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学校数・教員数・他

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(1)
(2)

デジタル教材の整備と利用に関する調査結果のポイント ・・・

学校調査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

教師調査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

デジタル教材調査の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1. 調査の趣旨 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2. 主な調査項目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3. 調査対象 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4. 調査期間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5. 調査方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6. 回収結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

調査結果

デジタル教材の管理運用状況(学校調査) ・・・・・・・・・・・・・・ 学校数・教員数・他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ デジタル教材の管理運用状況(S4-8) ・・・・・・・・・・・・・・ 15

デジタル教材に関する調査(教師調査) ・・・・・・・・・・・・・・ 25 教材研究の状況(Q1-2) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 インターネットの利用状況(Q3-9) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50 総合学習センター提供教材の利用状況(Q10) ・・・・・・・・・・ 76 デジタル教材についての意識(Q11) ・・・・・・・・・・・・・・ 91 デジタルテレビの利用状況(Q12-15) ・・・・・・・・・・・・・・ 97 パソコンの利用状況(Q16) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 130 授業でのパソコン利用(Q17) ・・・・・・・・・・・・・・ 148 パソコンの利用効果について(Q19) ・・・・・・・・・・・・・・ 166 電子黒板の利用状況(Q20-25) ・・・・・・・・・・・・・・ 180 提示用デジタル教科書の利用と意識(Q26-27) ・・・・・・ 199 学習者用デジタル教科書についての意識(Q28) ・・・・・・・・ 208 デジタル教材や電子教科書に関する意見 ・・・・・・・・・・・・ 215 特別支援学級の教材研究 ・・・・・・・・・・・・・ 218 デジタル教材調査委員会・委員

(3)

調査の内容

校務サーバの管理・運用状況

コンテンツサーバの管理・運用状況

ICT活用の取り組み

学校調査 ■デジタル教材の管理と運用

調査の結果

<校務サーバ>

校務分掌、印刷教材、指導案等が保存・共有されています。

保存方法は小学校では学年中心、中学校では教科・学年・個 人が同程度の比率でした。

<コンテンツサーバ>

・デジタルテレビ用として教材が保存・共有されています。

保存方法は小学校では学年中心、中学校では教科・学年・個 人が同程度の比率でした。

・小中共通して多いのが動画教材で、小学校では音声教材が 多いのが特長でした。

<ICT活用の取り組み>

校内研修会の実施、訪問サポート研修講座の実施などの取 り組みが見られます。今後も活用を推進する取り組みを増や そうという学校も多い状況です。

活用のすすめ

デジタル教材の活用には教材の共有が求められます。このこ とから、コンテンツサーバの管理方法について各学校で使い やすい工夫をすることが大切です。

ICT活用は教師の利用意識の向上が不可欠です。研修会等を 計画・実施することで利用意識を高めることが大切です。

学校には校務系・コンテンツ系 2 系統のネットワークが整備 されています。

(4)

調査の内容

デジタル教材の利用

デジタル教材に関する先生の意識

デジタル機器の利用

デジタルテレビ,パソコン,電子黒板

デジタル教科書に関する先生の意識

調査の結果

<デジタル教材の利用>

教材研究に要する時間は一日平均、30-60分程度、デジタル教材については平均 30 分程度となっています。

教材研究には教科書関連の情報が多く利用されています。

(教科書,教科書の指導書,教科書出版社のWebサイト)

教材や授業に関する情報をさがすときは、インターネットの キーワード検索が多く利用されています。

<デジタル教材に関する先生の意識>

多くの先生がデジタル教材の利点を理解していて、利用したいという意欲も高くなっ ています。

<デジタル機器の利用>

デジタルテレビや電子黒板の利用率は高くなっています。

デジタルテレビや電子黒板の授業での利用は、導入>展開>まとめの順でした。パソ コンは展開で多く利用されています。

デジタルテレビや電子黒板を授業で使うと、“関心意欲を高める”、“分かりやすくなる”

と感じています。

<デジタル教科書に関する先生の意識>

・多くの先生方が、デジタル教科書を積極的に使ってみたいと思っています。

<特別支援学級と教材>

・特別支援学級では、通常の学級と比較してデジタル教材を利用する割合が高くな っています。

(5)

・デジタル教材は共有・加工・保存などができるので、この利点を活かしてクラス の実態や先生の授業スタイルに合わせた利用をすることが大切です。

・デジタル教材は、あまり時間をかけずに利用できることがわかりました。この特 長を活かし、先生どうしの情報交換を多くすることが、地域教材など質の高いデ ジタル教材の流通につながると思います。

・授業の導入にデジタルテレビが多く使われ、特性を生かした使い方がされていま す。展開やまとめでも児童・生徒の利用を増やし、授業方法の幅を広げることが 大切です。

・デジタル教科書を含めたICTの活用は教材情報の検索や加工が容易になります。

特に特別支援学級をはじめとする特別支援教育では、児童・生徒の特性に合わせ た教材が求められています。デジタル教材はこの点でも有効な手だてとなるでし ょう。

(6)

1. 調査の趣旨

平成224月、「学校教育の情報化に関する懇談会」が設置され、同8月に情報化ビジョンと して骨子がまとめられ、学びの場における情報通信技術の整備・活用(デジタル教科書・教材、情 報端末・デジタル機器・ネットワーク環境)、特別支援教育における情報通信技術の活用などが提 言されている。これを受けて、小中学校のデジタル教材の整備と利用状況を把握し、今後の教育 の情報化に資するべく、本調査を計画した。

