する 。 ・ 啓 発 ポ ス タ ー の 掲 示 、 搬 入 車 両 へ の 周 知 ・ 徹 底 等 に よ り ア イ ド リ ン グ ス ト ッ プ の 推 進 に 努 め る 。 [ 来 客 車 両 の 誘 導 の 走 行 ル ート ] ・ 来 客 車 両 の 走 行 ル ート は 主 に 幹 線 道 路 を 利 用 し 、 近 隣 の 住 環 境 へ の 影 響 を 低 減 する 。 ・ 来 店 車 両 に 対 し て は 、 交 通 誘 導 員 を 駐 車 場 内 、 車 両 出 入 口 等 に 適 切 に 配 置 し 誘 導 を 行 う 。 ・ 来 店 車 両 に つ い て 、 来 店 ル ート の 周 知 ・ 案 内 の 徹 底 、 広 域 誘 導 の 徹 底 、 搬 入 車 両 入 口 に お け る 「荷 捌 き 等 専 用 入 口 」 等 の 表 示 を 行 う 。 [ 渋 滞 対 策 ] ・ 以 下 の 措 置 に よ り 、 施 設 出 入 口 周 辺 で の 渋 滞 防 止 に 努 め る 。 ① 場 内 滞 留 ス ペ ース 等 に よ り 、 十 分 な 滞 留 ス ペ ース を 確 保 する 。 ま た 、 場 内 歩 行 者 空 間 の 整 備 に よ る 歩 車 分 離 を 徹 底 し 、 円 滑 な 入 出 庫 に 努 め る 。 ② チ ラ シ 、 店 舖 案 内 パ ン フ レ ッ ト 、 ホ ーム ペ ージ 、 店 内 放 送 、 店 内 掲 示 等 、 多 様 な 媒 体 を 使 用 す る こ と に よ り 、 来 店 ・退 店 ル ート に つ い て 周 知 を 図 る 。 ③ 広 域 で の 誘 導 看 板 等 を 適 切 な 位 置 に 表 示 する こ と に よ り 、 適 切 な 入 口 に 誘 導 する 。 ま た 、 場 内 で は 、 交 通 誘 導 員 の 配 置 、 案 内 標 識 、 誘 導 表 示 器 等 に よ り 、 空 き 駐 車 ス ペ ース ま た は 方 面 別 出 口 へ 適 切 か つ 迅 速 に 誘 導 を 行 う 。 ・ 主 に 幹 線 道 路 を 利 用 ・ 交 通 誘 導 員 を 駐 車 場 内 、 車 両 出 入 口 等 へ の 適 切 な 配 置 ・ 来 店 ル ート の 周 知 ・案 内 の 徹 底 、 広 域 誘 導 の 徹 底 ・ 敷 地 内 に お け る 十 分 な 滞 留 ス ペ ース の 確 保 ・ 誘 導 看 板 の 設 置 ・ ア ン ダ ーパ ス ・ オ ーバ ーパ ス ・ 敷 地 の セ ッ ト バ ッ ク ・ パ ーク ア ン ド ラ イ ド ・ 鉄 道 ・ バ ス 利 用 の 促 進 従 業 員 通 勤 車 両 搬 入 車 両 ・ 配 送 の 集 約 化 等 に よ り 、 場 内 を 走 行 す る 搬 入 車 両 台 数 の 削 減 に 努 め る 。 ・ 啓 発 ポ ス タ ー の 掲 示 、 搬 入 車 両 へ の 周 知 ・ 徹 底 等 に よ り ア イ ド リ ン グ ス ト ッ プ の 推 進 に 努 め る 。 ・ 一 般 の 来 店 車 両 が 見 誤 ら な い よ う 明 確 な 案 内 表 示 に する 。 ・ 主 に 幹 線 道 路 を 利 用 し 、 近 隣 の 住 環 境 へ の 影 響 を 低 減 する 。 ・ 搬 入 車 両 入 口 に お け る 「荷 捌 き 等 専 用 入 口 」 等 の 表 示 を 行 う 。 ・ 低 公 害 車 の 導 入 や グ リ ーン 配 送 の 協 力 要 請 を 行 う 。 ・ 急 発 進 ・ 急 停 車 の 禁 止 。 ・ タ イ ヤ 空 気 圧 の 適 正 保 持 。 ・ 荷 捌 き に 用 い る 台 車 も 低 騒 音 型 の も の を 導 入 する 。 ・ 幹 線 道 路 の 利 用 ・ 低 公 害 車 の 導 入 や グ リ ーン 配 送 の 協 力 要 請 ・ ア イ ド リ ン グ ス ト ッ プ ・ 急 発 進 ・ 急 停 車 の 禁 止 ・ タ イ ヤ 空 気 圧 の 適 正 保 持 ・ 荷 捌 き に 用 い る 台 車 の 低 騒 音 型 の 導 入 廃 棄 物 回 収 車 両 ・ 一 般 の 来 店 車 両 が 見 誤 ら な い よ う 明 確 な 案 内 表 示 に する 。 ・ 来 店 ル ート の 周 知 ・案 内 の 徹 底 、 広 域 誘 導 の 徹 底 。 ・ 外 部 委 託 先 へ の 低 公 害 車 の 導 入 や グ リ ーン 配 送 の 協 力 要 請 を 行 う 。 ・ 場 内 に お け る 走 行 距 離 を で き る だ け 短 く す る た め や 、 出 入 口 周 辺 で の 渋 滞 防 止 の た め 、 誘 導 員 の 配 置 や 場 内 掲 示 、 誘 導 看 板 の 設 置 等 に よ り 、 適 切 な 場 内 誘 導 を 実 施 する 。 ・ 走 行 ル ート は 主 に 幹 線 道 路 を 利 用 し 、 近 隣 の 住 環 境 へ の 影 響 を 低 減 する 。 廃 棄 物 発 生 量 の 減 量 車 両 屋   外 屋   内 エ コ ス ト ア に お け る 具 体 的 な 取 組 配 慮 事 項 の 内 容 ( 配 慮 計 画 書 ) 給 湯 ・ 厨 房 環 境 影 響 要 素 の 対 象 物

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表 4 -3 ( 3 ) 環 境 に 影 響 を 与 え る 対 象 と 環 境 配 慮 対 策 ( 製 造 ・ 廃 棄 に よ り CO 2 の 発 生 が 見 込 ま れ る も の ) 牛 乳 パ ッ ク 積 極 的 に 回 収 し 、 契 約 処 理 業 者 に て 再 資 源 化 、 再 利 用 す る 。 回 収 ボ ッ ク ス を 設 置 、 再 資 源 化 し 原 料 に 活 用 廃 電 池 積 極 的 に 回 収 し 、 契 約 処 理 業 者 に て 再 資 源 化 、 再 利 用 す る 。 回 収 ボ ッ ク ス を 設 置 、 適 切 に リ サ イ ク ル リ タ ー ナ ブ ル ビ ン 積 極 的 に 回 収 し 、 契 約 処 理 業 者 に て 再 資 源 化 、 再 利 用 す る 。 回 収 ボ ッ ク ス を 設 置 、 適 切 に リ サ イ ク ル ペ ッ ト ボ ト ル 積 極 的 に 回 収 し 、 契 約 処 理 業 者 に て 再 資 源 化 、 再 利 用 す る 。 回 収 ボ ッ ク ス を 設 置 、 適 切 に リ サ イ ク ル 缶 積 極 的 に 回 収 し 、 契 約 処 理 業 者 に て 再 資 源 化 、 再 利 用 す る 。 回 収 ボ ッ ク ス を 設 置 、 再 資 源 化 し 原 料 に 活 用 ビ ン 積 極 的 に 回 収 し 、 契 約 処 理 業 者 に て 再 資 源 化 、 再 利 用 す る 。 回 収 ボ ッ ク ス を 設 置 、 適 切 に リ サ イ ク ル 容 器 包 装 プ ラ ス チ ッ ク 積 極 的 に 回 収 し 、 契 約 処 理 業 者 に て 再 資 源 化 、 再 利 用 す る 。 