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外為ウィークリービュー 1月12日号

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Academic year: 2021

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(1)

通貨ペア ページ数 基調

ユーロ/円

株・商品高でクロス円上昇

2-3 予想レンジ: 131.50 ~ 134.80 円

ユーロ/ドル

ドルキャリー再開の可能性も

4-5 予想レンジ: 1.4250 ~ 1.4620 ドル

ポンド/円

アイスランド続報に要注意

6-7 予想レンジ: 146.00 ~ 150.50 円

ポンド/ドル

英米経済指標の確認相場に

8-9 予想レンジ: 1.5860 ~ 1.6250 ドル

スイス/円

ユーロ/円につれ高予想も上値限定的

10-11 予想レンジ: 88.80 ~ 91.80 円

スイス中銀の介入警戒ゾーンへ

12-13

ドル/スイス

予想レンジ: 1.0050 ~ 1.0300 スイスフラン

経済指標

カレンダー

一週間の予定を一覧で表示 14-15 2010/01/12 本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。 投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された 意見や予測 等は、今後予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株 式会社外為どっとコム総合研究所ならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。 Copyright©2010 Gaitame.com Research Institute Ltd. All Rights Reserved. www.gaitamesk.com

※通貨ペアをクリックすると、そのページにジャンプします

(2)

EUR/

JPY

1/5

Tuesday 日中は三井住友FGの公募増資の報道を受け、海外からの円買い需要が意識されたこと で、ドル/円主導でユーロ/円でも円高が進んだ。その後のNY市場では、格付け会社がアイ スランドの外貨建て格付けを投資不適格水準まで引き下げたことで、ユーロ安が進み、ユー ロ/円も下落幅を拡大した。(①)

1/6

Wednesday ユーロ/円は前日の流れを引き継いで始まり131.24円の安値を付けたが、その後は強い内 容の豪経済指標により豪ドル/円主導でクロス円が全般的に反発した。その後、本邦年金 ファンドの買いの噂もあり、ユーロ/円はさらに上昇基調を強めた。(②)

1/7

Thursday 菅財務相が就任後の会見で「もう尐し円安が進めばよい」などと発言したことをきっかけに、 ドル/円主導で円安が進み、NY時間終盤にはユーロ/円は134.10円の高値を付けた。(③)

1/8

Friday 米12月の雇用統計が予想外に悪化(非農業部門雇用者数-8.5万人)すると、リスク回避の動 きからクロス円が下落し、ユーロ/円も132.28円まで下落したが、その後は、ユーロ/ドルでの ドル売り・ユーロ買いの強まりや、ドル/円での円の上昇が比較的小幅にとどまったことなど からユーロ/円は上昇に向かい、133円台半ばまで値を戻した。(④)

上昇要因(ユーロ高・円安)

下落要因(ユーロ安・円高)

ユーロ/円 1/4~8までの主な推移

・リスクを取ることに積極的になる動き ・ユーロ圏景気回復観測の高まり →出口戦略への期待 ・ユーロ加盟国の格付け引き下げ見通しの後退 ・ドバイの信用不安の後退 ・日銀による追加緩和への期待 ・リスクを取ることに消極的になる動き ・ユーロ圏景気回復観測の後退 →出口戦略開始時期の後ずれ観測 ・ユーロ加盟国や周辺国の格付け引き下げ見通し ・ドバイの信用不安の高まり →欧州金融機関をめぐる懸念 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー ① ② ③ http://gaitamesk.com ④

(3)

