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使用手引書(ダッシュボード編)

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(1)

J2X1-7661-05Z0(00)

2015年10月

Windows/Solaris/Linux

FUJITSU Software

Systemwalker Service Quality Coordinator

(2)

まえがき

■本書の目的

本書では、Systemwalker Service Quality Coordinatorのダッシュボード機能(Systemwalker Service Quality Coordinatorが 収集する情報の中から、常に把握して運用に役立てたい重要な情報を集めて表示する機能)の使用方法について説明 しています。

■本書の読者

本書は、Systemwalker Service Quality Coordinatorの運用方法、および利用方法の概要を理解しSystemwalker Service

Quality Coordinatorの導入を検討する方を対象としています。

また、本書を読む場合、OSやGUIの一般的な操作、およびTCP/IPやSMTPなどの一般的な知識をご理解の上でお読み ください。

■本製品のマニュアル体系

Systemwalker Service Quality Coordinatorのマニュアル構成は以下です。

Systemwalker Service Quality Coordinator 解説書

機能の概要について説明しています。

Systemwalker Service Quality Coordinator 導入手引書

インストール、セットアップについて説明しています。

Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書

機能の使用方法について説明しています。

Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)

機能の使用方法のうち、画面の使用に関する説明をしています。

Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(ダッシュボード編)

ダッシュボード機能の使用方法を説明しています。

Systemwalker Service Quality Coordinator リファレンスマニュアル

コマンド、データフォーマット、メッセージ等について説明しています。

Systemwalker Service Quality Coordinator トラブルシューティングガイド

トラブルの対処方法について説明しています。

Systemwalker Service Quality Coordinator Web利用状況管理編

本製品の提供する機能のうち、Web利用状況分析機能、Webコンテンツの改ざん監視機能について説明していま す。

(3)

Systemwalker Service Quality Coordinator Consolidation Option ユーザーズガイド Consolidation Option機能の使用方法を説明しています。

Systemwalker Service Quality Coordinator 用語集

Systemwalker Service Quality Coordinatorの用語について説明しています。

■本書の位置づけ

本書は、Systemwalker Service Quality Coordinatorの共通マニュアルです。本書は、以下の製品のWindows版/Solaris 版/Linux版に対応しています。

Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V15.2.0

■略語表記について

以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Server 2012 R2" と表記します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Foundation

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter

以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Server 2012" と表記します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter

以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Server 2012 Standard" と表記します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard

以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Server 2012 Datacenter" と表記します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter

Server Coreインストールした以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Server 2012 Server Core" と表記します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Foundation

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter

以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Server 2008 R2" と表記します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise

(4)

以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Server 2008" と表記します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Foundation

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM)

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM)

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-V(TM)

以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Server 2008 Enterprise" と表記します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM)

以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Server 2008 Datacenter" と表記します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-V(TM)

Server Coreインストールした以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Server 2008 Server Core" と表記します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM)

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM)

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-V(TM)

以下の製品すべてを示す場合は、"Windows 8.1"と表記します。

Windows(R) 8.1

Windows(R) 8.1 Pro

(5)

Windows(R) 7 Enterprise

Windows(R) 7 Ultimate

以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Vista"と表記します。

Windows Vista(R) Home Basic

Windows Vista(R) Home Premium

Windows Vista(R) Business

Windows Vista(R) Enterprise

Windows Vista(R) Ultimate

Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、およびWindows Server 2012 R2を、"Windows Server 2008 R2以

降"と表記することがあります。

Windows Server 2012およびWindows Server 2012 R2を、"Windows Server 2012以降"と表記することがあります。

Windows VistaおよびWindows 7を、"Windows 7以前"と表記することがあります。

Windows 8およびWindows 8.1を、"Windows 8以降"と表記することがあります。

Windows Server 2008およびWindows 7以前を、"Windows Server 2008/Windows 7以前"と表記することがあります。

Windows Server 2012以降およびWindows 8以降を、"Windows Server 2012/Windows 8以降"と表記することがあり

ます。

Windows(R) Internet Explorer(R) 8、Windows(R) Internet Explorer(R) 9、Windows(R) Internet Explorer(R) 10、およ

びWindows(R) Internet Explorer(R) 11を"Internet Explorer"と表記します。

Microsoft(R) SQL Server(TM) を、"SQL Server"と表記します。

Microsoft(R) Cluster Serverを"MSCS"と表記します。

Oracle SolarisはSolaris, Solarisオペレーティングシステム, Solaris Operating System, Solaris OSと記載することがあり

ます。

Oracle Solaris ゾーンはSolarisコンテナと記載することがあります。

Oracle WebLogic Serverを"WebLogic Server"と表記します。

Oracle Databaseを"Oracle"と表記します。

Systemwalker Centric Managerを"Centric Manager"と表記します。

Systemwalker Resource Coordinatorを"Resource Coordinator"と表記します。

Interstage Application Serverを"Interstage"と表記します。

Symfoware Serverを"Symfoware"と表記します。

VMware(R) ESX(R)を"VMware ESX"または"ESX"と表記します。

VMware(R) ESXi(TM)を"VMware ESXi"または"ESXi"と表記します。

VMware(R) vCenter(TM)を"VMware vCenter"または"vCenter"と表記します。

VMware vSphere(R)を"VMware vSphere"と表記します。

Windows上で動作するSystemwalker Service Quality Coordinatorを"Windows版"と表記します。

Solarisで動作するSystemwalker Service Quality Coordinatorを"Solaris版"と表記します。

Linux上で動作するSystemwalker Service Quality Coordinatorを"Linux版"と表記します。

Solaris版およびLinux版のSystemwalker Service Quality Coordinatorを包括して、"UNIX版"と表記します。

(6)

■本書の表記について

Windows版とUNIX版の固有記事について 本書は、Windows版、UNIX版共通に記事を掲載しています。Windows版のみの記事、UNIX版のみの記事は、以 下のように記号をつけて共通の記事と区別しています。 【Windows版】 Windows版固有の記事です。 【UNIX版】 UNIX版固有の記事です。 本文中でSolaris/Linux/AIX/HP-UXの記載が分かれる場合は、「【Solaris版】」、「【Linux版】」、「【AIX版】」、「【HP-UX版】」のように場合分けして説明しています。 また、特に注意が必要な場合には、以下のように記号をつけて共通の記事と区別しています。 Windows版固有の記事です。 Solaris版固有の記事です。 Linux版固有の記事です。

■記号について

コマンドで使用している記号について以下に説明します。 【記述例】 [PARA={a |b |c |… }] 【記号の意味】 記号 意味 [] この記号で囲まれた項目を省略できることを示します。 {} この記号で囲まれた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。 __ 省略可能記号“[ ]”内の項目をすべて省略したときの省略値が、下線で示された項目 であることを示します。 | この記号を区切りとして並べられた項目の中から、どれか1つを選択することを示しま す。 … この記号の直前の項目を繰り返して指定できることを示します。

(7)

■商標について

Adobe、Adobe Reader、およびFlashは、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)の米国ならびに他の国に

