電子申告ガイドブック
S1511COM-QSUVXYABDE-L-D法定調書奉行シリーズ
序 章
電子申告を行う前に
P . 4
第1章
当システムでの前準備
P . 6
第2章
法定調書を申請する ≪e‐Tax≫
P . 13
第3章
給与支払報告書を申告する ≪eLTAX≫
P . 18
第4章
よくあるお問い合わせ
P . 26
当ガイドブックは、『法定調書奉行』を利用して、国税受付システム(以下、e‐Tax) または地方税ポータルシステム(以下、eLTAX)に電子申告する際の手順や注意事項 をまとめたマニュアルです。CONTENTS
目 次
第
2
章
序
章
第
1
章
電子申告を行う前に 4
電子申告を行う前に準備するもの 4
当システムでの前準備 6
当システムの電子申告の流れ 6
納税者情報を確認する 8
電子証明書を登録する 10
電子申告する市町村の情報を登録する ≪eLTAX≫ 11
法定調書を申請する
≪e‐Tax≫
13
申請の流れ 13
申請データを作成する 14
電子署名を付与する 15
送信する 16
受付結果を確認する 17
第
3
章
第
4
章
給与支払報告書を申告する
≪eLTAX≫
18
申告の流れ 18
申告データを作成する 20
電子署名を付与する 23
送信する 24
受付結果を確認する 25
よくあるお問い合わせ 26
序
章
電子申告を行う前に
電子申告を行う前に準備するもの
電子申告を行うには、事前に以下の準備が必要です。■
今回の電子申告に対応している『法定調書奉行』のバージョンを確認する
①法定調書奉行を起動し、メニュー画面右下の アイコンをクリックして、奉行iメニューを 起動します。 ②奉行iメニューで、「電子申告ガイドブック」のバナーをクリックします。 ③「ダウンロード情報詳細」ページが表示されますので、「こちら」をクリックして、バージョン を確認してください。 「こちら」をクリックして、 バージョンを確認します。<電子申告を行うコンピュータの OS が
Windows XP または Windows Server 2003 のお客様へ>
e‐TaxおよびeLTAXにおいて、Windows XP および Windows Server 2003 は ご利用できません。 最新の対応OSについては、以下をご確認ください。 〇e‐Taxの場合 http://www.e-tax.nta.go.jp/systemriyo/systemriyo1.htm 〇e L TAXの場合 http://www.eltax.jp/www/newuser/pc/index.html
!
注 意
※画面デザインは、予告なく変更される場合がございます。電子申告に関する事前準備や手続の流れ等の詳細については、 以下をご確認ください。 〇e‐Taxの場合 〇e L TAXの場合
h t t p : / / w w w . e - t a x . n t a . g o . j p h t t p : / / w w w . e l t a x . j p
以下の電子申告を行うための環境や届出なども事前に済ませておいてください。■
インターネットを利用できる環境を用意する
『法定調書奉行』をお使いいただいているパソコンで、インターネットを利用できる環境が必要です。 ※ネットワーク対応製品の場合は、電子申告を行うクライアント用コンピュータに、インターネットを利用 できる環境が必要です。■
電子証明書を取得する
電子申告を行う際に、電子申告データの作成者が誰であるか、送信されたデータが改ざんされて いないかを証明するために、電子証明書を使用して電子署名を行います。 事前に電子証明書を取得しておいてください。 ※電子証明書には有効期限があります。利用する前に、有効期限をご確認ください。■
届出を提出する
e‐Taxの場合は「開始届出書」、eLTAXの場合は「利用届出」の提出など、あらかじめ 手続きが必要です。 届出をすることで、電子申告に必要な「利用者識別番号」や「利用者ID」を取得できます。■
ルート証明書をインストールする
