取扱説明書
フラッシュ式脱毛器
e a s y s a f e e f f e c t i v e
SKIN CARE EPILATION
MASTER BOOK
目次
1
安全上のご注意 ---
3
2
本製品の特長 ---
5
3
ご利用のタイミング ---
6
4
脱毛できる部分と脱毛の時痛みを感じる部分
---
7
5
各部の名称
---
8
6
効率的な使用のポイント
---
9
7
使用前の確認 ---
10
8
本格的な使用 ---
12
9
ランプユニットの交換
---
16
10
Q & A ---
17
11
故障かな?と思ったら
---
19
12
脱毛記録
---
20
13
製品仕様
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22
◎
保証書
---
23
1 安全上のご注意
下記の事項を守らない場合、傷害事故及び死亡に至る可能性があります。 ●電源プラグのピンや接触部位にホコリや水がついている場合は、乾いたタオルで 拭いてください。 ●電源コード部分を引っ張ったり、ぬれた手で電源プラグを触ったりしないでください。 ●本製品を交流100V 以外で使わず、一つのコンセントにいくつもの電源プラグを差し込ん で使用しないでください。 電源プラグをコンセントから抜いたり差し込んだりする際、本体の電源スイッチがオフ になっているか必ず確認してください。 ●電源コードを無理に曲げたり重いもので押して破損しないように注意してください。 プラグを差し込んだ状態で本機器を放置せず、使用後には必ずコードを抜いて下さい。 ●コード、プラグ及び本体の損傷、水濡れにより機器が作動しない場合、お客様相談窓口 (裏表紙に記載)に連絡して検査と修理を受けてください。 ●本製品を修理エンジニア以外は絶対に分解又は改造しないでください。 ●使用中のストーブや熱器具近くでコード線及び製品が当たらないように注意して ください。また、本機器を高い場所や濡れた場所で使用しないでください。 ●本製品は水洗浄が不可能です。洗剤は使わず乾いたタオルできれいに拭いた後、保管 してください。 下記の事項を守らない場合、傷害事故に至る可能性があります。 ●ご使用の前に、手の甲や腕の内側などの敏感な部位に照射して、5~ 10 分後に 皮膚の反応を確認してください。照射された部位に火傷を負ったり、水疱が出る 場合は使用しないでください。 ●色素沈着が濃く、ホクロ、大きな雀斑、斑点等への使用は避けて、使用する場合 は必ず事前に絆創膏等で覆ってください。 ●照射する途中、とても熱く感じた場合、すぐハンドピースを皮膚から外して下さい。 ●目を保護するため、ハンドピースから照射される光を直接見ないでください。 ●本機器を目やまぶた等には絶対に使用しないでください。 ●ハンドピースのランプを直接触らないでください。 ●ハンドピースを空中に照射せず、皮膚に完全に当てた状態で使用してください。 ●本機器を使用した直後は、皮膚が一時的に赤くなることがあります。 ●使用制限に該当していないか、必ず確認してください。 ●ハンドピースのファンが回転しない場合、使用を中止して、お客様相談窓口にご 連絡ください。下記の事項を守らない場合、傷害事故及び死亡に至る可能性があります。
◎下記の事項に当てはまる方は、ご使用の前、お医者様とご相談ください。
●使用方法を熟知していない方 ●子供及び高齢者 ●妊婦及び授乳中の方 ●ステロイド等の薬物を持続的に使用されている方 ●4 週間以内に強い太陽光を受けられたり、日焼けをされた方 ●刺青及び永久化粧部位などのある方 ●色素が濃く沈着された方、及びその部位 ●糖尿及び他の疾患による皮膚異常疾患者の方 ●光過敏症等の光に関する疾患をお持ちの方 ●癇癪(かんしゃく)のある方 ●心臓ペースメーカー等、体内埋め込み式医療電気器具、人工心肺など生命維持装置を 取り付けている方 ●皮膚ガン病歴がある方 ●3 ヶ月以内に放射線治療や化学療法を受けたことがある方 ●光過敏症反応を起こす要素がある薬物やローションなどを1 ヶ月以内に使用した方◎下記の事項の場合は、使用しないでください。
●皮膚の色の濃い方 ●日焼けした肌 ●ホクロやシミのある部分2 本製品の特長
