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英語学習者の動機づけと目標志向性の関係性の調査研究

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(1)

英語学習者の動機づけと目標志向性の関係性の調査研究 Ex p l o r i n g  R e l a t i o n s h i p s  Between EFL  L e a r n e r s '   M o t i v a t i o n   and  Goal O r i e n t a t i o n s 

今野 勝幸本

Kat s u y u k i   KO NNO 

I n   t h i s   study , r e l a t i o n s h i p s  b e t w e e n  s u b t y p e s  of  i n t r i n s i c  a n d  e x t r i n s i c  m o t i v a t i o n  a n d   g o a l  o r i e n t a t i o n s  o f   J a p a n e s e  

EF し leamers

w e r e   i n v e s t i g a t e d .  A  t o t a l   o f  1 36 u n i v e r s i t y  s t u d e n t s  

paロicipated

i n   t h i s  s t u d y  a n d   r e s p o n d e d  t o  a 

5 ・point

L i k e r t  s c a l e  q u e s t i o n n a i   r e .  The r e s u   I t   o f  c o r r e l a t i o n a l   a n a l y s i s   d e m o n s t r a t e d  t h a t  i n t r i n s i c   m o t i v a t i o n  was  a s s o c i a t e d  w i t h  b o t h  m a s t e r y  a n d  p e r f o r m a n c e ‑ a p p r o a c h  o r i e n t a t i o n s .   The  r e s u l t  a l s o  showed  t h a t   m a s t e r y   o r i e n t a t i o n s  s howed a  h i g h e r  c o r r e l a t i o n   w i t h  e f f o r t   t h a n   p e r f o r m a n c e  o r i e n t a t i o n s .  I t   wa s  c o n c l u d e d   t h a t  

p巴dagogical

i n t e r v e n t i o n s  a n d  c u r r i c u l u m s  t o   f o s t e r  J a p a n e s e   s t ud e n t s '  ma s t e r y  o r i e n t a t i o n   i s  i m p o l t a n t  f o r   s u c c e s s f u l   E n g l i s h  l a n g u a g e   l e a r n i n g .  

1.はじめに

1. 1 内発的動機づけと外発的動機づけ

学視者向身の動機づけが,英語学習を成功させる窓要な 要因の l つであることについては,疑いの余地はないだろ う .

G a r d n e r  

(1985)による統合的動機づけ(

i n t e g r a t i v e  

motivation) の枠組みが第二言語習得 (Second

l a n g u a g e   a c q u i s i t i o n ; 

SLA) の分野において提唱され,その枠組みを 用いた上て・言語学羽者の動機づけの構造が論理的かっ実 証的に不されて以来,様々な苫務学習動機づけの枠組みが 提唱されてきた。 中でも, 1990年代の内発的/外発的動機 づけ (intrinsic

a n d   e x t r i n s i c 

motivation; 蹟会, 2006) 、 2000 年代の研究国際的志向 (inlernational

p O S l u r e ;   Yashima ,

2002) や期待価値理論 (expectancy-valuetheory; 磯田, 2008).

し2 内己 (L2

s e l f ;  

Dörny巴i, 2005) 符は現化においても注目 され, SしA 研究分野における動機づけ研究の発展に大き く貢献してきた理論的枠組みであると言えるだろう.

これらの中で,本論で特に注目したいのが,内発的動機 づけと外発的動機づけの枠組みである.これらの動機づけ の概念、は本来,

De c i   a n d   R y a n 

(1985) が提・唱した拘己決定 理論の中心的な概念である.内発的動機づけとは,ある行 動が,その行動そのものへの興味,楽しさ,興翁,好奇心 などによって支えられている状態を表す.ある学習者が,