回 収 ボ ッ ク ス を 設 置 、 適 切 に リ サ イ ク ル レ ジ 袋 ・ 簡 易 包 装 の 推 進 に よ り 、 使 用 量 の 削 減 に 努 め る 。 ・ マ イ バ ス ケ ッ ト ・ マ イ バ ッ ク 持 参 運 動 を 推 進 し 、 石 油 の 使 用 量 削 減 や 家 庭 で の レ ジ 袋 廃 棄 量 削 減 な ど に 配 慮 す る 。 ・ 簡 易 包 装 の 推 進 に よ り 、 梱 包 材 や レ ジ 袋 の 使 用 量 の 削 減 に 努 め る 。 ・ 買 い 物 袋 持 参 運 動 ・ レ ジ 袋 無 料 配 布 中 止 店 舗 の 取 り 組 み 梱 包 ・ 包 装 資 材 ( 物 流 用 ) ・ 資 材 の 包 装 材 な ど は 持 ち 帰 り を 原 則 と し 、 再 利 用 を す る よ う に 要 請 す る 。 ・ リ タ ー ナ ブ ル コ ン テ ナ ( 通 い 箱 ) の 導 入 に よ り 、 流 通 段 階 で の 廃 棄 物 を 抑 制 す る 。 ・ リ タ ー ナ ブ ル コ ン テ ナ の 導 入 ・ リ ユ ー ス ハ ン ガ ー の 利 用 梱 包 ・ 包 装 資 材 ( 来 客 用 ) 簡 易 包 装 の 推 進 に よ り 、 梱 包 材 や レ ジ 袋 の 使 用 量 の 削 減 に 努 め る 。 ・ バ イ オ マ ス 包 装 資 材 の 導 入 ・ 「 ば ら 売 り 」 や 「 は か り 売 り 」 の 実 施 コ ピ ー 用 紙 再 生 紙 の 導 入 に 努 め る 。 再 生 紙 の 導 入 伝 票 再 生 紙 の 導 入 に 努 め る 。 再 生 紙 の 導 入 生 ゴ ミ ・ 再 資 源 化 や 再 利 用 す る よ う に 契 約 処 理 業 者 に 要 請 す る 。 ・ 密 閉 可 能 な 廃 棄 物 保 管 庫 に て 保 冷 保 管 を 行 う 。 ・ 発 生 抑 制 に 努 め る 。 ・ 排 気 は 十 分 拡 散 で き る よ う 店 舗 棟 屋 上 の 排 気 フ ァ ン か ら の 排 気 に 努 め る 。 ・ 生 ご み 等 の 食 品 廃 棄 物 は 、 密 閉 可 能 な 廃 棄 物 保 管 庫 に て 保 冷 保 管 を 行 う 。 同 左 野 外 駐 車 場 ・ 平 面 駐 車 場 に つ い て は 、 グ ラ ス パ ー キ ン グ を 採 用 し 雨 水 の 浸 透 ・ 地 下 水 涵 養 能 力 の 保 全 ・ 回 復 に 努 め る 。 ・ 平 面 駐 車 場 に つ い て は ヒ ー ト ア イ ラ ン ド 化 の 抑 制 に 効 果 の あ る グ ラ ス パ ー キ ン グ を 整 備 す る 。 ・ グ ラ ス パ ー キ ン グ ・ 再 生 素 材 の 車 止 め 廃 棄 物 場 内 や 周 辺 に 蓄 積 し な い よ う 速 や か に 適 正 に 処 理 す る 。 廃 棄 物 発 生 量 の 減 量 環 境 影 響 要 素 の 対 象 物 そ の 他 屋   外 屋   内 配 慮 事 項 の 内 容 ( 配 慮 計 画 書 ) 商 材 ・ 資 材 エ コ ス ト ア に お け る 具 体 的 な 取 組 屋   外 そ の 他 屋 外 敷 地 ・ 雨 水 を 緑 地 、 樹 木 等 の 散 水 に 利 用 す る 計 画 で あ る 。 ・ 事 業 計 画 地 南 側 と 西 側 の 歩 道 を 再 整 備 す る と と も に 、 周 辺 住 民 の 動 線 を 遮 断 し な い 計 画 と し 、 大 和 川 の 堤 防 や 都 市 公 園 の 利 用 時 の 利 便 性 に 変 化 を 与 え な い 。 ・ 歩 道 、 植 栽 な ど の 連 続 し た 空 間 を 確 保 し 、 調 和 の と れ た 魅 力 の あ る ま ち な み の 形 成 に 努 め る 。 ・ 敷 地 境 界 沿 い に 緑 地 帯 を 設 け 、 高 木 及 び 低 木 を 組 み 合 わ せ て 配 置 す る 。 ・ 敷 地 内 に 現 在 も 残 っ て い る 明 治 時 代 に 建 て ら れ た 赤 煉 瓦 建 物 に つ い て は 再 利 用 す る 計 画 で あ る 。 ・ ミ ス ト 空 調 ・ 打 ち 水 ベ ー プ ・ イ オ ン の 森 ・ 電 気 自 動 車 充 電 設 備 環 境 影 響 要 素 の 対 象 物 配 慮 事 項 の 内 容 ( 配 慮 計 画 書 ) エ コ ス ト ア に お け る 具 体 的 な 取 組 表 4 -3 ( 4 ) 環 境 に 影 響 を 与 え る 対 象 と 環 境 配 慮 対 策 ( そ の 他 )

表 3-1(1) 環境影響評価項目 環境要素 環境影響要因の内容 選定する理由・選定しない理由 小項目 施設の存在 施設の供用 工事の実施建築物の存 在 施設の供用 施設関係車両 の 走 行 造成等の施工による一 時 的 な 影 響 工事用資材等の搬出入 建設機械の稼働 大気質 環境基準設定項目 二酸化窒素 ○ ○ ○ ○ 工事用車両の走行、建設機械の稼働及び施設の供用に伴う施設関係車両等の走行(事業計画地内及び沿道)により発生する排出ガスの影響が考えられるこ とから、環境影響評価項目として選定する。浮 遊
表 3-1(2) 環境影響評価項目 環境要素 環境影響要因の内容 選定する理由・選定しない理由 小項目 施設の存在 施設の供用 工事の実施建築物の存 在 施設の供用 施設関係車両 の 走 行 造成等の施工による一 時 的 な 影 響 工事用資材等の搬出入 建設機械の稼働 地盤沈下 地盤沈下 地下掘削工事においては、遮水性の高い土留壁を構築すること等により側方及び下方からの地下水の発生を抑制するため、地下水位の低下及びそれに伴う 地盤沈下が生じるおそれはない。また、供用時にお いても地下水のくみ上げは行わない
表 3-1(3) 環境影響評価項目 出典:「イオン堺鉄砲町ショッピングセンター(仮称)開発事業に係る配慮計画書」(イオンリテール株式会社)平成 23年5月環境要素環境影響要因の内容 選定する理由・選定しない理由小項目施設の存在施設の供用工事の実施建築物の存在施設の供用施設関係車両の走行造成等の施工による一時的な影響工事用資材等の搬出入建設機械の稼働陸域生態系陸生動物 事業計画地は市街地に位置し、動物・植物の生息・生育環境を改変しない計画であることから、環境影響評価項目として選定しない。陸生植物淡水生物陸域生
表 3-2(1) 本事業における環境配慮事項 1 基本的事項 環境配慮項目及び環境配慮事項 環 境 配 慮 の選定 環境配慮の内容及び選定しなかった項目についての理由 1-1 周辺土地利用との調和 環境保全に関する計画の方針・目標等との 整合を図ること。 ○ ・堺市環境基本計画方針・目標等との整合を図るた め、設置施設の種類、内容等を検討するなど、環 境への負荷低減に努める。 事業計画に係る場所・規模・形状及び施設 の配置・構造等の検討に当たっては、周辺地 域の環境や土地利用との調和を図り、環境へ の影響を
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