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(1)

エボラブルアジア

(東 1:6191)

決算説明会:2018 年 5 月 23 日 担当:岸 和夫 <注目ポイント> 1 オンライン旅行事業を中心に、訪日旅行事業の拡大に注力。投資事業本格化へ 国内航空券を中心とした旅行商品のインターネット販売が主力の OTA(Online Travel Agent=オンライン旅行業者)で、国内全ての航空会社グループと契約。現在、訪日旅行 事業の拡大にも注力。投資事業は 18/3 月末で 32 社に投資、累計投資額は 14 億円。 (株)和心(東 M:9271)が IPO 第 1 号。 2 ベトナム子会社で、IT オフショア開発事業を展開 ベトナムのホーチミン、ハノイ、ダナンで、主に E コマース、Web ソリューション、ゲーム・ システム開発会社等を顧客として、ラボ型の開発サービスを提供。旅行事業拡大の技術 基盤を支える事業としても貢献。買収により企画・設計など上流工程の強化やベトナム人 エンジニアの人材紹介への進出等で、エンジニアは 18/3 月末で 873 人。 3 「DeNA トラベル」買収(12 億円)で海外航空券&海外旅行が拡充、事業拡大に拍車 DeNA トラベルは、会員数約 202 万人の総合旅行サイト「DeNA トラベル」を運営。国際 線フルサービスキャリア 37 社と直接契約するなど海外航空券や海外旅行等に強みがあ る。総合 OTA としてスケールアップ、「AirTrip(エアトリ)」顧客とのクロスセル、ボリューム ディスカウントによる仕入コスト削減などが期待できる。6 月から連結子会社化。 4 M&A を含む投資事業の拡大を睨み、18/9 期通期から IFRS(国際会計基準)を採用 5 18/9 期 2Q(累:IFRS)は投資事業の寄与で 151%営業増益、事業拡大が進展 18/9 期は積極的な TVCM でプロモーション費用 35 億円(前期 21 億円)を投入、エアト リの知名度向上や旅行事業等の一段の拡大を推進。2Q(累)取扱高は 263 億円(前年 同期比 66%増)、4 月 53.7 億円(前年同月比 64%増)と順調に拡大している。 6 18/9 期は 3 円増配し、期末 10 円配当 強気の投資判断、目標株価 4500 円を継続 同社が現在、目先の利益にとらわれず、将来の大きな果実を得るため、エアトリの知名度向上や 事業拡大に邁進していることを認識する必要があろう。吉村社長の手腕にも期待している。なお、 本日(5/25 日)のボクシング井上選手 WBA 世界タイトルマッチに、エアトリのリング広告を出す。 【連結】 (百万円、%、円、権利落ち修正後:Q/四半期、会/会社計画、予/エース経済研予想) 決算期 売上高 伸率 営業利益 伸率 経常利益 伸率 当期利益 伸率 EPS    配当  2018/9 2Q累 日本基準 3,437 38 -127   - -127   - -147   -   - 0.00   売上収益 伸率 営業利益 伸率 税前利益 伸率 当期利益 伸率 2018/9 2Q累 IFRS 3,458 33 808 151 811 149 599 140 30.3 0.00 2017/9 5,534 38 730 18 695 22 420 24 25.1 7.00 IFRSベース   売上収益 伸率 営業利益 伸率 税前利益 伸率 当期利益 伸率 2017/9 参考 5,633   - 1,008   -   -   - 652   - 2018/9 会 7,050   - 1,500   -   -   - 881   - 52.1 10.00 2018/9 予 7,050   - 1,500   -   -   - 881   - 50.8 10.00 2019/9 予 14,000 99 3,000 100   -   - 1,700 93 98.0   10~ 【セグメント情報(IFRS)】 18/9期2Q 【PER】 18/9期2Q オンライン旅行事業 65% 17/9 88.8 BPS  2,229円 ITオフショア開発事業 32% 18/9予 43.9 純資産 売買単位 100株 投資事業 3% 19/9予 22.7 総資産 発行株数 その他 0% 時価総額 PBR   9.0倍 注:EPS、BPSは自己株式を除いて計算。     18/9期通期からIFRS(国際会計基準)採用。   【財務指標(IFRS)】 246.7円 4,631百万円 39,217百万円 12750百万円 株価(5/24終値) 17,341千株 バリュエーション判断 前回強気 ⇒