デジタル教材の整備と利用状況に関する調査の実施に当たっては、国立教育政策研究所が委 嘱したデジタル教材調査委員会を設置し、学校の情報担当者などから情報を得ながら調査項目を 決めた。

調査対象について当初、全国規模を検討したが、教科、経験年数、学校規模など幅広い層の 教員から情報を得ることが必要であることから、デジタルテレビとコンテンツサーバが整備されてい る政令指定都市教育委員会を選定し、協力が得られたことから同教育委員会が管轄する小中学 校のすべての学校およびすべての教員を対象とする悉皆調査を実施する運びとなった。

2. 主な調査項目 括弧内記号・数字は調査項目に対応する質問番号 1) 学校調査

(1) 教員数・学級数・児童生徒数 (S1-3) (2) デジタル教材の管理運用状況 (S4-7) (3) デジタル教材利用促進の取り組みについて (S8)

2) 教員調査

(1) デジタル・非デジタルの教材準備に充てる時間の状況 (Q1)

(2) 教材研究で利用するもの (Q2)

(3) インターネットの利用状況 (Q3-9)

(4) 総合学習センター提供教材の利用状況 (Q10)

(5) デジタル教材についての意識 (Q11) (6) デジタルテレビの利用状況 (Q12-15)

(7) パソコンの利用状況 (Q16-19)

(8) 電子黒板の利用状況 (Q20-24)

(9) コンテンツサーバの利用状況 (Q25)

(10) 提示用デジタル教科書の利用と意識 (Q26-27)

(11) 学習者用デジタル教科書についての意識 (Q28)

(12) デジタル教材や電子教科書についての意見 (Q29)

(7)

4.調査期間

回答期限 平成23228

5.調査方法

デジタル教材に関する調査票によるアンケート記入方式で実施した。

調査票は学校用調査票、教員用調査票の二種類を作成し、市内全校に配付、学校ごとに学 校調査・教員調査を実施し、集約したものを市教育委員会が回収した。

6.回収結果

1) 学校調査票回答数

学校数 回答校数 回答率

小中学校

小学校 72 71 98.6

中学校 37 36 97.3

合計 109 107 98.1

2) 教員調査票回答数

教員数 回答数 回答率

小中学校教員数

小学校 1970 1391 70.6%

中学校 1148 852 74.2%

合計 3118 2243 71.9%

(8)

Ⅰ デジタル教材の管理運用状況(学校調査)

(9)

Ⅰ デジタル教材の管理運用状況(学校調査)

学校数・教員数・他

<学校調査票回答数>

学校調査票回答数

学校数 回答校数 回答率 小中学校 小学校 72 71 98.6%

中学校 37 36 97.3%

合計 109 107 98.1%

<学校調査票の記入を担当した係または職名>

学校調査票の記入を担当した係または職名 記入担当者役職名 度数

教頭 15 14%

教務 7 7%

視聴覚 39 37%

情報 35 33%

その他(視聴覚/情報系) 7 7%

その他(教務系) 3 3%

合計 106

S1. 教員数

S1-1. 教員数調査票回答状況

S1-1 教員数調査票回答状況

教員数 回答数 回答率

小中学校教員数

小学校 1970 1391 71%

中学校 1148 852 74%

合計 3118 2243 72%

(10)

<学校に設置されているネットワーク>

学校に設置されているネットワーク

学校調査票の記入を担当した係または職名

(11)

S1-2. 教員数(学校種別/学校規模別)

ここでは、学校規模による比較を行うため、“小中規模校”、“大規模校”と表記した。内訳は

・小学校は19学級以下を小中規模校、20学級以上を大規模校

・中学校は14学級以下を小中規模校、15学級以上を中学校大規模校 としている。

学校種別に男女別教員数をみると、小学校では女性教員が、中学校では男性教員の割合が 高い。

S1-2 教員数(学校種別/学校規模別)

大規模校 中学校 223 164 387 小学校 308 659 967 小中規模校 中学校 285 173 458 小学校 171 246 417 学校種別 中学校全体 508 337 845 小学校全体 479 905 1384

合計 987 1242 2229

S1-2 教員数(学校種別/学校規模別)

(12)

S1-3.教職経験年数別教員数(学校種別/男女別)

教職経験年別教員数は0-4年が最も多く、その後減少し、15-19年で最も低くなり、その後増加 し、30-34年に2番目の山が見られる。

S1-3 教職経験年数別教員数(学校種別/男女別)

経験年数 0-4 5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30-34 35- 合計

小学校 440 243 128 62 80 91 220 127 1391

中学校 199 140 32 48 74 161 140 58 852 男性 267 197 77 43 72 127 139 65 987

女性 364 185 83 66 81 124 220 119 1242

全体 631 382 160 109 153 251 359 184 2229

S1-3 教職経験年数別教員数(学校種別/男女別)

(13)

S1-4. 担当教科および特別支援学級別教員数(男女別/中学校)

担当教科および特別支援学級別教員数は “数学”、“外国語”、“理科”の順に多く、男性の比 率が特に高いのは“社会”、“数学”、“理科”であり、女性教員の比率が高いのは “音楽”、 “特別 支援学級”となっている。

S1-4 担当教科および特別支援学級別教員数(男女別/中学校)