菅直人新財務相の「もう尐し円安が良い」発言や、米国低金利政策の長期化観測や米国企業の第4四半 期決算発表への期待から、米国の株式市場の堅調推移が予想され、今週のクロス円は全般的に強含みと なりそうである。8日の米雇用統計の結果は予想外に悪かったものの、米景気に対する2番底懸念につな がるほどの弱さではなっかた事から、米国の低金利を背景とした国際商品価格の上昇も予想され、ドル/円 の大幅下落が無い限り、ユーロ/円が上値を試す場面もありそうだ。12月の高値134.53円が目先の高値の 目途となりそうだが、ユーロはギリシャやポルトガルといった国々の財務問題からは買いにくい側面もあり、 上値の余地もそう大きくはなさそうである。 (予想レンジ:131.50円~134.80円) ●EUR/JPY 1/8週足引値:133.56円 (日足、移動平均、ボリンジャーバンドから見る相場展開) ユーロ/円は、112.06円(2009/01/21安値)から139.22円(2009/06/05高値)へと27.16円上昇したが、今後の 下落によって、この上昇した値幅のどこまで戻るかが焦点となる。 取引値は、20日線(131.49円、1/8)が下値支持線となって、60日線(132.79円、1/8)、200日線(133.03円、 1/8)の2つと交錯する動きとなっている。ボリンジャーバンドは1/8現在、上限:134.28円~下限:128.70円 で、上限と下限が共に尐し上昇してバンド幅は若干拡大している。 先週は直近高値の134円台を見たが、上値を取っていく力がそれほど強いものとも思えず、一進一退の展 開の中の動きと言える。目先は131~134円のレンジでもみ合いなのかもしれないが、ここからはあまり上値 があるかどうかはやや疑問であると言える。 上昇ポイントは、12/4の高値である134.53円であり、下値ポイントは①12/18の安値127.32円、②最初に記 載した上昇幅27.16円の半値に相当する125.64円、である。

EUR/

JPY

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(4)

EUR/

USD

1/4

Monday ドル/円相場が93円台を回復してドル高傾向となったことから対ユーロでもドル買いが強まり、 一時1.4257ドルの安値を付けたが、NY時間には、株高、商品高とともに、債券高による金利 低下も同時に起きたため、ドル売りの流れが強まり、ユーロ/ドルは1.44ドル台半ばまで急反 発した。(①)

1/5

Tuesday 主要国の株式市場や国際商品価格の上昇を受けて、リスクを取る動きからドル売り・ユーロ 買いが進みユーロ/ドルは一時1.4483の高値をつけた。しかしその後、アイスランドの外貨建 て格付けが投資不適格水準まで引き下げられた事により、主要通貨に対してユーロやポンド が売られることになり、ユーロ/ドルは1.43ドル台半ばまで急落した。(②)

1/6

Wednesday 欧州時間にはシュタルクECB専務理事が「ギリシャを救済する事は無い」と述べたことでユー ロ売りが強まったが、NY時間には、12月のFOMC議事録で一部のメンバーから出口戦略の 開始が経済回復を妨げる可能性に言及したことで、米国の早期利上げ観測がやや後退する とドル売りが強まり、ユーロ/ドルは上昇した。(③)

1/8

Friday 米国の景気回復期待からドル買い・ユーロ売り優勢で推移していたが、日本時間22:30に発 表された米12月の雇用統計が予想外に悪化(非農業部門雇用者数-8.5万人)すると、ドル売 りが膨らみ、ユーロ/ドルは1.44ドル台まで急上昇した。(④)

上昇要因(ユーロ高・ドル安)

下落要因(ユーロ安・ドル高)

ユーロ/ドル 1/4~8までの主な推移

・リスクを取ることに積極的になる動き ・ユーロ圏景気回復観測の高まり →出口戦略への期待 ・新興国を中心にドル離れに動くとの観測 ・ユーロ圏諸国の格付け引き下げ見通しの後退 ・ドバイの信用不安の後退 ・米国の超低金利長期化観測 ・リスクを取ることに消極的になる動き ・ユーロ圏景気回復観測の後退 →出口戦略開始時期の後ずれ観測 ・ユーロ圏諸国の格付け引き下げ見通し ・ドバイの信用不安の高まり →欧州金融機関をめぐる懸念 ・ドル金利の先高観 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー ① ② ③ http://gaitamesk.com ④

(5)

