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教 育 研 究 員 研 究 報 告 書

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(1)

・中 ・ 都 立 学 校

平 成9年 度

教 育 研 究 員 研 究 報 告 書

心 身 障 害 教 育

東 京 都 教 育 委 員 会

(2)

平成9年 度教育研究員分 科会別名簿

教 科 等名(教 育 課 題)教 科 等 名(教 科)

Na 地 区 学 校 名 氏 名

地 区 学 校 名 氏 名

1 品 川 伊 藤 小 嶋田久美子 1 江 東 東 川 小 城田留美子

2 世田谷 三浦 健康 学 園

石出 浩朗 2 板 橋 赤 塚 新 町 小 田 中 純一 0

3 練 馬 光が 丘第 三 中 吉田由紀子 O 3 葛 飾 二 上 小 相良 弘美

4 江戸川 二之 江第 三 小 ノj、 直 樹 D 4 三 鷹 内田 爾

5 多 摩 南 落 合 小 堀田 順子 5 田 無 田 無 小 中村 卓士

s 都 立 茅野真起子 △ 6 清 瀬 清 瀬 小 佐々木千真

7 都 立 葛 飾 養 護 山内 達夫 7 瑞穂町 瑞 穂 中 高橋 正幸 △

8 都 立 清 瀬 養 護 島添 聡 8 都 立 八 王 子 盲 安藤 直克

9 都 立 港 養 護 伊藤 洋子 9 都 立 荒川 早月

10 都 立 南大沢学園養護 赤荻 浩之 口 10 都 立 白 鷺 養 護 新納 歳恵 口

教科等名(領 域 ・教科を合わせた指導) 教 科 等 名(養 護 ・訓 練)

Na 地 区 学 校 名 氏 名

No. 地 区 学 校 名 氏 名

i 港 本 村 小 本田 秀年 口 ・ 1 港 港 南 中 中村 祥二

2 板 橋 上板 橋第 三 中 高橋 健二 2 都 立 北 養 護 樹ll裕 3 江戸川 鹿 本 中 片根里江子 3 都 立 城 北 養 護 小 澤 一・寿 4 小 平 小平 第十 四 小 宇根 澄子 4 都 立 村 山 養 護 根岸 由香 5 青 梅 小 前田 久枝 0 5 都 立 府 中 養 護 岡野 一 成 0

s 東久留米 中 央 中 星 ナカ子 6 都 立 王 子第二 養護 蕪木 亜古

7 都 立 八 王 子 養 護 緒方 直彦 D 7 立 江 東 養 富 岡 康一

8 都 立 矢 口 養 護 矢田 桂子 8 都 立 板 橋 養 護 阿部 香織 a

9 都 立 調 布 養 護 小川 達夫 9 立 田 無 養 護 ノ1・

10 都 立 小金井 養 護 高橋 朋子 D

(○印 は世話 人 、口 印 は副 世 話人 、 △印 は記 録)

(3)

目 次

〈教育課題 〉 1

児 童 ・生 徒 が 自分 自 身 を 知 る た め の 援 助 の 工 夫 教 科 ・領 域 等 の 指 導 を 通 し て

〈教 科 〉 17

児童 ・生徒が分か る喜びを実感で きる教科指導の工夫

〈 領 域 ・教 科 を 合 わ せ た 指 導 〉 33

一人一人の力を伸 ばす指導の在 り方

集団の中で主体的な活動を引 き出す授業の工夫

〈 養 護 ・訓 練 〉 49

一 人 一 人 の 児 童 ・生 徒 の 課 題 に 応 じた 授 業 の 改 善 個 別 指 導 計 画 に 基 づ く指 導 案 の 工 夫

(4)

児 童 ・生 徒 が 自分 自身 を知 る た め の 援 助 の工 夫 教 科 ・領 域 等 の 指 導 を 通 し て

研 究の概要

「教 育 課 題 」 で は 、 児 童 ・生 徒 が 「自 分 自身 を 知 る」 こ と を 通 し 「自 分 の 課 題 を 認 識 す る 」 た め に は ど の よ うな 教 員 の 援 助 の 工 夫 が で き る か 、 と い う研 究 に 取 り 組 ん だ 。

合 計4回 の 研 究 授 業 を 行 い 、 そ の 実 践 の 中 で 次 の よ う な 具 体 的 な 援 助 を 工 夫 し た 。

○ 「自分 自 身 を 知 る」 段 階

肯 定 的 な 評 価 に よ り、 自分 に もで き る と い う こ と に 気 付 く こ と や 頑 張 ろ う とす る 気 持 ち を 支 え 、 物 事 に 対 して 意 欲 的 に か か わ ろ う と す る態 度 を 培 う。 自信 が つ き 自分 自 身 の 基 盤 が で き て き た 段 階 で 短 所 も認 め て い け る よ う に な る 。 自 分 につ い て 考 え る 手 段 と し て 、 評 価 の 観 点 を 細 分 化 し た ワ ー ク シ ー トを 作 成 し教 材 と す る 。

○ 「課 題 を 認 識 す る 」 段 階

自分 で 考 え た 課 題 を 見 直 す 機 会 と して 、 他 者 か らの 評 価 を 聞 く こ と の で き る場 を 設 定 す る。 課 題 を 見 っ け る 力 を 育 て る た め に 自 己 の 理 想 像 を 具 体 的 に考 え さ せ る。

この よ う に 様 々 な 援 助 を 工 夫 した こ と に よ り 、 児 童 ・生 徒 が 「自分 自 信 を 知 る 」 「課 題 を 認 識 す る 」 こ とが で き る よ う に な っ た こ と は大 き な 成 果 で あ った 。 今 後 の 課 題 と し て は 、 次 の 段 階 と 考 え られ る 「自 分 の 課 題 を 解 決 す る 」 際 の 援 助 の 工 夫 を ど う して い く か が 挙 げ ら れ る 。

1主 題 設 定 の 理 由

障 害 の あ る 児 童 ・生 徒 が 自 己 の 能 力 を 最 大 限 に 発 揮 し、 生 き 生 き と した 生 活 が で き る よ う に な る た め に は 、 自分 の 長 所 を 理 解 し 自信 を も つ こ とや 、 各 発 達 段 階 に 応 じて 自 己 の 障 害 を 受 け入 れ る こ と が 成 長 の 過 程 で 大 切 と な る 。'

しか し、 教 師 の 指 導 が 十 分 で な く 、 自分 自 身 を 肯 定 的 に 評 価 す る こ と が で き な い ま ま に 高 等 部 を 卒 業 す る 生 徒 も い る 。 そ こで 、 周 囲 の 適 切 な 援 助 や 指 導 に よ り、・障 害 を も含 め た 自分 自 身 を 知 り、 自 分 の 課 題 を 認 識 し社 会 の 中 で 前 向 き に 生 き て い っ て 欲 しい と考 え 、 本 主 題 を 設 定 した 。

本 主 題 に せ ま る た め に 、 障 害 の 様 態 や 年 齢 等 の 異 な る 学 校 に お け る 様 々 な 授 業 の 中 で 、 ど の よ う に 援 助 の 工 夫 が で き る の か を 研 究 す る こ と と した 。

II研 究 の 方 法

1研 究 主 題 の 検 討 に つ い て

(1)通 常 の 学 級 、 知 的 発 達 障 害 の 学 級 及 び 養 護 学 校 、 ろ う学 校 等 、 各 研 究 員 の 担 当 す る 様 々 な 児 童 ・生 徒 の 指 導 上 の 課 題 を 出 し合 い 共 通 す る も の を 検 討 した 。

(2)障 害 の 認 知 、 自 己 理 解 、 自 己 認 識 、 自 己 決 定 、 自 己受 容 等 の 用 語 の 内 容 に つ い て 共 通 理 解 を 図 っ た 。