★脱毛器「SS-1000」は、2 連発フラッシュ式脱毛器です。 レーザー方式と比べ照射面積が広く(15 × 29mm)、短時間で広範囲の脱毛処理 が行えます。 ★照射ランプは6,000 ショット使用可能です。長寿命で大変経済的です。また、消 耗したランプ部分はカートリッジタイプなので簡単に交換できます。 ★ハンドピース(照射をする部分)は約120g で、とても軽く長時間使っても疲れ にくい設計です。 ★長寿命のカートリッジやハンドピースの軽さ、広い照射面積により、手軽に全身 脱毛(I ライン、O ラインにつきましては推奨しておりません)が行えます。 ★従来の家庭用脱毛器では難しかった男性のヒゲへの照射を可能にし、男女問わず 使用できます。 ★クーリング機能を強化し極力運転音を抑えた静音設計ですので、場所や時刻を気に せず使用できます。 ★指先などの細かい部位やスネなどの曲線部への照射を6 点式タッチセンサーの 採用で楽に行えるようになりました。 ★家庭用脱毛器では最大クラスの10 段階出力レベル調整が可能で、毛の太さや 照射する部位によってきめ細やかな調整が行えます。3 一般的なご利用のタイミング
体毛は、約4 ~ 6 週の成長周期を持ち、その周期は成長期・縮小期・休止期の3 段階に区分されます。 メラニン数値が一番高い成長期の体毛に本製品による脱毛を おすすめします。 一定期間が経てば、残った体毛が成長期に入り、脱毛が必要になるため、本製品による 脱毛は約2 週間の間隔で行います。◎施術周期
毛髪の全体的な成長周期は18ヶ月~24ヶ月です。長期的な脱毛のためにはこの 期間の間、本機器を使い、数回の照射が必要になります。◎注意事項
光を奥まで浸透させ、脱毛の効率を上げるためには、施術前にカミソリで照射部位 を剃ってから照射を行ってください。(1mm 程度毛を残すとより効果的です)4 脱毛できる部分と脱毛の時痛みを感じる部分
●痛みを減らすには…
クーリングパックを冷凍庫に 入れて冷やします。 照射の直前、照射する部位を クーリングパックで冷やします。 照射の後、もう一回クー リングパックで照射した 部位を冷やします。照
照
照
射
射
射
•
•
•
脱
脱
脱
毛
毛
毛
6 効率的な使用のポイント
使用前の確認
1
スキンテスト
剃毛及びワックス処理について
2
本格的な使用
5
4
3
2
1
電源、レベル設定
スキンタイプ設定
照射時間
照射
使用後に
本製品のご使用は、2週間の間隔で最低4~5回、約8回ほどの使用をおすすめします。 5回目以後、追加的な脱毛が必要な場合は、約4週間の間隔で使用してください。7 使用前の確認
STEP-1 ⇒ スキンテスト ★本製品使用の前に、肌の状態が正常かどうかの確認をしてください。照射部位及びその 周辺に生じていないか確認してください。 ★初めての使用時(または照射エネルギーレベルを更に上げる際)には、腕や手の甲に試 験照射を行い、水疱やただれ・やけど・その他の反応症状が、照射部位及びその周辺に 生じていないか確認してください。 ★初めてのご利用の場合は、照射エネルギーSTEP1 から始めてください。 ★試験照射後に、上図のような症状が生じた場合、製品の使用を中断してください 照射した部位に強い痛みを感じた場合、使用を中断してください。 (痛みの感覚は個人差があります) ★照射した皮膚が赤くなったり、ひりひりしたり、熱を帯びたように感じることがありま す。このような症状は、本製品を使用するごとに軽くなりますのでご安心ください。 STEP-2 ⇒ 剃毛及びワックス処理について ★本製品による脱毛では、毛根部分に照射エネルギーが作用しますので、余分な体毛を カミソリで軽く剃毛します。 ★ワックスやピンセット等で体毛を完全に抜いてからの使用はしないでください。 ★剃毛時1mm 程度の長さを残すことにより効率的な脱毛が行えます。-10-STEP-3 ⇒ 皮膚の洗浄 ★使用する部位を清潔に洗浄し、タオルなどでよく乾かします。 ★ローションやオイルは塗らないでください。 STEP-4 ⇒ 照射エネルギーの微調整 ★スキンテスト後、照射エネルギーレベルを微調整します。 ★照射が弱いと感じた場合は、STEP▲キーを押して照射エネルギーを上げ、強いと感じた 場合はSTEP▼キーを押して照射エネルギーを下げます。
-11-8 本格的な使用
STEP-1 ⇒ 電源、レベル設定 ★使用する部位を清潔に洗浄し、タオルなどでよく乾かします。 ローションやオイルは塗らないでください。 ★電源を入れる前にランプカートリッジの装着を確認してください。 ★電源を入れると“Ready ” が赤く点り、照射チャージ(準備)を始めます。 STEP-2 ⇒ スキンタイプ設定 ★スキンタイプ確認/ 設定ボタンで、スキンタイプを設定します。-12-STEP-3 ⇒ 照射準備 ★クーリングパックを冷凍庫に入れて凍らせてください。 使用後に熱を帯びた部位を 冷やしたり、使用の前に肌の刺激を和らげるためです。 ★照射チャージしている間にクーリングパックで照射部位を3~5秒間冷やしてください。 