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TSK 国土交通省 新技術情報提供システム NETIS過去登録番号 HK VE 月より 活用促進技術 指定 小段拡幅雪崩予防工

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Academic year: 2021

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(1)

スノテップ の雪崩予防の原理

 一般的な小段拡幅工は、切土法面を造成する 際にあらかじめ雪崩予防の効果がある幅まで小 段を切り広げた工法であり、NEXCOでは既に30 年以上前から採用しています。スノテップは、その 原理を応用した小段拡幅雪崩予防工です。階段 工とは異なり、スノテップによって拡幅された小段 に積もった雪が降雪の度に圧密されてせん断力 の強い雪堤を形成し、斜面雪圧を抑えて表層及 び全層雪崩を予防します。

フィールド積雪層断面調査

 積雪層の断面を観測することにより、シーズン 中の積雪状況を把握することができます。除雪し て積雪断面を作り、水で薄めたインキを霧吹きで 断面に吹き付けた後、バーナー等で軽く温めると より鮮明な積雪層が確認できます。調査の結果、 すべての調査箇所において法尻部の空洞や著し い湾曲や断裂などは一切見られませんでした。ま た雪密度測定においても、法尻部周辺からスノ テップ上にかけて特に高い値を示しており、拡幅 小段上の雪堤のせん断抵抗に対する強さを確認 しております。

共同実験による本体構造の検証

 スノテップは一定間隔で敷き並べた横材で成し ており、そのスリット構造体にて確実に降雪が積 もって雪堤を形成するかどうかを、人工降雪装置 を用いて検証しました。結果、現行の横材間隔が 適正であること、また、横材周辺の雪が氷化したこ と、横材前面からの雪の張出しは見られなかった ことが確認されました。 ® スノテップの設置状況 スノテップ上の雪堤側面状況 積雪断面調査例 1 積雪断面調査例 2 ■スノテップによる小段拡幅工概図 ■階段工概図(切欠型) ■土工による小段拡幅工概図 法面 小段 0.8Hs Hs 空隙 グライド(すべり力) 摩擦力(抵抗) 秋田谷博士 現地調査状況 降雪実験前 降雪実験後 場所:(独)防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター 新庄支所 内容:共同研究「新型雪崩予防工の雪崩抑止に関するメカニズム」 法面 小段 1.2Hs Hs 積雪堤 グライド (すべり力) 摩擦力(抵抗) 法面 小段 1.2Hs Hs スノテップ 寒気の進入 (すべり力)グライド 摩擦力(抵抗) スノテップ上の氷化 による抵抗 積雪堤

TSK

小段拡幅雪崩予防工

®

柵本体 吊ロープ アンカー

●代理店 本 社 (〒103-8306) エンジニアリング事業部東京都中央区日本橋3-6-2(日本橋フロント) 電話(03)6366-7788・FAX.(03)3278-6870 札 幌 支 店 (〒060-0807) 札幌市北区北七条西5-5-3(札幌千代田ビル)電話(011)726-3210・FAX.(011)726-3215 仙 台 支 店 (〒980-0811) 仙台市青葉区一番町2-1-2(NMF仙台青葉通りビル) 電話(022)263-3811・FAX.(022)222-3644 大 阪 支 店 (〒541-0054) 大 阪 市 中 央 区 南 本 町 2-3-12(EDGE本町) 電話(06)6266-4771・FAX.(06)6266-4773 名古屋支店 (〒460-0008) 名 古 屋 市 中 区 栄 1 - 1 4 - 1 5( R Sビル )電話(052)218-5577・FAX.(052)201-7878 盛 岡 支 店 (〒020-0866) 盛 岡 市 本 宮 1 - 3 1 - 1( 松 嶋ビル )電話(019)656-5737・FAX.(019)656-5727 広島営業所 (〒730-0051) 広島市中区大手町2-8-5(合人社広島大手町ビル) 電話(082)544-0430・FAX.(082)246-0720 長野営業所 (〒381-0022) 長 野 市 大 豆 島 8 9 3 - 1 電話(026)285-0495・FAX.(026)221-7987 新潟営業所 (〒950-0973) 新 潟 市 中 央 区 上 近 江 4-2-20(日生第2ビル)電話(025)282-1770・FAX.(025)281-1414 九 州 支 店 (〒803-0801) 北 九 州 市 小 倉 北 区 西 港 町 61 - 2 電話(093)383-2211・FAX.(093)562-6970 東日本エンジニア リングセンター (〒300-0195) 茨 城 県 か す み が う ら 市 宍 倉 5 7 0 7 電話(029)831-2225・FAX.(029)831-6124 関西エンジニア リングセンター (〒597-0015) 大 阪 府 貝 塚 市 堀 2 - 18 - 30 電話(072)436-6770・FAX.(072)436-6777 北九州エンジニア リングセンター (〒803-0801) 北 九 州 市 小 倉 北 区 西 港 町 61 - 2 電話(093)592-4490・FAX.(093)562-6970 http://www.tokyorope.co.jp 営業品目 法面関連製品 ●プラスネット/プラスネットハニー ●ロープネット ●カーテンネットシリーズ ●プラクトフェンス ●Sシールド ●ミラフォースⅠ ●タフコーティッド ●マイティーネット ●ロックネット ●ロックフェンス ●ビストフェンス ●エスプレッドフェンス ●タフフレキシブルフレーム 道路安全関連製品 ●ガードケーブル   ●ガードレール   ●防音壁 ●マモロープ(立体駐車場転落防止装置) ●中央分離帯用ワイヤロープ式防護柵 ●暫定2車線用ワイヤロープLD種 積雪地関連製品 ● ONE(デルタワン) ●吊柵 河川・港湾関連製品 ●ロックマット 鋼構造関連製品 ●小規模吊橋 ●スノテップ ●防雪柵 ●タイロープ ●PPWS NEW-PWS 国土交通省:新技術情報提供システム NETIS過去登録番号:HK-040009-VE 2015.3月より「活用促進技術」指定 ※本カタログに記載された仕様やその他内容は、品質・性能向上等のため予告なしに変更することがありますので、あらかじめご了承ください。禁複製 19-03-AVN

