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目次 短期留学プログラム概要 2 (1) 期間 (2) 研修先 (3) 参加者 (4) 日程 (5)ESL Program について マーレイ短期留学プログラムに参加して ( 全員からの報告 ) 6 留学中の生活について 55 ( グループごとのフォトグラフィックレポート ) ESL 授業について寮

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MURRAY STATE UNIVERSITY

ESL PROGRAM

富山大学

マーレイ州立大学

短期留学プログラム

報告書

(2)

1

目次

短期留学プログラム概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (1)期間 (2)研修先 (3)参加者 (4)日程 (5)ESL Program について マーレイ短期留学プログラムに参加して(全員からの報告)・・・・・ 6 留学中の生活について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55 (グループごとのフォトグラフィックレポート) ESL 授業について 寮生活について 食事について Free Day 実地研修(NY)について 次回参加者のみなさんへ 引率教員から ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75

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2 (1)期間 平成25年2月9日(土)~3月11日(月) (31日間) (2)研修先 アメリカ合衆国ケンタッキー州 マーレイ州立大学

Murray State University

102 Curris Center, Murray, KY 42071 Telephone +1(800) 272-4678 http://www.murraystate.edu/ ケンタッキー州西部の街マーレイに 位置する州立大学。1922年設立。 メインキャンパスだけでも236エーカー の広さをもつ敷地内には、5つの学術大学、 2つの学校、図書館が備わり、その地元、 国、そして世界から、今や1万人を超え る学生が就学する大規模な大学となって いる。 学生中心の教育に重点を置いた プログラムはインターンシップ、留学プ ログラム、レジデンシャル・カレッジシステム(全寮制)等多岐にわたり、質の高い 学士、修士、専門家や博士号といった課程を幅広く提供するマーレイ大学は、全国的 に認められた、総合的な大学としての役割をはたしている。そのエキサイティングで 挑戦的な学習環境は高く評価され、アメリカの News&World Report 誌が定期的に発 表する America’s Best Colleges では15年間連続して一流大学と位置づけされ続けて いる。

(参照:http://www.murrayestate.edu)

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3 (3)参加者 参加学生名簿(31名) 学部 学科 学年 名前 人文学部 人文学科 1 谷口 萌子 人文学部 人文学科 2 東 早織 人文学部 人文学科 2 板坂 岬 人文学部 人文学科 2 片岡 美沙 人文学部 人文学科 2 寺林 沙也香 人文学部 人文学科 2 林 隆朗 人文学部 人文学科 2 広瀬 愛実 人文学部 人文学科 2 藤森 奈都子 人文学部 人文学科 2 横江 彩香 人間発達科学部 人間環境システム学科 1 澤多 加奈子 人間発達科学部 発達教育学科 2 竹谷 勇輝 人間発達科学部 人間環境システム学科 2 上田 香奈恵 人間発達科学部 人間環境システム学科 2 澤田 潤一 人間発達科学部 人間環境システム学科 2 長勢 美里 人間発達科学部 人間環境システム学科 2 舘野 遥香 経済学部 経済学科 1 七澤 佑衣 経済学部 経済学科 2 北野 択海 経済学部 経済学科 2 田口 佳奈恵 経済学部 経済学科 2 中山 み古都 経済学部 経営学科 2 関 栄徳 経済学部 経営学科 2 本田 洋佑 経済学部 経営学科 2 井川 慎介 経済学部 経営法学科 2 今尾 友美 経済学部 経営法学科 2 丹下 一尚 理学部 物理学科 2 青木 俊紘 理学部 物理学科 2 中川 諒季 理学部 地球科学科 2 露久保 元彬 工学部 電気電子システム工学科 2 尾松 永規 工学部 環境応用化学科 2 船本 真美 工学部 材料機能工学科 1 木村 晃啓 工学部 材料機能工学科 2 原 由樹

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4 人間発達科学部教授 橋爪 和夫 (2 月 11 日~12 日現地発) 復路 人間発達科学部教授 内藤 亮一 (3 月 1 日現地着~11 日) 人間発達科学部教授 黒田 卓 (3 月 4 日現地着~11 日) (4)日程 2月 9日(土) 富山-羽田-成田-ミネアポリス経由-ナッシュビル 2月10日(日) ナッシュビル-マーレイ州立大学(入寮、買い物) 2月11日(月) 事務手続き、クラス分けテスト、午後 ESL 授業 2月12日(火) ESL 授業 2月13日(水) 現地アメリカ人の日本語教室を訪れ、会話練習 2月14日(木) ESL 授業 2月15日(金) ESL 授業 午後セントルイスへのショートトリップ 2月16日(土) セントルイス観光 2月17日(日) Free Day(希望者はキリスト教のミサへ) 2月18日(月) ESL 授業 2月19日(火) ESL 授業、夕食後映画鑑賞 2月20日(水) パデューカでショッピング 2月21日(木) ESL 授業 2月22日(金) ESL 授業、午後セントルイスへのショートトリップ 2月23日(土) セントルイス観光 2月24日(日) Free Day(希望者はキリスト教のミサへ) 2月25日(月) ESL 授業、夕方よりジャパニーズテーブル(希望者のみ) 2月26日(火) ESL 授業、夕食後ボウリングへ

2月27日(水) Land Between the Lakes へ 2月28日(木) ESL 授業 3月 1日(金) ESL 授業 3月 2日(土) ナッシュビルへ 3月 3日(日) Free Day(希望者はキリスト教のミサへ) 3月 4日(月) ESL 授業 3月 5日(火) ESL 授業、修了式 3月 6日(水) マーレイ州立大学-ナッシュビルーニューヨーク 3月 7日(木) ニューヨ-ク実地研修 3月 8日(金) ニューヨーク実地研修、 カーネギーホールにて音楽鑑賞 3月 9日(土) ニューヨーク(機中泊) 3月10日(日) 成田-羽田 3月11日(月) 羽田-富山

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5 (5)ESL Program について

ESL(English as a Second Language)プログラムは、マーレイ州立大学または他のアメ リカの大学へ進学する留学生のための集中的な英語準備コースです。6 つのレベルに分か れており、1 クラスの生徒数は 10~12 人程度となっています。初日のオリエンテーション にレベル分けのテストがあり、学生の語学力に合わせたクラス分けが行われます。 短期語学研修プログラム マーレイ州立大学の ESL プログラムは通常 8 週間のコースとなっていますが、今回の 研修に関して 3 週間のプログラムを組んでいただきました。授業内容はレベルによって 異なりますが、今回の参加者が受講した授業は下記の通りです。 【授業時間】 月、火、木、金曜日 8:30~15:50(水曜日は授業なし) 50 分 1 コマ 【授業内容】

中級 Intermediate Proficiency 上級 Advanced Proficiency Applied Grammar Applied Grammar

Conversation Error Analysis Listening Comprehension Listening Comprehension

Reading Oral Skills Workshop Speech Development Reading

University Orientation University Orientation Writing Writing その他、上記のカリキュラムに加えて、英語を授業外で使う機会を得るため、近隣 都市への小旅行や観光、ショッピングなどがプログラムに組み込まれています。 ※単位認定について ESL プログラムで受講した科目は、教養教育科目「英語B」や専門教育科目に認定さ れる場合があります。詳しくは所属学部に相談して下さい。 ※奨学金 本 プ ロ グ ラム は 独 立行政 法 人 日 本学 生 支 援機構 、 平 成 24 年 度 留学生 交 流 支 援制度(ショートステイ・ショートビジット)に採択され、奨学金が支給されました。

