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著者 泉本 勝利, 岩原 良晴, 三浦 弘之

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食肉中のTBA値測定精度についての比較研究

その他(別言語等)

のタイトル

Comparative studies on the accuracy of the TBA test for meat

著者 泉本 勝利, 岩原 良晴, 三浦 弘之

雑誌名 帯広畜産大学学術研究報告. 第I部

巻 13

号 3

ページ 187‑196

発行年 1983‑11‑30

URL http://id.nii.ac.jp/1588/00002155/

(2)

187  

帯大研報.t3(1983):187〜196.  

食肉中のTBA値測定精度についての比較研究  

泉本勝利*・岩原良晴*・三浦弘之*  

(・ヱ理:1ミ姻3年5月31日)  

Comparative Studieson theAccuracy   of the TBA Test for Meat  

MasatoshilzuMIMOTO*,RyospirwAI†AR^*and71iroyukiMIURA*  

括   要  

食肉の脂質酸化の測定について精度の高い条件を見川すため,2種のマロン7ルデヒド  

(MA)測定沈.すなわち抽出法および蒸留法によるチオパルビツール酸(TBA)値測定法を比   較検討した。得られた結果は次のとおりである。  

1)抽=法において,加熱中に著しい脂質酸化が起こり,反復抽出によってもTBA値は減   少しなかった。そのため食肉中の貞のMA量は測完できなかった。   

挽肉よりもMAの鰍」1性を良くするために,試料を均質化したが,黄色い物質の出現によ   り TI∋A値を測定する5諏nmの吸光度は挽肉よりも低くなった。   

2)蒸留法において.加熱中に脂質酸化が起こり,これはプチルヒドロキシトルエン(BHT)  

を加えても完全には抑制できなかった。   

回収試験において,溶液中のMAは肉のMAに較ペ,より速く,完全に蒸留された。そこ   で,食肉からMAが抽出される速度は非常に遅いと考えられた。食肉のMA回収率刺定のた   めに,1,1,3,3一子トラエトキシプロパン(TEP)もしくは1,1.3ふテトラメトキシプロパン  

(ThIP)右肉に混合する方法は,真の回収率が得られないことを示唆した。   

3)蒸留法は抽出法よりも優れていた。しかし加熱中に脂質酸化が起こった。精度の高い   TBA値を得るためにほ,蒸留法の改良もしくは加熱をしない方法の開発が必要と思われる。  

るが1).TBA値測定の食肉への適用は,回収率や再  

属性について不充分である5)とされている。   

食肉のTBA値測定法は,組織中のマロンアルデヒ   ド(MA)を遊離させるために,ほとんどが低pH下   での加熱操作を伴なっているト8)。ところが加熱操作   中に脂質酸化が應わするために正確なT!弓A値を測定   できないと考えられ,そこで,従来から食肉に適用し   たTBA値測定法として主に用いられている Tu毅NER  

緒  

食品■いの過級化脂質は不飽和脂肪酸の自動酸イヒによ  

り生成され,食品のフレーバーを悪くするのみならず,  

生体忙とって有害な物質であることが知られている1・2−。  

この過顧イヒ脂質の定量法のびとつとしてT上う八倍独J定  

法がある。医学の分野においては,血清のTBA憶測  

定法が八木3)および八木ら畑によってはぼ確立されてい  

不 帯広畜産大学畜肉保蔵学研究宰  

* Laboratory of Meat Science,Obihiro University of Agrieu】ture amiVeLerinary Medicine,   

Ot)illiro,Hpkkaido,Japan.080.  