強気

(2018.2.27) 目標株価 4,500 円継続

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海外旅行券、海外旅行で国内最大手の OTA「DeNA トラベル」を買収 (同社資料より、エース経済研究所(以下、ARI)作成) 主な事業ラインアップ ●会員数約202 万人の総合旅行サイト「DeNA トラベル」 ●DeNA トラベルシンガポール法人 Giamso ●DeNA トラベルスマホアプリ ●契約数1,388 社の法人出張 ●総合保険センター 取扱高 2,000 億円を目指す (同社資料より、ARI)作成) 航空会社との契約状況では、同社は国内線全キャリアグループと契約。 DeNA トラベルは国際線フルサービスキャリア 37 社と直接契約、国際線 LCC キャリア 15 社と API 連携している。 123 127 162 216 312 344 400 502 625 706 0 100 200 300 400 500 600 700 800 9.3期 10.3期 11.3期 12.3期 13.3期 14.3期 15.3期 16.3期 17.3期 18.3期

DeNAトラベル取扱高(億円)

同社 国内航空券 最大手OTA 18/9 期取扱高 700 億円計画 DeNA トラベル 海外航空券・海外旅行 最大手OTA 18/3 期取扱高 700 億円

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DeNA トラベル買収のシナジー ① 販路、商材の拡大 ●国内航空券に強い同社×海外航空券、海外ホテル、国内・海外ツアーに強い DeNA トラベル、 相互の商品を補完することで総合 OTA として、一段と商材が充実。 ●相互顧客へのクロスセル エアトリ会員52 万人、DeNA トラベル 202 万人。法人出張顧客は同社 1,273 社、DeNA トラ ベル1,388 社。 ●シェア拡大によるブランド力強化 ② コスト削減 ●ボリュームディスカウントによる仕入コスト削減 ●開発の効率化や共通化による開発コストの削減 ●人的リソースの相互補完 当面の流れとしては、エアトリに集約・統一、サービスコンテンツの統合(優位な方を採用し残す)、 組織の統合で合理化、効率化を推進。 DeNA トラベルの業績について 業績への影響は現在精査中。 吉村社長の説明によれば、18/3 期は営業赤字 19 億円。うち 14 億円は一過性の赤字、1 億円 は過年度修正によるもの。海外顧客の海外旅行の事業が3 億円の赤字だが、この事業は中止。 残りの赤字は1~2 億円。19/3 期は営業利益 5 億円程度が見込めるのでは。18/9 期同社への 寄与は6~9 月の 4 ケ月間。 18/9 期 2Q(累)38%増収、151%営業増益(IFRS) セグメント情報(IFRS) (単位:百万円、%) 売上収益 売上構成比 前年同期比 増減率 セグメント利益 前年同期比 増減率 オンライン旅行 2,303 65.1 23.1 15 ▲97.1 ITオフショア開発 1,133 32.0 63.0 91 54.2 投資事業 101 2.9 - 951 - その他 0 0.0 - 34 (▲0百万円) 計 3,538 100.0 37.8 1,093 87.4 調整額 ▲80 (▲49百万円) ▲284 (▲260百万円) 合計 3,458 38.4 808 150.6 (同社決算短信(IFRS)より、ARI 作成)

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四半期別取扱高 (単位:百万円) 四半期別売上高 (単位:百万円) 注:18/9 期は IFRS ベースで表示 (いずれも同社資料等より、ARI 作成) 四半期別営業利益 (単位:百万円) 注:18/9 期は IFRS ベースで表示 (いずれも同社資料等より、ARI 作成) 451 646 724 933 832 909 1016 1243 1202 1296 1470 1566 1630 1828 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800 2000 1Q 2Q 3Q 4Q 15.9期 16.9期 17.9期 18.9期 4000 4100 5400 7100 5700 6100 7100 8800 7200 8500 10400 13900 12778 13585 0 2000 4000 6000 8000 10000 12000 14000 16000 1Q 2Q 3Q 4Q 15.9期 16.9期 17.9期 18.9期 20 60 124 108 143 149 139 187 198 187 196 149 137 671 0 100 200 300 400 500 600 700 800 1Q 2Q 3Q 4Q 15.9期 16.9期 17.9期 18.9期

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損益状況(IFRS) (単位:百万円、%) 18.9 期 2Q 累 売上比 前年同期比増減率 売上収益 3,458 100.0 38.4 売上総利益 2,238 64.7 6.5 販売管理費 2,393 69.2 37.3 投資損益 968 28.0 - 営業利益 808 23.4 150.6 (同社短信よりARI 作成) 投資事業で獲得した利益を、エアトリの成長投資に投入。 BTM(法人出張手配)クライアント数の推移 累計社数(社) (同社資料等よりARI 作成) 544 572 619 667 722 782 1097 1152 1207 1273 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 16/9期 1Q 2Q 3Q 4Q 17/9期 1Q 2Q 3Q 4Q 18/9期 1Q 2Q 東京マスターズ顧客含む