(2)

秋田谷 英次 理学博士 総評

(元北海道大学低温科学研究所所長)

2

3

4

 吊柵の場合、その構造上どうしても雪庇が発生してしまいます。 もし雪庇が滑落すれば、雪崩を誘発する可能性があります。スノ テップは予防柵のようなクリープの変形が起こらず、雪庇ができに くい構造。自然積雪状態のまま、しっかりと法面を安定させます。  また、スノテップは柵の下部より入る風の吹き抜けや吹き上げ 効果、柵からの放射熱によって、柵本体だけでなく法面全体の 融雪が促進されます。

経済的で施工時の安全性も

向上します。

長大切土法面、多雪地区にも

高い抑止効果を発揮します。

シーズンを通して

目立ちません。

雪庇ができにくく、

法面全体の融雪を促進します。

 スノテップは小段のラインと重なるように設置されます。そのた め、無雪期では法面の景観に溶け込み目立ちません。道路面に 間伐材などで化粧することも容易にできます。  また、積雪期においては雪庇ができにくいため周囲の景観と よくなじみ、吊柵のような圧迫感・威圧感がありません。  スノテップは各段の既存小段から張り出す構造です。各法 面上の積雪を小段部のスノテップによって分断していますの で、法面構造が長大で小段数がいくつあっても、途中で効果が 衰えることはありません。また、多雪地区ではより高く、より圧密 された雪堤が出来るため、他の地区と比べて雪崩の抑止効果 が劣ることはなく、むしろ小段間の法面上の積雪勾配が緩くな ることにより、より安定した積雪状態を保つことができます。 1.せん断抵抗力の増加  積雪のグライドによって階段上の積雪にせん断力が働く。この せん断力以上のせん断強度があると雪崩は発生しない。観察結 果によると階段上に積雪密度の最大ゾーンがあり、さらにスノテッ プ下部から寒気が進入するので積雪底面が氷化・硬化している。 また、防雪ハンドブックに示されている法尻部の空洞は一切見られ なかった。このことにより、通常の階段工と比べグライドによる押し 出しに対するせん断強度は大きいと判断できる。 2.長大切土法面構造への適用  スノテップが小段部から張出しているため、法面上の積雪を分 断している。そのため、階段工の設計指針に従った法面長であれ ば、各法面内で全層雪崩を抑止できる。従来の長大斜面で複数 の階段工を設置すると、斜面の積雪は階段部で分断されず、階段 上方や下方への影響も考えられる。本工法を長大斜面に適用し ても、積雪は階段部で分断されているので、各法面の積雪は他の 法面に全く影響を及ぼさない。すでに小段数11段の切土法面で 2冬期観察し、長大斜面での表層及び全層雪崩抑止効果が実 証されている。 3.多雪地区への適用  設置する小段法面を直高7.0mまでと制限した場合、積雪深が 多ければ多いほどスノテップおよび既存小段上の積雪が圧密され る。そのため、より強度の高い雪堤が形成されるので、多雪地へ適 用しても雪崩の抑止力は低下しないと考えられる。また、積雪深が 多いほど拡幅小段上では、より厚い雪堤が形成されるため、単一法 面の積雪表面勾配は緩くなる。そのため、表層雪崩はむしろ起き難 くなる。 4.周辺に対する環境負荷の大幅な低減 イ)構造体がコンパクトになり、しかも水平方向に設置するため、シー ズンを通して路上から見ても目立たず、ドライバーへの圧迫感を 解放した。その結果、周辺の美化を損なうことなく雪崩対策が 可能となった。 ロ)設置作業のほとんどが小段上およびその周辺なので、設置作 業の安全性は大幅に向上した。アンカー打設においても、段切 り掘削や立木伐採は一切不要である。

