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目次 21 世紀東アジア青少年大交流計画とは 1 バドミントン派遣 ( マレーシア ) 概要 2 写真で振り返るマレーシアでの滞在 3 全体日程 7 交流プログラム 8 夕食会 10 日本人派遣団感想文 12 マレーシア人選手感想文 14 報道関係 16 おわりに 19

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21 世紀東アジア青少年大交流計画

2009 年度

バドミントン派遣団(マレーシア)

(2010 年 7 月 24 日~2010 年 7 月 31 日)

報告書

2010 年 8 月

財団法人日本国際協力センター

(2)

目次

21世紀東アジア青少年大交流計画とは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

バドミントン派遣(マレーシア)概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

写真で振り返るマレーシアでの滞在 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3

全体日程 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

交流プログラム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

夕 食 会 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 0

日本人派遣団感想文・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12

マレーシア人選手感想文・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14

報道関係 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16

おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19

(3)

はじめに

2007 年 1 月に安倍首相(当時)が第 2 回東アジア首脳会議(EAS)に

おいて提唱した「21 世紀東アジア青少年大交流計画」(英文名:JENESYS

Programme)のもと、日本バドミントン協会により選出された派遣団 10

名がマレーシアへ派遣されました。派遣団は ASEAN 大学対抗競技大会

(ASEAN University Games)の代表選手候補と合同練習、交流試合を行

い、バドミントンを通して日本・マレーシアの青年の交流を図りました。

2 日間の練習、交流試合は、互いの存在が良い刺激になり、非常に熱のこ

もったものとなりました。両国の選手達は、バドミントンを通して、また生

活を共にすることで、言葉の壁を越え親交を深めることができました。互い

の文化や生活などについて学んだことは、国際的な視野を広げるきっかけに

もなったことと思います。

派遣団は大学選抜選手との練習以外にも、マレーシアバドミントン協会訪

問、マラヤ大学バドミントン部との合同練習などでマレーシアのバドミント

ン関係者の方々と交流を行いました。またヌサマハスリバドミントンクラブ

との交流では、現在世界ランキング 1 位の座にあるリー・チョンウェイ選手

のコーチ、ミスボン・シデク氏から直接指導を受けることができました。

私たちは、若くて感受性豊かな日本とマレーシアのバドミントン選手たち

が、将来の両国の架け橋として友好関係の礎を築いてくれると確信しており、

ここで生まれた友好の芽が今後も大きく育ち、両国の友好と相互理解が深ま

る一助となることを心から願っております。

今回の派遣プログラムは、関係者の皆様のご協力により成功裏に幕を閉じ

ることができました。訪問を快く引き受けていただいたマレーシア青年スポ

ーツ省、マレーシアバドミントン協会、マレーシア大学スポーツ協会、マラ

工科大学、マラヤ大学、ヌサマハスリバドミントンクラブ、派遣団の選考に

ご協力いただいた日本バドミントン協会、そして全ての関係者のみなさまに

あらためて心より御礼申し上げます。

本報告書は、今回の派遣プログラムの実施内容および参加者のコメントを

取りまとめたものです。ご参考にしていただければ幸いです。

財団法人日本国際協力センター

(4)

21 世紀東アジア青少年大交流計画

(JENESYS Programme)

Ⅰ.21 世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS Programme)とは

(Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths)

2007 年 1 月に開催された第 2 回東アジア首脳会議(EAS)において、日本政府よ

り提唱された事業で、大規模な青少年交流を通じてアジアの強固な連帯にしっかりと

した土台を与えるとの観点から、日本政府により進められる事業です。EAS 参加国

(ASEAN、中国、韓国、インド、豪州、ニュージーランド)を中心に、2007 年か

ら 5 年間、招へい事業、派遣事業等、青少年の相互理解と友好関係の促進を目的とし

た交流プログラムを実施するものです。

Ⅱ.概 要

●本件事業経費を関係国際機関等(ASEAN事務局、㈶日中友好会館、㈶日韓文化交流基金、SAARC事務局)に対して拠出。必 要に応じて日本国内の青少年交流関係諸団体の協力を得て実施。 ●本件拠出金により、具体的には①招へい事業、②派遣事業、③交流事業を行う予定。 2007年1月に開催された東アジア首脳会議(EAS)において、安倍総理(当時)より、EAS参加国 (ASEAN、中国、韓国、インド、豪州、ニュージーランド)を中心に、今後5年間、毎年6,000人程度 の青少年を日本に招く交流計画を実施する旨表明。

