鳥取大学教育学部 研究報告 (自然科学), 47(1990,3ユー52
鳥 取 県 岩 美 町 唐 川 湿 原 の 自然 環 境
――地形・地質 と植生――
清水
覚厚
*・岡田
昭明
**・市谷
年弘
***Hiroattu SHIMIzL ShOmei OIcADA and Toshihiro lcHFrANI Name ofhe Karakawa moor, Iw“止ho,Totton Prefectu俺 ――topOgraphy,gedogy and vegetation―
(1998年 3月30日 受理) 1. は じ め に 唐川湿原は
,蔦
取市の東方約10 kmの岩美郡岩美町唐川に位置 し,そ
こに自生するカキツバ タ群落は1944年に国の天然記念物に指定 されている。1973年には周囲を取 り囲むようにゴルフ 場が開設 されるなど開発が進み,ま
た湿原の乾燥化の傾向が認め られるようになった。 このた め地元の岩美町では湿原保護対策をたてる目的で,気
象,地
質,流
量・水質,植
物,動
物 に関 する総合調査 を1989年に実施 した。 この結果は「国指定天然記念物唐川のカキツバ タ群落調査 報告書」(岩美町教育委員会,1990)に
まとめ られ,そ
の後,保
護整備対策 として実施 された`島 取地方農林振興局による「ふるさと ,水 と土保全モデル事業 (唐川地区)」 (1995∼ 96年度)に
生かされた。 小論は,上
記報告書の内容のうち地質 と植物 に関する部分について,そ
の後の調査研究結果 を加 えてまとめなお したものである。地形・地質については岡田が,植
生については清水がそ れぞれ分担執筆 し,考
察については両名の討議 にもとづ き清水が とりまとめた。花粉分析 と火 山ガラスの化学分析 は市谷が担当した。2.地
形・地 質2-1
湿原の地形 と水環境 唐川湿原は,鳥
取市東方の山地内にあ り,稲
葉山(248,9m)か
ら大茅山(664.lm)へ
至 る 稜線のす ぐ北側に位置 している (図1)。 東西にのびる稜線は比較的なだらかで,そ
の一部がゴ ルフ場 として開発 されているが,こ
のほぼ中央 を北西に向か う浅い谷がある (図 2)。 湿原 は, この谷の谷底 に沿い,標
高約400mか
ら370mの
間に数力所 に分かれて分布 している。数 力所 に分布する湿原のうち,谷
のもっとも下流部に発達するものが最大で,主
要な湿原である (図 3)。 以下ではこの主要な湿原を唐川湿原あるいは単 に湿原 と呼ぶことにする。*鳥
取大学教育学部生物学教室 (〒6808551 鳥取市湖山町南 4の101) **鳥取大学教育学部地学教室 (〒680-8551 鳥取市湖山町南 4の101) キ半*(株)サンデ ィコンサルタント(〒689-0737 東イ白郡東郷町長江543-1)清水 寛厚 ・岡田 昭明・市谷 年弘 図
1
唐川湿原の位置 (国土地理院発行20万分の 1地 勢図「鳥取」を使用) 唐 川湿原 の規模 は東西約75m,南
北約130m,面
積約 0.6 haで,湿
原面 は南東部 の標 高 375mか
ら北西端 の標 高372mま
で緩 く傾斜 している。南東部 には,放
棄 され た本 田の跡 が高低2 段 の平坦面 と して残 されてい る。周 囲の地形 は,西
側 の左 岸で は山地の急斜面が迫 ってい るの に対 して,東
側 の右岸 は比較 的ゆるい 山腹斜 面 となってい る。西側急斜面 の裾 には,切
り通 し に よって湿原 に面す る遊歩道が敷設 されてい るため,自
然地形が失 われているが,湿
原 の】ヒ西 端部 (最下流部)で
は,こ
の急斜面か ら小 さな尾根 が遊歩道 を越 えて湿原 内にのびていた形跡 が あ り,こ
こで谷幅 は大 きく狭め られていた もの と推定 される。 湿原に流入する水源には,南
東か らの本流 と北東か らの支流の2本
があ り,こ
れ らは湿原内 ではそれぞれ西縁 と北縁 に沿 う水路 となって流下 し,北
西端部で合流 したあと小田川へ流 出す る。本流,支
流 ともに上流のゴルフ場沈殿池か ら流れ出て くるもので,本
流では途申に溜池で ある大沢柳 池がある。 このほか,大
沢柳池の堤防下か ら取水 して下流部の唐川集落へ向か う灌 漑用水路が,湿
原の東側山腹 を通っている。 この灌漑用水路 を流れる水は所々で漏水 し,東
側 山腹 を下って湿原内に滲入 している。湿原の中央部は湿原の西縁・北縁 を流れる水路か ら離れ てお り,ま
たやや高まっているため,両
水路の水量が減少 した場合 には真 っ先 に乾燥化が進 む 場所である。 したがって,湿
原中央部に直接滲入する灌漑用水路か らの漏水は,上
記の両水路 とともに唐川湿原を維持するための重要な水源 となっている (図 3)。2-2
湿原周辺の地質 唐川湿原が位置する山地は,新
第二紀中新世の鳥取層群 とそれを覆 う鮮新世ない し更新世の 稲葉山玄武岩で構成 されている (上村ほか,1979)。 稲葉山玄武岩は溶岩台地状 に分布する溶岩 流で,唐
川湿原付近を含め稲葉山一大茅山のなだ らかな稜線 をつ くっている。一般 に風化が著 しく,唐
川周辺では褐色∼赤褐色 に土壌化 している。湿原の周囲では,こ
のような風化土壌 と鳥取県岩美町唐川湿原の 自然環境 図
2
唐川湿原周辺の地形図 (黒枠 は図 3の 位置.国土地理院発行 2万 5千 分の 1地 形図「稲葉山」 を使用) ゴ ル フ場 沈 般 池 図3
唐川湿原の見取 り図 点線で囲んだ範囲がカキツバ タ湿原.数
字は標高 0 100m ― (m).清水 寛厚・岡田 昭明・市谷 年弘 比較的新鮮 な玄武岩ブロックとか らなる崖錐堆積物が山腹斜面 をおおって分布 しているのが観 察 される。また
,溶
岩流の平坦な面上では,大
山火山起源の大 山倉吉軽石層(DKP)お
よび九 州姶良カルデラ起源の姶良Tn火
山灰lATlの
局所的な分布が認め られる。 これ らの火山灰の 噴出年代は,前
者が約5万
年前,後
者が約2.5万年前 と推定 されている (町田・新井,1992)。2-3
湿原の基盤 と基底の地形 湿原の地形的形態 と地質学的実態を明 らかにする目的で,ハ
ン ド・オーガーによる試掘調査 を実施 した。試掘地点は図4に示す計26点である。 この試掘調査では全地点において,軟
弱 な湿原堆積物の掘進後,急
に地盤が硬 くな り掘進が 困難になる深度 まで掘削 をおこなった。 この深度以深か ら得 られた試料 は,径
数clnの玄武岩 角礫 をもつ褐色∼赤褐色あるいは黄褐色の しまりのつ よい粘上であ り,湿
原周辺でみ られる稲 葉山玄武岩の風化土壊 または崖錐堆積物であると考えられる。 したがって,こ
の深度を湿原堆 積物の基底深度 とした (表1)。 図}aに
,基
底深度 をもとにして描いた湿原基底の等高線 を示す。 この図か ら湿原下には,中
央部の南東か ら北西へのびる尾根,お
よびそれを隔てて北東側,南
西側 に二つの谷地形が伏在 していることがわかる。 これ らの谷 は,現
湿原に流入する本流・支流の二つの谷 にそれぞれ連 続するもので,湿
原の形成が狭い谷の埋め立てからはじまり,次
第に谷の合流部をひろ くおおっ て発達 してきたものであることを示 している。また,湿
原の出口に当たる北西端部では基盤か らなる高まりがダムのように谷 をふ さぎ,合
流部は淵状の凹地 をしていた もの と考 えられる。2-4
湿原下の堆積物の層序 各試掘地点で得 られた地質柱状図か ら,湿
原下の堆積物の層序 について検討 を行った。湿原 下に伏在する尾根お よび谷地形は,最
大層厚約2.5m(地
点No.20)の
堆積物で埋め立て られ ている。 この堆積物の主体 は黒色の有機質土 (草災∼泥炭)で
あるが,lm以
浅の表層近 くで は植物の根 に富み含水率 も高 く,ハ
ン ド・オーガーの引 き上げ時に試料が流失 して しまう地点 図4
ハ ン ド・オーガーによる試掘地点鳥取県岩美町唐川湿原の自然環境 表
1
各試掘地点 における湿原基底の深度 と標高 地点No.