1

スノテップ 1列 吊柵 2列 無雪期(シーズンオフ)  吊式雪崩予防柵(以下、吊柵と呼ぶ)を小段付法面に設置 する場合、柵の列間隔を確保する際に小段が支障をきたし、そ れによって基数が増える傾向があります。スノテップは既存の 小段を利用することによって、吊柵と比べて基数を減らすこと ができるので経済的です。アンカーを設置するための用地買収 も極力抑えることもできます。工費は吊柵の60%~90%と 廉価です。  また、スノテップはアンカーも含めて小段付近での作業とな るので施工中の安全性が向上します。同時に維持管理も容 易になります。 積雪期(シーズンイン) スノテップ 積雪期 スノテップ 融雪期 吊柵 融雪期

スノテップ の特長

® 積雪勾配測定状況 小段数11段設置例  スノテップは従来の雪崩予防柵のように、鋼製柵本体で直接雪崩を抑止するのではない。小段上に降り積もって形成された雪堤が斜面上 の雪崩を抑止するために、既存の小段幅で不足している分を補う役目を果たしている。したがって、この小段拡幅工の雪崩抑止の主な担い手 は、小段上の雪そのものである。そのため、スノテップが目立たないのは当然とも言える。この小段上に十分大きな雪堤が形成されていれば、 全層雪崩はもちろん、表層雪崩にも十分な抑止効果があるものと判断できる。 小段(ステップ)付き切土法面では、積雪からせり出して崩落する際の法面雪崩対策 として幾つか掲げています。 A)法面勾配を30度(1.8割)より緩くするか、 60度(5分)より急にする B)小段の幅を広くするか、小段の間隔を短くする C)予防柵または防護柵を設置する D)法尻部にポケットを設ける E)以上の各工法の併用等に留意する 現在、一般的な工法としてCの予防柵を設置 しております。しかし、場所によっては環境面 (美観上)や柵高不足、基数増加による不経 済といった問題も発生しております。そこで弊 社はB)に着目し、拡幅工法である『スノテップ』 を開発いたしました。 「小段幅が積雪深の1.2倍以上あれば対策の 必要はない」と証明されております。 法面の積雪がある程度グライドを起こした場合、幅の広い小段であれば雪 はそこにとどまり圧縮されます。せん断力に対して強い雪となるため、法面 全体の積雪を安定させます。しかし、既存の小段は1.0~1.5m程度と短い 場合が多く、こうした効果を十分に得ることができません。そこで開発され たのが「スノテップ」。小段幅を拡幅することにより、法面雪崩を高い確度で 防止します。また、四季を通して周囲環境になじむ構造となっています。

既存の小段を活用する、確度の高い雪崩予防工

®

NETIS事後評価における活用効果調査の結果、 従来技術(吊式雪崩予防柵工)と比べ、「経済性、 工程、品質・出来形、安全性、施工性、環境」全てに おいて、優れているとの評価をいただきました。

(3)

秋田谷 英次 理学博士 総評

(元北海道大学低温科学研究所所長)

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 吊柵の場合、その構造上どうしても雪庇が発生してしまいます。 もし雪庇が滑落すれば、雪崩を誘発する可能性があります。スノ テップは予防柵のようなクリープの変形が起こらず、雪庇ができに くい構造。自然積雪状態のまま、しっかりと法面を安定させます。  また、スノテップは柵の下部より入る風の吹き抜けや吹き上げ 効果、柵からの放射熱によって、柵本体だけでなく法面全体の 融雪が促進されます。