担当教科 合計

国語 47 60 107

社会 80 17 97

数学 129 29 158

理科 91 24 115

音楽 5 40 45

美術 15 21 36

保健体育 59 32 91 技術家庭 35 32 67 外国語 50 72 122

特別支援 9 24 33

合計 502 330 832

S2. 学級数

S2-1.学級数別学校数(学校種別)

小学校は学級数20-24の学校が最も多い。一方、中学校は学級数10-14と学級数20-24 の二つの山がみられる。

S2-1 学級数別学校数(学校種別)

学級数→ 0-4 5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30-34 35- 合計 小学校 1 8 10 14 21 15 1 0 70 中学校 2 6 9 7 9 3 0 0 36 小中学校合計 3 14 19 21 30 18 1 0 106

(14)

S1-4 担当教科および特別支援学級別教員数(男女別/中学校)

S2-1 学級数別学校数(学校種別)

(15)

S3. 児童生徒数

S3-1. 児童生徒数別学校数(学校種別)

小学校は児童数400-499名程度の学校が多い。80%以上の学校が児童数300名を超えている が、100名未満の学校も9%程度ある。

中学校は生徒数700-799名程度の学校が多い。75%の学校が生徒数300名を超えているが、

100名未満の学校も小学校と同程度ある。

S3-1 児童生徒数別学校数(学校種別)

児童生 徒数→

0- 99

100- 199

200- 299

300- 399

400- 499

500- 599

600- 699

700- 799

800- 899

900- 999

1000 -

小学校 6 3 2 8 12 10 9 9 7 4 0 70 中学校 3 3 3 5 5 3 4 6 3 1 0 36 小中学

校合計

9 6 5 13 17 13 13 15 10 5 0 106

S3-1 児童生徒数別学校数(学校種別)

(16)

デジタル教材の管理運用状況

調査対象校には、小中規模から大規模まで多様な学校がある。また、学級担任と教科担任 に代表されるように、授業や校務処理を行う方法も小学校と中学校で異なる方法がとられて いる場合が多い。これらのことが、校務サーバ、コンテンツサーバ共に、学校種・学校規模 により教材等の格納場所や管理方法が異なっていることにつながっていると考えられる。 まり、各学校では、それぞれの状況に応じた方法がとられているということである。

ただし、現在の方法が教材や校務に関する情報の共有の推進や、安全な管理の面から適切 かどうかの判断をすることは難しい。今回明らかになった各学校の状況に応じた校務サーバ、

コンテンツサーバの利用方法等を踏まえた上で、今後、保存する教材の種類や量、利用が増 えた場合も想定して、どのような管理をすべきかについて検討が必要と考える。

S4. 校務サーバに教材(プリント、指導案等)を保管していますか

*格納場所とはフォルダなどの名称で呼ばれている区画を指します

□教科の格納場所がある □学年の格納場所がある □個人の格納場所がある

□格納場所はない □その他(自由記述)

*市内小中学校の情報環境として通称、“校務サーバ”と“コンテンツサーバ”とよばれる2 統のサーバおよびネットワークが存在する。

(17)

S4-1.校務サーバの教材保存状況別学校数(学校種別) (複数回答あり)

小学校では“学年”の格納場所が、中学では“教科”の格納場所があるとした回答が最も 多い結果となった。これらのことから中学校では教科を中心に、小学校では学年を中心に教 材が保管されていることがうかがわれる。また、中学校では個人の格納場所があるとした回 答の割合が比較的高く、学年の格納場所があるとした回答との差があまりない。これは、評 価・成績関係の書類や作成途中の教材などを保管しているためと考えられる。

S4-1 校務サーバの教材保存状況別学校数(学校種別) (複数回答あり)

S4-2.校務サーバの教材保存状況別学校数(学校規模別) (複数回答あり)

小学校では“学年”の格納場所が、中学校では“教科”の格納場所があるという傾向が見 られる。この傾向は、小中規模校よりも大規模校の方がより顕著である。

S4-2 校務サーバの教材保存状況別学校数(学校規模別) (複数回答あり)

小学校 中学校 小中規模 大規模 小中規模 大規模 教科の格納場所がある 10 12 14 10

33% 31% 58% 83%

学年の格納場所がある 22 33 13 8

73% 85% 54% 67%

個人の格納場所がある 11 9 13 7

37% 23% 54% 58%

格納場所はない 5 3 0 0

17% 8% 0% 0%

その他 2 0 0 1

7% 0% 0% 8%

30 39 24 12

教科の格納 場所がある

学年の格納 場所がある

個人の格納 場所がある

格納場所 はない

その他 合計

小学校 22 55 20 8 2 107

中学校 24 21 20 0 1 66

小中学校合計 46 76 40 8 3 173

(18)

S4-1 校務サーバの教材保存状況別学校数(学校種別)(複数回答あり)

S4-2 校務サーバの教材保存状況別学校数(学校規模別)(複数回答あり)

(19)

S5.コンテンツサーバにはどのように教材を保存していますか

□教科の格納場所がある □学年別の格納場所がある □学級別の格納場所がある

□格納場所はない □その他(自由記述)

S5-1. コンテンツサーバの教材保存状況別学校数(学校種別) (複数回答あり)

小学校では“学年”の格納場所が、中学では“教科”の格納場所があるとした割合が最も 高い結果となった。これらのことから中学校では教科を中心に、小学校では学年を中心にコ ンテンツサーバに教材が保管されていることがうかがわれる。これは校務サーバと同様の傾 向である。教材の保管場所を「その他」とした回答の自由記述欄に書かれている内容は「個 人の格納場所」とした回答が最も多かった。