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INDIVIDUAL REPORT

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7 人文学部人文学科 谷口萌子 今回のマーレイ州立大学への短期留学は私にとって初めての留学だった。留学前、計 画していたよりも英語の勉強ができず、日本語にどっぷり浸かった生活を送り続けてい たので、留学に対して、期待よりもはるかに不安の方が大きかった。案の定、最初は英 語で話すことに慣れず、ESL のクラスでもクラスメイトにうまく話しかけることができ なかった。お店のレジでは、早口の質問が聞き取れず、何と答えればいいのか分からな かった。しかし、ネイティブだけではない多くの人と交流していくうちに、うまく話す ことよりも、まずはとにかく話すということが大切だと感じるようになった。単語だけ でも何でもいいからとにかく話してみる。すると、そこに自然と会話が生まれる。そう して徐々に会話するようになり、寮のルームメイトと他愛無い会話ができた時は、本当 に嬉しかった。 この留学に行く前から、長期留学に行きたいという気持ちはあったが、この留学を終 えて、さらにその気持ちが強くなった。1 ヶ月で新しく学べたことは本当に多かったが、 やり残してきたことも多かった。何より、そんなに英語が上達したとは感じなかった。 1 ヶ月という時間のせいもあるかもしれないが、思っていたほど自分から英語を話さな かったからだと思う。だから、もしまた海外留学に行けるのであれば、今回の留学の反 省を生かして、長期間英語に染まって、自分からたくさん英語を話したいと思う。 留学に行かなくても英語は上達すると言われることがあるが、日本での学習で得られ ることと、留学に行って得られることの差は歴然としたものであると、この留学を通し て思った。このことについては、一緒に留学に行った人とも幾度となく話した。今回の 留学をして、英語のスピーキング能力やリスニング能力は思ったほど伸びなかったかも しれないが、自分の視野を広げる、世界を見るということは存分にできたと感じている。 これは、留学に行って、様々な人と関わらなければ絶対に経験できないことだと思う。 マーレイ州立大学で勉強している、様々な国からの留学生と話して、私が、今まで、自 分で限界や常識を決めつけて、なんとなくしか暮らしていなかったということに気付い た。そういった自分の概念にとらわれずに、何でも自分の中に取り込んで、貪欲に様々 なことに挑戦したいと思った。日本にいても、このように思った気持ちを大事に、向上 心をもって生活していきたい。

INDIVIDUAL REPORT

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マーレイ短期留学プログラムに参加して

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8 人文学部人文学科 東 早織 今回私がこのプログラムに参加しようと思ったのは、昨年参加した先輩や友達の話 を聞いてとても楽しそうだな、私も行ってみたいと思ったからです。でも、今回の語学 研修に参加する前は、自分の語学力でやっていけるのか、ちゃんと意思疎通ができるの か、授業についていけるかとか、ルームメイトと仲良くできるのかなど不安がたくさん ありました。しかし、実際行ってみるとアメリカで過ごした一か月は、私にとって本当 にかけがえのないものになりました!ほんとに一日でも無駄に過ごした日がないとい えるほど毎日が充実していました。私が出会った人たちも皆優しくて素敵な人ばかりで した。アメリカでは、次の人のために扉をおさえて待っていてくれたり、横断歩道以外 の場所でも車が止まってくれることにはとても感動して、多くの人が私に気軽に話しか けてくれたので、本当に優しいなと感じました。 マーレイ州立大学の授業では、私は6bのクラスになりました。クラスの子たちは、 もともと ESL プログラムで数か月勉強しており、その中にいきなり3週間という決めら れた期間で参加するということで授業形式や課題など慣れないことばかりで大変でし た。また、クラスのレベルが高く、難しすぎると思ったこともありましたが、クラスメ イトが教科書を見せてくれて、答えがわからないときは横から教えてくれたりもしまし た。その答えが間違っていることもありましたが、本当にクラスメイトはみんな優しく て、良い人たちばかりでした!私のつたない英語でも最後まで聞いて理解しようとして くれたり、知っている日本語を使ってコミュニケーションを取ろうとしてくれました。 クラスメイトと一緒にご飯に行ったり、一緒にバドミントンをしたりなど、とっても楽 しい思い出ばかりです。またマーレイ最後の日にクラスメイトから手紙をもらってほん とにうれしかったです。心配していたルームメイトもとても優しい人で、たくさん話を することができたし、ほかにもたくさんの人と仲良くなることができて、とっても楽し くすごせました。 週末には小旅行に行ったり、最後にはニューヨークに行ったりして観光も楽しめて すごく充実した日々でした。留学に興味が少しでもある人は、不安があったとしても絶 対行くべきだと思います!!本当に今行ってよかったと思っているので、ぜひ参加して みてください。

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マーレイ短期留学プログラムに参加して

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9 人文学部人文学科 板坂 岬 私はこのプログラムに参加する前は、ただ漠然と毎日を大学に通い、講義を受け、 夜間はアルバイトというような日々を送っていましたが、この短期の語学研修プログラ ムの存在を知り、前から興味があった英語についての知識をより深めたいと思い参加し ました。英語だけで行われる授業、慣れない環境に対しての不安もありましたが、高校 のころからの夢であった留学に対しての期待感がより大きかったことを記憶していま す。プログラムの中では、毎日の課題で遅くまで図書館で勉強していましたが、声をか けてくれて課題を手伝ってくれるアメリカ人の友達もたくさんできました。また、休み の日には日本人、アメリカ人、中国人など国籍を問わずジムでバレーボールをしたり、 夕食を一緒に食べたりして、日本で日本人に囲まれて今まで生活していた私にとって、 もっと国際社会に出て行っても通じるような英語力の習得を目指す刺激になりました。 また、留学中は自分の英語力の低さに愕然としました。日本にいる間は英語を聞いたり、 話したりする機会が全くといっていいほどなかったのですが、英語圏で生活する上で、 英語を習得しなければならない当然の必要性を痛感して、留学中にもっと英語、または TOEFL などのスコアを伸ばしたいという欲求が出てきました。マーレイ州立学校へ1年 間交換留学生としていくためのスコアなども、留学中に交換留学への興味が出てきて調 べましたが、全然スコアは足りなかったので、帰国してからもっと英語を学習したいと いう意欲がわきました。また、マーレイ州立学校において、日本語コースを担当してい る方と個人的に話す機会があったのですが、2年間お金が一切かからずにアメリカの大 学で学士、修士がとれるプログラムのことなども教えていただきました。そのお話に大 変興味があり、自分でも調べましたが、やはり TOEFL のスコアが全く足りていませんで した。ですので、帰国してから英語の学習を個人的に始めていかなければならないと実 感しました。国際理解においては、私は日本にいる間は外国人と接することはないに等 しい状態でしたので、まったく外国、または外国人について知識がなかったのですが、 今回私が参加したプログラムでは、私はサウジアラビア人、タイ人、中国人、韓国人な ど、いろいろな国籍の人がいて、最初は話かけるのも少しためらいがあったのですが、 ふつうに英語で会話することができるということに気が付いてからは、すぐに友達にな ることができました。それと同時に、これだけいろいろな国籍の人たちとも、英語が使 えればコミュニケーションをとることが出来るとも気づかされました。クラスメイトと も英語でそれぞれの国の文化について教えあったりすることがあり、その時は自分がそ の人にとって日本の代表なのだとも思い、日本についてより深く知ることも重要なので はないかと感じました。この留学から帰国して、私はアメリカでより長く生活してみた い、もっと英語を使いながら英語を学習してみたいと今考え始めています。 ですが、