英裕在学習するのが楽しし、から英語学習をがんばってい る場合, 内発的に動機づけされていると与・えられる。つま り,行動すること円休が行動の目的・理由となっている状 態である. 一方, 外発的動機づけとは,ある行動が,それ を行った結果として得られるもの (e.g.,金銭的 ・ 物質的 な報酬)に動機づけられている状態を指す. 例えば, ある 学習者が英語のテストで良い成績を収めたいがために英 語の学習をがんばっている場合,外発的に動機づけられて

2016 年 2 月 26 f:I受理

・ 総合情報学部人間情報デザイン学科

いると言える。一般に,内発的動機づけの方が学習に正の 影響をもたらすと与-えられているが (Ramage, 1990) ,内 発的に動機づけられている学費者に外発的な動機を止チえ ると,内発的な動機が低下するとも明らかに怠れている

( R y a n .  1 9 8 2 ) 

1.2 自己決定理論援用の利点

内己決定理論を英語学曹のコンテクス卜に応用するに は, 3 つの利点、があると与えられている。まず l 点目は,

学智者の動機づけを尚いか低いか,もしくは内発的か外発 的か, のように単純な二項対校的に捉えず, [VJ機づけを細

分化して捉える点である.内己決定理論では動機の円己決

定度により,外発的動機づけは3 つの下伶項目に区別され る. 最も門己決定度が低い外発的動機づけ要因は f 外的調 整 J と呼ばれる. 外的鯛整によって動機づけられている場 合,学習者の行動は,その後『報酬が得られる J 等の期待 や希望という外的要因によって左右されていると言える.

次に自己決定度が低い外発的動機づけ袈因は「取入れ的調 整 J と師ばれ, rやらないと罪悪感を感じる jr後悔しそうJ f なんとなくやったほうがいいと思う J など,罪恋1惑や義 務感による動機づけである.少なくとも行動の必要性は内 ら感じているものの, rやらされている j 1.穫が依然として 強く,行動が向己決定的とは言えない. 最も自己決定度が 高い外発的動機づけ要因は「同一観的関整j と呼ばれ,行 動に伴う価値を見いだし (e.g. ,将来役 "5L ちそう,成長の ため),それにより行動することに動機づけられている状 態を指す.内発的動機づけに近い動機づけ概念として..15え られているが,行動することそのものが目的となってはい ないため,あくまで外発的な動機づけ概念である.しかし,

行動に付随する価値を円分の価値観に取り入れている,つ

(2)

まり,より内発的なものにしようとしていることから,円 己決定的な外苑的動機づけでめると思われ,また,門己決 定理論の中には無動機という慨念も想定され, どうせやっ ても上手く b、かない,など~理ノ)1惑や柿めの状態を意味する.

このように,細分化された動機づけ概念により,単純に動 機づけを二項対守.に従えるのではなく,どのような動機づ けの状態であるのかを詳細に記述できる点は, íl也の動機づ け理論にはない利点、である.

また,これらの動機づけは連続体を形成しており,内己 決定が利くなるほど,内発的動機に近づいていくと与えら れている.これが 2つ目の利点であると言えるだろう.な ぜなら,連続体を形成しているということは, 門己決定が 進むにつれ,内発的な動機づけに発展していくと与えるこ とができるためである.すなわち,学習者の動機づけの変 動・発進・衰退が想定された理論であるため,教育的な目 的のコンテクストに合致した理詰であるとJj・えることが できる.教師が英語学智者の動機づけを支援する,という モデルに適合していると言えるだろう.例えば,動機づけ の個人i去を詳細に捉え,それらに合った教育法を提案 ..r能

となる(底森,2006)

最後に,既に内発的動機づけを尚める教育的実践の効果 が,先行研究によって災証されている点である (e.g.. 府 公.2006: 問中,2010:

Konno,

2014). これらの研究では,グ ノレーププレゼンテーションやペアでのスピーキング常勤,

ライティング情動における学習占・の内発的動機への教#

的介入をデザインし,一定期間以上の指導を行い,その効 果を災証している. 学習者の内発的動機づけを高める指場 をJj・える|民これらの研究の内容を~.15'にする二とにより,

理論に基づく指導を教室内で;た践することが uf 能である だろう. それは,教師のみならず,その指導を本受する学 生にもメリットがあると言えるだろう.

