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社会福祉法人 さくらの園 ( 平成 29 年度 ) 事業計画書

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Academic year: 2022

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事 業 計 画 書

( 平成 29 年度 )

社会福祉法人 さくらの園

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事業計画書の策定にあたって

平成 29 年度は、社会福祉法人制度改革が本格的に実施されます。経営組織のガバナンス強化を始 め、事業運営の透明性の向上、財務規律の強化、地域における公益的活動の義務など、社会福祉法 人にとって大きな改正が行われます。さくらの園はこの制度改革に対して、コンプライアンスの体 制整備を進め運営基盤を強化していきます。

今回の制度改革を含め、近年の福祉施策において、「地域福祉の推進」が重視されています。

地域福祉とは、福祉ニーズを持つ当事者を含めたすべての住民が、住み慣れた地域で安心して暮 らすことができるように、さまざまな主体が協力しながら、ともに支えあう仕組みをいいます。

近年、社会構造の変化により、地域における人のつながりが希薄になり、孤立化や生活困窮、虐 待など、深刻な社会問題となっています。そしてこの社会問題は、高齢、障害、児童と種別ごとに 提供する従来の福祉サービスでは解決できない問題です。

この問題を解決するのは、地域において総合的に行われる地域福祉であり、社会福祉法人が地域 福祉推進の担い手といわれています。社会福祉法人であるさくらの園は、地域福祉を推進させる役 割が求められています。

そのため、今回の計画では、地域での取り組みに重点を置いています。就労継続支援 B 型では近 隣企業での施設外就労、生活介護では地域での活動プログラム、就労移行支援事業では地域交流を 図る喫茶運営、相談支援センターや就労支援センターでは地域ネットワークを基盤とした活動をす るなど、地域活動を強化した計画を策定しました。

特に、地域福祉に根差した取り組みとして、新しいグループホームを創設します。法人として初 の土地購入を行い、8月開所を目指し、現在建物を建築しております。

さくらの園が、福祉活動を通じて地域全体に役立つ明確な役割を担うことで、地域住民が障害を 持つ当事者への理解を進め、誰もが円滑に地域に参加できることを目指します。この積極的な姿勢 により、法人が目指す「安心して過ごすことのできる環境」の実現を図ります。

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社会福祉法人さくらの園

■ 事業内容・施設所在地

種別 施設名 定員 所在地 連絡先

法人本部事務局 西東京市西原町 3-2-12 サンクレスト西原 302

号室 042-452-3739

第 2 種社会福祉事業

就労継続支援 B 型事業 定員 45 名 西東京市西原町 4-5-6 西原総合教育施設

042-468-5665

生活介護事業 定員 25 名 西東京市西原町 4-5-6 西原総合教育施設

042-464-7538

就労移行支援事業

「カノン」

定員 10 名

西東京市西原町 4-5-6 西原総合教育施設

042-452-7062

西東京市田無町 4-17-14 障害者総合支援

センター「フレンドリー」1 階もぐもぐの森(喫茶事業) 042-452-6613

特定相談・障害児相談

支援事業「さくら」 西東京市西原町 4-5-6 西原総合教育施設

042-452-6005

第一田無寮

定員 17 名

西東京市南町 1-15-2 042-464-0244 第二田無寮 西東京市芝久保町 3-19-61 042-464-2441 第三田無寮 西東京市向台町 4-10-38 042-462-6990 第四田無寮 西東京市南町 1-6-6 042-466-7456 第五田無寮 西東京市田無町 4-11-7 カーサエストゥペンダ

106 号室 042-461-2001

(仮称)西東京市芝久 保 5 丁目 GH 計画ユニ ット①ユニット②

定員 9 名 西東京市芝久保 5 丁目 5-10 平成 29 年 8 月 開所予定 公益事業

障害者就労支援センター

「一歩」 西東京市田無町 4-17-14 障害者総合支援

センタ-「フレンドリー」1 階 042-452-0095

合計 合計 106 名

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Ⅰ. 理念 基本方針

■ 法人の基本理念

社会福祉法人「さくらの園」は、地域福祉を担う一員としての使命感とプライドを持ち、障害のある一人ひとり の幸せを願い、誰でもが自分らしく生きられる社会の実現に向けて努力します。