クーリングパックは30 分ぐらい使用したら、再度冷凍後で冷やしてください。 ★照射チャージ時には、ランプカートリッジを十分冷ますために、ハンドピースを30cm 以上、肌から離してください。 STEP-4 ⇒ 照射 ★使用準備が完了し、“Ready” が緑色に変わったら、ハンドピースを肌の照射する部分 に当てます。 ★ハンドピースの“START” ボタンを押し、照射します。 フラッシュが2 度光るまで、ボタンを押したままにします。 これは“ダブルショット” といい、約0.5 ~ 1.5 秒間隔でフラッシュが2 度光ります。 ハンドピースを肌に当てて“ダブルショット”完了までボタンを押したままにします。
使用のヒント! ※同じ部位に、2 度にわたって連続的に使用したり、重複して照射しないでください。 ★ダブルショットとは 1 回の照射で必要以上に強い光を照射すると、熱が上がりすぎ、肌に炎症を発生させて しまいます。そのため連続して2 回に分けて照射することで、極力肌にダメージを与え ずに脱毛する機能です。 ※肌にハンドピースを接着させた時に、ブザー音が鳴らなかった場合は、肌に正確に接触 しなかったか、“Mute” の設定になっている場合です。 STEP-5 ⇒ 使用後に ★脱毛した部分を24 時間以内に日光にさらさないでください。 ★故意に日光浴や日焼けをしないでください。 ★脱毛後、野外活動の必要がある時は日焼け止めクリームを2 週間以上使用してください。 (SPF ++ 30 以上) ★48 時間以内に、塩素処理をしたプールで泳がないでください。 ★脱毛直後は化学物質の多い化粧品類を使用せず、できるだけお肌にやさしい天然素材の 化粧水や保湿クリームをつけてください。 ★脱水防止のため、水分を多めに摂取してください。 ★冷水でのシャワーで、熱を帯びた脱毛部位を冷ましてください。 ★24 時間以内は温水でのお風呂、サウナなどは控えてください。
-14-●使用時のチェックポイント ★使用前にシェービングを行ってください。 ★顔は皮膚の弱い部位ですので、ご使用の際は十分にご注意くださ い。また鼻より上、特に目の周りには絶対に使用しないでください。 ★立体的な部位への照射はタッチセンサーが反応するようにハンドピー スの角度を調整してください。 ★“ピー”というブザー音はハンドピースが完全に皮膚に当たったことを示 します。照射する前にブザーを確認してください。 ★充電するときは、ハンドピースと皮膚の熱が速く冷めるようにハンド ピースを皮膚から離して冷ましてください。 ★照射部位を移す場合は、重ならないように注意し、使用部位全体 が均一に照射されるように使用してください。 ★照射中に皮膚が非常に熱くなった場合は、連続照射の途中でも 照射を中断してください。 ★適切な照射が行われた部位には、穏やかな赤みが現れます。 ★状況に応じてサングラスをご使用ください。 しっかり肌に密接している状態で漏れ出す光につきましては特に害は ございませんが、漏れる光がまぶしく、つらいと感じられる場合は、 サングラスをお使いください。
9 ランプユニットの交換
●ランプカートリッジの交換 ★ランプカートリッジには寿命があります。下図のように一番左側のランプライフ 表示灯が点いた場合、ランプカートリッジを交換してください。 ●ランプカートリッジの交換方法 ★本体の電源をoff にし、電源コンセントを抜いてください。 ★片手でハンドピースのグリップ部をにぎり、もう片方の手でランプカートリッジ の両端にある凸部を押しながらゆっくりと引き抜いてください。 ★ランプカートリッジ背面にある端子には、手で触れないでください。 ★新しいランプユニットに交換したら電源を入れ、細い器具などで本体のランプ初 期化ボタン(Reset)を3 ~ 4 秒押して、ランプライフを再設定してください。 (一番右側のランプライフ表示灯が点いたことを確認してください) ●ランプカートリッジのご注文 ★本製品をお買い上げいただいた販売店にご注文ください。-16-10 Q & A
