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2018 年 11 月定例市長記者会見資料 4 ( 産業観光部産業創出課 ) EU 国際都市間協力プロジェクト ドイツエッセン市との都市間交流について ( 報告 ) 1 渡航目的 福島県とドイツノルトライン ヴェストファーレン州 ( 以下 NRW 州 ) における双方の連携のもと 本市がエッセン市と

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(1)

【EU国際都市間協力プロジェクト】

ドイツ エッセン市との都市間交流について(報告)

1 渡航目的

福島県とドイツ ノルトライン・ヴェストファーレン州(以下「NRW 州」)にお ける双方の連携のもと、本市がエッセン市とともに採択された「EU 国際都市間 協力プロジェクト」に基づき、両市の再生可能エネルギー及び医療機器関連産業 分野に係る連携の深化が期待できる市内研究機関等と連携した訪独を通じて、本 市が進めている再生可能エネルギー及び医療機器関連産業分野のさらなる集積・ 育成の推進を図る。

2 訪 問 先

ドイツ連邦共和国 NRW 州エッセン市 他

3 訪問期間

平成 30 年 11 月 13 日(火)から 18 日(日) ※11 月 13 日(火)は成田に前泊

4 訪問者(9名)

№ 団体・部署名 役職等 氏名 1 郡山市 副市長 菅野 利和 2 (国研)産総研福島再生可能エネルギー研究所 産学官連携推進室 連携主幹 渡部 一博 3 (一財)ふくしま医療機器産業推進機構 営業企画部 部長 松本 和巳 4 (一財)脳神経疾患研究所 附属 総合南東北病院 南 東 北 ク ゙ ル ー フ ゚ 顧 問 (医師) 瀬戸 皖一 5 日本大学工学部 機械工学科 准教授 伊藤 耕祐 6 (公財)地球環境戦略研究機関 ※EU 国際都市間協力プロジェクトコーディネーター 都市タスクフォース プログラムディレクター 片岡 八束 7 郡山市産業観光部 部長 藤橋 桂市 8 郡山市産業観光部 産業創出課 主事 樋口 紫 9 郡山市文化スポーツ部 国際政策課 主査 渡辺 洋平

5 訪問先及び内容等

日時(現地時間)

視察先・会議等

内容

13 日 (火) - 成田エアポートレストハウス 前泊 14 日 (水) 10:50~ 15:05 成田空港発(午前)⇒ デュッセル ドルフ空港 ⇒ 宿泊地(エッセン市) 移動 2018 年 11 月 定例市長記者会見 資料4 (産業観光部産業創出課)

(2)

15 日 (木) (9:00 発) 10:00~ 12:15 ◆【MEDICA/COMPAMED】見学 (デユッセルドルフ市内) ◇MEDICA:医療機器の完成品をはじめ、医 療 IT、消耗品、福祉機器や書 籍等を扱う世界最大の展示会 ◇COMPAMED:医療機器製造にかかる関連技 術や部品を扱う展示会 福島県ブースや出展者と来場者との商談 の様子を視察した。 13:00~ 15:00 ◆エッセン市内スタディツアー (再生可能エネルギー分野) ◇Innogy SE (イノジー欧州会社) (エッセン市内) ドイツ第 2 位の電力会社であるライン・ ヴェストファーレン電力会社(RWE)の再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 分 野 の 子 会 社 と し て 2016 年に設立。 エッセン市のバルデナイ湖で実施して いる、環境負荷の少ないグリーンメタノー ルを利用した燃料電池船プロジェクトの 概要について説明を受け、乗船体験を行っ た。 15:30~ 17:00

◇GWI(Gas- und Wärme-Institut e.V.) (エッセン・ガス・ヒート・インスティチュート) (エッセン市内) 1937 年に設立されたエネルギー全般、特 に天然ガスに特化した非営利の研究機関 民間世帯から工業規模まで、ガス品質変 動の影響に関連する問題に特に焦点を当て 研究開発を行っており、現在 GWI には、ガ ス会社、エネルギー会社、ガス関連機器の製 造業者等、60 社を超える加盟企業があり、 メンバー間のネットワークを形成し、多様 な技術開発に取り組んでいる。 また、ガス関連製品の実証ラボ、人材育成 等の役割も担っている。 水素を含むガス供給や利用、製造などの 実用性の高い研究活動について説明を受け た。 17:15~ 18:45 (19:30 着) ◇EMSCHERGENOSSENSCHAFT (エムシャーゲノッセンシャフト) (ボトロップ市内) 1899 年に設立された、ドイツ最古、そし て最大のエムシャー川流域の水管理組合。 同組合が維持管理を行うボトロップ市に 所在するドイツ最大の下水処理場を視察 し、持続可能な下水処理、水質管理、浸水対 策、再生可能エネルギーの活用等について 説明を受けた。 ※ボトロップ下水処理場は、場内で太陽 光発電、風力発電、汚泥燃焼時の排熱等 の利用により、場内の所要電力の約 70%を賄っており、下水処理場と再生 可能エネルギー発電所のハイブリッド 施設となっている。