■ 基本方針

1. 利用者を主体とした事業の展開・運営に努めます

2. より質の高いサービスの提供を目指し、職員の資質・組織能力の向上に努めます 3. 積極的な情報発信に取り組み、事業運営の透明性・信頼性の確保に向上に努めます 4. 行政機関・関係機関・団体等との連携・協働体制の強化を図り、地域福祉の推進に努めます

■ 理事会開催予定

第 1 回 5 月開催 平成 28 年度事業報告書・事業決算書 第 2 回 3月開催 平成 30 年度事業計画書・事業予算書 第 3 回 未定 理事長 職務執行状況報告

■ 評議員会開催予定

第 1 回 6 月開催 平成 28年度事業報告書・事業決算書

Ⅱ. 会議 委員会

【会議】

会議名 開催日 構成職員

運営推進会議 1回/月 山本理事長 田中副理事長 藤本事務主任 橋爪施設長 田中副施設長 江口副施設長 主任会議 1回/月 橋爪施設長 田中副施設長 江口副施設長 山城主任

松浦主任 佐藤主任 吉村主任 三浦主任 青木主任 全体ケース会議 1回/月 多機能型事業所職員全員

部署別会議 1回/日~月

(部署により異なる) 各部署職員

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【委員会】

委員会名 開催日 構成職員

虐待防止委員会 第4金曜日 橋爪施設長 田中副施設長 江口副施設長 山城主任 松浦主任 佐藤主任 吉村主任 三浦主任 青木主任

苦情解決委員会 随時

宮武氏(第三者委員)

田中副理事長(事務局窓口)

田中副施設長(事業所窓口)

防災安全委員会 第3水曜日 橋爪施設長 横山副主任 権藤支援員

【係】

係名 開催日 構成職員

ボランティア・実習 随時 江口副施設長 山城主任 外出行事 随時 佐藤主任および各部署より1名ずつ

広報 1回/月 田中副施設長 佐藤支援員

個人情報 1回/月 松浦主任 青木主任

Ⅲ. 研修

【全体研修】

開催月 講師 研修内容

7月 未定 障害に関するもの

12月 未定 虐待・人権擁護に関する研修

3月 未定 職員の希望(未定)

【個人研修】

少なくとも年1回以上、職員各自が希望する外部研修に参加します。研修希望表を基に、研修情報を収集 し計画を立てます。

また、直接処遇職員は全員、上級救命講習(東京防災救急協会主催)を受講します。

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Ⅳ. 法人全体

〈重点目標〉

法人内すべての事業所において、利用者が安心して過ごすことのできる環境をつくります。事業所内はもち ろん、施設外での活動を広げていくことにより、利用者が安心して過ごすことのできる環境を広げていきます。

【重点課題①】

社会福祉法人制度改革の本格実施を踏まえ、ガバナンスの強化、事業運営の透明性の向上、そして公益 的な取り組みを積極的に行います。

ガバナンスの強化…評議員会の設置/実施

事業運営の透明性の向上…ホームページおよび事業所内で情報を公表 公益事業…障害に関する啓発活動(講演、実習生・ボランティアの受け入れ)

【重点課題②】

多様化・複雑化する福祉ニーズに対して、これまで取り組んできた障害福祉サービスにおける専門性のさら なる向上に加え、相互理解による総合的な福祉サービスである障害福祉の推進を図ります。

地域活動の強化・・・地域の祭りなど、地域住民と交流する機会を増やします。

Ⅴ. 就労継続支援 B 型事業

さくらの園就労継続支援 B 型事業所は、利用者が地域で安心して「働く」ことを実現しています。ダイレクトメ ール作業、ショッピングバック作成作業を中心に、近隣地域における清掃作業をはじめとした委託業務などを 行っています。また、地域での活動を重視し、近隣企業内で行う施設外就労(企業内授産)を実施しています。

また、就労支援として、長期的な準備訓練を行っています。

現在定員45名に対して、50名以上の利用者登録があります。

作業だけでなく、スポーツや音楽活動を定期的に行っています。年間行事として、年1回の宿泊訓練をはじ め、東京都主催のスポーツの集いへの参加、余暇活動としての外出などを行っています。

〈重点目標〉

人の役に立つことや社会の役に立つこと、あるいは自己実現など、働くことで得られる喜びを獲得し、自分が 必要とされているという実感が得られるような事業所を目指す。

【重点課題①】 事業所内で、利用者それぞれに適した役割を見つけ、役割を果たした時に、感謝や励ましの 言葉かけを大事にし、自分が必要とされていることを感じてもらう。