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マーレイ短期留学プログラムに参加して

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留学するうえで、TOEFL のスコア、また自分自身の英語力不足も実感しているので、日 本での毎日の生活も大事にしながら英語を学習し、将来アメリカやそのほかの英語圏で の自分のキャリアに繋がるように学習していきたいと考えました。

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11 人文学部人文学科 片岡美沙 私がこのプログラムに参加したのは、外国で英語を使って生活してみたかったことや、 また日本ではできない経験ができると思ったことが大きな理由でした。正直、初めての 海外でも学校の友達と一緒に行けるなら安心だし、楽しそうだし、という気楽な感じで 参加しました。でも今となってはマーレイに行ってよかったと心から思います。アメリ カで過ごした一か月は、初めての体験ばかりで毎日が本当に充実していました。留学を 悩んでいるみなさんは絶対に行くべきです! マーレイ州立大学では、ESL の授業に参加しました。最初にクラス分けのテストが あり、私は一番上のクラスに入りました。私のクラスは15 人くらいで、クラスメイト は主に韓国人、中国人、サウジアラビア人が多く、同じ富大から参加した子は私を含め て三人でした。そこで感じたのは、日本人の英語力のなさです。みんな授業中にどんど ん発言するし、私たちは授業の途中から参加する形になったということもあり、最初は ついていくのが難しかったです。 個人的にはパワーポイントを使って英語でプレゼン テーションをする授業が一番大変でした。マーレイでの毎日は、朝から夕方まで授業を 受け、授業が終わると図書館で予習や課題をして、夜ご飯を食べ、その後はまた勉強す るか、スタバで友達とお喋りをするか、ジムかどこかで運動する、といった感じでした。 また、富大の先輩が9 ヶ月のプログラムで先に参加していて、その先輩が様々な国の友 達をたくさん紹介してくれたので、一緒にご飯を食べたりいろいろな場所へ連れて行っ てもらったりしました。そのおかげで友達がたくさん増えました! マーレイでは寮生活で、私はアメリカ人の女の子とルームシェアでした。彼女は喋る スピードがとても早くて、はじめは聞き取るのも難しいし自分の英語も通じないしで、 会話に苦労しました。でも私が聞き返すと何度も何度も説明してくれて、いろいろなこ とを話してくれて、私は本当にルームメイトに恵まれたと思います! 週末には小旅行もあったし、ESL を終えてからはニューヨークで三日間過ごしたの で、観光も充分に楽しめました。このようにたくさんの異文化に触れ、たくさんの経験 をして、日本にいては決してできない生活ができたので、本当に行ってよかったと思い ます。かけがえのない思い出になりました。ただ一か月という期間は語学習得には短す ぎたので、次回留学するならもっと長期で行きたいと思いました。

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マーレイ短期留学プログラムに参加して

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12 人文学部人文学科 寺林 沙也香 私が今回のマーレイでの語学研修に参加した理由は、もともと英語が好きで、いつか 海外に行ってみたいなと思っていたからです。あわよくば、少しでも英語が話せるよう になれればいいなと思っていました。 まず、マーレイに行くまで海外に行ったことがなかったので、行く前は本当にアメリ カという異国の地で生活できるのか不安しかありませんでした。実際向こうに着いてか らも、様々なカルチャーショックやハプニングのために最初は落ち着ける時間がまった くなく、日本に帰りたいと思ったこともありました。しかし、ESL の授業が始まり 1 週 間ほどたったころから楽しいと思う瞬間が増えていきました。最後には帰りたくないと 思うほど充実した時間をマーレイ大学で送ることができました。 学校では、中国人や韓国人、サウジアラビア人などのクラスメイトと一緒に授業を受 けました。途中から参加した私たちにもみんなは優しくしてくれて、わからないことが あるとすぐに助けてくれました。ご飯を一緒に食べに行ったり、バドミントンをしたり したのはとてもいい思い出です。帰るとき、離れるのがとても寂しかったのを覚えてい ます。 休日は、教会に行ったり、先生たちに旅行に連れて行ってもらったり、友達のホーム パーティーに招待してもらったりと毎週楽しかったです。また、図書館にこもって宿題 をしたのも今はいい思い出です。 1 ヵ月というのは本当にあっという間でした。外国人の友達ができたのはとても嬉し かったですが、一緒に研修を乗り越えた富山大学のみんなとなかよくなれたこともとて も嬉しかったです。そして感謝でいっぱいです。みんなとは日本に帰ってきてからもた まに集まったりしていて、一緒にいるととても落ち着く存在です。 今回の語学研修ではとてもいい経験をすることができました。行ってみてよかったと 心から思えます。この経験を通して感じたことや考えるようになったこともたくさんあ るので、そのことを忘れずこれからの大学生活に生かしていきたいと思います。

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13 人文学部人文学科 林 隆朗 今回のマーレイ州立大学での語学研修ではたくさんの素晴らしい経験ができました。 大学の ESL 授業では、サウジアラビア、韓国、中国、台湾からの留学生と共に授業を受 けました。授業はもちろん全て英語で進められて、常にリスニングの訓練をしているよ うな気分でした。最初のうちは課題を聞き逃さないように先生の話を聞くのに必死で授 業を理解することができませんでした。耳が慣れてきた後半で、だんだんと余裕ができ て、授業中に発言できるようになりました。そのため、長期留学で ESL の授業を受ける のが望ましいと感じました。今回の私たちの語学研修が効果の少ないものだとは思いま せんが、途中から来て、途中で帰ってしまう私たちはお客様のようでした。だから、出 発前に、大まかな授業内容を把握できていれば良かったと思います。 また授業内容は、Writing で英語でエッセイを書く練習をしました。私がいたときは 二つの便利な道具を比較してどちらがより便利かを考えるというエッセイでした。アメ リカの大学院に進もうとするとき、入学するときにエッセイの提出が求められるので、 そのための練習ができるこの授業は私たちにとって非常に役に立つ授業でした。 Grammar の授業は英語で英語の文法を復讐できたので、非常に効果的であったと思います。 しかし、文法が得意な日本人にとっては少し退屈な授業だったかもしれません。Error Analysis の授業では人が書いたエッセイを読んで間違いを探すという練習をしました。 これは自分の苦手な分野だったので、日本に帰ってからも同じような練習をしなければ いけないと思いました。Listening の授業では、英語を聞き取りながら Vocabulary を 増やすという練習をしました。これも英語で英語の vocabulary を増やせるためとても 効果的だと思います。Reading の授業では Tom Sawyer を読みました。Oral Skill では、 大学構内で Native Speaker に話しかけて、話した内容を先生に報告したり、Debate の 練習では、ひとつ Topic を選んで、賛成と反対のグループに分かれて、ほかのクラスの 人を観客として発表会をしました。この授業は非常に実践的でしたが、英語を使ったコ ミュニケーションが苦手な私はとても苦労しました。このとき、他国の、とくにサウジ アラビア人は会話がとてもうまいと感じました。文法が全くできないのにどんどん言葉 が出てくる彼らを見て、日本の英語教育は変わらなければいけないと感じました。私は 将来英語教師になりたいと思っているので、この事実に気づけたことは自分にとって良 いことだと思います。 また、マーレイ滞在中に私たちはいくつかの土地に旅行しました。セントルイスやパ デューカ、ナッシュビルです。この旅行は、アメリカに初めて訪れた私にとってアメリ カの文化をより知りたいと思わせるものでした。もっとたくさんの土地へ旅行してみた いと感じました。