S5-1 コンテンツサーバの教材保存状況別学校数(学校種別) (複数回答あり)

教科別の格納 場所がある

学年別の格納 場所がある

学級別の格納 場所がある

格納場所 はない

その他 合計

小学校 18 37 8 9 21 93

中学校 19 5 1 4 14 43

小中学校合計 37 42 9 13 35 136

S5-2. コンテンツサーバの教材保存状況別学校数(学校規模別) (複数回答あり)

小学校では“学年”の格納場所が、中学校では“教科”の格納場所があるとする回答が多 いが、小学校における学年別格納場所については学校規模によって大きな差が見られ、小学 校大規模校67%に対して小中規模校では28%となっている。

S5-2 コンテンツサーバの教材保存状況別学校数(学校規模別) (複数回答あり)

小学校 中学校 小中規模 大規模 小中規模 大規模 教科別の格納場所がある 7 11 13 6

24% 28% 54% 55%

学年別の格納場所がある 11 26 4 1

38% 67% 17% 9%

学級別の格納場所がある 4 4 0 1

14% 10% 0% 9%

格納場所はない 6 3 3 1

21% 8% 13% 9%

その他 10 11 8 6

34% 28% 33% 55%

合計 29 39 24 11

(20)

S5-1 コンテンツサーバの教材保存状況別学校数(学校種別)(複数回答あり)

S5-2 コンテンツサーバの教材保存状況別学校数(学校規模別)(複数回答あり)

(21)

S6.コンテンツサーバにどのような教材を保存していますか(自由記述)

*記述は主に教科の教材に関わる内容と学級活動や行事などに関わる内容があると判断 し、次表のように分類した。その上で分類項目に該当する記述をカウントした。(複数回答 あり)

S6-1. コンテンツサーバに保存している教材の種類別学校数(学校種別) (複数回答あり)

教材を動画、静止画、音、文字に分けて計数した結果、全体では“文字”“音”“静止画”

“動画”の順に多くなっている。小学校では特に“音”に関するものが多くみられた。これ は、小学校においては全校で扱う校歌や朝の歌、月の歌など学級活動で使用されているため と考えられる。

S6-1 コンテンツサーバに保存している教材の種類別学校数1 (複数回答あり)

教材 放送番組 音楽関係 ビデオ 行事 写真 情報 モラル 合計 小学校 78 53 45 47 22 30 16 20 311 中学校 20 7 21 30 0 11 5 11 105 小中学校合計 98 60 66 77 22 41 21 31 416

S6-2 コンテンツサーバに保存している教材の種類別学校数2 (複数回答あり)

動画 静止画 文字 合計 小学校 55 28 34 13 72

76% 39% 47% 18% 100%

中学校 25 15 4 2 37

68% 41% 11% 5% 100%

合計 80 43 38 15 109

73% 39% 35% 14% 100%

(22)

S6-1-1 コンテンツサーバに保存している教材の種類別学校数1

(学校種別)(複数回答あり)

S6-2 コンテンツサーバに保存している教材の種類別学校数2

(学校種別)(複数回答あり)

(23)

S7.コンテンツサーバの教材はどのように管理していますか

□係りが管理している □ICT補助員などが管理している □個人で自由に使っている

□利用していない □その他(自由記述)

S7-1.コンテンツサーバの教材管理方法別学校数(学校種別)

コンテンツサーバの教材は小中学校共に“係が管理”している場合が最も多く、“個人で 自由に使用”とした回答が次に多い。

S7-1 コンテンツサーバの教材管理方法別学校数(学校種別)

係が管理し ている

ICT補助員など が管理している

個人で自由に 使っている

利用して いない

その他 合計

小学校 47 9 22 2 2 82

中学校 18 11 15 2 5 51

小中学校合計 65 20 37 4 7 133

7-2.コンテンツサーバの教材管理方法別学校数(学校規模別)

学校規模により管理方法の差はあまり見られないが、“係が管理”の場合は、小学校では 大規模校が、中学校では小・中規模の方が高い割合を示している。

S7-2 コンテンツサーバの教材管理方法別学校数(学校規模別)

小学校 中学校 小中規模 大規模 小中規模 大規模 係が管理している 16 31 13 5

55% 79% 54% 42%

ICT補助員などが管理して いる

5 4 7 4

17% 10% 29% 33%

個人で自由に使っている 9 13 10 5

31% 33% 42% 42%

利用していない 2 0 1 1

7% 0% 4% 8%

その他 1 1 2 3

3% 3% 8% 25%

合計 29 39 24 12

(24)

S7-1 コンテンツサーバの教材管理方法別学校数(学校種別)

S7-2 コンテンツサーバの教材管理方法別学校数(学校規模別)

(25)

S8.デジタル教材の利用を促進するような貴校の取り組みがあったら教えてください

(講習会、研究会など)(自由記述)

S8-1. デジタル教材の利用を促進するような取り組み

「校内研究で効果的なICTの活用について取り組んでいる。」や「ICT補助員と連携して 操作の研修をしている。『訪問サポート研修講座』を利用してICT を活用した授業作り を全職員で研修した。」などの記述があった。これは、教員のICT機器操作経験等、各学校 の実態に即してデジタル教材利用を促進する取組の結果と思われる。

「これからの課題である。」や「実施していない」といった記述も見られることから、有 効性のある取組を紹介していく必要があると考える。

(26)

Ⅱ デジタル教材に関する調査 (教師調査)