今週は14日に欧州中銀(ECB)の理事会が予定されているが、金融政策の変更は予想されておらず、さ ほど重要視されない可能性が高そうである。やはり焦点は米国の金融引き締めへの思惑であり、14日の12 月小売売上高や15日の12月消費者物価指数、12月鉱工業生産などが注目される。ただ、8日の米12月雇 用統計の予想外の悪化により再び台頭している米国低金利政策の長期化観測を後退させるほどのインパ クトは期待できそうになく、かといって米景気の2番底への懸念につながりそうな内容でもないことから、今 週のユーロ/ドル相場はドル売り・ユーロ買い優勢での推移が予想される。ただしECB首脳による、ギリシャ やポルトガルといったユーロ圏の国々の財務問題への発言には注意が必要で、この種の問題が強く意識さ れるとユーロ売りが強まる可能性もある。 (予想レンジ: 1.4250~1.4620ドル) ●EUR/USD 1/8週足引値:1.4411(日足、移動平均、ボリンジャーバンドから見る相場展開) ユーロ/ドルは、1.2453(2009/03/04安値)から1.5145(2009/11/25高値)へと2692ポイント上昇したが、今 後の下落によって、この上昇値幅のどこまで戻るかが焦点となる。取引値は60日線(1.4736、1/8)から乖離 して推移しており、20日線(1.4397、1/8)が目先の上値を押さえる形となっている。ボリンジャーバンドは1/8 現在、上限:1.4612~下限:1.4182であり、バンド幅の上限は大きく下落、下限は尐し上昇する中で、バンド 幅はかなり縮小している。このボリンジャーバンドを見ると、ユーロ下落も尐し一服感があり、直近のもみ合 いの動きを反映したものとなっている。上値ポイントは①10/2の安値1.4480近辺、②11/3の安値1.4624近辺 である。下値ポイントは①200日線のある1.4247近辺(1/8段階)、②最初に記載した上昇幅2692ポイントの 61.8%戻しに相当する1.4117、③同じく2692ポイントの50.0%戻しに相当する1.3800である。 ユーロ下落に対する「戻り調整」が入っているが、ユーロの上値も相当重たい印象がある。戻ったところは 丁寧に戻り売りを先行させていく戦略がよいかと思われる。

EUR/

USD

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(6)

① ・英国の銀行の不良資産に絡む損失処理問題 ・英国や欧州の経済先行き不安 ・英国の財政悪化懸念 ・英中銀による資産買い入れ額の拡大観測 ・英国要人によるポンド安容認発言 ・ドバイ信用不安の高まり →英金融機関をめぐる懸念 ・英国経済の景気回復期待 ・英中銀による資産買い入れの停止観測 ・日銀の緩和拡大への期待

下落要因(ポンド安・円高)

上昇要因(ポンド高・円安)

1/5

Tuesday 日本時間昼過ぎに三井住友フィナンシャル・グループが8000億円超の公募増資を行うと報じ られると、円需要が高まるとの観測から円が全面的に上昇。さらに、アイスランドのグリムソン 大統領が破たんしたアイスランドの銀行における英国とオランダの預金者に資金を返還する 法案について署名を拒否したことが伝わるとポンドは急落し、ポンド/円は日本時間6日未明 に146.06円の安値をつけ、6日朝には145.99円まで下落した(①)。

1/7

Thursday 菅財務相が「もっと円安が進めば良い」と発言したことが円売り材料となったが、ポンド/ドル 相場でポンド安が進行した影響からポンド/円は方向感なく推移した。また、イングランド銀行 (BOE)が理事会を行い、政策金利を0.50%、資産買い入れ枠を2000億ポンドに据え置くこと を発表したが、市場予想通りであったため、特に材料視されなかった(②)。

GBP/

JPY

ポンド/円 1/4~8までの主な推移

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(7)

GBP/

JPY

今週は12日に英11月貿易収支、13日に英11月鉱工業生産の発表が予定されているほかは、英国はもち ろん日本の独自材料で目立ったものはない。従って、他のクロス円(ユーロ/円など)の動向が主な手掛かり となる公算が大きい。仮に今週末にも経済再建計画を提出する見通しのギリシャや、格付け会社ムー ディーズによって格付け引き下げの警告がなされたポルトガルなど、欧州各国の財政問題に関する続報が あれば、ユーロに動きが出よう。そうなれば、ポンドも連れて動くとみらえる。 ただ、アイスランドにおける英預金者への預金返還に係る問題には注意したい。足元では預金返還を認 める法案について、大統領が承認を拒否した形で止まっているが、この問題に改善がみられれば、ポンドは 上昇しよう。一方、いよいよ法案成立ならずとなれば、ポンドは一段と下落すると考えられる。 (予想レンジ:146.00~150.50円) ●GBP/JPY 1/8週足引値:148.49円 (日足、移動平均、ボリンジャーバンドから見る相場展開) ポンド/円は118.76円(09/01/19安値)から163.04円(09/07/09高値)まで44.28円上昇した。今後はこの上 昇幅のどこまで戻すかが焦点。現時点までの戻りの最安値139.20円(09/11/27)は44.28円の値幅の50%戻 しである140.90円は既に下回っており、38.2%戻しとなれば135.68円がターゲットか。先週は60日線(147.56 円、1/8)を挟んで、20日線(146.82円、1/8)と200日線(150.42、1/8)との間でもみ合った。200日線は上値抵 抗線として作用した。ボリンジャーバンドは1/8現在、上限:149.78円~下限:143.85円で、上限・下限ともに 上昇するもバンド幅は縮小。上記記載の3つの移動平均線も近接している上、ボリンジャーバンドの幅が縮 小しており、目先はもみ合いが続くかもしれないが、次の大きな動きに向けた“トレンド・レディ”状態にあると 見る。取引値と200日線との絡みでは下値トライの公算が大きいだろう。上値ポイントは150.69円(12/31高 値)近辺が意識される。下値ポイントは①ボリンジャーバンドの下限②11/27の安値139.20円である。 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー

