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第3回 地震再保険特別会計に関する論点整理に係るワーキンググループ資料

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Academic year: 2021

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佐藤主光(もとひろ)

一橋大学経済学研究科・政策大学院

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 事前(災害前)の自助努力の促進 -首都直下地震など大規模な災害が発生した場合、被災者支 援に充てられる国・被災自治体の財源にも限りがある。救済 対象となる被災者が多くなれば、「真に救済すべき」被災者に 対して十分な支援が行き届かないかもしれない。 -これを避けるには事前に自助努力できる人には自助努力を 促す仕組み、高齢者・低所得者等、被災時に災害弱者となり 得る人にも予め自助努力の機会を与える必要がある。

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 災害対策基本法第七条2 「地方公共団体の住民は、自ら災 害に備えるための手段を講ずるとともに、自発的な防災活動 に参加する等防災に寄与するように努めなければならな い。」  大規模災害では全ての個人・世帯を十分の救済(=災害前 の生活水準まで再建)することはできない。⇒自助努力できる ヒトには自助努力を促す仕組みが必要  個人の事前の自助努力 -地震保険への加入=災害時の生活資金の確保 -住宅の耐震化=住宅・人的被害の削減 4

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事前=自 助努力 事後 生活再建 住宅再建 復興後 若年世 代 中高 所得 地震保険 耐震化 被災者生活支 援制度 国税・地方税減 免 災害復興 住宅融資 自力回復 可能(?) 低所 得 被災者生活支 援制度 生活福祉資金 制度(生活資金 貸付) 公営住宅 家賃補助 (被災者生 活支援制 度) 失業⇒ 生活保 護? 老年世代 住宅再建 困難 公的年金 6

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自助努力 災害時 地震保険(JA建物更生共済・ 全労済自然災害共済を含む) への加入 被災(住宅の倒壊、家財の損 壊)時に生活再建資金 住宅の耐震化 被災のリスク・被害を軽減

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 「保険会社等が負う地震保険責任を政府が再保険することに より、地震保険の普及を図り、よって地震等による被災者の生 活の安定に寄与することを目的とする」(地震保険法第1条)  被災者が速やかに生活再建できれば、仮設住宅・公営住宅 の提供や家賃の減免など事後の被災者支援が少なくて済む。 ⇒「保険会社等が負う地震保険責任を政府が再保険することに より、地震保険の普及」を図る公共性 8

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社会保障では連帯と助け合いが強調

⇒地震保険料も同様?

例:兵庫県住宅再建共済制度(対象:兵庫県内)

情報としての保険料

⇒保険料を通じて被災のリスクを認知できる

正しいリスク認知に基づく選択(耐震化、住宅の立地)を

促す

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 被災者支援の「一階部分」(普遍給付)としての被災者生活 再建支援制度と「二階部分」(保険)としての地震保険の役割 分担 図表 1-6:被災者支援の機能配分 機能 対応する制度・政策 保険 リスク分担 地震保険 融資の優遇政策 福祉(共助・連帯) 再分配(最低限の生活資金再建保証) 被災者生活再建支援制度

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 「地震保険についても、耐震性が低く倒壊や全壊の危険性が 高い建物に対しては、そのリスクに応じた高い保険料を設定 し、耐震性が高く安全な建物に対しては低い保険料を設定 することを通じて、新築であれ改修であれ、耐震化促進への インセンティブを付与することが重要である。・・・、民間の自 助努力によって国民の生命や財産を守るストックが形成され ていくという好循環に資する。」 14

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保険金1千万円あたり 保険契約期間は1年間 1年間あたり 木造 非木造 一等地 10,000 5,000 二等地 12,700 6,500 三等地 18,800 10,500 四等地 31,300 16,900

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地震保険の都道府県別等地

地震保険の都道府県別等地

16 1等地 2等地 3等地 4等地 1等地 2等地 3等地 4等地

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割引率 建築年割引 対象建物が、昭和56年6月1日以降に新築され た建物である場合 10% 耐震等級割引 対象建物が、「住宅の品質確保の促進等に関す る法律」に規定する日本住宅性能表示基準に定 められた耐震等級 または国土交通省の定める 「耐震診断による耐震等級 の評価指針」に定め られた耐震等級を有している場合 10%~ 30% 免震建築物割引 対象物件が、「住宅の品質確保の促進等に関す る法律」に基づく「免震建築物」である場合 30% 耐震診断割引 地方公共団体等による耐震診断または耐震改 修の結果、建築基準法(昭和56年6月1日施行) における耐震基準を満たす場合 10%

