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: Olympus IX70 ( ) IX70 IX70 ND

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Academic year: 2021

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(1)

蛍光顕微鏡の使い方

:

Olympus IX70とMetaMorphを用いた撮像

生体有機では

Olympusの倒立型蛍光顕微鏡IX70 (すでに販売終了した古いモデル)が使用可能です。

ここでは、蛍光顕微鏡画像を自分で取れるようになることを到達目的として、基本的な操作方法や

基本事項を説明します。

IX70蛍光顕微鏡は、いわゆる通常の「蛍光顕微鏡」であり「共焦点レーザー顕微鏡」ではありま

せん。そのため、共焦点顕微鏡に比べれば焦点面前後の蛍光の影響が大きく、画像がぼやけやすく

なります。また共焦点顕微鏡はほとんどの操作をソフトウェア上で行い、あまり接眼レンズを除く

機会がありませんが、

IX70はフィルターの切り替えやシャッターの開閉なども手動です。焦点の合

わせ具合などをしっかりできないと良い画像は撮れないなど、不便なところはありますが、顕微鏡

のトレーニングとしては良い顕微鏡とも言えます。

最低限の使い方に加えて、

NDフィルターや補正環、露光時間・ダイナミックレンジ、フィル

ターの選択などの基本事項を理解した上で使えるようになれば、焦点顕微鏡画像ほどではないにし

ろ、良い画像は撮れるようになるはずです。

1

2017.5.19 大金

(2)

操作の流れ

スタートアップ・観察

1. 電源ON (PC、水銀ランプ、顕微鏡、CCDカメラ) 2. MetaMorphを起動 3. サンプルをステージにセット 4. 対物レンズを選択 5. 明視野でピントを合わせる 6. フィルターを選択し、明視野照明をOFF、励起光の シャッターを開ける 7. 観察する

シャットダウン

1. MetaMorphを終了 2. データを取り出す (USBメモリ) 3. PCの電源をOFF 4. レンズの掃除 5. 低倍率レンズに替え、低い位置にする 6. CCDカメラ・顕微鏡本体・水銀ランプの電源OFF 7. 顕微鏡にカバーをかける

撮像・保存

1. MetaMorphのメニューバー > Acquire 2. Exposure timeや保存先・ファイル名など を設定 3. 励起光シャッターを開ける (退色を防ぐた め必要な時間だけ開ける) 4. 光路をCCDに切り替え、Show Liveでピン トを微調整し、Acquire 5. あるいは、光路は接眼レンズのまま目で見 てピントを合わせ、光路をCCDに切り替え てAcquire (慣れてきたらこちらの方が早い) 6. Save

(3)

蛍光顕微鏡の基本的な原理

3

n

蛍光顕微鏡のおおまかな原理

水銀ランプからは複数の波長の光が発生する。そのう ち必要な波長の光をexcitation filterで取り出し、サンプ ルにあてる。サンプルから出る光のうち励起光そのも のはemission filterで吸収され、蛍光のみがCCDカメラ へ届く。励起光の強さは、NDフィルターにより調節さ れている。

ND (neutral density) filter

減光フィルター。波長に関わらず透過量を調節する フィルターで、励起光の強さを調節するのに使用。

Excitation/Emission filter

特定の波長の光を通すフィルター。

Dichroic mirror

特定の波長の光は反射し、それ以外の波長の光は透 過させるフィルター。例: 485nmの励起光は反射し、 500nm以上の蛍光は通過させる。 水銀 ランプ NDフィルター フィルター・ ミラーユニット サンプル 対物レンズ 明視野照明 CCDカメラ or 接眼レンズ Emission filter Excitation filter Dichroic mirror 水銀ランプ NDフィルター CCDカメラ 明視野照明 サンプルステージ 対物レンズ 接眼レンズ

(4)

顕微鏡と周辺機器の起動

n

電源を

ON (PC、CCDカメラ電源、

顕微鏡、水銀ランプ

)