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(8)

GBP/

USD

1/5

Tuesday 日本時間昼過ぎに三井住友フィナンシャル・グループが8000億円超の公募増資を行うと報じ られると、円需要が高まるとの観測から円が全面的に上昇。さらに、アイスランドのグリムソン 大統領が破たんしたアイスランドの銀行における英国とオランダの預金者に資金を返還する 法案について署名を拒否したことが伝わるとポンドは急落し、ポンド/ドルは1.60ドルを割り込 んだ(①)。

1/8

Friday 夕方に投機的なポンド買いがみられたことで、ポンド/ドルは上昇。しかし、22時30分に発表さ れた米12月雇用統計において、失業率は前月と同じ10.0%になった一方で、非農業部門雇用 者数は「増減なし」という市場予想に反して8万5000人の減尐となったことから、ドルは急激に 売られ、一時1.6106ドルまでポンドは上昇した(②)。しかし、同高値を付けた後はドルが急激 に買い戻され、1.60ドル台前半で週を引けた。

上昇要因(ポンド高・ドル安)

下落要因(ポンド安・ドル高)

ポンド/ドル 1/4~8までの主な推移

・米経済先行き懸念の緩和 →リスクを取ることへの積極性が増す ・外貨準備通貨としてのドル需要の減退 ・資産買い入れの停止観測 ・英国の早期利上げ観測 ・英国の銀行の不良資産に絡む損失処理問題 ・英国や欧州の経済先行き不安 ・英国の財政悪化懸念 ・資産買い入れ額の拡大観測 ・ドバイ信用不安の高まり →英金融機関をめぐる懸念 ・米国の早期利上げ観測 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー ① ② http://gaitamesk.com

(9)

GBP/

USD

今週は米英で主要な経済指標発表があり、これらの結果を眺めて「どちらの経済がより強いか」の綱引き 相場となる公算だ。 ただし、アイスランドにおける英預金者への預金返還に係る問題に続報があれば波乱要因になる可能性 が高い。また、今週末にも経済再建計画を提出する見通しのギリシャや、格付け会社ムーディーズによって 格付け引き下げの警告がなされたポルトガルなど、欧州各国の財政問題を受けてユーロに動きがあれば、 ポンドも連れて動くとみられる。急激な相場の動きには注意しておきたい。 (予想レンジ:1.5860~1.6250ドル) ●GBP/USD 1/8週足引値:1.6022(日足、移動平均、ボリンジャーバンドから見た相場展開) ポンド/ドルは1.3501(2009/01/19安値)から1.7043(2009/08/03高値)まで3542ポイント上昇した。今後は この上昇幅のどこまで戻すかが焦点。現時点までの戻りの最安値1.5706(2009/10/13)は3542ポイントの 61.8%戻しである1.5690に近く、61.8%戻しはほぼ達成しており、50.0%戻しとなれば1.5272がターゲットとな る。 先週は1.62台から下落して1.59台割れを見るも、週末引値では1.60台前半へと戻した。もみ合いながら も上値の重たい展開は続き、週足での1.60以下での引値となりそうでならない。1.60以下での週末引けはテ クニカルには下落に向けての確認のサインともなる。先週の週末引値は20日線1.6076(1/8)及び60日線 1.6375(1/8)、200日線1.6102(1/8)を下回っている。ボリンジャーバンドは1/8現在、上限:1.6338~下限: 1.5815で、上限は下落、下限は横這いの中、バンド幅は縮小中。バンド幅の縮小から、もみ合い先行の展開 が予想され、また何かのきっかけでポンドは下落する形になろうかと思われる。目先の上値ポイントは① 1.6238(1/4高値)、②上記記載の60日線の箇所、であり、下値ポイントは、10/13の安値1.5706となる。 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー

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(10)

CHF/

JPY

1/5

Tuesday 日中は三井住友FGの公募増資の報道を受け海外からの円買い需要が意識されたことで、ド ル/円主導でスイス/円でも円高が進み、その後のNY市場ではアイスランドの外貨建て格付 けを投資不適格水準まで引き下げたことで、ポンド安、ユーロ安が進むと、これにつれてスイ ス/円も下落幅を拡大した。(①)

1/6

Wednesday スイス/円は前日の流れを引き継いで始まり88.39円の安値を付けたが、その後は強い内容 の豪経済指標により豪ドル/円主導でクロス円が全般的に反発した。さらにその後のNY時間 には、ユーロ/円の反発につれて、スイス/円も上昇基調を強め、90円台まで上昇した。(②)

1/7

Thursday 菅直人新財務相が就任後の会見で「もう尐し円安が進めばよい」などと発言したことをきっか けに、ドル/円主導で円安が進み、NY時間終盤にはスイス/円は90.58円の高値を付けた。 (③)

1/8

Friday 米12月の雇用統計が予想外に悪化(非農業部門雇用者数-8.5万人)すると、リスク回避の動 きからクロス円が下落し、スイス/円も89.29円まで下落したが、その後は、ドル/スイスでのド ル売り・スイスフラン買いやドル/円での円買いが比較的小幅にとどまったことなどから、スイ ス/円は上昇に向かい、90円台を回復した。(④)

上昇要因(スイス高・円安)

下落要因(スイス安・円高)

スイス/円 1/4~8までの主な推移

・ユーロ圏景気回復観測の高まり ・主要新興国(BRICs)がドル離れに動くとの観測 ・日銀による追加緩和への期待 ・スイス中銀によるスイスフラン売り介入観測 ・ユーロ圏景気後退観測の高まり ・欧州金融機関をめぐる懸念 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー ③ ② ① http://gaitamesk.com

(11)

CHF/

JPY

8日の米雇用統計の予想外の悪化により、米国の低金利長期化観測が強まっているが、今週はこれを覆 すような内容の経済指標の発表も見当たらない。かといって米景気の2番底が懸念される状況でもなく、む しろ米国の低金利長期化観測によってもたらされる株高や商品価格高により、リスク志向の高まりから、ク ロス円全般の上昇につながりそうで、スイス/円も上値を試す展開となりそうだ。昨年来高値となる91.51円 の更新も視野に入るが、スイス中銀のスイスフラン高阻止の姿勢が打ち出されていることから、対ユーロや 対ドルでのスイスフラン高には注意が必要で、その意味ではスイスフランは買い進めにくい通貨の一つとも 言えそうだ。 (予想レンジ:88.80~91.80円) ●CHF/JPY 1/8週足引値:90.52円 (日足、移動平均、ボリンジャーバンドから見る相場展開) スイス/円は、75.40円(2009/01/23安値)から91.51円(2009/10/26高値)へと16.11円上昇したが、今後の下 落によって、この上昇した値幅のどこまで戻るかが焦点となる。すでに61.8%戻しに相当する85.36円は達成し ており、次は50.0%戻しに相当する83.46円がターゲットとなる。 取引値は、20日線(88.07円、1/8)、60日線(88.23円、1/8)、200日線(87.92円、1/8)の3つを上回る動きと なっている。ボリンジャーバンドは1/8現在、上限:91.14円~下限:85.01円で、上限が上昇、下限がやや上昇 する中でバンド幅は拡大している。 スイス買いの勢いは強く、先々週に続いて先週も上昇した。目先はすぐに下落しづらいのかもしれないが、余 り勢い込んで買い進みたくない水準であるとも言える。91.51円を超えるかどうかが大きなポイントになる。 上昇ポイントは、10/26の高値である91.51円であり、下値ポイントは上記記載した20日線、60日線のある箇 所である。 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー

