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一般演題・ポスター

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Academic year: 2021

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O2-023

新しい学校給食摂取基準に準じた児童生 徒の実態に見合った学校給食エネルギー 摂取量の算出

生魚 薫1、杉浦 令子2、村田 光範3

1東京臨海病院 中央施設部 栄養科

2和洋女子大学生活科学系

3和洋女子大学保健センター

【目的】2018年3月に新しい学校給食摂取基準(以下、新基準)が 策定された。エネルギー基準値の設定においては、「性別、

年齢、体重、身長、身体活動レベルなど、必要なエネル ギーには個人差があることから、成長曲線に照らして成長 の程度を考慮するなど、個々に応じて弾力的に運用するこ とが求められる。」としている。そこで、この新基準の考え 方に基づき、児童生徒の実態に見合った学校給食エネル ギー摂取量(以下、E)を算出し、新基準のエネルギー摂取 量(以下、新基準E)と比較検討した。

【方法】千葉県S市小学4年生(以下、小4)288名(男子148名、女 子140名)及び中学1年生(以下、中1)270名(男子127 名、女子143名)を対象とした。新基準Eの設定方法に準じ て、学年別E(以下、E1)、及び肥満(肥満度+20%以上)

の児童生徒については個々の肥満度に合わせて調整したE

( 以 下、E2) を 算 出 し、 新 基 準Eの650kcal(8 ~ 9歳 )・

830kcal(12 ~ 14歳)と比較した。

【結果】小4のE1は650kcalで新基準Eの650kcalと同等であったが、

中1のE1は750kcalで新基準Eの830kcalと比べると80kcal少 なかった。次に、小4の肥満33名(肥満度20.7%~ 77.3%)

のE2は447 ~ 1261kcalで、新基準Eの650kcalと比べると-

203 ~+611kcalの誤差があった。中1の肥満26名(肥満度 20.3 % ~ 89.3 %) のE2は630 ~ 1493kcalで、 新 基 準Eの 830kcalと比べ-200 ~+663kcalの誤差があった。

【考察】新基準EとE1を比較したところ、小4では新基準Eと同等で あったが、中1では80kcalの差がみられた。新基準は13歳

(中2)の身長平均値を用いて基準値を設定し、中学生は3 学年(12 ~ 14歳)が同基準となっていることから、本対 象が1年生であるために新基準Eより下回ったと考えられる が、本対象の中1の実態に見合ったE1は750kcalであること がわかった。このE1が成長過程において見直しすべきかど うかは、成長曲線により経過を追うしかない。我々は、肥 満小児に対するEについて、成長曲線に照らしながら調整す る必要があることを報告した(日本成長学会雑誌2019)。

対象の肥満児童生徒についても、個々に調整したE2は新基 準EやE1との誤差が大きいことからわかるように、個々に E2を算出した上で成長曲線を活用した給食の個別運用が必 要であると考えた。

【結語】学校給食においても児童生徒の実態に見合ったEを設定し、

Eの過不足の評価には成長曲線を用いて行うことが必要であ ると考える。

O2-024

「さわやかダイエット」 (魚を主菜とした和 食の推奨)をスローガンとした小学生の 食習慣改善効果

原 光彦1,2、斉藤 恵美子1、小泉 弘子3、山田 徹4、 高橋 澄子3、佐々木 孝司4、西村 美帆子1、 森岡 一朗2、岡田 知雄5

1東京家政学院大学 人間栄養学部 人間栄養学科

2日本大学医学部小児科学系小児科学分野

3福島県新地町立新地小学校

4福島県新地町教育委員会

5神奈川工科大学応用バイオ科学部栄養生命科学科

【背景と目的】

東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県では、震災後に 肥満傾向児が日本一多くなり小児肥満対策が解決すべき重 要課題となっている。県最北部浜通り地方に位置する某小 学校は、文科省のつながる食育推進事業の指定校に認定さ れ、「さわやかだ」を合言葉に熱心に食育に取組んでいる。

発表者らが推奨している「さわやかダイエット」(魚を主菜 とした和食の推奨)の効果を検証する目的で研究を行った。

【方法】平成30年度に某小学校に在籍し、2度の身体計測と食事歴調 査のデータが得られ、食事歴調査で過小評価や過大評価の 者を除いた児童156名(男児84名、女児72名)を対象とし た。 食 事 調 査 は 小 児 用 の 簡 易 型 自 記 式 食 事 歴 質 問 票

(BDHQ)を用い、6月と12月に施行した。その間、「さわや かダイエット」推進のために4回の食育イベントと2回の講 演会を行った。4月と12月の身体計測から肥満度を算出し、

指導前後の肥満度と栄養摂取状況を比較した。

【結果】平均年齢は、8.8±1.8歳、平均肥満度は+3.6±15.1%で、

肥満傾向児は19名(12.2%)であった。指導前は、エネル ギーや脂質の過剰摂取傾向が見られた。指導後は、肥満度 の平均値は減少傾向となったが、肥満者の頻度は変化がな かった。しかし、指導後に脂肪エネルギー比率は有意に低 下し(31.1±5.0 vs 29.9±5.3, p<0.05)、総食物繊維摂取 量は指導後に有意に上昇した(10.8±3.4 vs 11.7±4.6, p<

0.05)。

【結論】肥満小児の食事指導に用いてきた、「さわやかダイエット」

(魚、和食、野菜、海藻、大豆/だしの語呂合わせ)は小児 にも覚えやすく、一般学童に対しても、肥満抑制効果や食 習慣改善効果があると思われた。

栄養・食育

一般演題・ポスター

  6月

24  日㊎

一般演題・ポスター

6月

25  日㊏

一般演題・口演

6月 22  日㊏

一般演題・口演

6月 24日㊎

210 The 66th Annual Meeting of the Japanese Society of Child Health Presented by Medical*Online

参照

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