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14 そして、一番良い経験になったと感じるのは、他国の人との国際交流でした。クラス メイトや日本語を勉強している現地の学生と仲良くなり、帰国後も Facebook でやりと りをしています。日本に来る予定の人もいるので再会が楽しみです。 今回の語学研修は私にとって、長期の海外留学への興味を強くさせるのに十分でした。 今のところ、確実に留学しようと決めているわけではありませんが、自分の能力や将来 の展望、金銭面と相談して、交換留学、または卒業後に海外の大学院へ進学し Master の取得、または、ワーキングホリデーなどで海外で一年間程度生活したいと考えていま す。そのために、TOEFL でよいスコアを取るために頑張って勉強したいと思います。

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15 人文学部人文学科 広瀬 愛美 私は高校生のときから英語を使ってコミュニケーションをとることが好きで、一ヶ 月イギリスへ語学研修に行ったことがあった。それは私にとって初めての海外経験とい うこともあり、日本との生活や文化の違いや、現地の人と英語で会話することの難しさ を痛感した。そのため、後半になると日本に帰りたくて仕方なかった。その経験から自 分は、長期留学は向いてないのかもしれないと思うようにもなった。しかし、国際交流 は好きだったので、大学に入ってからも、留学生の日本語教室の手伝いや、チューター 活動などに積極的に参加していた。それらの活動を通して、もう一度海外に行きたいと 思うようになった。今回のプログラムに参加するにあたって自分で心に決めたことは、 高校のとき、イギリスでの英語がうまく使えなかったからコミュニケーションをとるこ とに消極的になっていたという失敗を生かし、“どんなに自分の英語がうまく伝わらな くても諦めない。コミュニケーションを積極的にとる。”ということだった。 大学に到着し、まず初めに会うのが、現地の人の中で一番身近な存在になるであろう ルームメイトに会った。優しい子だといいな、仲良くなれるといいな、など沢山期待を していたが、第一印象が少し怖かった。そのため、現地での三週間の生活に対する自信 とやる気を一気に無くしてしまった。しかし、その日に出会った大学のアメリカ人の生 徒に「君は国際交流に興味があるけど、ルームメイトは興味がないかもしれない。皆が 皆国際交流に興味を持っているわけではない。だけど、彼女は別に君が嫌いなわけじゃ ないし、きっと親切にしてくれるから、もっと積極的に話しかけてみよう。」と言われ た。そこで私は、今まで私と関わってきた外国人は多かれ少なかれ国際交流に興味を持 っている人たちばかりであり、だから私に親切に接してきたけど、皆が興味あるわけじ ゃないし、もし私のルームメイトのように興味がなかったら、外国人が自分の部屋に一 人きたところで、特別仲良くなろうなど考えないだろうということに気づいた。その言 葉を聞いてから私は、ルームメイトの第一印象が悪くて落ち込んでいたことが馬鹿らし くなった。そしてそのことを踏まえて、これから彼女と生活していこうと決めた。 またある日、友達になった韓国人が私に、「私達が会話するときは韓国語でも日本語 でもなく英語だから、英語を勉強することはとても大切である」と言った。確かに今ま で関わってきた中国人、韓国人など英語圏以外の人たちは日本に留学しに来ている人だ けだったので、日本語で会話をしていたので彼らと英語で会話するのは新鮮であった。 そして、その言葉を聞いてあらためて英語の重要性に気づいた。 以上のように今回のプログラムでも新たに気づくことが多々あった。学校生活では、 私の英語は決して上手くなく、現地の人と会話をする度に疲れを感じていたが、諦めずに 自分から話すことを試みた。プログラムに参加する以前は、話が伝わらなくて会話が成

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16 り立たないから、諦めよう。で終わっていたが、そこで諦めずに頑張る。ということが、 今回のプログラムで一番成長した面だと思う。 また、プログラムを終えて、英語の力を上げるには一ヶ月は非常に短いと感じた。だ から私は長期留学を目指して更に勉強していきたいと思う。 そして、一番良い経験になったと感じるのは、他国の人との国際交流でした。クラス メイトや日本語を勉強している現地の学生と仲良くなり、帰国後も Facebook でやりと りをしています。日本に来る予定の人もいるので再開が楽しみです。 今回の語学研修は私にとって、長期の海外留学への興味を強くさせるのに十分でした。 今のところ、確実に留学しようと決めているわけではありませんが、自分の能力や将来 の展望、金銭面と相談して、交換留学、または卒業後に海外の大学院へ進学し Master の取得、または、ワーキングホリデーなどで海外で一年間程度生活したいと考えていま す。そのために、TOEFL でよいスコアを取るために頑張って勉強したいと思います。

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17 人文学部人文学科 藤森 奈都子 今回の留学でわたしは様々なことを経験しました。留学する前、1 か月という短い期 間で得るものはあるのだろうかと不安でした。しかし、現地で学習し、生活を送ってい くなかで考えが変わっていきました。わたしたちは、ESL プログラムに参加している 中国人、台湾人、韓国人、サウジアラビア人など様々な国の人々とともに授業をうけま した。はじめは先生が言っていることや、クラスメイトが話していることを理解するこ とができませんでした。そのなかで授業を受けていくことに不安をおぼえました。また、 最初は積極的に話すことができず、現実的にアメリカで生活していくことは、難しいと いうことを痛感しました。 この不安な学校生活の手助けをしてくれたのは、クラスメイトたちでした。特に韓国 人の生徒は気軽に話しかけてくれて、親身に支えてくれました。最初は思ったことをう まく言葉で伝えることができなかったため、ジェスチャーや辞書を駆使してどうにか伝 わるように頑張りました。そういった毎日の積み重ねにより、来た時よりも話せるよう になりました。韓国人の友達とは特に仲良くなり、お互いの国の特徴など話しました。 韓国では、大学入試がとても重要視されているというのをニュースなどで知っていたた め、そのことについて聞いてみました。やはりそれは事実なようで、韓国の高校生は、 朝から晩までずっと勉強しているそうです。韓国の授業体系にすごく驚きました。わた しはそういった事実に驚きましたが、それ以上にその現実的な問題について自分の言葉 で表現することができ、自分はどう思うかというしっかりとした意見をもっていること に驚きました。世界に目を向けることはもちろん重要ですが、自分の国の現状について 人に伝えることができるくらいに理解していることも大切ではないかと思いました。 また、偏見かもしれませんが、日韓、日中問題があるため、韓国人や中国人と仲良くす ることができるのかと不安を感じていました。しかしそんな心配は一切なく、全くそう いった問題とは関係なく、誰もが優しく接してくれました。確かに現状としてはさまざ まな問題を抱えていると思います。しかし、同じ目標に向けて学習しているときに、そ ういった暗い話題がでるようなことはないと感じました。わたしと同じように偏見や先 入観を持っている人は多いと思います。すくなくともわたしは少しそういった偏見はな くなりました。むしろ彼らにより好意をもって接するようになりました。今回の留学で、 自分の固定観念を変えてくれたと感じています。 学習面において感じたことは多くあります。わたしは、1 か月で格段に話すスキル が上がったとは思いません。より積極的になったとも思いません。しかし、毎日英語を 耳にすることで、どの場面でどういった言葉をかけるかなどだんだんと身についていき ました。また、できるだけ自分から話してみようとか、絶対今日はこれを話そうといっ た目標を決めて実践することができました。