CCDカメラと水銀ランプは安定するまでに10 分程度は時間がかかる。水銀ランプは一度つ けたら15分は消さないこと。また、一度消し たら10分はつけないこと。水銀ランプは寿命 があるので消し忘れに注意。

n

ログイン

Administrator、パスワードなし。

n

MetaMorphを起動

CCDカメラが起動されてないないと、警告が 出る。解析だけで撮像しないのであればCCD カメラの電源はつける必要はない。

n

デスクトップの個人フォルダ内に

フォルダを作成しておく

データ管理方法の一例:「日付_実験名 (e.g., 20130510_NPC1-GFP-ExpressionCheck)」 フォルダ内にサンプルごとにフォルダを作成 し、その中に同じサンプル由来の画像を保存 (個々のファイル名は手動では入力しない)。 PC本体 CCDカメラ とその電源 IX70顕微鏡 水銀ランプ p 顕微鏡の電源は本体右裏側 p CCDカメラの電源は後ろの黒いbox

(5)

サンプルをステージにセット

5

n

サンプルに合わせたステージ台・アダプターを選び、サンプルをセット

3.5cm dish / IWAKI Glass-bottom dish

「広穴金属ステージ + 3.5cm dishアダプター」あるいは、 「金属ステージなしで3.5cm dishアダプター」を使用する。 狭穴金属ステージを用いても良いが、対物レンズを変える際 などにレンズが金属ステージと当たりやすいことに注意。

96-well plate (glass-bottom EzView etc.)

「狭穴金属ステージ」を使用する。金属ステージなしや広穴 金属ステージを用いた場合、96-well plateの端のwellを見る 際、プレートの端がステージに乗らず安定しない。

Other dishes (10cm dish / screw cap flask)

狭穴金属ステージのみを使用。撮像位置を動かすのに手で dishを動かすことになるので、細かい位置調整は難しい。

Slide glass (with cover glass)

チャンバースライド (スライドガラスに取り外し可能なwellが 固定されたもので、カバーガラスをのせて使用するもの)やカ バーガラス上で細胞培養した場合 (スライドガラスにのせて使 用)。狭穴・広穴金属ステージとスライドガラス用のアダプ ターを使用。 狭穴金属ステージ 広穴金属ステージ 3.5cm dishアダプター

(6)

明視野

(位相差) 観察

n

まずは低倍率

(x4やx10)でピントを合わせる

高倍率になればなるほどピントは合わせにくいので、低倍率で合わせてから高倍率レンズに変える。

n

明視野照明は左手前のスライダー・スイッチで調節・

ON/OFF可能

スライダーで光量0から最大まで調節可能。蛍光撮影時など、一時的に照明を落としたい場合は、スライダーの 上のLight OFFスイッチを押すと消せる。もう一度押すと付く。このスイッチを使うと、照明の明るさを変えず にON/OFFできる。OFFではスイッチが点灯する (暗い蛍光観察時にもみえるように)。

(7)

対物レンズと位相差観察用リングスリットの選択

7

n

細胞を明視野で見るのに、位相差観察

を行う場合が多い。その際、対物レン

ズに合わせて位相差観察用のリングス

リットを選択する必要がある。

細胞は薄く透明なので、光の吸収ではコントラス トがつきにくい。そこで、屈折率の違う物体を通 過する際に光の位相がずれる現象を利用した位相 差観察が用いられる。 この方法では、位相のズレをコントラストに変 換するため、照明側と対物レンズ側で対応したレ ンズスリットを用いる必要がある。対物レンズご とに指定されたリングスリットを用いる (たいてい、 もっとも綺麗にコントラストがつくものが指定さ れたリングスリットである)。

対物レンズ 倍率 開口数 Phase Contrast Immersion 底面の厚さ UV励起

UPlanFl 4x 0.13 PhL UlanFl 10x 0.3 Ph1 LCPlanFl 20x 0.4 Ph1 不可 LCPlanFl 40x 0.6 Ph2 1.1 0.5 不可 LUCPlanFL N 60x 0.7 Ph2 0.1-1.3 PlanApo 100x 1.4 Ph2 Oil 0.17 リングスリット BF / PhL / Ph1 / Ph2 # BF: リングスリットなし

(8)