経済的で施工時の安全性も

向上します。

長大切土法面、多雪地区にも

高い抑止効果を発揮します。

シーズンを通して

目立ちません。

雪庇ができにくく、

法面全体の融雪を促進します。

 スノテップは小段のラインと重なるように設置されます。そのた め、無雪期では法面の景観に溶け込み目立ちません。道路面に 間伐材などで化粧することも容易にできます。  また、積雪期においては雪庇ができにくいため周囲の景観と よくなじみ、吊柵のような圧迫感・威圧感がありません。  スノテップは各段の既存小段から張り出す構造です。各法 面上の積雪を小段部のスノテップによって分断していますの で、法面構造が長大で小段数がいくつあっても、途中で効果が 衰えることはありません。また、多雪地区ではより高く、より圧密 された雪堤が出来るため、他の地区と比べて雪崩の抑止効果 が劣ることはなく、むしろ小段間の法面上の積雪勾配が緩くな ることにより、より安定した積雪状態を保つことができます。 1.せん断抵抗力の増加  積雪のグライドによって階段上の積雪にせん断力が働く。この せん断力以上のせん断強度があると雪崩は発生しない。観察結 果によると階段上に積雪密度の最大ゾーンがあり、さらにスノテッ プ下部から寒気が進入するので積雪底面が氷化・硬化している。 また、防雪ハンドブックに示されている法尻部の空洞は一切見られ なかった。このことにより、通常の階段工と比べグライドによる押し 出しに対するせん断強度は大きいと判断できる。 2.長大切土法面構造への適用  スノテップが小段部から張出しているため、法面上の積雪を分 断している。そのため、階段工の設計指針に従った法面長であれ ば、各法面内で全層雪崩を抑止できる。従来の長大斜面で複数 の階段工を設置すると、斜面の積雪は階段部で分断されず、階段 上方や下方への影響も考えられる。本工法を長大斜面に適用し ても、積雪は階段部で分断されているので、各法面の積雪は他の 法面に全く影響を及ぼさない。すでに小段数11段の切土法面で 2冬期観察し、長大斜面での表層及び全層雪崩抑止効果が実 証されている。 3.多雪地区への適用  設置する小段法面を直高7.0mまでと制限した場合、積雪深が 多ければ多いほどスノテップおよび既存小段上の積雪が圧密され る。そのため、より強度の高い雪堤が形成されるので、多雪地へ適 用しても雪崩の抑止力は低下しないと考えられる。また、積雪深が 多いほど拡幅小段上では、より厚い雪堤が形成されるため、単一法 面の積雪表面勾配は緩くなる。そのため、表層雪崩はむしろ起き難 くなる。 4.周辺に対する環境負荷の大幅な低減 イ)構造体がコンパクトになり、しかも水平方向に設置するため、シー ズンを通して路上から見ても目立たず、ドライバーへの圧迫感を 解放した。その結果、周辺の美化を損なうことなく雪崩対策が 可能となった。 ロ)設置作業のほとんどが小段上およびその周辺なので、設置作 業の安全性は大幅に向上した。アンカー打設においても、段切 り掘削や立木伐採は一切不要である。

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スノテップ 1列 吊柵 2列 無雪期(シーズンオフ)  吊式雪崩予防柵(以下、吊柵と呼ぶ)を小段付法面に設置 する場合、柵の列間隔を確保する際に小段が支障をきたし、そ れによって基数が増える傾向があります。スノテップは既存の 小段を利用することによって、吊柵と比べて基数を減らすこと ができるので経済的です。アンカーを設置するための用地買収 も極力抑えることもできます。工費は吊柵の60%~90%と 廉価です。  また、スノテップはアンカーも含めて小段付近での作業とな るので施工中の安全性が向上します。同時に維持管理も容 易になります。 積雪期(シーズンイン) スノテップ 積雪期 スノテップ 融雪期 吊柵 融雪期

スノテップ の特長

® 積雪勾配測定状況 小段数11段設置例  スノテップは従来の雪崩予防柵のように、鋼製柵本体で直接雪崩を抑止するのではない。小段上に降り積もって形成された雪堤が斜面上 の雪崩を抑止するために、既存の小段幅で不足している分を補う役目を果たしている。したがって、この小段拡幅工の雪崩抑止の主な担い手 は、小段上の雪そのものである。そのため、スノテップが目立たないのは当然とも言える。この小段上に十分大きな雪堤が形成されていれば、 全層雪崩はもちろん、表層雪崩にも十分な抑止効果があるものと判断できる。 小段(ステップ)付き切土法面では、積雪からせり出して崩落する際の法面雪崩対策 として幾つか掲げています。 A)法面勾配を30度(1.8割)より緩くするか、 60度(5分)より急にする B)小段の幅を広くするか、小段の間隔を短くする C)予防柵または防護柵を設置する D)法尻部にポケットを設ける E)以上の各工法の併用等に留意する 現在、一般的な工法としてCの予防柵を設置 しております。しかし、場所によっては環境面 (美観上)や柵高不足、基数増加による不経 済といった問題も発生しております。そこで弊 社はB)に着目し、拡幅工法である『スノテップ』 を開発いたしました。 「小段幅が積雪深の1.2倍以上あれば対策の 必要はない」と証明されております。 法面の積雪がある程度グライドを起こした場合、幅の広い小段であれば雪 はそこにとどまり圧縮されます。せん断力に対して強い雪となるため、法面 全体の積雪を安定させます。しかし、既存の小段は1.0~1.5m程度と短い 場合が多く、こうした効果を十分に得ることができません。そこで開発され たのが「スノテップ」。小段幅を拡幅することにより、法面雪崩を高い確度で 防止します。また、四季を通して周囲環境になじむ構造となっています。

既存の小段を活用する、確度の高い雪崩予防工

®

NETIS事後評価における活用効果調査の結果、 従来技術(吊式雪崩予防柵工)と比べ、「経済性、 工程、品質・出来形、安全性、施工性、環境」全てに おいて、優れているとの評価をいただきました。