現地写真①

現地写真②③

(3)

16 日 (金) (9:00 発) 9:30~ 10:45 ◆エッセン市内スタディツアー (医療機器関連産業分野) ◇ROESER Medical GmbH (ルーザーメディカル有限会社) (エッセン市内) 設立から 100 年を迎えたドイツ最大の 医療用品や機器のサプライヤーで、ドイツ 国内 1,000 を超える医療機関への医療機 器や医療用品の供給をはじめ、医療機器の 調達にあたるコンサルタントや医療機器 の施工、そして世界有数の医療機器製造企 業と連携も行っている。 同社が誇る最新の物流センターを視察 し、意見交換した。 11:30~ 12:45 ◇Contilia GmbH,

Seniorenstift Haus Berge (コンティリア有限会社 シニア・ファウンデーション ハウス ベルゲ) (エッセン市内) 元修道院施設を活用した、認知症に特化 した高齢者介護施設で、現在 108 名が入 居している。エッセン市だけではなく、ル ール地方全体から入居者を受け入れ、入 居者の自由を尊重し、また薬に頼ること なく、入居者自身が自分の未来を選択す ることをモットーに入居者のケアにあた っている。また、日本のスタートアップ企 業とエッセン大学病院による医療機器の 共同開発にも取り組んでいる。 今後の高齢者介護等の在り方について 意見交換した。 13:00~ 14:45 ◇NOWEDA Apothekergenossenschaft eG (ノヴェーダ 薬剤師協同組合) (エッセン市内) 1939 年創業の薬剤師と薬局の協同組 合で、現在はドイツ第 2 位の医薬品流通 業社に成長している。1 日あたり 15 万か ら 18 万 点 の 医 薬 品 等 を ド イ ツ 全 域 20,000 近くの薬局等へ出荷し、医薬品 調達の最適化を図っている。 在庫管理や納品方法等について説明を 受けながら、拡張予定の工場内を視察し た。 15:00~ 16:00 ◇Universitat Duisburg-Essen Medizinische Fakulat,Lehr- und Lernzentrum(LLZ) (デュイスバーグーエッセン大学医学部 (教育学習センター)) (エッセン市内) デュイスバーグーエッセン大学医学部 は、腫瘍(がん)、心臓血管(循環器)、そ して移植関係を中心にエッセン市で世界 最先端の研究活動を展開し、世界 30 ヶ国 から 1,900 人あまりの医学生が集まる。 また、その附属病院は陽子線治療施設を 完備しており、この度の訪独の郡山市派 遣団員である瀬戸氏が所属している総合 南東北病院とも覚書を締結し、研究・臨 床・患者のケアで連携している。 同学部生の養成カリキュラムについて 説明を受け意見交換した後、緊急医療の 現場を体感することができる VR 体験ラ ボや実地の技術を習得するスキルズラボ 等、最新システムを導入した養成所を視 察した。

現地写真④

現地写真⑤

(4)

16:10~ 20:30 (21:00 着) ◆日本デーin Essen 日独経済交流セ ミナー/レセプション (エッセン市役所) ◇「日本デーin Essen」: 在デュッセルドルフ日本国総領事館及 びエッセン市主催イベント。 ・エッセン市役所議事堂で約 100 名の方々を 対象に、郡山市副市長が挨拶及び郡山市 の紹介を行うとともに、国の研究機関で ある『産総研福島再生可能エネルギー研 究所』や『ふくしま医療機器産業推進機 構』、『総合南東北病院』、『日本大学工学 部』の各研究・関係機関の皆様方に、「研 究内容や取組内容」、「今後の連携可能分 野」についてご講演いただいた。 ・EU 国際都市間協力プロジェクトに係る 連携協定を締結した。 17 日 (土) (9:00 発) 9:30~ 11:30 ◇ツォルフェアアイン炭鉱跡視察 (エッセン市内) ルール工業地帯の中心地であるエッセン市で操 業していた最後の炭鉱であり、ユネスコ世界遺 産に登録されている炭鉱跡を視察。 12:00~ 15:30 ◆総括(合同会議) 「エッセン市役所職員」「エッセン市経済振興公 社社員」「郡山市派遣団員」参加による総 括(合同会議)を実施した。 “再エネ班”と“医療(ヘルスケア)班”に別れ、 「3 日間の視察について」及び「今後の連 携について」話し合った。 20:10 デュッセルドルフ空港(発)⇒成田空港 移動 18 日 (日) 15:40 成田空港(着) 移動