おける商標または登録商標です。

Apache、Tomcatは、The Apache Software Foundationの登録商標または商標です。

HP-UXは、米国Hewlett-Packard社の登録商標です。

IBM、IBMロゴ、AIX、AIX 5L、HACMP、Power、PowerHAは、International Business Machines Corporationの米国

およびその他の国における商標です。

Intel、Itaniumは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds氏の登録商標です。

Microsoft、Windows、Windows Serverまたはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標で す。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

PostgreSQLはPostgreSQLの米国およびその他の国における商標です。

Red Hatは米国およびそのほかの国において登録されたRed Hat, Inc. の商標です。

SAPおよびSAPロゴ、SAP R/3、mySAP.com、mySAP Business Suite、その他のSAP製品は、ドイツおよびその他の

国におけるSAP AGの商標または登録商標です。

SPARC Enterprise、SPARC64、SPARC64ロゴ、およびすべてのSPARC商標は、米国SPARC International, Inc.のラ

イセンスを受けて使用している、同社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

UNIXは、米国およびその他の国におけるThe Open Groupの登録商標です。

VMware、VMwareロゴ、Virtual SMP、VMotionはVMware, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または

商標です。

OpenStackのワードマークは、米国とその他の国におけるOpenStack Foundationの登録商標 / サービスマークまたは 商標 / サービスマークのいずれかであり、OpenStack Foundationの許諾の下に使用されています。

その他の会社名および製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

本書に記載されている会社名、システム名、製品名等には必ずしも商標表示(TM・(R))を付記しておりません。 Microsoft Corporationのガイドラインに従って、画面写真を使用しています。

■謝辞

This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit. (http:// www.openssl.org/)

■出版年月および版数

版数 マニュアルコード 2012年 7月 初版 J2X1-7661-01Z0(00)/J2X1-7661-01Z2(00) 2012年 9月 第1.1版 J2X1-7661-01Z0(01)/J2X1-7661-01Z2(01) 2013年 1月 第2版 J2X1-7661-02Z0(00)/J2X1-7661-02Z2(00) 2014年 3月 第3版 J2X1-7661-03Z0(00)/J2X1-7661-03Z2(00)

(8)

版数 マニュアルコード

2015年10月 第5版 J2X1-7661-05Z0(00)/J2X1-7661-05Z2(00)

■著作権表示

(9)

目 次

第1章 概要... 1 1.1 ダッシュボードとは... 1 1.2 システム構成... 1 第2章 設計... 4 2.1 動作環境... 4 2.1.1 ダッシュボードサーバの資源... 4 2.1.1.1 ハードウェア...4 2.1.1.2 ソフトウェア...5 2.2 運用モデル...6 第3章 導入... 8 3.1 導入手順... 8 3.2 ダッシュボードサーバ環境の構築... 8

3.2.1 Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能の導入... 9

3.2.1.1 Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のインストール... 9

3.2.1.2 Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のセットアップ...13

3.2.1.2.1 セットアップファイルの作成... 13 3.2.1.2.2 セットアップコマンドの実行... 14 3.2.1.2.3 セットアップコマンド実行後の作業... 14 3.2.1.3 ビルトインアプリサーバの起動確認... 15 3.2.1.4 ダッシュボードを使用するユーザーの作成...15 3.2.1.5 接続先ManagerのIPアドレスの設定... 17 3.2.1.6 ダッシュボードサーバの起動確認... 18 3.2.1.7 ダッシュボードテンプレートの適用... 18 3.2.1.8 ダッシュボードテンプレートの運用開始... 18 3.3 ダッシュボードサーバ環境の削除... 18 第4章 運用... 20

4.1 Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードテンプレート... 20

4.1.1 概要... 20 4.1.2 ダッシュボードテンプレートの使用方法... 24 4.1.2.1 Analytics Studioによるダッシュボードテンプレートの適用... 24 4.1.2.1.1 Analytics Studioのログイン...24 4.1.2.1.2 ダッシュボードテンプレートの適用... 25 4.1.2.2 Analytics Studioによるダッシュボードテンプレートの運用開始... 27 4.1.2.2.1 Analytics Studioのログイン...27 4.1.2.2.2 ダッシュボードグループの作成...28 4.1.2.2.3 運用の開始...29 4.1.2.3 ダッシュボードの表示...30 4.1.2.3.1 ダッシュボードのログイン...30 4.1.3 ダッシュボードテンプレートのカスタマイズ... 31 4.1.3.1 ダッシュボードテンプレート... 31 4.1.3.2 監視対象Agentの設定... 35 4.1.3.3 ダッシュボードサーバのデータ収集間隔の変更... 37 4.1.3.4 ダッシュボードの監視対象情報の追加... 38 4.1.3.5 アカウント管理... 39 4.2 イベントフォーマット... 39 4.2.1 イベント名...39 4.2.1.1 サマリ情報... 40 4.2.1.2 詳細/レポート情報... 40 4.2.2 イベント属性...40 4.3 接続先ManagerのIPアドレス変更方法... 41 4.4 ダッシュボードサーバのデータ保持期間の設定... 41

(10)

第5章 コマンドリファレンス...43 5.1 sqcDashboardSetup(ダッシュボードサーバ機能のセットアップコマンド)... 43 付録A 起動・停止...46 A.1 ビルトインアプリサーバの起動と停止... 46 A.1.1 ビルトインアプリサーバの起動... 46 A.1.2 ビルトインアプリサーバの停止... 46 A.2 ビルトインデータベースの起動と停止... 47 A.2.1 ビルトインデータベースの起動... 47 A.2.2 ビルトインデータベースの停止... 47 A.3 ダッシュボードサーバの起動と停止... 47 A.3.1 ダッシュボードサーバの起動... 47 A.3.2 ダッシュボードサーバの停止... 48 A.4 ルールエンジンの起動と停止...49 A.4.1 ルールエンジンの起動...49 A.4.2 ルールエンジンの停止...49 付録B V15.0.0/V15.0.1からのマイグレーション... 50 B.1 事前準備...50 B.1.1 接続情報の設定変更... 50 B.1.2 資源のバックアップ... 50

B.1.3 Interstage Business Process Manager Analyticsのアンインストール... 50

B.2 マイグレーション手順...51 B.2.1 ダッシュボードサーバ機能のインストール... 51 B.2.2 ダッシュボードサーバ機能のセットアップ... 51 B.2.3 ルールエンジンの停止... 51 B.2.4 設定ファイルの置き換え...51 B.2.5 旧バージョン資産のリストア... 52 B.2.6 ルールエンジンの起動... 52 B.2.7 ビルトインアプリサーバの起動... 52 B.2.8 JDBCドライバの追加... 52 B.2.9 ビルトインアプリサーバの設定... 53 B.2.10 接続情報の設定... 53 B.2.11 インターネット一時ファイルの削除... 53 B.2.12 ダッシュボードサーバの起動... 53 B.2.13 ダッシュボードテンプレートの適用...53 B.3 留意事項...53 B.3.1 マイグレーション実施時のデータの扱いについて... 54 付録C V15.1.0/V15.1.1からのマイグレーション... 55 C.1 事前準備...55 C.1.1 接続情報の設定変更... 55 C.1.2 資源のバックアップ... 55