スノテップ の雪崩予防の原理

 一般的な小段拡幅工は、切土法面を造成する 際にあらかじめ雪崩予防の効果がある幅まで小 段を切り広げた工法であり、NEXCOでは既に30 年以上前から採用しています。スノテップは、その 原理を応用した小段拡幅雪崩予防工です。階段 工とは異なり、スノテップによって拡幅された小段 に積もった雪が降雪の度に圧密されてせん断力 の強い雪堤を形成し、斜面雪圧を抑えて表層及 び全層雪崩を予防します。

フィールド積雪層断面調査

 積雪層の断面を観測することにより、シーズン 中の積雪状況を把握することができます。除雪し て積雪断面を作り、水で薄めたインキを霧吹きで 断面に吹き付けた後、バーナー等で軽く温めると より鮮明な積雪層が確認できます。調査の結果、 すべての調査箇所において法尻部の空洞や著し い湾曲や断裂などは一切見られませんでした。ま た雪密度測定においても、法尻部周辺からスノ テップ上にかけて特に高い値を示しており、拡幅 小段上の雪堤のせん断抵抗に対する強さを確認 しております。

共同実験による本体構造の検証

 スノテップは一定間隔で敷き並べた横材で成し ており、そのスリット構造体にて確実に降雪が積 もって雪堤を形成するかどうかを、人工降雪装置 を用いて検証しました。結果、現行の横材間隔が 適正であること、また、横材周辺の雪が氷化したこ と、横材前面からの雪の張出しは見られなかった ことが確認されました。 ® スノテップの設置状況 スノテップ上の雪堤側面状況 積雪断面調査例 1 積雪断面調査例 2 ■スノテップによる小段拡幅工概図 ■階段工概図(切欠型) ■土工による小段拡幅工概図 法面 小段 0.8Hs Hs 空隙 グライド(すべり力) 摩擦力(抵抗) 秋田谷博士 現地調査状況 降雪実験前 降雪実験後 場所:(独)防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター 新庄支所 内容:共同研究「新型雪崩予防工の雪崩抑止に関するメカニズム」 法面 小段 1.2Hs Hs 積雪堤 グライド (すべり力) 摩擦力(抵抗) 法面 小段 1.2Hs Hs スノテップ 寒気の進入 (すべり力)グライド 摩擦力(抵抗) スノテップ上の氷化 による抵抗 積雪堤

TSK

小段拡幅雪崩予防工

®

柵本体 吊ロープ アンカー

●代理店 本 社 (〒103-8306) エンジニアリング事業部東京都中央区日本橋3-6-2(日本橋フロント) 電話(03)6366-7788・FAX.(03)3278-6870 札 幌 支 店 (〒060-0807) 札幌市北区北七条西5-5-3(札幌千代田ビル)電話(011)726-3210・FAX.(011)726-3215 仙 台 支 店 (〒980-0811) 仙台市青葉区一番町2-1-2(NMF仙台青葉通りビル) 電話(022)263-3811・FAX.(022)222-3644 大 阪 支 店 (〒541-0054) 大 阪 市 中 央 区 南 本 町 2-3-12(EDGE本町) 電話(06)6266-4771・FAX.(06)6266-4773 名古屋支店 (〒460-0008) 名 古 屋 市 中 区 栄 1 - 1 4 - 1 5( R Sビル )電話(052)218-5577・FAX.(052)201-7878 盛 岡 支 店 (〒020-0866) 盛 岡 市 本 宮 1 - 3 1 - 1( 松 嶋ビル )電話(019)656-5737・FAX.(019)656-5727 広島営業所 (〒730-0051) 広島市中区大手町2-8-5(合人社広島大手町ビル) 電話(082)544-0430・FAX.(082)246-0720 長野営業所 (〒381-0022) 長 野 市 大 豆 島 8 9 3 - 1 電話(026)285-0495・FAX.(026)221-7987 新潟営業所 (〒950-0973) 新 潟 市 中 央 区 上 近 江 4-2-20(日生第2ビル)電話(025)282-1770・FAX.(025)281-1414 九 州 支 店 (〒803-0801) 北 九 州 市 小 倉 北 区 西 港 町 61 - 2 電話(093)383-2211・FAX.(093)562-6970 東日本エンジニア リングセンター (〒300-0195) 茨 城 県 か す み が う ら 市 宍 倉 5 7 0 7 電話(029)831-2225・FAX.(029)831-6124 関西エンジニア リングセンター (〒597-0015) 大 阪 府 貝 塚 市 堀 2 - 18 - 30 電話(072)436-6770・FAX.(072)436-6777 北九州エンジニア リングセンター (〒803-0801) 北 九 州 市 小 倉 北 区 西 港 町 61 - 2 電話(093)592-4490・FAX.(093)562-6970 http://www.tokyorope.co.jp 営業品目 法面関連製品 ●プラスネット/プラスネットハニー ●ロープネット ●カーテンネットシリーズ ●プラクトフェンス ●Sシールド ●ミラフォースⅠ ●タフコーティッド ●マイティーネット ●ロックネット ●ロックフェンス ●ビストフェンス ●エスプレッドフェンス ●タフフレキシブルフレーム 道路安全関連製品 ●ガードケーブル   ●ガードレール   ●防音壁 ●マモロープ(立体駐車場転落防止装置) ●中央分離帯用ワイヤロープ式防護柵 ●暫定2車線用ワイヤロープLD種 積雪地関連製品 ● ONE(デルタワン) ●吊柵 河川・港湾関連製品 ●ロックマット 鋼構造関連製品 ●小規模吊橋 ●スノテップ ●防雪柵 ●タイロープ ●PPWS NEW-PWS 国土交通省:新技術情報提供システム NETIS過去登録番号:HK-040009-VE 2015.3月より「活用促進技術」指定 ※本カタログに記載された仕様やその他内容は、品質・性能向上等のため予告なしに変更することがありますので、あらかじめご了承ください。禁複製 19-03-AVN