(3)

見本勝利ら  

1舶   

ら′め梯出法重機よがTA綴じA撼ISらの蒸留法7鳩づい   て,回収率・樽現性にづいて娃喀検討t,.束㈲碍嚢喝  

高い測定桑韓養見出すことを意図したゎ   実 験 方 法  

牛肉のロー鼠芯周辺部を肉塊焉〔直径4.5如血穴)  

で2慶挽きし.37コCむ恒温器中 こ1週間放置して彪  

敗肉を調製し,これ黍実戦‡已廣Lた。  

1.抽出法   

TuRN皿らl;jめ方法紘従いノ,5吾、の酸敗肉を∴毎回庚簿  

抽出し.M八の抽出号を測定した′。反復仲川軋1国  

儀の操作む残査を試料として繰ぢ鷹すこどによって軍   役った々   

挽肉試料と∴この挽肉巷ホモゲナギザー(ヒスコト   ロン、日本精密工業繍製さで,180C,1分間.農高回転   数で均質化した試料(均質化試料う こついて反復抽川  

し,MÅの抽出性杏比較した。  

2.蒸留法   1)按敗肉   

暫胞盗貼Ⅰ§′鼻,鳩方法旺従い,5ざの酸敗肉を8国   威複蒸留し,、MACり蒸留畢を彿度した。反復慮留姥.  

1回前む、蒸留域㈲こh新たほ蒸留水痘加えて同棲め痍   作を探り重した。まな,1回前曜蒸留さオtたMA濠匿   対する,その跡こ蒸留されたMA堅田比を蒸留比主Lた。   

2うMA溶液   

醗昭肉から滞られた1回目および2回目ぬ帝留破を   混ぜ,これ蚤h4Å藤娘とした。已の顔絞巷7同反復蒸   留し,MAの應背景および姦智比を測定した虐   

3)肉脂質  

酸敗肉10せを連流加熱す哀ことほよって肉観劇漁   ら脂質を溶出した後、げCで冷却固化して内避旨質を猫   た。.こ昭肉脂質を8国反復蒸留Lて、M風脚蒸留登索  

よび轟留比冬測定Lた。   

4)BH′Ⅰ、の酎ヒ抑制効果   

加熱操作中旺進行する脂東教化を抑制する目的でi 

安藤よ山内引野方掛こ準拠しパ・呼撒老巧牒咽墟嘲  

如かoxyLol㈹ne(BHl−)を混入した酸赦肉を6国展   複素暫して.MAお蒸留臭および蒸留比を測定した。   

き)反復回収率   

以上以反復講習Fこ如、て.放線固まで碍MA最澄   穣沿値普蒸留総邑とし.各慈母回数までゆ加島塁の   積分値の,蒸留舷鼻に対する割合を反擾回収率とした寧  

▲ぞ響﹂イ三﹂=↓⁝ぢE巧︻空訝;こ  

【)   1   2   3   1  

Exてr叫tlOJlllT†lPS  

Fig.】.1ntegralAI抑′unt(〕fhfAExtracted frロユ11RarlCid   Meatby E葦tユ「紀tiQnhfethod.MAllraSeXtraCt色d   from grol川d meat(●)∂¶d hn′m叩enate(0).  

_meanS$ねndard de正員til〕n Or2salllples 

5D   

(4)

T]】A値精度の比較   】89   いずれも反復抽出により.MA真の積分値は直額的に   埠加した。5回の反復抽出後,均質化試料から抽出さ   れたh4A嶺の積分値は,挽肉試料から抽出されたんIA   皇の積分値に較ペ約2ち肇砥い値を示した。均質化試料   の検液札Fig.2に示すようぢ458nm付近に吸収を  

もづ黄色い物質が出現した。  

2.蒸留法  

】)簡敗肉   

反復蒸留により酸敗肉から蒸画されたMA量およ   び蒸留比をFig.3(a)に,その積分値をFig.鋸厨   3_ MA塁の凝II   

TI如意懐で艶色させた検疫の538nmlにおける吸   光度を測定し,TBA−MA反応物め分子吸光係数1.58   xlO5(灯1・(汀㌃1)9−から,試料1g中のMA習琶L喚  

/glを算出した。  

実 験 結 果   

1.抽出法   

反復抽出宰よ馴致戯肉から頻出ほれたMA基の榛   東儀をFig.1に示す。挽肉試料および均質化議料の  

11√三IVじ】〔ngth〔nmJ  

Fig.2.T†1日ExtinL:tiL)rlSpt]CtrumafterTI∃ARcaction byExLractionMcthod.  