21世紀東アジア青少年大交流計画

JENESYS Programme (Japan - East Asia Network of Exchange for Students and Youths)

21世紀東アジア青少年大交流計画

JENESYS Programme (Japan - East Asia Network of Exchange for Students and Youths)

●地域共有の将来ビジョン作り、ひいては安倍総理(当時)の外交目標の一つ「アジアの強固な連帯」にしっかりとした土台を与え る。 ●域内での青少年交流を通じた相互理解の促進を図ることにより、アジアで良好な対日感情の形成を促進する。 目的・経緯 1.短期滞在 ●2週間程度。 ●日本の政治制度、経済システム、社会・文化等が体感できるような施設や地方都市を視察。 ●日本の若者・市民との各種交流の場(ホームステイも可能な限り実施。キャンプ、学校訪問、合 宿、討論会、セミナー、東アジア学生会議等)も実施。 2.中・長期滞在 ●1、2ヶ月~1年程度。 ●日本の高校・大学等に留学させ、日本の青少年と共に学ばせる。 ※平成19年度後半以降を目途に順次実施予定。 招へい事業 招へい事業 1.短期滞在 ●2週間程度。 ●日本の政治制度、経済システム、社会・文化等が体感できるような施設や地方都市を視察。 ●日本の若者・市民との各種交流の場(ホームステイも可能な限り実施。キャンプ、学校訪問、合 宿、討論会、セミナー、東アジア学生会議等)も実施。 2.中・長期滞在 ●1、2ヶ月~1年程度。 ●日本の高校・大学等に留学させ、日本の青少年と共に学ばせる。 ※平成19年度後半以降を目途に順次実施予定。 招へい事業 招へい事業 ●将来性が見込める日本人青少 年を東アジア諸国へ短期間派遣す る。 ●招へい事業で来日した各国青 少年との交流に参加した日本の高 校生・大学生等の派遣も想定。 ●その他、日本語教師派遣も想定。 派遣事業 派遣事業 ●将来性が見込める日本人青少 年を東アジア諸国へ短期間派遣す る。 ●招へい事業で来日した各国青 少年との交流に参加した日本の高 校生・大学生等の派遣も想定。 ●その他、日本語教師派遣も想定。 派遣事業 派遣事業 ●東アジア学生会議、東アジア 青年の船事業、東アジア青少年 ネットワーク事業等の実施を想定。 交流事業 交流事業 概 要 JICE資料1 注)SAARC 南アジア地域協力連合

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大学生バドミントン派遣団(マレーシア)概要

 派遣期間

2010 年 7 月 24 日~2010 年 7 月 31 日

 団員数

10 名

大学生 9 名(選手 8 名、学生リーダー1 名)

引率者 1 名

派遣元学校名

学生数

明治大学

1 名

日本体育大学

4 名

早稲田大学

4 名

 マレーシア内訪問地

クアラルンプール/スランゴール州シャーアラム

/シャー・アラム 外務省:http://www.mofa.go.jpに一部加筆

 協力機関・団体

マレーシア青年スポーツ省

マレーシアバドミントン協会

マレーシア大学スポーツ協会

マラ工科大学(UiTM)

マラヤ大学(UM)

ヌサマハスリバドミントンクラブ

日本バドミントン協会

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写真で振り返るマレーシアでの滞在

   ガウンを着て    モスク見学 青年スポーツ省表敬       プトゥラジャヤでちょっと一息 マレーシアバドミントン協会訪問   練習後は一緒にランチ マラヤ大学 バドミントン部

(7)

混合ダブルスのペアを組みました それぞれの文化パフォーマンスを披露    キロロの歌で盛り上がってます マレーシア 大学スポーツ協会 選抜選手と合同練習 夕食交流会

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  3-2で勝ちました!

 試合後、最後の交流 交流試合

(9)

ミスボン氏の話に真剣に 耳をかたむける 直接指導もしていた だきました  マレーシアの民族舞踊に挑戦  買い物も真剣に(チャイナタウン) ヌサマハスリ バドミントンクラブ ミスボン・シデク 氏邸訪問

(10)