1.3 動機づけ研究の諜朗

SLA 研究分野における動機づけ研究は、おおよそ 3 つ の純顕に分けられる(鹿必.2006). 1つは動機づけの情 4iを明らかにする研究であり,める動機づけ要因は,その 他の関連要因とどのように関連するのか検証する。 2 つ円 は動機づけと具体的な学科行動や態度との関連を検証す る研究であり,動機づけ要因と学初方略などとの関連性を 分析する。 3 つ日は動機づけを市i める研究であり,ある動 機づけ観念を,例えば教師による教育的介入によりどのよ うに高めることができるのかを検証する研究である.これ までの研究では, 1 つ目の研究疎題はト分に取り組まれて きたものの,それ以外の研究は現α までも卜分ではないの が大きな問題点であると言える.今後は,これらの課題を 解決するような研究が望まれていると台えるだろう.

内発的動機づけについては, Ilíj節でも述べたように,ど のように指導により尚めることができるのかが検証され てきている。しかしながら, 3 つ自の課題である,内発的

動機づけと学習行動や態度との関連性については.あまり 検征されていないのが現状である.これまでの研究により,

内括的ilJ機づけは英語学習の緋統の意思 (Noels,

Pellelicr, Vallcrand,

Clé

l11

em, 2 0 0 0 ;   Ramage,

1990) や学習方略の使 用頗度 (Schumidt& 

W a l a n a b e .  

2001) との関連性が示唆さ れる.しかし,内発的に動機づけられた学習者は、どのよ うな行動を取り,どのような思々や態度を示すのか.視野 をより広めて検証を進める必要があるだろう.

1.4 日保志向性と内発的動機づけ

人は,何らかの線胞を遂行したり,達成したりする際,

何からの目標を持つものとして与えられているが, その日 械の紙類によっては行動や態度が呉なると与えられてい る.一般に,このような口械は,学智志向性とパフォーマ ンス志向性に区分されるとJj・えられている (Oweck

L e g g c l l .  

1988). 学費志向性とは,ある(学習}謀題の遂行 に際し,円分内身の能力やスキノレ,理解度を高め,個人を 発展させたいという学初日僚を持つ傾向を指す.他者のこ とは気にせず.内己の発展や好奇心,興味に集中した志向 性であると言える. 一方,パフォーマンス志向性とは, あ る~組の遂行に際し,他者に円分が有能であることを示す ことや,他者を上回りたいという遂行目標を有する傾向を 指す.内己に視点を置いた学初志向性とは巣なり,他者に 視点を置いた 1íx.1t的な志向性であると言える.パフォーマ ンス志向性は史1こ. r接近j と f 回遊j に区別される (Elliol

&  C h u r c h .  

1997). 学膏者が向らの飽ノJに自信がある滋合,

バフォーマンス桁向性は綾近であり,上述の通り,他者を j二同りたいという志向である. 一方,能力に内信がないゆ 合は回避となり,他者に飽 )J が低いと思われたくない,凶 っていると見られたくない,など,他者からの評価を気に し,避けようとする志向である(上7~J.

2 0 0 4 ) . 

一般には,学習志向性が高いほど学習方絡を用いる頒度 が高く,特に、 労)J と時間を要してむ自分が縫実に理解で きるような学習方略を用いることが明らかにされている (柳j世 2006).また,学現志向性は内発的動機づけと関連 しており,パフォーマンス志向性・回避は内発的動機づけ を1111符すると考えられてきた (Elliol

&  Harackiewicz, 1 9 9 6 )  . 

rn らが有能でありたいJ としづ欲求が前提にあるという 点で,何者にはある粍度の共通点があると A考えられる。何 者の相関関係は無視できないものであると言えるだろう.