e ‐ T a x を 利 用 す る た め に 、 お 使 い い た だ く パ ソ コ ン に ル ー ト 証 明 書 を イ ン ス ト ー ル す る 必 要 が あ り ま す 。 ルート証明書のインストール・変更について、詳しくはe‐Taxのホームページのお知らせを ご確認ください。h t t p : / / w w w . e - t a x . n t a . g o . j p / t o p i c s / t o p i c s _ 2 5 1 2 0 6 _ r o o t c a . h t m
当システムの電子申告の流れ
納税者情報を確認する
電子証明書を登録する
電子申告先を登録する
[ 導入処理 ]-[ 電子申告情報変更 ]- [ 納税者情報変更 ] メニュー [ 導入処理 ]-[ 電子申告情報変更 ]- [ 納税者電子証明書変更 ] メニュー [ 導入処理 ]-[ 電子申告情報変更 ]- [ 住民税電子申告先登録 ] メニュー [ 導入処理 ]-[ 電子申告情報変更 ]- [ 住民税基本情報ファイル出力 ] メニュー e‐TaxまたはeLTAXで登録されて いる納税者の情報を確認します。 必要に応じて、登録内容を変更します。 電子証明書を登録します。 ※e‐T axとeLTAXのどちらも電子申告する 場合は、それぞれに電子証明書を登録します。 [ 導入処理 ]‐[ 市町村登録 ] メニューで 登録されている内容と、eLTAXに登録 されている内容を比較します。 差異がある場合は、eLTAXの内容を 変更し、必要に応じて、基本情報ファイルを ダウンロードします。 8ページ 参照 10 ページ 参照 11 ページ 参照基本情報ファイルを
ダウンロードする
当システムの電子申告の前準備
当システムでの前準備
前ページの準備が揃ったら、当システムで電子申告を行うための準備を行い ます。第
1
章
e‐Tax
の場合
eLTAX
の場合
電子申告データを作成して、送信します。 詳細については、以下をご参照ください。 [ 電子申告 ]-[ 法定調書 ] メニュー [ 年末調整 ] メニュー [ 支払調書1] メニュー [ 支払調書2] メニュー 法定調書合計表や各支払調書合計表、 給与支払報告書を確認します。
法定調書合計表や各支払調書合計表、
給与支払報告書を確認する
法定調書を電子申請する
≪e‐Tax≫
給与支払報告書を電子申告する
≪eLTAX≫
13 ページ 参照 18 ページ 参照電子申告する
[ 電子申告 ]-[ 給与支払報告書 ] メニュー ≪ 年末調整関連の電子申告作業のタイミング≫ 年末調整関連の電子申告作業は、翌年1月になってから行ってください。 ※扶養の人数の変更などで発生する年末調整のやりなおしの作業が一段落してから、 電子申告の作業を行っていただくことをおすすめします。参 考
納 税 者 情 報 を 確 認 す る
[ 導入処理 ]-[ 電子申告情報変更 ]-[ 納税者情報変更 ] メニューで、e‐TaxやeL TAXに あらかじめ登録されている内容を確認し、必要に応じて変更します。 [ 納税者情報変更 ] メニューを選択すると、接続先選択画面が表示されます。 選択したシステムへのログイン画面が表示されますので、 暗証番号を入力して、[OK]ボタンをクリックします。 〇「国税受付システム(e‐Tax)」 を選択した場合 〇「地方税ポータルシステム(eLTAX)」 を選択した場合 e‐Taxまたはe L TAXにログインすると、それぞれの納税者情報変更画面が表示されます。e L TAXの登録内容と、[ 導入処理 ]-[ 会社情報登録 ] メニュー の登録内容が 異なる場合は、[ 会社情報連動 ] 画面が表示されます。 [OK]ボタンをクリックすると、[ 会社情報登録 ] メニューの内容がe L TAXに 反映されます。
参 考
〇e‐Taxの場合 〇e L TAXの場合 表示内容に変更がある場合は修正します。 [登録]を押すと、e‐TaxまたはeL TAXに反映されます。※e‐Taxの画面です。 電子証明書の種類を選択し、[OK]ボタンを クリックします。 ICカードの電子証明書を登録する場合は、 ICカードリーダライタを接続してから、 [OK]ボタンをクリックします。 署名内容の確認画面が表示されます。[OK]ボタンをクリックすると、電子証明書がe‐Tax またはeL TAXに登録されます。