(3)各 研 究 員 が 持 ち 寄 っ た 自 己 理 解 カ ー ドの 分 類 ・整 理 を 通 して 、 本 分 科 会 で 、r自 己 理

(5)

解 』 が ど の よ うな 要 素 か ら成 り立 っ て い る か を 構 造 化 し考 察 した 。

(4)研 究 主 題 で あ る 、 自分 自 身 を 知 る た め の 援 助 の 工 夫 に っ い て 各 校 か ら具 体 的 な 実 践 例 を 出 し授 業 に つ い て 検 討 した 。

2研 究 授 業 に っ い て

児 童 ・生 徒 が 自分 を 受 け 入 れ 、 自分 の 課 題 を 認 識 す る た め の 援 助 の 工 夫 に っ い て 以 下 の 授 業 を 設 定 ・協 議 し、 よ り有 効 な 援 助 の 工 夫 を 検 討 した 。

(1)作 業 学 習 を 通 して(知 的 発 達 障 害 養 護 学 校 高 等 部) (2)道 徳 を 通 して(中 学 校 知 的 発 達 障 害 学 級)

(3)学 級 活 動 を 通 して(小 学 校 病 虚 弱 学 級 一健 康 学 園 一) (4)養 護 ・訓 練 を 通 して(ろ う学 校 高 等 部)

図11

よ狼 い自分1 研 究 の 内 容

1「 自 分 自 身 を 知 る 」 こ と の 意 味

本 分 科 会 を 構 成 す る 教 師 が 指 導 す る児 童 ・生 徒 の 年 齢 や 障 害 の 種 別 や 程 度 は 様 々 で あ る 。 そ の 中 で 共 通 の 課 題 と な っ た の は 、 児 童 ・生 徒 が

「自分 自 身 を 知 る」 こ と の 大 切 さ で あ っ た 。

そ こで 「自分 自身を知 る」 こととはどういう[垂 亟]

1課題を鰍 する1

こ と で あ る の か を 共 通 理 解 す た め に 、 そ れ ぞ れ 自分自身を知る

が 担 当 して い る 児 童 ・生 徒 に つ い て 具 体 的 な 状 態 を 挙 げ た 。 そ れ をKJ法 に よ り そ れ ぞ れ 共 通 す る項 目 ご と に ま と め 、 関 係 を 図1に 表 した 。 そ の こ と に よ り次 の こ とが 分 か っ た 。

「自 分 自身 を 知 る 」 と い う こ と は 、 自 己 の 障 害 を 含 め 、 得 意 ・不 得 意 や で き る こ と 、 で き な い こ と な ど を 具 体 的 に 知 る こ とで あ る 。 そ れ を も と に 、 そ れ ぞ れ の 児 童 ・生 徒 が 自分 自 身 の 課 題 を 知 り、 そ の 課 題 を 解 決 す る こ と で よ り良 く成 長 す る こ とが で き る。 この 過 程 を 繰 り返 す こ とで 、 自 分 自 身 の 状 態 や 課 題 の 内 容 も変 化 し、 そ れ を 解 決 す る こ と で 、 結 果 と して 自 己 の 理 想 像 へ 近 づ く こ と が で き る 。 つ ま り、 自 分 自 身 を 知 り 、 そ れ を も と に 自 分 自 図2

「自 分 自 身 を知 る」イメー ジ 図

自分 自身を知 る

r

./¥

謀題を解換

1

)

ヒ ミ  

課題を知る

身 の 課 題 を 知 り 、 そ の 課 題 を 解 決 す る と い う、

らせ ん 的 な っ な が り に よ っ て 、 児 童 ・生 徒 が 自 分 自 身 を 成 長 させ て い く こ とが で き る と考 え た 。

しか し 、 「自 分 自身 を 知 る 」 こ と 、 「課 題 を 知 る 」 こ と 、 「課 題 を 解 決 す る」 こ と は 難 し く、

障 害 の あ る児 童 ・生 徒 に と っ て は 、 教 師 が 的 確 に 援 助 を 行 う こ と が 大 切 と な る。 これ ま で の こ とを 図 に 表 す と図2に な る 。

そ れ ぞ れ の 段 階 で 適 切 に 援 助 す る こ と で 、 児 童 ・生 徒 に と って 成 長 の 推 進 力 を 与 え る こ とが で き る と 考 え る。

(6)

2援 助 の 工 夫(仮 説)

先 に述 べ た よ う に 、 援 助 の 工 夫 は そ れ ぞ れ の 段 階 で 必 要 で あ る が 、 本 分 科 会 で は 「課 題 を 解 決 す る」 前 段 階 ま で を 研 究 の 内 容 と した 。 以 下 に 「自分 自身 を 知 る 」 段 階 と 「課 題 を 知 る 」 段 階 の そ れ ぞ れ に 対 す る 「援 助 の 工 夫 」 に っ い て 説 明 す る 。

(1)「 自 分 自身 を 知 る 」 段 階 で の 援 助 の 工 夫

自 分 自身 を 肯 定 的 に と らえ 、 自信 を も っ た め に

「自分 自 身 を 知 る」 際 に 、 初 め は 本 人 に と っ て 得 意 な こ と や で き る こ と な ど の 肯 定 的 な 面 を 評 価 す る こ とが 大 切 で あ り 、 ま た 、 同 時 に 他 者 か らの 評 価 を 取 り 入 れ る こ と で 、 よ り強 化 す る こ とが で き る と考 え た 。 課 題 を 認 識 さ せ よ う と して 、 初 あ か ら否 定 的 な 面 ば か り を 挙 げ て し ま う と 、 意 欲 や 自 信 を 失 っ て し ま う こ と に な りか ね な い 。 周 囲 の 人 か らの 肯 定 的 な 評 価 に よ り 自信 が わ き 、 自分 は これ で い い の だ と 思 い 、 自分 の よ って 立 っ 土 台 が し っか り し た もの だ と い う実 感 を も っ こ とが で き る と考 え る 。 特 に 信 頼 して い る 人 か らの 評 価 は な お さ らで あ る 。

自信 や 意 欲 を も つ こ とが 土 台 と な り 、 努 力 す れ ば 改 善 で き る よ うな 点 を 認 め る こ と が で き 、 そ れ らを 解 決 す る こ とで 、 さ ら に 自信 や 意 欲 を 生 み 出 す こ とが で き る と 考 え

た 。

自分 に 対 す る 評 価 を 実 態 に 近 づ け る た め に

評 価 の 観 点 を 細 分 化 し、 児 童 ・生 徒 が 理 解 で き る 具 体 的 な 言 葉 で 表 した ワ ー ク シ ー トを 使 った り 、 児 童 ・生 徒 の 理 解 を 助 け る 視 覚 的 な 教 材 を 使 っ た りす る こ と に よ り、

そ れ ぞ れ の 実 態 に 則 して よ り的 確 に 「自 分 自 身 を 知 る 」 こ とが で き る と 考 え た 。 (2)「 課 題 を 知 る 」 段 階 で の 援 助 の 工 夫

自分 の 次 の 課 題 を 知 る た め に

技 術 的 な 事 柄 に っ い て は 、 細 か な 段 階 を 踏 ま え た 具 体 的 な 項 目 に 沿 って 自 己 評 価 す る こ とが 大 切 で あ る。 そ の こ と に よ り 、 本 人 に と っ て 次 の 課 題 は 何 な の か 明 確 に な り、

さ らに 到 達 した い 目 標 を 具 体 的 に で き る と考 え た 。 そ の 際 、 他 者 か らの 評 価 も取 り入 れ る こ とで 、 自 分 自 身 の 立 て た 課 題 が 的 確 で あ る か 見 直 す 機 会 を 得 られ る と 考 え た 。