C.1.3 Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のアンインストール... 55

C.2 マイグレーション手順...56

C.2.1 ダッシュボードサーバ機能のインストール... 56

C.2.2 ダッシュボードサーバ機能のセットアップ... 56

(11)

C.3.1 マイグレーション実施時のデータの扱いについて... 58

(12)

1

概要

本章では、ダッシュボードの概要について説明します。

1.1

ダッシュボードとは

ダッシュボードは、本製品が収集する情報の中から、常に把握して運用に役立てたい重要な情報だけを抽出して表示す る機能です。コンソールが標準的で固定的なビューであるのに対し、ダッシュボードはユーザーの目的に合わせてカス タマイズして利用するビューです。この2つのビューは、例えば、以下のように使い分けて運用することができます。 コンソール システム部門の管理者が、社内のシステム全体を把握・分析するために利用します。 ダッシュボード 業務の運用者が、担当する業務システムの状況を把握するために利用します。 ユーザーは、本製品が提供するAnalytics Studioを利用することにより、どのような情報を、どのようなレイアウトで、どのよ うなグラフで表示するかなどを設定してダッシュボードを作成します。作成されたダッシュボードは、Webブラウザを使用 して表示されます。

(13)

ダッシュボードは、ダッシュボードサーバで構成されています。 ダッシュボードの動作OSはWindowsのみです。 ダッシュボードサーバ ダッシュボードサーバは、運用管理コンソール、Analytics Studio、ダッシュボード、ビルトインアプリサーバ、ビルトイン データベース、PDBセンサーなどの機能が含まれています。このソフトウェアには、動作に必要なアプリケーションサー バとデータベースがバンドルされており、それぞれビルトインアプリサーバ、ビルトインデータベースと呼びます。 運用管理コンソール ダッシュボードサーバの環境設定および運用開始後の管理をするためのWebブラウザ上で利用する機能を提供 します。 Analytics Studio ダッシュボードを作成、カスタマイズするためのWebブラウザ上で利用する機能を提供します。 ダッシュボード Analytics Studioで作成されたダッシュボードをWebブラウザ上で表示できます。 ビルトインアプリサーバ ダッシュボードサーバの動作に必要なアプリケーションサーバがバンドルされています。 ビルトインデータベース ダッシュボードサーバの動作に必要なデータベースサーバがバンドルされています。 PDBセンサー ManagerのPDBから定期的に性能情報を収集し、ビルトインデータベースに格納します。 ダッシュボードサーバは、以下の製品と同等機能です。

Interstage Business Process Manager Analytics V12.2

(14)

なお、ダッシュボードの表示に利用できるWebブラウザは以下のとおりです。

Internet Explorer 8/9

Internet Explorer 10/11(デスクトップ版) また、Analytics Studioに利用できるWebブラウザは以下のとおりです。

Internet Explorer 9

Internet Explorer 10/11(デスクトップ版)

注意

ダッシュボードを表示するには、Webブラウザを実行するマシンにAdobe(R) Flash Player 10.3 以降がインストールされて いる必要があります。

(15)

2

設計

本章では、ダッシュボードの設計について説明します。

2.1

動作環境

Systemwalker Service Quality Coordinatorのダッシュボードを導入するために必要な環境について説明します。

2.1.1

ダッシュボードサーバの資源

Systemwalker Service Quality Coordinatorの、ダッシュボードサーバで必要な資源を説明します。

2.1.1.1

ハードウェア

動作ハードウェア(推奨)

ハードウェア種別 条件

CPU Intel® Xeon® 3GHz以上

メモリ 4GB以上

インストール領域

ダッシュボードサーバをインストールする場合、以下のディスク容量が必要です。 使用領域 条件 インストールディレクトリ 650MB 作業領域ディレクトリ 50MB + ダッシュボードサーバのデータベース領域 (*1) + ダッシュボードサーバの作業領域 (*2) *1) 「作業領域:ダッシュボードサーバのデータベース領域」を参照してく ださい。 *2) 「作業領域:ダッシュボードサーバの作業領域」を参照してください。

作業領域:ダッシュボードサーバのデータベース領域

ダッシュボードサーバを運用する場合、Managerとは別にダッシュボードサーバ用のデータベースの容量が必要になりま す。 データベースの容量は、ダッシュボードサーバの管理対象となるリソースのインスタンス数やAgent/Proxy Manager数に 応じた容量が必要になります。 容量の見積りは、まず、ダッシュボードで管理するレコードを決定します。レコードについてはリファレンスマニュアル「デー タフォーマット」を参照してください。

注意

ダッシュボードサーバで管理できるレコードの種類は100種類程度となります。 管理するレコードのデータ容量見積りはManagerと同様の算出方法となりますので、導入手引書「性能データベース/アー カイブファイル容量の見積り方法について」を参照して見積りを行います。なお、ダッシュボードサーバで処理可能なレ

(16)

注意

データ保持期間はManagerとは別にダッシュボードサーバで別途設定する必要があります。ダッシュボードで管理する管 理対象(レコード)ごとに保持期間を決定してください。 データ保持期間はダッシュボードサーバの導入後に「4.4 ダッシュボードサーバのデータ保持期間の設定」を参照して設 定してください。

作業領域:ダッシュボードサーバの作業領域

作業領域とはManagerからダッシュボードサーバに転送された性能情報を一時的に格納したり、設定情報を保管したり するための領域です。 見積りはまず、データ保持期間を1日とした場合のデータ容量見積りを行います。 見積り結果を元に以下の計算式で作業領域のサイズを算出してください。 作業領域=データ容量見積り結果 ÷ 1440 × 収集間隔(分) × 安全係数(1.5)

ポイント

ダッシュボードサーバの収集間隔の初期値は10分になります。 収集間隔を変更する場合は「4.1.3.3 ダッシュボードサーバのデータ収集間隔の変更」を参照してください。 ダッシュボードサーバをメンテナンス等により運用を停止するような場合、停止する時間(分)を上記の式の結果に乗算し て作業領域を見積ってください。

2.1.1.2

ソフトウェア

動作

OS

以下のオペレーティングシステムで動作します。 項目 内容 備考 動作 OS

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard(x86) Service Pack 2

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard(x64) Service Pack 2 Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard(x64) Service Pack なし/1

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise(x86) Service Pack 2

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise(x64) Service Pack 2

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise(x64) Service Pack なし/1 Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Service Pack なし

(17)

排他製品

ありません。

2.2

運用モデル

ダッシュボードサーバを構成する基本的なモデルです。 上図では、ダッシュボードサーバとManagerが別々のサーバで構成されていますが、Windows版の場合、同じサーバに インストールして1つのサーバで構成することができます。ただし運用性能の(データアクセスの競合を避ける)観点から ダッシュボードサーバとManagerは別サーバで稼働させる運用を推奨とします。

注意

Managerをクラスタシステムで運用している場合は、Managerとダッシュボードサーバを同じサーバにインストールする ことはできません。このような場合、ダッシュボードサーバは別サーバにインストールしてください。

(18)

ManagerとSystemwalker Centric Managerの運用管理サーバが同じサーバにインストールされている場合、ダッシュ

ボードサーバを同じサーバにインストールすることはできません。このような場合、ダッシュボードサーバは別サーバ にインストールしてください。

(19)