(27)

教材研究の状況

教師調査結果から、教材研究には一日30分から1時間ほどを充てており、このうちデジタル 教材に充てる時間は30分以内というのが平均的な状況とみられる。また、教職経験年数が少ない ほどデジタル教材に充てる時間が多い傾向はみられるものの、大きな差とはなっていない。教科に よってデジタル教材の利用に差はあるが、デジタル化が困難であるなど、教科の特性に起因すると 思われる。このような状況から、デジタル教材は手軽に利用できる点が浸透しつつあり、利用への 取り組みが年齢を問わず広まりつつあることがうかがえる。

Q1.教材についておたずねします 該当する□にチェックしてください

a.教材研究に充てる一日あたりの平均時間(デジタル、非デジタルに関わらず、全ての教科の 合計時間でお答えください)

b.そのうちデジタル教材の準備にあてる時間(デジタル、非デジタルにかかわらずお答えくださ い)

1-1. 教材研究に充てる時間の比較(教材研究/デジタル・学校種別)

1-2.

教材研究に充てる時間は 30-60分とする回答が最も多く、30分以内と 60-120分はほぼ同じで あった。また、学校種による比較ではほとんど違いは見られない。

このうちデジタル教材に充てる時間は 30分以内とした回答が最も多く、0分の回答が約 40%と なっている。デジタル教材の利用率に関しては、小学校教員が若干高い。

1-1 教材研究に充てる時間の比較

教材研究に充てる時間 そのうちデジタル教材に充て る時間

学校種 合計 学校種 合計 小学校 中学校 小学校 中学校

それ以上 度数 34 28 62 1 8 9

3% 3% 3% 0% 1% 0%

60~120分 度数 274 180 454 9 20 29

20% 22% 21% 1% 2% 1%

30~60 度数 715 416 1131 80 75 155

53% 50% 52% 6% 9% 7%

30分以内 度数 288 186 474 778 365 1143

21% 22% 22% 59% 45% 54%

0 度数 37 25 62 446 341 787

3% 3% 3% 34% 42% 37%

合計 度数 1348 835 2183 1314 809 2123

100% 100% 100% 100% 100% 100%

(28)

1-1-1 教材の準備に充てる時間(教材研究)

1-1-2 教材の準備に充てる時間(そのうちデジタル教材)

(29)

1-3. 教材研究に充てる時間(教材研究/デジタル・男女別)

教材研究に充てる時間は男女ともに 30-60 分が最も多く全体の約 50%を占めている。教材研究 を 0 分としているのは全体の 2-3%に過ぎないが、デジタル教材の場合には 32-40%が 0 分と回答 している。デジタル教材に充てる時間を 30 分以内と回答した割合は男女とも差は無いが、0 分とし た回答では女性が 10%程度高い。

表 1-2 教材研究に充てる時間(教材研究/デジタル・男女別)

教材研究に充てる一日あたりの

平均時間

そのうちデジタル教材の準備に あてる時間

男女別 合計 男女別 合計

それ以上 度数 30 32 62 7 1 8

3% 3% 3% 1% 0% 0%

60~120 分 度数 198 251 449 15 14 29

20% 21% 21% 2% 1% 1%

30~60 分 度数 487 640 1127 92 60 152

50% 53% 52% 10% 5% 7%

30 分以内 度数 235 236 471 533 607 1140

24% 20% 22% 56% 53% 54%

0 分 度数 23 38 61 311 470 781

2% 3% 3% 32% 41% 37%

合計 度数 973 1197 2170 958 1152 2110

100% 100% 100% 100% 100% 100%

1-3. 教材研究に充てる時間(教材研究/デジタル教材・学校種別)

表 1-3 教材研究に充てる時間(学校種別/教材研究・デジタル教材)

教材研究に充てる一日あたりの

平均時間

そのうちデジタル教材の準備に あてる時間

学校種 合計 学校種 合計

小学校 中学校 小学校 中学校

それ以上 度数 34 28 62 1 8 9

3% 3% 3% 0% 1% 0%

60~120 分 度数 274 180 454 9 20 29

20% 22% 21% 1% 2% 1%

30~60 分 度数 715 416 1131 80 75 155

53% 50% 52% 6% 9% 7%

30 分以内 度数 288 186 474 778 365 1143

21% 22% 22% 59% 45% 54%

0 分 度数 37 25 62 446 341 787

3% 3% 3% 34% 42% 37%

合計 度数 1348 835 2183 1314 809 2123

100% 100% 100% 100% 100% 100%

(30)

1-2 教材研究に充てる時間(教材研究/デジタル・男女別)

教材研究に充てる時間の平均は、小中学校共に“30-60 分”が最も多く全体の 50%以上となっ ており、学校種による差はほとんど認められない。

デジタル教材の研究に充てる時間では 30 分以内と回答している割合が最も高く、小学校約

60%、中学校約45%となっており中学校より小学校が高い。

教材研究一般とデジタル教材を比較すると教材研究にかける時間は、デジタル教材の方が短 い。

1-3 教材研究に充てる時間(教材研究/デジタル・学校種別)

(31)

1-4. 教材研究に充てる時間(経験年数別/教材研究)

教材研究に充てる時間は30-60分が最も多く、この傾向はどの経験年数でも50%前後で一定し ている。教材研究が30分より少ないのは経験年数20-24年で、約34%が教材研究に充てる時間 30分以内としている。

1-4 教材研究に充てる時間(経験年数別/教材研究)