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地震保険料の軽減 地震保険加入 被災時の生活 再建の迅速化 被災リスクの軽減 住宅の耐震化 誘因づけ 誘因づけ 18

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関係者 保険加入者 ・地震保険=(延焼を含む)被災リスクをヘッ ジ(住宅・生活再建資金の確保) 政府 ・住宅耐震化=被災リスクの軽減 ・地震保険=被災者の迅速な生活再建によ る復旧・復興コストの軽減 保険者 ・耐震化・免震化=災害時の保険金支払い の減少

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政策的要請 対応 普及率の改善 購入者の保険料負担の軽減 地震リスク認知(耐震化などの 促進) 地震リスクに応じたきめ細かに 保険料の設定 20

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 「損害保険料控除」が原則廃止され、代わって、所得

税(平成19年~)・住民税(平成20年~)に地震保険 料控除が導入:

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永松「生活再建支援制度の見直しに対する意見」(平成19 年5 月28 日):地震保険も含めた住宅の地震リスクに関する総合 的な制度設計 ① 生活再建支援制度によってすべての世帯に一定の住宅再 建資金を保障する【基礎保障分】。 ② それ以上の保障については、任意加入の地震保険や共済 制度によるものとする【任意保障分】。 ③ 地震保険は生活再建支援制度による保障分については免 責とし、保険会社の支払いリスクを軽減する。 ④ 他方地震保険については政府による再保険を廃止し、保 険料率や加入条件などの自由化を進める。 ⇒保険会社は耐震性能や地盤状況などによって保険会社 が高リスクと判断した物件については保険契約を拒否できる 22

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 斉藤誠(2005)「リスクファイナンスの役割」:「保険料の設定 については、地震リスクをよりきめ細かく反映するよう工夫が 必要」 ―公的な建築基準に基づく構造評価 -地域の特性を保険料に加味 -非営利ベースのため民間損保にセールス・インセンティブ は欠如  ①所得再分配的な政策は防災対策レベルで:所得再分配は 保険というリスクファイナンス機能には不適切、むしろ公的な 防災投資によるリスクコントロール機能の発揮で対応  ②高い公的再保険キャパシティーを維持:政府は高いレイ ヤー(保険金支払い規模)に係る損失に再保険を提供してい ることが現行制度のメリット  ③公的関与は高レイヤー再分配機能に純化:中・低レイヤー (約1兆円以下の保険金支払い部分)は民間市場で十分に受 容可能⇒地震保険の契約内容・保険料の設定は自由化へ 24

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機能 政策上の要請 対応 被災者の生活再建 資金の確保 加入率の引き上げ 保険料の引き下げ 低所得者への支援 減災効果 耐震化への誘因づけ 危険度、耐震度に応じた保険 料の差別化 要件を満たさない案件につい ては「加入拒否」? ⇒低所得者への支援は保険料以外の政策手段を活用

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 原則1:救済を必要とする個人・世帯を救済する  原則2:事後的支援(救済)は実行可能を確保する  原則3:個人・世帯の事前的自助努力(地震保険・耐震化)を損な わない  原則4:平時システムとの連続性・迅速な移行を図る 内閣府社会経済研究所 「災害政策体系にあり方に関する研究」プロジェクト報告書 26

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 内閣府試算:「首都直下地震」では、生活再建支援制度(改 正後)による支援額は2兆8000億円超?  被災者生活再建支援基金積立金=542億円(平成20年3月 31日時点)(http://www.tkai.jp/pdf/pdf/06.pdf)  「阪神大震災のような災害に対応するには支援法に限界があ り、その時点で別途対策を検討していくことになる」(井上喜 一防災担当相 (平成16年3月当時))

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 被災者生活再建支援制度の持続可能性?:「被災者生 活再建支援基金では対応できない規模の大災害が発生 した場合には、国の全額保証とするなど所要の措置を講 じること」(全国知事会(平成19年7月12日))  被災者生活再建支援法 第九条 3 都道府県は、・・・(被災者生活再建支援)基 金に充てるために必要があると認めるときは、支援法人 に対し、必要な資金を拠出することができる。 第二十条 国は、第九条・・第三項の規定に基づく都道 府県の支援法人に対する拠出が円滑に行われるよう適 切な配慮をするものとする。 32

(33)