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18 人文学部人文学科 横江 彩香 今回の研修は私にとってたくさんの出会いと発見があったものとなりました。 ESLの授業は内容もそれなりに難しいことでしたが、なにより苦労したのが先生の 話を聞き取ることでした。課題の内容がわからなかったりすることが多く、もっと前もっ て勉強して英語を聞き取れるようになっておけばよかったと後悔することもありまし たが、親切なクラスメートが手助けしてくれたりしおかげもあってなんとか乗り切るこ とが出来ました。クラスメートたちは親切で楽しい人ばかりで、中国人、韓国人、台湾 人、タイ人のクラスメート達と一緒に食事をしたりバドミントンをして遊んだりしたの がとてもいい思い出になっています。ESLクラスを通じて仲良くなったクラスメート 達とは日本に帰ってからも時々連絡を取ることもあり、素敵な出会いが出来たと思って います。 ESL のクラスメート達と 寮のルームメイトはアメリカ人ではなくアフリカからの留学生で、他国からアメリカ に来ているという共通点もあるからかとても親切にしてくれました。長い時間話をする 機会はなかったのですが、一緒に部屋にいる間は課題の手助けをしてくれたり、さりげ なく私を気遣ってくれたりしたので、とても過ごしやすかったです。また、大学内の施 設も充実していました。昼食や夕食をとれるカフェテリアは値段や味は一概にいいとは 言い切れませんが、前もってIDカードにお金がチャージされていたこともあり気軽に 利用することが出来ました。図書館には多くのパソコンが完備されていてみんなで課題 をしたりじっくり落ち着いて個人勉強をしたりするのに最適な場所でした。ジムには 様々な器具が揃えられていて、時間のあるときにはジムで体を動かすことが出来ました。 ジャパニーズテーブルや日本文化を体験するイベントを通して知り合った、日本語を 専攻している現地の学生たちは、お互いの勉強も兼ねていろいろな話をすることが出来 ました。特に日本のアニメや音楽の話は特に盛り上がり、日本の文化はアメリカにまで 伝わっていることを実感できました。

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19 アメリカの文化も十分に体感することができたと感じています。食生活は一見日本でも 食べられるようなものが多かったのですが、味付けや量はやはり日本とは違っていて、 特にアメリカで最初に食べたピザは日本のものと比べ物にならないくらい分厚くて、味 はおいしかったのですがやはり量が多くて食べきることが出来ませんでした。また、バ レンタインデーにあった音楽系の学部の演奏会を聴きに行くと、そこで当然のようにダ ンスパーティーが始まったのが何よりの驚きでした。アメリカの人びとはみんなダンス が好きなのではないかと思ってしまうほど、コンサートの参加者達が楽しそうに踊って いる光景は日本ではあまり見ることができないものだと思いました。 こうして、日本ではけっして体験することのできない経験をたくさんできた今回の語 学研修は、英語を習得すること以外にもアメリカの文化を知ったり日本の文化を見直し たりするうえでとてもいい経験になりました。

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20 人間発達科学部人間環境システム学科 澤田 加奈子 私がこのプログラムに参加したのは、以前から外国に興味があり、現地の人や他国の 人と関わりたいと思っていたからです。このプログラムに参加するにあたって私は4つ の目標を立てました。1つ目は英語力の向上です。あまり英語が得意ではなかったので すが、失敗を恐れずに常に挑戦する姿勢で臨みました。2つ目は友達をたくさんつくる ことです。様々な国の人と同じ学校に通い、クラスメイトになれる機会はこの先ほとん どないだろうおもい、積極的に会話をしました。3つ目は異文化を学ぶことです。今ま での自分が持っていた外国に対する価値観にとらわれず、アメリカの文化の中で生活し て、新たな発見をしました。4つ目はコミュニケーション力の向上です。言葉が違って も、ジェスチャーや顔の表情を含めながら、会話することができました。 今回の研修は私にとって初めての海外でした。英語は得意ではなかったので、相手と の意思疎通がきちんとできるかとても不安でした。しかし、多くの新たな発見や、新た な出会いが待っていると思うと、とても楽しみでもありました。 アメリカに到着してからの初日は、英語だらけの世界にとても感動と緊張しました。 寮についてからのオリエンテーリングは自分ひとりだったので、とても大変でした。 向こうでの初めての会話がオリエンテーリングで、過度の緊張と不安でなかなか相手の 言っていることが理解できませんでした。泣きそうになりながらも、オリエンテーショ ンを終えるとルームメイトと対面しました。 私とルームメイトは初めお互いに緊張してうまく会話できませんでした。そしてとて も早くてなかなか聞き取れず、会話中に何度も簡単な言葉で言い直してもらいました。 2日目の夜に私が持ってきた折り紙で、一緒に鶴を折ったり、私が相手の名前を当て字 で漢字の名前を付けてあげて、筆ペンで漢字を練習したりしました。同い年だったので、 好きな音楽の話や友達の話や恋の話もして、とても盛り上がりました。その日で距離が ぐんと縮まりました。私が聞き取りにくいところは、紙に書いてくれたりと、とても親 切なルームメイトでした。 ESL クラスは日本でもやったような英語授業なのですが、すべて英語で授業するの で慣れるまではとても大変でした。最初とてもとまどっている私に隣の席の子が、いろ いろ手伝ってくれ、3週間でとても仲良くなりました。グループワークや空き時間の中 でクラスメイトと仲良くなれ、いろんな国の話を聞かせてもらいました。先生方もとて も明るい人ばかりで、とても楽しい授業でした。 ほかにもマーレイ大学での生活で楽しいことはたくさんありました。韓国の子と女子 会をしたり、図書館で日本語専攻の外人さんとお話しできたり、ジムでいろんな国の人 とバレーボールをしたり、中学高校の日本語専攻の生徒たちと関わることができたりと、