電 子 証 明 書 を 登 録 す る
[ 導入処理 ]-[ 電子申告情報変更 ]-[ 納税者電子証明書変更 ] メニューを選択し、e‐Tax またはeL TAXにログインします。 [ 納税者電子証明書変更 ] 画面で、新しい電子証明書に変更できます。 ※電子証明書には有効期限があります。電子証明書の有効期限を更新した場合は、当メニューで新しい証明書を 登録しなおしてください。●
eLTAXに電子申告先情報を登録する
[ 導入処理 ]-[ 電子申告情報変更 ]-[ 住民税電子申告先登録 ] メニューを選択します。 eL TAXにログインし、[ 住民税電子申告先登録 ] 画面を開きます。電子申告する市町村の情報を登録する
≪eLTAX≫
eL TAXに申告する市町村の情報を登録します。 状 態 状態の説明 追 加 [ 市町村登録 ] メニューに登録されていますが、eL TAXには登録されていない 市町村です。 削 除 [ 市町村登録 ] メニューに登録されていませんが、eLTAXに残っている市町村です。 変 更 電子申告先事務所名が異なる申告先です。 ※事業所の所在地によって、提出する電子申告先が指定されています。複数ある電子申告先事務所 の中から選択します。 空 欄 [ 市町村登録 ] メニューとeL TAXで、市町村の情報が一致している市町村です。 電子申告する市町村の情報を登録する前に、以下をご確認ください。 〇電子申告する前に、今回の電子申告に対応している『法定調書奉行』のプロ グラムのバージョンと電子申告辞書のバージョンをご確認ください。 ※バージョンの確認方法は、 4ページをご参照ください。 〇 [ 導入処理 ]-[ 市町村登録 ] メニューで、電子申告する市町村に関する情報を 登録しておいてください。 〇電子申告では、提出先市町村が政令指定都市の社員は、「区」ではなく「市」へ の提出となります。[ 社員情報登録 ] メニューの [ 中途・市町村 ] ページの提出先 市町村で「市」が指定されていることをご確認ください。参 考
[ 導入処理 ]‐[ 市町村登録 ] メニューで登録され ている市町村の情報と、eLTAXに登録されて いる市町村を比較し、比較結果が「状態」欄に 表示されます。〇基本情報ファイルは、給与支払報告書申告データを作成する際に利用する、 利用者の情報や提出先市町村の情報が格納されたファイルです。 ※給与支払報告書申告データの作成時にもダウンロードできますが、eLTAXの利用時 間を過ぎてしまうとダウンロードすることができませんので、あらかじめダウンロード しておくことをお勧めします。 〇すべての市町村の状態が「空欄」の場合は、市町村の情報が一致しているため [登録]は表示されません。
参 考
状態欄に「追加」「削除」「変更」が表示されている場合は、[登録]を押して、eLTAXの情報を 更新します。 各市町村の状態によって、e L TAXは以下の ように変更されます。 「追加」・・・e L TAXに市町村が追加されます。 「削除」・・・e L TAXから市町村が削除されます。 「変更」・・・e L TAXの電子申告先事務所名が 変更されます。 ※すべての市町村の状態が「空欄」の場合は、市町村の 情報が一致しているため[登録]は表示されません。 必要に応じて、[OK]ボタンをクリックして 基本情報ファイルをダウンロードします。 [参照 ...]ボタンをクリックして、基本情報 ファイルのダウンロード先を設定します。 [OK]ボタンをクリックして基本情報ファイルを ダウンロードします。 ※基本情報ファイル名は、「利用者ID _Kihon.xml」で ダウンロードされます。第
章
当システムで作成した源泉徴収票や法定調書合計表、各支払調書合計表を、 e‐Taxへ電子申請します。法定調書を申請する
≪e‐Tax≫
2
電子申告する前に、今回の電子申告に対応している『法定調書奉行』の
プログラムのバージョンと電子申告辞書のバージョンをご確認ください。
※バージョンの確認方法は、4ページをご参照ください。!
