家具は設置する床の影響を受けやすいものです。
住宅の床には必ず
見た目では分らない微妙な高低差
があり、その高低差を無くす調整を
行わず設置すると
家具に”ねじれ・傾き”が発生
し、様々なトラブルにつながります。
実際、良品にも関わらず、
正しい設置を行われていない事が原因による不具合
で
クレーム返品されてしまうケースが数多くございます。
設置の不備が原因によるトラブルは再設置だけでは改善されず、幾度もお客様にご迷惑をおかけしてしまいます。
また販売店様も商品の再納品やお客様宅への再訪問などの無駄なご負担をお掛けする事となります。
設置の不備が原因によるトラブル軽減
の為にも、本紙をよくご覧頂き正しい設置のご協力を
お願いいたします。
■設置不備や高低差の調整不足が原因のトラブル事例
家具の正しい設置のお願い
株式会社 パモウナ 本社 営業部販売グループ TEL 052―653-3355販売店様向け資料
◎引出しがズレている ◎上台天板がズレているこれらの原因として
・
水平に設置されていない
または・
フェルトが適切に貼付されていない
場合がほとんどです。
◎扉の隙間が不均等であるもくじ
・設置時にご用意いただきたいもの
・フェルトを貼る場合のご注意
・壁面にコンセントがある場合のご注意
・設置の手順
・実際に設置を行ってみます
P.2
P.3 ~ 4
P.5
P.6
P.7 ~ 17
◆準備編
◆実践編
■はじめに
20121215 ◎下台天板がズレている・各パーツでの調整方法
P.18 ~ 19
◎水平器 (長いモノ)
◎敷板
商品設置時の床のレベル(高低差)を計測する為に必要です。
家具の下に敷き床の高低差を埋め、家具を水平にする為に必要です。
■家具用バランスボード
合板 厚み:2~5mm 厚紙 厚み:0.5~2mm 1枚で厚みの使い分けができる為、調整に大変便利です。 金物メーカー様よりご購入可能です。 ※パモウナでの販売も行っておりますので、お問い合わせください。 【敷板を敷く場所】 【水平器の見方】 商品の底面には床を保護する三角座(樹脂プレート)が 付いています。敷板は必ず三角座部分に敷いてください。 厚い敷板 薄い敷板設置時にご用意いただきたいもの
長さが短い小型の水平器は大型の家具の計測 には不向きですので、長い水平器をご用意ください。×
小型の水平器は不向き
■合板、硬い厚紙
5cm角程度で厚みの異なるモノをご用意ください。気泡が若干 左
によっています。 一見、あまり傾いていないように思われますが、 家具は幅が大きい為、この場合でも両端で5mm程度の高低差
があります。 【水平器の計測ポイント】 左右の傾き計測 (中央) 前後の傾き計測 (両端2箇所) 50~60cm ※家具は幅が広い為、小型の水平器では精度がでません。 座の位置 三角座 長い 短い使用禁止
※必ず傾きや歪みがでます。
厚いフェルト グラグラ・不安定×
・フリーカットタイプ
・厚み
2mm以下
・硬質タイプ
・丸型、角型
・厚み
3mm以上
・軟質タイプ
フェルトを貼る場合のご注意
◎フェルトの選び方
フェルトが原因によるトラブルが多くあります。以下にご注意ください。
座を部分的にしか貼付できない ズレやすい・ズレて貼付しているカットして使用
座の形に合わせてカットし貼付 座の形に合わせてカットし貼付※硬質でシート状のタイプをお選びください。
×
・引出同士がぶつかる 家具と床の間に隙間 ができ、天板が沈み・・ ・引出しや扉がズレる座の位置
フェルトを貼付した状態
◎フェルトの貼る位置
一部しか貼付していない
三角座の内側に フェルトが貼付されている ストレート座の内側に フェルトが貼付されている85
85
15
15
【三角座用】
20
100
【ストレート座用】
座を覆うように貼付します。◎フェルトの貼り方
座を覆うように貼付します。×
×
※必ず全ての座に貼付してください。
※必ず座を覆うように貼付してください。
設置場所
コンセントプレート コンセントプラグ 背板が押されて奥まで入らない
■背面上部にコンセントなどの突起物で押されるケース
設置場所
設置場所
突起物
・コンセント ・通気孔など ・設置する壁面に、コンセントなど突起物がないかを確認。 ・突起物が触れない様に壁から離して設置。壁面にコンセントがないか注意してください。