21世紀東アジア青少年大交流計画 バドミントン派遣(マレーシア) 全体日程表 AM 成田に移動 PM レジストレーション/オリエンテーション 2 7月25日 水 成田10:30発→クアラルンプール17:05着(MH089便) クアラルンプー ル泊 在マレーシア日本大使館表敬訪問 マレーシア青年スポーツ省表敬訪問 PM マレーシアバドミントン協会訪問 AM マラヤ大学バドミントン部訪問 マレーシア学生バドミントン選手と合同練習 夕食交流会 AM マレーシア学生バドミントン選手と合同練習 スディルマンカップ方式による国対抗交流試合 夕食会 AM ヌサ・マハスリバドミントンクラブ訪問・合同練習 PM ミスボン・シデク氏自宅訪問 AM 在マレーシア日本大使館報告会 市内視察 クアラルンプール 23:30発→成田 07:40着(MH088便) 8 7月31日 火 AM 解団 4 7月27日 火 マラ工科大学 (シャーアラ ム)泊 7月24日 土 PM 財団法人日本国際協力センター(JICE) 月 宿泊先 クアラルンプー ル泊 機内泊 クアラルンプー ル泊 3 7月29日 木 成田泊 7月26日 月 クアラルンプール泊 PM PM 1 7 7月30日 AM 活動内容 日時 7月28日 水 5 6

(11)

交流プログラム 現地学生選手、クラブチーム選手と合同練習することで、国際交流の理 解を深め、今後の両国関係の礎を築く。現地学生トップ選手と寝食を共 にすることで、様々な角度から互いの文化、生活習慣を学ぶ。 交流の目的 マラヤ大学バドミントン部 時間 内容 場所・備考 7 月 27 日(火) 9:00~9:30 ブリーフィング ・マラヤ大学スポーツセンターについて 9:30~11:30 合同練習 ・試合形式による合同練習 12:00~13:00 昼食交流会 マラヤ大学スポーツ センター マレーシア大学スポーツ協会(MASUM):合宿プログラム 時間 内容 場所・備考 7 月 27 日(火) 15:00~17:00 合同練習 ・国別にウォーミングアップ、練習 ・両国選手混合による混合ダブルスの練習試合 マ ラ 工 科 大 学 (UiTM)スポーツセ ンター 20:00~21:30 夕食&文化交流プログラム ・両国選手による文化紹介パフォーマンス Concorde Hotel Shah Alam 7 月 28 日(水) 10:00~11:30 合同練習 ・国別にウォーミングアップ、試合前練習 14:30~18:00 交流試合(スディルマンカップ方式) UiTM スポーツセン ター 交流団体 交流団体

(12)

【試合結果】 2 マレーシア 日本 3 男子シングルス 13 - 21 7 - 21 女子シングルス 21 - 11 10 - 21 21 - 19 混合ダブルス 21 - 18 21 - 17 男子ダブルス 16 - 21 10 - 21 女子ダブルス 8 - 21 6 - 21 交流団体 ヌサマハスリ・バドミントンクラブ 時間 内容 場所・備考 7 月 29 日(木) 8:00~10:30 合同練習 ・試合形式による合同練習 クラナジャヤ・スポ ーツコンプレックス 14:30~17:30 ミスボン・シデク氏と懇談及び個別指導 ミスボン氏自宅

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日本人派遣団感想文(抜粋)  最初は言葉の違いや文化の違いで不安な面がとても多かったのですが、実際に交 流してみるとマレーシアの人たちはとても温厚で、すぐ仲良くなることができま した。その後ミスボン氏の自宅に行き様々な話を聞くことができ、今後のバドミ ントンに影響がある、とても素晴らしい時間をすごせたと思います。このプログ ラムを通して思ったことは自分の英語力のなさです。マレーシアの大学生はほぼ みな英語を話すことができてすごいと思いました。私もこれを機会に国際交流の ためにも英語力をつけようと思います。  マレーシアを訪れるのは、今回で3回目になるのですが、今まではバドミントン をするためだけに行っていました。今回のプログラムは交流を目的としていたた め、マレーシアの伝統や文化、国民性などについて初めて見えてきた部分も多く ありました。マレーシアの人たちは、人間性が豊かで、非常に社交的でした。今 回のプログラムには、マレーシアの人と同じ部屋に泊まるというプログラムがあ りましたが、正直に言うと最初は本当に嫌でした。しかし実際に一緒の部屋にな ってみると、思った以上に会話が弾みました。そこでマレーシアのバドミントン のことやそれ以外のこと、いろいろな話をすることができて本当によかったです。  いろいろ感じた中で一番自分が『これができたらいいな』と思ったことは英語で す。マレーシアの選手は英語やマレー語、中国語、インドの言葉を話せるのに日 本の選手は英語を少ししか話せない。だから自分が何か伝えたい事があってもな かなか伝えられない。英語が話せれば、もっといい交流ができたのではないかと 思いました。  今回初めてマレーシアを訪問し、食事・文化などほとんど知識がなかったため、 いろいろな不安がありましたが、とても楽しみながらプログラムに参加する事が できました。向こうの大学生と大学について色々話をしましたが、学費が安いこ とや大学数が少ないことを知りました。医師を目指している子などがおり、非常 に興味深く、たくさん話すことができ、良かったと思います。一週間という短い 期間でしたが、マレーシアの文化など様々なことを知る機会が得られてとてもよ かったです。  日本ではバドミントンという競技があまりメジャーではないのですが、マレーシ アでは新聞やテレビで試合の風景が写っていたり、国内で試合があるとなったら 観客の人たちで体育館がいっぱいになるなど、日本のバドミントンと差を感じる