注 意
申請の流れ
[ 年末調整 ] メニュー、[ 支払調書1] メニューおよび [ 支払調書2] メニューの各メニューで作成 された内容をもとに、法定調書申請データを作成し、e‐Taxへ送信します。 法定調書申請データの作成から送信までの流れを確認しましょう。送信する
受付結果を確認する
申請データを作成する
電子署名を付与する
利用者情報を確認する
電子証明書を登録する
電子申告を行う前に、e‐Taxに登録されている 情報に変更がないかを、あらかじめ確認してください。 [ 電子申告 ]‐[ 法定調書 ]‐[ 法定調書申請データ作成 ] メニュー 14 ページ 参照 [ 電子申告 ]‐[ 法定調書 ]‐[ 法定調書署名付与 ] メニュー [ 電子申告 ]‐[ 法定調書 ]‐[ 法定調書申請データ送信 ] メニュー [ 電子申告 ]‐[ 法定調書 ]‐[ 国税メッセージボックス確認 ] メニュー 15 ページ 参照 16 ページ 参照 8ページ 参照 10 ページ 参照申請データを作成する
法定調書合計表や各支払調書合計表の作成が終了したら、法定調書申請データを作成します。 [ 電子申告 ]-[ 法定調書 ]-[ 法定調書申請データ作成 ] メニューを選択します。 ≪e‐Taxソフトで電子申請する場合≫ [ファイル出力]ボタンをクリックして、法定調書申請データを出力します。 出力したファイルは、そのままe - Taxソフトで受け入れることができますので、 引き続きe - Taxソフトで署名して、送信してください。 ※e‐Taxソフトは、e‐Taxのホームページ(h t t p : / / w w w . e - t a x . n t a . g o . j p )から 無償でダウンロードできます。 ※「xtx 形式」とは、e‐Taxソフトで受け入れられる電子申告データのファイル形式です。参 考
[ 実行 ] を押して、法定調書申請データ を作成します。 作成するデータにチェックを付けて、 [OK]ボタンをクリックします。 初期値として、作成する当日が 表示されます。 必要に応じて変更してください。 選択した帳票のプレビューを確認できます。 [OK]ボタンをクリックし、法定調書申請データを 作成します。 ※税理士に署名してもらう場合など、法定調書申請データ を作成した後に、すぐに署名しない場合は、「続けて署名 する」のチェックを外します。電子署名を付与する
[ 電子申告 ]-[ 法定調書 ]-[ 法定調書署名付与 ] メニューが表示されます。 作成済みの法定調書申請データが表示されますので、署名を付与する法定調書申請データにチェック を付けて、[ 実行 ] を押します。 署名を付与する法定調書申請データにチェックを付けます。 電子証明書の種類を選択し、[OK]ボタンをクリックします。 ※ICカードの電子証明書を登録する場合は、ICカードリーダ ライタを接続してから、[OK]ボタンをクリックします。 署名内容の確認画面が表示されますので、内容が正しいかを確認します。 [OK]ボタンをクリックすると、作成した法定調書申請データに電子証明書が付与されます。 続いて、[ 法定調書申請データ送信 ] メニューを開く旨のメッセージが表示されますので、 [OK]ボタンをクリックします。送信する
[ 電子申告 ]-[ 法定調書 ]-[ 法定調書申請データ送信 ] メニューが表示されます。 e‐Taxへ送信する法定調書申請データにチェックを付けて、[ 実行 ] を押します。 e‐Taxへ送信する法定調書申請データにチェックを付けます。 送信が完了すると、[ 即時通知結果表示 ] 画面が表示されます。 e‐Taxに送信されたことを確認します。 法定調書申請データの送信が完了したら、[ 国税メッセージボックス確認 ] メニュー で、e‐Taxの受付結果を確認してください。 詳細は、次ページをご参照ください。参 考
暗証番号を入力して、[OK] ボタンをクリックします。 e‐Taxにログインして、 送信します。 送信する帳票のプレビューを確認できます。受付結果を確認する
[ 電子申告 ]-[ 法定調書 ]-[ 国税メッセージボックス確認 ] メニューを選択します。 e‐Taxにログインし、送信した法定調書申請データの状況やお知らせ等を確認します。 ※当メニューでは、e‐Taxから受信したすべてのメッセージを確認できます。 1月末などは、e‐Taxが混雑する場合があります。 法定調書申請データを送信してもメッセージボックスに返信がない場合は、少し 時間をおいてから再度ご確認ください。 e‐Taxの混雑状況は、以下のホームページで確認できます。h t t p : / / w w w . e - t a x . n t a . g o . j p
参 考
リストからメッセージを選択すると、詳細が表示されます。 メッセージが格納されてから、120 日を経過すると、過去分に移ります。 ※平成 25 年1月4日以降のメッセージは、1900 日を経過すると、削除されます。 暗証番号を入力して、[OK]ボタンをクリックします。 e‐Taxにログインします。第
章
当システムで作成した給与支払報告書を、e L TAXへ電子申告します。給与支払報告書を申告する
≪eLTAX≫
3
申告の流れ
[ 年末調整 ] メニューの [ 源泉徴収票 ] メニューや [ 給与支払報告書(総括表)] メニューで作成され た内容をもとに、給与支払報告書申告データを作成し、eL TAXへ送信します。 給与支払報告書申告データの、作成から送信までの流れを確認しましょう。電子申告先を登録する
基本情報ファイルを
ダウンロードする
[ 市町村登録 ] メニューで登録されている内容と、 eLTAXに登録されている内容を比較します。 差異がある場合は、eLTAXの内容を変更し、 必要に応じて、基本情報ファイルをダウンロード します。利用者情報を確認する
電子証明書を変更する
電子申告を行う前に、eL TAXに登録されて いる情報に変更がないかを、あらかじめ確認して ください。 8ページ 参照 11 ページ 参照 10 ページ 参照電子申告する前に、今回の電子申告に対応している『法定調書奉行』の
プログラムのバージョンと電子申告辞書のバージョンをご確認ください。
※バージョンの確認方法は、4ページをご参照ください。!