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秋田谷 英次 理学博士 総評

(元北海道大学低温科学研究所所長)

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 吊柵の場合、その構造上どうしても雪庇が発生してしまいます。 もし雪庇が滑落すれば、雪崩を誘発する可能性があります。スノ テップは予防柵のようなクリープの変形が起こらず、雪庇ができに くい構造。自然積雪状態のまま、しっかりと法面を安定させます。  また、スノテップは柵の下部より入る風の吹き抜けや吹き上げ 効果、柵からの放射熱によって、柵本体だけでなく法面全体の 融雪が促進されます。

経済的で施工時の安全性も

向上します。

長大切土法面、多雪地区にも

高い抑止効果を発揮します。

シーズンを通して

目立ちません。

雪庇ができにくく、

法面全体の融雪を促進します。

 スノテップは小段のラインと重なるように設置されます。そのた め、無雪期では法面の景観に溶け込み目立ちません。道路面に 間伐材などで化粧することも容易にできます。  また、積雪期においては雪庇ができにくいため周囲の景観と よくなじみ、吊柵のような圧迫感・威圧感がありません。  スノテップは各段の既存小段から張り出す構造です。各法 面上の積雪を小段部のスノテップによって分断していますの で、法面構造が長大で小段数がいくつあっても、途中で効果が 衰えることはありません。また、多雪地区ではより高く、より圧密 された雪堤が出来るため、他の地区と比べて雪崩の抑止効果 が劣ることはなく、むしろ小段間の法面上の積雪勾配が緩くな ることにより、より安定した積雪状態を保つことができます。 1.せん断抵抗力の増加  積雪のグライドによって階段上の積雪にせん断力が働く。この せん断力以上のせん断強度があると雪崩は発生しない。観察結 果によると階段上に積雪密度の最大ゾーンがあり、さらにスノテッ プ下部から寒気が進入するので積雪底面が氷化・硬化している。 また、防雪ハンドブックに示されている法尻部の空洞は一切見られ なかった。このことにより、通常の階段工と比べグライドによる押し 出しに対するせん断強度は大きいと判断できる。 2.長大切土法面構造への適用  スノテップが小段部から張出しているため、法面上の積雪を分 断している。そのため、階段工の設計指針に従った法面長であれ ば、各法面内で全層雪崩を抑止できる。従来の長大斜面で複数 の階段工を設置すると、斜面の積雪は階段部で分断されず、階段 上方や下方への影響も考えられる。本工法を長大斜面に適用し ても、積雪は階段部で分断されているので、各法面の積雪は他の 法面に全く影響を及ぼさない。すでに小段数11段の切土法面で 2冬期観察し、長大斜面での表層及び全層雪崩抑止効果が実 証されている。 3.多雪地区への適用  設置する小段法面を直高7.0mまでと制限した場合、積雪深が 多ければ多いほどスノテップおよび既存小段上の積雪が圧密され る。そのため、より強度の高い雪堤が形成されるので、多雪地へ適 用しても雪崩の抑止力は低下しないと考えられる。また、積雪深が 多いほど拡幅小段上では、より厚い雪堤が形成されるため、単一法 面の積雪表面勾配は緩くなる。そのため、表層雪崩はむしろ起き難 くなる。 4.周辺に対する環境負荷の大幅な低減 イ)構造体がコンパクトになり、しかも水平方向に設置するため、シー ズンを通して路上から見ても目立たず、ドライバーへの圧迫感を 解放した。その結果、周辺の美化を損なうことなく雪崩対策が 可能となった。 ロ)設置作業のほとんどが小段上およびその周辺なので、設置作 業の安全性は大幅に向上した。アンカー打設においても、段切 り掘削や立木伐採は一切不要である。