1.5 本研究の目的

以上,内発的動機づけと白保志向性を概観してきたが,

両者は相関関係があると身えられる.しかしながら, SしA の研究分野において臼様志向性が取り上げられることは 少なく,動機づけとの関連性も検征されては b 、ない. どの ような要因によって動機づけられている学習者は,どのよ うな目標志向性を持つのかを検証することは,動機づけと 行動・思.lj.態度の関連性を明らかにし,今後教師は学習号

(3)

者の動機づけとどのように向き合えば良いのかと言う点 について,示唆を行うことが ..r能となるだろう. したがっ て,本研究では, 白木人英語学習者の内発的動機づけは学 科志向性と,外発的動機づけはパフォーマンス志向性と関 辿すると仮定し,動機づけと 日係志向性の関連性を明らか にすることを目的とする。

2. 閥査方法 2.1 調査参加者

ノド調査は, 一般英語を受精する理系の私可f_大学 l 年生

1 3 4  

~を対象とし, ~íj期終了!日I の7月に行われた. 対象者 は,情報系の学部 (11

68) と理ぶ系の空宇都 (n

68) の 常生であり,それぞれ一般英裕の授業を受講していた. 受 綿する主~illiの授業は腎熟度別に設けられており, 上{す.と中 恨の授業を受講する学生であった.多加者の大部分は男性 であった.

2.2 調査マテリア Jレ

ノド研究では,先攻研究に基づき 5件法によるアンケート を作成し, 動機づけと目標志向性の測定を行った. 内発的 動機づけと外発的動機づけを 3111定する尺度はどのような

表 l

動機づけの下佼尺度のまとめ

尺度名 項目数 α

理由で英語を学脅しているのかを問うものであり,

Nocls , Pelletier, a n d   C l e m e n t  

(1999) と腐泌 (2006) を参与-に作成

した(表 1). また, 目標志向性の尺度(表2) は.

Midgley, Maehr, Hr u d a . 

Anderman,八 ndcl'l11an.

Free

l11

an, Gheen, Kaplan, KU

l11

ar, Middleton, Nelson, Rocscr , &  U r d a n  

(20∞)を重量~.・に 作成された.もともとは英語によるアンケート項目であっ たため,筆者と英語教員歴が長く,笑 1吾教育学で修士号を 取得した大学教員の 2~ により M 本語に翻訳された.

2.3 調査方法

上位のアンケー トを用いた閥査は. e ラーニングの学判 例'J.11 システム (Iearning

m a n a g c m e n t  s y s t e

l11; LMS) の-.fín である Moodleのコース上にfA怠された.調査参加者はそ れらのコースにアクセスすることで,オンライ ン上で回答 することができた.

2.4 分析・方法

各報動機づけの下伶尺度と白保志向性の関連性を検証 するために,相関分析を行った.

例 内発的動機づけ

同一視的捌整

3  . 7 3   . 60 

英語の学習をしている時. n 分は向上していると感じるのが楽しいから.

門分の成長に役守.っと思うから.

取入れ的調整

外的制整

. 6 2  . 6 4  

英語を勉強しておかないと,あとで後悔するかもしれな b、から. 英語を勉強しなければいけない社会だから.

合理動機

第ノJ

. 5 5   . 7 4 

英絡は勉強しても, 成果が上がらないような気がする.

私は,英裕の勉強をとてもがんばっている.

表 2

ロ保志向性の下仲.尺度のまとめ

尺度名 項目数 α 伊l

学初志向性

5  . 7 6  

ねの回線の l つは,新しい茶話の知識やスキルをたくさん身につけることだ.

バフォー 7 ンスぶ向 性 ・接近

5  . 9 1  

私の目標のiつは,内分が英絡が良くできることを周附に示すことだ.

