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単軸引張り試験でひずみを測定するため,直交

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Academic year: 2021

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(1)

材料力学Ⅱ 復習問題 #04

単軸引張り試験でひずみを測定するため,直交

2

軸 ひずみゲージを試験片の軸方向およびその直角方向 に合わせて貼り,その結果から縦弾性係数とポアソ ン比を計算し,縦弾性係数

E

およびポアソン比

を得た.しかし,実験後に確認したところ,図のよ うに直交

2

軸ひずみゲージの軸が角度  傾いている ことに気付いた.引張り試験より求められた見掛け

の縦弾性係数

E

およびポアソン比

から真の縦弾性係数

E

およびポアソン比

を求める補 正式が以下のように与えられることを示せ.また,材料がクロム鋼で 

 5

のとき,縦弾性 係数には何%の誤差が生じると考えられるか.

2 2 2 2

2 2 2 2

'(cos sin ) (sin 'cos )

(cos 'sin ), (cos 'sin )

E E      

     

 

 

 

(2)

材料力学Ⅱ

-2014

復習問題 #04

(2014.05.13) (解答例1)

x軸を引張り軸に一致させてxy座標系を取り,角度θ傾いた座標 系をxy座標系とする.単軸引張りの場合,xy 0 (y 0) な ので,各軸方向の垂直ひずみの間には

2 2

2 2

cos sin

sin cos

x x y

y x y

    

    

  



 

 (1)

の関係がある.これを x, yについて解いて,

2 2 2 2

2 2 2 2

( cos sin ) ( sin cos )

(cos sin ) , (cos sin )

x y x y

x y

       

 

   

 

  (2)

と求められる.垂直応力をσとすると,真の縦弾性係数とポアソン比は

, y

x x

E   

 

   (3)

また,見掛けの縦弾性係数とポアソン比は

, y

x x

E   

 

   (4)

で,それぞれ求められる.(2),(3),(4)式を用いると

2 2 2 2 2 2

2 2 2 2 2 2

2 2 2 2 2

2 2 2 2

(cos sin ) (cos sin ) (cos sin )

( cos sin ) (cos sin ) (cos sin )

( sin cos ) (sin cos ) (sin co

( cos sin ) (cos sin )

x x y x

y x y x

x x y x

E        E  

           

          

         

   

   

 

  

     

     

  

2

2 2

s )

(cos sin )

 

のように補正式を求めることができる.

上式より,

2 2

2 2

(cos sin )

(cos sin )

E E

 

  

 

   である.クロム鋼で見かけのポアソン比を 0.3とし,  5

とともに代入すると,

2 2

2 2

(cos sin )

0.99007

(cos sin )

E E

 

  

  

  

すなわち,縦弾性係数には1%程度の誤差を生じると考えられる.

※実際には測定された見かけのポアソン比の値を用いるが,さほど誤差がないことを仮定して,ここでは

 0.3を代入した.

※真の値と見掛けの値を比較すると

2 2 2

2 2 2 2

2 2 2 2

2 2 2 2

'(cos sin ) (1 ) sin

(cos sin ) (cos sin ) 0

(sin cos ) (1 ) sin

(cos sin ) (cos sin ) 0

E E E   E E  

     

    

  

     

  

  

     

 

 

 

 

 

    

 

 

となるので,常に EE,    である.

y y

x

x

(3)

材料力学Ⅱ

-2014

復習問題 #04

(2014.05.13) (解答例2)

x軸を引張り軸に一致させてxy座標系を取り,角度θ傾いた座標 系をxy座標系とする.単軸引張りの場合,y 0,xy 0 な ので,単軸応力を ( x)とすると

2 2 2

2 2 2

cos sin 2 sin cos cos

sin cos 2 cos sin sin

x x y xy

y x y xy

         

         

    



   



である.これより,x y , 方向の垂直ひずみは

2 2

2 2

1( ) (cos sin )

1( ) (sin cos )

x x y

y y x

E E

E E

      

      

    



    



(1)

となる.ここで,見かけの弾性係数は , y

x x

E   

 

   として求められているので,(1)式より

2 2

2 2 2 2

sin cos

cos sin , cos sin

y

x x

EE     

       

      

  (2)

となる.これを真の弾性係数 E,  について解くと

2 2 2 2

2 2 2 2

(cos sin ) (sin cos )

(cos sin ), (cos sin )

E E      

     

  

  

 

 

のように補正式を求めることができる.

以下,縦弾性係数の誤差計算については省略.

※(2)式を用いて,クロム鋼で真のポアソン比 0.3  5 を代入して,

2 2 2 2

1 1

1.009973 (cos sin ) (cos 5 0.3 sin 5 )

E

E   

   

    

と求められるが,真のポアソン比を測定するための実験であり,これでは自家撞着になるので,あくまでも 目安として考える.

y y

x

x

参照

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