標高(m)
基底深度 (clal) 基底標高 (m) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 3736 373.1 372.5 372.2 372.2 372.6 373.1 373.6 374.1 375,4 374.0 372.4 374.0 372.2 373.2 373.6 374.0 373.0 373.6 374,7 3746 3756 375.4 3728 3734 3720 170 242 90 110 195 208 100 110 180 60 50 140 225 250 85 240 172 210 245 255 155 90 16 200 80 172 371.9 370,7 371.6 3711 3703 370.5 372.1 3725 3723 374.8 373.5 371.0 371.8 369,7 372.4 371.2 372.3 370,9 371.2 372.2 373.1 374,7 375,2 370.8 372.6 370.3 も多かった。 黒色有機質土の下位には,場
所 により上か ら灰 白色火山灰,灰
白∼淡青灰色シル ト・粘土,黒
灰色礫 まじり砂が くる。図5もは礫 まじり砂層の,図
5‐cは粘土・シル ト層の,図 }dは
灰 白色 火 山灰層のそれぞれ等層厚線図である。 これ らの図か ら湿原形成当初は,湿
原出日の基盤の高 まりにせ き止め られてまず礫 まじり砂が谷底 に堆積 し,次
いでシル ト・粘土層が谷 を埋 めたこ とがわかる。 さらに北東か らの支流沿いに火山灰が堆積 した後,湿
原全域に水域が広が り黒色 有機質土が広 く形成 されていった。なお,地
点14での礫 まじり砂層はその下位 に薄 くシル ト・ 粘土層を伴 っている。図 6に 本流の谷 を横断する方向の地質断面図を,図
7に湿原全域 のパ ネ ルダイアグラムを示す。礫 まじり砂層,粘
土・シル ト層,火
山灰層は,近
接する地点間で急激 に層厚 を減 じた り消失 した りすることか ら,上
位の黒色有機質土 とは一部指交関係 にあるもの と考えられる。 なお,湿
原の南東部にみ られる2段
の平坦面 (水日跡地)の
うち上段の面は,基
盤の風化土 壌の上にのる耕作土がつ くる面であって,こ
こには湿原堆積物はみ られない。清水 寛厚・岡
H
昭明・市谷 年弘, T
申図.5 湿原基底の地形 と堆積物の 分布
a:湿 原基底の等高線
lln)b:灰
自色火山灰の等層厚線図 lcmJ ci」
0 10 20m
鳥取県岩美町唐川湿原の 自然環境
蔀 > 糾 桐 ・ コ 田 昌 溺 ・ 卦 吟 常 評 A B C D E F G
国
剛
国
国
囲
□
国
図7
パネルダイアグラムA:耕
作土B:黒
色有機質土E:礫
まじり砂F:基
盤G
C:灰
白色火山灰D:粘
土・シル ト :玄 武岩角礫鳥取県岩美町唐川湿原の 自然環境
2-5
灰 白色火山灰の起源 灰 白色火山灰層は地点1,2,3,9,12,14で
認め られ,北
東側支流の谷部のみに伏在 してお りかつ層厚の変化が大 きい。た とえば,地
点3で
は層厚23 cmであるのに,わ
ずか45mほ
ど しか離れていない地点9では98 cmになる。 これは,こ
の火山灰が一次的に降灰堆積 したもの ではな く,支
流上流部の高所か ら運搬 され二次的に堆積 したものであることを意味 している。 こ の火山灰 について起源を推定するため分析検討 をおこなった結果,次
のような特徴が明 らかに なった。1)地
点 1の 深度140∼160 cm,地
点9の 140∼175 cm,地点14の 105∼130 cmから得た試 料 を用い,ふ
るい分けにより細粒 の粘土・シル ト分 を洗い流 して,1/16 mm以
上の粒径部を顕 微鏡下で観察 した結果,無
色鉱物,有
色鉱物のほかに多量の火山ガラスが含 まれることが明 ら かになった。無色鉱物は有色鉱物 よりも多 く,ほ
とんどが斜長石であ り,火
山ガラスは褐色 に 着色 したものも若干み とめ られるが,大
部分は無色透明の平板型ガラスお よびバブル・ウオー ル型ガラスである。2)上
記の試料の1/4∼1/8mmの
粒径部について磁気分離器 をもちいて有色鉱物 を選別 し, その組成 を検討 した。表2に結果 を示 したように,こ
の火山灰の有色鉱物組成は角閃石 を主 と し,斜
方輝石 と不透明鉱物 (鉄鉱物)か
らなる。3)上
記の試料に加 え地点1の 160∼170 cm,地点9の 92∼105 cmお よび105∼140cFn,地 点14の 85∼105 cmか ら得た計7試
料 について,そ
れぞれに含 まれる不透明鉱物の うち棒磁石 に吸着する成分 (強磁性鉱物)の
熱磁化分析をおこなった (図 8)。 図8は,縦
軸が相射磁化, 横軸が温度で,温
度の上昇 にともなう磁化の減少 (熱磁化曲線)を
示 している。用いた試料の すべてか らほぼ同様な熱磁化曲線が得 られ,100∼
130°C付
近にキュリー温度が もとまる。 この 結果は,強
磁性鉱物がイルメナイ トーヘマタイ ト系列 (α相)に
属するものであることを意味 している。4)地
点 1の 深度160∼170 cmから得 られた火山ガラスについて,エ
ネルギー分散型マイク ロアナライザーによる化学分析を実施 した。火山ガラス片4個について,そ
れぞれ 2カ 所ずつ 分析 した結果の平均値 を表3に示す。 以上の分析結果のうち,有
色鉱物組成や強磁性鉱物の熱磁気的性質が一定 していて試料 によ る違いがないことか ら,そ
れぞれの地点でみ られる火山灰層は同一の地層であるとして間違い ない。 つ ぎに,こ
の火山灰の有色鉱物組成は,大
山火山起源の噴出物,と
くに大 山上部火山灰層の 組成 (岡田,1994)に
きわめてよく似ている。いっぽう火山ガラスの特徴 は,姶
良Tn火
山灰(ATlの
それによく似 る。 とくに表3に示 したように火 山ガラスの化学組成 は,横
山・西田 表2
灰 白色火山灰の有色鉱物組成 有色鉱物組成 (%) 占 ︹ 0 ・ 地 N 試料深度 (cm) 鑑定粒子数 (個) 角閃石斜方輝石
不透明鉱物 140-160 140-175 105-130
清水 寛厚・岡田 昭明・市谷 年弘 0 100 200 300 400 500 600 TEMPERATURE (° C) 図
8
灰白色火山灰 中の強磁性鉱物の熱磁化 曲線 6試 料の曲線を重ねて図示.曲線か ら降ろ した矢印がキュリー温度の範囲を示す. 表3
灰 白色火山灰の火山ガラスの化学組成 地点No.1 横 山・西 日 (160∼170 cm) (1987) Si02 Ti02 A1203 FcO WIgOMnO
CaO Na20 晩O
7730 009 1232 1.15 0,73 0.03 116 398 3.26鶴
0・・O
m
・・・7
・・02
・
・,37
3.0.