(1:Ground汀1eatSaInplc  

H:Hり一丁l(つ那11atヒSalllpl(≡  

(5)

泉本勝利ら   

lgO  

.こご三 二二■一l二三−  

寸   PO雲むヨuO焉コ莞叫仁ぶ馬山∃︻宅u月山巨岩よp三雲占司ヨーロ盲喜∈亘亡霊&雲上U.門.潜h   

周知)Ⅴ川lロ1UnOtu官l㍗J鮎叩Ⅰ  

二」=・・=L (%)0叩ユu叩甘【1【lS!q   

霊召還誓ヱ毎≡扇六  

寸  

)0 (ヨ/鋸)Ⅴ門JOlunOuV  

ー52  

(6)

T13A値精度の比較  

】朋   

1︼〇曇U∑uロ欄竃≡盲小口hq∈○小言︻OS<ヨ弓0上Pむlコ電−q4︸占竃苫コ0∈可u︷S註已d上U.﹃.憩i  

ワニト∴ こ三ごてー.こ︑−  

寸  

完  

(ヨ/釦)VtペJO川■10し∪ヒIビュ加It】Ⅰ  

( こ% 0!1ご」uOりE【【!lS!口  

丁   

Sむ2こ UCこβtこS−凸  

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こ〉一亡〉 こβ/卸〉∀川ドIUnOulV■  

53  

(7)

泉本勝利ら   

1毀  

冥ぶぢ害已孝美ll糎石倉 p且コ  

=三h ご∴−︻二−し二  

∀  

l茅/囲ぃ細=机函01Ⅱ甘叩】貢a呵  

;ゝフ⁚二∵こ︼ 亡こご⊥二 二己﹂﹁二ミ■︑し=二㌧ ± :ぎ■こJ.爪誉﹂   

ト∴目し. :艶〉0りけユU(里Il?llりS!∩  

:こ∵ こ二二二こ二  

で  

ノ【二J御伽=押=P岬晒加  

(8)

TI〕A値精度の比較  

1119 

い下降した。特徴的なことに4同義留時以後.積分値   は上昇せず,酸敗肉の場合と異なった。反復回収率は,  

2回蒸留時に90%であった。   

3)肉脂質   

反復蒸留により肉脂質から蒸留されたMA呈および   蒸留比をFig.5(凰)に,その積分値をFig・5(b)に   示すp反復禾留により,蒸留されるMA長瀬蘭少した   が.その蒸留比は,2回蒸留時の約50%から回数を増   すに従い急激に上昇Lた。積分値は,酸敗肉および   MA溶液の鳩舎と異なり,4回蒸留時以後直線的にじ   界した。反復回収率は,6同席留時に約gO舞;であった。  

に示す。反復蒸留により,蒸留されるMA量は減少し   たが,その蒸留比は,2匝】蒸留時の約5り%から凶数を   増すに従い上昇した。反復蒸留によってもMA量は0  

とならないため,その積分値は蒸留を反復してもー定   植とならず,増加した。反復回収率は,4回蒸留時に  

約90%であった。   

2)MA溶液   

反復蒸留によりMA溶液から蒸留されたMA崖お  

よび蒸留比をドig,4(a)(こ,その積分イ直をFig・4rb)  

に示す。反復蒸留により,蒸留されるMA景は減少し,  

その蒸留比は2同蒸留喝の約35%から回数を増すに従  

テ■こ二・一∴ ■‖ト⁚1 二千二  

md皿正価l】1111eS  

Fig.6,田ffe〔=t(ブfL5Hrr on the hltegralAmount of MA DistiユIed   l、rn汀1艮a】1Cid MeatbさrDIstillationれIethod,  

D土stllledwith(●)and without(〇)月Hl「.  