自 分 の 課 題 を 見 っ け る 力 を 育 て る た め に

内 面 的 な 成 長 に か か わ る 自分 の 課 題 は 、 前 述 した 技 術 的 な 事 柄 と 異 な り 、 児 童 ・生 徒 の 実 態 に 合 わ せ 、 さ ま ざ ま な 過 程 が 考 え られ る。 自 分 自 身 が 将 来 ど の よ う に 変 わ っ て い き た い の か 、 児 童 ・生 徒 そ れ ぞ れ が 理 想 像 を 考 え る こ とで 、 自 分 の 課 題 を 知 る こ

とが で き る と考 え た 。

以 上 の よ う な 仮 説 を も と に 、 授 業 に お い て 具 体 的 に ど の よ うな 援 助 の 工 夫 を 行 っ た の か 、 次 に 述 べ て い く。

N授 業 の 実 際

指 導 事 例1養 護 学 校(知 的 発 達 障 害)高 等 部

1単 「自 分 の 良 い と こ ろ 、 友 達 の 良 い と こ ろ を 知 ろ う 」

〜 〈 作 業 学 習 ビ ル メ ンテ ナ ン ス 〉の 実 技 テ ス ト反 省 会 を 通 して 〜

(7)

2単 元 設 定 の 理 由

知 的 発 達 障 害 の あ る生 徒 は 、 自 分 を 見 っ め 、 自 分 の 長 所 や 努 力 す べ き点 を 客 観 的 に と らえ る こ と が 難 し い傾 向 に あ る。 そ の た め 、 苦 手 な 事 が あ る と 自 分 に 対 して 過 小 評 価 を して 自信 や 克 服 す る意 欲 を 失 った り 、 あ る い は過 大 評 価 を す る こ とで 、 よ り向 上 し よ う とす る 意 欲 に 欠 け た りす る ケ ー スが 見 られ が ち で あ る 。 ま た 、 集 団 生 活 の 中 で 他 人 の 良 い 点 を 認 め 自 分 に 生 か して い く、 と い う姿 勢 が 身 に 付 い て い な い こ と も多 い 。 し か し、 教 師 が 生 徒 個 々 の 障 害 特 性 や 発 達 段 階 を 踏 ま え た 適 切 な 援 助 を す れ ば 、 生 徒 自 身 が 自分 の 長 所 や 努 力 す べ き点 、 他 人 の 良 い と こ ろ に 気 が 付 く こ と が で き る よ う に な る。 生 徒 に と っ て 、 自 分 の 長 所 に 気 が 付 く

こ とや 他 人 か ら認 め ら れ る こ と は 自信 や 喜 び に な り 、 自分 の 努 力 す べ き 点 を 知 る こ と は 、 よ り前 向 き に 生 きて い く意 欲 の 向 上 に っ な が る と考 え た 。 さ ら に 、 他 人 の 良 い と こ ろ に 目 を 向 け 自分 自身 に 生 か して い く こ と は 、 自 己 の 向 上 だ け で な く、 好 ま しい 人 間 関 係 を 築 き な が ら 生 活 を す る 上 で 大 切 と考 え 、 こ の 単 元 を 設 定 した 。

3単 元 の ね ら い

こ の 単 元 は 、 〈作 業 学 習 ビル メ ンテ ナ ン ス 〉で の 清 掃 機 材 操 作 実 技 テ ス トの 反 省 会 を 行 い 、 生 徒 自 身 が テ ス トの 自 己評 価 、 生 徒 相 互 の 評 価 を す る こ と を 通 して 、 以 下 の3点 の ね ら い 達 成 を 意 図 して い る。

自 分 の 良 い と こ ろ に 気 が 付 き、 自信 を もっ 。

友 達 の 良 い と こ ろ を 考 え た り、 見 付 け た りす る こ と が で き る 。

苦 手 な こ と は 努 力 す れ ば よ い 、 と い う こ と に 気 付 く。

4生 徒 と 実 態

対 象 生 徒 は 、 知 的 発 達 障 害 養 護 学 校 高 等 部2年 生 の 男 子 生 徒6名 で あ る。6名 中 、4名 中 学 校 心 身 障 害 学 級 、1名 が 養 護 学 校 中 学 部 、1名 が 中 学 校 の 通 常 の 学 級 を 卒 業 して い る 。 国 語 力 を 例 に 見 る と 、 自 閉 傾 向 の た め 言 語 の 理 解 が 困 難 な 生 徒 か ら小 学 校6年 生 程 度 の 理 解 力 の あ る 生 徒 ま で 幅 が あ り、 指 導 に 当 た っ て は 、 個 別 の 配 慮 や 援 助 が 必 要 で あ る 。 生 活 面 を 見 る と 、 精 神 的 な 幼 さ が 目 立 ち 、 社 会 性 も十 分 に 育 って い な い た あ 、 自 分 や 友 達 の 長 所 を 見 付 け る こ と よ り も短 所 を 指 摘 す る 傾 向 が あ る 。 こ の こ と が 原 因 と考 え られ る生 徒 同 士 の ト

ラ ブ ル も学 校 生 活 の 中 で 多 く、 日 頃 か ら適 切 な 指 導 の 必 要 性 が 感 じ られ た 。 5学 習 指 導 計 画

こ の 単 元 は 、 作 業 学 習 〈 ビル メ ンテ ナ ン ス 〉の 年 間 指 導 計 画 の 中 に 位 置 付 け 、 各 学 期 末 に 実 施 す る実 技 テ ス ト時 に 自 己 評 価 、 生 徒 相 互 の 評 価 を さ せ た 後 、 反 省 会 と して1時 間 を 設 定

して い る。

6援 助 の 工 夫

(1)実 技 テ ス ト時 の 自 己 評 価 、 相 互 評 価 で は 、 教 師 が 事 前 に作 成 した 評 価 表 を 用 い る。 自 己 評 価 表 、 相 互 評 価 表 に は 、 あ らか じめ 個 々 の 生 徒 に つ い て 学 習 の 到 達 度 に 合 わ せ て 、 達 成 可 能 と考 え られ る評 価 項 目 を 記 入 して お き、 評 価 の 観 点 を 明 確 に す る 。 ま た 、 評 価 表 は 生 徒 個 々 の 理 解 力 に 合 わ せ 、 漢 字 や 平 仮 名 、 文 章 表 現 等 を 個 別 に 配 慮 した も の を そ れ ぞ れ に 用 意 す る 。(「 自 分 自 身 を 知 る 」 段 階 で の 援 助 の 工 夫)

(2)自 己 評 価 、 相 互 評 価 を す る 際 、 良 か っ た と こ ろ だ け に 着 目 し、 自 己 評 価 に つ い て の 達 成

(8)

項 目 に は ○ 、 友 達 の 達 成 項 目 に つ い て は ◎ 、 達 成 さ れ な か っ た と感 じた 評 価 項 目 に つ い て は × を 記 入 す るの で は な く、 空 欄 に して お く こ と を ル ー ル と し、 で き る だ け 否 定 的 評 価 が な さ れ な い よ う に す る 。(「 自分 自 身 を 知 る 」 段 階 で の 援 助 の 工 夫)

個 に 応 じた 自 己 評 価 表 相 互 評 価 表

の よか った ところ

名 前1テ ス ト の ま とめ

よ か っ た と こ ろ つ け る。 名 前1

よ か っ た と こ ろ つ け る 。 み だ しな み きち ん と して い た 。

お お きな こえ へ ん じ い え た 。

コ ー ド、 ハ ン ド ル ペ ダ ル 、 プ ラ グ 、

、S:6L77i、 多 糀 ぜ ん ぶ わ か った 。

せ ん せ い は な し きい て じ ゅん び で き た 。

ポ リ ッ シ ャ ー ひ と り み ぎ ひ だ り う こ か せ た 。 せ ん せ い はな し き い て か た づ け で き た。

わ か らな い と き せ ん せ い に きけ た 。 1お お き な こ え ほ う こ く で き た 。

ほ か に よ か っ た と こ ろ

(3)反 省 会 で は 、 自 己 評 価 表 に 加 え 、 友 達 か ら の 評 価 も書 き込 め る よ う に した 大 型 の 評 価 用 紙 を 使 用 し、 全 体 の 場 で 自 分 の 良 か った と こ ろ 、 友 達 か ら 見 て 良 か っ た と こ ろ を 確 か め や す い よ う に す る。(「 自 分 自 身 を 知 る 」 段 階 で の 援 助 の 工 夫)