パフォーマ ンス ・ 志向 性 ・回避

5  . 8 4  

私の目標のiつは,円分が炎絡が苦手であると周附に思わせないことだ.

J. 結果と考察

3.1 記述統計値

内発的・外発的動機づけ,及び目標志向性の全体的な傾 向を杷腿するために記述統計怖が算附された(表3.

4 ) .  

動燃づけについては.外売的動機づけ, 特に同一視的調整 と外的制盤の平均怖が前j ~、傾向が凡られた。今回の制査著書 加者については, 英諮学習に対して+:に外発的に動機づけ られているといえる.特に同一規的関整と外的調盤の平均

t立が回すって高かったことに関しては,大学生を取り巻く 原療を考慮する必要がある.大学進学の際,そして大学入 学後も,何かと将来の進路について与・える機会が多くなる.

その中で,グローパノレ化が進んでいることが様々なメディ アで取り上げられている現住,炎 Ulが使えるようになるこ とはn分の将来的なキャリアの中で必要になると意識す る機会が多くなるため,同一視的~I盤が両い平均怖を-'1'し たと持・えられる.また. 1:1本の大学生にとって,笑諮の科

(4)

日の単位取得は卒業要件となっており,英語科目の好き嫌 いに関わらず授業に出席し,単位を取らぎるを得ない.そ のため,単伎や成績のことを:む摘しなくてはならず,必然 的に外的胴整が強まることがJ5・えられる.

一方.目標志向性については,乍脅志向性の平均値が,

他のパフォーマンス志向性よりも大幅に高い結果となっ

表 3

各自VJ機づけ下位尺度の担述統針航

AI 

SD 

内発的動機づけ

3 . 0 1  0 . 9 9 

同一悦的調整

3 . 8 2   0 . 77 

取入れ的制整

3 . 4 4  0 . 8 4  

外的制整

3 . 8 7   0 . 77 

無!WJ機

2 . 4 1   0 . 8 4  

. 1 < 4 

各自様志向性下位尺度の記述統計倣

変数

M  SD 

学相志向性

3 . 9 2   0 . 6 3 

ハフォーマンス志向性 ・ 接近

1 . 9 2  0 . 8 4 

パフォーマンス志向性 ・ 回遊

1 . 95  0 . 8 4  

3.2 相関分析

あれ、て,動機づけと日探志向性の関連性を検証するため に,相関係数を算出した(茨 5). まず,学習志向性は.

内発的動機,同一視的制整という,円己決定度が持活い動機 づけ製図と比較的強い相関関係を示した. これは,

E l I i ot& 

l l a r a c k i c w i c z  

(1996) 符の先行研究によって不された結果 を支持するものであり,英語学判というコンテクストにお いても,学脅志向性は英語学将者の動機づけを税明する妥 当な概念、であると言えるだろう.英語学習を楽しんだり,

好奇心を持って英語学現に取り組む学現者ほど,また,将

1 < 5 

各変数問の相関係、数

1. 学習

2. 後近 3. 回避 4. 内発 5. 同一視 6. 取入 7. 外的 8. 然動機 9. 努ノJ

2  . 2 9 6 "  

N O l e .  N= 

134. ・ p>.05, ・・p>

. 0 1 

3  . 1 9 6 '  . 8 1 2 "  

4  . 5 3 6 "  

. 4 1 1 "  

. 2 1 3  M i n  

た.特に自を引くのが,パフォーマンス志向性の低さであ る.今回の開査参加者は,英和の学科について,競争的な 志向性を有しておらず,また,門らの不足している部分を 隠そうとせず,どちらかと言えば,内分内身の学事?と理解 に集中していることが示唆される.