」m()anSStandard deviatio110r2特注mPles.  

(9)

泉本膳剃ら  

l①4  

意図したためである。  

低pH条件下で加熱操作を行なうことにより.内臓    質の酸化ほ進行する7〉。本実験で,酸敗肉を反復抽出    すると抽出されるMA量の積分値は直線的に上昇す    ることが認められ.これはTtJmERら別の報告と一致   

した。抽出法では,pHO二8で30分間の加熱操作を行    なうため.操作中の脂質骸牝か等しい.ことをTARLADGIS   

らりは指指している。そのため,抽出法では試料中の    真のMA畳を測定することができなかった。  

MAの抽出性を良くするために.試料を均質化した。   

均質化試料を反復抽出した職果,TBA値測定のため    の538nmの吸収ピークは.黄色物質の出現とともに   

減少した。これは加熱操作時の副反応によって生じる    チオパルピッール酸(TBA)の分解物である‖▼141と   

考えられた。TARTÅ⊃GISら13〉は,TBAを酸存在下で    加熱することにより,458nm付近に吸収ピータをも   

つ物質が出現することを報告した。これは本実験での    黄色物質の吸収ピークと一致した。彼らj3)はまた,こ   

の物質が出現することにより.TBA値の測定に誤差    が生ずることを指摘した。  

抽出法において.著しい脂質醒化およぴTBA試案    の分解が起こるため.真のMA量を定量することがで    きないと考えられた。また,同一試料について4回の    平行試験を行なったが,再現性のある結果が得られな    かった。  

次に蒸留法について試験した。MA溶液を反復蒸留    した場合に按ペ,酸敗肉からのMAの蒸留速度は遅か    った。これについては,(1摘組紺中のMAが蒸留され    魁いため,およぴ(2簾留操作中に脂質酎ヒが進行し,   

新たなMAが生成されるための理由が考えられた。  

肉組御中に存在するタンパク結合脂質およぴリン脂   

質の過酸化によって生じるMAおよぴその前駆物質    は,強酸存在Fでの加熱操作によって遊離する=1た    め.反復蒸留することにより,それらは蒸留されたも    のと考えられる。しかし,これら結合型のMAを測定    するために加熱操作を行なうと,同時に肉脂質め感化    が進行するという問題かある7〉。諏製した脂資試料に    ついて反復蒸留した結果,蒸留MAの積分値は反復蒸   

。  

MAが生成されることが確められたe  

安藤と山内5)は,SIロWELLらび〉が考案した水蒸気蒸    留法を食肉に適用し,試料にBHTを混入することに   

より操作中の脂質酸化の進行が抑制できたと報告した。   

56−   

T8bl¢】.C()mParisonorM8lonaldehyde   ReeoveryontheS且mpleCondi−  

tionandtbeDistillationTimes.   

Distill且tion times   Sample  

1 2  3  4  5  6  

000000 00 00 0け   

00 姫 鱒 92 99 開  

史U O ︵U 5 8 ︵U  q︶ q︼ g 7 q︶ 9  

1 1 1 ︵U 2 9  

9 nO dロ 6 8 7   

■  駆 59 狙 40   

MA solution  

99   RaIl〔・id meat  

M由江十BHT   Me且tlipid  

でMP5〉  

CookedTneat+BHT5〉  

錮958599 粥  

NumbersinthetablereT)re呈entthepercentages   ofintegralamounto仁MAoneachdistillation   timesagainstthat【}nSixthdistillati(〕n・   

4)BHTの酸化抑制効果   

反復蒸留により.BIil㌧を混入した酸敗肉およぴ   BHTを混入しない酸敗肉から薫留されたMA量の積   分値をFig.6に示す。6回蒸留乳BHTを混入した   酸敗肉から蒸留されたMA皇の橋分値は,BHTを混   入しない酸敗肉から蒸留されたMA量の積分値に較   べ.約5%低い債を示した。しかしながら,BHTを混   入した酸敗肉および混入しない酸歌内のいずれも.蒸   留養反復してもMA皆の積分値は上昇した。   