経験年数 合計

0-4 5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30-34 35-

それ以上 度数 15 10 3 0 2 8 14 10 62

2% 3% 2% 0% 1% 3% 4% 6% 3%

60~120

度数 115 84 33 24 51 63 75 29 474

18% 22% 21% 23% 34% 26% 21% 16% 22%

30~60 度数 332 194 82 54 79 114 179 97 1131

53% 52% 53% 52% 53% 47% 51% 54% 52%

30分以内 度数 136 83 34 23 17 53 75 33 454

22% 22% 22% 22% 11% 22% 21% 19% 21%

0 度数 29 5 3 3 0 4 9 9 62

5% 1% 2% 3% 0% 2% 3% 5% 3%

合計 度数 627 376 155 104 149 242 352 178 2183

100% 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100%

1-5. 教材研究に充てる時間(経験年数別/デジタル教材)

デジタル教材の研究に充てる時間は30分以内が最も多く、50-60%である。これは入手から編集 まで時間をかけずに使えるデジタル教材の特性によると考える。

経験年数 10-14 年部分に最も利用の高いところがみられ、その後、経験年数が増すごとに徐々

に利用の減少がみられる。

1-5 教材研究に充てる時間(経験年数別/デジタル教材)

経験年数 合計

0-4 5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30-34 35-

それ以上 度数 211 139 45 36 49 96 136 75 787

34% 38% 29% 34% 36% 41% 40% 45% 37%

60~120

度数 349 201 95 55 76 118 166 83 1143

57% 55% 62% 52% 55% 50% 49% 49% 54%

30~60 度数 42 25 10 14 8 18 29 9 155

7% 7% 6% 13% 6% 8% 9% 5% 7%

30分以内 度数 7 2 4 0 4 4 7 1 29

1% 1% 3% 0% 3% 2% 2% 1% 1%

0 度数 4 1 0 0 0 1 3 0 9

1% 0% 0% 0% 0% 0% 1% 0% 0%

合計 度数 613 368 154 105 137 237 341 168 2123

100% 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100%

(32)

1-4 教材研究に充てる時間(経験年数別/教材研究)

1-5 教材研究に充てる時間(経験年数別/デジタル教材)

(33)

1-6. 教材研究に充てる時間の比較(経験年数別/教材研究/デジタル)

教材研究に充てる時間を非デジタル・デジタルで比較してみると、非デジタルが 3.0、デジタルが 4.3でデジタルが1.3低い結果となっている。経験年数別の教材研究に充てる時間の比較では、二 つの線はおおむね平行に推移しているが、経験年数20-24で非デジタルが 3.3で低下している。

しかし、非デジタルでこの変化は見られない。

*表中で使っている数字は時間ではなく、図 1-6 の脚注で示した通り、数字が大きいほど教材研 究に充てる時間は短いことになる。

1-6 教材研究に充てる時間の比較(経験年数別/教材研究/デジタル)

教材研究に充てる一日 あたりの平均時間

そのうちデジタル教材の 準備にあてる時間

0-4 2.9 4.2

5-9 3.0 4.3

10-14 3.0 4.2

15-19 3.0 4.2

20-24 3.3 4.2

25-29 3.1 4.3

30-34 3.0 4.3

35- 3.0 4.4

合計 3.0 4.3

1-6-2 教材研究に充てる時間とデジタル教材の準備に充てる時間との相関

教材研究に充てる時間と、その内のデジタル教材の準備に充てる時間の相関を経験年数別に 比較した結果を次の表に示す。経験年数 20-24 年以外は、すべて有為な相関があり(p<1%)、教 材研究の時間とデジタル教材の準備の時間は比例することが言える。ただし、経験年数経験年数

20-24年については、それはあてはまらない。

(34)

1-6 教材研究に充てる時間の比較(経験年数別/教材研究/デジタル)

図縦軸の数値は次の時間を表す

5:0分,4:30分以内,3:30分~60分,2:60~120分,1:それ以上 これにより、数値が低いほど充てる時間は多く、数値が高いほど充てる時間は少ない

1-6-2 教材研究に充てる時間とデジタル教材の準備に充てる時間との相関

xz 問い 平均値 標準偏差 相関係数 人数

5年未満 Q1a 3.08 .822

.313** 639

Q1b 1.77 .681

10年未満 Q1a 2.97 .777

.270** 383

Q1b 1.71 .639

15年未満 Q1a 3.01 .769

.403** 160

Q1b 1.82 .658

20年未満 Q1a 3.05 .755

.326** 110

Q1b 1.79 .661

25年未満 Q1a 2.74 .669

0.127 154

Q1b 1.76 .692

30年未満 Q1a 2.93 .822

.270** 252

Q1b 1.72 .713

35年未満 Q1a 2.97 .830

.424** 360

Q1b 1.75 .766

35年以上 Q1a 2.71 .756

.320** 185

Q1b 1.43 .535

(35)

1-6-3. 教材研究に充てる時間と担当教科(担当教科別/教材研究/デジタル・中学校)

1-6-3-1 教材研究に充てる時間と担当教科(担当教科別/教材研究・中学校)