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21 本当に楽しいことばかりの1ヶ月でした。 この研修を通して、多くの人と出会いの中で得たものはとてもたくさんあります。毎 日がとても濃くて、ここに書ききれないほどたくさんの思い出ができました。私が授業 をやっていけたのも、毎日が楽しいと思えたのも、別れが本当に悲しいと思えたのも、 『ありがとう』と『ごめんなさい』が前よりもさらっと言えるようになったのもすべて 私の周りにいた外国の友達や先生、一緒に参加した富大生のおかげです。ここで身に着 けた英語のスキルだけでなく、人と関わるためのスキルをこれからも大事にしていきた いです。さらに自分の英語力をもっと高め、また海外に行きたいです。 最後に、この31日間私に関わってくれた多くの人に感謝です。

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22 人間発達科学部発達教育学科 竹谷 勇輝 私が今回、マーレイ州立大学への短期留学に参加しようと思ったきっかけは、以前か ら外国で英語を勉強することに興味を持っていたからであった。私は英語が好きで、現 在大学でも中学校と高校の英語教育を学んでいる。マーレイ州立大学への短期留学はそ んな自分にとって、語学力の向上や外国の文化を学ぶ面において、必ず有意義なものに なるだろうと思い、参加するに至った。 マーレイ州立大学での授業は当然ながらすべて英語で行われており、初めは先生が何 を言っているのかもまったく理解できなかった。毎回の授業で課題が出されるのだが、 先生がどんな課題を課しているのかもわからず、クラスメイトの韓国人や中国人の友達 に助けてもらいながら毎日課題をこなしていった。そして日が経つにつれ、少しずつク ラスメイトとも仲良くなり、図書館で雑談をしたり一緒にジムへ行ってスポーツを楽し んだりして、どんどん生活が楽しくなっていった。 同じ ESL の友達ができて、外国の友達と過ごす時間が増していくと、実際に英語を 使ってコミュニケーションをとる機会もどんどん充実していった。私はまだまだ ESL に長くいる外国の友達のようには流暢に話せなかったが、ジェスチャーなどを使いなが ら積極的にコミュニケーションをとることができた。現地ではアメリカ人だけでなく、 中国、韓国、台湾、サウジアラビアなど様々な国の人たちがいて、仲良くなることがで きた。仲良くなったぶん、別れは寂しかったがマーレイを離れるのが寂しいと思えるこ と自体が自分にとってなにより現地での生活が充実していた証拠だと感じた。マーレイ では本当に素晴らしい出会いや別れをたくさん経験することができたし、この一か月間 を私はずっと忘れないと思う。 日本にいるときはなかなか英語を使って話す機会というのはなかったので、実際に英 語を使ってコミュニケーションをとるというのは新鮮で、本当に楽しかった。また、今 回の外国での生活の中で様々な国の人の考え方や人柄にふれ、自分自身の視野が以前よ り広がったことも実感することができた。もっと英語を勉強したいという気持ちも強く なったし、もっと様々な国の人や文化にふれたいと思った。

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23 人間発達科学部人間環境システム学科 上田香奈恵 私がマーレイ州立大学短期留学プログラムに参加しようと思った理由は、自分の英 語のコミュニケーション能力を伸ばしたいと考えたからです。私自身あまり英語が得意 ではなく、ALT の先生と何か話をする機会があっても伝えたいことをきちんと言えず自 信を持つことできませんでした。このプログラムの参加前は様々な国の人と出会い、コ ミュニケーションをとって自分に自信をつけたいという思いでいました。プログラムが 始まってからは積極的に英語を話すよう心掛けました。日常の中でわからない英会話表 現が出てきたとき、ルームメイトにたくさん聞くことができました。ルームメイトやそ の友達と会話ができたことは私にとって本当に良い経験になりました。聞き取れなかっ たり、通じなかったりと多くの困難にぶつかりましたが、その分たくさんの発見があり ましたし、何より友達になれたことがとてもうれしかったです。 ESL では、私は同じクラスに富大生が私以外いないという状況から始まりました。私 はとても不安で、初日はかなり緊張していました。でも、クラスメートが私に課題のこ とや授業のことを教えてくれました。同じクラスには韓国人や中国人、台湾人、サウジ アラビア人がいました。みんな本当にフレンドリーで緊張がいつのまにか消えていまし た。英語を使ってお互いに「中国語ではなんていうの?」とか「この日本語はどういう 意味?」というようにたくさん質問をし、お互いの国のことをたくさん知ることができ ました。英語はさまざまな国の人と交流できるすばらしい手段なのだと改めて実感した 瞬間でした。また私にとってライティングの授業がとても印象的で、お互いのエッセイ を読みアドバイスをするという時間がありました。その時ペアを組んだクラスメートの エッセイは本当に上手で、また私のエッセイに対して真剣に考えてくれました。そして たくさんのアドバイスをもらい刺激になりました。ESL では間違えたり、エッセイがう まく書けなかったりと、最初は英語ができなくて恥ずかしいという気持ちがありました。 でも、 いっぱい恥ずかしい思いをしたり困難にぶつかったりしたことで精神的に強く なったのではないかと思います。今では私の自信となっています。今後外国人と話す機 会があっても、もう恐れることはないです。 このプログラムを通して、違う国の人とコミュニケーションをとる大変さを痛感し ました。しかしこういった大変さを感じていたからこそ、人とコミュニケーションをと れたときにとても喜びを感じることができました。 慣れてきたころは英語を使ってコ ミュニケーションをとることが楽しく感じられるようになってきました。 またクラス メートである韓国人や中国人、台湾人のコミュニケーション能力の高さにとても刺激を 受けることができました。もっと英語ができていたら、よりさまざまな話題でいろいろ な人とコミュニケーションがとれ、友達の輪も広がったかもしれないと思います。海外

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で感じたこと、そしてこういった思いから、もっと英語を使いこなせるようになりたい という思いが強まったように思います。そして私は教師を目指しているのですが、英語 をコミュニケーション手段として使いこなせるよう指導できる教師を目指していきたい と思います。

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25 人間発達科学部人間環境システム学科 澤田潤一 私は、海外で英語の力をつけ、海外の方と の交流を深めたいと思ったのでマーレイ短 期留学をすることを決意しました。まずマー レイに着き、テストを受けてそれぞれのレベ ルのクラスへと振り分けられました。自分の クラスは、韓国人、中国人、台湾人、サウジ アラビア人、日本人で、ほとんどが日本人で した。しかし先生はもちろん英語しか話すこ とができないので、始めは何を言っているか わからず、宿題さえも何をすればいいのか分 かりませんでした。しかし、わからないところを隣の台湾人や韓国人に積極的に聞いてい くようになり、すぐにいろんな人と仲良くなることができました。そこからお互いの趣味 や、お互いの国の話、母国語、マーレイやマーレイ近辺の様々な情報を教えあったりして、 英語による会話をとても楽しむことができたのと同時に、韓国語や中国語などのちょっと した会話も少し出来るようになりました。初めて海外の人と友達になることができたので、 今まで思っていた様々な国のイメージや偏見、トレンドを言い合ったりして、お互い驚き あったり、感心したりすることが多くありました。クラスメートで集まって、自分の国の 料理を作りあってパーティーをしたとき、肉や豆が中心のアメリカ料理や、すごく辛い料 理が中心の韓国料理、サウディ料理などを食べることが出来たり、宗教上食べることがで きないものがあると忠告されたりして、いろんな文化に触れることが出来てとても楽しかっ たです。 ESLの授業では、ライティング、リスニング、グラマー、リーディングなどを受けて いました。授業を受けていて、とても疑問に思ったことは、日本人以外はとても流暢に英 語を話すことができるのに、文法や語彙力は日本人の方が強 いということでした。しかしいくら文法や単語を知っていて も、まったく聞くことができず、簡単なことしか話すことが 出来なかったのでとても悔しかったです。またアメリカの学 校は宿題の量が多いということにも驚きました。図書館に行 くと毎日多くの学生がこもって勉強していて、日本とまった く違いました。毎日毎日すごい量の文章を読まなければなら ず、最後らへんはついていくことが出来ず、マーレイの学生 は勉強熱心だなと感心したのが印象に残っています。