注 意
送信する
受付結果を確認する
申告データを作成する
電子署名を付与する
[ 電子申告 ]-[ 給与支払報告書 ]-[ 給与支払報告書申告データ作成 ] メニュー 20 ページ 参照 [ 電子申告 ]-[ 給与支払報告書 ]-[ 給与支払報告書署名付与 ] メニュー [ 電子申告 ]-[ 給与支払報告書 ]-[ 給与支払報告書申告データ送信 ] メニュー [ 電子申告 ]-[ 給与支払報告書 ]-[ 地方税メッセージボックス確認 ] メニュー 23 ページ 参照 24 ページ 参照 25 ページ 参照申告データを作成する
給与支払報告書の作成が終了したら、給与支払報告書申告データを作成します。 [ 電子申告 ]-[ 給与支払報告書 ]-[ 給与支払報告書申告データ作成 ] メニューを選択します。 初期値として、作成する当日が表示されます。 必要に応じて変更してください。 [ 実行 ] を押して、給与支払報告書申告データを作成します。 給与支払報告書を作成する 市町村を確認します。あらかじめ基本情報ファイルをダウンロード している場合は、「エクスポート済の基本情 報ファイルを利用する」を選択し、[参照 ...] ボタンをクリックして、ダウンロード済みの 基本情報ファイルを指定します。 [ 給与支払報告書申告データ作成 - 受取方法指定 ] 画面で、5月に市町村から送付される特別徴収税 額通知(特別徴収義務者用)の受取方法を選択し、 [OK]ボタンをクリックします。 ○「電子データ」を選択した場合は、市町村からメッセージボックス ([ 電子申 告 ]-[ 給与支払報告書 ]-[ 地方税メッセージボックス確認 ] メニューで確認) に特別徴収税額通知が届きます。 通知先 e-Mail には、メッセージボックスに特別徴収税額通知が届いたことを 知らせる通知メールを受け取るメールアドレスを登録します。 ○「書面」を選択した場合は、郵送で特別徴収税額通知が届きます。 ○市町村によって、特別徴収税額通知が選択した受取方法で送付される場合と、 選択にかかわらず電子データと書面の両方で送付される場合があります。 実際の送付方法については、各市町村にご確認ください。
参 考
基本情報ファイルに登録されていない、提出先市町村 がある場合は、[ 給与支払報告書申告データ作成 - 住民税電子申告先未登録一覧 ] 画面が表示されます。 [中断]ボタンをクリックし、[ 導入処理 ]-[ 電子申告 情報変更 ]-[ 住民税電子申告先登録 ] メニューで、 表示された申告先を登録してください。 申告先を登録してから、再度、給与支払報告書申告 データを作成しなおしてください。 ※ [ 給与支払報告書申告データ作成 - 住民税電子申告先 未登録一覧 ] 画面に表示されたすべての市町村に対して電子申告を行わない場合は、[続 行]ボタンをクリックし、そのまま給与支払報告書申告データを作成しても構いません。
参 考
[OK]ボタンをクリックし、給与支払報告書申告データを作成します。 ※税理士に署名してもらう場合など、給与支払報告書申告データを作成した後に、すぐに署名しない場合は、 「続けて署名する」のチェックを外します。 選択した帳票のプレビューを確認できます。 ≪PCdeskで電子申告する場合≫ [ファイル出力]ボタンをクリックして、給与支払報告書データを出力します。 出力したファイルは、そのままPCdeskで受け入れることができますので、 引き続き、PCdeskで署名して、送信してください。 ※PCdeskは、eLTAXのホームページ(http://www.eltax.jp)から無償でダウンロード できます。参 考
電子署名を付与する