(4)達 成 さ れ な か っ た 項 目 が 、 表 の 中 の 空 欄 と して 示 さ れ る こ と に よ り次 の 自 分 の 課 題 を 確 か め や す い よ う に す る 。(「 課 題 を 知 る 」 段 階 で の 援 助 の 工 夫)

本 時 の 学 習 (1)本 時 の 目標

〈作 業 学 習 ビ ル メ ンテ ナ ン ス 〉 で の 清 掃 機 材 操 作 実 技 テ ス トの 反 省 会 を 通 して

自 分 の 良 い と こ ろ に近 づ く。

友 達 の 良 い と こ ろ を 見 付 け る。

苦 手 な こ と は 、 こ れ か ら頑 張 れ ば よ い こ と が 分 か る 。 (2>本 時 の 展 開

生 徒 の 学 習 活 動

・係 りの 生 徒 が 号 令 を か け 、 あ い さつ す る。

・実 技 テ ス トの 様 子 を 思 い 出 す 。

・本 時 の 学 習 活 動 の 内 容 を 知 る。

(発 表 者)

・順 番 に 、 「実 技 テ ス ト」 で の 自 分 の 良 か

教 師 の 活 動 ・ 援 助 ・ 留 意 点

・姿 勢 に 注 意 し、 は っ き り とあ い さっ す るよ う に 声 か け す る。

・生 徒 に 質 問 し、実 技 テ ス トの 様 子 を思 い 出 さ せ る 。

・生 徒 に 質 問 し、授 業 の 内容 を 理解 したか 確 認 す る 。

・ 一一人 で 発 表 す る こ と が 難 し い 生 徒 に は 緒 に

(9)

っ た と こ ろ を 、 自 己 評 価 表 を 見 な が ら黒 板 に 貼 っ た 大 判 の 自 己 評 価 表 に ○ で 記 入 す る 。

・○ に な っ た 項 目を 自分 で 読 み な が ら、 発 表 す る 。

・自分 の よ か っ た と こ ろ に っ い て 友 達 か ら の 評 価 を 評 価 表 に◎ で 記 入 して も ら い 、 評 価 項 目 以 外 で 良 か っ た と こ ろ も 発 表 し て も ら う。

・自分 の 評 価 、 友達 か らの評 価 で○ と◎ が 一 致 し た 項 目 を 確 認 す る。

・自分 の 良 か っ た と こ ろ が 確 か め られ 、 友 達 か ら も 自 分 の 良 か っ た と こ ろ を 評 価 し て も らえ た 時 の 気 持 ち に つ い て 考 え 、 感 想 を 言 う。

・評 価 表 で 自 己 評 価 、 また は友 達 か らの 評 価 、 あ る い は 両 方 と も空 欄 に な っ た 項 目 を 確 か め 、 今 後 ど う す れ ば よ い か を 考 え 、 感 想 を 言 う。

記 入 、 発 表 す る 等 の 援 助 を す る 。

・自 分 の 良 い と こ ろ に 気 付 い た 時 の 気 持 ち や 、 友 達 が 自 分 の 良 い と こ ろ を 見 っ け 、 評 価 して

くれ た 時 の 気 持 ち に つ い て 考 え さ せ る 。

・一 入 で 考 え る こ と が 難 しい 生 徒 に は 、 「うれ し い 」 「か な し い 」 等 の 気 持 ち を 教 師 が 例 示 し、 生 徒 に 選 択 さ せ な が ら生 徒 が 自 信 や 喜 び 等 プ ラ ス イ メ ー ジを もて る よ う に 援 助 す る 。

・空 欄 を 今 後 ど う した い か を 考 え さ せ る。

・一 人 で 考 え る こ とが 難 し い 生 徒 に は 「こ れ か らが ん ば る 」 等 前 向 き な 気 持 ち を 教 師 が 例 示 し、 生 徒 に 選 択 させ な が ら、 マ イ ナ ス イ メ ー ジ を もた な くて よ い と い う こ と に 気 付 か せ る よ う に 援 助 す る 。

(発 表 者 以 外 の 生 徒)

・発 表 者 の 自 己 評 価 と発 表 者 に 対 す る 自分 の 評 価 と を よ く見 比 べ 、 同 じ と こ ろ 、 違

う と こ ろ を 確 か あ る。

・挙 手 して 、 発 表者 に対 す る 自分 の評 価 を 黒 板 の 評 価 表 に ◎ で 記 入 し た り、 評 価 項 目以 外 で 良 か っ た と こ ろ の 発 表 を した り

・自分 の 評 価 と 同 じ と こ ろ 、 違 う と ころを よ く 見 比 べ る よ う に 声 か け す る 。

・あ らか じあ 教 師 が 、発 表 者 と良 か った と ころ 空 欄 に 同 じ項 目 の あ る 生 徒 を チ ェ ッ ク して お

き 、 挙 手 した 生 徒 の 中 か ら指 名 す る。

・友 達 の 良 か った と こ ろ を 見 つ け られ た こ と を

す る 。 褒 め る 。

・一 人 で 発 表 が 難 しい 生 徒 に は 一 緒 に 記 入 、発 表 す る 等 の 援 助 を す る。

・本 時 の 学 習 活 動 を 振 り返 る。 ・自 分 の 良 い と こ ろ や 友 達 の 良 い と こ ろ を 考 え る こ との 大 切 さ 、 苦 手 な こ と は 努 力 す れ ば 良i いとい うことを潮 す る・1

9本 時 の 評 価

自 分 の 良 か っ た と こ ろ に 気 付 い た か 。

友 達 の 良 か っ た と こ ろ を 見 付 け られ た か 。

苦 手 な 事 は 、 こ れ か ら頑 張 れ ば 良 い こ とが 分 か っ た か 。 10考 察 と今 後 の 課 題

(1)考

自 己評 価 、 相 互 評 価 の 際 に 「良 い と こ ろ 」 だ け に着 目 す る こ と を ル ー ル と した 。

評 価 用 紙 に 事 前 に 教 師 が そ れ ぞ れ の 生 徒 の 到 達 度 に 合 わ せ 、 達 成 可 能 と 思 わ れ る 評 価 項 目 を 設 定 し観 点 を 明 確 に した 。

達 成 さ れ た と 感 じ られ た 項 目 に は ○ 、 未 達 成 と 感 じ られ た場 合 に は ×等 記 入 せ ず に し て お い た 。

以 上、3点 の 援 助 の 工 夫 は 、 実 際 の 授 業 で 生 徒 の 前 向 きな 発 言 を 引 き 出 す うえ で 有 効 で あ り 、 生 徒 の 意 欲 的 な 学 習 活 動 に つ な が った 。 自 己 評 価 の 発 表 だ け で な く 、 友 達 か ら肯 定 的 評 価 を 受 け る こ と は 、 生 徒 の 自 信 や 喜 び に な っ て い た 。 ま た 、 本 時 の 授 業 後 の 学 校 生 活

(10)

の 中 で 生 徒 か ら 「友 達 の い い と こ ろ を 見 よ う」 等 の 言 葉 も 聞 か れ る よ う に な り 、 友 達 同 士 の トラ ブ ル も少 しず つ 減 って き て い る 等 、 生 徒 の 人 間 関 係 作 り に も 良 い 影 響 が 見 られ る 。 (2)今 後 の 課 題