2.63
(1987)がAT火
山灰の標準組成として使用 した値 とほぼ一致 してお り,ま
た三浦・林 (1985) の分析結果ともよく一致 している。 強磁性鉱物が α相のみであるという火山灰は,山
陰地域ではこれまで知 られていない。 しか し,水
中に堆積 した火山灰の場合,本
来含まれていたチタノマグネタイ ト系列 (β相)の
鉄鉱物 は消失してしまうことがある (会田,1994;岡
田・谷田,1997)。 本試料の場合 も二次的な水中 堆積物であることから,本
来はβ相が含まれていたものと考えられる。得られたα相のキユリー 温度100∼130°Cと いう値は,大
山上部火山灰層の上のホーキ火山砂 (Uh)とこ含まれるα相の 【ARAKAVA VOLCANIC鳥取県岩美町唐川湿原の自然環境
値 (岡田
,1994)と
一致す る。以上 の結果
,こ
の灰 白色火 山灰 はAT火
山灰 とUh火
山砂 とが混 ざ りあ った もの と結論で き る。上のホーキ火 山砂 は,AT火
山灰 の上位 に くる もので,そ
の年代 は直接 の測定値 はないが,直下 の オ ドリ火 山砂
(Od)に
つ いて23,340± 650(GaK‐17163)お よび23,610± 1,320(GaK‐ 17164)と い う14c年代が報告 されている (倉吉市教育委員会,1994)こ
とか ら,そ
れ以降であ ることになる。 湿原下の堆積物の主体である黒色有機質土は,一
部指交関係にある場合 を除 き,灰
白色火山 灰層の上位にあるので,Uh火
山砂の降灰以後に形成 され始めたものであることは明らかである。 しか し,す
でに述べたように灰 白色火山灰層は二次的堆積物であると考えられることか ら,そ
の形成開始時期はUh火
山砂の年代 よりかな り若 くなる可能性が強い。2-6花
粉 分 析 試料 と方法 地点21の黒色有機質土について花粉分析をおこなった。分析方法については,KOH法
,ZncL
比重分離法,HF法
,ア
セ トリシス法により化石花粉・胞子の抽出をし,グ
リセリン・ゼ リーに 包埋 してプ レパ ラー トを作成 した。同定 は主 に光学顕微鏡 の600倍で行 い,走
査電子顕微鏡(SEM像)に
よる同定 も並行 して行った。 また,化
石花粉・胞子の写真撮影には走査電子顕微 鏡を用いた。使用 した走査電子顕微鏡は岡山理科大学理学部に設置されているJSM‐35型 である。 分析結果の出現頻度は木本類 については高木 と灌木の合計 を使用 し,草
本類 については木本類 の合計 を基本数 として算出した ものを使用 した。 地点21の堆積物の厚 さは 155 cmで,こ
のうち地表か ら深度 35 cmま では現生植物の根が絡 み合った状態で,分
析試料は得 られなかった。深度35 cmから湿原基底の155( までは黒色 有機質土が続 くが,130∼
136 cmお よび142∼145 cmに灰 白色の粘土薄層がはさまれている。 また,90∼
105 cmの 黒色有機質土はやや黒色味が弱 く暗黒灰色 を呈す る。分析 には深度35∼70 cm(No.1),70∼ 90 cm(No.2),90∼
105 cm(No.3), 105∼ 130 cm(No.4), 130∼133 cm(No.5),133∼
136 cm(No.6)お
よび142∼145 cm(No.7)の
計7試
料 を用 いた。分析結果 全試料 を通 じて木本類41種 類 と草本類22種 類 の化石花粉 お よびシダ類 と苺苔類5種類 の化石 胞子 を同定 したが
,こ
のほかに未同定の もの もある。樹木花粉ではTaxodiaceae&Cupressaceae, 働sttηια&働
d″ηttsたが圧倒的 に多い。 また,草
本花粉 では4ル
%λ力,Gramineaeが多 く出現 している。同定 した化石花粉,胞
子 を木本類,草
本類,胞
子 に分類 して,そ
れぞれ表4,表
5, 表6に示す。 これ らのうち主要な種類の消長は以下のようになる。 まず樹木花粉 (図9)の
うち針葉樹で は,全
試料 を通 じて出現率が最 も高いのはTaxodiaceac&Cupressaceacである。 これは 90 cm以深では下層の試料
No.7(10.9%)か
らNo.4(26.0%)ま
で増加 したあ とNo.3で
13.5%ま で減少 し
,そ
の後No.2, 1の
90 cm以 浅では30%を
越 えて急激に増加する。次に,90 cm以
浅で3%出
現する膨力″″夢 は,90C14以
深では0∼1%で
ほとんど検出されない。C空〃力勿ιttα は130 cmを 境 に以深では8∼
9%出
現するが,以
浅では4%以
下 とな りかつ上層ほど減少する。いっぽう
TM印
は下層 (試料No。7,6)の
1%前
後か ら上層 (試料No.2,1)の
5∼9%ま
で 徐々に増加する傾向が認め られる。清水 寛厚・岡田 昭明・市谷 年弘 表
4
樹木花粉 の種類 と出現頻度 No 4 木3齢
cm 70-90cln 90-105 cln 105-130cm 130-133 cm 133-136cm 142-145 cm 個数%
個数%
個数%
個数%
個数%
個数%
個数%
試料No l No 2 No 3
No.5 No.6 No 7 樹 Aう力s Cψん物9/i2 4 1,7 6 26 12 41 10 39 Taxodiaceae&Cupressaceae 81 33.8 69 30,1 40 13.5 67 260 21 79 68 256 1. 04 1 0.4 8 30 3 08 3 11 1 03 2 07 31 86 24 90 49 136 29 10,9 Я じ9, Pi″ ″s 肋 カ 7む″ξ, 駐力′9″夢 4じ″ 4沓θ21″s β♂筋肋 G'ゆ肋″S Cο力ぶつ 力,″α″肋♂ G公勉″¢,&G,s筋″9かぬ Я9酔s Lセ´肋 ♭っ肋″盗 /2FJp婉抱″?, 2ヮ陶tlp?, ι〃婢クsg,脱。