• 検索結果がありません。

マイグレーション手順

ドキュメント内 使用手引書(ダッシュボード編) (ページ 67-70)

第5章 コマンドリファレンス

C.2 マイグレーション手順

事前準備実施後の、Systemwalker Service Quality Coordinator V15.2.0のダッシュボードサーバへのマイグレーション手 順について説明します。

注意

マイグレーションを行う場合は、必ず「C.1 事前準備」を実施してください。

C.2.1 ダッシュボードサーバ機能のインストール

Systemwalker Service Quality Coordinator V15.2.0 ダッシュボードサーバ機能をインストールします。

インストール方法については「3.2.1.1 Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のインストー ル」を参照してください。

注意

インストール時に指定する作業領域ディレクトリは、マイググレーション前(Systemwalker Service Quality Coordinator V15.1.0/V15.1.1)のダッシュボードサーバ機能をインストールしたときに指定した作業領域ディレクトリと同じパスを指定し てください。

C.2.2 ダッシュボードサーバ機能のセットアップ

Systemwalker Service Quality Coordinator V15.2.0 ダッシュボードサーバ機能をセットアップします。セットアップ方法に ついては「3.2.1.2 Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のセットアップ」を参照してくださ い。

C.2.3 ルールエンジンの停止

ルールエンジンを停止します。停止方法については「A.4.2 ルールエンジンの停止」を参照してください。

C.2.4 設定ファイルの置き換え

「C.1.2 資源のバックアップ」で取得したバックアップ資源にあるファイルを、Systemwalker Service Quality Coordinator V15.2.0 ダッシュボードサーバ用のファイルに置き換えます。

置き換え用のファイルは、以下のSystemwalker Service Quality Coordinator V15.2.0 ダッシュボードサーバ機能のインス トール先に格納されています。

置き換え用ファイル:

<Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のインストールディレクトリ>\setup

\ibpmm_data\tomcat6\webapps\ibpmm\WEB-INF\lib\pdb-sensor.jar 置き換え先:

<作業領域ディレクトリ(ibpmm_data)>\davroot\default\published\libFiles\pdb-sensor.jar

C.2.5 旧バージョン資産のリストア

旧バージョン資産を本バージョンにリストアします。

リストアの方法は、Interstage Business Process Manager Analytics V12.2 移行ガイドの「V12.1からの移行方法」 - 「移行手 順」 - 「旧バージョン資産のリストア」を参照してください。

なお、実行するコマンドの格納場所は以下のとおりです。

<Systemwalker Service Quality Coordinator ダッシュボードサーバ機能のインストールディレクトリ>\ibpmm\bpmm

\bin

また、リストア時に停止・再起動するサービスは以下のとおりです。

・ ビルトインデータベースシステム:"Systemwalker SQC Dashboard builtin DB"

注意

リストアしたデータベーススペースには、以下のユーザーにフルコントロールの権限を与えてください。

・ sqcpgs

C.2.6 ルールエンジンの起動

資産の移行後、ルールエンジンが起動されていない場合は、起動します。起動方法については「A.4.1 ルールエンジン の起動」を参照してください。

C.2.7 ビルトインアプリサーバの起動

ビルトインアプリサーバを起動します。起動方法については「A.1.1 ビルトインアプリサーバの起動」を参照してください。

C.2.8 ビルトインアプリサーバの設定

ビルトインアプリサーバを設定します。

設定方法については、Interstage Business Process Manager Analytics V12.2 導入ガイド「ビルトインアプリサーバを使う場 合の作業」を参照してください。

C.2.9 接続情報の設定

Interstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールから、接続情報の以下の値を設定します。ダッシュ

ボードで使用する接続情報についての以下の値に、接続先のManagerのIPアドレスを指定してください。

・ SQCManagerHostName

「C.1.1 接続情報の設定変更」で手動起動に変更した接続情報を自動起動に再設定し、起動します。

注意

ビルトインアプリサーバを再起動すると、ダッシュボードサーバ用のデータベースの更新処理が自動的に行われます。更 新処理には時間がかかる場合があるため、Interstage Business Process Manager Analytics 運用管理コンソールの[Analytics

システム] - [センサー管理] - [<ホスト名>]を選択した場合に、以下のようなメッセージが表示された場合は、時間をおい

てから再度表示を行い、<ホスト名>のセンサーの状態が起動になることを確認してください。

ERROR BADM2405: センサーの状態の取得に失敗しました。

C.2.11 ダッシュボードサーバの起動

ダッシュボードサーバが起動されていない場合は、起動します。起動方法については「A.3.1 ダッシュボードサーバの起 動」を参照してください。

C.2.12 ダッシュボードテンプレートの適用

Systemwalker Service Quality Coordinator V15.1.0以降のダッシュボード機能で新規に追加されたダッシュボードテンプ レートを追加する場合は、「4.1.3.1 ダッシュボードテンプレート」を参照してください。

注意

「4.1.2.1.2 ダッシュボードテンプレートの適用」の手順3.で説明する[定義の選択]の[接続情報/テナント]には、「01:SQC」 を設定してください。

C.3 留意事項

マイグレーション実施時の留意事項について説明します。

・ マイグレーション前のログの設定は引き継がれません。指定していた場合は再設定する必要があります。

・ Systemwalker Service Quality Coordinator V15.1.0/V15.1.1のダッシュボード機能における、ダッシュボードの表示時

のユーザーと、Analytics Studioを操作するユーザーの管理が統合されます。それぞれに同じIDのユーザーが存在 した場合、Analytics Studioのユーザーが削除されます。必要に応じてAnalytics Studioのユーザーを再作成してくだ さい。

・ ダッシュボードサーバとManagerを別サーバで構築していた場合、「4.3 接続先ManagerのIPアドレス変更方法」を参 照して接続先の設定を行ってください。

C.3.1 マイグレーション実施時のデータの扱いについて

マイグレーションを行った場合、一意性保証機能(性能データの2重登録防止機能)は無効になります。

マイグレーションを実施せずにSystemwalker Service Quality Coordinator V15.1.0/V15.1.1のダッシュボードのデータベー スにアクセスを行うと、一意性保証機能が自動的に有効とみなされ、V15.1.0/V15.1.1で運用していたデータはクリアされ ます。

ドキュメント内 使用手引書(ダッシュボード編) (ページ 67-70)

関連したドキュメント