[ 電子申告 ]-[ 給与支払報告書 ]-[ 給与支払報告書署名付与 ] メニューが表示されます。 作成済の給与支払報告書申告データが表示されますので、署名を付与する市町村にチェックを付けて、 [ 実行 ] を押します。 署名内容の確認画面が表示されますので、内容が正しいかを確認します。 [OK]ボタンをクリックすると、作成した給与支払報告書申告データに電子証明書が付与されます。 続いて、[ 給与支払報告書申告データ送信 ] メニューを開く旨のメッセージが表示されますので、 [OK]ボタンをクリックします。 署名を付与する市町村にチェックを付けます。 電子証明書の種類を選択し、[OK]ボタンをクリックします。 ※ICカードの電子証明書を登録する場合は、ICカードリーダ ライタを接続してから、[OK]ボタンをクリックします。送信する
[ 電子申告 ]-[ 給与支払報告書 ]-[ 給与支払報告書申告データ送信 ] メニューが表示されます。 eL TAXへ送信する市町村にチェックを付けて、[ 実行 ] を押します。 送信が完了すると、[ 即時通知結果表示 ] 画面が表示されます。 eL TAXに送信されたことを確認します。 給与支払報告書申告データの送信が完了したら、[ 地方税メッセージボックス確認 ] メニューで、e L TAXの受付結果を確認してください。 詳細は、次ページをご参照ください。参 考
eLTAXへ送信する市町村にチェックを付けます。 暗証番号を入力して、[OK] ボタンをクリックします。 e L TAXにログインして、 送信します。 送信する帳票のプレビューを確認できます。受付結果を確認する
[ 電子申告 ]-[ 給与支払報告書 ]-[ 地方税メッセージボックス確認 ] メニューを選択します。 eL TAXにログインし、送信した給与支払報告書申告データの状況やお知らせ等を確認します。 ※当メニューでは、e L TAXから受信したすべてのメッセージを確認できます。 1月末などは、e L TAXが混雑する場合があります。 混雑している場合は、メッセージボックスに滞留している旨のメールが届きます。 少し時間をおいてから、再度メッセージボックスをご確認ください。参 考
暗証番号を入力して、[OK]ボタンをクリックします。 e L TAXにログインします。 リストからメッセージを選択すると、詳細が表示されます。 メッセージが格納されてから、一定期間(30 日または 90 日)を経過すると、削除されます。第
章
電子申告に関連する、よくあるお問い合わせを記載します。よくあるお問い合わせ
4
よくあるお問い合わせ ページ Q1 年次更新後に、平成 27 年分の電子申告はできますか? P .27 Q2 [ 住民税電子申告先登録 ] メニューで、「利用届出データの提出先または手続きが 無効です。」と表示されます P .27 Q3 電子申告データを作成すると、「使用できない文字があります。」と表示されます P .27 Q4 給与支払報告書申告データの住民税徴収方法は、どのように作成されますか? P .28 Q5 『法定調書奉行』で作成したデータを、e‐TaxソフトやPCdeskから 送信できますか? P .28 Q6 電子申告データを送信後、メッセージボックスを確認しましたが、何も表示 されません P .29 Q7 「電子申告辞書のバージョンが古いため、処理できません。」が表示されます P .29●
Q2
[ 住民税電子申告先登録 ] メニューで、
「利用届出データの
提出先または手続きが無効です。」と表示されます
A2
地方公共団体の統廃合で、すでに廃止された地方公共団体に対応した電子申告辞書が 搭載されていないため、メッセージが表示されています。 今回の電子申告に対応している『法定調書奉行』のプログラムバージョンと電子申告 辞書のバージョンをご確認ください。 ※バージョンの確認方法は、 4ページをご参照ください。●
Q1 年次更新後に、平成 27 年分の電子申告はできますか?