υ, Prpちを,T, F消防ι″盗 Gο触″s WIclaceacP 馳amnaceae CinkgonaceacP 4夕θ″b鬱? Q″′οb,励″9´ Sλ 働″ゆ力ο体 4肋クs Encaceae И ガ ω 評 膨 Gοリ タS 磁 肋 rJ″ 物 s αη脇胞 Caprifoiaceae Leguninosac β″7, 捻 舟夕″οθtts夕s 1 04 3 13 1 04 1 0.4 20 87 8 3,5 6 26 1 04 3 1.3 1 04 2 09 7 29 5 2.2 1 04 1 04 3 13 2 08 3 10 3 1.2 1 03 10 34 11 43 1 0.3 2 08 3 11 2 07 4 15 12 5.0 8 33 1 04 29 121 20 87 13 44 10 39 1 04 10 34 1 04 1 0.4 2 0,7 1 04 3 1,3 3 1,0 2 08 49 204 53 232 140 473 108 41.9 5 21 9 39 7 24 6 23 9 3.8 5 22 5 17 8 31 3 1,3 1 0,3 12 4.5 9 2.5 9 34 23 86 38 10.6 33 124 2 08 8 22 5 1,9 3 08 12 4.5 95 357 169 47.0 67 250 3 1,1 4 1.1 9 34 9 34 14 39 48 180 3 11 1 03 2 08 1 03 3 1.1 2 06 1 04 1 04 3 08 1 0.4 5 1,4 1 04 1 03 1 04 1 03 1 03 1 03 2 0,7 1 0.4 7 1 0.4 3 1,3 7 2 0.9 91 04 3 ■3 2 3 1 2 09 3 2 07 1 0.4 2 07 2 07 P1 04 1 0.3 2 07 1 04 1 04 16 54 11 43 1 0,4 2.4 07 10 03 ■0 5 21 1 04 P3 13 5 2.1 3 13 5 21 7 27 1 0,4 P1 0.4 3 1,2 2 08 Total 240 100 229 100 296 100 258 100 266 100 360 100 267 100鳥取県岩美町唐川湿原の自然環境 表
5
車本花粉の種類 と出現頻度 革 試料No l No.2 No 3 No 4 No 5 No 6 No 7 深 度 35-70 cm 70-90 cm 90-105cm 105-130 cna 130-133 cm 133-136cm 142-145 cm 個数%
個数%
個数%
個数%
個数%
個数%
個数%
働rperaceae Grammeac 勁 力, Lilaceae r ernnaceae 4疵″たケ, 0血er Colnpositae Calyopllylltteae Chenopodiaceac 乃 容力,加 G?%α″ι夕物 物 ,滋熔 Tttρ´, Sク縫砕△ο/b, UmbellⅡёrae Aθοヮs 勒 力,″ 河,乃η 『A Oher Polygonaceae 勁,″θ励 ″ 肋 勉婢9解力″ 肋2Ftttοθ溢 熔 24 3.2 15 2.8 10 40 4 08 3 41 10 11,4 5 51 104 139 205 37.8 108 42.9 100 211 24 329 28 318 50 505 1 0,4 2 03 1 02 P2 03 572 766 301 55.4 23 31 11 20 1 0.1 1 0.2 3 04 1 0.2 122 484 5 2.0 1 04 1 04 1 02 97 15 328 692 24 51 1 0.2 1 02 1 1.4 Pl l.4 33 452 6 82 14 1 2 Pl ll Pl 10 32 864 31 313 6 68 10 101 1 ■0 4 4.5 1 0,1 3 04 P3 04 P2 04 P1 04 1 01 2 04 ■0 8 11 4 07 2 04 2 08 1 0,4 5 5,7 ■4 27 1 11 1 11 ■0 Total 747 100 543 100 252 100 474 100 73 100 88 100 99 100 表6
胞子の種類 と出現頻度 胞 試料No l No.2 No.3 No 4 No 5 No 6 No 7 深 度 35-70 cm 70-90 cm 90-105 cn4 105-130 clla 130-133 cm 133-136 cln 142-145 cm 個数%
個数%
個数%
個数%
個数%
個数%
個数%
Monolete Polypodiaceae Trilete Ohioglossaceae 帥hagnaceae 362 923 479 889 222 733 264 761 152 700 86 63,7 121 672 13 33 2 04 23 76 15 43 42 19,4 32 237 43 239 13 33 57 106 54 178 60 173 23 106 15 111 16 89 2 05 1 0.3 7 20 2 05 1 02 3 10 1 0,3 2 15 392 100 539 100 303 100 347 100 217 100 135 100 180 100 広 葉樹 では,晩
崩tr%ια&G鉢
勉ηttsλ (図11ムーB)の
出現率が全層準 を通 じて もっ とも高い。 下層か ら増加 し,試
料No.3で 40%に
達す るが,そ
の上位90 cm以浅で は20%に
減少す る。落 葉広葉樹 についてみ る と,Bι筋肋 が130 cm以深 で8∼13%,以
浅 で0∼4%と
,130 cmを
境 に上層で急激 に減少 している。F即
sと L砂 ゲ肋うα肋%夕Sは 全層 を通 じて1∼4%と
比較的安定 し清水 寛厚・岡田 昭明・市谷 年弘 図
9
樹木花粉組成図 酔 色有機 質土 轟 縦 囲 鑢 十 花 粉 出現崎 図10 草本花粉お よび胞子組成図 た出現率であるが,後
者は試料No.7で
18%と とびぬけて高い値 を示 した。4餌
"J夕s(図
■―C) の出現率は13%以
下であるが,深
度90 clnを境 に下層では4%以
下,上
層では8%以
上 と大 き く異なっている。常緑広葉樹では の研οbα力豊かλが全試料 を通 じて出現 してお り,90 cm以
深 では3.7%か ら5.4%ま で上層へ向けて増加 し,以
浅では3%以
下に落ち込む。 t 一 化 I , I I I ェ r l よ 特 ︰ 1 1 ! , 1 4 1 キ r l l 1 1 1 1 ︰ こ 黒 料 号 試 番脚
M
c m 鰤
田
団
開
田
閣
静
﹃
円
田
国
用
用
瀞
枷
四
四
囲
籍
襲
榊
閣
国ご
ピ