6 本事業の主な成果

(1) 「日本デー日独経済交流セミナー」における本市立地研究機関等による情報発信。 (2) エッセン市から、2019 年7月末で終了する「EU 国際都市間協力プロジェクト」後も再生 可能エネルギー及び医療機器関連産業分野でのさらなる連携を図るため、両市の交流を 継続していくことを確認した。 (3) 多面的な分野での交流を深めていくことを確認した。

7 今後の主な取り組み

福島県並びに産総研福島再生可能エネルギー研究所、ふくしま医療機器開発支援センター、 日本大学工学部等との連携のもと、市内企業とエッセン市を含むドイツ企業との技術交流や 販路拡大を促進していくため、以下の事業を実施していく。 (1) 郡山市学術連携推進会議、郡山地域研究機関ネットワーク形成会議、経済団体と連携した 市内企業とエッセン市を含むドイツ企業との連携促進。 (2) EU 国際都市間協力プロジェクトに基づくアクションプランの作成。

現地写真⑥

(5)

【参 考】

【EU国際都市間協力プロジェクトについて】

1.

国際都市間協力プロジェクト(以下、「IUC(International Urban Cooperation)プロジェクト」)

欧州連合(EU)が実施する国際都市間協力事業であり、EU の都市と世界各国の都市がペア を組み、取組分野・課題を定め、相互訪問、会議・セミナー等を通じて問題解決のための取組や 成功事例(グッドプラクティス)について学び合い、課題に取り組むための実行計画(ローカル アクションプラン)を作成することを目的としている。 なお、EU委員会地域・都市政策総局と国土交通省都市局の間では、EUと日本の間での都市 政策対話に関する文書に署名しており、当該プロジェクトは、その具体的事業として国土交通 省が所管している。

2.IUCプロジェクト期間と参加想定都市数

期 間:2017 年~2019 年の3年間にわたり、各年度で募集実施予定。

都市数:これまで8都市を予定(2017 年は5都市、2018 年度3都市採択)

3.IUCプロジェクト参加条件

①欧州都市との交流について市長等の参画が得られること(来日時の面会等)

②応募する都市の人口が概ね 10 万人以上であること

4.IUCプロジェクト参加のメリット

①欧州での交流会議に出席するための市職員の旅費をEUが負担

②欧州都市とのパートナーシップを築くことができる

③パートナー国と意見や知恵を交換することによる都市の課題解決

④事業の成果がIUCウェブサイトに公開されるため、世界に向けた情報発信が可能

5.採択都市のテーマ(日本-EU)

<2017 年度採択都市> ①青森県弘前市 - セバスチャン市(ギリシャ) テーマ:「建築物と地区の再生」 ②福島県郡山市 - エッセン市(ドイツ) テーマ:「クリーンテクノロジーと再生可能エネルギー」 ③神奈川県横浜市 - フランクフルト市(ドイツ) テーマ:「スマートシティ」 ④愛知県一宮市 - ヨアニナ市(ギリシャ) テーマ:「持続可能なモビリティと交通」 ⑤奈良県生駒市 - アンコナ市(イタリア) テーマ:「クリーンエネルギー、ソーシャルインクルージョン、健康都市」 <2018 年度採択都市> ①埼玉県所沢市 - ブラチスラバ市(スロバキア) テーマ:「気候変動への適応、都市の自然をベースとしたソリューション、スマート・ エコ・シティ開発」 ②神奈川県鎌倉市 - ウメオ市(スウェーデン) テーマ:「スマートシティ、ソーシャルインクルージョン、SDGs の導入」 ③愛知県豊田市 - グルノーブル・アルプス都市圏(フランス) テーマ:「スマートシティ」

参照

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