ι.fax ま経度 尖度

1 . 00  5 . 0 0   ‑ 0 . 4 2  0 . 0 2   2 . 0 0  5 . 00  ‑ 0 . 5 1  ‑ 0 . 1 9  

1 . 00  5 . 00  0 . 0 6   ‑ 0 . 5 3  1 . 00  5 . 0 0   1 . 67  ‑ 1 . 0 5   1 . 00  5 . 0 0   0 . 4 6 

O. “

M i   l l M a x  

宣伝度 尖度

1

. 80  5 . 0 0  0 . 3 3  ‑ 0 . 4 9  1 . 00  5 . 0 0   0 . 1 1  0 . 7 3   1 . 00  4 . 2 5   ‑ 0 . 1 2  0 . 7 7  

来のキャリアを志向しながら英語学習に取り組む学習者 ほど,内らの能力を高めたり,スキ Jレを上述・させたりする ことを目標に英語学習に取り組んでいると言える.一般に,

内括的動機づけが尚い学習者ほど , f汚!IiIJや謀屈に積極的に なる傾向にあることからも分かるように,そのような学羽 者が学智志向性に関連する日慨を持つことは不思議では ないだろう.また, 1:1木もグローパJレ化を意識せざるを得 ない~境になりつつある中,英語は将来のキャリアに役吹 っと~える学習者が,内らの茶話のスキ/レを高めたいと」言 えるのも門然なことだろう

5  6 

. 5 5 9 "   . 2 89 " 

. 2 5 6 "   . 3 4 6 " 

. 1 43  . 2 4 3 " 

. 5 6 0 "  .418

. 6 4 1 

7  . 3 3 3 " 

. 3 6 7 " 

. 3 0 2 "  

. 1 4 1  . 4 57  . 6 1 2 

・.232"

. 0 2 4   . 1 24 

・.461"

‑ . 4 3 7 " 

・.171

. 0 1 1  

9  . 6 2 1" 

. 3 6 1  . 2 0 3   . 7 4 5 "  

. 7 7 4 " 

. 5 46 " 

. 3 8 6 " 

・.512"

(5)

パフォーマンス志向性については,接近,回避共に外発 的動機づけとは弱い相関を示すに締まった一方,パフォー マンス綾近と内発的動機には中将度の相闘が見られた.こ れは,好奇心を持って笑初学羽に取り組む学現者ほど,他 者よりも勝りたいという志向性をある科度有する傾向に あったことをぷすと同時に,内発的動機づけが向.い学智者 の中には,学習怠向性とパフォーマンス志向性が併・存して いる uf能性を示す. 一見,これら 2 つの志向性は,向己と 他者という相反する対象を志向しており,排他的であるよ うにも思える.実際に,両者の問には低い相関が示されて いることからも,両者 lこ d郎、関迎性があるとは考えられて

ない. しかし, 木研究の結果は,内己 tk定度が高い動機づ

けを宥する同本人英語学習者ほど,双方の志向性を有する 傾向にあることを示している.

しかし,努ノJ との栂関関係に羽目すると,学習志向性は 比較的高い相関を/Ï'した一方,パフすーマンス志向性は弱 い伺闘を/~すに弱まった.このことから,学習の成否によ り軍事E なのは,学習志向性であることが分かる.倒Jm (2006) も,パフォーマンス志向性の舟i低に関わらず,学 科志向性が réi い学智者ほど学習}]It'~を使用する頻度が高 かったことを不しており,木研究の結燥を支持する.

-);,パフォーマンス回遊については,どの動機づけ要 閃とも~~~、指闘をぷすに伺まる一方で,令.て Æの相関であ ったことが興味深いと言える.{tÞAまから能ノJ が低いと見ら れたなく,という回遊志向性は,制本入学習者にとってネ ガティプに働くものではない吋能性が,与えられる.しかし ながら,努力との相関はかなり弱 b 、ものであり,パフォー マンス俊近と同様,茶話学習をがんばるための原動力には なり嫌いと言える. やはり,学智志向性を持つことができ るかどうかが,学習の成否をた右すると言っても良いだろ

っ.