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甲
れ
︱
﹂
T
I
I
﹂
L
料 号 試 番ご
m
F
”
脚
M
c m 鰤
躙
醐
円
田
田
榊
田
隅
田
円
国
四
]
幽
日
円
壽
饉
伸
鰯
鳥取県岩美町唐川湿原の自然環境 湛木 では 膨 蕨 の出現率が高 く
,130 cm以
深 で は1%以
下であ るが以浅では2∼3%を
示 す。 ほか に4J2%s(試
料No.1,2,4,5,6),"傷
(試料No.1,2,4,6)が
ほぼ1%以
下 と低率 で あ るが比較 的安定 して出現す る。 なお,M)万
じ9印
Jι (ヤチヤナギ)が
試料No.3(2.4%)お
よ びNo.6(1.4%)に
検 出 された。 また,α
励 紹 と思 われ る花粉 が深度135 cm以浅 の試料 に比 較 的多 く (0.4∼2.1%)検
出 された。 草本類 (図10)で
は単子葉植物 のGramineae(図 11-D)や澱子葉植物 の4ル%減
α(図 11‐E) が全層 を通 じて最 も多 く検 出される。 この両者 を含 めていずれの花粉 も,深
度130 cmを境 に 図11 地点 No 21の 深度70∼90 cm(試 料No 2)から得 られた花粉化石の電子顕微鏡写真 (スケールはいずれ も10 μm) A i Cαs勉弊ハλ(ス ダジイ型)B:σ
,s筋″ψsゐ (ソブラジイ型)C i46θ
夕′″s(ト チノキ)D:GI・
amineac(Olyza)E:4ル
物ゐケ,(ヨモギ)F i spO砲 (胞子)清水 寛厚 ・岡田 昭明・市谷 年弘
それより上層で急激に増加することが きわめて明瞭である。
胞子 (図
10,図
11‐Flで
はシダのMonoleteが最 も多 く,次
いでTrile俺,Polypodiaceaeが多く検出される。Monole俺 とT le俺では草本類 と同様に深度130 cm以浅で出現率が高 くなる。
また
,彰
カゥ酔%物 (ミズゴケ)が
試料No.5,7を 除 き, 1%未
満出現す る。以上の結果
,地
点21の湿原堆積物には深度 90 cmお よび 130 cmに 花粉・胞子組成上の不連続が認め られ
,こ
れをもとにA(深
度145∼130 cm),B(130∼ 90 cm),C(90∼
35cna)の3花
粉帯に区分することができる。各花粉帯の主要な樹木花粉は
,出
現率の高い順に以下のようになる。A帯
:じ♭s力ηια&碗
航勁妙sλ,Taxodiaceae&Cupttssaceae,Bι 協ル,印″力物ιttαB帯
:働崩開ια&G2sttηψsA,Taxodiaceae&Cupressaceae,● じ′οうα力%砂sた,4盗οクJ%SC帯
:TaxOdiaceae&Cupressaceae,晩 崩吻9,&G♭
s″ヵψsλ,■公ι%′ぉ,Ts″騨3.植
3-l
湿 原 の植 生概況 唐 川湿原 は,カ
キ ツバ タ湿原 として国の天然記念物 (生駒,1939)に
指定 されてい るため カ キ ツバ タが象徴 的であるが,面
積 的 には比較 的小規模 な湿原 の中に4植
分 に大別 され る湿 原植 物群 落がバ ラ ンス よ く発達 しているこ とも見逃せ ない。 前述のように,唐
川湿原は大沢柳池か らの主流および東側斜面を流れる小 さな潅漑用水路か らの漏水,そ
して北東側小谷か らの流水が水源 とな り維持 されている。 このため,貧
栄養か ら 富栄養の多様な湿原環境が形成 されて,多
様 な植物相 と群落が発達することになる。湿原域内 の植物相は,局
部的に乾燥地が存在 しているため若干の一般陸生植物 も包含 されるが,シ
ダ植 物で5科
6属6種
,種
子植物で43科 76属 97種の合わせて103種が出現 している (清水,1990)。 植物群落はオオイヌノハナヒゲー イヌノヒゲ群落,
トダシバー オオバギボウシ群落 (ト ダシ バー オオイヌノハナヒゲ亜群落,
トダシバー カサスゲ亜群落),ツ
ルヨシ群落,ネ
ザサ群落の6 群落に区分 されるが,耕
作跡地の法面などに成立す るネザサ群落は湿原群落か ら除外するのが 妥当であ り,ツ
ルヨン群落は水深の深い流水路内に生育する異質で局部的な群落であるので2 群落を除外すると4群
落が湿原植生群落 となる。 カキツバ タはネザサ群落以外のすべての群落 の構成種であるが,と
くに,水
流が よどみ貧栄養 となる湿原中央部に発達するオオイヌノハナ ヒゲーイヌノヒゲ群落の植分地域では個体数は必ず しも少な くない としても成長がやや不良 と なるため,群
落名に冠 した植物の他,ム
ラサキ ミミカキグサやモウセ ンゴケなど微小 な植物 に よってカキツバ タが優 占する植分 ともに湿原 らしさが醸 しだされ,唐
川湿原を特徴づけている。3-2
湿原の主要群落 と経年比較 1981-82年 (清水,1989)と
1988-89年 (大川,1990)に
実施 された詳細な植生調査 にもと づ き,筆
者による未発表資料 を加えて経年比較 を試みた。Braun‐Blanquet(1964)法による調査 結果をもとに種類組成 と環境特性 より群落区分 をし,総
合常在度表 として表 7に 示 した。なお, rは5%以
下の低頻度を示 している。1)オ
オ イ ヌ ノ ハ ナ ヒ ゲ ー イ ヌ ノ ヒ ゲ 群 落 (Ertocαヵん,れ
】qヵ9ι,tr/れ秘秘 ― RれダカCOSPOrα μ ″ 崩COmmmity)
地表水があるけれども水位はごく浅 く,流
水が よどみほとんど帯水状になるため,溶
存酸素鳥取県岩美町唐川湿原の自然環境
表
7
唐川湿原の経年比較常在度表 CommunityIItvestセated year NImber of stands A B‐1 B‐2 C 80-81 88-89 80-81 88-89 80-81 88-89 80-81 26 8 28 12 33 12 27 88-89 10 A. 】河 οθα″め,秘ウg″9'αヵ″ヵ ―■ 拘JICOSPOra Faフ rヵ,community
D物ヮ万,ο初,肋ψο力v征ル″ρ腔 カ リマ タガヤ Ⅳ V
R助