授 業 の ね らい を よ り 深 め る た め 、 ① 発 表 台 本 な ど を 用 い て の 生 徒 に よ る 司 会 進 行 、 ② 自 己 評 価 と相 互 評 価 を 見 比 べ や す くす る た め の 視 聴 覚 機 器(OHP等)の 活 用 、 ③ 空 欄 に な っ た 評 価 項 目 を ど う す れ ば ○ に で き る の か の 具 体 的 方 策 を 生 徒 自 身 に 考 え さ せ る た め の 援 助 の 工 夫 等 を さ ら に 検 討 して い き た い 。

指 導 事 例2道 徳(中 学 校 知 的 発 達 障 害 学 級)

1単 「自分 の こ と 、 友 達 の こ とを 知 る。 」 2単 元 設 定 の 理 由

卒 業 生 の 様 子 を 見 て い る と、 自 分 の こ と 、 障 害 を 含 め 自 分 の で き る こ と 、 で き な い こ とを あ る 程 度 と らえ られ て い る 生 徒 は 、 仕 事 も人 間 関 係 も大 き く損 な う こ と な く、 自 分 な り に 生 活 を 楽 しん で い る例 が 多 い 。 しか し、 自 分 の 姿 を し っ か り と らえ て い な い場 合 、 自 分 に 合 う 仕 事 が み っ か らな い と 転 々 と職 を 換 え る な ど 、 人 間 関 係 に お い て も トラ ブ ル が 多 い 。

中 学 校 時 代 か ら 自分 の こ と を し っか り振 り返 る 姿 勢 を 養 い 、 自分 の こ と を 客 観 的 に と らえ 、 今 、 自分 が しな け れ ば な らな い 課 題 を 自 分 で 自覚 で き る よ う な 力 を っ け て お く こ と が 、 将 来 に わ た って 、 社 会 的 不 適 応 を 起 こ さず 、 ま た 、 自 分 で 自 分 の 生 活 に満 ち 足 りた 気 持 ち で 過 ご して い け る 力 で は な い か と 思 わ れ る。 自 分 の こ と や 感 情 を し っか り と らえ られ る よ う に な る と 、 他 人 の 感 情 や 気 持 ち を 理 解 で き る カ が っ き 、 人 間 関 係 に お い て も 円 滑 な 生 活 が 送 れ る 。 主 体 的 に 生 き 、 他 人 や 社 会 と よ り 良 い 関 係 を も っ て 生 き て い く 力 を っ け る た め に 、 こ の 題 材 を 設 定 した 。

3単 元 の ね ら い

自 分 の こ と(名 前 、 住 所 、 家 族 、 性 格 な ど)を 整 理 して 書 き 出 し、 発 表 す る こ と に よ り 自分 の こ と を 知 る 。

友 達 か ら見 た 自分 に っ い て の 意 見 を 聞 き、 他 人 か ら ど う 見 られ て い るか を 受 け 止 め る 。

障 害 に 起 因 す る こ と以 外 の 友 達 の 「な お した 方 が よ い と こ ろ 」 を 考 え る。

友 達 か らの 意 見 も取 り入 れ 、 自 分 の 課 題 に つ い て 考 え る 。

自 分 の 課 題 を 発 表 し、 友 達 か らの 質 問 や 意 見 を 受 け 、 更 に 深 く自 分 の 課 題 に っ い て 考 え る 。

4生 徒 の 実 態

知 的 発 達 障 害 学 級1年 生 か ら3年 生 ま で の32名

本 校 の 知 的 発 達 障 害 学 級 は 軽 度 生 徒 の 学 級 で あ り、3分 の1の 生 徒 が 話 し合 い 活 動 で は 、 自 分 の 意 見 を 述 べ た り人 の 意 見 を 聞 い て 自分 の 考 え を ま と め た りす る こ とが で き る。 しか し、3分 1の 生 徒 は 、 自 閉 傾 向 が あ り、 個 別 指 男 女 計 自閉傾向あ り 個別指示必要

1年 8 4 12 4 8

2年 5 4 9 3 4

3年 z 4 it 2 4

合計 20 12 32 9 16

(11)

示 、 指 導 が 必 要 で あ る 。 5指 導 体 制

話 し合 い活 動 で の 仲 間 の 発 表 や 意 見 を 聞 く こ と で 、 生 徒 た ち が 刺 激 を 受 け 成 長 して い く こ と を ね ら い と して 、32名 の 知 的 発 達 障 害 学 級 で あ え て 一 斉 指 導 を して い る。 通 常 の 授 業 で は 、 能 力 別 に グル ー プ を 編 成 し、 個 々 の 生 徒 の 実 態 に 応 じた 授 業 の 形 態 を と って い る。

6学 習 指 導 計 画 (1)年 間 指 導 計 画

・ね らい

自分 と 他 人 、 全 生 物 の 生 命 の 大 切 さ を 知 る。

自分 の こ と を よ く知 り 、 今 、 や らな け れ ば な ら な い こ と 、 課 題 を 把 握 し、 自分 の 特 性 に 合 わ せ た 進 路 を 決 定 し て い け る よ う に す る 。

社 会 と の か か わ り を 考 え 、 自分 の 役 割 、 責 任 感 を 育 て る。

障 害 の こ と を 知 る 。 知 的 発 達 障 害 の 状 態 を 自 分 で も把 握 し、 対 応 を 身 に 付 け る。

指 導 計 画 指 導 内 容

1 道 徳 の 勉 強 と は? 人 間 ら し く生 き る と は 。

社 会 の 中 で 生 き る 人 間 、 中 学 生 ら し く生 活 す る。

自 分 の こ と 、 友 達 の こ と 自 分 や 友 達 の 長 所 、 短 所 を 話 し合 っ て い き 、 自分 の こ と も を 知 る 友 達 の こ と も よ く知 り認 め 合 って い け る よ う に す る 。障 害 に っ い て 知 る 障 害 全 般 に っ い て 知 り、 自分 た ち の 障 害 に つ い て も知 る。

2 集 団 の 一 員 と して 社 会 性 を 身 に 付 け 、 社 会 の 一 員 と して の 役 割 、 思 い や りを

・ ル ー ル 育 て る 。

・相 手 の 気 持 ち を考 え る

・協 力 と は

自分 の 適 性 ・進 路 に つ い 自 分 の 長 所 、 短 所 を 知 った 上 で 自分 に 合 っ た 進 路 を 自 分 で

考 え て い く 。

3 卒 業後の生活 3年 生 の 具 体 的 進 路 も決 ま っ て き た と こ ろ で 卒 業 後 の 生 活

に つ い て 考 え る 。

将 来 の 夢 を 語 り合 う。

20歳 に な っ た ら ど ん な 大 人 に な り た い か 。 ど ん な 大 人 に な る た くな い か 。

(2)単 元 計 画

時 数 小 単 元 内 容

i 自 分 の こ と を 知 ろ う。 自 分 の こ と を 整 理 して 書 き 出 す 。

3 友 達 の 前 で 自分 の こ と を 発 表 し、 友 達 か ら の 意 見 も 聞 く。

! 友 達 の 良 い と こ ろ 、 直 して 欲 しい と こ ろ i観 付 け よ う・

友 達 の 良 い と こ ろ 、 直 して 欲 しい と こ ろ を 書 き 出 す 。 集 約 し、 一 人 一 人 の 表 に す る 。

i■ 脚 言 懸 見付け

友 達 か ら指 摘 さ れ た こ とを 整 理 して 書 き 出 し 、 自 分 の 目 標i

(12)