・業務や日常生活における係、担当を、利用者それぞれに適した形で作り任せる。

・利用者それぞれの役割の重要性を事業所内で周知する。

【重点課題②】 近隣地域で施設外就労の機会を作り、必要とされる機会や安心して働くことができる範囲を 広げていく。

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・現在近隣地域で行っている企業内授産を時間数、日数ともに拡大する。

【重点課題③】一人ひとりへの個別支援により、作業能力を伸ばし、工賃の向上を目指す。

・パーテーションや絵カードの活用など構造化をすすめ、利用者が作業しやすい環境をつくる。

・作業適性の再確認を行う。

【重点課題④】就労支援プログラムを充実させる。

・就労移行とは異なる長期的な準備訓練を提供する。

・就労移行支援事業と連携し、共同の訓練や、施設外就労を行う。

・就労支援センターと連携し、就労後の定着を見据えた支援体系を構築する。

Ⅵ. 生活介護

生活介護では、利用者が安心して落ち着いて過ごすことができ、日々の楽しみをより感じていただくために、

利用者の適正や状況を個々に考慮したプログラムを提供しています。利用者それぞれの特性や状況に合わ せ、体力維持に向けた取り組みや健康管理を行っています。プログラムについては、本人の意思を尊重するた めに、療育的プログラムと授産作業を選択できるようにしています。

〈重点目標〉

生活介護の活動が、利用者だけでなく、地域住民にとっても有益なものとなるように取り組む

【重点課題①】一人一人が安心して過ごすための生活環境の構造化

障害特性に合わせたスペースの確保や利用者の組み合わせ等を図り、自身の居場所を実感できるよう 個々に合わせた環境づくりを行います。また、当人が迷いなく1日を過ごせるように絵カードや写真を使い、1日 の予定がわかるように構造化し、安心して過ごせる環境を構築します。

【重点課題②】地域活動を通して、社会参加をしているとういう実感を得てもらう。

日々のプログラムを見直し、利用者だけでなく近隣地域にとっても有益なものにしていく。例えば、現在行っ ている外出や散歩などの「移動」を、地域における「見守り」や「パトロール」として実施します。

具体的には、西東京市で行われているささえあい協力訪問員を、さくらの園として請け負い、高齢者等の安 否確認などを行います。また、市内小学校への資料配布を行います。これらにより、地域での役割を作ること での地域理解の促進や、地域活動の範囲を広げることで、利用者が地域で安心できる場所を広げることがで きます。

【重点課題③】自己実現、自己表現が出来るようコミュニケーションを支援します。

利用者ひとり一人の生活環境、障がいの状態をよく理解した上で、それぞれにあったコミュニケーションのあ り方を模索していきます。電子機器や言語サポートツールなどを積極的に使用し、利用者本人による自己決 定を目指します。

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【重点課題④】健康管理や心身機能の維持を図るプログラムの提供

毎朝の健康チェックと嘱託医、看護師による定期的な体重測定や血圧測定などによる健康管理を行いま す。また、ダンスやウォーキングなどの体を動かすプログラムを設けることで心身機能の維持を図り、健康な毎 日を過ごせるように支援していきます

Ⅶ. 就労移行支援事業所カノン

就労移行カノンでは、一般企業への就職を目指す際に必要となる、基本的な労働習慣や、職場で必要と されるスキルを身に付けることが出来るように、職業準備訓練を行っています。現在は定員 10 名に対し、職員 4 名という厚い支援体制を組み、個別性の高い指導を行っています。

西東京市からの委託事業である小型家電の解体作業と、薫風会山田病院の委託で、Cafe もぐもぐの森の 運営を中心に訓練しています。また、リサイクル事業・調理補助・接客・清掃など、様々な職種を体験し、利用 者が自身に合った適職を見つけられるよう、プログラムの充実をはかっています。

就労への準備が整い始める時期には、実践訓練として、実際の企業への実習を多数提供し、外部で力を 試すことで、自信を持って就職に臨んで頂きます。就職活動では職員が同行し、企業との交渉にあたっていま す。