肋鍋″ηカタ万¢√ Dttdο胞陶滅″ 'う 砂 'カ 汀 ¢JOη部 物J♂塑 ″滋, ど万ο¢α21οヵ″″夕房力″″物 Sひ妙7S″″σο″公 研防 じ″,,/i2″lpFt″OS' きは,,万,曳9″6カウ JTV″じクS,9,ケ ''お ″S ヵタハrr92勉勉 A物″肪″ヮ,カカゲ″, Fr9s筋 ″。″滋″, 乃 力″tiLIα″攣 力″, ■4簿ひ,″肋夕ss力 ο″sA L腕胸 形ケ肋″物ケ,varサ 炒 ″″物 4η解″じ,力,″容ケυα Frpttρ約″″△νψ珍蒻″, 力 ″ιtVS 9″S″S Var虎じわ 疱盗 イ rrpん″ゲ9,sA οttο崩ガA 肋 ♂じ,ο物 ムカ,,ω Lys物 ,肋力 θル協婢ケ′邸 Иοtt υο″じク″ど, 勁 効 力万s,,J″S″Å 乃陸″″,″♂ψS 酌Sα夕 '″ λ夕 '之 w%, rJP/ひ解″α勉 GαrPI胸似,物οωιttιι 膨″ρじJοタケοttriit蕊
力″夕 "」″ο″カク物 Я″ ω万,s,οbοJカゲ Sr抑 ″S″J肋″ηワ Iう¢9´クG物 ,,読力″夕S Lys″″,肋施力加 ″?ケ r/ts滋ヮクリ,勉 ム,肋″♂ゴοbοs, β″,ん万″物,力 "リ ヮ″″物 C,第傷′ぢψ,肋勉 ″ 砂熔 肋θttS bbο″,s9ssぢJヵJカ P9♂″力″クο″ん, 砂 抄αοぬJ72ク″う宅騨J 鋤 ワ物S力,ψ,″ β?″λヮ協切,p9餐¢ ,夕οれ,″s″ι肋夕陶ヮ PJf勉″肋 夕物 力ο力♂ο占ぬ ム ラサ キ ミミカキ グサ Ⅳ V オオイヌハナヒゲ モウセンゴケ アリノ トウグサ イヌノヒゲ イヌホタルイ アギナ シ V V V V V V V V Ⅳ V V I I Ⅳ I H r I III I III I II r I III I II I I V V V IV Ⅳ ⅡI IH IV Ⅳ Ⅱ Ⅳ V HI IV IV II II II II I II II II I II r II I II I fV V V Ⅳ V Ⅳ Ⅳ Ⅳ V V III HI I Ⅳ Ⅱ I III H H II IV II II II II III V V Ⅳ IXI II II II III II III II PJf筋″肋ヮ7rr″″JοチカSV孤 ″妙´ο2カ,コバノ トンボソウⅡ V I アオコウガイゼキショウ Ⅳ
Ⅱ ニ ガナ III ] トダシバ I r III I 肋 筋胸9ξ珍力″″ο勉熔 オ ヒルム シロ I H
B. rosJι″。,施ヵα―AttEE,9JJtrん ,Etr conlmu ty
(B‐1.■ .Fa″ 河θJ―JヒカラrJa and B‐2.CcreT,,sPoJtr施 ―ンL力】rJtl sub‐comm。)
オオバギボシ ミツバ ツチグリ ススキ コオニユ リ ノダケ ユ ウスゲ V V V II 11 H H I 11 11 Ⅳ Ⅳ H Ⅳ H H I V V 111 V V 111 Ⅳ 111 V V 111 11 11 Ⅱ I I I I I I II V Ⅳ V V Ⅳ V Ⅳ Ⅳ V V V V IV IV II V V V Ⅳ V V III IV III III I I Ⅳ Ⅳ Ⅱ H III I II III II I I I I I ショウジョウバ カマ ハイヌメリ
r
オカ トラノオ ツボス ミレ ヒメ シダ r ミソハ ギ I ミヤ コイバ ラ イヌ ツゲ ゴウソ サ ワオ グルマ ミズオ トギ リ アキ ノウナギ ツカ ミ アブ ラガヤ ヒメ シロ不 ヌマ トラノオ カキ ツパ タ テ ゴザサ サ ワ ヒヨ ドリ カサ スゲ シロネ サ ワギキ ョウ トキ ソウ カキ ラ ン コアゼガヤ ツリ ス ギナ シカ クイ ミズチ ドリ C. Lyttrvヵ o琵¢セTS-0'"pα Jaια COmmuniサV Ⅳ Ⅳ HI III II III V V Ⅳ H I IⅡ V III Ⅳ Ⅳ Ⅳ Ⅳ III Ⅳ V Ⅳ Ⅳ III I I I Ⅳ Ⅳ Ⅳ I I H Ⅳ Ⅳ III Ⅳ V II I V V III V V Ⅳ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅳ Ш H
Species of upper units and comp ons
V H H I I V Ⅲ V Ⅲ H
清水 寛厚・岡田 昭明・市谷 年弘 量 が低 い貧栄養地 を生育立地 としてい る。 この群落生育地へ の水源 は
,周
辺部か らの滲入水 に 加 えて,東
側 山腹 の潅漑用水路か らの漏水 の滲入が きわめて重要である。 湿原の中では, もっ とも植生の季節変化が顕著 に見 られる階層構造が発達す る群落である。初 夏 までは低茎の カキツバ タが 目立 っているが,ヒ
メ シロネ,サ
ワギ キ ョウ,ヌ
マ トラノオ,オ
オイヌノハ ナ ヒゲ,ア
ギナ シ,
トキ ソウな どが成長 してい く中,そ
れ まで芽生 え状況で同定 困 難 であった イヌ ノ ヒゲ,カ
リマ タガヤ,ア
オ ノ コウガイゼキ シ ョウな どが成長 し,ま
た微小 な 湿原植物 のモ ウセ ンゴケや ム ラサ キ ミミカキグサ な どを伴 って湿原 ら しい景観 を示す よ うにな る。そ して,や
が てオオイヌ ノハ ナ ヒゲ (コイヌノハナ ヒゲ も混生。表7において はオオイヌ ノハ ナ ヒゲの中に包含)が
密生す るよ うになる。 この群落 はオオイヌノハ ナ ヒゲ群 集 (波田,1983;Hada,1984)に
相 当す る。 1981年か ら1989年 の経年変化 をみ ると,識
別種 のアギナ シ,コ
バ ノ トンボ ソウ,ヌ
マ トラノ オ,シ
カクイな どの減少 または欠如 に紺 してオオバ ギボウンの増加が見 られ,若
千 の乾燥化 が 示 唆 され る。上記各年 の研 究 において提示 された植生 図お よび現在 の現 地観察か ら判 断す る と, カサスゲの中央部へ の進 出拡大 の傾 向が認め られる。東側斜面の潅漑用水路へ の導水 の減少 と 相対 的に増加 した大沢柳 池か らと北東側小谷か らの流入水 に よる湿原 内部 の富栄養化 が原因 と 考 え られ る。2)ト
ダシバー オオバギボ ウシ群落 lFos施れοヵ施 れα一Ar財
ガ 加 9J施 崩 河αcommmity)
この群落 は先のオオイヌノハ ナ ヒゲー イヌノ ヒゲ群落 と後述す るカサスゲー ミソハギ群落の 中間的な群落であるが,前
者か ら派生 した群落 として トダンバー オオイヌノハナ ヒゲ亜群落,後
