<目次>
○ 四大臣合意(H21.12.23)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
○ 民主党マニフェスト(2009衆議院選挙、2010参議院選挙)・・・・ 3
○ 子ども手当の概要(現行制度の仕組み)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
○ 平成22年度予算
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
○ 平成23年度概算要求
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
○ 子ども手当の実質手取り額の試算 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
(「児童手当+扶養控除」と「子ども手当」の比較)
○ 子ども手当に関する地方団体の主な意見
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
○ 子ども手当の全額国費負担を求める声明
・・・・・・・・・・・・・・・・10
平成22年度予算における子ども手当等の取扱いについて
標記について、以下のとおり合意する。
1.子ども手当に関しては、以下の方針に沿って、所要額を
平成22年度予算に計上するとともに、平成22年度分の支
給のための所要の法律案を次期通常国会に提出する。
(1)中学校修了までの児童を対象に、1人につき月額
13,000円を支給する。
(2)所得制限は設けない。
(3)子ども手当の一部として、児童手当法に基づく児童手
当を支給する仕組みとし、児童手当分については、児童
手当法の規定に基づき、国、地方、事業主が費用を負担
する。
(4)(3)以外の費用については、全額を国庫が負担する。
(5)公務員については、所属庁から支給する。
(6)現行の児童育成事業については、引き続き、事業主拠出金
を原資に実施する。
2.平成23年度における子ども手当の支給については、平成23年
度予算編成過程において改めて検討し、その結果に基づいて
平成23年度以降の支給のための所要の法律案を平成23年通
常国会に提出する。
3.子ども手当については、国負担を基本として施行するが、所
得税・住民税の扶養控除の廃止及び特定扶養控除の縮減
に伴う地方財政の増収分については、最終的には子ども手
当の財源として活用することが、国民に負担増をお願いする
趣旨に合致する。また、児童手当の地方負担分についても、
国、地方の負担調整を図る必要がある。
4. 3.の趣旨及び平成22年度予算における取扱いも踏まえ、
所得税・住民税の扶養控除の廃止及び特定扶養控除の縮
減に伴う増収分が最終的に子ども手当の財源に充当され、
児童手当の地方負担分の適切な負担調整が行われるととも
に、平成21年12月8日の閣議決定に基づいて設置される
「検討の場」において、幼保一体化等を含む新たな次世代育
成支援対策の検討を進めることと併せて、「地域主権」を進
める観点から、「地域主権戦略会議」において補助金の一括
交付金化や地方が主体的に実施するサービス給付等に係る
国と地方の役割分担、経費負担のあり方の議論を行い、そ
の見直しについて検討を行う。これらの検討については、平
成23年度予算編成過程において結論を得て、順次、必要な
措置を講ずるものとする。
平成21年12月23日
国家戦略担当・内閣府特命担当大臣
総 務 大 臣
財 務 大 臣
厚生労働大臣
2
11.年額31万2000円の
「子ども手当」を創設する
【政策目的】
○次代の社会を担う子ども1人ひとりの育ちを社会全体で応援する。
○子育ての経済的負担を軽減し、安心して出産し、子どもが育てられる社会をつくる。
【具体策】
○中学卒業までの子ども1人当たり年31 万2000 円( 月額2 万6000 円)の「子ども手当」を創設する(平成
22 年度は半額)。
○相対的に高所得者に有利な所得控除から、中・低所得者に有利な手当などへ切り替える。
【所要額】
5.3 兆円程度
2009年衆議院選挙民主党マニフェスト(子ども手当部分抜粋)
2010年参議院選挙民主党マニフェスト(子ども手当部分抜粋)
4.子育て・教育
○財源を確保しつつ、すでに支給している「子ども手当」を1万3000円から上積みします。
○上積み分については、地域の実情に応じて、現物サービスにも代えられるようにします。
現物サービスとして、保育所定員増・保育料軽減、子どもの医療費の負担軽減、
給食の無料化、ワクチン接種の公費助成などを検討します。
○2011年度から「子ども手当」に国内居住要件を課します。海外に住んでいる子どもは対象にしません。
(1)子ども手当の支給
