情報リテラシー演習
第7週
PowerPointの使い方
• シラバスでは
– PowerPointによるスライドとスライドショーの作成 方法を解説し,演習を行う
PowerPoint以前に
• プレゼン • 一番大切なのは? – 伝えようという意思 – 基本は会話 • 内容を伝えるためには – ストーリー – キーワード • 資料 – 図説する – 説明よりは表 – 表よりはグラフ • 理解し易く – 視覚に訴えるプレゼンのスタイル
• オーラル – 講演 – 講演+資料投影 – 資料投影+解説 • ポスター – +解説 – +ディスカッションプレゼンの道具
• 黒板・ホワイトボード • ポスター • OHP • スライド • ビデオ・DVD • PC– PowerPoint, Agree, Impress, Keynote – IE, Adobe Reader
プレゼンのノウハウ
• 一度は「プレゼン」で検索してみる! – 万能の方法はない – 自分に合った方法を見つける • IT系で話題のプレゼン(一例) – 高橋メソッド – ジョブズのプレゼンに学べ! – Jobs氏の「魔法のようなプレゼン」を支える秘訣 10ヵ条PowerPointの弊害
• うんざり、生産性が下がるという意見も – パワーポイントに賛否両論 – メイキング オブ ゲティスバーグPowerPointプレゼ ンテーション • PowerPoint付属のテーマ – みんなが使う – 一見、同じプレゼンに見える – 印象が薄くなる気を付けるべき点
• 文字は大きく • コントラストをはっきり • アニメーションは最小限に • 文章は書かない – なるべくキーワードのみ – 箇条書きで • 1枚のスライド内 – なるべく1つの話題に絞る発表時は
• 時間の目安 – スライド1枚で約1~3分 • 発表原稿 – 慣れないうちはあっても良いが・・・ • 話す内容 – 思いだせるスライドにしておく – キーワードを繋ぐと • 自然と話す内容が出来上がるようになぜ文章を書いてはいけないか?
• 文章を書くと、プレゼンする側は書かれた文 章を読むだけになりがちです。文章になること で大切な部分もぼやけてしまいます。聞く側 は、話を聞くことに集中すべきか、画面の文 章を読むことに集中すべきか迷うでしょう。第 一読み難いです。文章として書かれてない事 を話されると、読んでいる位置を見失う可能 性もあります。ただし引用等で止むを得ない 場合はあるでしょう。文章を書くと
• プレゼンする側 – 書いてあることを朗読 – 要点も埋もれる • 聞く側 – 聞くべき?読むべき? – 書かれてない話 • え!?どこに書いてあるの? • 引用等は – 止むを得ない場合も・・・アニメーション
• 長所 – 注意を促せる • 短所 – 注意を逸らさせる • アニメーションを見に来たのではない! – 本当に必要なアニメーションか?アニメーションが嫌なところ
• 次々に項目が出てくると・・・ – どこで終わるか分からない • 記録の敵 • たいていの場合 – 一番大切なところが一番最後に • 大切なところ – ちょっとしか見れない • 本末転倒PowerPointの基本
• スライドの挿入 – レイアウトの選択 • プレースホルダの編集 – 箇条書き • 図の挿入PowerPoint2007の画面構成
• 特徴的な部分 プレースホルダ ノート 縮小表示 アウトライン 編集 スライド一覧 スライドショウ スライドアウトライン
• プレースホルダの内容が反映される
文字の入力
• 基本 – プレースホルダへ • 矢印書き等は – テキストボックス – 自作レイアウトでプレースホルダ増やしても良いスライドの挿入
• 「ホーム」→「新しいスライド」
レイアウトの変更
テーマの適用
• 「デザイン」→「テーマ」
– 全体のデザインを一括変更
• 右クリック
自作テーマの作成
マスタの編集(1/8)
• 全体の装飾を設定できる
– 背景、色、フォント、サイズ、レイアウト等々
マスタ
マスタの編集(2/8)
• 背景を挿入してみる
マスタの編集(3/8)
• 必要に応じて、サイズ変更やトリミング
マスタの編集(4/8)
マスタの編集(5/8)
• 画像右クリック「図の書式設定」
マスタの編集(6/8)
• 図ツール「書式」→「色の変更」でも良い
マスタの編集(7/8)
• 「スライドマスタ」
– →「テーマ」
– →「現在のテーマを保存」
マスタの編集(8/8)
• 終わったら
自作レイアウトの追加(1/3)
• 「表示」→「スライドマスタ」
自作レイアウトの追加(2/3)
• プレースホルダの位置を調整し閉じる 必要な数だけ プレースホルダーを 挿入して位置調整 終わったら閉じる自作レイアウトの追加(3/3)
• 利用可能になっている
– 「新しいスライド」 – 「レイアウト」
図表の挿入
• 基本操作
– Word と同じ
• 表、図、図形、テキストボックス等
ビデオの貼り付け(1/3)
• Explorerでビデオのファイルをコピー – 貼り付け先PowerPointファイルと同じフォルダへ 貼り付け先の PowerPointファイル 貼り付けたいビデオビデオの貼り付け(2/3)
ビデオの貼り付け(3/3)
• 例えば第1週の教材
ビデオが 貼り付いた
ビデオ貼り付け時の注意
• PowerPointのファイルをコピーする時は – 必ずビデオのファイルも一緒にコピー • 忘れると – 再生できない • デスクトップで作ってノートでプレゼン – ビデオのコピー忘れる人がいるアニメーション(1/3)
アニメーション(2/3)
• オブジェクト(図等)を選択→「効果の追加」 – 効果の種類 • 開始、強調、終了、軌跡 – 開始条件 – 速さ、等々アニメーション(3/3)
• 何度も言うけれど・・・ – 本当にそのアニメーションは必要か? • 何のために使うか – 熟考する • 見る側の気持ちになって – 本当に理解の手助けになっているのか?Screen Shot の貼り方