者 か ら派生 した群 落 として トダシバー カサズゲ亜群落が再 区分 され る。 しか し,種
組成 的 には 類似 してお り,群
落 区分 の基準 は主 として派生元群落の構成種 の組成的,優
占度 的差 異 と現 地 観察 によるが,連
続 的 に移 行す るため識別 は容易 で はない。 2-1)ト ダ シ バ ー オ オ イ ヌ ノ ハ ナ ヒ ゲ 亜 群 落 (R駒匹c力OISPOrtv/ヵ賜rラ)一 A ttrtt sub‐ conllnunity) 唐 川湿原 は もとよ り他 の多 くの湿原 において も一般的に見 られる現象 であるが, ミヤ コイバ ラや イヌツゲな どの木本植物 の生育や過剰 な植物遺体 の堆積が地表面 の隆起 を引 き起 こ し乾燥 化へ の方向付 け となる。 この ように乾燥 化が進行す る と,オ
オイヌノハ ナ ヒゲー イヌノ ヒゲ群 落 の構成種 を保存 しつつ も湿原植物の優 占度 を低下 させ なが ら,
トダシバ,オ
オバ ギボウシ,ス
スキ,ミ ツバ ツチ グ リな ど陸地性 を指標す る種群が構成要素 として加 わる。 経年変化 は微小 であ るが,ハ
イヌメ リの欠落,ヌマオ トギ リやア リノ トウグサ な どが若干減 少す るのに対 して ミヤ コイバ ラや イヌツゲの微 増が認 め られ,こ
こで もわずかではあ るが乾燥 化 が進 んでい るこ とを示 してい る。2-2)ト
ダシバー カサ スゲ亜群落 (Ccrer ttsPαJαサo一
A ttrサ α sub‐community)
移動す る地表水 のあ る立地 を中心 に成立す るカサスゲ植分 は
,流
水 量 の減少 あ るい は乾燥化 に伴 い,次
第 に優 占度 を低 下 させ て くる。 この亜群落 はカサ スゲー ミソハ ギ群 落 に隣接 して地 表水 がみ られ な くなる立地 を生育環境 とし,カ
サスゲや シロネな どの植被率が50%以
下 に減少 す る一方,前
亜群落 と同様,陸
地性指標種群が構成種群 とな り,と
くに トダンバ が高 い植被率 を示す。 しか し,オ
オイヌノハナ ヒゲー イヌノヒゲ群落の識別種群 はおおむね欠如す る一方,カ
サ スゲー ミソハギ群落の識別種 が構成種 となる。 経年変化 は種組成 的 には トキ ソウの減少が 目立つ程度で きわめて微 少 で あ る。鳥取県岩美町唐川湿原の 自然環境
3)カ
サ スゲ ー ミツハ ギ群 落 的 協r“秘 α,ccPS―
α ttsPcJα 力commmity)
湿原西端部に沿って流れる流水路および北東側小谷か らの流水路 に沿って発達す る。 カサス
ゲとシロネが優 占する群落で
,茎
長がlmを
越 えて密生する。 とくに,潅
漑時期には多量 な流水が地表面を覆って流れている。
この群落はカサスゲ群集 (Miyawaki alld Oktlda,1972)に相当する。
経年変化はほとんど見 られないが
,面
積的には拡大傾向がみ られる。4.考
主に花粉分析結果 (図8,9,表
4,5.6)とこもとづ き,唐
川湿原の成立 と環境変遷 について植 生学的な見地か ら考察 を試みる。 日本各地か ら花粉分析結果が数多 く報告 されてお り,人
間の活動が活発になってか ら現代 ま での表層付近の土層には,少
な くとも中国地方では,ほ
とんど例外なく阿η熔 (マツ属)が
高頻 度で出現する。 ところが,今
回得 られた資料か らは,全
層 を通 して 物 体 の花粉はきわめて少 な く特異的である。おそ らく,表
層に近い 35(狙 までの層は,根
系が絡み合った層で分析資料 が得 られていないため,2″
クsが多産する比較的新 しい土層が欠落 しているものと判断される。 深度130∼136 cmお よび142∼145 cmに 粘土層が挟 まれているが,そ
の他の層は黒色有機質土 層であるので短期間での堆積ではな く,徐
々に静かに堆積 したものと推測できる。 唐川湿原に近接 して北東約5km,標
高390mに
位置する菅野湿原の花粉分析 (三好,1983) や島根県の中海 。宍道湖周辺地域の花粉分析 (大西ほか,1998,1990,大
西,1993)な
どによ る花粉帯区分に対応 させてみると,三
好によるR‐IIb帯,大
西によるカシ,シイ帯に位置づける ことがで きそうであ り,お
よその湿原の成立年代 は縄文時代末期あるいは弥生時代 頃か ら始 ま ると見るのが妥当ではないか と推定 される。 唐川湿原の花粉分析の特徴 としては,先
述 したように2材熔 が少ないことのほか,9″
力筋ι励 (スギ属),鋤
みう,肋ηハゐ(アカガシ亜属),ゑ
″肋bα ttη熔 (落葉カシ類)が
とと較的に少な く,他
方,TaxOdiaceae&Cupressaceae(イ チイ科・ ヒノキ科)が
きわめて多いことである。●″カー %ιttα が少な くTaxOdiaceac&Cupressaceae(主 としてCupressaceacと 考えられる)が
多 いこ とは,唐
川湿原の位置する稲葉山周辺が現在の植生 としてスギの植林が少な く,大
半がアカマ ツ林であることか ら傍証 されるように,乾
燥 しやす くスギの生育には好適ではなかったのでは ないか と推測 される。 一方,草
本植物の花粉,シ
ダ植物あるいはコケ類の胞子では,今
回区分 された花粉帯のAと
B
の間に草本植物やシダ植物が少ない環境からシダ植物 とともにGranaineac(イ ネ科)や 4ル
物λカ (ヨモギ属)の
草本植物が繁茂する環境 に変化するが きわめて明瞭な不連続が認められる。地史 的,植
生史的なものか局部的環境の変化 を示す ものか判然 としないが,も
しも,後
者であると すると,最
初池であったものが次第に堆積物で埋 め立て られ湿原に変遷 していった と考え られ る。 また,影
物酔%%(ミ
ズゴケ属)は ,現
在存在 しないが,花
粉はおおむね全層を通 して出現 している点興味深い。ほぼ同じ標高に位置する菅野湿原にはオオミズゴケが多産するのに対 し, 本湿原には存在 しないことは,冷
涼な地下水 を水源 とする前者 に対 し後者は温暖なため池 の水 を水源 にしていることによる水環境の影響であろうと推測 され,た
め池が存在 しなかった過去 にはミズゴケが存在 していたことを示唆するもの と解釈できよう。 察清水 寛厚・岡田 昭明・市谷 年弘
4.