よ う 。 を 考 え る。

3本 時 友 達 の 前 で 、 自 分 の 目標 を 発 表 し、 意 見 を 聞 く。

1 ま と あ ど う や って 目標 を た て て い っ た ら良 い か を 整 理 して と らえ る。

7援 助 の 工 夫

友 達 か ら意 見 を も ら う機 会 を 作 り、 自 己 評 価 以 外 の 視 点 を もて る よ うに す る 。

友 達 か らの 意 見 を 口 頭 だ け で な く、 読 み 返 せ る よ うに 書 い て も ら い 、 繰 り返 し考 え ら れ る よ う に す る。

発 表 を 口 頭 だ け で な く紙 に 書 い て 貼 り 、 繰 り返 し考 え られ る よ う に す る。

「道 徳 だ よ り 」 を 発 行 し、 保 護 者 に 授 業 の 様 子 、 ね らい を 知 らせ 家 庭 で 助 言 して も ら う。

友 達 か ら質 問 、 意 見 を 出 して も ら う 機 会 を 設 け 、 自 分 の こ と を 更 に 考 え る。

8本 時 の 学 習 (1)目

自分 の 課 題 を 発 表 し、 友 達 の 意 見 を 受 け 止 め 、 適 切 な 課 題 か ど うか を 見 直 す 。

友 達 が ど ん な 課 題 を 設 定 した か 、 友 達 の 発 表 を 聞 き 、 意 見 を 言 う。

(2)展

学 習 内 容 生 徒 の 活 動 指 導 者 の 活 動 、 援 助 、 留 意 点 あ い さっ と ・ 日 直 が 号 令 を か け、 あ い さ っ を す る 。 ・全 員 を 注 目 させ 、 話 を 始 め 本時の学習 ・指 導 者 の 方 を 見 て 指 導 者 の 話 し を 聞 く る 。

(1年) ・1年 生 に も分 か りや す く話 内 容 に つ い ・本 時 で の 内 容 、ね らいにっ いて 見 通 しを も を す る 。

ての説明 ち 、 理 解 す る 。 ・個 別 質 問 を し 、 聞 い て い る

5分 か ど うか 確 か め る 。(1年)

・本 時 の 授 業 の 流 れ に つ い て 板 書 し く 見通 しを もて る様 に す る 。

「自分 の 課 ・3年 生 か ら 見 本 で 始 め るが 、3年 生 の 順 番 ・最 初 の ス タ ー トは、 や り 方 題 」 の 発 表 は 、 自 分 の 意 思 で 決 め る。 を 示 し 、 行 う が 、2番 目 の

40分 〈発 表 者 〉 発 表 か ら は 、3年 生 に 進 行

・友 達 か ら指 摘 さ れ た 自 分 の 長 所 、 短 所 を 発 を ま か せ る 。

表 す る 。 紙 に も書 き 、 黒 板 に 貼 りみ ん な に 進 行 が う ま くい か な い 時 に 見 え る 様 に 発 表 す る 。 そ れ に つ い て 自 分 で ア ドバ イ ス す る 。(3年) ど う思 っ た か も言 え た ら 発 表 す る 。 ・自 主 的 に 発 表 で き る 様 配 慮

・ど う して 、 この 課 題 に したの か 質 問 に答 え す る 。

る 形 で 、 課 題 設 定 の 理 由 を 考 え る 。(3年) ・発 表 は 相 手 に 分 か りや す く、

〈発 表 者 以 外 〉 ゆ っ く り 大 き な 声 で す る様 、

・友 達 の 発 表 を よ く聞 く。(1年) ア ドバ イ ス す る 。(3年)

・よ く わ か ら な い と こ ろ を 質 問 す る ・適 切 な 質 悶 が で な い 時 に 、

・自分 の 意 見 を 発 表 す る。(2、3年) ヒ ン トを 与 え る 。(2、3年)

・黒 板 の 紙 を 見 た り、 自分 の 友 達 に対 す る評 ・発 表 者 以 外 の 生 徒 に よ く聞 価 な ど を 参 考 に した り しな が ら友 達 の 質 問 く様 、 時 々 発 表 の 内 容 に つ や 、 意 見 を よ く 聞 き 、 自 分 で も 考 え る 。1い て の 確 認 の 質 問 を す る 。

1

(13)

(1年) (1年)

・全 体 の 話 し、友 達 の 発 表 に感 心 を もっ 。 ・発 表 の 時 、 文 の読 み 方 を援

・自分 も発 表 し、 意見 を 言 お うとす る参 加意 助 す る(個 別指導を必要 と 識 を もっ 。(個別 指 導 を 必 要 と す る グル ー プ) す る グル ー プ)

ま と め ・友 達 か ら指 摘 さ れ た 、 良 か った点 や 頑 張 る ・全 員 が 自 分 の 課 題 に つ い て 5分 点を参考 に して 自分 に合 った課題 を設定 し 発 表 で き な い の で 、 次 回 の て い く こ と の 大 切 さ、 今 後 、 自分 が 生 活 し 発 表 に 向 け 、 今 日の 反 省 を て い く上 で 何 を しな け れ ば な らな い か を し 生 か し意 識 付 け る。

っか り認 識 す る こ との 大 切 さ を 認 識 す る。

(3)評

自分 の 課 題 を 発 表 し、 友 達 の 意 見 を 受 け 止 め 、 見 直 せ た か 。

友 達 の 発 表 を 聞 い た り 、 意 見 を 言 え た り した か 。 8考 察 と今 後 の 課 題

(1)こ の 単 元 を 通 して 育 っ た と思 わ れ る もの

友 達 の こ と を 書 く こ と に よ り、 友 達 の こ と を 深 く考 え 、 観 察 す る 姿 勢 が 育 っ た 。

友 達 の 発 表 を 聞 く姿 勢 が 育 ち 、 友 達 の こ と を 知 る こ と に よ り友 達 へ の 関 心 が 高 ま り 、 生 徒 同 士 の 人 間 関 係 が 深 ま っ た こ と に よ り、 お 互 い の 課 題 に つ い て も言 い 合 え る 関 係 が で き、 自分 の こ と を 振 り返 れ る よ う に な っ た 。

ど ん な ふ う に 質 問 す れ ば 、 も っ と 相 手 の こ とや 内 容 を 知 る こ とが で き る か を 知 っ た 。

自分 の こ と を 発 表 し、 質 問 さ れ て 答 え る こ と に よ り 自分 の こ と を 深 く考 え る よ う に な っ た 。

発 表 し合 い 、 友 達 の 意 見 を 聞 く場 の 設 定 は 、 発 表 の 意 欲 を 予 想 以 上 に 引 き 出 せ た 。 (2>今 後 の 課 題

授 業 で 常 に 自 分 の 考 え を 表 現 で き る よ うに 、 個 に応 じた 発 表 の 仕 方 、 話 の 聞 き方 に つ い て 指 導 し、 普 段 の 生 活 の 中 で 会 話 で き る よ う にす る 。

自分 の 課 題 を 解 決 して い く段 階 で の 援 助 を ど の よ う に す る か 。

授 業 の 形 態 を 工 夫 し、 様 々 な 集 団 で 友 達 の 発 表 を 聞 く経 験 を 多 くす る 。

指 導 事 例3学 級 活 動(小 学 校 病 虚 弱 学 級 〈 健 康 学 園 〉) 1単 「進 ん で 外 に 出 て 遊 ぼ う 」

2単 元 設 定 の 理 由

肥 満 、 喘 息 、 偏 食 な ど の 健 康 課 題 を 解 決 して い く方 法 の 一 っ に 、 日 常 生 活 の 中 で 、 「進 ん で 外 に 出 て 遊 ぶ 力 」 を 付 け る こ とが 大 切 で あ る と 考 え た 。 そ こで 、 「外 遊 び 」 に つ い て の 自

分 の 実 態 や 気 持 ち を 知 りな が ら 、 進 ん で 外 で 遊 ぶ 態 度 を 培 うた め に 本 単 元 を 設 定 した 。 3単 元 の ね ら い