就職後も、職場訪問やジョブコーチ支援を行い、利用者が安心して働くことができるようにサポートをしてい ます。

【重点課題①】新規利用者の獲得

就労支援センター及び就労継続 B 型と協同で、就労希望者を就労移行での訓練にスムーズにつなげる取 り組みを重点的に行う。関係機関とのケース会議を積極的に行い、連携・協力の体制を取る。

就労移行見学時の事業説明を見直し、絵や写真などで当事者の理解しやすい内容にすることは基より、口 頭説明もフォーマット化する。誰もが利用したいと感じられる事業所作りを念頭に、職員による説明の差異が出 ないような仕組みを作る。

就労準備に時間を要し、直近で就労移行を利用しない当事者に対し、体験実習等の形で受け入れを行う。現 状の能力アセスメントの場として利用し、長期的な就労準備に役立つ様サービスを行う。

【重点課題➁】職業準備訓練の充実

近年、障害者雇用を行う事業所が増え、職種のバリエーションも増加している。これに伴い、利用者の希望 する職種も様々である。ひとり一人の状態に合わせた支援を提供することを目指し、内部訓練では、どの企業 からも求められる同一基準を、明確且つ利用者の納得が得られるよう伝える。

単一部署の訓練のみでは作業種が限定されるため、他部署にも協力体制を依頼し、職業訓練の種類を増 やす。また、一人当たり 3~4 種の施設外就労や企業実習が出来るような環境を整え、利用者の適職選択を 支援する。

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【重点課題③】職員の専門性の向上

障害の多様化により、支援の専門性・個別性が求められている。週に一度の職員会議に加え、訓練終了後 には、毎日職員間で利用者のケースの記述と振り返りを行い、現状の課題把握に邁進する。

相談支援センター、就労支援センター等と事例検討の機会を持ち、偏りのない多面的な視点で支援を組み立 てる。

外部での研修にも積極的に参加する。特に平成 29 年度においては、発達障害・高次脳機能障害・難病等 を、重点的に学ぶ。研修の内容を職員全体で共有し、知識を深める。さらに、定期的に職員間で、障がい理 解に関する学びを個別に発表する試みを行う。

【重点課題④】「地域で働きたい!」を実現させる

当事者・家族の声として、地域での就労希望が多い現状を受け、これまで近隣の施設外就労に力を入れて 取り組んできた。職種としても、リサイクル事業での小型家電解体・公共施設の清掃・一般市民向けヘルプカ ード普及啓発事業など様々である。実際に訓練を経て、施設外就労先に就職を果たした利用者も数名居る。

更に、平成 28 年 10 月よりフレンドリー喫茶を受託運営し、当事者と住民とが直に触れ合う機会を得られてい る。

このように、施設外就労を通した近隣事業所との協働で、障害の普及啓発の一端を担い、当事者が安心し て暮らし働く場の実現に力を注ぐ。

Ⅷ. 相談支援センターさくら

相談支援センターさくらは、指定特定相談事業・指定障害児相談事業を行っています。主にサービス等利 用計画の作成を行う中で、利用者ニーズを的確に把握し、適切なサービスを受けることができるように支援を しています。

サービス等利用計画には、行政や地域事業者について熟知しておく必要があります。自立支援協議会相談 部会や地域事業者連絡会に参加し、情報の把握や連携体制の構築に努めています。

〈重点目標〉

的確に利用者ニーズを掴み、適したサービスが提供されるように尽力する。

種別の異なる事業者との連携を強化し、総合的な支援体系の構築を目指す。

【重点課題①】サービス等利用計画と各事業所の個別支援計画をリンクさせ、利用者にとって適切な計画作 成とサービス提供を目指す。

・サービス等利用計画と個別支援計画の方向性をそろえ、より計画的で効果的な支援が提供されるようにす る。

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【重点課題②】ネットワーク構築によって、各事業のサービス内容や事業の方向性の確認し、正確で適した情 報の提供をできるようにする。

・障害の多様化が進む中、その対応には種別の異なる事業所との連携が重要となる。ネットワーク構築によっ てお互いを知り、より効果の高い連携支援を行う。

Ⅸ.グループホーム事業

グループホーム事業田無寮は、障害を持つ方が地域で安心した生活を送ることを目指して、現在第一田無 寮から第五田無寮まで 5 つのユニットを運営し、17 名の利用者が生活しています。