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総合旅行サービスプラットフォーム「AirTrip(通称エアトリ)」 エアトリ会員数は52 万人。 (同社資料よりARI 作成) DeNA トラベル買収で、取扱高は早期に 2,000 億円を目指す ●エアトリへの積極投資で旅行事業の成長加速 ●投資事業の回収フェーズ ●IT オフショア、BTM などストック収益の安定成長 ●キャンピングカー、両替など新規事業の収益化 ●M&A の推進によるスケール拡大 (同社資料よりARI 作成) 総合旅行 サービス プラットフォーム

AirTrip

海外旅行 (パッケージ ツアーに参入) 全国の新幹線 在来線特急 国内旅行 (パッケージ ツアーに参入) 100 107 140 153 206 277 401 700 2000 0 500 1000 1500 2000 2500 11/9期 12/9期 13/9期 14/9期 15/9期 16/9期 17/9期 18/9期 会

同社取扱高(億円)

海外 ホテル 国内宿泊 ホテル・旅館 国内 航空券 海外 航空券 民泊

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事業系統図(同社資料等よりARI 作成)

注:インバウンド領域での事業拡大を目指し、エルモンテとAirTrip Exchange を合併。

IPO を目指す。 DeNA

(8)

≪アナリストによる宣言≫ 私、岸 和夫は本調査資料に表明された見解が、対象企業と証券に対する私個人の 見解を正確に反映していることをここに証明します。 また、私は本調査資料で特定の見解を表明することに対する直接的または間接的な 報酬は、過去、現在共に得ておらず、将来においても得ないことを証明します。 ≪利益相反に関する開示事項≫  丸八証券株式会社(以下、丸八証券)は、本資料に掲載された企業の売買あるいは当企 業に対し、引受、その他のサービスを提供する場合があります。  株式会社エース経済研究所(以下、ARI)は、丸八証券との契約に基づき、丸八証券への 資料提供を一定期間、継続的に行うことに対し包括的な対価を丸八証券から得ております が、本資料に対して個別に対価を得ているものではありません。 また、銘柄選定も ARI 独自の判断で行っており、丸八証券を含む第三者からの銘柄の指 定は一切受けておりません。  執筆担当者、ARI と本資料の対象企業との間には、重大な利益相反の関係はありません。 ■本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等 商号等: 丸八証券株式会社 金融商品取引業者 東海財務局長(金商)第 20 号 加入協会: 日本証券業協会 指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター ■手数料等及びリスクについて ●株式の売買には、約定代金に対して最大 1.188%の手数料(税抜き 1.100%)〔ただ し、最低手数料 2,160 円(税込み)〕が必要となります。●株式は、株価の変動により、 損失を生じるおそれがあります。●上場有価証券等書面の内容をよくお読みください。 ●外国株式は、為替相場の変動等により、損失を生じるおそれがあります。●非上場債券 (国債、地方債、政府保証債、社債)を当社が相手方となりお買い付けいただく場合 は、購入対価のみお支払いいただきます。●債券は、金利水準の変動等により価格が 上下し、損失を生じるおそれがあります。●外国債券は、為替相場の変動等により損 失を生じるおそれがあります。●商品毎(投信・外債含む)に手数料等及びリスクは異 なりますので、上場有価証券等書面、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書ま たはお客様向け資料をよくお読みください。  当資料により株式・債券・その他金融商品(投信・外債含む)等の勧誘を行うことがあ ります。本資料で言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、財産の状況 及び投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。また、株式・ 債券等の有価証券の投資には、「手数料等及びリスクについて」に記載のとおり、 損失を生じるおそれがあります。投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断で行 っていただきますようお願い致します。  本資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて ARI が作成し、丸八証券(以下、 当 社)がお客様にご提供いたしますが、当社及びARI は、ARI が基にした情報及びそれに 基づく要約または見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本 資料に記載された内容は、資料作成時点におけるものであり、予告なく変更することがあり ます。  本資料を利用した結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、当社及び ARI は、何らの責任を負うものではありません。 ※(著作権等)・・・本資料に関する一切の知的財産権は、原則としてARI に帰属しま す。電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、本資料の無断転用、 複製等を行わないようお願い致します。 金融商品取引法に基づく表示事項 丸八証券及びARI 免責事項等

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