3

導入

本章では、ダッシュボードサーバおよびAnalytics Studioの導入について説明します。

3.1

導入手順

ダッシュボードサーバの導入手順について説明します。

ダッシュボードサーバ環境の構築

Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のインストール

Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のセットアップ

ビルトインアプリサーバの起動確認

ダッシュボードを使用するユーザーの作成

接続先ManagerのIPアドレスの設定

ダッシュボードサーバの起動確認

ダッシュボードテンプレートの適用

ダッシュボードテンプレートの運用開始

注意

Managerと運用管理クライアントが導入された環境がすでにあることを前提としています。

各ソフトウェアのインストールをリモートデスクトップより行う場合は、コンソールモードで起動してください。

ダッシュボードサーバの導入を行う場合に必要な権限は以下のとおりです。 Administratorsグループに所属するユーザー権限

ダッシュボードサーバの構築に使用するソフトウェアが使用するポート番号の一覧を以下に示します。既存の他製品 との重複がないように調整してください。 ポートを使用するソフトウェア ポート番号 備考 ルールエンジンサービス 32770(既定) 変更可能です。 ビルトインデータベース 30325(既定) 変更可能です。 ビルトインアプリサーバ 30330(既定) 変更可能です。

3.2

ダッシュボードサーバ環境の構築

ダッシュボードサーバに必要なソフトウェアをインストールします。

注意

管理者権限で実行してください。

(20)

3.2.1 Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ

機能の導入

Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のインストールおよびセットアップ手順について説

明します。

Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能をインストールすると、Interstage Business Process Manager Analyticsが導入されます。

参考

Interstage Business Process Manager Analyticsのマニュアルは、Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボー

ドサーバ機能をインストール後、以下のファイルを開くことで参照できます。

<Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のインストールディレクトリ>\manual\ja

\index.html

3.2.1.1 Systemwalker Service Quality Coordinator

ダッシュボードサーバ機能の

インストール

Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のインストール手順について、以下に説明します。

1.

インストーラを起動します。

以下のDVDをコンピュータのDVDドライブにセットします。

Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V15.2.0

ポイント

インストールするマシンの設定によっては、自動的にインストーラが起動しないことがあります。その場合は、以下 の操作を行い、手動でインストーラを起動してください。

1.

[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]をクリックします。

2.

[ファイル名を指定して実行]ウィンドウの[参照]で、以下のファイルを選択し、[OK]をクリックします。 DVDドライブ:\SwSetup.exe UNIX版のDVDを使用する場合は、以下の操作を行い、手動でインストーラを起動してください。

1.

[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]をクリックします。

2.

[ファイル名を指定して実行]ウィンドウの[参照]で、以下のファイルを選択し、[OK]をクリックします。 DVDドライブ:\client\SwSetup.exe

(21)

表示された画面で[セットアップ(クライアント)]→[ダッシュボードサーバ機能のインストール]を選択します。

(22)

3.

インストールディレクトリを確認し、[次へ]をクリックします。

注意

インストールディレクトリにはNTFS形式のディスクを指定してください。 「\\」で開始するパス、および相対パス表記での指定はできません。

(23)

4.

作業領域ディレクトリを確認し、[次へ]をクリックします。

(24)

5.

[完了]を選択し、インストールを終了します。

3.2.1.2 Systemwalker Service Quality Coordinator

ダッシュボードサーバ機能の

セットアップ

Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のセットアップ手順について説明します。

3.2.1.2.1

セットアップファイルの作成

セットアップに必要なパラメーターを定義したセットアップファイルを作成します。 デフォルトの値が定義されたセットアップファイルは、以下の場所に格納されています。

■格納場所

<Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のインストールディレクトリ>\conf\setupfile.txt

■定義内容(デフォルト)

IBPMA_PORT=30330

(25)

項目 説明 デフォルト値 IBPMA_EF_PORT ルールエンジンサービスが使用するポート番号です。 32770 IBPMA_DB_PORT ビルトインデータベースが使用するポート番号です。 30325 IBPMA_ADMIN_ID 運用管理コンソールにログインする管理者IDです。 指定可能な文字長および文字種は以下のとおりです。

文字長:64文字以内

文字種:半角英数字、以下の記号 # $ -_ bpmadmin IBPMA_ADMIN_PASSWO RD 運用管理コンソールにログインする管理者のパスワードで す。 指定可能な文字長および文字種は以下のとおりです。

文字長:64文字以内

文字種:半角英数字、以下の記号 # $ - @ . + bpm

3.2.1.2.2

セットアップコマンドの実行

以下のコマンドを実行して、Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のセットアップを行い ます。

<Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のインストールディレクトリ>\bin

\sqcDashboardSetup.bat -s -f <セットアップファイル> コマンドについての詳細は、「5.1 sqcDashboardSetup(ダッシュボードサーバ機能のセットアップコマンド)」を参照してくだ さい。

注意

作成したセットアップファイルは、パスワード情報が含まれるため、セットアップコマンド実行後に削除してください。

セットアップコマンドを実行すると、データベースを管理するためのsqcpgsというWindowsのユーザーが作成されます。

Windows上でsqcpgsユーザーのパスワードを変更する場合は、「Systemwalker SQC Dashboard builtin DB」サービス

のログオンアカウントのパスワードも一緒に変更してください。

3.2.1.2.3

セットアップコマンド実行後の作業

■ファイアーウォールの設定変更

インストール時に設定したポート番号(デフォルト:30330)が許可されていない場合は、ファイアーウォールの設定を変更 して該当のポート番号に外部からのアクセス許可してください。

Internet Explorer

セキュリティ強化の構成について

Internet Explorerで「Internet Explorerセキュリティ強化の構成」が有効化されている場合、スクリプトの実行が禁止される

ため、Interstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールおよびAnalyticsコンソールが正しく動作しま せん。

ダッシュボードサーバ環境をInternet Explorerの信頼済みサイトに登録するか、サーバー マネージャでIE ESCの構成を 変更する等、設定を緩和した上で使用してください。

(26)

Internet Explorer 9

以降を利用する場合の注意事項

Internet Explorer 9以降を互換モードで動作させた場合、データが正しく表示されない場合があります。以下の方法で、 互換モードで動作しないよう設定を変更してください。 [ツール] - [互換表示設定]において、すべてのチェックを外す。

3.2.1.3

ビルトインアプリサーバの起動確認

「A.1.1 ビルトインアプリサーバの起動」を参照して、ビルトインアプリサーバ起動しているか確認してください。ビルトイン アプリサーバが停止している場合は、起動してください。

3.2.1.4

ダッシュボードを使用するユーザーの作成

ダッシュボードを利用するユーザーを作成します。

1.

Webブラウザを利用して、Interstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールに接続します。 Windows Server 2012以降

[アプリ]画面で、[Systemwalker Service Quality Coordinator] - [ダッシュボード機能(運用管理コンソール)]をクリッ

クし、セットアップ時に指定した管理者IDとパスワードを使用してログインします。

Windows Server 2008

[スタート]メニュー - [Systemwalker Service Quality Coordinator] - [ダッシュボード機能(運用管理コンソール)]をク

リックし、インストール時に指定した管理者IDとパスワードを使用してログインします。

2.