コンセントで背板が押されると、棚板がセットできなくなります。
■背面下部にコンセントなどの突起物で押されるケース
突起物
・コンセント ・通気孔など 背板が押されて奥まで入らない
壁面にコンセントがある場合のご注意
×
×
コンセントに
触れていない
設置の手順
■正しい設置の流れ
下台の水平設置
下台でしっかり
水平にする
上台を設置
左右の連結
金具で微調整
重要ポイント
水平器で
高低差を確認
Step1
Step2
Step3
引出しがズレている
◎まずは水平の調整を行わずに、設置してみました。
扉の隙間が不均等である キャビネット同士の天板が ズレている実際に設置を行ってみます
ズレ:A
隙間:D
ズレ:B
ズレ:C
ズレ:A
キャビネット同士の隙間が
広がっている
奥行もズレている
ズレ:B
隙間:D
ズレ:C
◎この状態で丁番や引出の金具調整を行っても直りませんでした。
(ズレなどが大きく調整範囲を超えていた為です。)
Step1: 下台を設置して、水平を調整します。
◎今度は床の高低差を調整し、下台が水平になるように
設置を行ってみます。
水平器
以下の計測ポイント全て
で傾きを確認します
今回は予め商品底面の各座(三角座・ストレート座)に
フェルトを付けた状態にて実践しました。
◎水平器を使って下台の水平をチェックします。
フェルト1枚貼付済
左の商品を計測
右の商品を計測
左右方向は 水平になっています。 左右方向は低い
状態
右側が になっています。 左の奥行き方向は 水平になっています。 右の奥行き方向も 水平になっています。 左の奥行き方向は後ろが低い
状態になっています。 右の奥行き方向は後ろが更に低い
状態になっています。幅方向
幅方向
奥行き方向
奥行き方向
奥行き方向
奥行き方向
◎実際に計測をしてみます。
床が最も低い箇所
床が低い箇所
低い◎計測内容で以下の状態である事が分かりました。
低い 低い◎低い箇所に敷板を入れ水平になるよう調整してみます。
◎計測で低いと分った4箇所にフェルトを各1枚 貼りました。
調整は不要
調整が必要
貼付されていたフェルトの下に1枚追加し、 合計2枚重なった状態になりました。 フェルトが 付いた状態 調整用フェルト◎水平器で水平の状態を確認しました。
左右方向は ほぼ水平になっています。 奥行き方向はまだ 後ろが少し低い
状態になっています。 フェルト:2枚 フェルト:1枚◎まだ低い箇所に、さらにフェルトをもう1枚貼りました。
貼付されていた2枚のフェルトの下に 更に1枚追加し、合計3枚重なった 状態になりました。 フェルト2枚 追加調整用フェルト◎商品中央の座が浮いているので厚紙を敷き微調整しました。
商品と床の間に若干の浮きがあった為、 硬い厚紙2枚を入れ浮きをなくしました。 フェルト 厚紙2枚を追加 フェルト:2枚 フェルト:1枚 フェルト:3枚 フェルト:2枚 フェルト:3枚 フェルト:1枚◎もう一度、水平器で水平の状態を確認しました。
天板のズレや開きが無い 状態になりました。 調整前 調整後 調整前 調整後 ズレがほとんど無い 状態になりました。 左右方向は水平になっています。 奥行き方向も水平になっています。◎引出しや下台同士のズレの状態を確認しました。
家具は背が高いので、下台の少しのズレが上台では大きなズレ
になってしまいます。ここまでの手順でしっかり直しておきます。
13
食器棚の上部と下部で背面との隙間は
一定でした。※傾きのない状態です。
Step2 : 上台を設置し、左右連結します。
※壁と家具上部に隙間が開く場合は、
床が部分的に若干沈み商品が前に
倒れています。
対処方法:P17を参照
◎連結後、壁と家具に隙間がないかを確認しました。
上下の連結を行います。
左右連結用穴
◎左右の連結を行います。
下台での調整が出来ているので、穴位置はピッタリ一致しています。
ズレていた箇所:A
◎ほとんどズレのない状態で設置できました。
A
B
D
C
調 整 を し て い な い 設 置 調 整 し た 設 置◎丁番など金具の調整を行い、設置完了です。
ズレていた箇所:B
ズレていた箇所:C
隙間の箇所:D
(金具ので調整方法は商品付属の説明書をご参照ください。)上台を乗せた際、家具の重さで