外 遊 び に つ い て の 自分 の 姿 を 知 る 。

自分 の 課 題 と解 決 方 法 を 考 え て 、 自分 か らす す ん で 外 に 出 る 。

体 を よ く動 か して 楽 し く遊 ぶ 。 4児 童 の 実 態

4年 生6名 、5年 生8名 、6年 生5名 が 在 園 して い る 。 入 園 理 由 は 、 喘 息8名 、 肥 満6名

(14)

偏 食3名 、 虚 弱2名 で あ る 。

休 み 時 間 や 昼 休 み は 、 全 員 が 一 斉 に 外 に 出 た り、 教 師 が 一 緒 に 遊 ぶ た め 、 よ く外 に 出 て 遊 ん で い る。 体 を 動 か す こ とが 自 分 の 健 康 課 題 に 対 して 重 要 で あ る と い う知 的 な 理 解 は あ る 。 しか し、 朝 の 外 遊 び は 、 自 分 の 意 思 で 外 に 出 る た め 、 進 ん で 外 に 出 て 遊 ぶ 児 童 は 、3分 1程 で あ る。 主 な 遊 び は 、 サ ッ カ ー 、 野 球 、 一 輪 車 で あ る。

5学 習 指 導 計 画

朝 の 外 遊 び の 実 践 の 仕 方 を 次 の3つ に 分 け た 。A期 間:自 分 の 力 で 実 践 す る期 間 B期 間:指 導 を 受 け 実 践 す る 期 間 C期 間:前 籍 校 で 実 践 す る期 間

・本 時 は 、 朝 の外 遊 び につ い て なの で 、 朝の 遊 びの 計 画 のみ を あげ る。

朝 の 外 遊 び の 実 践 自 分 を 知 る た め の 工 夫

9 2×25 A期 間(実 態 を 知 る)外 に 出 ・世 田 谷 で の 生 活 ア ン ケ ー ト(5日) 時 間 を 記 録 す る 。 ・学 級 活 動 【本 時 】(26日)

*カ ー ドに よ る 振 り 返 り

*課 題 解 決 方 法 を っ か む 。 10 29⇒9 B期 間

(母体校通学)

1431 A期 間 ・外 に 出 た 時 刻 を 記 録 ・ABを 自 分 で 選 択 す る 11 1×29 個別 に対応す る期間

12 1×12 A期 間 ・外 に 出 た 時 刻 を 記 録 ・学 級 活 動(11日) 15⇒ C期 間(前 籍 校 で の 生 活)

6援 助 の 工 夫

(1)「 自分 自 身 を 知 る 」 た め の 援 助 の 工 夫

単 元 で は 、 「自 分 の 力 で 実 戦 す る 期 間(A期 間)」 と 「指 導 を 受 け 実 践 す る 期 間 (B期 間)」 を 繰 り返 して 、A期 間 で 自 分 の 実 態 を っ か あ る よ う に し た 。

客 観 的 な 資 料 を 簡 単 な グ ラ フ に して 、 自 分 の 姿 を 正 確 に と らえ る よ う に し た 。

語 尾 を 限 定 した 吹 き 出 しを 使 っ て 、 自 分 の 良 さ や 伸 ば し た い こ と を 考 え られ る よ う に す る。

自分 の で き て い る 点 の 評 価 と 、 これ か ら伸 ば し た い 点 を 、 両 方 書 け る よ う に す る。

「課 題 を 知 る 」 た め の 援 助 の 工 夫

自分 の こ と を 友 だ ち に 相 談 した り、 友 達 の 相 談 に 答 え た りす る こ と を 通 して 、 自 分 の 課 題 を 知 る。

自 己 の 理 想 像 を 具 体 的 に想 像 す る こ とで 課 題 を 明 確 に す る。(「 明 日 の 朝 、 自 分 は 、 誰iと何 を して い る か 書 い て み よ う。 」)

7本 時 の 学 習 「あ そ ん で る?」

(1)本 時 の 目標

・朝 の 外 遊 び の 自分 の 姿 を 振 り返 る

・外 遊 び に つ い て 自 分 の 課 題 を っ か み

、 意 欲 を 高 め る。

(15)

(2)本 時 の 展 開

児 童 の 活 動

① 事 例 か ら、 外 遊 び が 健 康 な 生 活 に っ な が る こ と に 関 心 を もつ 。

《朝 の 外 遊 び を 振 り返 る 》

② カ ー ドの 意 味 を 知 る 。

③ 主 観 的 に 振 り返 る。

・何 も 見 ず に 自 己 評 価 す る 。

④ 客 観 的 な 資 料 を 見 て 振 り返 る 。

・グ ラ フ に 色 を ぬ る。

⑤ 客 観 的 な 資 料 を 振 り返 る こ との 大 切 さを 知 る 。(③ と④ と 比 べ る。)

⑥ 自 己 評 価 を す る 。

・自分 の 結 果 に 対 して 、 「〜 が い い」 い ね 。 〜 す る と、 も っ と い い ね 。

《課 題 を っ か み 、 解 決 方 法 を さ ぐ る 》

⑦ 朝 の 外 あ そ び 相 談 コ ー ナ ー に 相 談 した い こ と(課 題)を 考 え て 書 く。

⑧ グ ル ー プ に 分 か れ て 、 相 談 に 対 す る答 え を 話 し合 い 、 発 表 す る 。

⑨ 発 表 を 参 考 に して 、 自 分 の 課 題 解 決 の 方 法 を カ ー ドに 書 く。

⑩ 月 曜 日 の 朝 の 自分 の 姿 を 想 像 して 書 く。

(誰 と 何 を して い る)

指 導 者 の 活 動 ・ 援 助 ・留 意 点

・教 師 の 体 験(昨 年 と今 年 の 夏 休 み の 遊 び の 差 と体 重 の 変 化 に つ い て)を 事 例 に し て 、 話 しを す る 。

・自分 自身 を 知 る こ と が 目標 で あ る と意 識 さ せ る 。

・10日 間 の うち 何 日 ぐ らい か を 直 感 で 書 か せ る。

・で き た こ と 、 これ か らな りた い こ とを具 体 的 に 書 くよ う に 助 言 す る 。

・具 体 的 に 書 か せ る 。

・5人 ず っ4グ ル ー プ に 分 け る

・ リ ー ダ ー は 指 名 す る

・具 体 像 を 想 像 す る こ とで 意 欲 を 高 あ る 。

(3)本 時 の 評 価

・朝 の 外 遊 び で の 、 自分 の 姿 を振 り返 る ことが で きた か 。

・ 「明 日 の 朝 は 、 早 く外 に 出 て遊 ぼ う」 と思 え た か。

8考 察 と 今 後 の 課 題

語 尾 を 限 定 した 吹 き 出 しを 使 っ て 課 題 を 考 え させ る 方 法 は 、 児 童 が 意 欲 的 に 書 く姿 が 見 られ 、 効 果 的 で あ っ た 。 自分 の 良 か っ た と こ ろ か ら書 い た こ と も、 児 童 に と っ て は 、 書 きや す か っ た と 考 え られ た 。 この こ とか ら、 自分 自身 を 知 る 上 で 、 肯定 的 な 評 価 が 大 切 で あ る こ とが 分 か っ た 。

相 談 す る 、 相 談 に 答 え る と い う 、 児 童 相 互 の か か わ り合 い は 、 自 分 自 身 を 知 る 上 で も、

課 題 を 見 っ け る一ヒで も、 効 果 が あ っ た 。

主 観 的 な 振 り返 り と 客 観 的 な 資 料 に 基 づ く振 り返 りの 比 較 は 、 自 分 自 身 を 知 る 上 で 大 切 で あ る が 、 本 時 で は 、 児 童 に と ま ど いが み られ 、 よ く理 解 で き な か っ た 。 今 後 、 分 か り や す い 方 法 を 考 え る 必 要 が あ る。