[Analyticsシステム] - [システム設定] - [ユーザー管理]をクリックし、[ユーザー] - [ユーザーの作成]タブを選択しま

(27)

以下の2種類の権限のユーザーを作成します。

Analytics Studioを使ってダッシュボードを編集できるユーザー

ダッシュボードの参照のみできるユーザー 以下の項目を設定してください。 パラメーター 説明 ユーザーID ダッシュボードを使用するユーザーのIDを指定 します。 指定可能な文字長および文字種は以下のとお りです。

文字長:64文字以内

文字種:半角英数字、以下を除く記号 < > : | * ? / |

ポイント

ユーザーIDが「bpm」、「sqc」およびインストール 時に指定した管理者IDのユーザーは作成でき ません。 ユーザー名 ダッシュボードを使用するユーザーのユーザー 名を指定します。 Eメールアドレス ダッシュボードを使用するユーザーのEメールア ドレスを指定します。入力は必須ではありませ ん。 パスワード ダッシュボードを使用するユーザーのログインパ スワードを指定します。 指定可能な文字長および文字種は以下のとお りです。

文字長:64文字以内

文字種:半角英数字、記号 割り当て済みのグループ ユーザーが所属するグループを指定し、ユー ザーの権限を設定します。

ダッシュボードを編集できるユーザー

“Dashboard User”と“Studio Super User”を 設定してください。

ダッシュボードを参照のみできるユーザー “Dashboard User”を設定してください。 説明 ユーザーについての説明を指定します。入力は 必須ではありません。 例1. Analytics Studioを使ってダッシュボードを編集できるユーザー パラメーター 説明 ユーザーID sqcadmin ユーザー名 sqcadmin

(28)

パラメーター 説明

Eメールアドレス

パスワード <任意のパスワード>

割り当て済みのグループ 以下を選択

Dashboard User

Studio Super User

説明 例2. ダッシュボードの参照のみできるユーザー パラメーター 説明 ユーザーID sqcuser ユーザー名 sqcuser Eメールアドレス パスワード <任意のパスワード> 割り当て済みのグループ 以下を選択 Dashboard User 説明

3.

[新規作成]ボタンをクリックします。

3.2.1.5

接続先

Manager

IP

アドレスの設定

ダッシュボードサーバとSystemwalker Service Quality Coordinator Managerが別々のサーバで構成されている場合、接 続先ManagerのIPアドレスの設定を行います。

ポイント

ダッシュボードサーバとSystemwalker Service Quality Coordinator Managerが同じサーバにインストールされている場合、 本手順を実施する必要はありません。

1.

Webブラウザを利用して、Interstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールに接続します。 Windows Server 2012以降

[アプリ]画面で、[Systemwalker Service Quality Coordinator] - [ダッシュボード機能(運用管理コンソール)]をクリッ

クし、セットアップ時に指定した管理者IDとパスワードを使用してログインします。

Windows Server 2008

(29)

3.

["PDB"接続情報パラメタ] - [PDBSensorConf] - [SQCManagerHostName]のテキストボックスに、Managerのホスト

名もしくはIPアドレスを設定します。

4.

[変更]ボタンをクリックします。

5.

[接続情報リスト]の接続情報名[01:SQC]の左側のチェックボックスを選択し、[起動]ボタンをクリックします。

3.2.1.6

ダッシュボードサーバの起動確認

ダッシュボードサーバの起動については、「A.3.1 ダッシュボードサーバの起動」を参照して、「BPM Analytics Server」が

起動しているか確認してください。ダッシュボードが停止している場合は、起動してください。

3.2.1.7

ダッシュボードテンプレートの適用

ダッシュボードテンプレートの適用を行います。手順については、「4.1.2.1 Analytics Studioによるダッシュボードテンプ レートの適用」を参照してください。

3.2.1.8

ダッシュボードテンプレートの運用開始

「3.2.1.4 ダッシュボードを使用するユーザーの作成」で作成したユーザーに、ダッシュボードテンプレートのビュープロ ファイルを設定し、運用を開始します。 手順については、「4.1.2.2 Analytics Studioによるダッシュボードテンプレートの運用開始」を参照してください。

ポイント

「4.1.2.2 Analytics Studioによるダッシュボードテンプレートの運用開始」で、ダッシュボードグループに適用するビュープ ロファイルは以下のとおりです。

SQCダッシュボード

仮想化ダッシュボード

3.3

ダッシュボードサーバ環境の削除

ダッシュボードサーバ環境の削除方法を説明します。

ポイント

再頒布可能パッケージのアンインストールについて ダッシュボードサーバはインストール時に以下の再頒布可能パッケージがインストールされていないシステムに対し、自 動インストールを行います。

Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable

Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable (x64) ※Windows x64マシンにインストールした場合

(30)

1.

ログイン Administratorsグループに所属するアカウントでログインします。

2.

アンインストーラの起動 Windows Server 2012以降 [アプリ]画面で、[Fujitsu] - [アンインストールと管理(ミドルウェア)]を選択します。 Windows Server 2008 [スタート]メニューの[すべてのプログラム]から、[Fujitsu]-[アンインストールと管理(ミドルウェア)]を選択します。

3.

アンインストールするソフトウェアの選択

上記の画面で「Systemwalker Service Quality Coordinator Dashboard」を選択し、[削除]ボタンをクリックします。

4.

アンインストールの実行

[アンインストール]ボタンをクリックします。

5.

終了

(31)

4

運用

本章では、Analytics Studioを使用したSystemwalker Service Quality Coordinatorダッシュボードテンプレートのカスタマ イズ方法および、運用時における設定の変更方法について説明します。

4.1 Systemwalker Service Quality Coordinator

ダッシュボード

テンプレート

Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードテンプレートの概要およびカスタマイズ方法について説明しま

す。

4.1.1

概要

Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードテンプレートでは、以下の情報を監視するためのビューを提供

しています。

SQCダッシュボード リソース情報や消費電力/マシンを監視するためのビューです。以下のテンプレートが用意されています。

リソース・ダッシュボード

グリーン・ダッシュボード

仮想化ダッシュボード 仮想サーバのホストおよびゲストサーバのリソースを監視するためのビューです。以下のテンプレートが用意されて います。

VMware SQCダッシュボード - リソース・ダッシュボード リソース情報(CPU/メモリ/ディスク)を監視するためのビューです。

(32)

グラフタイトル 表示データ 表示期間 備考 CPU使用率 レコード名:SUM_PROC フィールド名:totproc 2時間 システム名単位に表示 空きメモリ容量 レコード名:SUM_MEM フィールド名:freemem 2時間 システム名単位に表示 Read/Writeサービス時 間 レコード名:SUM_DISK フィールド名:dsksrvctim 2時間 システム名単位に表示