対物レンズの補正環の調整

n

補正環がついている対物レンズでは、サンプル

(プラス

チックシャーレかカバーガラスか

)に応じて、補正環を調

整する。

高倍率・高開口数のレンズほど、サンプルとの間のガラス・プラスチッ クの厚さの影響が大きく、画質が劣化しやすい (ぼやける)。レンズに よっては、この厚さの影響を補正する補正環がついている。この補正環 の調整を行うかどうかで、画質は大きく変わる。 調整はおよその目盛りでサンプルに合わせておおまかに調節し、サン プルを観察しながら微調整する。 なお、通常のカバーガラスやガラスボトムディッシュでは0.17mmの 厚みであり、プラスチックシャーレ (IWAKI培養用)の場合、96-wellプ レートで1.5mm、24-wellで1.3mm、6-well/12-wellで1.2mmである。

対物レンズ 倍率 開口数 Phase Contrast Immersion 底面の厚さ UV励起

UPlanFl 4x 0.13 PhL UlanFl 10x 0.3 Ph1 LCPlanFl 20x 0.4 Ph1 不可 LCPlanFl 40x 0.6 Ph2 1.1 0.5 不可 LUCPlanFL N 60x 0.7 Ph2 0.1-1.3 PlanApo 100x 1.4 Ph2 Oil 0.17 プラスチック・ ガラス両方OK プラスチックのみ プラスチック・ガラス ガラスのみ

(9)

光路の切り替え

(CCDカメラ / 目 / フィルムカメラ)

9

n

対物レンズから入った光を

CCDカメラ側で検出するか、目(接眼レンズ)で見るか、フィルム

カメラ側で検出するかを手動で切り替える必要がある。

1. 目で見る場合は、接眼レンズ側の光路を使用。 2. 撮影する場合は、CCD側の光路へ切り替える。 3. 接眼レンズとフィルムカメラ側の光路は現在使用していない。 右側面の光路切り替えスイッチ CCDカメラ 接眼レンズ 接眼レンズと フィルムカメラ

(10)

接眼レンズの調整

(目の幅と視度調整)

n

接眼レンズの間の距離を自分の目の幅に

合わせて調整

目の幅は人によって異なるので、接眼レンズの幅も 自分の目に合わせて調整する。接眼レンズを覗きな がら、見やすい幅に調整すればOK。 目の幅があっていないと、両目で覗いても片方の 目の視野が欠けるなど、見にくくなるし疲れる。

n

接眼レンズの右片方についている視度調

整環で左右の目の視度差を補正する

左目でまずサンプルにピントを合わせ、次に右目で 視度調整環を回してピントを合わせる。これで両目 で「楽に」見える。視度差があっていなくても人間 の目はそれに対応してピントを合わせることはでき るが、疲れる。 視度調整環 接眼レンズ間の距離を調整可能

(11)

フィルターセットの選択と蛍光観察

11

n

励起光の

ON/OFFは、シャッターで制御

ステージ下の右側に励起光シャッターがある。観察す るときのみ、シャッターを開ける (レバーを手前に引く)。 退色を抑えるため、シャッターを開けるのは観察中・ 撮影中の最小限の時間のみにとどめる。

n

検出する蛍光波長の切り替えは、フィル

ターターレットで行う。

励起光シャッターの下にフィルターを切り替えるため のターレットがある。現在4種類のフィルターセットが 使用可能。Blue励起Green検出のNIBA、Green励起Red 検出のWIG、UV励起Blue検出のNUA、そしてbroad UV 励起でBlueより超波長を広く検出するWU。

NIBA

WIG

NUA

WU

Excitation

470-490nm

520-550nm

360-370nm

330-385nm

band pass filter

band pass

band pass

band pass

Emission

515-550nm

580nm <

420-460nm

420nm <

band pass

long pass

band pass

long pass

多重染色

不可

Examples FITC (fluorescein)

TRITC

DAPI

DAPI

GFP

rhodamine

Hoechst

Hoechst

PI

filipin

Open

(12)