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スノテップ 1列 吊柵 2列 無雪期(シーズンオフ)  吊式雪崩予防柵(以下、吊柵と呼ぶ)を小段付法面に設置 する場合、柵の列間隔を確保する際に小段が支障をきたし、そ れによって基数が増える傾向があります。スノテップは既存の 小段を利用することによって、吊柵と比べて基数を減らすこと ができるので経済的です。アンカーを設置するための用地買収 も極力抑えることもできます。工費は吊柵の60%~90%と 廉価です。  また、スノテップはアンカーも含めて小段付近での作業とな るので施工中の安全性が向上します。同時に維持管理も容 易になります。 積雪期(シーズンイン) スノテップ 積雪期 スノテップ 融雪期 吊柵 融雪期

スノテップ の特長

® 積雪勾配測定状況 小段数11段設置例  スノテップは従来の雪崩予防柵のように、鋼製柵本体で直接雪崩を抑止するのではない。小段上に降り積もって形成された雪堤が斜面上 の雪崩を抑止するために、既存の小段幅で不足している分を補う役目を果たしている。したがって、この小段拡幅工の雪崩抑止の主な担い手 は、小段上の雪そのものである。そのため、スノテップが目立たないのは当然とも言える。この小段上に十分大きな雪堤が形成されていれば、 全層雪崩はもちろん、表層雪崩にも十分な抑止効果があるものと判断できる。 小段(ステップ)付き切土法面では、積雪からせり出して崩落する際の法面雪崩対策 として幾つか掲げています。 A)法面勾配を30度(1.8割)より緩くするか、 60度(5分)より急にする B)小段の幅を広くするか、小段の間隔を短くする C)予防柵または防護柵を設置する D)法尻部にポケットを設ける E)以上の各工法の併用等に留意する 現在、一般的な工法としてCの予防柵を設置 しております。しかし、場所によっては環境面 (美観上)や柵高不足、基数増加による不経 済といった問題も発生しております。そこで弊 社はB)に着目し、拡幅工法である『スノテップ』 を開発いたしました。 「小段幅が積雪深の1.2倍以上あれば対策の 必要はない」と証明されております。 法面の積雪がある程度グライドを起こした場合、幅の広い小段であれば雪 はそこにとどまり圧縮されます。せん断力に対して強い雪となるため、法面 全体の積雪を安定させます。しかし、既存の小段は1.0~1.5m程度と短い 場合が多く、こうした効果を十分に得ることができません。そこで開発され たのが「スノテップ」。小段幅を拡幅することにより、法面雪崩を高い確度で 防止します。また、四季を通して周囲環境になじむ構造となっています。

既存の小段を活用する、確度の高い雪崩予防工

®

NETIS事後評価における活用効果調査の結果、 従来技術(吊式雪崩予防柵工)と比べ、「経済性、 工程、品質・出来形、安全性、施工性、環境」全てに おいて、優れているとの評価をいただきました。

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秋田谷 英次 理学博士 総評

(元北海道大学低温科学研究所所長)

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 吊柵の場合、その構造上どうしても雪庇が発生してしまいます。 もし雪庇が滑落すれば、雪崩を誘発する可能性があります。スノ テップは予防柵のようなクリープの変形が起こらず、雪庇ができに くい構造。自然積雪状態のまま、しっかりと法面を安定させます。  また、スノテップは柵の下部より入る風の吹き抜けや吹き上げ 効果、柵からの放射熱によって、柵本体だけでなく法面全体の 融雪が促進されます。