お わ')に
唐 川湿原 の保 全 を中心 に して 湿原にとって水環境は最 も重要な要素であるが,水
さえあればよいと言 うものではな く,微
妙な適量の水が供給 されることによって湿原は維持 される。 しか も,水
の供給が不変であって も,水
の営力 によって地形に変化が生 じればその場所の水環境 は変化するし,年
毎 に蓄積 され る有機物が堆積すれば,地
形が変わ り水環境や栄養環境 に影響 を与え,そ
の結果は湿原の植生 遷移 となって具体化 される。土地的極相 として しか存在で きない 日本の,と
くに山地や低地の 湿原 においては,植
生遷移が退行遷移 も含めて進行すると,い
ずれ,湿
原は消滅することにな るが,こ
れも自然であるとして放置す るのが正 しい道であろうか。否,少
な くとも稲作の発達 する日本では,平
野地域は無論のこと山地の湿原 も水田等 に改変利用 されていて,残
存す る湿 原の多 くは,面
積 は狭鯰であれ貴重なす ぐれた自然 として,天
然記念物や環境保全地域 に指定 されているのが現状であることを鑑みると,遷
移の流れを中断 し,最
小限の人為管理下の もと で湿原を維持することも,自
然保護であると筆者は考える。すなわち,ブ
ナ林やシイ林 な ど人 為干渉の排除を自然保護の基本 にする気候的極相 を示す 自然 と,湿
原や砂丘などのように土地 的極相 として残存 している自然 とは,お
のず と異なった封応が要求 されるのである。 唐川湿原においては,水
源背部はゴルフ場であ り本来の自然 とは大 きく異なっているが,逆
に明治初期 (1872年)に
構築 された大沢柳池 とゴルフ場の沈殿池か らの水が水源 となっている ので,水
量の調整機能が働 き定常的な水量が供給 されていている点は利点でもある。1981年か ら1988年まで7年間における植生の変化 は,微
少であることがそれを示 していると考 えられる が,若
千の乾燥化傾向があることも事実であ り,他
方,流
水量あるいは流水域の変化 による影 響 と考 えられるが,カ
サスゲ群落地域の増加が認め られた。 とくに,東
側山腹 を流れる潅漑用 水路の管理不足が進み,山
腹か らの滲入水 を重要な水源 として成立 しているオオイヌノハナヒ ゲ ーイヌノヒゲ群落の衰退が憂慮 されていた。 こうした中,「ふるさと・水 と土保全モデル事業」が1995∼ 1996年に実施され,適
正 な管理が 進め られようとしている。既存の施設 を有効 に利用 しつつ湿原の回遊歩道が設置 された。従来 の湿原西側の歩道には歩行にきわめて快適な木材チ ップが敷 き詰め られ,湿
原の上部 と下部の 一部湿原 を横断する部分には橋梁木道が通 り,北
側の見晴 らしのよい山腹 には東小屋が設置 さ れた。管理不足が憂慮 されていた東山腹の潅漑用水路は老朽化 していたため,古
い用水路が コ ンクリー ト製の透水性U字
管に換えられ,そ
の内部に潅1既用水用 と湿原保全のための漏水管 (有 孔管)の
2本
の塩化 ビニール製のパイプが設置 され,必
要な漏水が確保 されるようになってい る。U字
管の上部の開口部は板張 りの蓋が敷 き詰められて,落
葉落枝の侵入を防 ぐとともに,そ
のまま遊歩道 として利用 されるよう工夫 されている。潅漑時期 にのみ給水 されていた潅漑用水 路が改修 され漏水管が独立に設置 されたことは,こ
れまでやや不足気味であった東山腹か らの 給水が年間を通 して期待できることにな り,湿
原の水環境の改善に大 きく寄与するもの と予想 される。 また,古
くに放棄 され,畑
にも利用 された水田跡地には再び水が導入 され,人
為 を加 えない状態での湿原化が企て られている。そ して,湿
原内部や周辺部に生育するススキや過剰 なツルヨシ,カ
サスゲ,低
木などは従来 と同様今後 も適宜刈 り取 られることになっている。 上記の事業は「国指定天然記念物唐川のカキツバ タ群落調査報告書 (1990)」 やその後の筆者 らを含 む保全のための検討会による提言にもとづ き実施 された ものであるが,観
光に供す ると鳥取県岩美町唐川湿原の自然環境 ともに湿原の保全の維持に大 きく寄与す ると予想 されるところである。一般に
,観
光化 と自然 保護は相反するもの とみ られがちであるが,少
な くとも,こ
の唐川湿原のように地理的位置か ら推察 して,過
剰 な観光客の到来を予想する必要のないところでは,む
しろ,積
極的に観光に 供することは人の 目にさらされ,監
視 されていることにつなが り,管
理 を余儀な くされると言 う意味で,湿
原などの土地的極相の自然の自然保護のためには有効 な方策であると考えられる。 しか し今後 とも,継
続 して専門的な視点か らの監視 を続ける必要があるのは言 うまでもないこ とであろう。 本研究を行うにあたり,岩
美町教育委員会の教育長をはじめ各位にお世話になった。また,現
地調査のうち,ハ
ンドオーガーによる試掘には当時鳥取大学教育学部学生であった木下直美。松 山和也・谷口 恵・高浜禎彦・藤田将人の諸氏に協力いただいた。植生調査および組成表作成 において,当
時学生であった田中章郎,林
谷 勉,松
本秀樹,前
田誠司の諸氏に協力いただい た。また,市
谷は花粉分析と火山ガラスの化学分析を行うに際して,岡
山理科大学の三好教夫・ 関 達也両先生にお世話になった。以上の方々に厚 く感謝申し上げます。 会田信行 (1994):関 東地方に分布す る “Pm‐P'の熱磁気特性.第四紀,27,1卜16. Brau「Blanquct,J。 (1964): Panzensoziologic. 865p.Wien.波田善夫 (1983):中 間湿原植性
,湿
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EDX分
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he Karalcawa moor sttattd in he mountalnous rea of eastem ptt ofTottori PI・efecture west Japala was investigated geologically and vegettionary as tlte basic sttldy for conservation of natural envlronmen偽 .
ηle 26 hand orger dttuillgS ttvened he buned topograpl■y under he moorThere are small ndge and hvo
shalcJv vttleys under he moor. 個鯉lbrmation ofthe moor was promottd by deposi■ o■of dam upped sedと
ments athetunciOn ofhese ttЮ valleys.The sedimentt are composed of gravd,silt and clay,volcanic tth
atad black organic soil ΦeatJ ill ascending order.The volcanic asII is considered as secondary deposits and identiaed as m ture ofAil・aTn ash ea,25ka and Daisen Uh ash ea.20± α kal by meallS Ofhermomagnedc
and Лso EDX analyses.
FЮm heresuK offoss,lpollen allalysis,he blaclc organic soilis dMded into ttree pollen zones ill ascendillg order as followtt A zonc(145-130 cm dep血:G公勉″
"&C盗
勉2ψSλ,Taxodiaceae&Cupttssaceac,β 診筋力,9切頻勁兜幻α),B ZOne α30-90cm dep血:G盗筋″ω &Gα∫筋″9かλ,Taxodiaceac&Cupressaceae,いcめう,肋%9かλ,
ス盗ο″J夕0,C zOne 190-35 cm de∬h Taxodiaceac&Cupressaceae,G鉢 勉″¢α
&G盗
勉″9,sゐ,ス公ο夕J"↓ Ts″ξ,).aleveg悦 On ofhe moorwasinvesugated pllytosociologicЛけin 1980-1981 alld 1988-1989.As he resu比 of the studies,5 communities vere recogni3ed. he folowing 3 commun es witl1 2 sub― colrlmtlnties as a
typictt moor vegetation among hem vere discussed 血the compariso■of a secular change, 1)2/iο ια″み″協力″冴力″″物―R秒″ひοψοηカクガ房COmmunity
動 Ff9s筋筋0″勉″α-4物η″″珍JJpカケ″,community O一つ R物 脇 肋 οψ οη カ ク7iケー ス 肪 力 sub‐commu ty
9-動 G,″″′ケψα力勉―五 カケカ sub―commu ty
3)均
肋物効α″♂ψS―G ttψ'肋勉COmmuniけ
(1)iS an Oligotrophic colIIImunityfavoredbypllddlingwateraowingurom percdatillgundergrOundwater.③
is an euttophic community conined to he area near he stteaIIn ② is an intermcdiatt community between
(1)and(2).C2-つ is obServed in relaively dry hれ 膀偽derived a・om(1),and 12-動 is a derN蕊ミcommu ty 仔Om O)developillg in he habitatinduenced by rttnning water.
Tllere is no notable dttrence in dleir plant compositoi butis a litue change in he community stands and
清水 寛厚 ・岡田 昭明・市谷 年弘
唐川湿原の植生.目指定天然記念物 唐川のカキツバ タ群落調査報告書,39-62.岩美町 唐川湿原の植生 とその環境.鳥取大学教育学部研究報告,自然科学,38(2),10弊122. 唐川湿原の植物相.目指定天然記念物 唐川のカキツバ タ群落調査報告書,63マ 0.岩美