教材研究 それ以

60~120

30~60

30分以

0 合計 国語

度数 7 23 55 22 1 108

6% 21% 51% 20% 1%

社会

度数 6 29 46 13 2 96

6% 30% 48% 14% 2%

数学

度数 2 29 75 43 5 154

1% 19% 49% 28% 3%

理科

度数 7 25 55 24 3 114

6% 22% 48% 21% 3%

音楽

度数 1 5 23 12 2 43

2% 12% 53% 28% 5%

美術

度数 1 5 17 13 0 36

3% 14% 47% 36% 0%

保健体育

度数 2 9 53 21 6 91

2% 10% 58% 23% 7%

技術家庭

度数 4 18 34 12 0 68

6% 26% 50% 18% 0%

外国語

度数 1 32 56 26 5 120

1% 27% 47% 22% 4%

特別支援

度数 2 11 13 4 1 31

6% 35% 42% 13% 3%

(36)

教材研究(全体)に充てる時間と教科の関係を見ると、比較的長い時間(60~120 分)かけている 教科が、“特別支援”、“社会”で、逆に短い時間(30 分以内)の教科は“保健・体育”、“数学”、“音 楽”となっている。

1-6-3 教材研究に充てる時間と担当教科(担当教科/教材研究・中学校)

(37)

1-6-3-2 教材研究に充てる時間と担当教科(担当教科別/デジタル・中学校)

そのうちデ ジタル教材

それ以

60~120

30~60

30分以

0 合計 国語

度数 1 1 4 39 60 105

1% 1% 4% 37% 57%

社会

度数 3 5 13 48 24 93

3% 5% 14% 52% 26%

数学

度数 1 2 13 61 76 153

1% 1% 8% 40% 50%

理科

度数 0 3 11 68 26 108

0% 3% 10% 63% 24%

音楽

度数 0 0 3 25 11 39

0% 0% 8% 64% 28%

美術

度数 0 4 3 14 14 35

0% 11% 9% 40% 40%

保健体育

度数 0 3 9 24 50 86

0% 3% 10% 28% 58%

技術家庭

度数 3 1 12 38 13 67

4% 1% 18% 57% 19%

外国語

度数 0 2 9 44 58 113

0% 2% 8% 39% 51%

特別支援

度数 0 1 3 17 11 32

0% 3% 9% 53% 34%

度数 7 20 73 360 337 797

(38)

教材研究(デジタル)に充てる時間を、教科との関係で見ると、教材研究にかける時間を30分と 回答している割合の高い順に、 “理科”、“音楽“、“美術”、“特別支援”であった。0分と回答して いる割合は、高い順に、“保健体育”、“国語”、“外国語”、“数学”となっている。

1-6-3-2 教材研究に充てる時間と担当教科(担当教科/デジタル・中学校)

(39)

1-6-4. 教材研究全体の時間とデジタル教材準備時間との相関(男女別・学校種別)

教材研究の時間と、その内のデジタル教材の準備の時間の間の相関関係について全体、性別、

学校別で分析した結果である。いずれのグループにおいても有為な相関(p<1%)が見られることか ら、教材研究の時間とデジタル教材の準備の時間は比例すると言える。

1-6-5. 教材研究全体の時間とデジタル教材準備時間の平均値の差(男女別/学校別)

教材研究全体の時間とデジタル教材の準備の時間について、男女別の学校種別間の平均値に 違いがあるかどうかをT-検定により分析した結果を表1-6-5に示す。

表から、男性教員についても女性教員についても、小学校、中学校間に平均値の有為な差は見 られなかった。つまり、男性教員も女性教員も小学校、中学校の間で、教材研究時間やデジタル 教材の準備の時間に差はないと言える。

1-6-6. 教材研究全体の時間とデジタル教材準備時間の平均値の差(学校別/男女別)

教材研究全体の時間とデジタル教材の準備の時間について、学校種別の男女間の平均値に 違いがあるかどうかをT-検定により分析した結果を表に示す。

表から、小学校における教材研究の時間とデジタル教材準備時間に有為な差が見られた

(p<5%)。どちらも男性教員の方が女性教員よりも長時間を費やしていると言える。

また、教材研究全体の時間については、男女間で有為な差(p<5%)があり、男性教員の方が女 性教員よりも長時間教材研究をしていると言える。

(40)

1-6-4教材研究全体の時間とデジタル教材準備時間との相関(男女別・学校種別)

グループ 問い 平均値 標準偏差 相関係数 人数

全 体 Q1a 2.99 .808

.317** 2243

Q1b 1.74 .686

Q1a 2.98 .814

.389** 987

Q1b 1.82 .720

Q1a 3.00 .801

.264** 1242

Q1b 1.67 .639

小学校 Q1a 2.99 .792

.290** 1391

Q1b 1.74 .605

中学校 Q1a 3.00 .832

.353** 852

Q1b 1.75 .800

1-6-5教材研究全体の時間とデジタル教材準備時間の平均値の差(男女別/学校別)

1b-10 Q1.A Q1.B

小学校 中学校 小学校 中学校

平均値 3.05 3.05 1.96 2.06

標準偏差 .982 1.024 1.082 1.428 有意確率 (両側) 0.94 0.228

平均値 3.18 3.19 2.15 2.08

標準偏差 1.245 1.170 1.752 1.801 有意確率 (両側) 0.923 0.544

全 体

平均値 3.14 3.10 2.09 2.07

標準偏差 1.167 1.087 1.560 1.585 有意確率 (両側) 0.428 0.783

1-6-6 教材研究全体の時間とデジタル教材準備時間の平均値の差(学校別/男女別)