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こともありました。今回の交流戦も大学の体育館で行ったのですが、観客の方が たくさん来てくれてとても嬉しかったです。日本でも、これからもっとバドミン トンというスポーツがメジャーになってほしいと感じました。  ミスボンさんの家を訪問し、指導して頂いたことはとても勉強になり、一番ため になりました。世界のトッププレーヤーを育てたコーチの考えは、私が思ってい る以上に高い目標であり、バドミントンに対する考え方に感心させられました。 教えて頂いたことを日本に持ち帰り、これから練習に取り組みたいと思っていま す。  最初は一週間という期間は長いと感じていましたが、終わってみるとあっという 間で、大変充実していました。特に一番の思い出といえば、マレーシアの学生と の同じ部屋という一日でした!!日本が好きということで、日本の文化について 英語や辞典を見ながら話し合っていけたことが自分の中でとても良い経験にな りました。  今回のプログラムに参加し、非常に色々な経験ができました。マレーシアの文 化・雰囲気に触れられたこと、マレーシア選手団や BAM の方々とのお話など、 貴重な体験でした。今後は、この経験・人脈を色々な分野で生かしていければと 思っています。  このプログラムを通じて、マレーシアの文化・スポーツ面の技術などをとても学 ぶことができました。今回学んだ事を所属チームでも広めていきたいと思ってい ます。 (引率者)  今回のマレーシアバドミントン交流に参加をして、学生たちはとても良い経験が できたと思います。マレーシアの大学生との交流や試合はもちろんのこと、大使 館や青年スポーツ省など、普段行けない場所を訪問することができました。学生 交流も上手にでき、うまくコミュニケーションもとれていました。試合に関して も、両国の技術を発揮し合う素晴らしい内容だったと思います。将来、日本代表 として活躍するような選手たちにとって、今回のマレーシア交流が、確実に競技 力向上になり、人間的にも大きくなれたのではないかと思います。

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マレーシアバドミントン選手感想文(抜粋)  今回一緒に練習し、文化的価値や経験を共有することができ、とても嬉しく思い ます。日本のスポーツ選手の国際舞台での活躍ぶりは目を見張るものがあります が、今回の選手たちも世界で活躍するこうした選手と同じような素晴らしいレベ ルを見せてくれました。  コミュニケーションで時々困ることもありましたが、日本人選手と交流をするこ とができました。このようなプログラムに参加するのは初めてでしたが、とても 楽しく、日本の友人を得ることができて本当にうれしく思います。日本人選手は とてもおおらかで気さくでした。英語を流暢に話すことはできませんでしたが、 持参した会話帳を片手に、私たちとコミュニケーションを図ろうと一生懸命でし た。  日本の選手はとてもフレンドリーで、すぐに打ち解けることができました。コミ ュニケーションをとるのが難しいこともありましたが、絵を描いたり、筆談をし たりして、何とか理解しあえることができたと思います。日本の文化や、彼らが 日本の大学で学んでいること、どのような生活を送っているのかなど、たくさん のことを学ぶことができました。  最も印象に残っているのは、日本人の選手と一緒に宿泊したことです。多くの知 識を共有し、親しくなることができました。コミュニケーションが取れるよう、 互いに助け合い、また日本語の単語も学びました。日本の女子選手の多くがスポ ーツに関連した学部で学んでいることを知りました。  この交流プログラムで、最も印象に残った思い出は夕食交流会の文化パフォーマ ンスで、互いの肩を抱き合って日本の歌を一緒に歌ったことです。日本の選手は とてもフレンドリーないい人たちで、コーチやスタッフにとても協力的だったと 思います。交流プログラムなので、私たちマレーシアの選手が日本に行く機会が あればもっといいと思います。  日本の選手の身体能力は依然としてマレーシアの選手よりも上だと思いました。 またチームとして非常に一体感があると思いました。とても礼儀正しく、規律を 守っていました。もっと合同練習の時間が多くあったらよかったと思います。  日本の選手と交流し、彼らのスタイルについて学ぶことができました。日本の生