NDフィルター

n

励起光の強度は、

NDフィルターで調節。

水銀ランプ由来の励起光は、ND(neutral density)フィルターで強 度を調節する。サンプルの蛍光が見える範囲で、なるべく弱め の励起光を用いる方が良い。Alexa系の蛍光色素は比較的退色 に強いが、フルオレセイン系蛍光団やGFPも強すぎる励起光を 使うと観察中に退色する。DansylやNBDなどの蛍光団は一層退 色が早く、Show Liveでピントを合わせているうちにみるみる 退色する。慣れてきたらShow Liveは使用せず、目でピントを 合わせてすぐにCCDカメラに切り替えて撮像するのがよい。

n

スライド式の

NDフィルターホルダーを抜き差しす

ることで、

NDフィルターあり・フィルターなし・

完全シャットアウトの三段階で変更可能。

ホルダーには、左からNDフィルター・フィルターなし・ シャットアウトの3段階。「ND25」は励起光を25%にカットす るフィルター。他に、ND50やND10、ND5などがある。

n

異なる透過率の

NDフィルターを使用する場合は、

フィルターホルダーに入っている

NDフィルターを

交換する。

NDフィルターはフィルターホルダーにのせているだけなので、 必要があれば交換する。 NDフィルターホルダー (裏側ランプハウスの手 前にある) NDフィルター フィルターなし フィルター ホルダーを 左に引き出 した場合 NDフィル ターの例 (ND25)

(13)

油浸レンズとレンズの掃除

13

n

油浸レンズ

(100x) を使用する場合は、専用のimmersion oil

をレンズの上に一滴のせてからサンプルをのせる。

高倍率レンズには油浸レンズが多い。レンズとサンプルとの間の空間をガ ラスとほぼ同じ屈折率を持つオイルで満たして光の屈折を抑え、高い開口 数 (レンズの集光能力・明るさ)と解像度が得られる。油浸レンズでない通 常のレンズの方が扱いは楽 (オイル不要で掃除も不要)ではあるが、同じ倍 率であれば、油浸レンズの方が感度よく撮像できる。低自家蛍光イマー ジョンオイル (Olympus)を使用している。 油浸レンズかどうかはレンズに書いてある (油浸であればoilと記載)。当 然のことながら、油浸でないレンズにimmersion oilを使うとうまく撮像で きない。

n

油浸レンズ使用後は、かならず専用のレンズクリーナーとレ

ンズクリーニングティッシュでオイルを落とす。

キムワイプはレンズに傷をつけるので絶対に使用しないこと (ステージな どレンズ以外を拭くのはOK)。レンズクリーニングティッシュとしては Whatman 105、クリーナとしてはHyper Clean 6310を使用している。ク リーニングティッシュは、一度オイルがつくいた部分では他の部分は拭か ない (汚れが広がる)。クリーナーは無水アルコールやそのエーテル混合液 などでも代用は可能であるが、キシレンを含むものや曇り止めを含むメガ ネ用のものは使わないこと (表面コーティングや部材に悪影響)。

(14)

MetaMorphの撮影時の設定

14

n

Exposure Time

露光時間。目で見て明るいサンプルであれば、 100ms-200ms程度から調整。目で見て暗い レベルでは1000-3000msから。Saturationさ せない範囲で十分な露光時間を選択する。な お、AutoExposeは遅いのでお勧めしない。

n

Show Live

LiveでCCDカメラの画像をモニターできる。 ピントや視野の微調整に使用する。

n

Binning / Live Bin

Binningとは、CCDカメラの各ピクセルに相 当する検出器 (1392 x 1040 pixels)を複数まと めて一つの検出器のように扱うようなイメー ジ (正確ではないが)。Binning 2x2では、2x2 の4ピクセル分を1ピクセルとして扱い、解 像度は下がるがS/N比が上がり、速く撮像で きる (ようなイメージで操作上は十分)。 撮影時にbinningは基本1のまま。Live Binは 露光時間が長い場合に、2-3程度に設定する ことで、Show Live画面の更新を速くできる (>500ms以上の露光時間で有用)。

(15)