Q1.照射された光を間接的に見ても問題ありませんか? A.本製品はハンドピースにタッチセンサーが設定されており、ハンドピースが肌に 正確に接触していなければ、光を照射されない安全設計です。もし光を間接的に見たとしても、 目に害はありませんが、直接目に対する照射は絶対行わないでください。 Q2.ランプの寿命はどうなっていますか? A.本製品はランプ寿命表示が設定されており、ランプ交換時期を知らせてくれます。 ランプ寿命は6,000 回照射(平均)です。ランプの寿命が適正水準以下になると、光の照射が止 まります。新しいランプを入れ替えてください。 (ランプカートリッジを入れ替え後、“RESET”ボタンを押してください) Q3.使う前に毛を完全に取り除かなくてはなりませんか? A.1mm 程度残るように剃ってください。ワックスや脱毛テープ、毛抜きなどで毛を抜いた場合、 エネルギー吸収が減り、結果が得られにくくなります。 Q4.脱毛後に毛が少し残ったときは? A.本製品で脱毛しても、いくらかの毛はそのまま残っていることがあります。その体毛は、2週間以内 に自然に抜けてしまいます。無理にワックス、脱毛テープ、毛抜きなどで抜かないでください。 Q5.使用後日常活動をするのに問題はありませんか? A.日常活動をするには全く支障はありません。ただし、脱毛した部分を24 時間以内に日光にさらさ ないでください。 Q6.顔に使用しても問題ありませんか? A.顔部分を脱毛する時には、最も注意が必要です。目、唇部位に直接照射しないでください。 脱毛後24 時間以内には化粧品類を使用しないでください。 Q7.どんな人でも全ての毛が脱毛できますか? A . 人の性格や顔付きがそれぞれ異なるように肌や毛の特徴もまちまちです。光に反応する方も いれば、反応しにくい方もいます。また、部位によって効果も違い、太くて深い毛であれば、脱毛が 難しくなることもあります。 Q8.灰色、淡い茶色、赤い毛も脱毛できますか? A.基本的に黒い色か濃い茶色の体毛にご利用いただけます。 Q9.どのくらいのペースで使えばいいですか? A.約2週間の間隔でご使用ください。誰にでも毛の周期というものがあり、一度処理した体毛は、 一定の期間が経たなければ、脱毛に適した状態になりません。毛の周期のことを考え、同じ場所 へ照射する場合は2週間は間をあけ、最低でも4~5回は繰り返し、5回目以降が必要な場合 は約4週間の間隔でご使用ください。Q10.全身脱毛できますか? A.ヒゲやV ライン、指先など、一般的な家庭用脱毛器では照射が難しい箇所も含め、本製品は、 ほぼ全身にご利用いただけます。ただし、お顔の一部(※主に眼球付近)や、I ライン、O ラインな ど、皮膚が薄く、お肌の色が異なる場所は、安全のために避けてご利用ください。 Q11.カートリッジはどのくらい使えますか? A .本製品は1つのカートリッジで約6,000 回照射ができます。また、本製品のカートリッジは、出力 レベルを上下してもショット数が変化しません。常に安定的な出力が可能で、照射寿命である 6,000 ショット間近の頃には“弱い光しか出ない”ということもありません。最初から最後まで変わら ない性能で脱毛を続けられます。 Q12.痛くないですか? A.本製品は照射時間を短くすることで、高い出力でありながら、肌への刺激を最小限に抑えていま す。ただし、ダブルショットを利用したり、敏感な部分に照射すると、痛みを感じることもあります。初 めてご利用になる場合は、弱いレベルから始め、刺激に慣れてきたら徐々にレベルを上げていくこと をおすすめします。また、痛みは肌の色や毛の色、太さなどで感じ方が違ってきます。痛みや赤みを 抑えるには、お肌を冷やしながらご使用ください。 Q13.1回照射すれば毛が生えなくなるんですか? A.1回で毛が生えなくなることはありません。継続的にご使用ください。これは医療機関やエステ サロンで脱毛の施術を受ける場合も同様です。体毛には毛の周期というサイクルがあり、成長して いる毛は全体の1/3 程度で、残りは退行、もしくは休止している状態です。フラッシュは黒い色に 反応するため、休止している箇所に照射しても無意味です。つまり、休止している箇所は、体毛が 成長期に入らなければ、いくら照射しても脱毛はできません。医療機関やエステサロンの場合は、 1年間で6回(2ヶ月に1回)の施術が多いようですが、本製品の場合は2週間に1回のペースで、 最低でも4~5回は繰り返してご使用ください。 Q14.皮膚ガンなどになったりしませんか? A.皮膚ガンの原因の一つと言われているのは紫外線です。本製品は紫外線とは異なる性質の光を 出しておりますので、ご安心ください。皮膚ガンのご心配をされるのでしたら外で陽の光を浴びるほう がよほど危険です。 Q15 ホクロやシミのある部分を脱毛してもいいですか? A.本製品による脱毛は、黒い部分に反応しますので、ホクロやシミのある部分は使用しないで ください。ヤケドの原因になる危険性があります。 Q16.ジェルやクリームは使わなくていいんですか? A.基本的には不要です。ただし、高いレベルでご使用いただく場合は、お肌を冷やすために化粧品 成分の含まれないクーリングジェルなどをご利用いただいてもかまいません。