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(12)

USD/

CHF

上昇要因(ドル高・スイス安)

下落要因(ドル安・スイス高)

ドル/スイス 1/4~8までの主な推移

・ユーロ圏景気回復観測の後退 ・欧州金融機関をめぐる懸念 ・ドル金利の先高観 ・スイス中央銀行による介入観測 ・主要新興国(BRICs)ドル離れに動くとの観測 ・ユーロ圏景気回復観測の高まり ・米国の超低金利長期化観測 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー ① ② ③ http://gaitamesk.com

1/4

Monday ドル/円相場が93円台を回復してドル高傾向となったことから対スイスフランでもドル買いが強 まり、一時1.0416スイスフランの高値を付けたが、NY時間には、株高、商品高とともに、債券 高による金利低下も同時に起きたため、ドル売りの流れが強まり、ドル/スイスは1.02スイスフ ラン台半ばまで急落した。(①)

1/7

Thursday 豪11月の小売売上高が予想を大きく上回ったことから、豪ドル/米ドル主導で米ドル売りが強 まるとドル/スイスは1.0239スイスフランの安値を付けたが、その後の欧州時間以降は8日の 米雇用統計への期待などからドル買い優勢となり、ドル/スイスは1.03スイスフラン台後半ま で上昇した。(②)

1/8

Friday 米国の景気回復期待からドル買い・スイスフラン売り優勢で推移していたが、日本時間22:30 に発表された米12月の雇用統計が予想外に悪化(非農業部門雇用者数-8.5万人)すると、ド ル売りが膨らみ、ドル/スイスは1.0211スイスフランの安値を付けた。(③)

(13)

USD/

CHF

8日の米雇用統計の結果、米国の早期引き締め観測は後退しているが、かといって米国景気の2番底懸 念につながるほどではなく、一時的にせよドル・キャリートレード再開の下地が形成されつつあるようだ。今 週は米国において、米金融政策の手掛かりとなるインフレに関する経済指標である12月の消費者物価指数 が発表(15日)されるが、インフレの兆候を示す結果となる可能性は低く、低金利の長期化観測を後退させ る事にはなりそうもない。 したがって、今週のドル/スイス相場は、ドル売り・スイスフラン買い優勢となりそ うだが、11日にはスイス中銀のヒルデブランド総裁が「(対ユーロでの)極度のスイスフラン高を阻止し続け る」と発言しており、これ以上のスイスフラン高には介入警戒感もあることから、ドル/スイスの大幅下落も考 えづらく、安値圏でのもみ合いが予想される。 (予想レンジ:1.0050~1.0300ドル) ●USD/CHF 1/8週足引値:1.0229(日足、移動平均、ボリンジャーバンドから見る相場展開) ドル/スイスは1.1964(2009/3/12高値)から0.9911(2009/11/23安値)へと2053ポイント下落した。今後はこ の2053ポイントの値幅のどこまで戻して上昇するかが焦点となる。目先は38.2%戻しに相当する1.0651が ターゲットになる。取引値は20日線(1.0363、1/8)が上値を押さえ、60日線(1.0208、1/8)が下値支持となっ ている。ボリンジャーバンドは1/8現在、上限:1.0487~下限:1.0238であり、バンド幅の上限は横這い、下限 は横這いの中で取引値と接近している。その中でバンド幅はかなり縮小している。このボリンジャーバンドを 見ると、ドル/スイスは上昇相場から目先は戻り下落相場へとなってきている。上値ポイントは①上記下落幅 の61.8%戻しに相当する1.0695、②200日線のある1.0657近辺(1/8段階)である。下値ポイントは上掲の60 日線である。今後はドル上昇を見据えながら、丁寧にドルの下値を買っていく相場展開になるのであろう。 60日線近辺が一つの下値目途にはなるが、ドル/スイス売りが勢いづく可能性もあるので、丁寧に見てみた い。 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー

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(14)

http://gaitamesk.com 外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー

経済指標カレンダー

(1/11~14)