MetaMorphのAutoscale表示について

15

n

DisplayタブのAutoscaleにチェッ

クが入っている場合、表示される画

像は最大値から最小値までを白から

黒として表示されている。

Show Live中にもAcquire後の画像にも適用さ れる。これはデータ自体はスケーリングされ ておらず、画面の表示上のスケーリング。 Autoscaleされた画像では、シグナルが弱い とバックグラウンドにランダムノイズが見え る (蛍光強度が弱いサンプルは、ランダムノ イズが相対的に大きく見える)。 なお、明視野撮影時にShow Live画面が 真っ黒な場合(ランダムノイズも見えない)は、 照明が強すぎる場合である。 Lo%とHi%で蛍光の弱い部分と強い部分を どの程度saturationさせて表示させるかを指定 可能。これも表示のみの設定で生データには 影響しない。

(16)

撮影と手動での保存

(16-bit tiff保存)

n

Image:の画像名をクリックし、

Specified (…..)をクリック。

n

Specify Image Nameウィンドウで

ファイル名を入力

Acquireした画像にとりあえずつく名前。

n

Acquire

入力したファイル名で画像が撮影される (未保)。2枚目以降は、「-2」や「-3」が後ろについ た名前となる。「 acquired-2.tif」や「acquired-11.tif」などの名前になる。欠点は、ファイル名 でこれらのファイルを並べ替えると、番号順に ならないこと (acquired-1 > acquired-10 >

acquired-11 > acquired-2 > acquired-3 …といっ た順番になる)。

n

Save

保存先を聞かれるので選択して保存。ファイル 名も変更可能。保存先は前回保存した場所に なっている。同じサンプルを撮影している場合 は変更不要。 (1) (2) (3) (4) (5)

(17)

MetaMorphで定型ファイル名での保存 (16-bit tiff)

17

n

Save w/Sequenceにチェック

これにチェックを入れることで、「Save …..」 の動作が変わる。保存先やファイル名は聞かれ ずに、次のSet Saveで設定した保存先とファイ ル名の規則に従って保存されるようになる。

n

Set Save…から保存先とファイル名

の形式を指定

保存先は、例えばC:/Documents and Settings/Administrator/Desktop/(個人フォル ダ)/(日付_実験名)/(サンプル)など。ファイル名 を「Image001」とした場合、1枚目は Image001.tifとして指定したフォルダに保存さ れ、2枚目はImage002.tifとして保存される。

n

Acquireし、Save

Saveでは最後にAcquireした画像のみが保存さ れる。Acquireした直後の画像は画像名につい ている「*」マークは、まだ保存されていない ことを示している。ここでもう一度Acquireす ると上書きされる。一枚Acquireするごとに Saveする。 (1) 「Image001」と入力 Image001.tif Image002.tif Image003.tif …と保存 (2) (3) (4) (5) (6) (7)

(18)

16-bit TIFFと8-bit TIFF

16-bit TIFFは蛍光強度を0-65535までの 65536段階の階調で記録できる。一方で、8-bit TIFFは0-255までの256階調しか記録でき ない。また、ファイルサイズが16-bitでは8-bit の倍のサイズになる IX70に付属のCCDカメラは12-bitカメラで あり、16-bitで保存した場合は、使用可能な階 調のうち1/16しか使っていないことになる。そ うすると、MacのPreviewなどの一般的な画像 表示ソフトウェアでは真っ黒にみえる (コント ラストを調整すれば一応見える)。Image Jなど のソフトウェアでは自動で表示するrangeを調 整してくれるので、問題なく見れる。 これはファイルをブラウジングする際には不 便である。定量的な解析をする予定がなく、パ ターンだけ見れればいいという程度であれば、 8-bitにスケーリングするとブラウジングが楽に なり、ファイルサイズも小さくできる。ただし、 元データの最小値から最大値までを256階調に 圧縮していることには留意すべき。

8-bit TIFFにスケーリングして保存する場合

n

撮影した画像

(保存されてないもの)を選択

n

Display > Scale Imageで8-bitにCopy

RangeはImage Min/Maxとし、AutoScaleにチェックを入 れておく。画像間で同じスケーリングをしたい場合は チェックせずにマニュアルで値を入力する。

参照

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