(16)

指 導 事 例4養 護 ・訓 練(ろ う 学 校 高 等 部) 1単 交 流 会 を 成 功 させ よ う 2単 元 設 定 の 理 由

ろ う学 校 の 高 等 部 に は 、 様 々 な 教 育 歴 の あ る生 徒 が 在 籍 して お り、 多 くが これ ま で の 生 活 の な か で 、 挫 折 感 や 劣 等 感 を 感 じて い る 。 特 に 、 聴 覚 に 障 害 の な い 人 と 交 流 す る こ と に 対 し て 抵 抗 が あ る の が 現 状 で あ る。 あ と数 年 で 、 社 会 に 出 て 聴 覚 に 障 害 の な い 人 と共 に 生 活 して

い く生 徒 た ち に 、 自分 の 障 害 を 正 し く認 識 しな が ら よ り良 い 生 活 を 送 っ て 欲 し い と 考 え る。

そ の た め に 、 社 会 の 人 と互 い に ど う接 す れ ば よ い の か 、 ま た 、 自分 た ち の 課 題 は 何 な の か 、 自分 た ち は ど の よ う な 工 夫 を し た ら良 い の か を 、 都 立 高 等 学 校 普 通 科 の 生 徒 との 交 流 会 を 通 して 考 え さ せ る た め に 、 こ の 単 元 を 設 定 し た 。

3単 元 の ね ら い

色 々 な 人 と交 流 す る こ と に 関 心 や 意 欲 を もっ 。

聴 覚 に 障 害 の な い 人 と 交 流 を す る 際 に は 、 ど う接 す れ ば 良 い の か 、 自 分 た ち は ど の よ うな 工 夫 を す る 必 要 が あ る の か を 考 え る 。

交 流 会 に お け る 自分 の 課 題 を 見 付 け る 。

次 回 の 交 流 会 で の 具 体 的 な 目標 を 考 え る。

4生 徒 の 実 態

あ と 数 年 で 社 会 に 出 な け れ ば な ら な い と い う現 実 を 目 の 前 に し、 聴 覚 に 障 害 の な い 人 た ち と 共 に 生 活 して い か な け れ ば な ら な い と い う こ と を 、 ほ とん ど の 生 徒 が 考 え て い る。 積 極 的 に 交 流 した い と い う生 徒 は 少 な い が 、 ろ う 学 校 以 外 の 人 た ち と の 交 流 に っ い て 考 え る こ と は 、 自 分 た ち に と っ て 必 要 な こ と で あ る と 考 え 始 め て い る 。

高 校3年(男 子5名 女 子8名)

聴 力 30dB^‑70dB 70dB〜80dB 80dB〜90dB 90dB〜100dB 100dB以

1名 1名 3名 4名 4名

1名 以 外 全 員 補 聴 器 を 装 用

1.ほ ぼ 普 通 に 音 声 言 語 で の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ンが で き る。(3名)

2.か な り ゆ っ く り 話 せ ば 音 声 言 語 で の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ンが ほ ぼ で き る 。(4名) 3.音 声 言 語 だ け で は 難 し く、 手 話 を 補 助 的 に 、 ま た は 、 主 た る 手 段 とす れ ば コ ミ ュニ

ケ ー ヨ ンが で き る。(6名) 5学 習 指 導 計 画

時数 小 単 元 内 容

2 交 流 体験 を 話 そ う 聴 覚 に 障 害 の な い 人 と交 流 し た 体 験 談 を 聞 く。

ど ん な こ と に 困 っ た か ・ど の よ う に解 決 した か 等 、 体 験 者 の 話 を 聞 く。(洋 上 セ ミナ ー ・ふ れ あ い キ ャ ンプ で の 体 験 談 を 聞 く。)

i 交 流 会 を 成 功 さ せ よ う 聴 覚 に 障 害 の な い 人 との 交 流 で 、 う ま く い っ た こ と ・困 っ た こ と な ど 、 自分 た ち の 体 験 を 話 し 合 う。

(17)

1

1

1 1 i

交流会

反省を次の交流 会にいか そう

自 分 た ち は 、 聴 覚 に 障 害 の な い 人 と ど う接 す れ ば 良 い の か を 考 え る 。

普 段 あ ま り接 触 の な い 人 の 話 を 聞 い た り 話 した り して 、 コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン上 の 問 題 や 自 分 の 障 害 に つ い て 認 識 す る 。

自分 た ち は 、 聴 覚 に 障 害 の な い 人 と交 流 す る た め に ど の よ う な 工 夫 を した ら良 い の か を 考 え る。

交流会での 自分の具体的な目標を考える。

都立高等学校普通科生徒 との交流を行 う。

交 流 会 で 自 分 の 目 標 は達 成 さ れ た か 、 反 省 と次 の 目標 を 考 え る。

6援 助 の 工 夫

聴 覚 に 障 害 の な い 人 との 交 流 に 対 す る意 欲 を もた せ る た め に 、 交 流 して 良 か っ た とい う体 験 談 を 導 入 す る 。

自 分 の 実 態 を 客 観 的 に と らえ ら れ る よ う に 、 話 し合 っ た こ とや 意 見 を プ リ ン トに して 読 ま せ る 。

討 議 は 、 人 の 意 見 を 批 判 しな い こ とを ル ー ル と して 行 い 、 各 自 に 意 見 発 表 の 場 を 与 え る。

全 体 の 話 し合 い で 決 ま っ た 目 標 を も と に 、 個 々 の 目 標 を 考 え さ せ 、 達 成 方 法 を 具 体 化 で き る よ う個 々 の 生 徒 に 応 じて 助 言 を 与 え る 。

友 達 の 意 見 を 聞 い て 自 分 の 考 え や 課 題 を 見 直 す 姿 勢 を 育 て る た め に 、 小 グル ー プ で の 討 議 の 司 会 や 発 表 を す る リー ダ ー は 、 毎 回 変 え て 行 う。

7本 時 の 学 習 (1)本 時 の 目標

聴 覚 に 障 害 の な い 人 との 交 流 に お い て 、 自分 で 工 夫 しな け れ ば な らな い こ と を 考 え る 。

相 手 に 伝 え る た め に 、 自分 で 工 夫 しな け れ ば な らな い と 考 え た こ と を グ ル ー プ で 話 し 合 い 、 自分 の 課 題 を 明 確 に す る。

(2)本 時 の 展 開

学 習内容 生 徒 の 活 動 指 導 者 の 活 動 ・援 助 ・留 意 点 あ い さつ ・今 ま で 学 習 した 、 聴覚 に障 害 ・自分 た ち で ま と め た こ とを 整理 す る 内容 説明 の な い 人 と の 交 流 で 困 っ た こ た め に プ リ ン トを 参 考 に さ せ る。

とや 社 会 の 人 に ど う接 して も ・色 々な 人 と 交 流 す る こ と は 自 分 た ち らい た い か に つ い て 話 し合 っ に と って 必 要 で あ る と い う こ と を 意 た こ とを 思 い 出 す 。 識 さ せ る 。

・自 分 た ち が 工 夫 す る 必 要 の あ ・聴 覚 に 障 害 の な い 人 た ち と一 緒 に 生 る こ と は 何 で あ る か を 考 え る 活 を 送 る に は 、 相 手 へ の 要 求 だ け で こ と が 、 今 日 の テ ー マ で あ る な く、 自 分 た ち も工 夫 しな け れ ば な

こ と を 知 る 。 らな い こ と を 認 識 さ せ る。

小 グ ル ー プ で ・ 自 分 の 意 見 を 言 っ た り 、 相 手1 ・必 ず 自 分 の 意 見 を 言 う

、 相 手 の 意 見,

参照

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