3. 結論

本研究では,内発的・外発的動機づけと目標志向性の閃 連性を検証した学習志向性は n 己決定度が高い動機づけ 要因 (i.e.,内発的動機,同一観的網整)と比較的高い相関 関係にあること,そして内発的動機はパフォーマンス志向 性 (i.c.,接近)とも中科.度の相|刻関係にあることを示した.

動機づけがrÝiく,所開 fやる気がある J ~;本入学習者ほど,

n 分の英語のスキルを尚めたい,英語については他者より も後れていたい,という目標を持つ傾向にあると言える.

しかしながら, 努力との相関関係は,学習志向性の方が高

,英語学習への積径的な取り組みに影響するのは学習志

向性の方であるという傾向も不された.

~f.,;r心を持って英語学習に取り組む学習者は,教科とし ての英語にそれほどほ抗感を持っておらず,また, どちら かと宮えば英語は好きな部類に人る傾向にあるのではな いだろうか.そのような学習者が,円分の英語のスキノレや 知識を高めるために楽しんで学智するのみならず,他者を

上回りたいという目探を持つ傾向にあるのは,英語が教科 として存化していることに加えて,やはり高校卒業まで受 験等による続争原境に身を置いていることが影響してい ると与えられるだろう.英語のみならずあらゆる分野にお いて,競争心というものは n 分の絡みを高めるためにíf(~

な役割を果たすと言っても過言ではないだろう.そのため,

パフォーマンス志向性そのものは決して悪ではないと苫 える.また,受験やテストがn:復する以上,続争という概 念を取り払うことは難しい.しかし,木研究は,学習の成 否をた右する uf能性が前i いのは,学習志向性の方であるこ とを不した.したがって, ~木の英語教合.全体の取り組み として,学習者個人が学初志向性を持てるよう支援する必 要があると同時に,大学英iì1i教育としても,受験をくぐり 抜けてきた学生に対し,政争ではなく円己の能ノJ やスキル を,w;めることに意識を向けられるような英語のカリキュ ラムや術導 ・ 支援を提供する必要があると言えるだろう.

テストの得点による野師システムではなく,自己の目標の 述成度を取入れる等,新たなム夫が必要となる. そのよう な場合,大切なのは個人が適切な目標を持つことができる よう,教員が支援することであると言えるだろう.

その一方で,ただ楽しいだけの授業に終止し,内己の日 仰を述成するだけにならないように間意することが必要 である.電要なことは,学習者が他かな英語力を身につけ ることであり,継続して適切な白標を持ち,それを達成し 続けることである.

最後に本研究の限界点を挙げたい l 点目は,調査協力 者の偏りである.本研究では 1 大学 2 学部の学生のみが ~!I 査対象であったため,本研究の結集を一般化することはで きない.今後は他の学部や偏ぷ1iI'(の巣なる大学からの学~

も捌査の来l象とし,様々な角度から検証すべきである。

2 点目は,木研究では,量的な分析・に留まったことであ る 5 件法のアンケート以外にも,門出記述式のアンケー 卜やインタピューを過して,分析の裏付けを行うことが盟 ましい.例えば,本研究では,学習志向性と比べるとパフ ォーマンス志向性の平均怖が低い傾向にあった.調査対象 者にはこれまでどのような背鉄があったためこのような 結採になったのかを知るためには, 質的な分析が欠かせな い.今後の大きな限題であると言える.

湖西手

近縁一輝,那須田他人の両氏の全面的な協ノJ には心から 感謝の意を表したいー

参J雪文献

Dcci.ε.

L . .  &  Ryan, R .  M .  ( 1 9 8 5 ) .   I

l1

l r i n s i c  m o t ホ v a l i o l l  a n d  s e l f d e t e r m i n c l l i on  i n  h l l man 

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P r c s s .  

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参照

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<復元>という3つの局面をカバーしていることになる。 ①覚える ③思い出す ↓ ↑ ②覚えている

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