5)反復回収率の比較   

以上の蒸留法に供した4種の試料につき,6国東留   時のMA塵の疏分値を掩蓋とし,各蒸留回数でのMA   量の積分値の,総量に対する割合(反復回収率)を   Tablelに示す。参考として,安藤と山内5■が加熱肉  

およぴ.1.1,3,3,−tetramethoxypropane(TMP)を   用いて求めた反復回収率を併記した。   

反復回収率の上昇割合を.MAの兼留速度と考える   と,MAはMA溶液から最も速く蒸留され.肉脂質   から最も遅く蒸留された。酸敗肉からは,MA溶液お   よび肉脂質の中間の速度で蒸留され.これはBHTを  

混入した酸敗肉と同じ速度であった。  

考   嚢  

GREENE】P)は,一200Cで1日貯蔵した牛挽肉の   T君A値が3.Or〟g/g)前後であることを報告している  

この実験では,TliÅ値rT人乳ADGISら7■の方酎こよ   り求めた値)約11(〟g戊)の非常に酸敗した牛挽肉を   用いた。この理由は,反復抽出あるいは反復蒸留によ  

って減少する残留MA量を充分に測産できることを  

(10)

TlうA値精度の比較  

195   

しかし.彼らが報誓した結果より求めたMAの蒸留速  

度は.Tablelにみられるように,本実験で酸敗肉お   よぴF汁TTを混入した酸放肉からのMA蒸留速度と   一致した。すなわち,BHTの酸化抑制効果を試験し   た結果,MAの薦留量は少なくなったが,蒸留を8回   反復してもMAが蒸留され.MAの蒸留速度は月HT   を混入しない場合のMA蒸留速度と同じであった。こ   れらのことより,試料にBHTを浪人しても操作中の  

内申の脂質酸化は完全に抑制することができないこと  

が確認された。   

TARL^DGISら7)は.1.1,3,3.−tetraethoxypTUpLlne  

(TEP)を,安藤とl[l内5)は1,1,3,3,−tetramethox,  

ypropane(TMP)を標準物として回収試験を行ない,  

各々68%および98.2%という回収率を報告した。これ   らの回収率は本実験でMA溶液から求めた1L司目お   よぴ4回目の反復回収率の値と対応し,各々一致Lた  

(Tablel)。肉試料からのMAの蒸留は.MAの蒸留   速度か遅いことや.脂質酸化の進行等の要因か加味さ   れるため,MA溶液からh・IAを蒸留する場合のように.  

すでに九′IAが溶液中に存在する状態からの蒸留と決定   的に異なる。したが一,て,M^溶液とTEP.TMPな   どの標準物質を混入した肉試料は,MAの抽出性から   すると本質的に同等であるので.これらの回収率はほ   とんど1UO%になるのは明らかである。TEPもLくは   TMl】について求めたh・1Aの凶収率を,肉試料からの  

れIA L址収率に適用することはできない。   

蒸留法は抽出法と較べ,担川父率■再現性いずれも極  

めて優れていた。相川法に較べはるかに少ないけれど   も.蒸留法は加熱操作中に脂質酸化か進行するため,  

真のTf∃A旭より幾分高いTBA値となる。その誤差  

は試料の脂質含嶺に左右されると推測される。   

精度の高い1 BA傾を測定するためには.加熱によ  

る脂質酸化を完全に抑制できるように蒸留法をさらに  

改良するか.もLくは,加熱によらない測定法の開発   が必要と思われる。   

本実験の遂行にあたり.助力をいただいた成瀬畠広  

君に,記して謝意を.表します。  

文   献   

l)内山 尤.代謝.13:153153,1976.  

2)二木鋭雄.現代化字.122:2432,1981.  