 大規模震災で基金が枯渇したときの国と都道府県の責任分担は 曖昧なまま  各々が都合よく解釈できる余地を残した合意形成 -国の解釈=都道府県の努力が前提? -都道府県の解釈=国の支援が前提?  地震保険の場合も? (国の措置)  第八条政府は、地震保険契約による保険金の支払のため特に必 要があるときは、保険会社等に対し、資金のあっせん又は融通に 努めるものとする。

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 2008年アンケート(回答者数3381人)  公的地震保険の加入実態の調査  長めのアンケート  世帯属性  リスクに対する態度  制度に対する理解  アンケートの情報提供機能  2009年アンケート(回答者数2841人)  2008年アンケートの対象世帯に実施  選択のみに限った短いアンケート(4つの設問)  非可逆的なシークエンス

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地震保険加入率への影響要因 加入率 世帯年収(所得) ++ 金融資産 + 大地震への危機意識 ++ 住宅の築年数 -- 住宅の再建・修 繕費用の出所 預貯金等(自己 保険) - 行政に期待 - 地震保険料への割高感 -- 36

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所得階層別加入率(持ち家世帯) サンプル数=2553 11.6 19.7 28.3 28.6 36.4 36.0 33.5 35.8 34.0 39.0 39.3 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 250万円未満 250万円~500万円未満 500万円~750万円未満 750万円~1, 000万円未 満 1, 000万円~1, 250万円未 満 1, 250万円~1, 500万円未 満 1, 500万円~1, 750万円未 満 1, 750万円~2, 000万円未 満 2, 000万円~2, 250万円未 満 2, 250万円~2, 500万円未 満 1. 2, 500万円以上 % 地震保険・火災保険加入 火災保険のみに加入 (共済を含めて)加入せず

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建造物の建築年別加入率(持ち家世帯) サンプル数=2553 7.9 13.9 21.0 25.6 30.4 42.5 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 昭和35年以前 昭和36年~昭和45年 昭和46年~昭和55年 昭和56年~昭和63年 平成元年~平成10年 平成11年以降 % 地震保険・火災保険に加入 火災保険のみ加入 (共済を含めて)加入せず 38

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地震保険:居住建物 対象:持ち家の地震保険加入者(2393名) 未加入の理由(Q31) 地震保険未加入 共済に加入しているから 9.3 保険料が高いから 36.9 建物の耐震性は十分高いから 11.1 居住建物が新しいから 7.7 地震保険では、建物の再築ができないから 16.4 保険代理店に勧められなかったから 4.6 公的な支援を期待しているから(義援金を含む) 3.4 倒壊したとしても、預貯金等で賄えるから(経済的に困らないから) 3.5 その他 7.1 合計 100

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(率) (率) 高い 1,075 43.7% 134 28.5% やや高い 785 31.9% 166 35.2% 妥当である 527 21.4% 157 33.3% やや安い 45 1.8% 6 1.3% 安い 26 1.1% 8 1.7% 合計 2,458 100.0% 471 100.0% 両方加入 保険料に対する意識 未加入 (率) 絶対額が高い 1,336 55.1% 滅多に発生しない補償としては高い 1,120 46.2% 火災保険との比較による割高感 909 37.5% 再建に十分な金額を確保できない 696 28.7% その他 44 1.8% 高い(やや高い)と思う理由 ある 回答数:3,381人(持ち家+賃貸) 40

(41)

 地震保険法第5条第1項:「政府の再保険に係る地震保険契 約の保険料率は、収支の償う範囲内においてできる限り低い ものでなければならない。」⇒「ノーロス・ノープロフィットの原 則」  地震保険料が(それが付帯する)火災保険や(身近な)自動 車保険など「災害とは異なるリスク」をカバーする保険と比較さ れている? ⇒地震保険料の多寡を判断するベンチマーク(の情報)の欠如

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(率) (率) (率) 火災保険では、地震による建物・家 財の被害は免責 1,513 44.8% 1,170 34.6% 698 20.6% 地震保険の単独加入不可 1,008 29.8% 965 28.5% 1,408 41.6% 地震保険料は政府の介入により安い 364 10.8% 907 26.8% 2,110 62.4% 火災保険の30%~50% 404 11.9% 910 26.9% 2,067 61.1% 地域と構造による保険料 1,000 29.6% 1,252 37.0% 1,129 33.4% 耐震性能や建築時期による割引 438 13.0% 1,140 33.7% 1,803 53.3% 地震保険料控除 762 22.5% 856 25.3% 1,763 52.1% 地震保険に関する知識 知っていた なんとなく知っていた 知らなかった 42

(43)

保険料に対する「割高感」

⇒保険料の評価の基準(相対価格)が誤っている?