A1
年次更新を実行してから翌年の年末調整処理をはじめるまでは、平成27 年分の年末 調整データが初期表示されますので、そのまま電子申告の作業を行うことができます。 ※平成 28 年分の年末調整を始めるタイミングで、[ 電子申告 ] メニューの初期値が平成 28 年分に 変わります。●
Q3 電子申告データを作成すると、
「使用できない文字があります。」と表示されます
A3
e‐TaxおよびeLTAXでは、それぞれ利用可能文字が決まっているため、電子 申告データ作成時に使用可能文字のチェックを行っています。 使用できない文字が含まれている場合は、項目チェックの画面が起動します。 利用できない文字と該当箇所が表示されますので、[ 社員情報登録 ] メニューや該当 するメニューで変更してから、再度、電子申告データを作成しなおしてください。●
Q5
『法定調書奉行』で作成したデータを、
e‐TaxソフトやPCdeskから送信できますか?
A5
『法定調書奉行』で出力した電子申告用データを、e‐TaxソフトおよびPCdesk で受け入れてください。受け入れた電子申告用データに、署名を付与して、送信でき ます。 〇e‐Taxソフトの場合 法人税申告データを「xtx 形式」で出力し、そのままe‐Taxソフトに受け入れて、 送信できます。 ※ 14 ページ 参考「≪e‐Taxソフトで電子申告する場合≫」をご参照ください。 〇PCdeskの場合 地方税申告データを「xml 形式」で出力し、そのままPCdeskに受け入れて、 送信できます。 ※ 22 ページ 参考「≪PCdeskで電子申告する場合≫」をご参照ください。●
Q4
給与支払報告書申告データの住民税徴収方法は、
どのように作成されますか?
A4
在職社員は、[ 社員情報登録 ] メニューの [ 中途・市町村 ] ページで設定されている 住民税徴収方法で作成されます。 退職社員は、住民税徴収方法にかかわらず 「普通徴収」で作成されます。 PCdeskでは、「給与支払報告書データ(csv 形式)」と「電子申告用 データ(xml 形式)」を受け入れることができます。 『法定調書奉行』では、電子申告用データ(xml 形式)として出力しますので、 そのままPCdeskで受け入れて、署名を付与して、送信してください。参 考
●
Q6
電子申告データを送信後、メッセージボックスを
確認しましたが、何も表示されません
A6
電子申告の時期は、e‐TaxやeL TAXが混雑していて返信に時間がかかる場合が あります。 〇e‐Taxの混雑状況は、以下で確認できます。http://www.e-tax.nta.go.jp
〇eL TAXの場合は、混雑しているとメッセージボックスに滞留している旨のメール が届きます。 電子申告データを送信してもメッセージボックスに返信がない場合は、少し時間を おいてから再度ご確認ください。 eLTAXへ代理送信を行っている場合は、以下をご確認ください。 代理送信を行っている場合は、以下の手順で表示されるメッセージを、「納税者分」に 切り替えて確認してください。 1.[ 地方税メッセージボックス確認 ] メニューを選択し、代理送信した税理士のID でeLTAXにログインします。 2.[納税者表示]を押すと、代理人が送信した納税者分のメッセージに切り替わります。 ※[本人分表示]を押すと、代理人本人分のメッセージに切り替わります。●
Q7
「電子申告辞書のバージョンが古いため、処理できません。」
と表示されます
A7
今回の電子申告に対応している『法定調書奉行』のプログラムバージョンと電子申告 辞書のバージョンをご確認ください。 ※バージョンの確認方法は、 4ページをご参照ください。― 禁 無 断 転 載 ―
〒
163-6032 東京都新宿区西新宿6丁目8番1号 住友不動産新宿オークタワー
TEL 03-3342-1880
http://www.obc.co.jp
著 者 株式会社オービックビジネスコンサルタント システム開発グループ
発行所 株式会社オービックビジネスコンサルタント 出版部
■ 落丁・乱丁がございましたら、お取りかえいたします。 平成27年12月15日 発行オービックビジネスコンサルタント
株式 会社