3)八木国夫,ビタミン.胡:4034U5.1耶5.  

4)八木国夫・粥垣郁雄・大浜宏文,ビタミン,37:  

105−112.196臥  

5)安藤則秀・山内 清,日畜会報−39:4147,1968_  

6)TuRNEtモ.E.W.,W.D,PAYNTER,E,].MoTIE,  

M,W,BESSERT,G.M.STRUCK and F.C.  

OLSON,FoodTechnol.,8:326−330,1954.  

7)TARLADGIS,B.G.,B.M,WATTSandM.T.  

YouNArmAN.J.Am.OilChemists Soc.,37:  

4448.1960_  

8)SrDWELL,C,G.,li.SALWIN,M.BENCA and    J.Ii.MITCHELI.Jr.,),^m.OilCh亡}mists    Soc..32:13−16,1955.  

9〕SAWtCKI.E..T.W_STANLEYandH.JoHNSON,  

Anal.Chem.,35:199−205,1963,  

10)GREENE,B.E..」.Food Sciり3d:110−113,  

1969.  

11)Yu.T.C.and R.0.SINNⅡUBER,J.Am.(〕il   Chemists S〔1C.,4】:54(ト543.1964.  

12=ACOBSON,G.A.,」.A,KtRKPATRICK anrl   H.E.GoFFJr.,J.Am.OilChemists Socり   41:】24−128,1964.  

13)TARLADGIS,R.G.,A.M.PEARSONandI..R.  

DuGANJr.】J.Am.OilChemists Soc.,39:  

3439.1962.  

S11mmary  

F()I、Lt1日汀IeaSurPn引ntOrlipidoxidationlevel   in mcat,tWO methodsofmalonaldehyde(MA)  

determinationi.c,thiobarbituric acid(TBA)  

valup dettJrminaLion by extraction and distil−  

1atjon weIe COmPare(1in〔)Ⅰ・(1erlO filld oula  

high accurate eonditior).The rest]lts obtained   are as!01lows:  

1)In extr且Ction mE・tho(1,ljpjd oxjdation   OCCUred extremely during heating and TBA   Valuewerenotdecroasingbyman)reXtraCtlons.  

SO that the orlglnalamount of MAin meat  

coul(1n t【)e detecLt〕d.   

Sampl供;WⅢほ】10ITlOge【li∠e(1t()Ot)tと1iTll】etteI■  

ext【■且(:tal】ilityぐ)1 14八tllと1rlgI (川nrimpat,hりⅥ7−  

ever,CXtinction valuc at 538nm to determinc   TBA valuc waslowcr than ground mcatin   COmI)anyWithappearanceofyellow substance.   

2)In distil】ationllletllOd.1ipid oxidation   

(11)

泉本勝利ら  

196   

alB¢、QC印Ted during heating aTld blユty上射ed   hydroxy tt〉11J帥e(BHT)colIldn tinhibit the  

山芋id盈ti狩n¢Dmpletely、   

Ontbe、reCOV即yeXamination,MAinsolりtion   was digtilled f&S紬r and cohlpletely compar臼d   with meat MA. Tllereiore:We considered   仇atextractionrat①OfMArrommeatwasveナy   si()W.Mi幻ure ofl.1,3β,紬tr乱丁ethoxypr〔lp点ne  

(TEP)orl、.1,3,3,tetr良一methDXyprOpatle(TMP)  

and mせa七c的】dn もbe BtCCepted as thβ r食油Very   for且StandardDfI加8t 

3)Dis‡ill且Lioれ method was superior than   eよ電raetion me碩od.However.1ipid(〕Xidatioれ   occureddlユringheating.  

imp18Vem彪山 8f dis七illation meth二Od即de−  

Ⅴ弓lol)m号如OrnPrl−heatingm声thQdw且Sreqpir8d  

todbtain主TighaccurateT円Avalue.  

局由.月山〃.α,混和仇山.∬(JβgみJJβ7〜J弧   

58  

参照

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