1/11 ―― (月) 16:45 (仏) 11月鉱工業生産 [前月比] -0.8% +0.2% 16:45 (仏) 11月製造業生産指数 [前月比] -0.8% ―― 17:15 (スイス) 11月実質小売売上高 [前年比] +3.1% ―― 22:15 (加) 12月住宅着工件数 +15.85万件 +16.05万件 22:30 (加) 11月住宅建設許可 [前月比] +18.0% -1.5% 27:00 ○ (米) 10年物物価連動債入札(100億ドル) ―― ―― 1/12 8:50 (日) 12月マネーストックM2+CD [前年比] +3.3% +3.3% (火) 8:50 (日) 11月貿易収支 +9490億円 +4790億円 8:50 (日) 11月経常収支 +1兆3976億円 +1兆154億円 14:00 (日) 12月景気ウォッチャー調査 [現状判断DI] 33.9 ―― 14:00 (日) 12月景気ウォッチャー調査 [先行き判断DI] 34.5 ―― 16:45 (仏) 11月財政収支 -1348億EUR ―― 18:30 (英) 11月商品貿易収支 -71.08億GBP -70.00億GBP 22:30 (加) 11月新築住宅価格指数 [前月比] +0.3% ―― 22:30 (加) 11月国際商品貿易 +4億CAD +8億CAD 22:30 ○ (米) 11月貿易収支 -329億USD -349億USD 27:00 ○ (米) 3年物国債入札(400億ドル) ―― ―― 1/13 16:45 (仏) 11月経常収支 -45億EUR ―― (水) 16:45 (仏) 12月消費者物価指数 [前年比] +0.4% +0.8% 18:30 ○ (英) 11月鉱工業生産 [前月比] ±0.0% +0.3% 18:30 (英) 11月製造業生産高 [前月比] ±0.0% ―― 19:00 ○ (ユーロ圏) 11月鉱工業生産・季調済 [前月比] -0.6% +0.6% 27:00 ○ (米) 10年物国債リオープニング入札(210億ドル) ―― ―― 28:00 (米) 12月月次財政収支 -1203億USD ―― 28:00 ○ (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック) ―― ―― 1/14 6:45 (NZ) 11月住宅建設許可 [前月比] +11.7% ―― (木) 8:50 (日) 11月機械受注 [前月比] -4.5% +2.0% 8:50 (日) 11月機械受注 [前年比] -21.0% -9.9% 8:50 (日) 12月企業物価指数・速報 [前月比] +0.1% ±0.0% 8:50 (日) 12月企業物価指数・速報 [前年比] -4.9% -3.9% 9:30 ◎ (豪) 12月失業率 5.7% ―― 9:30 ◎ (豪) 12月新規雇用者数 +3.12万人 ―― 16:00 (独) 12月消費者物価指数・確報 [前月比] +0.7% +0.7% 16:00 (独) 12月消費者物価指数・確報 [前年比] +0.8% +0.8% 21:45 ◎ (ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表 1.00% 1.00% 22:30 ◎ (米) 12月小売売上高 [前月比] +1.3% +0.4% 22:30 ◎ (米) 12月小売売上高 [前月比:除自動車] +1.2% +0.3% 22:30 ○ (米) 1/10までの週の新規失業保険申請件数 43.4万件 ―― 22:30 (米) 12月輸入物価指数 [前月比] +1.7% -0.1% 東京休場(成人の日) 日付 時刻 注目度 経済指標、 イベント等 前回 予想

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1/15 19:00 ○ (ユーロ圏) 12月消費者物価指数・速報 [前年比] +0.5% +0.9% (金) 19:00 (ユーロ圏) 11月貿易収支 +88億EUR ―― 22:30 ○ (米) 12月消費者物価指数 [前月比] +0.4% +0.2% 22:30 ○ (米) 12月消費者物価指数 [コア:前月比] ±0.0% +0.1% 22:30 ○ (米) 12月消費者物価指数 [前年比] +1.8% +2.8% 22:30 ○ (米) 12月消費者物価指数 [コア:前年比] +1.7% +1.8% 22:30 ○ (米) 1月ニューヨーク連銀製造業景気指数 2.55 11.25 23:15 ○ (米) 12月鉱工業生産 [前月比] +0.8% +0.6% 23:15 (米) 12月設備稼働率 71.3% 71.7% 23:55 ○ (米) 1月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値 72.5 73.9 日付 時刻 注目度 経済指標、イベント等 前回 予想

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