注意

収集間隔が異なるAgentの情報(Agentをインストールしたサーバの情報とインストールレス型Agentで監視するサーバ の情報など)を1つの折れ線グラフに表示させると、収集間隔が大きいAgentのグラフが途切れて見えなくなります。 同一のグラフに収集間隔が異なるAgentの情報を表示させる場合は、Analytics Studioの[チャート]-<チャート名>-[オ プション]タブのプロット量の補正機能を使用して、プロット間隔を収集間隔が最大のものと合わせてください。 例:テンプレートとして用意しているSUM_PROC_totprocの場合 インストール型Agent:1分間隔

(33)

グラフタイトル 表示データ 表示期間 備考 瞬間電力(合計) レコード名:ECO_POWER フィールド名:power 最新の値 システム全体の総和 最大値:5000(デフォルト)※1 瞬間電力 レコード名:ECO_POWER フィールド名:power 2時間 リソースID単位に表示 瞬間温度 レコード名: ECO_TEMPERATURE フィールド名:temperature 2時間 リソースID単位に表示 ※1:運用環境にあわせて変更してください。 仮想化ダッシュボード - VMware VMwareのホストおよびゲストサーバのサーバリソースを監視するためのビューのサンプルです。

(34)

グラフタイトル 表示データ 表示期間 備考 ホストCPU使用率 レコード名: SUM_VMWPPROC フィールド名:pctottime 2時間 システム名単位に表示 ホストCPU平均使用率 (2時間) レコード名: SUM_VMWPPROC フィールド名:pctottime 2時間(平 均) システム名単位に表示 グラフからゲストCPU使用率に ドリルダウン可能 ホスト空きメモリ容量 レコード名:SUM_VMWPMEM フィールド名:pmfree 2時間 システム名単位に表示 ホスト平均空きメモリ容 量(2時間) レコード名:SUM_VMWPMEM フィールド名:pmfree 2時間(平 均) システム名単位に表示 グラフからゲストメモリ使用量

(35)

グラフタイトル 表示データ 表示期間 備考 ホストDISK平均書き込 み量(2時間) レコード名:SUM_VMWPDISK フィールド名:pmbwritn 2時間(平 均) システム名単位に表示 グラフからゲストDISK書き込 み量にドリルダウン可能 ゲストCPU使用率 レコード名: SUM_VMWVPROC フィールド名:run 2時間 ゲスト名単位に表示 ゲストメモリ使用量 レコード名:SUM_VMWVMEM フィールド名:activemem 2時間 ゲスト名単位に表示 ゲストDISK読み込み量 レコード名:SUM_VMWVDISK フィールド名:mbread 2時間 ゲスト名単位に表示 ゲストDISK書き込み量 レコード名:SUM_VMWVDISK フィールド名:mbwritn 2時間 ゲスト名単位に表示 用意されているビュー以外の情報を監視する場合は、「4.1.3 ダッシュボードテンプレートのカスタマイズ」を参照し、テン プレートをカスタマイズしてください。

4.1.2

ダッシュボードテンプレートの使用方法

Analytics Studioで、ダッシュボードテンプレートをユーザーに公開し、ダッシュボードで表示するための手順について説 明します。

参考

Interstage Business Process Manager Analytics 使用手引書 (Analytics Studio)を参考にしてください。

4.1.2.1 Analytics Studio

によるダッシュボードテンプレートの適用

4.1.2.1.1 Analytics Studio

のログイン

Analytics Studioにログインする手順について説明します。

ポイント

本手順は、ダッシュボードサーバをインストールした環境で実施してください。

■手順

1.

Webブラウザから以下のURLを指定して、Analytics Studioのログイン画面を表示します。 http://<ダッシュボードサーバのIPアドレス>:<ポート番号※>/ibpmm/ ※デフォルトポート番号:30330

(36)

2.

「3.2.1.4 ダッシュボードを使用するユーザーの作成」で作成した、ダッシュボードを編集できるユーザーでログイン します。

(37)

■手順

1.

メニューバーの[ツール] - [定義のインポート]をクリックして、[定義のインポート]ウィザードを表示します。

2.

[ファイルの選択]で、[アーカイブ・ファイル]内の[参照]ボタンをクリックし、対象のテンプレートファイルを指定して、 [アップロード]ボタンをクリックします。

<Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のインストールディレクトリ>

\conf\template\ja\01Summary_ECO.aar

3.

アップロードが完了すると、[次へ]ボタンが活性化されます。

[定義の選択]ですべての定義を選択し、[完了]ボタンをクリックしてインポートを実行します。

(38)

\conf\template\ja\06VMwareESX_ESXi.aar

4.1.2.2 Analytics Studio

によるダッシュボードテンプレートの運用開始

Analytics Studioで「3.2.1.4 ダッシュボードを使用するユーザーの作成」で作成したユーザーに、ダッシュボードテンプ レートのビュープロファイルを設定し、運用を開始します。

4.1.2.2.1 Analytics Studioのログイン

Analytics Studioにログインする手順について説明します。

■手順

1.

Webブラウザから以下のURLを指定して、Analytics Studioのログイン画面を表示します。 http://<ダッシュボードサーバのIPアドレス>:<ポート番号※>/ibpmm/ ※デフォルトポート番号:30330

2.

「3.2.1.4 ダッシュボードを使用するユーザーの作成」で作成した、ダッシュボードを編集できるユーザーでログイン します。

(39)

3.

[Analytics Studio]タブをクリックすると、以下の[Analytics Studio]画面が表示されます。

4.1.2.2.2

ダッシュボードグループの作成

ダッシュボードを利用するユーザーをグループ化(ダッシュボードグループ)して、用意されているダッシュボードテンプ レートのビュープロファイルを割り当てる手順について説明します。

■手順

1.

メニューバーの[ファイル] - [新規作成] - [ダッシュボードグループ]を順にクリックして、ダッシュボードグループを作 成するためのダイアログボックスを表示します。

2.

[ダッシュボードグループを新規に作成する]画面の[ダッシュボードグループ名]ボックスに、作成するグループの 名前を入力します。入力は必須です。

注意

ダッシュボードグループの名前は、意味がある一意の名前にします。名前には任意の文字、数字、スペースが使 えます。64文字まで入力可能です。

3.

[作成後エディタを開く]にチェックし、[作成]ボタンをクリックします。

4.

[オーバービューレイアウト]ボックスに、「Guest Layout」を指定します。

(40)

5.

ダッシュボードグループに割り当てるユーザーを選択します。[ユーザー一覧]ボックスから「3.2.1.4 ダッシュボード を使用するユーザーの作成」で作成したユーザーを選択し、矢印ボタンをクリックして、ユーザーを[選択されたユー ザー]ボックスに追加してください。

6.

ダッシュボードグループにビュープロファイルを適用します。[ビュープロファイル一覧]ボックスから「SQCダッシュ ボード」と「仮想化ダッシュボード」を選択し、矢印ボタンをクリックして、ビュープロファイルを[選択されたビュープロ ファイル]ボックスに追加してください。これにより、ユーザーがダッシュボードから参照できる情報が決まります。

7.

[アクセス権限]の[チャートの編集]と[アラートの対処]チェックボックスのチェックを外します。

8.

[保存]ボタンをクリックして、ダッシュボードグループの定義を保存します。作成したダッシュボードグループがナビ ゲーションスペースの[編集中]タブのダッシュボードグループの下に表示されます。

4.1.2.2.3

運用の開始

ダッシュボードグループとダッシュボードテンプレートを「運用開始」する手順について説明します。「運用開始」すること により、ダッシュボードで表示できるようになります。

■手順

1.