経済的で施工時の安全性も

向上します。

長大切土法面、多雪地区にも

高い抑止効果を発揮します。

シーズンを通して

目立ちません。

雪庇ができにくく、

法面全体の融雪を促進します。

 スノテップは小段のラインと重なるように設置されます。そのた め、無雪期では法面の景観に溶け込み目立ちません。道路面に 間伐材などで化粧することも容易にできます。  また、積雪期においては雪庇ができにくいため周囲の景観と よくなじみ、吊柵のような圧迫感・威圧感がありません。  スノテップは各段の既存小段から張り出す構造です。各法 面上の積雪を小段部のスノテップによって分断していますの で、法面構造が長大で小段数がいくつあっても、途中で効果が 衰えることはありません。また、多雪地区ではより高く、より圧密 された雪堤が出来るため、他の地区と比べて雪崩の抑止効果 が劣ることはなく、むしろ小段間の法面上の積雪勾配が緩くな ることにより、より安定した積雪状態を保つことができます。 1.せん断抵抗力の増加  積雪のグライドによって階段上の積雪にせん断力が働く。この せん断力以上のせん断強度があると雪崩は発生しない。観察結 果によると階段上に積雪密度の最大ゾーンがあり、さらにスノテッ プ下部から寒気が進入するので積雪底面が氷化・硬化している。 また、防雪ハンドブックに示されている法尻部の空洞は一切見られ なかった。このことにより、通常の階段工と比べグライドによる押し 出しに対するせん断強度は大きいと判断できる。 2.長大切土法面構造への適用  スノテップが小段部から張出しているため、法面上の積雪を分 断している。そのため、階段工の設計指針に従った法面長であれ ば、各法面内で全層雪崩を抑止できる。従来の長大斜面で複数 の階段工を設置すると、斜面の積雪は階段部で分断されず、階段 上方や下方への影響も考えられる。本工法を長大斜面に適用し ても、積雪は階段部で分断されているので、各法面の積雪は他の 法面に全く影響を及ぼさない。すでに小段数11段の切土法面で 2冬期観察し、長大斜面での表層及び全層雪崩抑止効果が実 証されている。 3.多雪地区への適用  設置する小段法面を直高7.0mまでと制限した場合、積雪深が 多ければ多いほどスノテップおよび既存小段上の積雪が圧密され る。そのため、より強度の高い雪堤が形成されるので、多雪地へ適 用しても雪崩の抑止力は低下しないと考えられる。また、積雪深が 多いほど拡幅小段上では、より厚い雪堤が形成されるため、単一法 面の積雪表面勾配は緩くなる。そのため、表層雪崩はむしろ起き難 くなる。 4.周辺に対する環境負荷の大幅な低減 イ)構造体がコンパクトになり、しかも水平方向に設置するため、シー ズンを通して路上から見ても目立たず、ドライバーへの圧迫感を 解放した。その結果、周辺の美化を損なうことなく雪崩対策が 可能となった。 ロ)設置作業のほとんどが小段上およびその周辺なので、設置作 業の安全性は大幅に向上した。アンカー打設においても、段切 り掘削や立木伐採は一切不要である。

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スノテップ 1列 吊柵 2列 無雪期(シーズンオフ)  吊式雪崩予防柵(以下、吊柵と呼ぶ)を小段付法面に設置 する場合、柵の列間隔を確保する際に小段が支障をきたし、そ れによって基数が増える傾向があります。スノテップは既存の 小段を利用することによって、吊柵と比べて基数を減らすこと ができるので経済的です。アンカーを設置するための用地買収 も極力抑えることもできます。工費は吊柵の60%~90%と 廉価です。  また、スノテップはアンカーも含めて小段付近での作業とな るので施工中の安全性が向上します。同時に維持管理も容 易になります。 積雪期(シーズンイン) スノテップ 積雪期 スノテップ 融雪期 吊柵 融雪期

スノテップ の特長

® 積雪勾配測定状況 小段数11段設置例  スノテップは従来の雪崩予防柵のように、鋼製柵本体で直接雪崩を抑止するのではない。小段上に降り積もって形成された雪堤が斜面上 の雪崩を抑止するために、既存の小段幅で不足している分を補う役目を果たしている。したがって、この小段拡幅工の雪崩抑止の主な担い手 は、小段上の雪そのものである。そのため、スノテップが目立たないのは当然とも言える。この小段上に十分大きな雪堤が形成されていれば、 全層雪崩はもちろん、表層雪崩にも十分な抑止効果があるものと判断できる。 小段(ステップ)付き切土法面では、積雪からせり出して崩落する際の法面雪崩対策 として幾つか掲げています。 A)法面勾配を30度(1.8割)より緩くするか、 60度(5分)より急にする B)小段の幅を広くするか、小段の間隔を短くする C)予防柵または防護柵を設置する D)法尻部にポケットを設ける E)以上の各工法の併用等に留意する 現在、一般的な工法としてCの予防柵を設置 しております。しかし、場所によっては環境面 (美観上)や柵高不足、基数増加による不経 済といった問題も発生しております。そこで弊 社はB)に着目し、拡幅工法である『スノテップ』 を開発いたしました。 「小段幅が積雪深の1.2倍以上あれば対策の 必要はない」と証明されております。 法面の積雪がある程度グライドを起こした場合、幅の広い小段であれば雪 はそこにとどまり圧縮されます。せん断力に対して強い雪となるため、法面 全体の積雪を安定させます。しかし、既存の小段は1.0~1.5m程度と短い 場合が多く、こうした効果を十分に得ることができません。そこで開発され たのが「スノテップ」。小段幅を拡幅することにより、法面雪崩を高い確度で 防止します。また、四季を通して周囲環境になじむ構造となっています。

既存の小段を活用する、確度の高い雪崩予防工

®

NETIS事後評価における活用効果調査の結果、 従来技術(吊式雪崩予防柵工)と比べ、「経済性、 工程、品質・出来形、安全性、施工性、環境」全てに おいて、優れているとの評価をいただきました。

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