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マーレイへの短期留学を通して、英語力は少しだけ向上しただけだと感じたので、是非 もう一度留学をしたいと思いました。次は長期で外国に行き、日本語を出来るだけ使えな いような環境に行って、自分を試してみたいと思います。

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27 人間発達科学部人間環境システム学科 長勢 美里 アメリカで過ごした一ヶ月は、毎日が充実して おり、かけがえのないものになりました。たっ た一ヶ月の語学研修ではありますが、大変貴重 な体験をすることができ、人生における大きな 糧になったと思います。 ESL の授業では、最初は英語に耳が慣れてお らず、授業の内容がなかなか理解できませんで した。常に英語が飛び交う授業では、少しでも 集中力を切らすと、授業について行けなくなってしまいます。そのため、気が引き締ま る毎日を過ごしていました。わからないことがあってもそれを先生に上手く英語で尋ね ることができず、最初はとてももどかしく感じていましたが、数日経つとクラスの雰囲 気にも馴染み、先生にも気軽に質問できるようになりました。だんだんとクラスメート や先生とかわす会話も増え、課題も着々と進 み、後半では中身の濃い学校生活をおくるこ とができました。 寮生活では、ルームメイトとの生活習慣の 違いにとても苦労しました。起きる時間や学 校から帰る時間、寝る時間が違うため、会話 をすることがない日もありました。そのよう なときには置手紙を利用して、ルームメイト との関係には特に気を配りました。ルームメイトのご両親に会ったり、一緒に日本から 持ってきたお菓子を食べたり、ルームメイトとの生活はとにかく新鮮で、楽しかったで す。日本からのお土産をとても喜んでくれたのが、印象に残っています。マーレイを離 れる日には、そのお返しにお揃いのぬいぐるみをくれました。また、朝早くにも関わら ず見送りにも来てくれました。意思疎通ができない日もあり、ルームシェアは難しく感 じていましたが、それ以上に魅力を感じる日々でした。 アメリカで特に思い出に残っているのは、ホームパーティーです。ホームパーティー は、日本ではあまり親しみがないものなので、とても新鮮でした。手作り料理をいただ いたり、弾き語りを披露してもらったり、ゲームをしたり、楽しい時間を過ごすことが

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28 できました。アメリカは週末や余暇をとても重視しており、週末は予定でいっぱいでし た。そのため、週末も暇を持て余すことなく、とにかく中身の濃い毎日を過ごすことが できました。 今回の語学研修に参加する前までは、海外へ行ったことがなく、留学に対してとても 不安を感じていました。また、英語に触れる機会も少ないため、集中して英語学習に取 り組むこともありませんでした。しかし、実際に語学研修に参加してみて、英語は世界 の人々と関わる重要なコミュニケーションツールであると実感するとともに、英語学習 の必要性を強く感じました。向こうでは長期留学をしている日本の大学生にとてもお世 話になり、5~6 ヶ月の留学でも流暢に英語を話し、私たちをサポートしてくださるそ の姿にはとても憧れました。長期留学への夢や期待も膨らみました。長期留学の予定は まだありませんが、大学卒業までに、もっといろいろな国に行ってみたいと思います。 また、この留学で出会った海外の友達にも会いに行きたいです。本当に充実した一ヶ月 間でした。アメリカで過ごした日々は、一生の宝物です。

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人間発達科学部人間環境システム学科 舘野 遥香 私は、以下のプログラムで授業に参加しました。

Mon Tue Wed Thu Fri

1 Listening Listening Listening Listening 8:30~9:20 2 Reading Reading Reading Reading 9:30~10:20 3 Writing Writing Writing Writing 10:30~11:20 4 Conversation Speech Conversation Speech 13:00~14:50 5 Grammar Grammar Grammar Grammar 15:00~15:50

私の生活は、授業が終わったら図書館で宿題をして、夕食を食べて、ジムでバレーボールと 卓球をするというサイクルでした。休日は、週末旅行でNashville や St.Louis に行き、 観光しました。個人的には、ルームメイトの実家にお邪魔したり、バレーの大会に参加 させてもらったりし、充実した1ヵ月になりました。特に、アメリカで国を超えて、言 葉を超えて私の大好きなバレーボールができたことにとても感激 しました。アメリカ人はミスしても“Good try”とその人の頑張り を認める言葉をかけるようなポジティブな思考がいいなと思い、 真似したいなと思いました。そういったアメリカンな部分が今では 私の1部だと思うと留学に行った価値を感じ、少し嬉しく思います。 また、私はマーレイ州立大学に短期留学をして3つの視点から 自分の成長が見られました。 1つ目の視点は、やはり語学力の向上です。私は、留学に行く前は、英語を話すこと さえためらっていました。それは、語彙力のなさ、文法のあやふやさ、発音の曖昧さが あったため、自信が持てていなかったからのせいだと思います。ESL の授業では、 Listening, Reading, Writing, Grammar, Conversation, Speaking を学びました。私の クラスでは、内容的には中学校~高校レベルでやや簡単でしたが、先生の話しているこ とや学生が話していることを理解するのは、とても難しかったです。一番新鮮だった授 業は、Speaking です。Speaking の授業では、英語はリズムとアップダウンであり、特 にその一文で大事な単語を強く発音するのだと聞き、日本人のような一定のリズムで、 一定の高さで話すのは違うのだと知りました。私は、高校までに何度も外国人のような 英語を話せたらなあ、と思っていましたが、どのように変えて、どのような部分に気を 付ければよいのか分からず、英語を発することへの苦手意識を持ち始めていたので、と ても悩みが解消されたし、とても楽しい授業が受けられました。私は、日本ではあり得 ないようなオーバーリアクションを意識して会話するようにしました。実際、日常生活 でも意識すると、以前より理解しやすかったのか、相手も1度で聞き取ってくれるよう