• PrtSc (Print Screen) キー使う • 画面全体 – PrtSc • アクティブウインドウのみ – Alt+PrtSc • あとは「貼り付け」(Ctrl+V)するだけスライドショーの解像度
• 画面の出力先 – 普通は液晶プロジェクター? – 解像度1024x768のものが多い – 出力先の解像度に合わせておくのと吉 • 「スライドショー」→解像度「1024x768」にスライドショーの開始
• 「スライドショー」→
– 「最初から」or「現在のスライドから」
• またはウインド右下の表示切替から
スライドショー中の操作
• F1キーでヘルプ出る – 事前にチェック! • ページ送り – スペースキー – カーソルキー • 終了 – ESCキープロジェクタへの出力
• 外部ディスプレイ端子に接続 – 普通は D-Sub15ピンのVGAコネクタ – 最近ではDVIやHDMIもある • Fn+画面出力切り替えキー – ノートの画面 – 外部画面 – ノートの画面+外部画面 機種にもよるが だいたいの場合 画面の形をした アイコンになってる F5とは限らないディスプレイ端子の種類
• D-Sub15(VGA) – アナログ映像 • DVI – デジタル映像 • HDMI – デジタル映像(+音声)PDFの作成(1/5)
• 初回のみ保存用アドインのインストール必要 • 「Officeボタン」 – →「名前を付けて保存」 – →「その他のファイル形式用のアドインを探す」 – →「Microsoft Office 2007 プログラム用のアドイ ン: ”Microsoft PDF または XPS として保存」のペー ジにアクセスPDFの作成(2/5)
PDFの作成(3/5)
PDFの作成(4/5)
PDFの作成(5/5)
ソフトのインストール
• 便利にはなるが・・・ • 出所の分からないソフト – 危険 – ウイルスが埋め込まれている可能性も • 信用できるソフト以外は入れないオンラインソフト
• ネットから入手できるソフトウェア • 便利なものも多い • 国内で有名なソフトは以下で探せる – 「窓の森」 – 「Vector」 • 海外、とい言うか世界規模だと – 「freshmeat」辺り?オンラインソフトの種類(1/2)
• フリーソフト – 無料で使えるソフトウェア • フリーソフトウェア – 自由であることに価値を見出すソフトウェア • フリー=自由≠無料 • 使用、改変、再配布等が自由に行えることを重視 • 使う人だけでなく作る人にも優しい – 「フリーソフトウェアの定義」参照 • オープンソースソフトウェア – フリーソフトウェアに近いが必ずしも自由を強調しない – 「オープンソースの定義」を参照オンラインソフトの種類(2/2)
• シェアウェア
– 有料ソフト(開発費のシェアという側面が強い)
• オンライン販売・ダウンロード販売
– 企業が製品をネット上で売る場合
• PDS(Public Domain Software)
ソフトウェアのライセンス
• ソフトウェアの使用許諾とも言う
• 許可された条件下で使用する必要がある • 例えばオープンソースのライセンス
画像編集に便利なソフト
• ペイント系 – Paint.NET – GIMP • ドロー系 – Inkscapeペイント(ビットマップ)系
• 方眼のマスの色を記録
– 拡大→ドットが見える – 写真加工向き
ドロー(ベクター)系
• ベクトルや方程式として記録
– 拡大→ドットが見えない – 作図向き
画面表示の仕組み
• 方眼紙のような構造
– 光の三原色(RGB=赤緑青)で加法混色
• 通常、各色8bit(256段階)で電圧調整して明暗表現 • 計24bit(16,777,216色)
混色
• 加法混色
– 画面、光 – RGB
• Red, Green, Blue
• 減法混色
– 印刷、絵の具 – CMY
• Cyan, Magenta, Yellow
R G M B C Y R G B Bk M C Y W
HSVカラーモデル
• 色相環モデル
– Hue: 色相
– Saturation: 飽和度 – Value: 強度
色については
• 深いです – 人間の目の構造、脳の構造に深く関わっている • 興味があれば – 以下のキーワードで検索してみてください – 「色知覚」、「表色系」、「カラーモデル」、「混色」情報リテラシー演習
課題2
提出するもの
• 理解度自己採点の課題ファイルを編集し – E-mail に添付 – 提出先は課題1(Wordのレポート)と同じ • 第3週の講義資料を参照 • 提出期限 – 2週間以内 • 人社(2009-06-04(木)) • 獣医(2009-06-16(火)) • 経済(2009-06-16(火)) • メールの本文には – 所属、学年、学籍番号、氏名を忘れずに!!!課題のファイルは
• Internet Explorer で
– 右クリック
– →「対象をファイルに保存」
目的
• Excelの使い方の確認です • 自己採点の点数は? – 基本的に成績には反映しません – 良い点つけても成績はよくなりません • つまり – 課題できちんとExcelが使えているかどうか – そこが成績に反映されますやること
• 理解度を自己採点します – 「理解度自己採点」ワークシートの F2~F84 セルへ – 0~100点の範囲で – 理解できたら100点、できなかったら0点 • 理解度の平均、標準偏差を計算します – 「理解度自己採点」ワークシートの F86, F87 セルへ – AVERAGE, STDEV 関数を使いましょう – 小数点以下の表示は1桁にしてください • 各週の理解度集計を行います – 「理解度集計」ワークシートの B2~D8セルへ – 小数点以下の表示は1桁にしてください • 各週の理解度をレーダーチャートにします – 「理解度集計!D2:D8」をグラフにしてください見本
• 「理解度自己採点」ワークシート