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活はマレーシアの生活とは異なっていることを知りました。これからも連絡を取 り続け、またすぐに会えることを期待しています。  夕食交流会とそれぞれの文化パフォーマンスを通して、全ての選手が互いをよく 知り、親しくなることができたと思います。彼らのトレーニング方法や大学のこ となどを、少し知ることができました。このプログラムは他国の友人を得るため のとてもよいプログラムだと思います。 (引率者)  意見や情報を交換し、新しいことを学ぶことができたと思います。日本は高い技 術を持ち、世界レベルのバドミントン選手を輩出している国です。Jenesys プ ログラムが今後も継続して行われることを期待しています。

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夕食会

1. 日時 ・会場

2010 年 7 月 28 日(水) 20:00~21:30 The Royal Bintang Kuala Lumpur, Tiara 1-2

2. 出席者 在マレーシア日本大使館 3 名 マレーシア青年スポーツ省 3 名 マレーシアバドミントン協会 5 名 マレーシア大学スポーツ協会 5 名 マラヤ大学 5 名 ヌサマハスリバドミントンクラブ 5 名 日本バドミントン派遣団 10 名 マレーシア大学生選抜選手 6 名 ◆各国代表による挨拶(抜粋) ○ マレーシア選手代表 マレーシア大学スポーツ協会(MASUM)チームを代表し、日本とマレーシアの関 係を深めるため、このようなプログラムを行っていただいたことに感謝申し上げます。 この 3 日間、私たちは日本の文化や伝統について学び、知ることができました。ま た、私たちは互いの経験や意見を交換する機会を得ることができました。 このようなプログラムが今後も続けていかれることを期待しております。最後になり ますが、このプログラムに参加し、楽しい想い出を得ることができ、本当にうれしく思 います。どうもありがとうございました。 ○ 日本人派遣団代表 本日は、このような盛大なレセプションを開催していただき、青年スポーツ省、マレ ーシアバドミントン協会、マレーシアチームの皆様、また主催していただいている日本 大使館の皆様に深く御礼申し上げます。 さて私たち日本チームは、JENESYS プログラムのもと、今回マレーシアに滞在し、 さまざまな体験をしております。マレーシアバドミントン協会では、私自身日本以外の バドミントン協会を初めて見ることができ、協会の概要や目標、ルール、レフェリー、 アンパイヤ―についても色々な話を聞くことができ、大変うれしく思います。 また、マラヤ大学との選手交流やマレーシアチームとの選手交流においても、マレー シア・日本両国の選手が楽しく交流することができました。さきほど行われましたフレ

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ンドリーマッチにおいても、両国の選手が白熱した試合を繰り広げながらも、今回は交 流大会ということですので、楽しく交流できていたと思います。 この JENESYS プログラムも残り数日となってしまいましたが、明日はクラブ訪問 が残っています。また、最終日には日本大使館への報告会が待っております。残り数日 ではございますが、最後までマレーシアの文化を肌で感じ、バドミントン交流したいと 思います。 最後ではございますが、今回 JENESYS プログラムに参加するにあたり大変お世話 になった、マレーシア青年スポーツ省をはじめ、日本大使館、マレーシアバドミントン 協会、マレーシアチーム、UiTM の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

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報道関係

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国営ブルナマ通信(マレー語版) 2010/7/22

Star online, Berita Harian online などに転載

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おわりに

日本人バドミントン派遣団は、マレーシア人バドミントン選手との練習、交流

を通じ、国を越えた友情や温かい絆を育み、また、今回の派遣プログラムを通し

てマレーシアの環境、社会の現状に触れ、マレーシアという国についての新たな

発見と理解をしたことが感想文からうかがえます。

また、マレーシア人バドミントン選手の皆様の感想を拝読し、皆様の中にも国

を越えた友情やあたたかい絆が芽生えたことを知り、大変嬉しく思いました。

6 日間という短い滞在ではありましたが、今回の出会いを機に、プログラム参

加者間の交流が続きますことを、そして、彼等が日本・マレーシア友好の架け橋

となり、両国の友好関係がますます強固なものになりますことを期待しておりま

す。

最後に、今回のバドミントン派遣にご協力いただきました関係者のみなさまに、

厚くお礼申し上げます。

ご協力団体

マレーシア青年スポーツ省

マレーシアバドミントン協会

マレーシア大学スポーツ協会

マラ工科大学

マラヤ大学

ヌサマハスリバドミントンクラブ

日本バドミントン協会

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参照

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