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30 になりました。それが嬉しくて、また頑張ることができました。私はこのとき、”留学 とは常に実践の場にいること”なのだと感じました。それは、PDCA(Plan→Do→Check →Act)が常にできる状況であり、それが学習を促進するのだと強く感じ、留学の良さ を感じさせられました。 2つ目の視点は、教育的な視点です。私は、1日アメリカの日本語学校の中学校と高 校を参観しました。2つの学校をみると、中学校ではローマ字で日本語を書いているの に対して、高校ではひらがなやカタカナ、または漢字で日本語を書いている違いを見つ けました。私は、このとき日本語を教える時もちゃんとした段階があり、何でもかんで も順序を考えずに教えてはいけないと感じました。また、発音とする際も中学校では、 同じ音程で同じリズムで発音するように先生が徹底して指導をしている姿を見ました。 私たちが英語を習うことと真逆だなあと驚きました。私たちにとって日本語の発音は無 意識にしていますが、それがとても難しいということがわかりました。このように、私 が所属する学部に関した事項も学べました。 3つ目の視点は、精神面です。私は、人見知りで、人を心の奥底から信じられないと いう性格で自分自身でも嫌いでした。しかし、マーレイ州立大学の先生も学生もみんな 親切で優しい人ばかりで、私は人の温かさに囲まれながら3週間を過ごすことができま した。特に、私のルームメイトは気さくに声をかけてくれて、家族の話や日本とアメリ カの違いや友達の話などたくさん話しました。そして、ルームメイトの実家にもお邪魔 させていただき、大学以外でのアメリカの文化を体験することができました。また、私 が困っているときに、助けてくれた人もいました。授業中にペア学習をした際、両方が 教科書を忘れたときは、ペアに2つ教科書がある人が貸してくれたように、自然とその ような空気になる、助け合いの精神が見えた時には本当に心が温 かくなりました。私は、このような恵まれた環境の中で次第に心 を開くようになり、上手く英語を話せないけれど、表情で、単語 で伝える努力をしました。今では、人見知りも少しは直り、自分 の心に素直になれるようになりました。思っていても、言葉にし なくては伝わらないと強く思い、日本に帰ってきてからは友達の ありがたさを感じながら、感謝の気持ちを伝えるようになりまし た。今回の留学で出会ったかけがえのない友達を大切にしたいと思います。 このように私は、少なからず3つの部分で成長することができました。私は留学して 本当に良かったと思っています。できるならば、もっと滞在したかったと思えるくらい です。これをきっかけに次はホームステイをしたいと考えています。また、ほかの学生 にも留学を進めたいと強く思っています。今回の短期留学での成長が一時的なものにな らないように常に意識し、さらに高い目標を持って何事も挑戦し、今後の大学生活を充 実なものにしていきたいです。

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31 経済学部経済学科 七澤佑衣 私がマーレイ州立大学短期留学プログラムへの参加 を決めた理由は、アメリカの大学で英語を学ぶ留学生や アメリカ人の学生と交流しながら語学力を向上させた いと思ったからです。そして実際にこのプログラムに参 加し、想像していた以上のことを体験することができま した。 ESL では、日本人が教室に私一人だったこともあり「日 本ではどうなの?」と授業中先生に聞かれたり、昼食時に クラスメートと文化の違いについて話したりする機会が多 くありました。日本の文化や習慣について考え、文化の違 いを感じ、またそれを英語で相手に伝えることは難しく、 いつも自分の知識不足を感じていました。また、授業中発 言するクラスメートを見習い、なにか発言したいと考えな がら受ける授業はとても充実していました。結局発言できた回数は2、3回でしたが、 自分の意見を言えた時はとても嬉しかったです。 ルームメイトがアメリカ人だったことも良い経験 でした。文化の違いを感じ部屋を変えたいと思った こともありましたが、相手との接し方や部屋での距 離感が分かってからは問題なく生活できました。日 本から持って行ったおかきやチョコレートを一緒に 食べながら家族の話をしたり、好みの服について話 したりすることもあり、別れるときは寂しかったです。部屋を変えたいと思っているこ とを相談した際、「話し合うことも異文化交流のひとつ」と助言してくださった先生に は本当に感謝しています。自分の英語は伝わらないかも、と気後れしてしまいがちです が、とりあえず思っていることを口にすることが大切だと感じました。 このプログラム中、相手に伝えたいことが伝わらずはが ゆい思いをすることが何度もありました。仲良くなった 人ともっといろんな話題について話したいと感じるこ とも多く、英語や英会話の力をさらにつけて、多くのこ とを表現できるようになりたいと強く思いました。英語 や日本文化についてさらに勉強し、マーレイで出会った 友人たちと次に会うときは、今回話せなかった多くのこ とを話したいです。

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32 経済学部経済学科 北野 択海 私は、今回のマーレイ州立大学の短期留学を通して非常に多くの驚き、経験、刺激 を感じた。この短期留学プログラムに参加する前と参加した後を比べると、留学という ことに関しての意識がいっそう深まったと感じた。参加する前は、どうしても英語力に 不安があり、外国の人々たちと上手にコミュニケーションがとれるのか、自分の考えて いることがしっかり伝えられるのか不安でいっぱいだった。しかし、実際アメリカの地 で様々な外国人に囲まれながら過ごす毎日で、英語を通して自分なりにコミュニケーシ ョンがとれたと実感した。単語やジェスチャーなども含めながら異国の人々と共に笑っ たり、冗談を言い合えたり、時には怒らせてしまったりすることから異国の人々とコミ ュニケーションをとることが非常に楽しく、最初のころは感動した。しかしその一方で、 この一か月を通して英語力の足りなさを痛感した。自分がやりたいこと、自分が相手に してほしいことなど自分が考えていることをすべて英語にして相手に伝えられたわけ ではない。 この一か月間英語を通して伝えられないことにもどかしくて悩んだことも あった。同じ言語を話す人同士だったらこんなにも伝えやすいのかと言語には大きな力 があるのだと実感した。私は、このマーレイ州立大学の短期留学を通して、異国の人々 とのつながりから様々なことを肌で感じ、今までにない本当に貴重な経験をさせていた だいたと考える。この経験をこれからに生かすためにも国際理解を深めていきたいと考 える。今日では、日本に様々な外国人が多くこられており、日本にいても関わる機会が たくさんあると思う。そういった機会があれば積極的に参加したいという意欲がこの短 期留学を経験していっそう深まり、こうした機会を自分から探していきたいと考えます。 現在、日本の企業の中でも外国人採用が大きく広がり、そうした中でも使われるのが英 語だと考える。また、ユニクロや楽天に関しては社内公用語を英語へということも推進 されている。こうしたことも考え、これから将来、英語に触れながら、異国の人々と関 わっていく機会が大きく広がると考えるので、国際理解もいっそう深めていきたいと考える。 また、こうした留学や学習、国際理解への意欲が深まったことなどを経験したことで 次の海外留学への関心も非常に高まった。今回の短期留学を終えるころには、本当にあ っという間に一か月が過ぎ、まだまだやれてないことも多くあった。しかし、海外の地 でもっと楽しむためにも、充実するためにも英語力が必要である。英語力の中でもリス ニング、スピーキングを重点に力をつけていきたいと考える。そして、長期留学には今 回の留学では経験できなかったことが多く経験し、実感できると思うので勉強していき たいと思う。こうした考えが出てきたのは今回の短期留学がすべてだと思うので、参加 して非常に良かったと感じている。これからの将来に生かしていきたいと考える。

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