ナビゲーションスペースで[操作ガイド]タブを選択します。

(41)

5.

[はい]をクリックして運用を開始します。

6.

[OK]をクリックしてダイアログを閉じます。

注意

「運用の開始」手順実施後、ダッシュボードを表示させる場合は、一度ログアウトして再度ログインしてください。

4.1.2.3

ダッシュボードの表示

4.1.2.3.1

ダッシュボードのログイン

ダッシュボードにログインする手順について説明します。

■手順

1.

Webブラウザから以下のURLを指定して、ダッシュボードのログイン画面を表示します。 http://<ダッシュボードサーバのIPアドレス>:<ポート番号※>/ibpmm/ ※デフォルトポート番号:30330

2.

「3.2.1.4 ダッシュボードを使用するユーザーの作成」で作成した、ダッシュボードの利用権限を持つユーザーでロ グインします。

3.

[ダッシュボード]タブをクリックし、SQCダッシュボードを表示します。 SQCダッシュボード - リソース・ダッシュボードの表示 [業務レポート] - [SQCダッシュボード] - [リソース・ダッシュボード]を選択することで、CPU/メモリ/ディスクのダッシュ ボードを表示することができます。

(42)

SQCダッシュボード - グリーン・ダッシュボードの表示 [業務レポート] - [SQCダッシュボード] - [グリーン・ダッシュボード]を選択することで、電力量/温度のダッシュボードを 表示することができます。 仮想化ダッシュボード - VMwareの表示 [業務レポート] - [仮想化ダッシュボード] - [VMwere]を選択することで、VMwareのホストおよびゲストサーバのサー バリソースのダッシュボードを表示することができます。

ポイント

1つのチャート中に凡例の数が多い場合、凡例がすべて表示されないことがあります。その場合はチャート中央(下図の 赤丸の箇所)をドラッグし凡例の表示領域を変更するか、チャートの最大化表示を行ってください。

4.1.3

ダッシュボードテンプレートのカスタマイズ

Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードテンプレートのカスタマイズは、Analytics Studioを使用して行

います。

ポイント

Analytics Studioの詳細な使用方法(チャートやビューなどのカスタマイズ方法)については、Interstage Business Process Manager Analytics 使用手引書(Analytics Studio)を参照してください。

注意

本節で解説に用いている画像の中で[01:Summary_ECO]という表現が出てきますが、この名称はテンプレートの設定に よって変わります。実際の画面と見比べて適宜読みかえてください。

(43)

接続情報名 テンプレート ファイル名 収集情報 備考 01:Summary_EC O 01:Summary_ ECO.aar ServerMonitor ZoneMonitor/ZoneStackMonitor/ ZoneStackMonitor(All) ECOフォルダ配下/ECO~レポート 02:Windows 02:Windows.a ar Windowsフォルダ配下/Windows~ レポート

03:Unix 03:Unix.aar Solaris&Linuxフォルダ配下/UNIX

~レポート

収集情報のうちRecord ID が"UX_xxx"のレコードが定義され ています。

04:Linux 04:Linux.aar Solaris&Linuxフォルダ配下/UNIX

~レポート 収集情報のうちRecord ID が"LX_xxx"のレコードが定義され ています。 05:AIX_HP_UX 05:AIX_HP_U X.aar Solaris&Linuxフォルダ配下/UNIX ~レポート 収集情報のうちRecord ID が"AX_xxx"および"HP_xxx"のレ コードが定義されています。 06:VMware ESX/ESXi 06:VMware ESX/ESXi.aar VMware(Virtual)StackMonitor VMware(Physical)Monitor VMwareフォルダ配下/VMware~レ ポート 07:Hyper-V 07:Hyper-V.aar HyperV(Virtual)StackMonitor HyperV(Physical)Monitor Hyper-Vフォルダ配下/Hyper-V~レ ポート

08:Xen 08:Xen.aar Xen(Virtual)StackMonitor

Xenフォルダ配下/Xen~レポート 09:Response_Ser vice 09:Response_S ervice.aar UserResponseMonitor ServiceAvailMonitor WebTrnMonitor ResponseConditionフォルダ配下/エ ンドユーザーレスポンスレポート ServiceConditionフォルダ配下/ (HTTP/DNS/SMTP/PORT)サービ スレポート WebTrnフォルダ配下/Webトランザ クションレポート 10:Network 10:Network.aa r TcpNetworkMonitor 詳細なし/Systemwalker Network Manager~レポート TcpNetworkフォルダ配下/ TcpNetworkレポート 11:Storagemonit or 11:Storagemon itor.aar StorageMonitor StorageResourceフォルダ配下/ Storage~レポート

(44)

接続情報名 テンプレート ファイル名 収集情報 備考 12:Systemwalker 12:Systemwalk er.aar OperationMgrMonitor 詳細なし/CentreicManager~レポー ト OperationMgrフォルダ配下/ OperationManager~レポート 13:Interstage(su mmary) 13:Interstage(s ummary).aar Interstage(EJB)Monitor Interstage(TD)Monitor Interstage(CORBA)Monitor Interstage(IJServer)Monitor TxnSyncMonitor TxnAsyncMonitor ISI SequenceMonitor ISI QueueMonitor 14:Interstage(det ail) 14:Interstage(d etail).aar Interstageフォルダ配下/Interstage~ レポート Interstage(TxnAnalysis)JavaEE& Interstage(TxnAnalysis)フォルダ配 下/レポートなし TxnAnalysis(Sync)フォルダ配下/レ ポートなし TxnAnalysis(Async)フォルダ配下/ レポートなし ISIフォルダ配下/ISI~レポート 15:SymfoWARE 15:SymfoWA RE.aar SymfowareMonitor Symfowareフォルダ配下/ Symfoware~レポート

16:Oracle 16:Oracle.aar OracleMonitor

Oracleフォルダ配下/Oracle~レポー ト 17:MS-SQL 17:MS-SQL.aar MS-SQL_Monitor 18:MS-NET 18:MS-NET.aar MS-.NET_Monitor MS-.NETフォルダ配下/MS-.NET~ レポート

(45)

接続情報名 テンプレート ファイル名 収集情報 備考 23:OSResource 23:OSResourc e.aar 詳細なし/P2Vシミュレーション 24:VMware vCenter 24:VMware vCenter.aar VMware(Cluster)Monitor VMware(ResourcePool)Monitor VMwareフォルダ配下/vCenter~レ ポート 25:KVM 25:KVM.aar KVM(Virtual)StackMonitor KVMフォルダ配下/KVM~レポート 26:SolarisZone 26:SolarisZon e.aar SolarisZone(Virtual)StackMonitor SolarisZoneフォルダ配下/ SolarisZone~レポート 27:ResourceOrch estrator 27:ResourceOr chestrator.aar VMPoolMonitor StoragePoolMonitor NetworkPoolMonitor ServerPoolMonitor AddressPoolMonitor Resource Orchestratorフォルダ配下/ ~プール(需要予測)レポート 28:PostgreSQL 28:PostgreSQ L.aar PostgreSQLMonitor 本製品のV15.1.0で追加 PostgreSQLフォルダ配下/ PostgreSQL~レポート 29:MSMQ 29:MSMQ.aar MSMQフォルダ配下/レポートなし 本製品のV15.1.0で追加 30:OVMforSPA RC 30:OVMforSP ARC.aar OVMSPARCMonitor 本製品のV15.1.1で追加

