• 検索結果がありません。

第15回日本臨床腫瘍学会学術総会開催報告

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "第15回日本臨床腫瘍学会学術総会開催報告"

Copied!
3
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

岡山医学会雑誌 第129巻 December 2017, pp. 207-209

第15回日本臨床腫瘍学会学術総会開催報告

Report of the 15th Annual Meeting of the Japanese Society of Medical Oncology

会長 谷 本 光 音

(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器内科学)

Mitsune Tanimoto(Department of Hematology and Oncology, and Respiratory Medicine, Okayama University Graduate School of Medicine, Dentistry and Pharmaceutical Sciences)

学術総会会長の谷本光音教授による開会の挨拶  このたび,兵庫県神戸市の神戸国際会議場,神戸国 際展示場,神戸ポートピアホテルの 3 会場において, 2017年 7 月27日~29日の 3 日間,会長として谷本光音 教授が第15回日本臨床腫瘍学会学術総会を開催いたし ました.事前および当日参加登録者,国内外の招聘演 者も含め,6,700名以上の参加者を得て,盛会裡に終了 することができました.これもひとえに,岡山医学会 ならびに関連各位のご支援の賜物と心より厚く御礼申 し上げます.  今回の学術集会のタイトルは「最適のがん医療 ― いつでも,何処でも,誰にでも ―」(The Best Cancer Care ― Anytime, Anywhere, and for Anyone ―)でし た.がん対策基本法が施行されて10年が経過した今, がん医療の均てん化がどこまで進んだのか,医療関係 従事者,研究者だけでなく患者さん,一般市民の方々 とも議論し,検証の上,将来に向けた方策を探ること をメインのテーマに掲げ,会長特別企画のセッション を組ませていただきました.  本学術集会では,「領域横断的体系の継承」,「グロ ーバル化の更なる推進」,そして「最新成果の公表と 情報共有」を学術集会のサブテーマとして位置づけま した.領域横断的体系の実装として,特定の癌腫にと らわれることなく最も高質な臨床知見 3 演題を選定の 上,発表いただくプレナリーセッションに加え,新た にセミ・プレナリーセッション10演題を設け,最新の 学際的知見に触れていただけるよう配慮しました.ま た“Cardio-oncology”(がんと循環器双方の領域で診 療科の枠を越えて横断的に連携する診療体系),“緩和 医療”“がん教育”“AYA(Adolescent and Young Adult) , 世代”(思春期 , ・若年発症のがん患者のこと) など,がん医療者・研究者にとって早急かつ適切な取 り組みが求められつつある分野も広く取り上げまし た.会場での討議成果は今後のがん医療現場に直接反 映いただけるものと期待しております.グローバル化 の推進は,名だたる海外の学会(米国臨床腫瘍学会 American Society of Clinical Oncology,欧州臨床腫 瘍学会 European Society of Medical Oncology)に加 えて,中国,台湾,韓国,シンガポール,豪州からの 関連学会とのジョイントシンポジウムなどを複数用意 し,各国間での違いや学ぶべき点など様々な議論が交 わされました.海外から招請演者50名超の参加に加え て,海外から100題を超える一般演題応募をいただきま した.国内のみならず海外からの研究者が一同に会し て,臨床腫瘍学に関わる非臨床・臨床的観点から情報 を交換し,研究者間の交流を促進する良い場となった のではと思っております. ポスター会場での熱気あふれる討議 207

(2)

 一般市民の方を対象としたプログラムの充実にも 心がけました.岡山大学鹿田キャンパス内の Junko Fukutake Hall を患者さんや市民の方々に開放し,岡 山に居ながらにして神戸会場での講演を聴講できるよ う,神戸会場での PAP(Patient Advocate Program; 患者・家族向けのプログラム)の生中継を行いました. さらに「がんと生きる」をテーマに両会場を結び,双方 向性に意見交換ができるセッションを開催しました. 3 日間を通じて,計300名を超える市民の方,患者さ ん・ご家族にご来場くださり,聴講のみならず闊達な 意見交換をいただきました.  本学術集会は例年と同じく盛夏での開催となりまし たが,会場外の暑さ以上に熱い議論が交わされました. 涼しさ・くつろぎを少しでも感じていただけるよう氷 柱・ミストの設置,託児施設の充実,会員懇親会の開 催などの準備をいたしました.さらにはおもてなしの 一環として,児島のジーンズ生地でしつらえたコング レスバックを用意し,きびだんご,大手饅頭,みさお 海外招聘者との懇親会 会員懇親会で親交を深める参加者 神戸会場からの中継に聞き入る聴衆者,岡山会場(Jホール) にて 涼しさを感じていただくよう用意した氷柱 岡山らしさを演出 208

(3)

209 牧場・安富牧場のジェラートなどを振る舞い,岡山色 豊かな学会となりました.  最後に,本学術集会が盛大に開催できたのは,「がん 診療」に携わる院内の多くの先生方に診療科の垣根を 越えて企画立案の段から様々ご指導・ご鞭撻をいただ いたおかげと感謝しております.まさに前述の“領域横 断的な”チームワークの重要性をひしひしと痛感する 次第です.懇親会での貴重なご挨拶やシンポジウム座 長の労をお取りいただいた那須保友研究科長,院内・ 院外の企画委員の先生方,学会本部,協賛企業様,医 局員,秘書,技術員,そしてご参加をいただいた全て の方に深く感謝を申し上げて,報告にかえさせて頂き ます. (岡山大学病院 新医療研究開発センター 堀田勝幸, 岡山大学病院 血液・腫瘍内科 西森久和 記) 平成29年 9 月13日受稿 〒700-8558 岡山市北区鹿田町 2 - 5 - 1 電話:086-235-7227 FAX:086-232-8226 E-mail:[email protected]

参照

関連したドキュメント

金沢大学学際科学実験センター アイソトープ総合研究施設 千葉大学大学院医学研究院

日時  9 月 12 日(月) 午前 9:30–12:30. 会場  S

24日 札幌市立大学講義 上田会長 26日 打合せ会議 上田会長ほか 28日 総会・学会会場打合せ 事務局 5月9日

学識経験者 小玉 祐一郎 神戸芸術工科大学 教授 学識経験者 小玉 祐 郎   神戸芸術工科大学  教授. 東京都

関係会社の投融資の評価の際には、会社は業績が悪化

東京都 板橋区「江戸祭り囃子」 :神田流神田囃子保存会 近畿・東海・北陸ブロック 和歌山県下津町「塩津の鯔踊り」 :塩津いな踊り保存会 中国・四国ブロック

事業名  開 催 日  会      場  参加人数  備    考  オーナーとの出会いの. デザイン  3月14日(土)  北沢タウンホール 

同総会は,作業部会はニューヨークにおける経済社会理事会の第一通常会期