平成 29 年 8 月には、(仮称)西東京市芝久保 5 丁目 GH 計画ユニット①、ユニット②を開設します。両ユニ ット合計 9 名の利用者が新たに加わります。

利用者の半数近くが 60 歳以上です。そのため、健康面の衰え等による通院が増え、多くの利用者が今後 の生活に対して不安を感じています。医療関係との連携など、高齢化への対応に重点をおきます。

【重点課題①】2 つのユニット開設に伴い、利用者が安心して新しい生活へ移行できるように配慮する。

・開設に向け、工事に係る事務や備品調達、行政への届出等を適切におこなっていく。

・入居利用者の募集や選定を適切におこない、入居利用者や家族、関係機関と連携しながら支援内容を検 討・実施していく。

【重点課題②】高齢期をむかえている利用者の不安の軽減をおこなう。

・健康面の衰えなど今後の生活への不安を持っている。本人の気持ちを汲み取り、家族と相談しながら、地域 の社会資源を活用し充実した生活をおくることができるようにする。また、支援体制の強化をおこなうため必要 に応じてユニット間の異動を検討し利用者の不安の軽減につなげる。

【重点課題③】日常生活の中で利用者が自然な形で何らかの役割を担えるようにする。

・役割を果たした時に、他の利用者に認められるような役割をみつけ、自然な形で役割を任うすることができる ようにする。

【重点課題④】世話人・支援員を採用・育成していく。

・地域の方を世話人・支援員として採用することで地域の雇用に貢献する。そのことにより、地域における障害 を持つかたへの理解者を増やし、利用者が安心して西東京市で暮らせるよう地域づくりに取り組む。

・採用に当たっては面接の他に試験を実施する。さらに、新任研修ではさくらの園の法人理念・方針、障害者 グループホームでの支援について理解を深める内容のものとし、自信を持って業務を継続することができること を目指す。

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Ⅹ.就労支援センター一歩

西東京市からの委託事業である就労支援センター一歩では、市内在住の障害を持つ方々が、『就職し働き 続ける』ために必要なサポートを提供しています。手帳の有無や障害の種別問わず、幅広く相談を受け付けて います。一歩では登録制を設けており、現在の登録者は 217 名と年々増加しています。

就職後の支援を主とし、ジョブコーチ支援・職場への訪問を行い、雇い主に対しては雇用促進のための助言 や支援を実施します。利用者が安心して働くことが出来るように、就労生活を支える様々な関係機関との連絡 調整を行います。

【重点課題①】障害者雇用に関する積極的な情報提供

就労支援センターが中心となり、当事者・家族・企業を含む各関係機関(行政・福祉・教育・医療等)を対象 に、障害者雇用に関しての情報提供を行う。具体的には、就労支援センターが主催する就労支援セミナーや 学習会を実施し、地域での就労に向けた取り組みの充実を図る。

【重点課題②】関係機関とのネットワーク構築

当事者が安心感を持って就労継続するためには、就労面と生活面との支援を、一体的に提供することが重 要である。

同法人の、就労移行支援事業所『カノン』に加え、相談支援センター『えぽっく』や、地域活動支援センター

『ハーモニー』が、同建物内に存在する強みを活かし、密に情報共有を行い、協力体制の構築を目指す。

さらに近年、精神障害・発達障害の方々の相談が多い現状を受け、平成 29 年度は、医療機関とのネットワ ーク構築に力を入れる。将来的には、一歩が市内における就労支援体系の根幹を担うことで、各機関の専門 性を活かし、漏れの無い支援の実現を目指す。

【重点課題③】地域での雇用開発促進

今後も予想される雇用率の上昇と、平成 30 年の精神障害者の雇用義務化による求職希望者の増加を想 定し、近隣の対象事業所へ向けた啓発・雇用促進・求人開拓を、ハローワーク三鷹の専門援助部門や雇用 指導官と共に行う。

また、開拓した求人に対応するべく、推薦出来る人材の確保に加え、今後も継続可能な供給システムの構 築を図る。

【重点課題④】就労を通じた社会参加の促進

当法人の基本理念である、誰でもが自分らしく生きられる社会の実現を目指し、一歩では就労を通じ、社会 の中で役割を得られるように支援をすることを、責務とする。就労支援の機会を通じて、当時者が西東京市で 幸せに生きていくためにはどうすれば良いのかを積極的に考え、各関係機関と協働し、取り組んでいく。

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