Oracle VM Server for SPARCフォル

ダ配下/Oracle VM Server for

SPARC~レポート 31: SymfowareAnaly ticsServer 31: SymfowareAn alyticsServer.a ar SymfowareAnalyticsServerMonitor 本製品のV15.2.0で追加 SymfowareAnalyticsServerフォルダ 配下/SymfowareAnalyticsServerレ ポート 32: OpenStack 32: OpenStack.aar OpenStackCompute(Resource)Mon itor/OpenStack(Compute)Monitor 本製品のV15.2.0で追加 OpenStackCompute(Resource)フォ ルダ配下/OpenStack Computeリソー スカテゴリー配下/OpenStackフォル ダ配下/Computeレポート

33: cgroup 33:cgroup.aar cgroupMonitor 本製品のV15.2.0で追加

注意

33: cgroupでは以下のフィールドが 表示されません。 ・cgroupmemorystathierarchical memorylimit cgroupフォルダ配下/cgroupレポート

(46)

接続情報名 テンプレート ファイル名 収集情報 備考 ・cgroupmemorystathierarchical memswlimit ・cgroupmemorylimitinbytes ・ cgroupmemorymemswlimitinbytes

注意

ダッシュボードサーバに収集可能なAgentの性能情報は、以下のとおりです。

サマリデータ

リソースデータ(10分)

4.1.3.2

監視対象

Agent

の設定

監視対象Agentの設定を行うことにより、指定したAgentの情報だけがダッシュボードサーバへデータ転送されるようにな るため、ダッシュボードサーバへの負荷を軽減することができます。

■手順

1.

Webブラウザを利用して、Interstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールに接続します。 Windows Server 2012以降

[アプリ]画面で、[Systemwalker Service Quality Coordinator] - [ダッシュボード機能(運用管理コンソール)]をクリッ

クし、セットアップ時に指定した管理者IDとパスワードを使用してログインします。

Windows Server 2008

[スタート]メニュー - [Systemwalker Service Quality Coordinator] - [ダッシュボード機能(運用管理コンソール)]をク

リックし、インストール時に指定した管理者IDとパスワードを使用してログインします。

(47)

3.

[接続情報名]-[01:SQC]をクリックします。

注意

監視対象Agentの設定を変更する場合は、変更する接続情報の状態を停止させてから実施してください。

4.

「01:SQC」の接続情報の変更画面が表示されます。[PDBSensorConf]配下の[TargetServerNameList*]テキストボッ クスに、ダッシュボードで監視するAgentのシステム名を記載します。複数のAgentを監視する場合は、カンマ区切 りでサーバのIPアドレスを追加してください。

注意

sqcSetPolicy(ポリシー適用コマンド)の-hオプションを使用して管理対象のシステム名を変更した場合は、変更 したシステム名を指定します。

イ ン ス ト ー ル レ ス 型 Agentの場合は、Manager/Proxy Managerで作成したリモート監視定義ファイルの DISPLAYNAME(DISPLAYNAMEがない場合は、HOSTNAME)の値を指定してください。

(48)

ポイント

[PDBSensorConf] - [TargetServerNameList*]のテキストボックスには初期値として「*」が入力されており、この場 合、PDBに格納されているすべてのAgentの性能情報を取得することになります。 取得するAgentを指定する場合は、Agentのホスト名、または、IPアドレスを入力してください(半角英数43,644文字 まで)。なお、ホスト名やIPアドレスには「*」での前方一致および後方一致が可能です。 以下に例を示します。

「Win*」を指定 → 「Win」で始まるホストが対象

「*dows」を指定 → 「dows」で終わるホストが対象

「*ndo*」を指定 → 「ndo」を含むホストが対象

「192.168.0.*」 → 192.168.0.0~255までのAgentに対応

5.

[変更]ボタンをクリックします。

4.1.3.3

ダッシュボードサーバのデータ収集間隔の変更

ダッシュボードサーバがManagerから収集している監視対象のデータの収集間隔の変更方法について説明します。

(49)

2.

ナビゲーションスペースの[操作ガイド]タブから、[4. 共有・運用の開始]の[すべての定義の一覧表示]をクリックし ます。

3.

収集条件の[Condition_<イベント名>]を選択します。

4.

ワークスペース・エディタの[ローカル編集]ボタンをクリックします。 「ローカル編集 操作が成功しました」というメッセージが表示されます。

5.

[スケジュール]タブをクリックします。

6.

[スケジュール設定]の収集間隔の欄の時間を、変更するデータ収集間隔に設定します。

7.

ワークスペース・エディタの[保存]ボタンをクリックします。

8.

ワークスペース・エディタの[共有]ボタンをクリックします。 共有されると「共有 操作が成功しました」というメッセージが表示されます。

9.

[OK]をクリックしてダイアログを閉じます。

10.

ワークスペース・エディタの[承認依頼]ボタンをクリックします。

11.

[承認依頼 -確認]ダイアログが表示されるので、[はい]をクリックします。 「承認依頼 操作が成功しました」というメッセージが表示されます。

12.

[OK]をクリックしてダイアログを閉じます。

13.

ナビゲーションスペースの[操作ガイド]タブで、[4.共有・運用の開始]の[運用の開始]をクリックします。

14.

公開したい収集条件が登録されているグループを選択します。

15.

ワークスペース・一覧の[運用の開始]ボタンをクリックします。

16.

[運用開始 -確認]ダイアログが表示されるので、[はい]をクリックします。 「運用開始 操作が成功した定義:」というメッセージが表示されます。

17.

[OK]をクリックしてダイアログを閉じます。

4.1.3.4

ダッシュボードの監視対象情報の追加

Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードテンプレートでは、以下のイベントが監視対象として有効化さ

れており、Managerからダッシュボードサーバへ性能情報が転送されます。 イベント名 備考 PDB_M_SUM_PROC サマリ情報(CPU) PDB_M_SUM_MEM サマリ情報(メモリ) PDB_M_SUM_DISK サマリ情報(Disk) PDB_M_SUM_ZONE サマリ情報(ZONE) PDB_D_ECO_POWER 消費電力 PDB_D_ECO_TEMPERATUR E 温度

PDB_M_SUM_VMWVPROC サマリ情報(VMware 仮想マシン CPU) PDB_M_SUM_VMWVMEM サマリ情報(VMware 仮想マシン メモリ)

PDB_M_SUM_VMWVDISK サマリ情報(VMware 仮想マシン Disk)

PDB_M_SUM_VMWPPROC サマリ情報(VMware 仮想ホスト CPU)

PDB_M_SUM_VMWPMEM サマリ情報(VMware 仮想ホスト メモリ) PDB_M_SUM_VMWPDISK サマリ情報(VMware 仮想ホスト Disk)

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