・中学校修了までの子ども一人につき、月額1万3千円(所得制限なし)の子ども手当を父母等に支給。
・支給等の事務は、市区町村(公務員は所属庁)。
・支払月は、平成22年6月、10月、平成23年2月、6月。
(2)子ども手当については、児童手当分を児童手当法の規定に基づき、国、地方、事業主が費用を負担し、それ以外の費用につい
ては、全額を国庫が負担。(公務員については所属庁が負担)
(3)児童育成事業(放課後児童クラブ等)については、事業主拠出金を原資として実施。
(4)子ども手当を市区町村に簡便に寄附できる仕組みを設ける。
(5)児童手当の既受給者に係る申請免除等の経過措置を設ける。
(6)検討
・政府は、児童養護施設に入所している子どもその他の子ども手当の支給対象とならない子どもに対する支援等を含め制度の在
り方について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。
・政府は、平成23年度以降の子育て支援に係る全般的な施策の拡充について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講
ずるものとする。
平成22年度における子ども手当の支給に関する法律の概要
次代の社会を担う子どもの育ちを支援するため、平成22年度において、中学校修了前までの子どもについて、子ども手当を支
給する制度を創設する。
概 要
施行日
平成22年4月1日
趣 旨
4
子ども手当(10か月分)
国
1兆2,230億円
子ども手当の創設(平成22年度予算)
国
2,326億円
事業主
1,436億円
地方
4,652億円
児童手当分
※2
地方公務員に係る額の引上げ等に伴い、地方公共団体の負担が実質的に増大しないよう、
別途、「児童手当及び子ども手当特例交付金」(2,337億円)を措置。
○
子ども手当の創設(国庫負担金)
1兆4,722億円
うち、給付費:1兆4,556億円(10か月分を計上)
事務費:166億円(市町村分164億円)
※1 上記とは別に、公務員については所属庁から支給する。(子ども手当 1,910億円、児童手当 141億円)
※3 子ども手当の円滑な実施を図るため、システム経費(123億円)を平成21年度二次補正予算に計上。
給付費
2兆0,644億円
413億円
826億円
294億円
児童手当(2か月分)
給付費
1,533億円
子ども手当
国
1兆4,541億円
子ども手当について(平成23年度予算概算要求)
国
2,739億円
事業主
1,628億円
地方
5,478億円
児童手当分
※
平成22年度予算の負担ルール(子ども手当の一部として、児童手当法に基づく児童手当を支給し、児童
手当分については、児童手当法の規定に基づき、国、地方、事業主が費用を負担)を当てはめて、国庫負担
額を要求。財源構成等については、子ども手当等に関する四大臣合意(平成21年12月23日)に基づき予算
編成過程で検討し、結論を得る。
※
子ども手当の上積み分の取扱いについては、現物サービス(子ども・子育てビジョンに基づく保育所の整備を含
む)への代替も含めて、予算編成過程で検討し、結論を得る。
○
子ども手当(国庫負担金)
1兆7,375億円
うち、給付費:1兆7,280億円
事務費: 95億円(市町村分94.6億円)
※
上記とは別に、公務員については所属庁から支給する。(2,257億円(公務員分を含めた給付費
2兆6,644億円))
給付費
2兆4,387億円
6
子ども手当の実質手取り額の試算(夫婦・子ども一人、月額)
○所得増要因
・子ども手当の創設(~中学生:1.3万円)【平成22年度~】
(単位:万円) 年収 (給与収入) 300 500 800 1000 1500 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 手取額 3歳未満 1.3 ▲ 0.0 0.0 1.2 1.3 ▲ 0.1 0.0 1.2 1.3 ▲ 0.2 0.0 1.1 1.1 ▲ 0.2 0.0 0.9 1.1 ▲ 0.3 0.0 0.8 (0.3) (0.2) (0.3) (0.2) (0.3) (0.1) (1.1) (0.9) (1.1) (0.8) 3歳~ 小学生 1.2 ▲ 0.0 0.0 1.1 1.2 ▲ 0.1 0.0 1.1 1.2 ▲ 0.2 0.0 1.0 1.1 ▲ 0.2 0.0 0.9 1.1 ▲ 0.3 0.0 0.8 (0.7) (0.6) (0.7) (0.6) (0.7) (0.5) (1.1) (0.9) (1.1) (0.8) 中学生 1.1 ▲ 0.0 0.0 1.0 1.1 ▲ 0.1 0.0 1.0 1.1 ▲ 0.2 0.0 0.9 1.1 ▲ 0.2 0.0 0.9 1.1 ▲ 0.3 0.0 0.8 (1.1) (1.0) (1.1) (1.0) (1.1) (0.9) (1.1) (0.9) (1.1) (0.8) (単位:万円) 年収 (給与収入) 300 500 800 1000 1500 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 手取額 3歳未満 1.3 ▲ 0.2 0.0 1.1 1.3 ▲ 0.3 0.0 1.0 1.3 ▲ 0.6 0.0 0.7 1.3 ▲ 0.6 0.0 0.7 1.3 ▲ 1.0 0.0 0.3 (0.3) (0.1) (0.3) (0.0) (0.3) (▲ 0.3) (1.3) (0.7) (1.3) (0.3) 3歳~ 小学生 1.3 ▲ 0.2 0.0 1.1 1.3 ▲ 0.3 0.0 1.0 1.3 ▲ 0.6 0.0 0.7 1.3 ▲ 0.6 0.0 0.7 1.3 ▲ 1.0 0.0 0.3 (0.8) (0.6) (0.8) (0.5) (0.8) (0.2) (1.3) (0.7) (1.3) (0.3)1.平成22年度
※「子ども手当」欄は、子ども手当(月額1.3万円)の10月分と児童手当の2月分の合計額を12月で除して計上
「所得税」欄は、年少扶養控除の廃止による影響を機械的に3月/12月した数値を12月で除して計上しており、実際の毎月の納税額への影響とは異なる
○所得減要因
・児童手当の廃止(3歳未満1万円、3歳~小学生:5千円、中学生0円)
※所得制限:817.8万円
【平成22年度~】
・年少扶養控除の廃止(所得税)【平成23年~】
・年少扶養控除の廃止(住民税(特別徴収
※))【平成24年6月~】
※納税義務者は給与所得者と仮定
2.平成23年度
※「所得税」欄は、年少扶養控除の廃止による影響を12月で除して計上
※()内は児童手当の場合との差額を表したもの
未定稿・粗い試算
平成22年8月27日 民主党子ども・男女共同参画調査会
(単位:万円) 年収 (給与収入) 300 500 800 1000 1500 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 手取額 3歳未満 1.3 ▲ 0.2 ▲ 0.2 0.9 1.3 ▲ 0.3 ▲ 0.2 0.8 1.3 ▲ 0.6 ▲ 0.2 0.4 1.3 ▲ 0.6 ▲ 0.2 0.4 1.3 ▲ 1.0 ▲ 0.2 0.0 (0.3) (▲0.1) (0.3) (▲0.2) (0.3) (▲0.6) (1.3) (0.4) (1.3) (0.0) 3歳~ 小学生 1.3 ▲ 0.2 ▲ 0.2 0.9 1.3 ▲ 0.3 ▲ 0.2 0.8 1.3 ▲ 0.6 ▲ 0.2 0.4 1.3 ▲ 0.6 ▲ 0.2 0.4 1.3 ▲ 1.0 ▲ 0.2 0.0 (0.8) (0.4) (0.8) (0.3) (0.8) (▲0.1) (1.3) (0.4) (1.3) (0.0) 中学生 1.3 ▲ 0.2 ▲ 0.2 0.9 1.3 ▲ 0.3 ▲ 0.2 0.8 1.3 ▲ 0.6 ▲ 0.2 0.4 1.3 ▲ 0.6 ▲ 0.2 0.4 1.3 ▲ 1.0 ▲ 0.2 0.0 (1.3) (0.9) (1.3) (0.8) (1.3) (0.4) (1.3) (0.4) (1.3) (0.0) (単位:万円) 年収 (給与収入) 300 500 800 1000 1500 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 子ども 手当 所得税 住民税 計 手取額 3歳未満 1.3 ▲ 0.2 ▲ 0.3 0.9 1.3 ▲ 0.3 ▲ 0.3 0.8 1.3 ▲ 0.6 ▲ 0.3 0.4 1.3 ▲ 0.6 ▲ 0.3 0.4 1.3 ▲ 1.0 ▲ 0.3 ▲ 0.0 (0.3) (▲ 0.1) (0.3) (▲ 0.2) (0.3) (▲ 0.6) (1.3) (0.4) (1.3) (▲ 0.0) 3歳~ 小学生 1.3 ▲ 0.2 ▲ 0.3 0.9 1.3 ▲ 0.3 ▲ 0.3 0.8 1.3 ▲ 0.6 ▲ 0.3 0.4 1.3 ▲ 0.6 ▲ 0.3 0.4 1.3 ▲ 1.0 ▲ 0.3 ▲ 0.0 (0.8) (0.4) (0.8) (0.3) (0.8) (▲ 0.1) (1.3) (0.4) (1.3) (▲ 0.0) 中学生 1.3 ▲ 0.2 ▲ 0.3 0.9 1.3 ▲ 0.3 ▲ 0.3 0.8 1.3 ▲ 0.6 ▲ 0.3 0.4 1.3 ▲ 0.6 ▲ 0.3 0.4 1.3 ▲ 1.0 ▲ 0.3 ▲ 0.0 (1.3) (0.9) (1.3) (0.8) (1.3) (0.4) (1.3) (0.4) (1.3) (▲ 0.0)