消費者(特に高所得層)にニーズに即さない

地震保険の支払金額が火災保険の半分

耐震性の高い住宅には倒壊リスクはない

地震保険に対する知識の欠如

⇒正しい情報に基づく加入選択を行っていない

(44)
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【Q.47】 地震保険に関する知識(地震保険制度、補償内容、 保険料など)が高まったと思いますか 対象:持ち家世帯(地震保険未加入) 思う 思わない 変わった(地震保険についてもう一度、 詳しく検討したいと思った) 73.5 19.9 変わらない 26.5 80.1 合計 100.0 100.0

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46  2009年における積極的な選択行動  2008年に非加入 → 2009年に選択  2008年アンケートの情報提供機能  2008年に加入 → 2009年に非選択 YES NO YES 566 (27.65%) 127 (6.20%) NO 428 (20.91%) 926 (45.24%) 2008年 2009年 持ち家(JA無し)

(47)

2009年アンケート

 アンケートで提示するメニューにおいて、公的地震保 険契約だけでなく、民間地震保険契約を選択肢として 追加する。  公的地震保険契約の部分保険性(火災保険カバーの 2分の1)を活かして民間地震保険契約を補完的契約 (2分の1のカバーの追加)として提示する。

(48)

48 図表8:アンケート設問例 パターン 8現行の住宅 保有 建物 建物 建物の構造 木造 火災・風災・水災等 火災・風災・水災等 民間地震危険(上乗せ) F構造 保険金額 20,000千円 保険金額 20,000千円 保険金額10,000千円 耐震基準 新耐震 地域 4 保険料 保険料 保険料 ¥20,000 ¥20,000 ¥50,400 地震 地震 保険金額 10,000千円 保険金額 10,000千円 保険料 保険料 ¥28,200 ¥28,200 火災保険 ¥20,000 火災保険 ¥20,000 保険+地震 ¥48,200 保険+地震 ¥48,200 保険+地震+民間地震 ¥98,600 建物 建物 火災・風災・水災等 民間地震保険(火災) 火災・風災・水災等 民間地震保険(火災) 保険金額 20,000千円 保険金額10,000千円 保険金額 20,000千円 保険金額10,000千円 保険料 保険料 保険料 保険料 ¥20,000 ¥12,000 ¥20,000 ¥12,000 地震 地震保険(火災) 保険金額 10,000千円 保険金額 10,000千円 保険料 保険料 ¥28,200 ¥7,400 火災保険 ¥20,000 火災保険 ¥20,000 火災+地震 ¥48,200 火災+地震 ¥27,400 火災+地震+民間地震 ¥60,200 火災+地震+民間 ¥39,400

(49)

 第1メニュー ⇒ 民間火災保険のみ  公的地震保険料28,200円 > 民間火災保険料20,000円  第2メニューの効果(その1) 公的地震保険の選択を誘導  公的地震保険料28,200円 < 民間地震保険料50,400円  第2メニューの効果(その2) 民間地震保険の選択  公的地震保険料28,200円 + 民間地震保険料50,400円  民間地震保険には、現行の公的地震保険が火災保険の半分 しか補償しないことを補完する役割があることになる。

(50)

50 質問1で与えたオプション 公的地震保険に加入 70.4% 14.5% 4.2% 民間地震保険にも加入 26.5% 5.7% 2.1% 火災保険のみに加入 2.6% 77.3% 4.9% どちらにも加入しない 0.5% 2.5% 88.8% 公的地震保険に加入 44.4% 29.4% 7.7% 民間地震保険にも加入 51.1% 14.6% 4.9% 火災保険のみに加入 3.3% 53.1% 6.7% どちらにも加入しない 1.2% 2.9% 80.7% 合計 100% 100% 100% 公的地震保険に 加入 火災保険のみ に加入 どちらにも加入 しない 質問2で 与えたオ プション 質問4で与 えたオプ ション

(51)

 政府の役割  公的地震保険に対する再保険(リスクヘッジ)  地震保険の遅滞ない支払い体制の確保(地震保険法 第8条)  民間の役割  消費者ニーズに合わせた保険設計 -保険のカバレッジ -保険料の差別化  情報提供・ニーズ充足としての民間保険の活用

参照

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