1b-11 Q1.A Q1.B

中学校

平均値 3.05 3.19 2.06 2.08

標準偏差 1.024 1.170 1.428 1.801 有意確率 (両側) 0.058 0.811

小学校

平均値 3.05 3.18 1.96 2.15

標準偏差 0.982 1.245 1.082 1.752 有意確率 (両側) 0.03 0.012 全 体

平均値 3.05 3.18 2.01 2.13

標準偏差 1.003 1.225 1.272 1.765 有意確率 (両側) 0.004 0.053

(41)

Q2.教材研究で利用するものについて該当する□にチェックして下さい

(デジタル、非デジタルにかかわらずお答えください)

□ほぼ毎日 □週1,2回 □月1,2回 □あまり利用しない □利用しない a.教科書 b.教科書出版社が出している指導書 c.市販の教材 d.学習指導要領および解説 e.教育関係の雑誌など f.インターネット

2-1. 教材研究で利用するものの比較

教科書の利用が最も高く、“ほぼ毎日”、“週 1,2 回”を合わせると 90%以上になる。次に多いの が、“教科書出版社が出す指導書”で約 70%になる。以下、“インターネット”、“市販の教材”の順 となり、最も利用が少ないのが“学習指導要領・解説”であった。

2-1 教材研究で利用するものの比較

全体 ほぼ毎

1,2

1,2

あまり 利用し ない

利用し ない

教科書 78% 13% 2% 5% 2%

教科書出版社が出している指 導書

45% 24% 11% 13% 7%

市販の教材 16% 35% 22% 21% 6%

学習指導要領・解説 3% 11% 32% 45% 10%

教育関係の雑誌 4% 17% 35% 33% 12%

インターネット 21% 38% 23% 14% 4%

2-2.教材研究で教科書を利用する割合(学校種別/男女別)

教材研究における教科書の利用は高く、男女間に利用の違いは認められない。学校種による 違いは小学校で“ほぼ毎日”利用しているのが約80%であるのに対し、中学校では約70%で、小 学校の方が高い。

2-2 教材研究で教科書を利用する割合(学校種別/男女別)

教科書 小学校 中学校

合計 合計 ほぼ毎日 度数 368 714 1082 351 236 587

% 80% 82% 81% 72% 72% 72%

1,2 度数 56 81 137 91 52 143

% 12% 9% 10% 19% 16% 18%

1,2 度数 3 14 17 16 19 35

% 1% 2% 1% 3% 6% 4%

あまり利用 しない

度数 21 41 62 22 13 35

% 5% 5% 5% 4% 4% 4%

利用しない 度数 13 18 31 10 6 16

% 3% 2% 2% 2% 2% 2%

合計 度数 461 868 1329 490 326 816

% 100% 100% 100% 100% 100% 100%

(42)

2-1 教材研究で利用するものの比較

2-2 教材研究で教科書を利用する割合(学校種別/男女別)

(43)

2-3.教材研究で教科書出版社が出している指導書を利用する割合(学校種別/男女別)

教科書用指導書の利用は小学校では、“ほぼ毎日”、“週1,2回”を合わせると、約80%になり、

高い割合を示すが、中学校では約40%で、小学校の半分に留まる。

小学校では複数教科を担当するために、1 教科に割ける時間が限られ、指導書に頼る傾向があ るのではないかと考える。

2-3 教材研究で教科書出版社が出している指導書を利用する割合(学校種別/男女別)

指導書 小学校 中学校

合計 合計 ほぼ毎日 度数 262 525 787 91 55 146

% 58% 61% 60% 20% 17% 19%

1,2 度数 111 195 306 121 82 203

% 24% 23% 23% 26% 26% 26%

1,2 度数 21 39 60 88 86 174

% 5% 5% 5% 19% 27% 22%

あまり利用 しない

度数 36 45 81 113 79 192

% 8% 5% 6% 25% 25% 25%

利用しない 度数 25 51 76 48 18 66

% 5% 6% 6% 10% 6% 8%

合計 度数 455 855 1310 461 320 781

% 100% 100% 100% 100% 100% 100%

2-4. 教材研究で市販の教材を利用する割合(学校種別/男女別)

*市販の教材とは、学校で購入した教材教具、ドリル、本、プリントなどがこれに相当する。

市販教材の利用は“ほぼ毎日”、“週1,2 回”を合わせると約 50%で、学校種および男女別に よる違いは見られない。

2-4 教材研究で市販の教材を利用する割合(学校種別/男女別)

市販の教材 小学校 中学校

合計 合計 ほぼ毎日 度数 71 146 217 67 45 112

% 17% 18% 17% 15% 14% 14%

1,2 度数 145 308 453 155 112 267

% 34% 37% 36% 34% 35% 34%

1,2 度数 82 183 265 105 81 186

% 19% 22% 21% 23% 25% 24%

あまり利 用しない

度数 97 157 254 96 66 162

% 23% 19% 20% 21% 21% 21%

利用しな

度数 34 35 69 33 15 48

% 8% 4% 5% 7% 5% 6%

合計 度数 429 829 1258 456 319 775

% 100% 100% 100% 100% 100% 100%

(44)

2-3 教科書出版社が出している指導書を利用する割合(学校種別/男女別)

2-4 教材研究で市販の教材を利用する割合(学校種別/男女別)

図  学校に設置されているネットワーク
図 S2-1  学級数別学校数(学校種別)
図 S5-1  コンテンツサーバの教材保存状況別学校数(学校種別) (複数回答あり)
図 S7-1  コンテンツサーバの教材管理方法別学校数(学校種別)
+7

参照

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